SSH活動記録

【SSH】JAXA杉森さんの特別授業を開催しました!

 11月21日(金)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)でロケット開発に携わる杉森さんをお招きし、特別授業(講演会)を実施しました。理数科1・2年生全員と普通科1・2年生の希望者あわせて約150名が参加しました。宇宙開発の最前線で活躍されている技術者から直接お話を伺う貴重な機会となり、生徒たちは皆、興味深く耳を傾けていました。

 講演では、ロケット開発の流れや技術的な工夫、そして挑戦を続けることの大切さについて、実際の経験を交えながら語っていただきました。特に、約9年の歳月をかけて挑んだ試験機1号機が打ち上げに失敗した際の苦悩や、その後に徹底した原因究明と改善を重ねて再挑戦したプロセスには、生徒たちも深く胸を打たれた様子でした。「宇宙とは可能性そのもの」と語る杉森さんの言葉は、生徒たちに大きな刺激を与えました。

 また、「高校で学ぶ物理の基礎が研究の土台になっている」という話や、法務・国際協力など文系分野でも宇宙開発に携われるという説明には、生徒たちの視野を大きく広げる内容となりました。

 生徒の感想①「宇宙は遠い存在だと思っていたが、実際にその仕事に携わる人の話を聞き、とても感動した。一つのロケットに9年もの時間と多くの努力が詰まっていることを知り、技術者の方々の凄さを改めて感じた。失敗の原因を整理し、考えられるすべての可能性に対策を施して再挑戦する姿勢にも心を打たれた。ロケットづくりのやりがいについてもっと知りたいと思った。」

生徒の感想②「使われている式や知識の基本が高校物理の範囲であると知り、日々学んでいる内容の重要性を実感した。失敗から学び、改善して次に活かす姿勢を自分も勉強や部活動、探究活動に取り入れたい。」

生徒の感想③「宇宙開発にはまだ課題が多いが、それは“可能性の裏返し”でもあるという話が印象的だった。太陽系の外には広大な未知の世界が広がっていると知り、もっと宇宙に興味がわいた。宇宙の仕事も面白そうだと思った。」

  杉森さんは、生徒たちに向けて「皆さんも可能性の塊。何にも縛られず、挑戦を恐れずに進んでほしい」と力強いメッセージを送ってくださいました。今回の講演は、生徒たちが学びの意義を再確認し、未来へ向けての視野を広げる大変貴重な機会となりました。杉森さん、本当にありがとうございました。

【SSH:科学系部活動】高校生と小学生の科学交流 〜小松SSHの地域連携:小学生向け実験教室~

8月22日(金)午後 @サイエンスヒルズこまつ

小松高校科学系部活動(理化部、生物部、天文数学同好会)所属の高校生による小学生向け実験教室を開催しました。

SSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業の一環として、開催しました。

高校生が主体となって企画・運営を行いました。

高校生が日ごろ取り組んでいる学習から、科学の楽しさや探究の面白さを伝えることを目的としています。

 

今回は、

「身近な材料でできるスライムづくり」

「墨と洗剤で遊ぼう」

「色の不思議:時計反応」

「重曹とブドウ糖が反応すると・・・」

「コアンダ効果って何」

「身近な材料で風船をふくらましてみよう」

の6つのテーマの実験を実施。

高校生たちは、必ず、科学的なしくみ・背景を小学生にわかりやすく説明していました。

小学生たちは目を輝かせながら実験に取り組み、高校生の説明に熱心に耳を傾けていました。

参加してくれた小学生は29名でした。

一緒に来場してくださった保護者の方も熱心に質問してくださいました。

来場してくださった皆様、心から感謝申し上げます。

      

      スライム             墨と洗剤                風船

      

      時計反応            重曹とブドウ糖           コアンダ効果

 

 

【理数科2年生】課題研究ポスター発表会 ~中学生へ伝える課題研究のおもしろさ~

8月20日(水)午後

中学生の小松高校体験入学の一環で、本校理数科の生徒が直接、中学生のみなさんへ自分たちの取組を紹介しました。

小松高校SSHといえば、課題研究 です。

まず、理数科の魅力を知っていただくために、理数科2年生代表3名が中学生のみなさんに小松高校SSHについて説明しました。

 

 

その後、理数科課題研究10テーマを3会場に分かれてポスター発表をしました。

 理数科2年生の生徒たちは中学生にわかりやすく説明できるように工夫していました。

 中学生のみなさんは熱心に聞いてくれて、さらに多くの質問をしてくれました。

     

                     会場全体の様子

 

研究に関する実験の様子も実際に見ていただきました。

小松高校はSSH指定校なので、県内の高校の中でも数多くの実験・研究機器がトップクラスでそろっています。

 

ポスター発表会の後、理数科の生徒たちと中学生のみなさんとで懇談会(絆タイム)を行いました。

受験勉強の仕方、部活動と勉強の両立について、理数科特有の行事について、などなど・・・。

理数科2年生2名と中学生3~4名ずつで懇談しました。

笑い声が起きたり、歓声が起きたり、とても楽しそうでした。

「理数科は、女子でも安心して過ごせるので、心配しなくても大丈夫」と中・高女子どうしで会話が弾んでいました。

同じ中学校の先輩後輩で久しぶりに会い、「来年の4月、待ってるね」、と話していたことも印象的でした。

    

 

 

 

 

 

【SSH】物理チャレンジ2025 第2チャレンジ出場決定 ~全国の舞台へ挑戦!~

8月19日(火)

 理数科2年生の生徒が「物理チャレンジ2025」において第1チャレンジを突破し、全国大会である第2チャレンジ(全国大会)への出場(第1チャレンジの成績上位者 約100名)が決定いたしました。

 物理チャレンジは、全国の中高生が物理の理論と実験に挑む競技会であり、国際物理オリンピックの日本代表選考も兼ねた、極めて高度な学びと交流の場です。

 理化部の生徒を中心として、日々勉強会を実施してきました。その成果が実りました。

このたび、その努力を賞して「校長報償費授与式」が行われました。

馬場校長先生からねぎらいの言葉をいただき、「がんばってきます」と答えていました。

 

 

第2チャレンジ概要
日程:2025年8月22日(金)〜25日(月)
会場:東京理科大学 野田キャンパス
内容:実験コンテスト(5時間)
   理論コンテスト(5時間)
   サイエンスツアー、交流会、Physics Liveなど

  日々の探究心と粘り強い思考力が実を結びました。物理の楽しさと奥深さを全国の仲間と分かち合える貴重な機会となります。今後のさらなる飛躍を心より応援しています。

 

 

【SSH:科学系部活動】高校生が教える小学生向けプログラミング教室

8月6日(水) 7日(木) 9日(土) 10日(日)

9:45~11:45 @サイエンスヒルズこまつ  全4日間の日程で行いました。

天文数学同好会の生徒を中心に、日々プログラミングについて学んだり、教え合ったりしていた生徒たちが、小学生にプログラミングを教える企画です。

サイエンスヒルズこまつの方々のおかげで実現することができました。

初級:Scratch 小学校3年生以上 

中級:Python 小学校3年生以上 

のプログラムです。

今年に入ってから、生徒たちが講座の内容や進行も考え、生徒たちが講義を担当しました。

4日間、講師役がそれぞれ変わり、講師役以外の生徒は参加した小学生一人一人に高校生がアシスタントとしてすぐに小学生の要望に応えられるように準備しました。

  

        初級の様子                  中級の様子

高校生にとっては、教えることでさらにプログラミングについて理解を深めることができました。

また、小学生にとっては歳の近い高校生から学ぶことでプログラミングに対して親しみやすく、もっと学びたいという意欲につながるきっかけになればよいなあと思っています。

生徒たちは教える難しさもわかった4日間でした。

最終日は全員で記念写真を撮りました。

これからも継続して開講していく予定です。

ぜひ興味のある方はご参加ください。

 参加してくださった皆様、誠にありがとうございました!

講座を開くにあたってご協力くださった皆様、ありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたしますm(__)m

 

 

 

 

 

【理数科2年生】高校生と究める探究教室 山代中学校編 ~高校生も中学生も一緒に探究、共に成長~

7月31日(木)13:30~

今回は山代中学校で究める探究教室を行わせていただきました。

中学生に高校生が教えるのですが、理数科2年生10名は、教えるために事前に準備を行ってきました。また、教えるために勉強もしました。

科学チャレンジで取り組んだウィンドカーを中学生バージョンに改良したものを教材として使いました。

  

中学生が作成中にあまり口を出さないようにするなど、適切なアドバイスの難しさもわかったそうです。

 

     

中学生たちが、実験に挑戦している様子です。かつて生徒たちが大学の先生や大学院生から教わったことを思い出しながら、中学生に優しく指導していました。

 

試技を重ねて、ウィンドカーを改良し、タイムが速くなっていく様子を見て、中学生と一緒に理数科の生徒も喜んでいました。

中学生から、お手本に高校生のウィンドカーを見たいと言われました。

高校生が作ったウィンドカーを走らせた結果、中学生のものよりタイムが早くて(当然?)、中学生から歓声が上がりました。

ホッとした~、と高校生が照れたように言っていました(見ていた教員もホッとしました)。

最後に、小松高校理数科の特徴や良いところを話して、みんなで記念写真をとりました。

 

お招きしてくださった山代中学校のみなさん、本当にありがとうございました。

勉強にもなったし、なによりも山代中学校のみなさんと科学を通じて交流できてとても楽しかったです!

 

 

 

【理数科2年生】韓国大田科学高校のみなさんが帰国 ~科学が結んだ友情 12月またお会いしましょう~

7月31日(木)9:00

4日間にわたる国際科学交流プログラムが終わり、本校を訪問してくれた韓国大田高校の皆さんが、帰国の途につきました。

4日間という短い期間ではありましたが、夜遅くまで共同研究についてディスカッションし、共にパズル作成の実習を行った時間は、生徒たちにとってかけがえのない宝物となりました。

ささやかではありますが、お別れ会を開催しました。

一人一人4日間の交流で感じたことを英語で伝えあいました。

 

 

その後プレゼント交換を行いました。

   

 

「12月にまた会いましょう」

「12月また会えることを楽しみにしています」が多く聞かれました。

 

    別れを惜しんでいました。

 

 

   

     韓国大田科学高校のみなさんが小松空港へ向かう時間まで、交流を深めました。

 

   

小松空港へ向かう韓国大田科学高校のみなさんをお見送りしました。

 

韓国大田(テジョン)科学高校の生徒さんたちは、皆さんがロボット工学の研究者など、それぞれの分野で研究者を目指しています。

小松高校理数科の生徒たちと、お互いに「夢が叶うといいね」と励まし合う姿は、未来の科学を担う者として、とても前向きだなあと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

【SSH】韓国大田科学高校との交流 ~日韓の絆を深める記念品交換~

大田科学高校の先生お2人から記念品をいただきました。

小松高校からは、校長先生より記念品をお渡ししました。

 

ありがとうございました!

生徒はもちろんですが、教員も韓国大田科学高校の先生方と交流し、とても楽しかったです。

12月の訪韓時にお会いできることを楽しみにしています!

 

【理数科2年生】韓国の高校生との国際科学交流セミナー➄ ~学校生活交流 「推しお菓子」は?~

韓国大田(テジョン)科学高校との国際科学交流のパズル作成の合間に普通科、大聖寺高校、星稜中・高校の生徒さんとの交流会も開かれました。

普通科、大聖寺、星稜のみなさんそれぞれが「推しお菓子」を持参し、韓国の高校生と交流しました。

お菓子という共通のテーマがあったことで、言葉の壁を越えて自然と会話が弾みました。

お互いの「推しお菓子」について熱く語り合ったり、一緒に記念撮影をしたりと、会場は終始笑顔でいっぱいになりました。

生徒たちはこの交流会を通じて、新しい友達と出会い、忘れられない思い出を作ることができました。

   

 

 

非周期性パズル作成についての発表会後、韓国大田科学高校の生徒から、参加した生徒全員分の記念のお菓子をいただきました。きれいな袋の中に韓国のお菓子がたくさん入ったものを一人一人いただきました。ありがとうございました!

 

 

【理数科2年生】韓国の高校生との国際科学交流セミナー➃ ~非周期性パズル完成…成果発表会~

7月30日(水)13:00~

非周期性パズル作成の成果発表会を行いました。

講評者として

北陸先端科学技術大学院大学 情報科学系 コンピューティング科学研究領域

助教 鎌田 斗南 (KAMATA, Tonan)先生

がご参加くださいました。

また、午前からご指導くださった3名のALTの先生方も講評者としてご参加くださいました。

    

 

単に作品を発表するだけでなく、パズルの背後にある数学的な考察に焦点を当てて説明することを目的としました。

すべて英語で発表を行いました。

「非周期性」という概念の数学的な定義について、各グループが独自の解釈を披露しました。

あるグループは、ペンローズ・タイルの概念をヒントに、非周期的な模様が無限に広がる可能性を秘めた作品を提示していました。また、他のあるグループはパズルを作成する上で用いたアルゴリズムや生成ルールについても詳しく解説していました。前日の上原先生の講義を参考にしたグループもありました。

単純な繰り返しを避けるだけでなく、タイルの並び方やパターンの生成規則に、数学的なロジックを組み込む試みがなされました。

   

 

発表が終わると、聴衆からは次々と英語による質問が出ました。

また、日本語による質問もありました。

積極的に質問したことがすばらしいことです。

「このパズルの非周期性は、数学的にどのように証明できますか?」
「もしピースを無限に増やした場合、非周期性は維持されますか?」

   

  


発表者たちは、これらの鋭い質問に対し、自分たちの研究内容や思考プロセスを英語で一生懸命丁寧に解説していました。

 

一つの質問が新たな疑問を生じさせ、さらに深い議論へと発展していく様子は、参加者全員の知的好奇心を刺激するものでした。

 最後に講評者の鎌田先生から、グループごとに講評をしていただきました。よかったところ、改善するとよいところを丁寧に説明してくださいました。

 

これは生徒だけではなく、教員としてもどのようなプレゼンテーションを行うとよいか、ということについてとても勉強になりました。

これらの数学的なアプローチは、パズルが単なる遊びではなく、論理的思考を要する知的探究であることも鎌田先生は説明してくださいました。

 

今回の発表会は、参加者全員が「非周期性パズル」というテーマの数学的な側面を深く掘り下げ、そのおもしろさを再発見する貴重な機会となったと思います。

最後に、大聖寺高校、星稜中・高校、小松高校、韓国大田科学高校の代表生徒が2日間の国際科学交流についての感想を英語で述べました。

   

 

このような数学とデザインの融合を追究した経験から、異なる領域が融合された学問に科学的にアプローチする方法を学ぶことができたと思います。

発表会にご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

 
 
 

 

 

【理数科2年生】韓国の高校生との国際科学交流セミナー③ ~再考、非周期性パズル…最高の作品を目指して~

7月30日(水)9:00~12:30

昨日、一度完成させた非周期性パズル。

しかし、韓国の生徒も日本の生徒も、挑戦はこれで終わりではありません。

より面白く、より洗練されたパズルを目指し、韓国の高校生、理数科・普通科の生徒、大聖寺の生徒さん、星稜の生徒さんも再び朝から集まりました。

前日の反省点を踏まえ、まずはパズルの「非周期性」という核となる部分を再確認しました。

どのようなルールでパターンを排除すれば、より奥深く、解きごたえのあるものになるか、グループで活発な議論を交わしました。

「このピースはもっと複雑にしてもいいんじゃないか」

「この配置だと、かえって周期的なパターンが生まれてしまうのでは?」

「あのピースの形、もっとおもしろくできないかな?」

次々と飛び出すアイデアや意見を一つひとつ検証し、新しいピースのデザインや配置のルールを再構築していきました。前日に作ったパズルを作成した時間よりも、再考する時間は何倍もの価値を生み出し、生徒たちはさらに進化した非周期性パズルを完成させることができたのではないかと思います。

   

 午後から、どのようなアインシュタインタイルパズル(非周期性パズル)を作成したかについて、各グループが発表を行います。そのための準備も行いました。

英語で発表するため、

大聖寺高校ALT

小松明峰高校ALT

小松高校ALT

の3名の先生がご指導くださいました。ありがとうございました!

 

 

【理数科2年生】韓国の高校生との国際科学交流セミナー② ~韓国の高校生と作るオリジナルパズル~

7月29日(火)11:00~16:00

12グループに分かれて、それぞれ自分たちが考えてきたパズルデータをもとに話し合いを重ねました。

この日の目標は、各グループアインシュタインタイルパズルをレーザーカッターで切り出すことでした。

 

             

ディスカッションの様子

普通科、大聖寺、星稜グループが説明を受けている様子

 

       

これで一度作ってみよう!(会話は全部英語です)  

レーザーカッターの刃の位置とパズル用のボードの位置を確認

 

          

小松高校には2台のレーザーカッターがあります。          

裁断中。1ピース/分です。

 

            

うまく裁断できるか気になってました。

第1回目のパズルが裁断できました。10分弱でできあがります。

 

    

レーザーカッターの順番を待つ間、実験室のプラズマボールで遊んだり、話したりして友好を深めていました。

また、空き時間を見計らって昼食をとったりもしていました。

 

         

できあがったパズルのピースを1つずつはずしていきました。メンバーでできたものをすぐに合わせてみました。

 

       

どのグループもすぐにパズルが非周期性かどうかを確認していました。

 

周期性パズルになってしまったグループもあり、明日への課題としていました。

また、非周期性パズルを作った班も、より良いものにするため、もう一度話し合いの場を設け、さらなる工夫を凝らしていました。

 

 

        

 

 

【理数科2年生】韓国の高校生との国際科学交流セミナー① ~次世代研究者の育成を目指して~

韓国大田科学高校の生徒12名と小松高校理数科2年生41名は、1か月前からGeoGebraで、非周期性パズルの一つ「アインシュタインタイル」を一人一人が考えてきました。

韓国の高校生12名と小松高校理数科の生徒41名が交流し、10のグループに分かれてディスカッションを行い、各グループでオリジナルのアインシュタインタイルパズルを制作しました。

今年は、以下の皆さんも参加してくれました。

普通科2年生: 8名
大聖寺高校2年生: 4名
星稜高校2年生: 3名
星稜高校1年生: 1名
星稜中学校2年生: 1名

7月29日(火)@小松高校視聴覚室

9:00 

小松高校 校長先生の挨拶

校長先生から「科学交流を楽しんでほしい」という主旨の英語でのご挨拶があり、会が始まりました。  

 

北陸先端科学技術大学院大学 情報科学系 コンピューティング科学研究領域

教授 上原 隆平(UEHARA Ryuhei)先生の講義

非周期性パズルに関する講義を、すべて英語で受けました。講義では、研究の歴史や背景、パズルの仕組みに加え、これから自分たちで作るアインシュタインタイルのポイントについても学びました。

  

 

 

「パズルを数学的に考えるという英語の講義を聞いて、もともと難しい内容が、さらに難しく感じられました」

という感想を述べる生徒もいましたが、

「パズルを数学的に考えることのおもしろさを知った」

「今勉強している英語の今後の学び方の方向性がわかった」

「最前線の研究者が英語で数学を説明してくださったこと、根気よく何通りも考えることの大切さをはなしてくださったことに感動した」

という感想を述べた生徒もいました。

いずれの学校の生徒からもたくさんの質問が出て、充実した質疑応答が行われました。

   

講義終了後も、上原先生への質問に生徒の列がついて、個々に質問をしていました。

上原先生は丁寧に一人一人の質問に答えてくださり、質問した生徒からはとても嬉しかった!という声が聞かれました。

   

 講義後、聞いて話せるように英語を勉強しないと、と言っていた生徒がとても多かったです。

科学のフィールドは世界なので、この日この時間の感じたこと思ったことをずっと覚えていてほしいです。

 

 

 

 

【理数科2年生】韓国大田科学高校生来訪 ~未来を拓く国境を越えた科学交流20年目~

今年も韓国大田科学高校との国際科学交流が行われました。

これで、20年目となります。

コロナ禍の間もオンラインでつながり、3年前から再び、7月に韓国から来日、12月に訪韓してきました。

 

 毎年共同研究を行うことで科学交流を行っています。

   

7月28日(月)13:45 理数科2年生を中心とした16名が小松高校を出発!

韓国大田科学高校の生徒12名と先生2名をお迎えに小松空港へ向かいました。

   

 ドキドキしながら、飛行機の到着を待つ様子。     14:30 「初めまして~」の様子です!

 

 

小松空港の「ひゃくまんさん」(みんなに隠れて見えない)と一緒に記念撮影をしました。

 

15:00 いつも小松高校SSHの取組でお世話になっている「サイエンスヒルズこまつ」へ到着しました。

サイエンスヒルズこまつの中を案内し、展示されているものを解説しながら韓国の生徒と一緒に体験し、原理についてディスカッションしていました。英語が得意な子もいれば苦手としている子ももちろんいましたが、どの子もコミュニケーションを取りたいという思いが韓国の高校生に伝わり、みんなが笑顔で過ごすことができました。

    

   

     

 

17:30 宿舎でみんなで夕食をいただきました。さらに小松高校理数科2年生5名が加わり、とても楽しい時間となりました。

 

 

その後、共同研究の内容について、韓国の高校生から説明を受けました。研究テーマは3本です。3つのグループがプレゼンを行いました。

    

 

そして、韓国の高校生と小松高校理数科の生徒たちも3つのグループに分かれて、それぞれの班でディスカッションを行いました。

    

 

20:30 長い一日が終わり、小松高校生はみんな自分たちの英語による会話の力をつけたい、つけないと、と話していました。

 

 

 

 

 

【SSH・NSH】小松高校SSH・NSHの取組が紹介されています。

7月25日(金)

 石川県文教会館のロビーにて、「第301回 教育資料ロビー展」が行われています。

7月25日(金)~8月5日(火)小松高校SSH・NSHの課題研究ポスターとSSHだより、NSHだよりが展示されています。

近くにお越しの際にはぜひお立ち寄りください。

今年度の全国SSH生徒研究発表会に小松高校代表で参加するポスターです。

石川県文教会館 特色のある学校の活動

http://www.bunkyo.or.jp/bunkyo/self/lobby.html#301

 

【1,2年生】科学チャレンジ2025 

7月19日(土)13:00~ 金沢工業大学

「科学チャレンジ2025」に参加しました。参加校は、小松高校(11チーム45名)、大聖寺高校、金沢錦丘高校、星稜高校です。

4~5人/班で、ウインドカーを作成し、タイムを競いました。

制限時間50分で作成し、タイムを測ります。

班で協力し、作り上げることは簡単そうに見えますが、日ごろの探究活動の成果が表れます。

結果は、普通科1年生のチームが優勝でした。理数科1年生のチームが3位となりました!

入賞できなかった班の生徒たちが「悔しい」「今日のことを次に生かそう」と話し合っていたことが印象的でした。

また、「難しかったけど楽しかった!」「またやりたい」と、ほとんどの小松高校生が言っていたので、とても嬉しかったです。

金沢工業大学 プロジェクト教育センターの先生方、お忙しい中、ありがとうございました。

 開会式(競技の説明)  

      開会式(競技ルールの説明)                話し合いの様子

    

        協力が大事                  45名が参加してくれました

  

          試技の様子               試技の結果から次を考えているところ

【理数科1年生】 野外実習➃ ~鹿島の森に息づく照葉樹林 ー 地域環境と生物多様性の視点から~

7月16日(水)

11:30 塩屋海岸での植生調査の後、鹿島の森の植生観察に向かいました。

鹿島の森は、暖温帯の照葉樹林の原生林が残存している貴重な存在です。

照葉樹林だけではなく、アカテガニの楽園ともなっています。アカテガニは陸上生活に適応したカニです。年々減少しているそうですが、この日もいたるところで観察することができました。

人の手がずっと入っていないことによるこんもりとした外観の鹿島の森に入って、照葉樹林の涼しさに感動しました。

      

 上の写真:Wさん撮影のアカテガニ

 下の写真:H君撮影の鹿島の森の中 

 

14:00 昼食後、学校に戻り、ウニ胚の観察を継続しました。

プルテウス幼生をすべての班で観察することができ、生徒たちはみんな喜んでいました。

     

       

「成体ウニになるまで育てたい!」と言っていた生徒が数名おり、実験室のインキュベーターで育ててみましたが、残念ながら終業式後18日(金)にはすべて死んでしまいました。「なぜだろう」と考えていた生徒が、理数科2年生の先輩と話し合っていました。

生徒の感想

・実験を長い時間行うのが今までにない経験で、刺激的で楽しかったです。

・探究がとても面白いと思うようになった。

・準備されたものではなく自分たちで最初から継続的に観察して結果が得られる体験がとてもよかった。

・実験を長い時間行うのが今までにない経験で、刺激的で楽しかったです。

 

とても暑い日でしたが、早朝から夜中まで理数科のみんなで協力し合って実験・観察に取り組んでいました。

胚の写真はすべて理数科の生徒が撮影したものです。

 

 

 

【理数科1年生】 野外実習③ ~波打ち際から始まる生態系:ライントランセクトで見る植生~

7月16日(水)

6:00 ウニの発生観察を継続して行いました。全員そろって観察を始めていました!

ほとんどの班が、プリズム幼生にまでなっており、生徒たちは丸い胚から台形もしくは三角形になった胚に驚いていました。      

 

7:00 朝食を食べて、すぐにまた観察です。腕が2本になったプルテウス幼生になった班もありました。

 

 

8:00 金沢伏見高校の西岡登先生による「海浜植物の観察法」についての講義を受けました。

植物の詳細な分類について講義を受けることは初めての生徒も多かったと思いますが、がんばって聞いていました。塩屋海岸に生息する昆虫などについても説明を受けました。

    

 

9:30 講義も終わり、荷物をまとめてバスに乗り込みました。

これから西岡先生の指導のもと海浜植物の植生調査の実習を行うために、塩屋海岸へ向かいました。

 

10:20 塩屋海岸に到着し、班に分かれて海岸沿いに横並びになって、巻き尺で10mずつ測りながら陸のほうへ向かって植物調査を行いました。

    

                

    

本格的な植物調査を初めて行った生徒が多く、事前研修・講義で学んだ植物を宝探しのように一生懸命探して、同定していました。

ハマニガナ、ハマゴウ、ハマボウフウ、ウンラン、トベラ・・・ほかにもたくさんの植物が見つかりました。

  生徒たちが植物を踏まないようにハマゴウの群生の中をおそるおそる歩いていた様子が印象的でした。

  生徒たちが「この様子を覚えて、この生態系を維持していかないといけないね」、ということを話しあっており、とても嬉しく思いました。

 

 

 

植生調査に講師として来てくださった先生方、お忙しい中、ありがとうございました!

  

【理数科1年生】 野外実習② ~細胞分裂を体感!ウニの発生実習レポート~

7月15日(火)

16:00 宿舎(粟津温泉 喜多八さん)にて、ウニの発生の顕微鏡観察を継続しました。

 

18:30 夕食 理数科のOB 7名が来てくれて、一緒に夕食をいただきました。 食事の時間には、高校生活や大学生活について、さまざまな話題で盛り上がりました。

 

20:00 顕微鏡観察の継続と卒業生との懇談会を実施しました。部活動との両立、理数科での勉強の仕方、課題研究への取り組み方、学会への参加、コンテストへの参加など、色々話を聞き、とても有意義な時間を過ごしました。

ウニ胚も胞胚まで進み、受精膜をやぶって動き出していて、生徒たちは声をあげて喜んでいました。

先輩たちも、顕微鏡観察の仕方、ウニ胚の時期について教えてくれたので、実習もスムーズに進みました。

   

 

途中、学年主任の先生も応援に駆けつけてくれました。語る会の最後には卒業生から、激励の言葉をいただきました。

        

 

ウニの発生観察は、温度管理も重要で、観察する部屋に一晩中エアコンをつけることを許可してくださり、また、ウニ胚の試料を置いておくための少し低めの温度で空調の効いた専用の部屋もご準備くださった喜多八のみなさん、ご協力ありがとうございました。発生観察は大成功でした!

理数科の卒業生、バスの運転手の方、ホテルのみなさんなど多くの方々のご協力で、実習を順調に進めることができました。ありがとうございました。そのおかげか、自分たちで人工授精させたウニの胚が気になって、夜中1:00ごろまで観察していた生徒さんが数名いましたね!

   

「眠くないの?」と質問したら、「胚が気になって」「先生こそ眠くないんですか?」と言って気遣ってくれました。

研究熱心かつ思いやりにあふれる理数科のみなさんでした。

 

【理数科1年生】 野外実習① ~自然が教科書になる日:生物と地学をフィールドで学ぶ~

理数科1年生恒例の「生物・地学野外実習」が行われました。

7月15日(火)

8:30 生物実験室に集合し、「石川県海洋ふれあいセンター」からいただいたムラサキウニから塩化カリウム水溶液によって放卵、放精させ人工授精させました。

    

 

10:00 二細胞期へ卵割したことを顕微鏡観察にて確認

             

 

12:30 ほとんどの班が八細胞期まで卵割したことを確認して、片野海岸へ出発

      

 

14:00 片野海岸には海底火山の火山灰や火砕流の噴煙の堆積でできた軽石凝灰岩の大きな塊があり、長者屋敷跡と呼ばれています。遠くからみるとつるつるして、うねうねした塊に見えましたが、近づいて見ると礫や木々の破片が混ざっていて、表面はざらざらとしていました。みんな汗だくになりながらも、岩のてっぺんまで登り、軽石凝灰岩を間近で観察しました。

    

 

 

 

 

【理数科3年生】「課題探究Ⅲ」発表会 ~微分方程式を活用した領域融合型の課題研究~

7月14日(月)

理数科3年生学校設定科目「課題探究Ⅲ」発表会を行いました。

各コースそれぞれ、微分方程式を活用した領域融合型の課題研究に取り組んできました。

実社会で直面する複雑な課題を解決するために必要となる基礎力を身につけること、より進んだ課題解決の方法を学ぶことによって、大学での学びにつながる学びを得ることを目的としています。

今回、発表することによって、一人一人の探究する姿勢における課題が見つかったと思います。

明確なテーマ設定、仮説の立て方、計画性、データの扱い方・・・のような今まで学んできた探究スキルを使うことはもちろん、分野の違いを弱点ではなく“広がり”と捉えることで、異なる視点から新たな価値を見出すことができたでしょうか。

 探究した内容がどのように地域や社会、未来に貢献できるかを考えると、研究の意義が深まってきますね!

発表タイトル

工学コース

「水セメント比とコンクリートの強度の関係」

「微分方程式を用いた抵抗力公式の比較」

社会学コース

「噂の拡散について」

 「エビングハウスの忘却曲線の正確性の検証」

生化学コース

「オキシドールと食物に含まれるカタラーゼによる酸素発生の反応速度」

薬学コース

「汗のニオイを脱臭する方法」

「殺菌効果を示すエタノールの最小濃度の検証」

 

 

【SSH】令和7年SSH(スーパーサイエンスハイスクール)成果発表会

 7月11日(金)SSH研究発表会を開催し、2限目、3限目に全学年、すべてのクラスで公開授業を行いました。大学の先生方及び県内外の中学校・高校の先生方など多くの方のご参加心よりお礼申し上げます。

 本校SSH研究開発課題である「正答のない問題に粘り強く取り組み、解決することができる探究力を持った人材の育成」に向け、生徒の探究力を育成するため本校が日々取り組んでいる①課題発見型の授業、②領域融合型の授業、③オンラインでの学習環境を有効に活用した授業、3つの授業を参観していただきました。

 4限目の研究協議会では、本校のSSHの取り組みや公開授業について、今後の研究の参考となる貴重なご意見を多くいただきました。

 以下に、公開授業のようすを一部掲載します。

課題発見型の授業のようす

①古典探究(2年) 主題:似た語感を持つ古文単語の差異を読み取る 

②化学基礎(1年) 主題:炎色反応と沈殿生成による成分元素の同定

 領域融合型の授業のようす

①物理×生物(3年) 主題:生体電気

②英語×美術(2年) 主題:問いを見つける目を養う

③地理総合×歴史総合(1年) 主題:石炭が旅を変えた~産業革命と旅行の近代化

オンラインでの学習環境を活用した授業

①情報Ⅰ(2年) 主題:Pythonでの出力をマスターする

②現代の国語 主題:「まちの豊かさとは何か」の叙述をベースとして自己の考えを聞き手を想定して伝える

科学系オリンピックの勉強会 ~物理で世界を目指す!オリンピック勉強会開催レポート~

今年も科学系オリンピックの夏がやってきました。

生徒たちは出場したいオリンピック(物理、化学、生物)に向けて、勉強会を定期的に開き切磋琢磨し合っています。

 

7月15日に実施される物理チャレンジ予選突破を目指す生徒を対象に、理化部を中心として物理チャレンジ勉強会を定期的に開催しています。この勉強会は、科学的思考力の育成と国際大会への挑戦を支援する目的で企画しています!

勉強会の内容
昨年度の物理チャレンジ参加者による体験談の共有に加え、物理担当の先生から、理論問題の解説や実験課題への取り組み方についての講義を実施してきました。そして、問題を解き、生徒たちでディスカッションしたり、教え合ったりして、まず本選出場に向けて楽しみながらがんばっています。

  理論問題演習:「力学」「電磁気」「熱力学」など高校物理の応用問題を中心に解説
  実験課題紹介:「音速の測定」

参加者の声
「先輩の話を聞いて、物理の奥深さと挑戦する楽しさを実感した」

「実験課題は難しかったけれど、自分で考えて試す過程が面白かった」

参加者たちは、物理の魅力に触れながら、自らの探究心を高める貴重な時間を過ごしてきました。

 

本校では今後も、科学系コンテストに向けた自主勉強会やレポート作成支援を継続して行い、全国大会や国際大会への挑戦を後押ししていきます。

 

    

 

 

 

 

「課題発見型」「領域融合型」「オンライン環境を有効に活用した」授業についての意見交換会 ~ミライの授業づくりへの今年度の第1歩~ 

7月3日(木)@小松高校探究ルーム

小松高校の教員で、「課題発見型授業」「領域融合型授業」「オンライン環境を有効に活用した授業」についての意見交換会(教員研修会)を実施しました。

今回の研修では、通常授業で探究力を育成するための「課題発見型授業」「領域融合型授業」「オンライン環境を有効に活用した授業」について、事前に教員が各教科・科目で話し合いと意見交換を行って、参加しました。各授業別に教科・科目を超えて教員同士が活発に意見交換を行いました。

参加した教員からは、「これからの授業のあり方を見直すよい機会となった」「実際の授業に活かしたいアイデアがたくさん得られた」などの声が寄せられ、今後の授業実践に向けた意欲的な姿勢が見られました。

各授業別にまとめられた意見を発表し、共有しました。

本研修会を通じて、通常授業で探究力を育成する授業への今年度の第一歩を踏み出すことができました。今後も、探究力を育成する授業改善の取り組みを継続してまいります。

   

 

 

【理数科1年生】関東サイエンスツアー①番外編 卒業生と語る会 ~先輩との「きずな」にヒントがある~

6月12日(木)20:00~

理数科卒業生11名(東京大学大学院、東京大学、東京科学大学大学院、東京科学大学、千葉大学(医学科))が宿舎に駆けつけてくれました。

 

 

40人が10班に分かれ、卒業生が各班について、10分ずつ担当してくれました。

 

大学生活、大学での研究、部活動、アルバイト、高校時代の勉強、高校時代の部活動、進路相談、悩み相談などなど、時間があっという間に過ぎてしまったと理数科1年生のみなさんが言っていました。

もっと時間が欲しいといって、残って先輩に質問してくれていた生徒さんもいました。

卒業生のみなさんは高校時代よりもさらに頼もしくなっていて、さまざまなところで活躍している様子がわかり、引率した教員としてもとても嬉しかったです。

小松高校というつながりで、魅力的な人たちと知り合えること、つながりができることが小松高校へ入学した醍醐味の一つでもあります。これは卒業生同士も理数科1年生の何人かも話していました。

忙しい中、駆けつけてくれた卒業生のみなさん、心から感謝申し上げます。

次は高校生のみなさんが、卒業生と語る会に卒業生として駆けつけてくれると嬉しいです。

 

 

 

【普通科・理数科1年生】「探究基礎・課題探究Ⅰ」環境エネルギーに関する特別講義

6月25日(水)に普通科・理数科1年生対象に、環境エネルギーに関する特別講義を実施しました。

講演者は、東京大学先端科学技術研究センター新エネルギー分野特任助教 樗木 悠亮 (OTEKI Yusuke)先生です。

 

近年、エネルギー問題解決の決め手として様々な再生エネルギーが利用されています。

環境エネルギーをキーワードに、研究例、研究の未来、これからのエネルギー問題、人文科学的なアプローチ、などを考え、さらに研究者のキャリアバス、研究者としての一日を講義していただきました。

生徒たちから、

・これからの発電やペロブスカイト電池などを新しく知って大変有意義だった。

・これからの新しいエネルギーの未来にとても興味がわいてきた、

と話していました。

社会の課題やそれらを解決する研究例を知るだけではなく、自身の進路を考えるきっかけになってくれたらよいなあと思います。

発展的で難しい内容もありましたが、生徒たちは熱心に聞いており、質問もたくさん出ました。

 

  

 

 

【理数科2年生】課題研究中間報告会「こまつ研究サポートプログラム」①

6月17日(火)

理数科2年生の課題研究について大学の先生からアドバイスを受ける中間報告会その1を実施しました。

これはSSHの「こまつ研究サポートプログラム」によるものです。

今回のアドバイザーの先生は

金沢工業大学バイオ・化学部応用化学科 草野英二先生です。

草野先生から課題研究のテーマについて化学の実験方法についてアドバイスを受けました。

6月24日(火)

理数科2年生の課題研究について大学の先生からアドバイスを受ける中間報告会その2を実施しました。

今回のアドバイザーの先生方は

金沢大学数物科学系 佐藤政行先生

金沢大学フロンティア工学系 小松崎俊彦先生

金沢大学地球社会基盤学系 森下知晃先生

金沢大学数物科学系 川上 裕先生

石川県立大学ゲノム情報利用技術教育センター 中谷内 修先生

です。

生徒は熱心に自分たちの研究について相談し、アドバイスをいただいていました。

生徒からは、有意義な意見をもらえてとても嬉しかった、という意見が多く出ていました。

 

 

【理数科2年生】「生成AIの活用法」講座

6月18日(水)理数科2年生対象に、今現在急速に利用が拡大している生成AIについての講義を実施しました。

講師は、金沢工業大学 情報理工学部 知能情報システム学科 教授 山本知仁先生です。

先生方も生徒のみんなも利用が拡大していて、課題研究においても気軽に活用できるようになってきました。

そこで、生成AIの正しい活用の仕方、発展的な活用の仕方、課題研究への効果的な利用について講義を受けました。

山本先生はとてもわかりやすく生成AIの使い方、さらなる便利な使い方も講義してくださいました。実際に生成AIを利用しながらの講義だったので、生徒たちからはとても有意義でわかりやすかった、さっそく利用したい、などの感想がきかれました。

実際に生成AIを自分たちの課題研究に利用している様子 その1

実際に生成AIを自分たちの課題研究に利用している様子 その2

生成AIの正しい利用方法について

特別講義の様子が金沢工業大学のHPにニュースとして掲載されました!

https://www.kanazawa-it.ac.jp/kitnews/2025/0620_yamamoto.html

【理数科1年生】令和7年度 関東サイエンスツアー③

2日目 6月13日(金)

東京科学大学にて研究室訪問

化学系・生物系・情報系の3つの研究室を訪問し、多くの刺激を受けました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2日間の日程を無事に終えることができました。

生徒からは

「実際に高度な研究に携わっている人から高1の時点で研究について学べるので、大きく成長できる。」

「生物多様性の謎についてとても面白かったです。種が別れた原因を探すこと、生命の起源について知ることに対して、とても興味が湧きました。」

との意見がありました。これからの理数科に期待ですね。

【理数科1年生】令和7年度 関東サイエンスツアー②

1日目 6月12日(木)

東京大学

◎駒場キャンパス

生産技術研究所 古川亮 研究室

固体と液体の中間的な物質であるソフトマターについて最新の研究に触れることができました。

 

大島まり 研究室

テレビドラマ「ガリレオ」の監修もされている大島まり先生の研究室も見学できました。

血流をAIで解析し、病気を予想する研究に生徒たちは感動していました。


【理数科1年生】令和7年度 関東サイエンスツアー①

第一線の研究者・技術者から直接講義や実習指導を受け、科学技術に関する興味・関心を高め、学ぶ意欲を育てることを目的として、関東サイエンスツアーを実施しました。

1日目 6月12日(木)

    出発式の様子

 

東京大学

4グループ(1グループ10名)に分かれて、本郷キャンパスと駒場キャンパスへ向かいました。

◎本郷キャンパス

 

     赤門の前

     安田講堂前

素粒子物理国際センター

素粒子物理学についての講義を受け、最先端の実験施設を見学しました。

定量生命科学研究所 岸研究室

エビジェネティクスについての講義を受け、エピジェネティクスの研究によって若返り、老化、ストレス、脳の機能についてのしくみ解明につながることを学びました。また、マウスの脳の断片を顕微鏡で見ると、ニューロンを観察することができて感動しました。

また、大学生、大学院生との懇談会の時間も設けてくださり、研究はもちろん大学や大学生活、大学院生と学部生の違いなどの話を丁寧に楽しく教えてくださいました。

講義の様子

マウスの脳の試料の説明

研究室の大学生、大学院生の方との懇談

   実験についての説明

 

とても丁寧に対応してくださり、研究室の一日や研究の様子を知ることができて、研究をに携わりたい気持ちが高まりました。

【理数科1年生】失敗から学ぶ科学の楽しさ ~理数科1年生実験の現場より~

「課題探究Ⅰ」「理数生物」「理数地学」

理数科1年生は1週間の間に1回以上、実験に取り組みます。

学校設定科目「課題探究Ⅰ」では物理実験、化学実験、

「理数生物」では生物実験、「理数地学」では地学実験です。

5月14日(水)、今回は「理数生物」で、酵素反応の実験に取り組みました。

3人1班で実験を行いました。仮説を検証するために実験を考え、何を使うかも考えます。

失敗(自分たちが予想した結果と違う結果)したら、粘り強く考え続けます。

班員で協力して結果を出し、考察しました。

入学して約1か月半、10回近く実験を行っているので、班員との協力の仕方、実験器具の扱い方が入学した4月よりもうまくなってきました。

実験結果の精度を高めるためにも、正しい実験器具の扱い方が重要です。 

理数科は日々の授業で実験・実習を盛りだくさんに行い、実物を確かめる・知ることを大切にした授業を行っています。

   

  

  

【普通科2年生】課題研究 考えるって楽しい!好きなことがチカラになる!

5月8日(木)普通科2年生 学校設定科目「課題探究」

普通科2年生の課題研究が本格的に始まりました。

1年生では課題研究の入門編「探究基礎」で課題研究の基本を先生が提示したテーマに沿って学びました。

小松高校のSSHが始まって今年で20年目となります。20年間、課題研究にアドバイスをくださり、小松高校をよく知ってくださっている石川県立大学ゲノム情報利用技術教育センター中谷内修先生から「課題研究のテーマの選び方、課題研究の楽しみ方に」について講義を受けました。

いよいよ、自分たちのテーマを見つけて、思いっきり課題研究に取り組むことができます。

小松高校には今までのSSH、これからのSSHで、好きな研究に取り組める設備が大学レベルで整っています!

好きなことをチカラにして自分たちだけの「なぜ」を追っかけます。

研究に取り組むことの楽しさを語る中谷内先生

小松高校で科学者になれる!?

好きな研究ができる設備が整っています!

課題研究が自分の未来につながる・・・。

熱心に講義を聞く2年生。「聞くときは聞く」「やるときはやる」ができる小松高校生です。

【理数科2年生】課題研究 正答のない世界へ、粘り強く!

4月15日(火)理数科2年生「課題探究Ⅱ」

 課題研究開講式が行われました。

馬場校長先生からの激励の挨拶から始まり、1年間のスケジュールや注意点などの確認を行いました。

理数科2年生たちは、これから取り組む課題研究に楽しみな様子でした。

新しい研究ノートが渡されました。これから研究のアイディアや結果をどんどん書き込んでいきます。

研究者への第1歩です。

 

 

【理数科3年生】領域融合型の学習 現象を数式で追いかける

4月14日(月)理数科3年生「課題探究Ⅲ」開講

理数科3年生は、1年生「課題探究Ⅰ」、2年生「課題探究Ⅱ」とこれまで課題研究に取り組んできました。

これから大学への学びにつながる学びを、領域融合型の学習として行います。

「微分方程式」を使って様々な現象を数理モデル化します。

今回は微分方程式について学びました。

次回から、社会学コース、数物コース、工学コース、生化学コース、薬学コースの5つに分かれて微分方程式を利用した課題研究に取り組みます。

 

【普通科2年生】課題研究スタート!

4月11日(木)普通科2年4,5組、4月12日(金)普通科2年6,7組の課題研究 開講式が行われました。

1年間のスケジュールと注意点を確認しました。

これからいよいよ自分がやりたい探究の扉が開きます。

【SSH】「課題探究Ⅱ」課題研究英語ポスター発表会(理数科2年生)

 3月21日(金)3,4限目に、北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)の先生方、大学院生(留学生)、他校のALTをお迎えして、理数科2年生が1年間取り組んだ課題研究を英語で発表しました。開会式で米口一彦校長先生から "Chanllenge yourselves and good luck!" というお言葉をいただいた後、生徒は聴衆のみなさんの顔を見て反応を確認しながら堂々と発表し、質問に対してもしっかりと答えることができていました。参加したALTの先生から、「抽象的な数学の研究内容を、実物も使って、わかりやすく説明してくれて感動した。」という声が聞かれました。また、JAISTの先生方や留学生からは、専門的なアドバイスを頂くことができました。4限目からは理数科1年生も参加し、熱心に質疑応答に参加していました。

 お忙しい中講評者として来校してくださったJAISTの先生方や大学院生・ALTの皆様、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【SSH】日本地理学会2025年春季学術大会 高校生ポスターセッション

3月20日に、日本地理学会が主催する2025年春季学術大会高校生ポスターセッションに、本校の普通科1年6名が参加しました。 

発表タイトル、要旨→(リンク)2025年春季学術大会 高校生ポスターセッション発表タイトルおよび要旨

           *小松高校は”43”です。

午前中は、高校生同士による研究交流会が行われ、それぞれが研究した内容について活発な意見交換が繰り広げられました。お互いの研究について学び合う貴重な時間となりました。

午後のポスター発表では、大学の先生や学生、高校生を前に、研究成果をプレゼンしました。緊張しながらも、楽しい雰囲気の中で発表を行うことができました。質問やフィードバックを通じて、さらに研究を深めるヒントを得ることができ、大変有意義な経験となりました。

参加した生徒は、この経験を活かして次年度の課題研究にいかしたいと振り返っていました。

<発表会のようす>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【SSH】究める課題研究 in KOMATSU

3月16日(日)サイエンスヒルズこまつにおいて「究める課題研究発表会 in KOMATSU」を開催しました。

 午前は、総合研究大学院大学院教授渡辺祐基氏による記念講演をしていただきました。「南極の氷が解けるとペンギンはどうなるか」というテーマで、現地での調査の実際を動画や写真を交えながら分かりやすく伝えてくださりました。講演後の質疑応答では、参加した生徒からの質問にも丁寧に答えていただきました。

 午後は、課題研究ポスター発表会が行われました。発表会には小松高校だけでなく、大聖寺高校、小松明峰高校、小松市立高校、泉丘高校、金沢大学附属高校、星稜高校、星稜中学校、丸内中学校、符津小学校、稚松小学校、第一小学校の生徒、計250名が参加し、学校の枠を超えた交流が行われました。また、小松高校が毎年交流している韓国の大田科学高校の生徒もオンラインで参加し、小松高校との共同研究の発表を行いました。
 ポスター発表後は、小中学生を対象とした実験講座を開き、本校理数科2年の生徒が主体となって普段から取り組んでいる研究に関する実験ブースを開設しました。参加した30名の小中学生は、高校生から実験の指導を受け、発展的な実験、体験に楽しみながら取り組むことができました。

最後になりますが、会の開催に際して、準備や運営に多大なサポートをしていただきましたサイエンスヒルズこまつの皆様に厚く御礼申し上げます。

★参加して下さった先生方★

 総合研究大学院大学院 渡辺 祐基 先生

 北陸先端科学技術大学院大学 廣瀬 大亮 先生

 金沢大学 理工研究域 フロンティア工学系  小松﨑 俊彦 先生

 金沢大学 理工研究域 数物科学系 川上 裕 先生

 金沢大学 理工研究域 数物科学系 本所 恵 先生 

 石川県立大学 生物資源工学研究所 中谷内 修 先生

 福井大学 学術研究院 教育・人文社会系部門 遠藤 貴広 先生

 公立小松大学 国際文化交流学部 国際文化交流学科 清 剛治 先生

 公立小松大学 国際文化交流学部 国際文化交流学科 長辻 幸 先生

 石川県教育委員会学校指導課 桝蔵 充則 先生

<講演会>

 

<ポスター発表会>

 <韓国大田科学高校と小松高校による共同研究 ZOOM口頭発表>

 

 

 

 

 

 

<本校生徒による小中学生対象の実験講座>

 

【SSH・NSH】理数科「課題探究Ⅱ」・人文科学コース「人文科学課題研究Ⅰ」ポスター発表会

1月17日(金)5、6限目に理数科「課題探究Ⅱ」と人文科学コースの「人文科学課題研究Ⅰ」の合同ポスター発表会が開催され、理数科と人文科学コース2年生が1年間の研究の集大成となる発表を行いました。

年間を通してアドバイスをくださった「こまつ研究サポートプログラム」メンバーの先生方や大学院生・大学生をお招きしました。

今年度初めて理数科と人文科学コース合同で開催しました。理数科と人文科学コースで研究領域は異なるものの興味・関心をもって質問する姿がみられました。6限目は理数科1年生を対象に発表しました。参観した理数科1年生は、先輩の発表に真剣に耳を傾け、質問をしようと頑張っていました。

講評者として来校してくださった大学の先生や大学院生・大学生の方々、石川県教育委員会学校指導課の先生方本当にありがとうございました。

<理数科>

金沢大学 理工研究域数物科学類           武田 真滋 教授

金沢大学 理工研究域数物科学類           川上 裕 准教授

金沢大学 理工研究域フロンティア工学類       小松﨑 俊彦 教授

金沢大学 理工研究域地球社会基盤学類        森下 知晃 教授

金沢大学 高大接続コア・センター       中野 正俊 特任助教

金沢大学 自然科学研究科数物科学専攻博士前期課程2年 佐竹 改斗 氏

金沢大学 自然科学研究科数物科学専攻博士前期課程2年 田家澤 一樹 氏

金沢大学 自然科学研究科数物科学専攻博士前期課程1年 長谷川 暁也 氏

金沢工業大学 バイオ・化学部応用化学科      草野 英二 教授

石川県立大 生物資源工学研究所               中谷内 修 講師

北陸先端科学技術大学院大学              鎌田 斗南 助教

 <人文科学コース>

金沢大学 人間社会研究域 学校教育系   小浦 寛 特任教授

金沢大学 人間社会研究域 人文学系    原 佑介 准教授

福井大学 教育学部            遠藤 貴弘 准教授

公立小松大学 国際交流学科        長辻  幸 准教授

京都大学大学院法学研究科博士後期課程1年 大森 道也 氏

 

石川県教育委員会学校指導課   向 哲宏 指導主事

石川県教育委員会学校指導課   桝藏 充則 指導主事

<講師の紹介>

<ポスター発表会のようす>

・理数科会場

・人文科学コース会場

 

【SSH・NSH】普通科課題研究(文系・理系)ポスター発表会

1月15日(水)本校体育館にて、2年普通科の生徒による「課題研究ポスター発表会」が行われ、自分たちが設定したテーマに関して1年間の研究成果を発表しました。

大学や企業から15名の講師の先生方と金沢大学の学生4名をお招きし、専門的な視点から貴重なアドバイスをいただきました。先生方は、生徒一人ひとりの発表に耳を傾け、研究の工夫や今後の発展可能性について具体的な助言をしてくださいました。

また、発表を聞く側の生徒たちは熱心に質問をしたり、新しい視点での意見を述べたりするなど、発表会は生徒間の交流の場としても大きな意味を持つものとなりました。

【参加していただいた大学の先生・学生の方々】

<理系>

金沢大学 環日本海域環境教育センター所長 教授   長尾 誠也 様

金沢大学 理工研究域 フロンティア工学系 教授   小松﨑 俊彦 様                        

金沢大学 理工研究域 数物科学系 准教授 川上 裕 様               

金沢工業大学 バイオ・科学部応用化学科 教授 草野 英二 様

石川県立大学 教養教育センター 教授  宮口 和義 様                                   

石川県立大学 生物資源工学研究所     准教授 竹村 美保 様                                 

北陸先端科学技術大学院大学 バイオ機能医工学研究領域 講師 廣瀬 大亮 様                            

小松マテーレ株式会社 監査役 米澤 和洋 様                                       

科学技術振興機構 主任専門員 三ツ井 良文 様                                          

金沢大学 理工研究域 数物科学系 自然科学研究科数物科学専攻 M1 長谷川暁也 様                             

金沢大学 理工学域数物科学類 B4 天野 智允 様、川合 健太郎 様、小林 佳成 様

<文系>

金沢大学 人間社会研究域 学校教育系 特任教授 小浦 寛 様                                                                                 

金沢大学 人間社会研究域 学校教育系 准教授  花輪 由樹 様

福井大学 学術研究院 教育・人文社会系部門 准教授 遠藤 貴広 様                                                                                 

公立小松大学 国際交流文化学部 国際交流学科 准教授 朝倉 由希 様                                                                   

公立小松大学 国際文化交流学部 准教授  清 剛治 様                          

金城大学 人間社会科学部 社会福祉学科 助教  角越 睦 様

 

<講師の先生方の紹介>

<ポスター発表会のようす>

韓国科学交流~韓国訪問⑧~

3日目の昼食後、国立果川科学館へ行きました。こちらは韓国の科学技術をわかりやすく展示している科学館です。

夜は骨付きカルビを食べました。みんな元気いっぱいで、あっという間にお肉を食べきっていました。

 

 

 

 

 

 

 

韓国科学交流~韓国訪問⑦~

韓国海外研修3日目19日の朝、テジョンを出発し、KTX乗ってソウルに向かいました。

お昼はスンドゥブを食べました。

 

 

 

 

韓国科学交流~韓国訪問⑥~

2日目の夜は、大田科学高校のみなさんが歓迎の食事会を開いてくれて、楽しい時間を過ごすことができました。

最後に両校の代表生徒による感動的なスピーチがあり、持参したプレゼントを渡しました。

今回の訪問で、より友情が深まった日韓の生徒たちは、別れを惜しみつつ、再会を誓い合っていました。

 

 

 

韓国科学交流~韓国訪問⑤~

2日目のお昼は、みんなで大田科学高校の学食を食べました。

午後の最初の活動では、韓国の生徒が、韓国の伝統的な遊びを3つ教えてくれて、実際に体験することができました。

その後学校を出発し、テジョン天文台に行きました。そこでは、天文学に大変詳しい韓国の生徒が案内役となり、解説をしてくれて、天体望遠鏡で金星を観測しました。

韓国科学交流~韓国訪問④~

ポスター発表の後、韓国の生徒に校舎内を案内してもらい、天体望遠鏡や充実した実験設備や機器を備えた実験室などを見学しました。日本の生徒達は、思い切り研究に打ち込める環境に感嘆していました。

 

 

韓国科学交流~韓国訪問③~

韓国科学交流2日目の12/18は、この研修最大のイベントである大田科学高校訪問の日でした。

寒空の下、夏に小松で交流を深めた大田科学高校の生徒12名が歓迎の横断幕を持って待っていてくれました。また、オープニングセレモニーでも、大田科学高校の有志の生徒がバンドを結成し、日本の歌を2曲も演奏してくれました。温かい歓迎に生徒たちはとても感激していました。

両校の校長先生による挨拶の後、ポスター発表会(DSHS-KHS International Science and Culture Fair)が行われました。クリスマスの装飾に彩られた講堂には、43枚のポスター(うち3枚が両校の共同研究のポスター、4枚が小松高校課題研究のポスターと学校紹介のポスター)が並べられました。生徒達は堂々と自分の研究内容を発表し、質問にも一生懸命答えていました。また、観客としてたくさんのポスター発表を聞きに行き、ハイレベルな内容であっても、理解できた部分を手がかりして積極的に質問をしていました。物怖じすることなく1人で発表を聞きに行って質問している生徒が沢山いて、大きく成長した姿を見せてくれました。


 

 

 

 

韓国科学交流~韓国訪問②~

12時40分頃飛行機が無事ソウルに到着しました。現地添乗員のキムさんと合流してから、バスでテジョンに移動しました。途中で立ち寄ったサービスエリアで、ウォンを使って初めての買い物をし、名物の「くるみまんじゅう」などを味わいました。夕食はサムギョプサルを食べました。みんな元気いっぱいで、あっという間にお肉を食べ終わり、楽しい会話で盛り上がっていました。

 

韓国科学交流~韓国訪問①~

韓国科学交流(韓国訪問)初日です。

9時20分、理数科2年生が小松空港へ集合しました。

これから始まる韓国訪問への期待から、みんな元気いっぱいでした。

全員無事に集合し、搭乗手続きを行ってから結団式を行いました。

   結団式の様子

【SSH】第2回こまつ研究サポートプログラム(2年理数科)&第1回究める探究スクラム in KOMATSU

 9月18日(水)6・7限、27日(金)5・6限、2年理数科の学校設定科目「課題探究Ⅱ」で第2回こまつ研究サポートプログラム「課題研究中間報告会」が行われました。
 生徒達から「設定したテーマに関して、視点を変えて考えることができた」「切手問題について意見がいただけてよかった」という声が聞かれ、研究を大きく前に進めることができました。

 また、今回は「第1回 究める探究スクラム in KOMATSU」を同時に開催しました。他校の先生が「課題探究Ⅱ」の授業を見学することで、石川県の課題探究の普及につなげることを目的としています。今回は2日間で12名の先生に参加していただきました。

【参加していただいた大学の先生方】
金沢大学 理工研究域 数物科学系      佐藤 政行 先生 (物理)
金沢大学 理工研究域 フロンティア工学系  小松﨑 俊彦 先生 (物理)
金沢大学 理工研究域 数物科学系      川上 裕 先生 (数学)

北陸先端科学技術大学院大学         鎌田 斗南 先生(数学)
金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科  草野 英二 先生 (化学)
金沢大学 高大接続コア・センター      中野 正俊 先生 (化学)
金沢大学 理工研究域 地球社会基盤学類   森下 知晃 先生 (地学)
石川県立大学 生物資源工学研究所      中谷内 修 先生 (生物)