寺高News

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1月27日(木)、28日(金)、31日(月) 校内研究授業

 1月27日(木)は4限目に総合学科1年次生の「数学A」、1月28日(金)は1限目に総合学科3年次生の「英語会話」と、5限目に総合学科1年次生の「体育」、6限目に総合学科2年次生の「日本史A」、1月31日(月)は5限目に総合学科2年次生の「スポーツ総合演習」の研究授業がありました。

「数学A」では、既習事項である三角形の外心や内心について、三角形の公園内に街灯や噴水を1つ設置するという生活に身近なものを取り扱い、学びを深めていきました。様々な条件の中でどこに設置するのが良いか作図を通して各々考えることで普段計算を苦手としているような生徒でも進んで取り組むことができました。

「英語会話」では、クロームブックを使い、単語テストを行いました。その場で答えを確認し、間違えの多かった問題を全体で共有しました。その後、教科書の文をロールプレイングで音読しました。生徒1人ずつ音読することによって、自然なリズム、イントネーションを意識して取り組むことができました。

「体育」では、速くてうまいバスケットのドリブルを目指して、クロームブックをカメラ代わりにしてお互いの動作の確認をしました。実際に自分の姿を見た方が「百聞は一見に如かず」で効果は大きかったようです。

「日本史A」では、「冷戦」をテーマに、先に予習を指示していた生徒がまとめた1枚のシートを全体で共有をしてから、授業に入りました。冷戦についてのNHKの動画を見ながら、所々で、「朝鮮戦争でなぜ日本は経済成長できたのか」など具体的な問いを投げかけて、生徒は、クロームブックを使って調べることで授業を進めていきました。自分たちで調べながら授業を進めることで、冷戦全体の流れを理解することができました。

「スポーツ総合演習」では、はじめにクロムブックを使って、心肺蘇生法の復習テストを行いました。その後人形を使って、心肺蘇生法を実際に行ってみました。胸骨圧迫にはとても力がいることや、安全確認を行うこと、周りの人への協力のお願いすることなど、実際に演習しないと分からないことが多くありました。実際の緊急時に、今回の経験が活かすことができると思います。 

 

 

1月24日(月)、25日(火)校内研究授業

 1月24日(月)は2限目に総合学科1年次生の「音楽Ⅰ」、1月25日(火)は4限目に総合学科3年次生の「介護福祉基礎」と、5限目に総合学科2年次生の「数学B」の研究授業がありました。

「音楽Ⅰ」の授業では、クロムブックを活用してリズム練習から始まり、フォームでイタリアに関するクイズ、そしてイタリアの歌曲「カンツォーネ」の鑑賞し、ジャムボードで感想の共有を行いました。

福祉科の「介護福祉基礎」の授業では、安全安楽な排泄介護の方法を身に付けることをねらいとして、ベッド、ポータブルトイレを使い実習を行いました。その後「ボディメカニクス」など、介護におけるポイントをクロムブックのスライドで整理しました。

「数学B」の授業では、ハノイの塔で規則性を見つけるために、クロムブックでハノイの塔のモデルを実際に動かしてみました。動かしていく中で、出てきた数字に規則性があり、数列の計算で移動回数の最小を求めることができることに気付くことができました。

 

  

 

 

 

着こなしセミナーが実施されました

1月12日(水)に、2年生を対象に「着こなしセミナー」が実施されました。

講師には、「管公学生服」でデザイナーをされている岩佐さんをお招きしました。

制服を着る意味や、その着こなし方が周囲に与える影響についての話があり、生徒達は真剣に聴いていました。

 

「制服は、正しく着てこそ一番きれいに見えるようデザインされている」と話があったように、今一度日頃の着こなし方を確認し、身だしなみを整えて日々の学校生活を送りましょう。

1月18日(火)校内研究授業

 1月18日(火)第7限に校内研究授業が行われました。

 コミュニケーション英語Ⅰの授業でしたが、2つの文を関係代名詞を用いて1文にすることを生徒たちは学びました。まず日本語で仕組みを確認してから、英語へと発展していきましたが、Chromebookのスライドでアニメーションを使いながらの説明でしたので、生徒の皆さんにはわかりやすかったのではないでしょうか?また、このスライドによる説明はスマホなどで家庭でも繰り返し復習できるよう設定されています。

 1月は校内研究授業も大詰めでたくさんの授業が行われますが、その多くはChromebookを用いた授業で、多くの先生で参観し共有することによって、より効率的な使い方を研究しています。

 

社会福祉法人【B's行善寺】へ見学に行きました(福祉科)

12月21日(火)、「社会福祉基礎」を受講する2年生16名と、「介護福祉基礎」を受講する3年生5名で、【B's行善寺】に施設見学に行きました。

今回の見学は、学校間交流の意味合いも含め、加賀高校の福祉を学ぶ2年生と合同での実施です。

そのため、当日は加賀高校の生徒も交ざった4つのグループに分かれ、それぞれのグループが自由に行動し、全部で4つの活動を体験します。

ウェルネスには最新のトレーニングマシンがたくさんあり、障がいがある方がインストラクターとして使い方を教えてくださいました。

調理場では、和菓子作りを行いました。

普段は地域の方が参加する料理教室などが行われるそうで、隣にはおしゃれなカフェが併設されています。

次の体験は、交流施設で行います。

施設内には、地域の野菜や駄菓子、小物などが販売されていました。

簡単なメッセージを書き込んだ、クリスマスカード作りです。

ここでも、障がいがある方がインストラクターとなり指導してくださいました。

最後はフラワーショップです。

すでに2年生のグループがハーバリウム作りを体験していました。

 

【B's行善寺】とは、障がいを持った方も健常な方も誰もが等しく利用できる地域コミュニティ施設です。

さまざまな人々が交流し集まる空間を実際に目にし、生徒は大変良い刺激を受け、施設に対する価値観が大きく変わったようです。

また、加賀高校の生徒さん達とも積極的に交流でき、とても楽しい時間を過ごすことができたとのことでした。

生徒達は体験活動を通して、施設の取り組みや理念をしっかりと理解できたようです。

また、機会があれば積極的に施設見学を行っていきたいです。

 

視覚障害がある方との交流会(福祉科)

12月14日(火)に、視覚障害がある3名の方が来校され、2年生・3年生の福祉の授業で交流会を行いました。

2年生の「社会福祉基礎」の授業です。

全盲の方と弱視の方が、自己紹介を兼ねて普段の様子や思いなどを話してくださいました。

白杖には用途によっていくつかの種類があり、その説明を聞いています。

 

3年生の「介護福祉基礎」の授業では、みんなで円になって座り、質疑応答を行いながら日常の生活での工夫などをお聞きしました。

スマホの拡張機能や読み上げなど、弱視の方が普段使用している機能を紹介していただき、現在ではさまざまな面でのサポートがあることを学びました。

 

この後には、アイマスクを着用し、白杖を使って実際に歩行や階段の上り下りをする体験を行いました。

「初めての体験で不安だったけど、白杖だけじゃなく援助者がいてくれるとより安心できた。」

「体験してみて、見えない方の気持ちを考えることができてよかった。」

「白杖を使っている方を町で見かけたら、声をかけて援助が必要か訪ねてみようと思う。」

との感想がありました。

 

今回の視覚障害の方との交流や体験活動を通して、生徒は障害への理解を深めることができ、相手を思いやる気持ちを養うことができたようです。

この経験を、ぜひ今後の人生に活かしてほしいと思います。