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学校日誌

錦高日記4月20日(火)~2年生 総合的な探究の時間 課題研究が始まりました。~

 今日の7限目、2年生の総合的な探究の時間「課題研究」のオリエンテーションの様子です。

 石尾教頭先生から、探究と調べ学習の違いや問いに対する仮説を立てて、それを実証していく方法、フィールドワークの大切さ、現場の人の声を聞くこと、失敗することが自身の成長につながるなど、探究を進めるにあたっての心構えを伺いました。

 2年生は、1年生の終わりに、探究したいテーマを求人票としてまとめました。中には現3年生が探究していた課題を引き継いだものもあります。その数、64種類。これらの求人票を2年生全員に提示して、仲間を集いました。中には20人位、集まったテーマもありました。

 これから、2年生の探究活動が始まります。どんな問いと仮説を立て、どう検証していくか。たくさんの「?」や「!」が生まれ、探究することの楽しさを体感することを願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記4月19日(月)~Chromebook の設定~

 今年度、小中学校において1人1台端末環境が整備されつつあります。高等学校においても、学習者用コンピュータ等のICT 環境整備が進んでいます。

 変化の激しい時代を生き抜くには従来の一斉教育だけではなく、創造性を育む教育の実現が求められています。そこで、生徒が各教科・科目等の特質に応じた見方・考え方を働かせながら、知識を相互に関連付けてより深く理解したり、情報を精査して考えを形成したり、問題を見いだして解決策を考えたり、思いや考えを基に創造したりする学習が重要となります。これらの学びの効果を高めるツールとして、学習者用コンピュータ等のICT 環境が整備されているのです。

 本校でも、今日、先生方が新しく届いた215台のChromebook の初期設定を行いました。今後、どのような場面や状況で使うとより効果的か、などを研究しながら、教科の授業や総合的な探究の時間等で活用して行きたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記4月16日(金)~1年生・体操服の1日~

 今日の1年生は結核・心臓検診のため、登校から1日、体操服で過ごしました。着替え時のコロナ感染を防ぐためです。授業も体操服で受けました。制服の時と少し違い、リラックスした様子も感じられます。

 放課後、1年生は色々な部活動を見て回っています。21日の部活動結成式まで後わずかとなりました。1年生のみなさん、ぜひ部活動に入ってください。部活動はそれ自身が目的です。生きがいや楽しみが増えます。かけがいのない友人と出会うこともできます。勉強と両立できるか心配と思っている人もいるかもしれませんが、本校の先輩方や目指す大学に合格した多くの人が、受験の成功要因として、部活動で培った集中力・継続力を挙げています。

 1年生のみなさんが自分にあった部活動を見つけられることを願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.53「やってみます!~I’ll try it!もしくはLet me try it!~」

 皆さん、こんにちは。堀です。1300人登校が始まって、はや7日目。この時期にしては天候に恵まれた日々が続いています。毎朝、お天気同様、さわやかなあいさつを返してくれる生徒、増加中!新入生も含め、とてもいいカンジです!年度初めって何かと「気疲れ」するけれど、なんだかんだ言っても、今日は週末!ウィークエンド!もうひとがんばり~GAT!!

 一昨日、昨日と放課後、校内を「徘徊」していました。グランドも、テニスコートも、体育館も、文化部の各活動場所も、生徒会室も・・・まあなんと活気に溢れていることか!!「これだよこれこれっ!」って心の中でひそかにガッツポーズ!特に2・3年生諸君の「先輩」っぽくなってる姿が凜々しくて凜々しくて・・・大人になっていくんだねぇ~・・・しみじみ感じ入ってます。

 今週末あたりからゴールデンウィークにかけて、各競技の春季大会目白押し。そして、3年生最後の総決算の場となる総体(総合体育大会)・総文(総合文化祭)の県予選まで、あと7週間もありません。3年生諸君!あと50日足らずだよ。今燃えずして、いつ燃えるの??(吹奏楽の定演まで3週間切った!野球は・・・もうちょい先か・・・)

 1・2年生諸君!部活の「先輩」たちが、どんな風に「最後の大会」に立ち向かおうとしているか、その後ろ姿をしかと目に焼き付けて下さい。一つ一つ、引き継いでいくことがが錦の新たな伝統となっていくのです。

 3年生諸君!その「背中」で語れる「先輩」であってください。Actions speak louder than words!(行動が言葉よりも大きな声で語りかけるのだ!)行動で示すことができる人であって下さい。「くちだけ」「くちばっかり」の人の後ろには、誰もついては来ないのです。結果のことを言っているのではありません。どれくらい真摯にその競技や練習に取り組んだか?そこにプライドを持つことができるか?そのプロセスにこそ誇りを持てるか?あとたった、7週間足らず、自問し続けてください。諸君の悔いのない「準備」に期待しています!!

 さあ、ここで、堀が諸君から期待する返事、コトバ。それは、「がんばります!」ではありません。「やってみます!」です。若い人たちから、このコトバを聞くと、ぶるっと震えが来ます。ゾクッとします。だって、何かをやりはじめる、1歩前に踏み出すっていうことは、大きな決意の表れですよね。ありとあらゆるものについて、全くの静止状態から動き始めるまでの瞬間というのは、それまでため込んでいたエネルギーが一気に「静」から「動」に質的に変化する瞬間ですよね!ゾクゾク、そして、何が起こるんだろうって、ワクワクしませんか??

 どんどん使ってみて下さい、この魔法のコトバ:「やってみます!」。めっちゃ前向きに、ポジティブになれますから。オススメ。「シン・エヴァンゲリオン劇場版」で、最後の戦闘に向かうシンジ君が言いました:「やってみます!」。ミサトの相棒、科学者のリツコも言いました:「やってみるわ!」さて、劇中にもう1回、この魔法のコトバが出てきます。それは誰が、どの場面で??(正解がピンときたら校長室へ。)3時間にも及ぶこの超大作中、3回、この「ゾクゾクワクワクポジティブマジックワード」が使われていたのです。(ちなみに、「がんばります!」は1度も出てきません。)庵野カントク、さすがです。キャラのセリフ一つ一つに「命」を感じます。GWあたり、お時間あれば、諸君も「シン・エヴァ」を劇場で堪能しては?ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.先日、校長室にて、若い先生とお話しした際、「はい!やってみます!」って、にっこり笑って、返された瞬間がありました。ゾクッとしました!職員会議で話した内容を憶えていてくれて、使ってくれたということが伝わった「笑み」でもありました。彼はこの後の長い長い教員人生の中で、何回、「やってみます!」を、こどもたちに言ってもらえるのだろう。何度、勇気を持って1歩踏み出させることができるのだろう。そんな思いに駆られました・・・なんだか、「ほっ」と、暖かい気持ちにもなった堀でした。

P.P.S.パソコンの調子が悪く、写真が取り込めましぇーん(カムバック・・・わかるひとにはわかる・・・ハズ)。文字ばっかりですみましぇーん(カムバック・・・くどい)。

錦高日記4月15日(木)~著作紹介~

 今日、マルチメディアセンターをのぞくと、1冊の本が飾られていました。

 「コロンビア住んで教えて」この4月に本校に着任された三津野真澄先生が書かれた本です。三津野先生は高校で7年間勤務された後、1990年から2年間、青年海外協力隊員として南米コロンビア共和国で現地の中学や高校の先生方、大学生に化学の実験など理科の指導をされました。また、当時、現地には「物理」「化学」「生物」の教科書はありましたが、三津野先生の専門である「地学」の教科書がなかったことから、「地学」の教科者も執筆されたそうです。

 しかし、コロンビアで、最初から順調に活動できた訳ではありませんでした。現地に赴任してすぐに政権交代の影響を受け、三津野先生は失業してしまうのです。仕事がない、住む家がない、時計も盗られるなどさんざんな思いをします。まさに波瀾万丈! 

 続きは是非、この本で。そして、三津野先生から直接、お話を伺ってください。先生はマルチメディアセンターにいらっしゃいます。みなさんの知らない世界の扉を開けることができるはずです。