校長先生ブログ

校長室より

子 三日会わざれば刮目して見よ!

                 子 三日会わざれば刮目(かつもく)して見よ!
                     【成長を促す志】【良いものを受け止める感性】
                                                                              7月1日(水)

   
    先日、5・6年生が、白山ろく少年自然の家へ2泊3日の宿泊体験学習に行ってきました。
   出発式の時に担任の先生から
   「去年、この宿泊体験学習から帰ってきたら、子どもたちは、ものすごく成 長しました。」「一緒になった他の学校の良さを見習うことができたからです。ルール・マナー・エチケットについて考えることができたからです。みなさ んも、これを機会に大きく成長して下さい。」
  というあいさつがありました。
五感を通して体験したことを学校生活に生かし、変身していって下さい。とても楽しみです。

  「子 三日会わざれば刮目(かつもく)して見よ!(別れて三日会わなければ、よくよく目をこすって相手を見なければならないほど成長している)」三国志の3国の1国・呉の国の呂蒙という武将のことばです。頑張っている人は、3日もたつと見違えるほど成長しているものだと言う意味です。

 
  子どもたちは、伸び盛りの時期です。昨日より今日の自分、今日より明日の自分を比べて成長しています。そのためには、【成長を促す志】と【良いものを受け止める感性】がキーワードです。

 「やろうとしなければ」何も始まりません。「できない」ことは、頑張って「できる」ようにして下さい。前向きな気持ちで残り少ない1学期をまとめていって下さい。

 
     子どもたちの成長を願って、日々の教育活動に取り組んでいます。学校へのお願いや気になることがあればご連絡いただければ幸いです。全教職員、全力を挙げて取り組みますので、ご理解ご協力をよろしくお願いします。



 

これからの進む道を!

             これからの進む道を!                                                                                                                                                                      6月19日(金)

  
  1学期に入り、4.5.6年生が、音楽会の合唱【「未来へ」「マイバラード」】の練習をしてきました。萩野台の伝統の歌声を引き継ぎながら。
そして、
      校内音楽発表会で、萩野台の保護者や地域の方
      河北郡市音楽会で、河北郡市の子どもたちや保護者や地域の方
      津幡町音楽会で、津幡町の子どもたちや保護者や地域の方
                                                              いろいろな方に聞いてもらいました。

 
    練習を重ねるごとに、きれいな歌声になり、聴いているとどんどん吸い込まれていき、しんみりとした感動につつまれました。歌詞を自分と照らし合わせ、思い出のあの場面が心の中に映し出されます。
     
     未来へ
                 ほら 足元を見てごらん これがあなたの歩む道
                 ほら 前を見てごらん   あれがあなたの未来
              
                  夢はいつも 空高くあるから
               届かなくて怖いね だけど追い続けるの
               自分のストーリーだからこそ あきらめたくない
                   未来へ向かって ゆっくりと 歩いてゆこう
 
       マイバラード
                みんなで歌おう   心をひとつにして  悲しい時も つらい時も
           みんなで歌おう   大きな声を出して はずかしがらず 歌おうよ
                みんなで語ろう    心をなごませて      楽しい時も うれしい時も
                みんなで語ろう    すなおに心開いて   どんな小さな なやみ事も

       
                  心痛む思い たとえ君を苦しめても
                  仲間がここにいるよ いつも君を見てる
                  僕らは助け合って 生きてゆこういつまでも

    

    萩野っ子の真剣さや本気さからも伝わる感動!感動をありがとう!

そろえよう 心と笑顔

                      「そろえる」と「笑顔」になれる!
                                                                                                            6月15日(月)

 
 クラス全体の様子はどうですか?一人一人の表情や心の様子はどうですか?いつも、学校を見回って様子を見ています。地域の方からお話を聞いています。
  学習や学校生活にはもちろん、公民館や学校外の生活にも「ルール・マナー・エチケット」があります。言われなくてもきちんとできなければならないこと、身についていなければならないことがあります。
 泣いている子はいませんか?プンプンになっている子はいませんか?人の意見を茶化している子はいませんか?先生やお世話して下さる人を困らせている子はいませんか?こんな様子では、学校も家に帰ってからの時間が、少しも楽しくありません。
    楽しい時間をみんなで送れるようにしていこう。

    

            行動をそろえよう! 声をそろえよう!
           すると 心がそろい みんなの笑顔がそろう!

北陸新幹線・萩野台号!東京目指して進もう!

       北陸新幹線・萩野台号! 東京目指して進もう!
                                     【読書活動の充実と「読解力」の育成】
                                                                                            

  読書活動の充実を進めるために、図書室の本の貸し出し促進に取り組んでいます。1年間で、低学年は80冊、高学年は5600ぺージ読むことを目標にしています。
  北陸新幹線形式で、 金沢→富山→上越妙高→飯山→長野→軽井沢→高崎→大宮→東京 と貸出冊数によって進み具合を表しています。低学年で10冊、高学年で700ぺージ読むとひと駅進めます。北陸新幹線「萩野台号」は、今どこを走っているでしょうか。もう、1年分の読書量を超えている子も何人かいます。夏休みまでには、全員「飯山駅」まで進んでほしいです。低学年で30冊、高学年で2100ぺージになります。今度、学校に訪れた際は、図書室前の掲示板をご覧下さい。

 
    読書のすばらしさは、内容から想像をふくらませ豊かな心が持てたり、いろいろな価値観に共感し、生き方にいかせることです。豊かな想像力といろいろな知恵を与えてくれます。「読む力」や「読み取る力」がついてきます。

  
    最近の学力テストは、長文で、読解力がないと解けません。テスト問題で、問題を読むだけで時間が過ぎてしまい、考えたり解くための時間がなくなることがあります。問題の意味が分かれば、簡単に解ける問題なのに、問題文で何をたずねているのか理解できなくて解けない場合があります。

  問題を解くために必要なことが、国語の読解力です。その力は、読書で養われます。読書は、学力を高めるためにとても大切です。

 
       入学してから卒業するまでに、図書室の本を全部読むつもりで、頑張って行きましょう!

さわやかさを運ぶグリーンカーテン

                       さわやかさを運ぶグリーンカーテン
                               ~大朝顔の種を植えました~
                                                                                 5月21日(木)

 先日、6年生の女の子が「校長先生にあげて下さいと言われ預かってきました。」と校長室を訪れました。中を見てみると朝顔の種でした。封筒に相窪の山崎久雄先生からのお手紙が入っていました。
 
  「5月の風薫るこのごろ、学校も軌道に乗って多忙をひかえていることと存じます。
 実は、私が昨年まで朝顔を育てていましたが、今年は他の花に変更しました。昨年、大変多くの花が咲き、実も多くつきました。その種を捨てようかと思いましたが、もし、学校または児童たちが種が必要だったらご利用いただければ幸甚に存じます。
  朝顔の種類は、数種類で赤、青、赤青の縞模様など混じっています。大朝顔で松任などで好評な種類です。」という内容でした。
    さっそく御礼のお電話をさし上げました。

 
    個々近年、夏は非常に気温が高くなります。そこで、日陰を作るエコ運動や花を見て心を潤させるために【朝顔のグリーンカーテン】を作ってみてはとなりました。さっそく、5年生が種植えをし、その準備が進んでいます。
 
             せいのび
                   武鹿 悦子

        まぶしい くもに さわりたくて
        きは
        きのうも せいのび
        きょうも せいのび

        とりのように くもを
        とまらせたくて
        きょうも せいのび
        あしたも せいのび

     
    これからの成長が楽しみです。伸びろ伸びろ、上に向かって!


 

一度止まって考えて正しい行動をしよう

                           一度、止まって考えて、正しい行動をしよう
                                                  ~5月全校集会~
                                                                                                5月11日(月)

 
    新しい学年になって、1ヶ月が過ぎました。どの学級も立てたクラスのめあてを実現しようと頑張っています。
  5月になって、体育館に鉄棒が立てられました。6月3日に行われる器械運動交歓会に向けて4年生が練習をするためにです。鉄棒、マット、跳び箱でいい演技ができるようにたくさん練習して下さい。今までの自分との競い合いです。自分を乗り越えられるよう頑張って下さい!
  勉強面で、5月から始まった詩の暗唱では、1年生と5年生がさっそく全員合格しました。家庭学習の自学ノートも進んでいます。
  運動面で、先日行われた県柔道大会では6年女子の部で優勝の栄冠を手にしています。

  この前、指導主事の先生が、みんなの勉強や学校生活の様子を見に訪れました。「子どもたちが落ち着いて勉強している。出会ったら目を見てあいさつをする」といい話をしてくれました。

   
     萩野台小学校の子どもたちがますます良くなるようになってほしいです。
交通安全の「みんなで守るルールとマナー」を学校生活にもあてはめて下さいと前に話しました。勉強の3つ、3つのあいさつ、3つの心の3・9(サンキュー)運動を続けていますか。
 
  この字【一】知っていますか?「いち」ですね。では、この字【止】は?「とまる」ですね。一度、止まって右・左・右は、横断歩道の正しいわたり方でした。【一】が【止】の上の方にくっつくと【正】になります。学校生活のルールやマナーのことでも、一度、止まってどうしたらいいかを考えてみて下さい。

 
     何かするときには、一度、立ち止まって考えて、正しい行動をして下さい。

笑顔・絆を支える魔法の言葉


                          笑顔・絆を支える魔法の言葉
                                    ~1年生を迎える会~
                                                                   4月30日(木)
  今日は、「1年生を迎える会~みんなウキウキハッピー集会」でした。1年生のみなさん、どうでしたか。楽しかったですか。
  この会を行うにあたり、6年生は企画、運営、5年生は体育館掲示、4年生は招待状づくり、3年生はプレゼントづくり、2年生は1年生の紹介と頑張ってくれました。
 笑顔・絆、魔法の言葉が集会のキーワードでした。あったか言葉のキャッチボールが仲良くなるために大切です。1年生のみなさん、2~6年生と仲良くなれましたか。

 
 6年生は、学校の顔です。これから、リーダーシップを発揮して頑張って下さい。5年生は、支えて下さい。5年生のクラス目標は、「つばた1のクラス」です。クラスは、もちろん学校も「つばた1の学校」になるよう力を合わせて頑張って行きましょう。

スクールフォーラム 学びとふるさとに誇りを

                  「学び」と「ふるさと」に誇りを!
                                         ~スクールフォーラム~
                                                4月25日(土)

  萩野台小学校、2年目になりました。子どもたち・保護者の皆さま、地域、自然に馴れるとともに愛着がどんどん感じています。教員は、いろいろな地域の学校に赴任し、育てられます。自分を育ててくれた所は、「ふるさと」です。このふるさとを大切にし、先生方と力を合わせ、「チーム萩野台」は、子どもたちのために頑張って行きますので、よろしくお願いします。

  
    今年も、「子どもの成長が見える、変化が実感できる学校づくり」を行っていきます。子どもは、どこにいてもだれでもが、同じように潜在的な能力を持っています。それをどう引き出すかは、教師の指導力や学校の教育力にかかっています。
 子ども達の可能性へ積極的な指導を行い、教育活動のいろいろな場面で「学ぶ・鍛える・競う」「学び合う・鍛え合う・競い合う」ことを取り入れ、成果を狙っていきます。このことが、今年のウリと考えています。そのためには、子どもたちの成長への情熱・愛があるかです

 
    子どもたちには、勉強のこと「学ぶ・鍛える・競う」、3つのあいさつは「おはようございます・こんにちは・さようなら」、そして「ありがとう・ごめんなさい・はい」という「感謝・思いやり・知恵」の3つの心がよくなるように、1年間頑張って行きましょうと始業式に話しました。3つずつが3つで、さざんが9で「サンキュー運動」です。
 
  ある学年は、クラス目標を「津幡1のクラス」を掲げて、1年がスタートしました。そのために頑張ることを決めて、取り組んでいます。学びに誇りを持つことが、学校に誇りを持つことにつながります。自分に自信を持てば、中学校へ行っても、社会へ出ても臆することなく、活躍できる力が出てきます。そして、自分を育ててくれた所「学校や地域」「ふるさと」を大切にしてくれると思います。

 
    保護者や地域の皆様には、いつでも学校に来られて子どもたちの様子を見ていただきたいと思います。そして、忌憚のないご意見をいただき、学校も成長していきたいです。ご協力をよろしくお願いします。


 

成長を計る3・9(サンキュー)運動!

             成長を計る3・9(サンキュー)運動!
                                            ~1学期の始業式~
                                                       4月6日(月)

  今日から平成27年度がスタートしました。学年が1つ上がりました。学年が上がるというのは、勉強が難しくなって、責任が重くなると言うことです。特に、5.6年生は、萩野台小学校の「代表」です。学校の「顔」です。皆さんの頑張り具合いによって、評判が決められます。なので「お手本」となる行動、みんなを引っ張っていくリーダーとして頑張って下さい。

  学校の合い言葉は「向上心」でしたね。意味は、「今に満足せず、よりよいものをめざして努力する心」です。前の自分より良くなるように!今の自分より良くなるように!頑張りましょう。
 
 学校に来る時に道路にのぼり旗がたっています。交通安全の旗です。皆さんも、みていると思います。なんて書いてあるか見ましたか。知っていますか。「みんなで守る ルールとマナー 交通安全」と書いてあります。これを萩野台小学校に置き換えると「みんなで守ろうルールとマナー 学校生活」となります。

 
    学校は何をしに来る所かといえば、勉強ですね。勉強といえば、校訓の「自学」です。それは、進んで学ぶことです。今年の勉強は、「学ぶ・鍛える・競う」の3つがポイントです。学級や学校なら「学び合い」「鍛え合い」「競い合い」です。

 
    学校は、集団生活なので、まわりの人とうまくやっていかなければなりません。校訓の2つ目は「誠心」で「まごころ」です。そのためには、あいさつでしたね。「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」の3つのあいさつです。もっと大きな声で、もっと早く、もっとたくさんの人にあいさつしましょう。

 
    もっとうまくやっていくには、校訓の3つ目の「敬愛」で「愛」です。
愛がないと心がすさみます。「ありがとうございます」という感謝の心、「ごめんなさい」という思いやりの心。「ハイ」という知恵の心。「感謝・思いやり・知恵」の3つの心が、大切です。
 
  3つの勉強「学ぶ・鍛える・競う」、3つのあいさつ「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」、3つの心「感謝・思いやり・知恵」をどんどん良くして、いい子どもたちが育ち、いい学校にしていきましょう。

  3つの大切なことが、3つずつあります。3×3=9です。3・9(サンキュー)運動と名付けます。学期の終わりや1年の終わりに成果が上がったかどうか振り返っていきます。4月から3月の1年間、向上心を持って、頑張ります。どんなに良くなっているか楽しみです。頑張って行きましょう。

             1年間、向上心を持って頑張りましょう!
                                            
 

平成26年度 ありがとうございました

        花に水 人に愛 教育に心 そして 人生に夢
                         ~平成26年度 ありがとうございました~
                                         3月24日(火)
 
   大切なもの、欠かせないものは何ですか?「花に水 人に愛 料理に心」は、料理研究家の神田川俊郎さんが、いい料理を作るために欠かせないものとしてを掲げている言葉です。そこで、その言葉を学校と人生にあてはめて、必要なものを考えてみました。いつも、心の中に抱いて教育活動を営んでいます。
                
     その言葉は「花に水 人に愛 教育に心 そして 人生に夢」です。
「花に水」
 ・花には水が必要です。
 ・水がないとしおれます。土の中の栄養分を溶かして取り入れることができません。
「人に愛」
 ・愛がないと心がすさみます。
 ・愛・愛情とは、親切、思いやり、感謝、礼儀、お互いの理解、許し合うことなどです。
 ・まわりの人を大切にすることで、巡り巡って自分も大切にされるものです。
「教育に心」
 ・教育は、心をこめてです。
 ・子どもたちの成長を目指すための責任感と使命感、子どもたちへの愛情、確かな力量が、教育へのエネルギー源です。
 ・教育は人なりです。
「人生に夢」
 ・夢や希望が自分を大きくしてくれます。
 ・その実現に向けた自己研鑽が自己成長を促進します。
 ・「夢なき者に成功なし」は吉田松陰の名言です。
  
 「教育に心」の所を置き換えて、アレンジしてみて下さい。
 
 例えば、勉強に頑張るなら「花に水 人に愛【学びに心】そして 人生に夢」です。【学びに心】というのは、勉強は学ぶ意欲が第1です。そして、自ら疑問を持って課題を見つけ、解決に向けて追求していくことが求められます。
 
 スポーツに頑張るなら「花に水 人に愛 【技に心】そして 人生に夢」です。【技に心】というのは、技を発揮するために一瞬の対応力を磨くということです。スポーツのどんどん場面が変化していく中で思考力や判断力が勝負の分かれ目です。なぜそうしたのかその意図が求められます。

  青色発光ダイオードの開発でノーベル物理学賞を受賞した中村修二教授は、自らの疑問を解決していくことが好きで、そのことが生活に役立ちしました。技術革新により、北陸新幹線も開通し、産業や生活に影響を与えています。全てが、人々の夢の実現です。
 
 この言葉によって、心のともし火が消えそうになった時、心の支えとなり「頑張ろう」とする情熱が湧いてきます。ノーアタック・ノーチャンスの精神です。挑戦しないと好機はつかめません。

 終わりになりましたが、保護者や地域の皆さまには、平成26年度の1年間、萩野台小学校の教育活動への深いご理解と温かいご協力に対し、厚く御礼申し上げます。
 
  今後も、萩野台小学校と子どもたちの健全な成長へ向け、誠心誠意頑張りますので、ご支援ご指導を末永くよろしくお願い申し上げます。