子どもたちのようす
もうすぐ夏休み(子ども110番の家)
来週木曜日からいよいよ夏休み。昨年度の夏休みはとても短かったので、子どもたちにとっては、いまから待ち遠しくて仕方がないのではないでしょうか。外で元気いっぱいに遊ぶことも多いでしょう。そこで、木曜日と金曜日の二日間にわたり、お昼の放送で、校区内の子ども110番の家を紹介しました。教室で、110番の家を確認している子どもたちは、口々に「あ、ここ知っとる」「ぼくの家の近くや」「ここ、いつも通る」「お父さんの行く病院や」などと、反応しながら家の場所と外観を確認していました。長い夏休み、何か危険なことが自分に迫った時に、「子ども110番の家」に助けを求めることができればいいと思います。とはいえ、何事もなく、楽しい毎日を過ごせることが一番すてきな夏休みですね。
今年は、学校で年に何度か、このように子ども110番を周知することを計画しています。そのため、例年PTAで行っている110番ラリーは実施しません。ご了承ください。
聖火トーチがやってきた!
新聞報道等でもご存じのように、現在、内灘町小中学校間に聖火トーチが巡回しています。町内在住の聖火ランナーの方のご厚意で貸し出していただいています。今日は、向粟崎小に聖火トーチがやってきました。聖火トーチを実際に目にする貴重な機会となりました。あるクラスでは、聖火トーチを上から見た形が桜紋になっていることを実際に見せていました。「きれい」「桜や」とデザインの美しさに思わず声があがっていました。また、あるクラスでは、東京1964の映像を見ながら、映像に映っていたのと同じトーチが目の前にあることで、よりいっそう貴重な品と触れ合えていることを感じていました。また、聖火は外国からはるばる日本に届けられていることを教えてもらった子供たちは、「え、外国から?ほんと?」と驚いていました。
貴重な経験を子どもたちにさせていただき、町内の聖火ランナーのお二人には感謝の思いでいっぱいです。ありがとうございました。
先生たちの読み聞かせ
今日の朝学習の時間は、全校一斉に先生たちの読み聞かせがありました。いつもの担任の先生とは違う先生が教室にやってきて本を読んでくれました。先生方は、子どもたちのために選書をして、読む練習をしてきました。子どもたちに喜んでもらえるかな?この本、気に入ってもらえるかな?静かに聞いてくれるかな?とドキドキしながらそれぞれの教室に足を運びました。どの教室でも、子どもたちが集中して本を聞いてくれたようです。たまには、いつもと違う先生と過ごす読書の時間もいいものですね。
なかよし会(1年・5年)
7月8日(木)に1年生と5年生のなかよし会がありました。1年生は、国語の学習で「おおきなかぶ」を学習していました。学習のゴールは5年生におおきなかぶの劇を見せること。5年生によろこんでもらえるためにどんな工夫をすればいいのか、国語の時間に一生懸命考えていた1年生。いよいよ、5年生に見てもらえるということでわくわくどきどきの瞬間でした。
そのあと、5年生と1年生がはまなすグループごとに分かれ、一緒に楽しく遊びました。1年生が楽しめるようにと5年生が工夫を凝らした内容でした。
たとえば、宝探しをしているグループは、5年生が宝を見つけても、すぐには「見つけた」とは言わず、「あれ、右側の方にあるかも・・・。」「ここら辺かな? 見てみんか?」と1年生に声をかけている姿が見られました。
ハンカチ落としをしているグループはハンカチを落とす子に偏りがないように配慮していました。「ぼくに落として~!」と言いながら、楽しく遊ぶ姿が見られました。
ドッジボールをしているグループは、1年生がこわがらないように、ボールの投げ方をやさしくしてあげていました。
密集をさけるために、学校中の空き教室に散らばっての活動でしたが、どの場所でも1年生も5年生もにこにこ笑顔が絶えない素敵な時間になりました。
アンケートをタブレットで
1学期の生活や学習を振り返るアンケートを全校一斉に行いました。子どもたちのアンケート結果を分析し、今後の指導に役立てることが目的です。例年は、紙のアンケート用紙を使い、あてはまるところに〇をつけていくのですが、今年はせっかく1人1台のタブレットがあるので、1年生は、はじめてのアンケートだったため、紙のアンケート用紙で取り組みましたが、2年生以上は、パソコンでアンケートを実施することにしました。問題を読みながら、あてはまる答えを軽く触る(タップする)だけなので、学年によってはあっという間にアンケートを終えることができたようです。今では、どの学年もタブレットを開いて起動するのが随分と手早くなってきました。
今年度は、保護者アンケートを、お子さんのタブレットを使ってやってみたいと思っています。7月16日(金)に週末課題のために、タブレットをお子さんが持ち帰りますので、お家の方も、実際にクロームブックを触っていただき、アンケートにご協力をお願いします。詳しい案内は、来週の持ち帰り時にお子さんにお渡しします。なお、タブレットの持ち帰りをしないご家庭、ネットや端末に不具合が見られたご家庭は、案内についている、アンケート用紙に直接記入されてお子さんにお渡し願います。
ご協力よろしくお願いします。
シェイクアウトいしかわ
本日は石川県内一斉にシェイクアウトいしかわ訓練が行われました。町の防災放送に合わせて、本校でも避難訓練を実施しました。1分程度、机の下で「しゃがむ」「かくれる」「じっとする」の地震から体を守るための3つの行動をとりました。訓練後、校長先生からは「森本富樫断層」についてお話があり、自分事として訓練に真剣に取り組むことが大切であることなどについてお話がありました。今年は、梅雨の影響で、全国各地で水害が多くみられます。日頃からしっかりと訓練をしていると、いざといういう時に、自分の体を守るために冷静な対応ができるはずです。学校では、地震・火事・不審者などいろいろな場面を想定して訓練をしています。
そして、今日は7月7日、七夕の日。一年に一度、織姫と彦星が出会う日です。給食は、七夕メニューとなっていました。玄関の七夕飾りは、子どもたちの願いを書いた短冊がたくさん飾られています。職員室から、「向っ子のみんなが、体も心も元気でいられますように」という願いを書いて笹にかざりました。
本の世界に・・・(がらがらどんさん)
今日は、読み聞かせボランティアの「がらがらどん」さんが学校に来てくださいました。朝自習の時間から2時間目にかけて全教室をまわってくださいました。今回のテーマは「平和」。子どもたちは、久しぶりの読み聞かせの世界に浸っていたように見えました。読んでいただいた本のおかげで、あらためて、平和の大切さを感じることが出来たのではないでしょうか。
たくさんの教室を回ってくださった4人のボランティアさんに感謝です。本当にありがとうございました。
今日は子どもたちに人気のカレーライス
今日は、朝から激しい雨が降り、学校中が蒸し暑い一日となりました。一週間のスタートの月曜日なのですが、疲れた様子の子どもたちもちらほら・・・。そんな中、今日の給食はチキンカレー。子どもたちに人気のメニューです。
カレーライスを食べてエネルギー充電!
給食後の昼休みの様子を見てみました。
一階玄関ホールに大勢の子どもたち。
近づいてみると・・・
細井先生が用意してくれた竹に七夕の短冊を付けている子どもたちでした。
コロナの影響でいろいろなことが制限されているためか、コロナが早くおさまりますようにというお願いが多かったようです。その中でも、自分たちの夢の実現を思い描く姿が伝わりました。
そのまま、学校内を歩いていくと、いろいろな子どもたちの過ごし方が見えてきました。中庭で遊ぶ子、教室で過ごしている子、先生と遊んでいる子、図書室で本を選ぶ子など、それぞれの楽しい過ごし方をしていました。梅雨も飛んでいきそうな子どもたちの楽しい様子でした。
学んだことを生かして(3年理科・2年体育)
3年生の理科ではゴムを伸ばした時に元に戻ろうとする働きを使うことで、物を動かすことが出来ることを学びました。ゴムを長くのばすほど、物を動かす働きは大きくなることを学習した後に、ゴールインゲームをしていました。スタート地点から7m離れた駐車場に車をぴたりと駐車させるゲームです。「1回目は12cm伸ばしたけれど、ちょっと届かなかったから、次は13cmにしてみよう。」と試行錯誤しながら挑戦していました。グループで相談して長さを決め、慎重にゴムを伸ばす子供たち。「あー、あとちょっとやった。」「前のタイヤは駐車場に入ったのに。」と残念がる子どもたちや、「行けそう、行けそう・・・やったあ。入ったあ。」と飛び上がって喜ぶ子どもたちなど、いろいろな子どもたちの姿が見られました。
2年生は、体育の時間に強く投げる方法や、狙って当てる方法について学習した後、的当てゲームをしていました。工夫された陣地を守る人と攻撃する人に分かれて運動をしていました。攻撃する人は、的を狙いながら強く当てなくてはならず、今までの学習が大切になってきます。守備陣も攻撃陣も楽しそうに競技に没頭していました。
社会見学に行きました(3年)
3年生が社会科で、野菜を作っている農家について学習しています。教科書で学習していても勉強にはなるのですが、実際に農家の方にお話を聞くことや農地を見学することのほうが、はるかに勉強になります。そこで、昨年度に引き続き、笠間農園さんにご協力をいただき、社会見学に行ってきました。
たくさんのビニールハウス、想像以上にたくさん植えてある小松菜の姿、暑い中、ビニールハウスの中で黙々と仕分け作業をしている方々の手際の良さなどに、子どもたちは目をくりくりさせて見入っていました。
ビニールハウスの中では、あっという間に地面が平らでさらさらになる様子を見せてもらい、自動で種をまいていく機械まで動かしてもらいました。機械が動いている様子を見て「すごい!すごい!」と歓声があがっていました。1年間でたくさんのお世話をしながらいろいろな種類の野菜を育てているお話も聞くことが出来て、子どもたちも大満足。
そんな中でも一番子どもたちが喜んだのが、小松菜の収穫体験です。「せっかくだから、大きいのを選んでもっていってね。おいしい小松菜をお家の人に食べてもらってね。」という笠間さんのやさしい一言に、子どもたちは、どの株が大きいかなと真剣なまなざしで選別していました。自分で切り取った株をお土産にいただき、感謝でいっぱいの社会見学になりました。学校に帰ってから、教えていただいたことを復習しながらさらに学習を進めていきます。
笑顔はじけるはまなすタイム
本校では、1年から6年生の異学年が交流するはまなすタイムを時々設定しています。今月のはまなすタイムは、昼休みに、6年生が考えた遊びを行いました。天気がよかったので、外で活動するグループもありました。6年生は、自分たちのグループの子が楽しめるようにと、学年で活動場所などの確認をした上で内容を企画したり、担当の先生と打ち合わせをしたりして準備を進めてきました。「ハンカチ落とし」を楽しんだり、「宝探し」を楽しんだりする姿が見られました。ユニークだったのが、3階の廊下全体をつかった「だるまさんがころんだ」です。音楽室のドアから「だるまさんが ころんだ!」というかけ声をかける子。パソコン室前からそろりそろりと音楽室前に向かって進み出る子。長い廊下を上手に使って楽しく遊んでいました。「風船バレー」を楽しんでいるグループもありました。いろいろな学年がそれぞれに楽しむ時には、ちょっぴり我慢したり、ゆずったり、優しい心で接したりすることが大切です。はまなすタイムでは、そんな気持ちも育っているような感じがしました。次のはまなすタイムが待ち遠しいです。
今日の授業の様子から
2年生のクラスでは、道徳の授業をしていました。「あぶないよ」という資料をもとに、自分たちの考えを出し合っています。優しそうで、身なりの整った人がこまっている場面で、親切な男の子が、男の人を信用してしまい、あぶないめに合うかもしれないというお話でした。先日の不審者対応訓練での津幡警察署の署員の方のお話とも重なり、子どもたちは活発に発言していました。今日の授業で、安全をよく考えて生活することの大切さについて改めて理解を深めていたような気がします。
4年生の理科では、「電流のはたらき」について学習していました。今までの学習から、直列つなぎだとモーターは速く回り、並列つなぎだとモーターの回転は変わらないことを思い出し、直列つなぎと並列つなぎの回路の電流の大きさはどうなっているのかについて考える授業です。グループで役割を工夫しながら実験したり、実験結果から分かったことを話し合ったりしながら、電流の大きさについてまとめていました。電池は身の回りの中にたくさん活用されています。それぞれのつなぎ方の特性を知ることは、いつかどこかで実際に役立つことがあるのではないでしょうか。
プール開き
今朝は、少し涼し気な空気を感じましたが、お昼に近づくにつれ、だんだん日差しも強くなり、夏を感じさせる一日となりました。
今日は、6年1組、2組がプール開きを行いました。
例年は学年で実施していたのですが、今年度は、プールには1クラスずつしか入らなことになっているため、5時間目・6時間目にそれぞれのクラスが行いました。どちらのクラスも、校長先生のお話を聞いた後、プールでの水難事故が起きないようにという思いを込めて、プールの四隅にお清めの塩をまきました。そのあと、水泳指導を行いましたが、相手との適度な距離を置きながら、あまりおしゃべりをしないで授業に取り組んでいました。明日からは、順次いろいろなクラスがプールに入ります。たくさんの時間はプールに入れないのですが、少しでも水に慣れて、自分の泳力を伸ばしてほしいものです。
生活の学習(1年・2年)
北陸地方も梅雨に入りました。今日は、曇り空の一日でした。そんな中、1年生と2年生が町探検に出かけました。
1年生は、近くの公園へ、2年生は向粟崎2丁目方面へ行きました。
それぞれの場所で、いろいろな発見をしたようです。探検へ行くと、交通ルールを確認したり、公共の場所での過ごし方を確認したりと生きた勉強ができます。また、実際に見たり触れたりしたことは心に強く残ります。子どもたちは、ちょっぴり疲れた表情を見せながらも、きらきらした笑顔で学校に帰ってきました。
不審者対応避難訓練
今日は、不審者が校内に入ってきた場合の訓練がありました。不審者に対応する職員、子どもたちの避難行動を指示する職員、不審者が確保されるまで子どもたちを守る職員などそれぞれの役割に分かれ、子どもたちの安全を確保する訓練です。訓練には、津幡警察署の警察官と内灘交番の警察官が協力してくださいました。訓練後に、放送で、警察官の方からのお話を聞きました。お話の内容を紹介いたしますので、ご家庭での不審者へのご指導の参考にしてください。
①危ない場所に近づかない
人がいない場所、暗い場所には危険が潜んでいる場合があります。そのような場所には近づかないようにしましょう。
②見た目では判断できない
不審者といえば、子どもたちは黒づくめのイメージをもちますが、実際に子どもたちに悪いことをする人は子どもたちに怖がられないような恰好をしていることが多いです。悪いことをする人は、見た目で判断できません。
③こわい人かもしれないと思った時の行動
用事もないのに近づいてくる人、遠くからじっと見ている人、帰ってくるのをじっと待っている人、知らない人なのに話しかけてくる人は、もしかしたら怖い人かも知れません。声をかけられたら「しっかり断る」「近くの人に助けを求める」ことが大切です。
④いざというとき大きな声を出せるように準備しておく
人は、恐怖心を感じた時や、緊張した時には、声が出なくなることがあります。大きな声を出したくても、小さな声しか出ないことがあります。日頃から大きな声を出すように声を鍛えておくことが大切です。特別な練習や訓練ではなく、普段の授業で大きな声で発表をしたり、元気いっぱいに歌をうたったりすることで、いざという時に、しっかりと声が出ます。
⑤いかのおすし
(画像:石川県警察のHPより)
いかのおすしのキーワードを忘れずに、いざというときに自分の身を自分で守るようにしましょう。
道徳の授業(1年)
入学してから、はや2か月たった1年生の道徳の授業です。
1組は友達について、2組はきまりについて話し合っていました。それぞれのクラスでは、道徳の資料を読み、お話に出てくる登場人物の気持ちを考えて、発表していました。友達について考える授業では、せっかくもらったおいしいさつまいもをうさぎさんに分けてあげる場面で、くまさんの気持ちを発表したくて、たくさんの子が手を挙げていました。きまりについて考える授業では、授業の最後に、学校のきまりについてどんなきまりがあるかを確かめ合っていました。どちらのクラスも、たくさんの子どもたちが手をあげて元気いっぱいに発表していました。また、話を聞く子も、相手の方を向きしっかりと話を聞けていました。2か月の成長を感じました。
道徳の時間は、気持ちを考えて発表するので、答えはありません。いろいろな人の考えを聞くことで、自分には今までなかった考えに気付くこともあります。また、自分の生活を見つめなおす機会になることもあります。一度お子さんの道徳の教科書を開いてみて、どんな資料で学習しているのか読んでみてください。
雨にも負けず
雨が降り続く月曜日となりました。休み時間に大好きな運動場や遊具コーナー、松林で過ごすことが出来なくなり、子どもたちは少しつまらないかもしれません。職員室にいると、1階プレイルームから、とっても元気な「1.2.3、4・・・」という掛け声が聞こえてきました。のぞいてみると、1年1組の子どもたちが準備運動をしています。1年生の係の子が、みんなに体操の指示を上手に出していました。けがを防ぐために、しっかりと体ほぐしをしているようです。
となりの体育館では1年2組が、自分たちの考えで、運動の場を作り上げている授業をしていました。どんなコースを作ると楽しめるかという話し合いでした。
2階理科室では、自分たちの授業で使うモーターカーを4年生の子どもたちが一生懸命作っていました。たくさんの部品があり、上手につくらないと動きません。説明書も複雑で、なかなか手ごわいです。そんな中、理科の先生が、自分がモーターカーを作る様子を撮影したものを動画で繰り返し見せていました。子どもたちは、自分の作業と照らし合わせて、先生の作り方を大いに参考にしていました。
5年生の教室へ進んでみると、外国語の授業でした。クラスの友達にバースデーカードを送るために、カードを作っていました。カードづくりに必要な道具を、英語を使って先生に伝えていました。先週から、5年生は、3階の普通教室から2階の多目的室へと教室移動しており、教室内の移動もスムーズにできるようになっていたため、子どもたちも楽しそうに授業していました。
2年生の教室では、こんな道具があったらいいなと思うものを考えてまとめる学習をしていました。「なんでもできる椅子」「頭がよくなるえんぴつ」 「ウイルスおまもり」など、子どもたちの必要感があふれているグッズがたくさんありました。
湿度が高く、じめじめとした空気の中でしたが、子どもたちは、雨にも負けず一生懸命授業に取り組んでいました。
とはいえ、この季節は、大人も子どもも体調を崩しがちです。これからも、早寝早起き朝ごはんで、子どもたちが学校で一日を楽しく過ごせるよう、ご家庭でも応援をお願いいたします。
かんさつ名人(1年)
校内を歩いていると、児童玄関前の日陰ゾーンで1年生が学習していました。
何をしているのかなと近づいてみると、あちらこちらから「教頭先生、見てください。」「先生、上手にかけたよ。」とたくさんの声がかかりました。どうやら、自分たちの育てているアサガオを観察して、スケッチしているようです。
「ぼく、こんな色にしたよ。」と見せてくれた子は、茎の部分にほのかに見える紫色や赤色を緑の中に書き足していました。
「この葉っぱ、ざらざらしているよ。」と手触りを教えてくれた子もいました。眼だけでなく、触感も使って観察しているようです。
葉の形も、細かなところもよく観察して本物そっくりに書いています。
観察名人がたくさんいました。すごいなと感嘆して1年生の教室をのぞくと、そのコツが少しわかりました。
教室前面の大型テレビに葉っぱの画像が映し出されています。外に出て、観察する前に、みんなで画像を見ながら葉っぱについていろいろと気付いたことを発見していたようです。ただ観察するのではなく、みんなで発見したことを共有してからの観察は、感性を伸ばしてくれていたのですね。
人権教室・人権の花
内灘町人権擁護委員の方々が来校され、環境委員会の子どもたちに「人権」についてお話してくださいました。子どもたちは、人権擁護委員の方のお話をしっかりと聞き、質問にもはきはきと答えていました。その様子に、委員の方々も「向の子は、すごいね。」と何度もほめてくださいました。
人権教室の終わりに、内灘町から寄付していただいた「人権の花」を贈呈していただき、そのあと、いただいたお花をみんなで花壇に植えました。これから夏に向かって、今日みんなで植えたお花がどんどん増えていくといいですね。
環境委員会の皆さん、今日はたくさんのお花を植えてくれてありがとう。
内灘町器械運動交歓会(校内)
4年生の器械運動交歓会。今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、他校の児童との交流を断念しました。校内実施とはなりましたが、4年生の子どもたちは、一生懸命練習を積み重ねてきました。先生方の熱心な指導で今までできなかったことができるようになった子、お互いの頑張る姿や演技する姿に影響を受け、自分の力をさらに引き出すことができるようになった子など子どもたちのかがやく姿が見られた練習期間でした。
本番は、校長先生が見守る中、自分たちの今までの練習の成果を立派に発揮することができました。体育館にピリッと引き締まったとてもいい空気が流れていました。
演技をするときだけ、マスクを外して行いましたが、口元がきりっと引き締まったいい表情がたくさん見られました。
そろえる 整える
ある日の学校の様子です。学校を巡視していると目についた光景を紹介します。
まずは、児童玄関の様子です。
かかとをげた箱の端に合わせて並べています。いろいろな大きさ、色、デザインの外ばきですが、げた箱へのしまい方がそろっているので、見た目がすっきりと整っています。
次は、特別教室で授業している間の空き教室の様子です。
椅子がしっかりと収まっていて、列が揃えられているので、見た目がすっきりと整っています。
次に、3年生の毛筆書写の授業をのぞいていました。
机の上の道具の置き方もすっきりとしていて、先生が半紙を配る際には、手を膝に置いて、静かにまっていました。みんなの気持ちがそろっています。
さらに、校内を歩いていると、理科室から、元気な声が聞こえてきました。
理科の実験に入る前の説明を先生が道具を実際に使いながら進めていました。どの子の視線も先生の方向にそろっています。
ほんの20分ほど校内を歩いたのですが、子供たちの心や態度がそろっている光景が次々に目に飛び込んできました。
そろえることは、心を整えることの表れだと思います。向っ子は、普段の生活や授業の中で、気持ちを整えて過ごしているのだなと思うとうれしくなりました。
まわりが整っていると、自分も周りと揃えようとする場面もありますが、自分で考えてきちんと整えられる子もたくさんいます。きっと、家庭での声かけや日頃の生活習慣から培われているのだと思います。学校と家庭での良い姿がつながりあっているのだと実感した時間でした。
1年生の初めてのGIGA
GIGAスクールで1人1台のタブレットが貸与されていますが、1年生がついに自分のタブレットを開いてみました。使えるようにするためには、自分のアカウントを登録しなくてはいけません。先生からもらったアカウントカードを見ながら、メールアドレスの登録、パスワードを打ち込んでログイン!と手順を踏むのですが、パスワードは不特定のローマ字と数字の羅列で、たくさんのキーボードからローマ字を探し出すのに一苦労。サポートに入っている支援員と教員が子供たちに声をかけながら教室を回り、何とかログイン成功!
画面が出てきた瞬間の1年生は「やったー」「先生、できました!」と思わず声に出して喜ぶ姿が見られました。今日は、ログインするのに時間がかかり、そのあとは、安全に電源を落として充電庫に収納するところまでを体験しました。
マラソン大会
気持ち良い晴天の中、マラソン大会が行われました。
今年度は感染症対策として、保護者の方々には応援をご遠慮いただきました。ご協力ありがとうございました。また、全校児童による応援も行わず、低学年・中学年・高学年ごとに外へ出て大会を実施しました。
スタートするときの間隔をあけるために、スタート地点に印を入れたり、ゴール後は呼気が激しくなるため、間隔をあけて待機できるよう玉入れの玉でマーキングしました。また、熱中症対策として、準備運動の後、全員マスクを外してからスタートを切りました。上位を目指して最初からすごいスピードで走り出す子、最後まで走りきることを目標にして自分のペースを意識して走り出す子。一生懸命走るクラスメートを応援する子などいろいろな子どもたちの姿が見られました。高学年のゴール地点で、5年生が「もう、6年生とはいっしょに走れないんだね。」と話していた姿が印象的でした。
マラソン大会当日の朝の健康観察や同意書等へのご協力ありがとうございました。
自分たちの学力を確かめる
26日(水)は、4年生・6年生が県の学力調査、5年生が町の学力調査に取り組みました。4年生は、国語と算数、6年生は、理科と社会、5年生は、国語、算数、理科、社会にとそれぞれ取り組みました。
自分たちが今まで学んできた力がどれくらいあるのかを確かめる調査です。どのクラスも真剣に最後まで取り組む姿が見られました。
27日(木)は、6年生が全国学力・学習状況調査に取り組みました。今日は、国語と算数です。6年生は、学力調査が二日間続きました。よくがんばりました。
マラソン大会にむけて
今日は、マラソン大会に向けてコースの試走がありました。試走と言っても、実際に全力で走るわけではありません。実際のコースを確かめることが目的なので、ゆっくりと列を乱さず歩いたり、スロージョギングのようなペースでゆっくりと走ったりしました。また、コロナ対策のためスタート地点では、間隔を示すラインが引いてあり、そこからのスタートとなります。ゴールでは、呼気が激しくなっていることが想定されるため、間隔を確実にあけて待機できるよう赤玉でマーキングがしてあります。そのため、スタートの仕方や、ゴール後の待ち方についても指導がありました。
今年は、保護者の方や他の学年による応援はありませんが、かけあし運動で培ってきた走力を発揮できるといいなと思います。
体力テスト
4年生から6年生の児童を対象に、体力テストを行いました。
ソフトボール投げや長座体前屈、反復横跳びなどの種目に取り組みました。コロナの影響で、呼気が激しくない種目や場所の移動はマスクをつけながらの体力測定になりました。共用の道具は使うたびに職員が消毒したり、外でソフトボールをしてきた後は校舎内でまず手洗いをしたりといつもにはない作業が入るため、少し時間はかかりましたが無事に実施することができました。学校では、子どもたちの体力測定の結果をもとに、これからの体育の授業づくりに生かしていきます。
クラブ活動
今日は、高学年の子どもたちが楽しみにしているクラブ活動がありました。適度な距離を意識しながらのクラブ活動ですが、楽しそうに活動していました。天気も朝から少しずつ回復してきたので、6時間目のクラブの時間には、外でサッカーをする姿も見られました。
昔遊びクラブでは、百人一首に挑戦していました。みんなが同じ方向を向いて、自分の札をとる練習をしていました。百人一首は取り札に「なほ」と書いてあっても、読み手は「なお」と発音するので、なかなかお目当ての札が見つからず目をきょろきょろしている子もいました。貴重な経験ができたようです。
英語で自己紹介(5年)
外国語の時間に、5年生は英語で自己紹介が出来るようになりました。
そこで、内灘町の国際交流員小河・ベンジャミンさんと、内灘中学校ALTのマンギリッド・ベンジャミンさんのお二人をお迎えして、自己紹介にチャレンジしました。少し様子をのぞいてみると、その流暢な英語での自己紹介にびっくり。授業で練習した自己紹介文を上手にお話したあと、ベンジャミンさんたちが予定外の質問を子どもたちにしていました。子どもたちは、即座に自分の知っている英語を使って、答えを返していました。英語の力が着実に身についていることが伝わった一コマでした。
本日ご協力いただいたお二人のベンジャミンさん。本当にありがとうございました。
授業の様子から(3年・2年)
午後からの授業の様子をのぞいてみました。
3年生の教室では、「話す・聞く」力をつけるための授業をしていました。お友達のお話を聞いて、もっと聞きたいことを考える授業です。友達との間隔を適度に開けて、しっかりと聞き合っていました。
2年生の教室をのぞくと、新出漢字の学習をしていました。「太い」の感じの特徴をつかむために、似ている漢字を考えていました。「大きい」「犬」という発表が続きました。自分の考えをしっかりと話す子、友達の考えをしっかりと聞く子がたくさんいました。
となりの2年生の授業では、どうして廊下を走ってしまうのかを話し合っていました。パソコンに自分の考えを書いて、先生に提出。その後、みんなの意見を画面で見ていました。まだまだ、使い始めたばかりなので、「先生、ぐるぐるになっています。」「分かりません。」「次進んでもいいですか。」と一人一人のSOSの声が教室を飛び交っていましたが。新しいものを使うときには、最初は何でもトラブルがつきものです。とにかく、使っていくことで、道具としてスムーズに使えるようになると思います。いろいろあったけれど、最後は、みんなの考えを画面で確認出来て楽しそうな2年生でした。
避難訓練(火災)をしました
新型コロナウイルスで、いろいろと教育活動は制限を受けている中ですが、避難訓練を計画通り実施しました。天災や事故はいつ起こるかわかりません。そんな時に、自分の命を守るためのどんな行動をとることが大切なのかを学ぶ大切な訓練です。特に、1年生は、向粟崎小学校の避難経路を学ぶいい機会になります。今回は1階が火災現場という想定で、避難しました。防火シャッターが下りている中で、非常用扉を使っての避難行動でした。
有害な煙を吸い込まないように気を付けながら、運動場に避難しました。運動場では、いつもより間隔を空けて待機する等の感染対策をとりました。
このあと、学校では、地震の避難訓練、不審者対応の避難訓練など様々なことを想定しての避難訓練を予定しています。
新型コロナウイルス感染症から身を守るために
石川県では感染者数の増加が著しく、県独自の緊急事態宣言も発出されました。本校では、本日の朝学習の時間帯に、テレビ放送を使って保健安全指導を行いました。
子ども達はテレビの画像を見ながら養護教諭の話を真剣に聞いていました。自分や家族を守るための大切なお話でしたので、指導の際に使用したスライド資料のうち、いくつかを紹介したいと思います。
ご家族でも、くりかえし、何度でも、感染症対策について話し合ってみてください。また、どんなに予防対策しても、感染してしまうこともあります。その時には、もし感染したのが自分だったらという視点で、相手に温かい気持ちで対応することが大切ですね。
初めての給食(1年)
令和3年度がスタートしてようやく1週間がたとうとしています。
今日は、1年生の初めての給食の日。
本校では、新型コロナウイルス感染症対策のため、教室の中が密になることを避けて、廊下で配膳をしています。
盛り付けの仕事がある子は、きちんとエプロン、三角巾をして身支度も完璧でした。
配膳室から、係の子が、ワゴン車を運んできます。みんなの給食をこぼしてしまっては大変とばかりに、慎重にそろりそろりと運んでいます。
担任の先生は、「上手だね」と褒めながらそばについています。
教室前の廊下に到着したら、盛り付けの準備です。係の子どもたちは、スムーズに盛り付けをするために、先生のアドバイスをしっかり聞いています。
友達におぼんを手渡しする子、ごはんやおかずを盛り付ける子、盛り付けられたご飯やおかずを友達のトレーに置いてあげる子など、それぞれに自分の仕事を一生懸命取り組んでいます。
おいしい給食も、みんなが気持ちよくお仕事をしてくるおかげです。
メニューは、カレーライスと福神漬け、ウインナー、牛乳。
初めての給食はおいしかったかなと聞くと、一斉に「おいしー。」「最強や。」「まだまだ食べられるくらいやわ。」と感想を教えてくれました。
1年間ありがとうございました
本日五時間目に、各教室でテレビを通して修了式を行いました。石川県読書感想文コンクール入選、町スピーチフェスティバルの表彰、スポチャレいしかわの記録賞、はまなす自学帳の表彰など、頑張った子どもたちの表彰式をしたあと、校長先生のお話と春休みの生活のお話を聞いて修了式を終えました。
1年生から4年生が下校した後、5年生は全学級の机と椅子を来年度に向けて移動する作業をしてくれました。てきぱきと仕事をこなす姿に、これからの学校のリーダーとしてのたくましさや責任感を感じました。
さて、明日から、春休みです。
生活のリズム等に気を付けて安全で楽しい毎日をお過ごしください。
一年間、学校へのご支援ご協力、ありがとうございました。
5年生のみんなで凧揚げをしました。
5年生が制作した凧ですが、世界の凧の祭典の中止に伴い、揚げる場がなくなってしまいました。せっかく思いを込めて作った凧を揚げないなんてもったいない!ということで、晴れて風の条件も良い本日、5年生みんなで凧揚げをしました。最初は苦戦していたみんなでしたが、徐々にコツを掴み、ぐんぐん高く揚げていました。思いっきり走って揚げようとしたり、風を感じながら紐を緩めたりするなど、思い思いの方法で工夫しながら楽しんでいました。晴れ渡る空と、みんなの輝く笑顔が爽やかな風を運んでくれていました。
令和2年度卒業証書授与式を挙行いたしました。
17日(水)に、卒業証書授与式を挙行いたしました。
在校生代表として5年生が参加しました。5年生は、今までお世話になった6年生のために、大きな声で歌ったり、心をこめて別れの言葉を言ったりしてくれました。在校生代表としてとても立派な姿でした。準備や片付けにもがんばってくれました。
卒業生は、5年生とお家の方に見守られながら、晴れ渡る空にも負けない、晴れ晴れとした表情で思い出の校舎を後にしていました。
両担任へのサプライズを計画するなど、最後まで心優しく、温かな姿を見せてくれました。特に、この一年間は下級生に優しく分かりやすく接していくことを心掛けてくれました。心優しいみんなの良さが溢れた一年間でした。
卒業生のみなさん。素晴らしい向粟崎小学校を作り上げてくれてありがとうございました。
1年のしめくくり(生活目標)
いよいよあさっては卒業証書授与式。6年生にとって新しい旅立ちの日がやってきます。在校生にとっても、新しいスタートが目の前にせまってきました。学校では、1年の締めくくりとして、これまでの自分たちの学校生活を振り返り、次学年に向けて、伸ばしたいところや改善しておきたいところを学級会で話し合いました。その結果を、3月の生活目標として設定し、各学級で取り組んでいます。3月の学校だよりにも「今こそ気を引き締めて」と書かれていましたが、いい終わり方ができるよう毎日毎日子供たちも先生たちも頑張っています。
移動交番車来る!
木曜日の下校時刻に、石川県警のマスコット「いぬわしくん」が書かれた車が学校前に到着。石川県に1台しかない「移動交番車」です。石川県警のおまわりさんも2人来てくださいました。お1人は移動交番車の説明をしてくださる方で、もう1人の方はアカシア公民館前で安全指導をしてくださる方です。初めて見る車に、たくさんの子どもたちが集まり、おまわりさんに質問したり、おまわりさんからの説明を聞いたりしていました。なかなか目にすることのない車なので、貴重な出会いとなりました。
10年目の3.11
今週のお昼の放送は、東日本大震災がテーマでした。震災の被害にあった人たちの作文を先生方が毎日朗読して子どもたちに聞かせていました。
家族がいなくなってから改めて感じた家族のやさしさを表した作文。
震災で亡くなったお父さんの最後のメールを題材にした作文。
そして、震災の日の朝、登校前にお母さんとけんかしたことが最後の思い出になってしまった子の作文。
今日は、10年前に東日本大震災が発生した日でした。学校の職員玄関には、哀悼の意を表すための弔旗が掲がっています。そして、今日のお昼の放送は、南相馬市立小高(おだか)中学校の音楽の先生が作った合唱曲「群青」の紹介でした。その当時の生徒たちの言葉をつなげ、音楽の先生が1つの作品としてまとめた曲です。その歌詞を、今日の朗読担当の先生が紹介したあと、校内には、曲が流れました。歌詞の内容は言葉が難しい部分はあるけれど、1年生の教室をのぞいてみると静かに曲に合わせて体を揺らす子、テレビの画面をじっと見つめている子がいました。4年生の教室でも静かに画面を見つめています。
放送の最後は、放送委員の子が自分の言葉で締めくくっていました。「今まで当たり前だった日々が、東日本大震災で奪われてしまって・・・ぼくたちは幸せですね。1日1日を大切に過ごしましょう。」当たり前に過ごせることが実は幸せであることに気付いた思いを素直に表しているメッセージでした。
今日、学校では、震災発生時の午後2時46分に震災で亡くなられた方へのご冥福と被災地の復興を祈って1分間の黙祷を行いました。
3年生から6年生へのサプライズ企画
1時間目の体育館。6年生が、緊張した面持ちで卒業式の退場練習をしていました。早めのテンポであっという間に退場してしまう6年生。担任から、もっと堂々とゆっくりと退場するようにと何度も繰り返し指導が行われていました。
退場練習の合格をもらい、次は別れの言葉の練習・・・という場面で、突然3年生が体育館に乱入してきました。
なんと、3年生から6年生へのサプライズ企画。担任同士で打合せがしてあったので、別れの言葉の練習で6年生が後ろを向いた瞬間を狙っての入場だったようです。軽快な音楽に乗って、3年生がダンスを披露してくれました。初めは、何が起こったのか分からず戸惑っていた6年生も、3年生の踊りの様子を見ようと、集まってきます。
最後は、3年生が6年生を取り囲んでダンスを披露してくれました。
練習が続いていた6年生にとっては、癒しの時間になったのではないでしょうか。3年生からの応援を受けて、6年生はこれからの練習に向けてエネルギーを充電できたかな?
卒業式に向けて(6年)
6年生は、来週に行われる卒業式に向けて、体育館練習を連日行っています。卒業証書を受け取るまでの動線確認、姿勢の確認、別れの言葉の練習など、悔いのない卒業式にするために、一人一人が自分の姿を見直したり、友達の姿から学んだりしています。あとわずかな小学校生活。充実した日々になりますように・・・。
5年生から4年生へのバトン(5年発表会)
5年生は総合的な学習の時間に「米づくり体験」を行いました。田植えは休校中だったため、体験はできませんでしたが、稲刈りや昔ながらの脱穀などの作業を体験してきました。体験してきたことや学習してきたことをプレゼンテーションソフトにまとめ、4年生に伝えました。調べ学習で分かった「お米の歴史」「お米の種類」「米づくりの1年」もプレゼンテーションソフトで分かりやすくまとめてありました。まとめ方、伝え方も4年生にはいいお手本になっていたようです。5年生から受け継いだ米作りのバトン。来年は、田植え体験からすべての体験ができるといいですね。
他校との交流(6年)
外国語の時間に、6年生は内灘町内の他校の6年生とweb会議を行いました。6年生は、あと数週間で内灘中学校へ進学します。そこで、スムーズに中学校生活がスタートできることや、身に付けた英語の力を試してみることを目的として、自分が中学校で入りたいと思っている部活動別にグループを作り、英語を使って自己紹介を聞いたり、伝えたりしました。3時間目に大根布小学校の6年生とやりとりをする時は、声も聞き取りやすかったのですが、4時間目には、鶴ケ丘小学校の6年生も加わり、合計3校でのやりとりの場では、声が交じり合って、発表する友達のスピーチが聞き取りにくい場面もありました。まだまだ先生も子どもたちもweb会議に慣れていないので、話すタイミングがつかめないことやweb会議のルールが手探り状態であることも要因ですが、何事も経験が大切です。6年生にとって、今日の時間で、お友達のことが少しわかり、春に向けて楽しみが増えればうれしいです。
子どもたちの授業の様子から(1年外国語・3年体育)
1年生の外国語活動の様子をのぞいてみると・・・。
ひと月に1回の外国語活動の授業。ケリン先生と一緒に楽しく学んできました。今日は1年間の外国語活動の授業で、何が出来るようになったかを確かめていました。復習をしながら「I did it.」と手を挙げている1年生。ケリン先生手作りの教材を使って、出来るようになったことに〇をつけながら自分たちの成長を味わっていました。「動物」「数字」「アルファベット」「形」など1年生は1年間でたくさんの表現に出会い、身に付けてきたようです。今日、使ったCan Do Listカードは、お家に持ち帰ります。目につくところに置いて家でも復習ができるといいですね。
プレイルームでは3年生が体育の授業中でした。表現運動の学習です。軽やかなリズムにのって、体を動かしています。テレビからよく流れてくる曲なので、子どもたちも曲をよく知っているようで、うきうきした表情を浮かべながら踊っています。授業が終わった後も、休み時間に練習をする子もいたそうです。仕上がりが楽しみです。
砂と風の館(3年)
社会科の学習の一環で、内灘町の砂と風の館を3年生が訪問しました。砂と風の館では、昔のくらしぶりが子どもたちにもよくわかるように実物の部屋の様子や昔の道具などが展示してあります。学芸員の方から、くわしいお話を聞き、昔の人々の生活様式について学ぶことが出来ました。電気がない時代の生活様式は、子どもたちには信じられないようで、ろうそくの明かりを活用した行燈や、藁で作った外套などを見せていただき驚きの声を出していました。また、漁業が生活の中心だった町のくらしを聞き、魚の行商をする「いただきさん」のお話も子どもたちにとっては想像を絶するお話だったようです。
くらしぶりのお話のほかに、町がどのように発展してきたのかというお話も聞きました。大きく広がる砂丘地で不毛の地とされていた時代からの住民の方々の苦労を想像して目を丸くしていました。
町の発展の様子を聞くことで、内灘町にさらに愛着をもってほしいと思います。
分かりやすく丁寧なお話をしてくださった学芸員の方々、ありがとうございました。
スマホ・ネット安全教室を行いました。
津幡警察署の生活安全課から警察官の方に来ていただき、5・6年生を対象に、スマホ・ネット安全教室を行いました。身近なゲームや、タブレットPCを介して世界中の人と瞬時に繋がれる便利さとは裏腹に、相手から与えられる情報は本当なのか確かめることが難しいことや、相手の顔が見えないことが影響する様々なトラブルがあることが分かりました。実際に石川県や全国であった事案を基に、①情報をすぐに信じないこと②自分のプライバシーに関わることは発信しないこと③友達に発信する時も、相手の顔を見て言えることかどうかを考えること等、たくさんの対策を教えて頂きました。
また、フィルタリングを行うことで、児童にとって有害な情報をしっかりとブロックしてくれることも分かりました。児童は、改めて家族でルールを作ることの大切さも感じていました。
のまりんの紙芝居(1年)
1年生は、今日、楽しい1時間を過ごしました。
「のまりん」こと野間成之さんが学校に来てくださり、紙芝居を読んでくださいました。拍子木を使って、楽しい歌を歌って子どもたちの心をなごませたあと、紙芝居を次々と読んでくださいました。声色を登場人物に合わせて七変化させたり、時には身振り手振りで役になり切って読む姿に、子どもたちも引き込まれていきます。あるお話では、少年が、いじわるなことをする主人のお宿に泊まる時、2回目に泊まる場面では、何か悪いことをされると感じたのか、紙芝居を見ている子供たちが「だめだめ」と思わず声に出して、主人公の少年に教えてあげようとする姿も見られました。そのくらい場面に入り込んでいたのですね。時には、笑ったり、時には、身を乗り出して話を聞いたり、ちょっぴりこわい場面では、ドキドキしたりしながらあっという間の1時間を過ごしていました。
6年生 ありがとう会(2月19日)
先週の金曜日に行われた「6年生ありがとう会」。
5年生が、企画・運営し開催されました。スローガン決め、各種提案、会の準備、リハーサル、当日の運営、片付けまで一生懸命がんばりました。体育館には、3・4年生の作成した壁飾りと、5年生の作成したステージ飾りがありがとう会に花をそえていました。感染予防のため、常に扉を開けた状態で開催しましたが、少しでも温かい環境で過ごしてもらいたいと、ジェットヒーターを2台設置しました。各学年の出し物も、6年生に感謝の気持ちを伝えようと工夫されていました。いつもとは違って、全員で出し物を鑑賞することはできませんが、6年生にはみんなからの思いが伝わったと思います。
会の最後には、「引き継ぎ式」が行われました。6年生が一人一枚作った手作り雑巾を手に、6年生代表児童が、5年生の代表児童に向かって、今までの感謝とこれからのエールを伝え、これからも学校をきれいにしてくださいという思いを込めて雑巾をプレゼントしました。先輩の作った雑巾に込められた思いを5年生は丁寧に受け取っていました。
各学年の出し物の様子は、下の学年のところをタップ(クリック)してご覧ください。
北國リビング新聞を配付しました
本日、お子さんに北國リビング新聞を配付しました。クイズや石川県内の色々な情報・地球環境についての問題などが、子どもたちにも分かるように、写真やイラストなどで様々な工夫がされた新聞です。もちろん、大人が読んでも楽しめます。今回配付した新聞の12面に、向粟崎小学校を取り上げていただきました。ぜひ、ご一読ください。
6年生との最後のはまなすタイム
今日は、3・4限目に「6年生ありがとう会」が行われました。感染症対策ということで、保護者の方には参観をご遠慮いただきました。ご理解・ご協力ありがとうございました。会の進め方も、各学年、自分たちの出し物の時間になると体育館に入り、出番が終わると教室へすぐに戻るという形をとりました。お昼の放送では、6年生の出し物のVTRが流され、6年生からのメッセージを全校児童で見ることが出来ました。6年生ありがとう会の様子は来週のホームページでお伝えします。
5時間目は、5年生が司会進行をつとめる「はまなすタイム」を行いました。今日のはまなすタイムは6年生はお客様。今までの苦労をねぎらい、感謝の気持ちを伝える時間でした。みんなで、フルーツバスケットや、イラストしりとり、イエスノーゲーム、風船バレーなどを楽しんでいる姿は微笑ましかったです。会の最後には、1年~5年生から、一人一言ずつ感謝の言葉を伝えた後、プレゼントとしてみんなからのメッセージカードを渡しました。石川県農業政策課からのご厚意で卒業生にエアリーフローラ―が届いたため、花束も一緒にプレゼント。「豪華なプレゼント!」「めっちゃいいにおい」「こんなカードいつ作ってたの?」と素直な感想を思わずつぶやいていた6年生の姿が見られました。
天気が悪い日は読書はいかが?
天気が悪くて外に出られない日は、読書がおすすめ。本校の図書室は、少しでも多くの子に本好きになってもらおうと、いろいろな工夫を凝らしています。
1.季節感を味わえる工夫
日本独特の季節行事。1月はお正月、2月は節分、3月はひな祭りといろいろあります。図書室の入り口には、ひなまつりの掲示がしてありました。そして、片隅には、ひなまつりに関係する本の紹介コーナーが作ってあります。
行事に興味を持ち、本に手をのばしてくれる子がいるといいですね。
2.探している本を見つけやすい配架
子どもたちには、一人一人好きな本の分野があります。推理物が好きな子、動物物が好きな子、妖怪物、図鑑、ファンタジー、伝記、歴史・・・など。図書室は、それぞれの分野がすぐにわかるように工夫して配架してありました。
3.身近なニュースに触れる工夫
図書室の一角に置いてある新聞。一般紙ももちろんありますが、子ども向けの新聞も置いてありました。子どもたちが少しでもニュースに関心を持ち、身近な地域・日本・世界などを知りたいと思う気持ちが生まれるきっかけになるといいですね。
雪や風で天気が悪いときは、家にいて出来ること(お手伝い・読書・部屋の片づけなど)に時間を費やすのもいいですね。学校の図書室や町の図書館の利用を、お家の方からもぜひ声かけしてあげてください。