SSH活動記録

【SSH】日本生物物理学会年会(理数科2年生)

 11月16日(木)理数科2年生の2つの課題研究班(研究テーマ:AFMによる髪の表面のPH変化による観察と解析、豆苗の播種密度が収量に与える影響について)が、第61回日本生物物理学会年会に参加し、課題研究の口頭発表を行いました。

 生徒達は、高校生の発表だけでなく、大学生や大学の先生の発表も聞くことができて、また、講評者の大学の先生方から、自分たちの研究に対する助言もいただくことができました。これからさらに研究を進めていく上での、沢山の刺激を受けることができて、生徒達は参加できたことをとても喜んでいました。

  

 

 

 

 

【SSH】いしかわ高校科学グランプリ(科学の甲子園 石川県予選)

 10月21日(土)、美川スポーツセンターにて「令和5年度いしかわ高校科学グランプリ」が開催され、小松高校から7チーム(2年生4チーム、1年生3チーム)が出場しました。大会は午前に筆記競技、午後に実技競技が行われ、各チームが全力で課題に挑みました。

 後日総合成績が発表されて、本校1年生チーム(チーム名:松島の科学)が総合第2位という素晴らしい結果となりました。

 選手たちは大会に向けて放課後などを利用して練習を重ねてきました。優勝することは叶いませんでしたが、どのチームも科学を楽しむ様子が見られました。この大会での経験を、今後の活動に生かしていってほしいと思います。

<出場チーム名>

●2年生チーム 

 B小松  /  微分、積分、イイ気分♡  /   くつθニキーズ   /          ヒト科ヒト属ヒト 

●1年生チーム

  松島の科学    /        バルス    /     超越融合

 

 <2年生の出場選手>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<1年生の出場選手>

 

【SSH】「集まれ!理系女子(第15回女子生徒による科学研究発表会)」参加(理数科2年)

 11月12日(日)、東京都立大学南大沢キャンパスで行われた「集まれ!理系女子(第15回女子生徒による科学研究発表会)」に理数科2年の3名が参加しました。
 全国から集まった女子学生に対して、これまでの研究成果をポスターの形式で発表しました。生徒たちは「発表を聞いてくれた方々との議論を通して、多くのヒントを得ることができました。」と話していました。また、「女性研究者による講演会」や「参加した女子学生との交流会」といった企画にも参加し、多くの刺激を受けることができました。

【SSH】究める課題研究発表会 in KOMATSU・高校生の部(理数科1,2年生)

 11月3日(金・祝)午後、「究める課題研究発表会 in KOMATSU」高校生の部を開催しました。大聖寺高校、小松明峰高校、星稜高校の生徒の皆さんの発表と、本校理数科2年生の学校設定科目「課題探究Ⅱ」での課題研究の発表が行われました。質疑応答では、発表者の他校の皆さんや、理数科2年生から、また聴衆として午後の部にも引き続き参加してくれた星稜中学校の皆さんや理数科1年生から沢山手があがり、大変活発なやりとりが行われて、非常に盛り上がりました。発表会の様子はYouTubeでライブ配信され、校内でも廊下にテレビを設置して放映しました。

 大聖寺高校、小松明峰高校、星稜高校の皆さんは、とても忙しい中研究をまとめ、発表のために来校し、小松高校生からの沢山の質問にも答えてくれて、また質問もしてくれて、本当にありがとうございました。

 審査員として大学の先生方をお招きし、審査・講評をしていただき、大変有益なアドバイスや温かい励ましのお言葉ををいただくことができました。この助言をもとに、生徒達がさらに研究を深めていくことを期待しています。

★審査員の先生方 敬称略 
國藤  進 (北陸先端科学技術大学院大学 名誉教授)
長尾 誠也 (金沢大学環日本海域環境研究センター 教授)
伊藤 正樹 (金沢大学理工研究域生命理工学系 教授)
加賀谷重浩 (富山大学大学院理工学研究部 教授)
阪口 篤志 (大阪大学スチューデント・ライフサイクルサポートセンター 教授)
川上  裕 (金沢大学理工研究域数物科学系 准教授)
宮田 一輝 (金沢大学ナノ生命科学研究所 助教)
桝藏 充則 (石川県教育委員会学校指導課 指導主事)

★発表順
嫌いな食べ物を克服する (大聖寺高校) 
ペットボトルフリップの成功率を上げるには  (小松明峰高校)
クマムシの種間や環境差における走歩性の違い (星稜高校)
コラッツ予想における試行回数が同じ連続自然数の考察
気温変化と蜃気楼の見え方
ルーローの多角形の頂点における特殊サイクロイドの考察
ミルククラウンの立ち上がる高さと時間の関係について
デンプンのりを用いた粘性と接着力の相関関係
豆苗の播種密度が収量に与える影響について
AFMによる髪の表面のPH変化による観察と解析
超音波浮揚における周波数と静止位置の関係
チンダル現象によるコロイド溶液の明るさについて
多層三目並べのプログラムによる解析と条件の違いが生む勝利盤面数の変化

<会場の様子>                    <大聖寺高校>

 

 

 

 

 

 

 

 

<小松明峰高校>                   <星稜高校>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<小松高校>

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【SSH】究める課題研究発表会 in KOMATSU・中学生の部(理数科1年生)

 11月3日(金・祝)午前、「究める課題研究発表会 in KOMATSU」中学生の部を開催し、石川県立大学 中谷内 修先生が、講評者として参加してくださいました。3人の中学生と1つのグループの4つの発表があり、活発な質疑応答が行われました。

 発表を聞いていた理数科1年生は、自分たちも中学生に負けていられない、と研究への意欲を高めていました。忙しい中、研究発表をしてくださった中学生のみなさん、誠にありがとうございました。

<米口校長先生挨拶>                <国府中学校1年生の発表>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 <丸内中学校2年生の発表>            <南部中学校3年生の発表>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<星稜中学校科学部発表>             <中谷内先生 講評>

【SSH】関東サイエンスツアー(理数科1年生)

 9月19日(火)20日(水)に、第一線の研究者・技術者の方から直接講義を受けることにより、科学技術に関する興味・関心を高め、学ぶ意欲を育てることを目標に、理数科1年生が関東サイエンスツアーで東京大学(本郷キャンパス)・東京工業大学大岡山キャンパスに行きました。

 お忙しい中、ご協力くださった東京大学・東京工業大学の皆様に心より感謝申し上げます。

<1日目>

午後;東京大学(本郷キャンパス)     宇宙物理学・天文学(戸谷 友則先生 研究室)

                                                          素粒子実験(浅井 祥仁先生 研究室)

                                                          化学生命工学(鈴木 勉先生 研究室)

                                                          ナノバイオマテリアル(宮田 完二郎先生 研究室)

夜;OBのみなさんとの懇談会

<<東大 研究室訪問>>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<<OBのみなさんとの懇談会>>

 

 

 

 

 

 

 懇談会には理数科OBのみなさんが、後輩のために駆けつけて貴重なお話をしてくれて、生徒達は沢山の刺激をもらうことができました。本当にありがとうございました。

<2日目>
午前; 東京工業大学大岡山キャンパス

<<東京工業大学>>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<生徒の感想より>

・ 実際に用いた機械も研究室で見学することができ、大学生がどのように研究を進めているのかイメージしやすかった。

・研究内容の発表を聞いて、まだまだ明かされていないことや、それに対して仮説をもって取り組んでいる姿がかっこよかった。研究には沢山のお金と時間がかかっていることが分かった。

・初めて東大、東工大を訪れて、大学はクリエイティブな場だということが分かりました。また、事前学習のおかげもあって、大学の先生のお話を理解することができて、質問もすることができて良かったです。

【SSH】科学探究・課題探究Ⅲ 特別講義(3年普通科理系・理数科)

 9月26日(火)、名古屋大学から内橋貴之教授をお招きし、「見て触って理解するタンパク質の働き―分子生物学の最前線―」と題して、3年生普通科理系、理数科の生徒を対象に特別講義を行っていただきました。
 内橋先生のご専門は生物物理学で、物理学の手法を用いたタンパク質の最先端の研究について映像やデータと併せて分かりやすくお話しいただきました。
 最先端の研究は、教科の枠を超えて進められることを生徒は知ることができ、「生物分野でも、物理や化学など様々な分野の要素を用いて研究されていることに驚いた」「大学に入学した後は、自分が知らないことを深くまで勉強したいと思った」「大学へ行ってからの研究がとても楽しみになった」といった感想が聞かれました。3年生はこれから受験を控えていますが、大学入学後の勉強や研究など大学生活が具体的にイメージできたのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【SSH】マスフェスタ(理数科2年生)

 8月26日(土)、本校理数科生徒10名が大阪府立大手前高等学校で開催された「マスフェスタ(全国数学生徒研究発表会)」に参加し、これまでの研究成果をポスターで発表しました。生徒達は全国から集まった高校生の発表に対して質問したり、自分たちの発表に対する質問に答えることで、大きな刺激を受け、今後の研究の進め方への参考にすることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【SSH】小松高校理数科体験入学(理数科2年生)

 8月23日(水)小松高校で体験入学がありました。理数科体験コースでは、2年理数科の生徒が課題研究のポスター発表会を行い、中学生も高校生も熱心に質疑応答を行いました。その後の懇談会では、中学生が理数科での学校生活や行事について、沢山の質問をしてくれて、大変盛り上がりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【SSH】地学野外実習(理数科1年生)

 8月17日(木)午後から、理数科1年生希望者を対象に、金沢市大桑町犀川上流貝殻橋付近の河川敷で地学野外実習を行いました。一行は金沢市大桑町へ向かい、大桑層中部貝化石密集層と大桑層下部貝化石密集層での化石採取を行い、大桑層と犀川層の境界付近で地層観察を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【SSH】SSH生徒研究発表会(理数科3年生)

 8月9日(水)10日(木)、理数科3年生3名が学校を代表してSSH生徒研究発表会に参加しました。この発表会は、全国のSSH指定校が集まり、課題研究の成果を発表する場として毎年神戸で開催されています。
 本校の代表生徒は「数学・情報分野」において「時間割作成プログラムの研究」という題でポスター発表を行いました。
 生徒からは、「最後の発表の場となったが、ここまで同じメンバーで研究を続けられたことは本当に良い経験になった。最初はどうやって行こうかと先行きが見えない中で、今回までに多くの気づきと改善、発展をすることができた。まだまだ改善の余地があるが、このような大きな舞台で発表し、全国クラスの他の生徒の発表も見学することが出来た。この全国発表はとても価値ある経験だと感じた。今後も研究などに携わる機会があると思うので、この経験を忘れずに大切にしていきたい。全国から集まった生徒や先生と研究について議論する中で、新たな発見があった。」という声が聞かれました。

 

 

 

 

 

 

【SSH】金沢大学 理学の広場

 8月8日(火)金沢大学において「理学の広場」が開催され、参加を希望した1年生が、数学,物理,情報・計算科学,化学,生物,地学の6種類のセミナーに分かれ、各研究室の大学生・大学院生に指導していただきながら、実験等の体験に参加しました。

 参加した生徒からは、「実際に実物に触れ、それが今後の技術に活用されて行くことを知ることができた」「参加する前は、化石への興味も貝への興味も特になかったが、化石を掘るのは楽しかったし、それを同定するのも楽しかった。貝を観察していると、どうやって貝ができるのかや、きれいな穴がどのようにあけられたのかなど疑問がたくさんわいてきた。とても良い機会だった。」という声が聞かれました。

 

 

 

 

 

 

【SSH】課題探究Ⅰ・ものづくりの現場を知る(理数科1年生)

  8月3日(木)理数科1年生が金沢工業大学やつかほリサーチキャンパスと、石川樹脂工業を訪問し、最先端のものづくりの現場ついて学びました。

 金沢工業大学やつかほリサーチキャンパスのICCでは、複合材料についての講義を受けました。さらに、2つ以上の異なる材料を組み合わせることにより、高い性能を実現する様子を見学しました。航空機や風力発電ブレードになどに、この最先端の技術が使われていることを学びました。

 石川樹脂工業では、手作業で行われる樹脂の塗装や、生成AIによって自動化が進み、業務が効率化したロボットによる樹脂の成型作業を見学しました。参加した生徒からは、「人がいなくて効率的に作業が進んでいくことに驚いた。一方で機械を作っていくのは人間である。自分もこれから発想力を磨いていきたい。」という声が聞かれ、参加した生徒のものづくりへの関心が高まりました。

【金沢工業大学】

 

 

 

 

 

 

【石川樹脂工業】

 

 

 

 

 

 

【SSH】第2回、第3回「高校生と究める探究教室」(国府中学校・松東みどり学園)

 7月28日(金)探究活動の普及を目的とした本校「究める探究教室」事業の一環で、理数科1年の生徒が、国府中学校、松東みどり学園をそれぞれ訪問し、中学生の探究活動へのサポートを行いました。 
 活動の終盤には、中学生と高校生で成果を披露し合いました。参加した高校生からは、「中学生に分かりやすいように伝える難しさを学んだ」「中学生の自由なアイデアが自分にとっても非常に勉強になった」といった感想が聞かれました。

【国府中学校】第2回高校生と究める探究教室

 

 

 

 

 

 

 

 

【松東みどり学園】第3回高校生と究める探究教室

 

【SSH】韓国科学国際交流④(2年理数科)

 7月27日(木)3日間の国際科学交流を終えた韓国大田科学高校のみなさんが帰国前に小松高校に来校しました。交流してきた28Hの生徒も沢山集まり、校内を案内した後、図書館でお別れ会を行いました。韓国の生徒さんたちがこの3日間の科学交流についての感想を英語で発表してくれて、記念品を渡したり、記念写真などを撮り合ったりした後、韓国の生徒さんたちは小松高校から小松空港へ向かい、帰国しました。
 今回の交流を通じて、とても仲良くなった両校の生徒たちは、別れを惜しみつつ、再会を約束していました。次は小松高校の生徒達が12月に韓国大田科学高校を訪問する予定です。

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【SSH】韓国科学国際交流③ 大学実験セミナー2日目(2年理数科)

 7月26日(水)、前日に続いて、北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)で「大学実験セミナー」が行われました。韓国大田科学高校の生徒8人と県内のALTの方々が参加してくださいました。

 午前は、2回目のパズルの切り出しを行い、それと並行して発表用の英語スライドと原稿作成を行いました。生徒達は発表する内容について、班内でディスカッションをし、各自の役割分担を決めてから、準備を進めていきました。ALTの皆さんがその場で原稿やスライドの英語にミスがないかや、正しく発音できているかを確認をしてくださり、さらにアイコンタクトや1枚のスライドに載せる適切な情報量等、プレゼンテーション全般に関するアドバイスも熱心にしてくださいました。参加して下さった鶴来高校Douglas先生、小松商業高校Monay先生、本校ALT Kataizah先生、Ryan先生、ご指導いただき本当にありがとうございました。

 午後からは、口頭発表会を行い、各班が自作のパズルについて、創造性豊かな発表を堂々と行うことができました。それぞれの発表の後には、英語での質疑応答も活発に行われました。また、名誉教授 國藤先生と、特別研究員 鎌田先生による審査の結果、Best Presentation AwardにGroup 2が選ばれ、Best Originality AwardにGroup 4が選ばれました。

 2日間の大学実験セミナーを終えて、生徒からは、「今回韓国の子たちと交流して、韓国の子たちの想像力の豊かさと英語力の強さに驚きました。そして、その力を吸収しようと頑張りました。」「ディスカッションのとき、科学に対するお互いの共通認識があるため、単語やジェスチャーだけでもかなり意思疎通を行うことができました。」「大田科学高校の生徒の作業効率がすごくて圧倒された。そうなれるように頑張ろうと思った。」「大学内の様々なパズルを見ることができ、興味深いものをたくさん見ることができてよかった。パズル制作を通して、たくさん交流し考えることが出来た。」という声が聞かれました。

 このセミナーの開催にあたって、北陸先端科学技術大学院大学名誉教授 國藤進先生をはじめとする、ご協力くださった北陸先端科学技術大学院大学の先生方、TAの方々、関係者の方々に心より感謝申し上げます。

 

【発表準備】

 

 

 

 

 

 

【発表会】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【パズル作品】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【SSH】韓国科学国際交流② 大学実験セミナー1日目(2年理数科)

 7月25日(火)北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)にて、理数科2年生と韓国大田科学高校(DSHS)生徒8名が参加し、工学リテラシーを身につけるための、ものづくりに主眼を置いた「大学実験セミナー」1日目が行われました。

 まず初めに名誉教授 國藤進先生による講義を受け、国内最大級のコレクションから厳選されたパズルが展示されているJAISTギャラリーの見学と体験を行いました。また、このセミナーに向けて、生徒達は事前学習として、各自がCADを用いてパズルをデザインし、そのデータを持参していましたが、6人1班になり、各自が自作のパズルデータを班員に見せてその特徴を説明をし、その後ディスカッションをしながら、実際に各班で作成するパズルのデザインを1つ選びました。韓国の生徒も理数科の生徒に混ざって日韓混成の班となり、英語で積極的にコミュニケーションを取っていました。午後からはTAの皆さんの指導補助のもとで、各班が最新鋭のレーザーカッターをパソコンで操作し、パズルの切り出しを行いました。さらに、出来上がったパズルを見て、改善点などを班員と熱く話し合いながら、クロームブック上で再デザインを行いました。

【校長先生韓国語で開会の言葉】   【JAIST永井副学長のお言葉】   【國藤先生講義】   

 

 

 

 

 

 

 

【JAISTギャラリー見学】

 

 

 

 

 

 

【デザイン選定】

 

 

 

 

 

 

【レーザーカッターでパズル切り出し】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【再デザイン】                        【DSHS生からプレゼントを頂きました】

 

【SSH】韓国科学国際交流①(2年理数科)

 7月24日(月)、韓国大田科学高校(DSHS)の高校生8名と学校長Lee Keun June先生と、先生方2名が来校し、本校の理数科2年生8名と交流しました。
 小松空港でお迎えした後、中谷宇吉郎雪の博物館を訪れて、ダイヤモンドダスト、過冷却、雪の結晶の実験に参加しました。両校の生徒は、ダイヤモンドダストができる様子を見て、歓声を上げて盛り上がっていました。
 夕食後は、DSHS生が共同研究の概略についてプレゼンテーションを行い、内容について質疑・討議を行いました。非常に活発な意見交換が行われて、両校の生徒達は科学を通じて親交を深めることができました。

【小松空港でのお出迎え】



 

 

 

 

 

 

 

 

【中谷宇吉郎雪の博物館での実験】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【共同研究に関する発表・質疑・討論】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【SSH】生物野外実習(理数科1年生)

7月20日(木)21日(金)1泊2日の日程で、1年理数科の生物野外実習が行われました。

 <日程>
7月20日(木)

  6:30       学校集合
  7:00       出発
 10:00       のと海洋ふれあいセンター到着、着替え
 10:30~12:00 海洋生物採集
 12:00~13:00 着替え、昼食
 13:00~14:30 ウニ人工授精・発生実験
 14:30~      片付け、移動
 15:30       のと少年自然の家到着
 16:00~17:00 発生観察
 17:00~18:00 夕食
 18:00~      (適宜)発生観察

7月21日(金)
 ~6:30        (適宜)発生観察
  6:30~ 8:00  片付け、清掃、朝食、移動
  9:00~11:00  発生観察(のと海洋ふれあいセンター)
 11:00~12:00  昼食
 12:00~13:00  発生観察、海洋生物観察
 13:00~       片付け、移動
 17:00        学校到着


 新型コロナによる制限が緩和され、3年ぶりに宿泊研修が実現しました。
 初日の午前中は、ウェットスーツを着て海に入り、海洋生物採取です。はじめはおっかなびっくりでしたが、徐々にコツを掴み、しっかり潜って大量のムラサキウニを採ることができました。その他にもウミウシやナマコ、ヒトデなど、様々な生物を発見。後程じっくり観察します。
 午後からは、ムラサキウニの人工授精・発生実験です。ムラサキウニの口器を切り取って塩化カリウムを注ぎ、放精/放卵させた後、それらを合わせて受精卵をつくります。ここからひたすら顕微鏡をのぞきこみ、受精卵を観察し続けました。なかなか変化が起こらないまま海洋ふれあいセンターでの実習が終了し、この日の宿舎である「のと少年自然の家」に向かいました。
 自然の家に到着後観察を再開すると・・・細胞の数が8個や16個に増えているものを発見!分裂の瞬間は見逃しましたが、確かに人工授精が成功していました。目の前で確認できた変化に、生徒たちは興奮し、感動した様子でした。その後も順調に細胞分裂が進み、夜中には桑実胚がみられました。翌日に備えて休息を推奨しましたが、中には夜通し観察を続けた生徒もいました。
 翌朝観察すると、発生が進んでおり、胞胚を確認できました。プルプルと動く様子も見られ、生命を感じます。一旦片付けて自然の家を出発し、海洋ふれあいセンターに戻って最後の観察です。このころには泳ぐ胞胚や、更に発生が進んだプリズム幼生、プルテウス幼生が観察できた班もありました。併せて、前日に捕まえた海洋生物の観察も行いました。初めて触るウミウシやナマコの感触、ヒトデの裏側など、ここでもたくさんの発見と感動があったようです。
 1泊2日の実験・観察を通して、生徒は1つの事象を継続的に追求することの面白さを体験できた様子でした。失敗もありましたが、班で協力して克服できたことも良い経験となったようです。また、この経験をクラスで共有できたことで、クラスの仲も深まりました。とにかく楽しかった、たくさん学べたと、皆良い表情で帰ってくることができました。                           

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【SSH】課題探究Ⅰ 特別講義(理数科1年生)

 7月13日(木)課題探究Ⅰの授業で、石川県立大学環境科学科准教授 百瀬 年彦先生をお招きして、理数科1年生が、ヒートパイプによる地中熱利用についての講義を受けました。

 百瀬先生はガラス管と銅管をつなげたものの中に水を入れ、真空にすることで作成したヒートパイプに熱を加え、水が沸騰する様子を見せてくださいました。生徒達は、このヒートパイプが、地熱を利用し地下水をくみ上げるのに使われており、農作物や融雪装置に利用されていることを学びました。生徒からは、「単純な装置だが、有効利用されていることを知って驚いた。」という声が聞かれました。