女子ホッケー日誌
WL和歌山シリーズ【女子ホッケー部】
2/10(土)、11(日)にかけて、ウィンターリーグ2次リーグ交流戦に参加してきました!
1月1日におこった能登半島地震によって、学校も被災し、生徒たちは学校にくることができない中で、
部活動を金沢市内の体育施設で再開していました。
大変な状況の中でしたが、少しでも部活動を通して学校と繋がりをもってもらいたいこと、
学校の友だち、仲間とつながりを持ってもらいたいことから、練習を始めました。
そして、部活動をするうえで、目標を持って取り組んでもらいたいと思い、今回の交流戦に参加しました。
この遠征では、
和歌山県立田辺高校
名古屋市立名古屋商業高校
京都大谷高校 さんと練習試合をさせていただきました。
3年生が引退し、1,2年生の新チームになって初めての遠征です。
自分たちの力が今どれくらいなのかを試す、遠征でもありました。
2日間を通して、勝ち星をあげることはできませんでしたが、いいところ、改善すべきところが見えた
とても有意義な遠征となりました。
3年生が引退し、2年生が最上級生となって引っ張っていくこの新チーム。
2年生が慣れないながらも一生懸命声を出し、1年生を引っ張っていってくれていました。
1年生も、ここ数週間の練習で、上達し、試合で活かされている場面がたくさん見られました。
チームの連携、技術的にはまだまだ未熟だけれど、今後の大きな伸びしろも感じられました。
ここをスタートとし、来年度の大会に向けて、どれだけ成長できるかとても楽しみです。
久しぶりにみんなで食べるご飯はとても楽しそうでした
引退した3年生も4人助っ人で参加してくれました。
最後の最後まで、1,2年生たちを見守ってくれています。
本当に感謝しかありません。
みんなとてもリラックスして、とても楽しそうに過ごしていた2日間となりました。
こうやって、みんな揃い、遠征に来ることができたことに本当に感謝しています。
震災があり、日常生活や学校生活がいつもと同じようにできない、
私たちはこうやって元気に過ごすことができていますが、まだまだ避難所で生活されている方、
ライフラインが整っていない方、不安な毎日を送る方がたくさんいます。
地震を経験し、今こうやって過ごせていること、部活動をできていること、遠征にこれていること、
仲間と笑って過ごせていることに本当にありがたみを感じます。
前を向き、新チームのスタートを切ることができたことに感謝しています。
ここからまた次のステージ、次のステップに向けて、明るく元気に前向きに取り組んでいきたいと思います。