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学校日誌

錦高日記9月22日(水)~錦丘グッドマナーキャンペーン~

 9月21日と今日の朝、錦丘グッドマナーキャンペーン.と自転車マナー指導が行われました。これは、錦丘中学・高校合同の行事です。6月22日・23日と同様に、生徒会、生活交通安全委員の生徒、保護者、教員が窪町や山科町の交差点、赤十字病院の前など6カ所に分かれて活動しました。生徒に朝のあいさつをするとともに、交通ルールを順守しているか、安全に配慮しているかなどについて指導します。ほとんどの生徒がルールを守って登校していましたが、一部、自転車で歩道を走行し、注意を受ける場面がありました。明日からは気を付けてください。

 今回も、たくさんの保護者の方が参加してくださり、登校時の生徒に声をかけてくださいました。ご協力ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和3年度 石川県高等学校新人陸上競技大会 結果報告

9月16日(木)~18日(土)に陸上の新人大会が開催されました。

台風が石川県に再上陸する予報も出ましたが、なんとか天気は持ちこたえてくれました。

結果、多くの選手が入賞することができたので報告いたします。

 

男子 八種競技     第1位 本田  温 25H 北信越新人大会出場

男子 800m     第3位 林 颯太郎 21H 北信越新人大会出場

男子 走高跳      第5位 橋爪 康佑 25H 北信越新人大会出場

女子 400mH     第7位 長田 夏希 11H 北信越新人大会出場

男子 3000m障害  第8位 小峰 蒼平 14H

男子 1600mリレー 第6位 東藤 淳亮 22H 本田  温 25H

                林 颯太郎 21H 小島 明士 18H

 

10月22日(金)より本県で開催される北信越新人大会に4名が出場します。

入賞できなかった選手も予選を勝ち上がったり、自己ベストを出したりして充実した大会となりました。

無観客開催ではありましたが、多くの方に支えられて結果を残すことができました。

北信越新人大会も ”FIND MAX” の精神で頑張ってきます。 

錦高日記9月21日(火)~1年・課題研究フィールドワーク1回目~

 今日の6・7限目、1年生は64グループに分かれ、課題研究のフィールドワークに取り組みました。課題研究のテーマは「防災・減災研究」と「地域活性化」の2つです。ねらいやゴールが違うどちらかのテーマについてグループで探究します。「防災・減災研究」は、錦丘高校周辺を災害の観点から探究し、危険箇所等の現状を把握することで今後の対策を練り、地域の防災・減災への取り組みの提案をします。「地域活性化」は、高校近くの伏見台商店街とその周辺の様子を知り、地域商店街との関わりを通して活性化のための取り組みを提案します。

 今日のフィールドワークでは、「防災・減災研究」グループは危険だと感じた場所の写真を、「地域活性化」グループは魅力を感じた場所の写真を、たくさん撮り、フィールドワーク終了後にタイトルやコメントを付けてChromebookで提出します。あわせて、グループに渡された写真が指定エリア内のどこにあるか見つけ出す課題もありました。

 快晴の中、生徒たちはイキイキと活動していました。途中、「写真の場所はどこだろう?」「もう、時間がない。急がないと!」などの声も聞こえましたが、どの生徒も楽しそうでした。フィールドワークを通して、地域を新たな視点で観るきっかけとなったことと思います。

 10月には、防災士さんや地域商店街の方のご協力を得て2回目のフィールドワークを行う予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.75 「『なりたい自分』の再確認~『夢』を微調整すること~」

  皆さん、こんにちは。堀です。中間テストの約1週間前、本日より50分授業。たかが5分、普段より長いだけ。されど5分、授業の中身はかなり濃厚。生徒諸君!さあ、今月いっぱい、知識・技術の確認作業、しっかり全集中で!GAT!!

 3年生諸君!受験勉強も佳境に入りつつありますが、“My error book”プロジェクト、順調に進んでますか?受験勉強といえど、全ては「なりたい自分」になるための「手段」にすぎないこと、くれぐれも忘れないで!人は苦しくなると、「手段」だったはずのものが、「目的」化してしまう、ということがよく起こります。目的達成のために自分で決めた「ルール」そのもの、それを守ること自体が「目的」に陥ってしまって、自己嫌悪・・・なんてこと頻発。行き詰まったとき、予定より遅れているとき、そういうときこそ、自問するのです。そもそも、「なりたい自分」なんやったっけ?

 2018年8月15日、日本を代表するある漫画家が、若くしてこの世を去りました。享年53歳。その人の名前は、さくらももこ。その代表作で、自身の少女時代をモデルにした「ちびまる子ちゃん」は、コミックのみならず、テレビアニメとしても大ヒットし、いまだにコマーシャル出演中!しかし、彼女の描く漫画は、最初からあの独特の作風だったわけではありません。漫画家になることを夢見ていた最初の頃は、いわゆる、純粋な少女漫画でした。登場人物の瞳はあくまで大きく、そして、その瞳の中には星が光輝く、そんなキャラクターばかりで、ストーリーも恋愛ものでした。当時大人気だった少女向け雑誌「りぼん」に毎月のように投稿し、入選後のプロの漫画家としてのデビューを目指していました。しかし、結果は入選漏れの連続。心折れかけていたある日、転機が訪れます。それは、高校3年生の夏のこと。彼女が書いた作文が高校の先生に高く評価されるということが起こります。このことがきっかけで、非日常を題材にした典型的な少女漫画ではなく、身の回りで起こっている事を題材にしたエッセイのような漫画を描こうと決意するに至ります。これがあの「ちびまる子ちゃん」誕生につながっていくのです。

 彼女の漫画はもちろん面白いのですが、実は、エッセイ自体も心引きつけるものをたくさん残してくれています。堀と同じ価値観を表現する言葉遣いも極めて多く、その中の1冊、「ひとりずもう」の中に、「夢」について書かれた一節があります。彼女の文体に寄り添いながら、諸君への堀の思いを織り交ぜつつ、以下に言葉を紡いでみます。

 『錦の諸君へ

 もし夢が見つかった場合、まず、その夢を叶えるためにどういう手順を踏むべきなのかを考えることが必要です。オーディションなのか投稿なのか、弟子入りなのか大学受験なのか、夢のルートを見つけることが大事です。実力も含めて冷静に判断する事も必要だと思います。とにもかくにもそれになりたいとか、それ以外は考えられないという情熱だけではどうにもならない場合も多いのです。

 そこで、自分には少し無理があるかもとか、合ってないかもと感じたら、微調整を考えてみることも大事です。彼女の場合、正統な少女漫画というのが自分に合っていなかったので、ちびまる子ちゃんの作風にするという微調整を行ったのです。ひとつのスタイルをずっと追い続けて、うまくいかなかったら、もしかしたら、人生の莫大な時間を無駄にしてしまうかもしれません。

 自分のできることと自分のレベルを冷静に自覚し、それなりの手応えを感じれば、まっしぐらに挑戦する時期があることは素晴らしいと思います。しかし、状況に応じて対応できる柔軟な心というのも非常に大切です。

 さらに言えば、一般的には、「夢が叶った」というのは、例えば、デビューしたとか、何かの目的の職業に就けた、という段階であり、単にスタートする機会を得ただけなのです。本番はそこからです。本当に夢が叶ったのかどうかなんて、死ぬ寸前になるまでわからないのです。』(2年前、「錦丘図書官報」に掲載した文章より、一部改変)

 これは、堀が小学校6年生(富山県高岡市立成美小学校)のときの卒業文集です。当時は、「ガリ版印刷(正式名:謄写版)」といって、和紙に薄いパラフィン(蝋でコーティング)を貼った原紙に、「鉄筆」という先っちょが鉄できたペンで、字や絵を削るように描いたものを印刷していました(詳しくはググってね)。その中の1ページに「20年後のぼく」というタイトルで、リトル堀が当時の「なりたい自分」を語っています。ガリ版は、いったん描いたものを修正するのは難しく、よって、下手で読みづらい文字や絵はそのまま印刷されてしまいます・・・読めるように、縦書きを横書きにしつつ、再現してみます。ホンモノは25H前の机上に置いておきます。手にとってみてください。

『二十年後のぼく   堀 義明

二十年後のぼくたちはいったい何になっているだろう。

今、考えてもわからないが、僕のゆめは、谷内先生や佐野先生、氷見先生、菅沢先生たちの、好きなところを、みんな兼ね備えた、小学校の先生になりたい、ということである。

生徒に好かれながら、生徒に勉強を教え、生徒といっしょに遊ぶ、そんな先生になりたい。

谷内先生のような、けじめのついた、先生になりたい。

佐野先生のように、本当の勉強を生徒たちに教えたい。

氷見先生、菅沢先生のように、楽しいふんいきに、教室をとけこませ、知らず知らずのうちに、勉強を進めていく、そんな、先生になりたい。』

小学校・高校、校種はちがえど、「なりたい教師像」は12才の頃に完成していたようです。堀にとって、「普遍」の部分でしょうか。

 金沢大学教育学部の合格通知書です。あれ?小学校じゃないじゃん?と思った人も多いでしょう。そうです。この時点での堀の「なりたい自分」は、中学校の英語の先生でした。「微調整」していたのです。(何があったのか?ひ・み・つ?!)小学校の先生は、この時点では、中学校の先生とほぼ同じくらいの第2希望、プランBくらい。AでもBでも悔い無し、の希望でした。

 実は、この4年後、石川県の教員採用試験を受けた、37年前も、「高校」の教員になりたいという意思表示は、志願書にも、面接試験時も、一言も伝えていません(小中高の教員免許、全て取得済みではありましたが・・・)。そして、なぜか、初任校は、小松商業という高校・・・いまだに謎・・・なぜに高校??でも、最後の年、諸君に会えたのだから、これでいいのだ(バカボンのパパ風に)!!!本人の意志通りにいかないのも、また、人生。Let it be.(全てはあるがまま・流れのままに)の精神もまた一興?!大きな大きな根っこの部分がブレなければいいのだ!どんな強風にも倒れない、竹のようにしなやかに!!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

 

錦高日記9月17日(金)~祝優勝!男子テニス部~

 16日(木)から、テニス部と陸上競技部の新人大会が行われています。城北市民テニスコートでは、男子団体戦が行われ、2回戦・・・VS星稜高校 5-0、3回戦・・・VS金沢泉丘高校 3-0、準決勝・・・VS金沢二水高校 3ー0と決勝戦まで、危なげなくコマを進めました。全員が勝つつもりで試合に臨んだ金沢高校との決勝戦はシングルス、ダブルスの5試合が同時に始まり、3-1で優勝を収めることができました。

 顧問の北先生は、「コロナ禍の中、少ない練習時間でしたが、どの生徒も伸び伸びと試合に臨んていたこと、ダブルスの息があっていたことなどが勝因だと感じています。」とうれしそうに語ってくださいました。

 明日以降も個人戦が行われます。さらに、10月の終わりには北信越の大会も控えています。男子テニス部の快進撃が楽しみです。