子どもたちのようす
手縫いに挑戦(5年)
5年生の家庭科。針と糸を使って1組は小物づくり、2組はボタン付けに取り組んでいました。
2組では、友達にアドバイスをもらったり、先生の指導を思い出しながら何度も何度もあきらめずに挑戦したりしながらボタンをつけていました。
二つ穴ボタン・四つ穴ボタン・足つきとだんだん難しくなっていくぼたんつけ練習布。よく見ると、自分の名前が手縫いで表示してあります。
授業の最後に先生が、「ボタンつけられた人」と聞くと、たくさんの子が手を挙げていました。達成感を感じた子もいれば、「もう二度とつけたくない」と手縫いにつかれてしまった子もいました。でも、教室は心地よい疲労感でさわやかな空気でした。
1組では、手縫いとボタン付けと名前の縫い取りを駆使した小物入れに挑戦していました。
上手にできて作品を見せてくれた子
自分の名前をていねいしっかりと縫い取りできた子
そして、お友達にプレゼントするために友達のイニシャルを縫い付けた子
みんな上手にできたね。
どの子も楽しそうに作品を見せてくれました。
なにざんかな?(1年算数)
1年生の2時間目は1組も2組も算数をしていました。
文字を書けるようになったとはいえ、授業でノートを上手に書くのには時間がまだまだかかります。どちらのクラスもノートの形と同じようなプリントを用意して学習を進めていました。ノートの書き方指導にもつながりますね。
2組では、たし算もひき算もならった子どもたちが、問題場面から何算の場面かを考える授業をしていました。大人には簡単そうな場面でも、1年生には難しい内容です。おにぎりを食べた場面でも残りを聞かれたらひき算だし、はじめに何個あったのかを聞かれたらたし算になります。文字から場面を想像し、具体的な数の動きを頭の中に浮かべないといけません。そこで、1年生の先生は、文字だけでなく絵カードを提示したり、ブロックでその場面を再現したりする操作を取り入れて指導していました。
自分の考えを堂々と友達の前で発表する1年生。
ブロックを動かしながら「3こおにぎりを冷蔵庫から出すと」と説明もしていました。操作と説明を同時にすることは簡単なようでなかなか難しいのです。
2時間目の授業は残り10分。難しい勉強を30分もしているのですから、集中力も切れてくる頃ですが、友達の説明を聞くときに、背中をぴんとさせてしっかり聞いているすごい1年生も見つけました。先生が、「〇〇さんの姿勢、すてき」と褒めると、何人もの子供たちの背中がピンと伸びていました。
となりのクラスでも、ブロックを操作しながらひき算の式になる場面であることを確かめていました。ここでは、大型テレビを使って、場面絵を見せることで内容を理解させていました。
先生のお話を聞くときの姿勢の美しさに、1年生の成長を感じた場面でした。
おもちゃランド2(2年2組)
今日は、2組のおもちゃランドの日。1年2組さんは、今日のこの日を待っていたのでしょう。体育館に入ってくるときの表情がきらきらしていました。
「くうきほう」のお店では、空気の力で、たくさんの駒を倒すことができるのですが、一回ごとに、駒を全部立て直さなくてはならず、2年生の子も大変そう! 1年生の子は準備ができるまで静かに待ってくれました。
「ぼうけんすごろく」では、手作りの特大すごろくが登場。止まるマスによっては、さらにいくつかマスを進めることができるなどの工夫がしてありました。
「しゃてき」では、紙コップをピラミッド状に立てた物を手作りのパチンコでねらいうち。できるだけたくさん倒せるにはどうしたらいいか、2年生が1年生にていねいに教えてあげていました。
「はこのなかみをこたえよう」では、手を入れる怖さがないように楽しく飾り付けられた箱が用意されていました。手で触って何が入っているのか当てるのですが、1年生にわかりやすいように身近な文房具を触らせているやさしい場面がみられました。
「まとあて」では、ペットボトルめがけて手作りボールを投げます。ボールには点数が書いてあり、1万点のペットボトルを倒した1年生は「やった!」と大喜び。倒れたペットボトルを並べなおすのにがんばる2年生でした。
「さかなつり」では、海に見立てた段ボールの上に、たくさんの魚が用意されていました。先に磁石がついている手作りさおで、1年生が真剣な表情で魚つりに挑戦していました。
「たのしいゴーカート」では、ゴムの発射台を使って、おしゃれなゴーカートを走らせます。紙コップの的にゴーカートが激突すると的が倒れて点数になるルールでした。どこを狙うといい点がとれるのかやさしく教えていました。
2年生は、1組も2組もおもちゃランド大成功でした。
きっと、たくさんの準備をしてきたのだと思います。仕事を生き生きとした表情でしている姿、はりきって1年生のお世話をしている姿から2年生の自信が見えてきました。
力作ぞろい(5年図工)
前にもお伝えした5年生の図工。
木の板に一心不乱にデザインを描いていた5年生でしたが、その後、どこまで進んだのかなと図工室へ足を運んでみました。
すでに絵の具による色塗りが終了し、裁断する計画を立てている子がいました。糸鋸という道具を使って切るのですが、大人でもなかなか上手にきれません。子どもたちは、使ったことがない道具なので、市販のパズルのように細かいピースを計画していたようですが、先生が「だいたい30(ピース)ぐらいがいいよ」とアドバイスして、書き直していました。
色塗りを一生懸命している子もたくさんいました。色塗りが完成し、全体にニスを塗り仕上げている子もいました。
こんなに一生懸命描いている姿を見ていると、出来上がりがますます楽しみになります。
出来上がった世界で一つのパズルを、家族みんなで楽しめる日が待ち遠しいですね。
7月の生活目標
7月の生活目標は「正しいみなりをしよう」です。
7月に入ってすぐ、5年生の教室では、自分たちたちがどのようなことに気を付ければいいか話し合い、目標を設定する時間をもっていました。
児童玄関には、それぞれのクラスで決めた目標がずらりと並んでいます。
その目標を見ていると、どのクラスでも、自分たちの学級では身なりのどこを気を付ければいいのかを話し合い、目標を設定したことがうかがえます。
毎日玄関でこの目標を見るたびに、今の身なりをふりかえり、自分で進んで整えることができるといいですね。