学校日誌

令和5年度 学び続ける教師 その4  ~ネットいじめの未然防止及び解決に向けた指導と対応~

  

「学び続ける教師 その3」(8月22日)に続いて、8月30日(水)、若手教員研修を行いました。

今回は「外部講師によるオンライン校内研修」です。各自が予め指定された動画を視聴し、9月から始まる2学期の生徒指

導について話し合いました。

 ネットいじめは、生徒に取って大きな問 題です。スマートフォンを自在に扱い、SNSを使用することがごく自然であ

る生徒に、どのように指導していくことがよいのか、真剣に話し合いました。

 

 【順に意見を述べています】     

 

 

 

 

 

 

 

    

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

*参加者の感想

・ネットいじめが発生する前に事例を説明し、阻止することが大切であると感じた。

・スマホの便利な反面SNS等の活用についてしっかりと指導していきたい。

・教員が「そんなことで・・・」と言うような甘い認識でいないことが第一歩である。

・いじめの4層構造をしっかりと把握し、それをもとに質の高い「傍観者」や「調査委者」をつくろうとする取組を どんどんしていこうと思いました。

・生徒にはいじめはだめだという感覚はあると思うので、いろんなケースを紹介してSNSでの発信の怖さを意識づけていくことも大切だと感じた。

・相手にきちんと伝わる言い方、相手の気持ちを考えることなどを指導していきたいと思いました。

・思いやりのある生徒を育てていくためにもクラス経営や日頃のコミュニケーションに気をつけていきたいと思います。

・いじめが変わってきている現在、生徒が被害者にならないように緊張感ある中で過ごしていることを理解した上で大事(おおごと)になる前に母艦者仲裁者を育て、相談してくれる生徒をつくっておきたいと考えました。

・ささいなことだと思っても子どもは必死に悩んでいる。理解しようとする姿勢を大切にしていきたい。

・夏休み明けに、SNSの使用について一斉に指導するというのはよい取組だと思った。

・ネットと賢くつき合うことができるように、どのような場合にトラブルになりやすいかを生徒と一緒に勉強する機会を持ちたいと思いました。

・何度も何度も粘り強く指導を行って徹底していくことを意識して行っていこうと思いました。

・本校の事例をみんなで考え未然防止していくことも必要だと思った。

・この若手研で全員の意志をそろえることができたことも収穫であったように感じる。

・相手を思いやり、相手の思いをわかろうとすることは少し頑張ったら生徒達にも出来るのではないかと思うのでロールプレイ等も機会があればやっていきたい。

 

 

明日から始まる2学期の生徒指導に活かしていきます。

令和5年度 学び続ける教師 その3  ~新学期準備~

  

 暑い暑い今年の夏、今日は8月最後の日です。生徒のみなさん一人一人がこの夏休みを学風、部活動、アルバイトなどで充実した毎日を送ったことと思います。学校では十分な準備のもと、大切な2学期を迎えたいと考え、8月22日(火)職員会議後に研修を行いました。

 研修参加者は若手教員早期育成プログラム対象者、学年主任、ゲストティチャーとしてベテランの先生を招き、グループワーク、全体協議と進めていきました。限られた時間の中でしたが、中身の濃い研修となりました。

 

 【研修の流れ】

目  的:2学期を迎えるにあたり自信を持っ

て学級経営を行えること。

事前課題:3つの準備(9月1日まで・9月1日・9月1日以降)について具体的に取り組む内容を記述

当  日:討議→発表→ワークシート記入(自己決定)→助言→まとめ 

ポイント:①グループ分けは経験年数・教科・学年等配慮、一人一役を担い発表(全員参加)

     ②自己決定する:討議・他者の意見・アドバイスを基に取り組むことを決定する

     ③ゲストティーチャーの経験を直に聴く

 

【主旨説明】                

 

 

 

 

 

 

 

 

【討議の様子】           

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【アドバイスの様子】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ワークシートに記入】

 

 

 

 

 

 

 

 

【参加者の声】

*9月1日に取り組むこと

・ポジティブな声かけ

・一人一人への声かけ

・アンケートを活用し生徒の心理状況の把握

・行動予定や心構えの確認を生徒と行う

・2学期に頑張りたいことを考えさせる

・2学期の目標生徒とコミュニケーションを取り、温かい様子でスタートする

 

*9月1日以降に取り組むこと

・面談等を通して進路実現に向けた自己決定をさせる

・行事を通して生徒にどのようになってもらいたいかを伝える

・生徒が前向きになれるような指導を心掛けていく

・心の不安を持つ生徒への声かけ

・進路への意識づけ

・2学期の目標が達成出来るような、休み時間を含めた声かけ

・試験に向けて心身ともに仕上がるように声かけする

・雑談から生活リズム・人間関係・細かい変化の把握をする

・ポジティブ・一貫性を持って、3年生になる姿を見据えた指導

 

明日から始まる2学期の学級経営に活かしていきます。

24時間テレビチャリティー募金

本日、アルプラザ鹿島で24時間テレビのチャリティー募金活動に参加してきました。

生徒会執行部と有志の生徒が参加をし、お客さんに募金を呼びかけました。

参加した生徒は「人の繋がりを感じ、心の温まる非常に良い活動ができました。」という声や「たくさんの方々に声をかけると募金していただけてうれしかった」など、充実した表情を見せていました。

これからも思いやりをもって学校生活を過ごしていってほしいと思います。

 

全国高等学校PTA連合会大会2023宮城大会

 8月24日(木)と25日(金)の2日間にわたって開催されました、全国高等学校PTA連合会大会2023宮城大会に、本校からは学校長とPTA会長、教員1名の3名で参加しました。

 大会では講演以外にも、他の都道府県のPTA関係者の方々とグループで話し合い、今後のPTA活動について協議する場面などもあり、これからのPTA活動について考えるよい機会となりました。

【分科会会場前】

【グループワークの様子】

【全体会会場前】

【全体会会場入場】

【全体会会場受付】

補習授業

 夏休みには前半後半2回の補習授業を展開しています。後期は8月25日(金)より始まります。

3年生進学希望者はすでに18日(金)から始めています。

 希望者を募り、それぞれの進路目標や進路実現に向けて学習に励んでいます。

 写真は前半の補習の様子です。

 

【英語の補習の様子】

 

【国語の補習の様子】

 

【数学の授業の様子】

1学期とっておきの話その2 学生ガイドプログラム 授業

 1学期に伝えきれなかった本校の活動をお伝えします。

 今年度新たに始まった、「新たな学生ガイドプログラム開発」の授業の一端をお伝えします。

総合学科ビジネス系列「観光Ⅱ」選択3年生生徒による観光ガイドは昨年度、地元和倉温泉観光協会様のご協力の下、和倉温泉を中心に行い、高評価を得ました。

今年度はさらに、一歩進んで石川県の事業としてプロの専門家によるプログラム開発支援と修学旅行で能登を訪れる中学生への観光ガイド実践をめざし、学習しています。

7月7日(金)にはプロの旅行業者を講師に迎え、学びを深めました。石川県の歴史をひもときながら、現在の能登について考えを巡らせていました。クロムブックを使って、それぞれに検索もしながら充実した時間となりました。

 

1学期とっておきの話その1 NIE推進事業発表

 夏休みも終盤となりました。

 1学期に伝えきれなかった本校の活動をお伝えします。

 令和3年から2年間、「NIE推進事業」の指定を受け、「多角的なものの味方・考え方を養う」ことを目標に、新聞をさまざまな場面で活用し、生徒一人一人の力を磨いてきました。

 去る7月6日(木)に北國新聞会館で大西文香教諭が実践発表をしました。

 

【学校紹介】

 

【実践紹介① 新聞に親しむコーナー】

 

【実践紹介② 新聞に見出しをつけよう】

 

実践は①②の他に投書や「デジタル版新聞」を用いた調べ学習等、実践は多岐にわたります。

小学校・中学校からも実践報告があり、それぞれの校種で切り口の違う取組に触れ、新聞の持つ力を再確認すると共に、今後も形を変えながら新聞を授業の中で活用していきたいという思いを新たにしました。

体験入学その3

暑い夏休みも後半です。

今回は8月1日に行われた体験入学で活躍してくれた生徒会執行部についてお知らせします。

当日は中学生の皆さんとの交流や、体験教室への誘導などを担当しました。

 

【生徒会長挨拶】

 

【生徒会自己紹介】

 

【学校紹介】

 

【ビンゴゲーム】

 

【体験授業誘導】

 

生徒会の皆さん一人一人の振り返りです。どうぞ!

 

* 体験入学に参加してよかったこと

・体験入学に参加してくれた中学生が楽しめる企画にできた。

・生徒会執行部としての自覚が一層高まった。

・少しだけど中学生と交流ができてよかった。

・人の前に立って何かを言うことがよかった。

・百人を超えるたくさんの中学生と交流することによりいい刺激になった。ビンゴゲームでは盛り上がってくれて嬉しかった。

 

*大変だったこと

・事前準備期間が大変だった。

・場所の把握が出来ずに参加した生徒さんの保護者の方と校内をさまよってしまった。

・特にないが、強いて言うなら景品かかったジャンケンで、なかなか勝者が出ず何回もやったこと。

・生徒会企画のときに、中学生に発表すること。

 

*この経験をどのように活かすか

・自分たちで考えてきたことや交流の難しさも自分に取っていい経験になった。社会に出てからも、もっと視野が広がるようにしたいと思った。

・文化祭の運営を円滑にするために今回の反省を活かす。

・学校生活に活かす。

・はっきり丁寧に話すことに活かしていく。

・何かをはじめる前に1回全ての人で確認をするのは大事だと思った。

・体験入学を通して、たくさんの中学生に魅力を伝えられたので、次は課題研究の発表会などで堂々と発表し、研究した内容や魅力を伝えていきたいと思いました。

 

 中学生のみなさん、七尾東雲高校でお待ちしています!受験勉強頑張って下さい!

体験入学その2   (2023/08/1)

 

体験入学の様子を、続けてお知らせします。

 総合学科ではビジネス系列での学びの説明と「観光」の体験授業を、農業系列では「糖度測定」と「多肉植物の寄せ

植え」の体験授業を行いました。

「観光」では、「これだけSNSが発達したのになぜガイドブック(紙媒体)が使われているのか。」という質問に対し

て中学生からハキハキした答えが返り、活気ある授業となりました。

「多肉植物の寄せ植え」では、2年生のスライドによる説明、植え方の実際を3年生が行い、中学生が実際に寄せ植

えに挑戦していました。「糖度測定」では、サンプルを前に測定前の糖度の予想順位付けを行い、さまざまな予想が聞

かれました。実際に測定し、一番糖度の 高いものを確認していました。

 

 【観光の授業】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 【多肉植物の寄せ植え】

 2年生による説明

 

 

 

 

 

 

 

 3年生による実演  

     

 

 

 

 

 

 

 「糖度測定」のサンプル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  「糖度測定」の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 時折歓声を挙げながら、測定器をのぞき込んでいる姿が印象的でした。

 体験入学の様子はこの後も続けてお知らせします。

体験入学 その1   (2023/08/1)

 

 本日、8月1日(火)体験入学が行われました。

 全体会では生徒会との交流、学校説明を行いました。

 続いて、それぞれの希望に応じてグループごとに移動し、体験授業・見学を行いました。

 各学科の高校生がアシスタントとして授業に入り、中学生の皆さんをサポートしました。

 学科ごとに授業の様子をご覧ください。

                 

 【シーケンス実習の体験】              

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 【電気工事の基本】

 

 

 

 

 

 

 

 【ノギスの使い方と測定】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 【レーザー加工機の実演】

 

 

 

 

 

 

 

 【NC旋盤で作った製作物】

 

 

 

 

 

 

 

 【NC旋盤の見学】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 気温の高い中での移動、見学、実習と盛りだくさんの2時間でした。

 保護者の方々も見学してくださいました。