トップページ

学校日誌

錦高日記10月5日(火)~2年課題研究中間報告会~

 「総合的な探究の時間」2年生の課題研究が1年間の折り返し地点に来ています。コロナ禍の中、今までは地域へ出向いての取材等が難しく、Chromebookや自分たちのスマホを使っての調査が中心でした。「まん延防止等重点措置」が解除され、ようやく校内のグループ活動や地域での調査が再開できるようになりました。

 今日は担当教員への「中間報告会」です。みんな一生懸命に説明していました。身近な所から研究活動を見てくれている教員からアドバイスをもらい、これからの活動につなげていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.77 「新内閣は東京色、強め?~色づく季節の一考察~」

 皆さん、こんにちは。堀です。10月、今年度後半戦スタートです。答案返却、本格化!出来はどうでしたか?点数のみに一喜一憂することなかれ!できなかったところにしっかりと照準合わせてぇ~、間違ったところをきちんと直してぇ~、GAT!

 昨夜、岸田内閣の全容が判明。新聞等で、新閣僚の写真と共に経歴等が公表されています。ん?なんか違和感・・・進路指導的観点から、堀が感じた「違和感」を分析してみると・・・私立大卒の方々、多くない?毎回、こんなカンジでしたっけ??首相を含め、全21名の閣僚中、国公立大卒は5名のみ(東大4名・東工大1名)で、後の16名は私立大卒(早大・慶大各4名・上智2名・ハーバード院2名・明大・関学・学習院・国際基督教各1名)。つまり、大臣4名中3名は私大卒。ふむ?これは何を意味しているのだろう?さらに、出身大学の所在地に限って、アメリカを除けば、19名中18名(86%!)が東京にある大学。完全に「東高西低」。入学するための、いわゆる「入試偏差値」も、国公立・私立を問わず、草薙剛の韓国名・・・あっ違った・・・超難関多し。

 こういった一連の傾向、近年、強まる一方のようです。「なりたい自分」が「国会議員」さらには、「国政に携わりたい!」とか「大臣になりたい!」という諸君!「東京にある、入りづらい私大」を目指そう?!統計的にはそういうこと?!(上っ面だけの、うっすい分析・・・間違いなく、何か、もっともっと深い理由が隠れています。大学で政治学を学ぼうと志している諸君。わかったら、教えてください。何歳になっても、金沢で待ってますから。)

 そして、この後の解散から総選挙への日程もほぼ固まったかのような報道。10月31日(日)投開票??あれれ??金沢マラソン、大丈夫か?国政選挙と市内交通規制・・・両立可能?本校生徒も多数、ボランティアで関わる予定なので、ちょっと心配・・・昨日からの報道でいろいろ感じました。諸君はどうですか?有権者の3年生諸君!投票に備えよ!投票に行こう!誰を?どの政党を?考えよう!!!

 さて、もう過ぎちゃったけど、「9月」というコトバから、どんなイメージ、諸君は持ちます?とある調査によると、「お月見」「敬老の日」「(食欲の)秋」というのが上位に来るとのこと。「ネガティブ」とまではいかなくとも、どっちかっていうと、「落ち着いた」カンジ??少なくとも、「めっちゃポジティブ!」とか、「弾むカンジ!」とか、「ワクワクドキドキ!」ではなさそうですね、日本では。

 英語圏の人たちに、“September”というコトバから、浮かぶイメージは?と問うと、「希望」とか、「出会い」とか、「高揚感」とか、それこそ、ポジティブワードのオンパレード!なぜか?英語文化圏の人々にとって、「9月」は、「入学」をはじめとした、「始まり」の月だから。そう、日本における「4月」の感覚!まさに「ワクワク」!

 さらに、世界基準では、4月始まりの学校制度・会社組織は完全に少数派。諸君が留学・海外就職を志すとき、真剣に考えねばならないのが、この5ヶ月間の「ズレ」。日本の様々な「卒業時期」、ひいては、「スタート時期」が、世界とマッチしていないのです。なんか、無駄に思える時間ができちゃうんです。接続がスムーズじゃないんです。「就職、1年遅れちゃう!」みたいな感覚。もったいない感覚。英語の勉強を進める際、「9月」→“September”という置き換えだけじゃなく、こういったfeelingというかheartというか、そんな感性や文化も吸収できるといいね。なんてなこと、9月の授業になると言ってたな・・・はぁ、堀はやっぱり日本人。9月は「しんみり」すること多いです。はっちゃけることはありませんねぇ・・・校地内の木々も色づく季節。秋ねぇ~。

 最初のミカンは2週間前のお弁当についていたもの。次のミカンは先週のお弁当についていたもの。緑が濃いのは酸っぱくておいしい。薄くなるにつれ、甘みがマシマシでおいしい。まだまだ「旬」にはほど遠いけど、“I like MIKANs.”(近江町にある、行きつけのとある果物屋さんのお姉さんは、堀のことを「この人は、ちっちゃいサイズ(s)のミカンしか買わない客」と思っています。お互い、名前も知らないけど、顔と好みの果物でつながっている常連の安心感。お店の前に立つやいなや「これけ?」といつものミカンを指さします。近江町通い歴41年の実績?!)もう少しすると、まっきいきいの、あま~いミカンが出てきます。楽しみ!!諸君!「旬」の食を楽しもうではないか~!「旬」には、うま味はもちろん、栄養やエネルギーもたっぷりです。食を大切に~!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.堀が中学1年生の時、英語の教科書は「ニュー・ホライズンⅠ」。最初の例文は、This is a pen. This is a desk.なんと、日本語には存在しない発音th音からスタート!しかも、使うのが極めて特殊な場面のみの文!さらには、I like an apple.「私はリンゴが好きです。」 I like an orange.「私はミカンが好きです。」英語圏の人がappleというコトバから頭に浮かぶ果物および想定する味や食感と、日本人が「リンゴ」というコトバから浮かぶそれらは全く同じでしょうか?いや、リンゴはまだいい方です。Orangeはあくまで「オレンジ」であって、「ミカン」ではないでしょう。アメリカ西海岸からワックスかけてぴかぴかで、皮が厚く、薫り高い、あの「オレンジ」と、熊本や愛媛産の、こぶりで皮が薄く、香りは薄めだけど独特の繊細な甘みを持つ「ミカン」は、全く異なる果物です。さらには、どちらの例文も、冠詞の“an”がついている。ということは、この英文が伝えている意味・ニュアンスは、「1コのリンゴ<ミカン>が好き(たくさんのリンゴ<ミカン>は嫌、の可能性があることをほのめかしている)」なのです。不特定の、一般的なことは、数えられるものなら、無冠詞複数形で表現するのがスタンダードな英語表現なのです。「一輪挿しのバラを好む」なら、“I like a rose.”となり、「花束のバラが好き」なら、“I like roses.”となるのです。ちなみに、数えられない(と判断する)ものなら、無冠詞単数形で表現します。例えば、“I like apple.”という英文も存在しうるのです。Appleを数えられないものとして扱うときです。「リンゴと蜂蜜、とろーり溶けてる~」〇ウス・バーモント・カレー、みたいな。液体状にとろり溶けてしまえば、そのリンゴはもう、数えられませんよね?固体のリンゴではなく、どろどろになったリンゴが好き、というなら、“I like apple.”は、正しい英文、ということになるのです。英単語一つ一つの裏側に潜む、ニュアンスや文化。一見、つまらなく思える、文法の裏側に潜む、使い方の妙や価値観の広がり。もっともっと、深く知ろう!そこに本当の「学ぶ面白さ」があるのです。

錦高日記10月4日(月)~部活動、活動中~

 まん延防止等重点措置が10月1日に全面解除になったことから、部活動が再開されています。日中、汗ばむほどの陽気だった今日の放課後、体育館や剣道場、卓球場、テニスコート、弓道場で各部の部員たちが練習に励んでいました。10月下旬には、前期新人大会の北信越大会、11月初旬には、後期新人大会が行われます。部活動ができなかった期間が長かったので、短期間でのコンディション調整になります。練習時間は短いかもしれませんが、1,2年生が主役になる大会です。みんなが思う存分活躍できることを願っています。

 写真は左から順に女子バスケ、男子バレー、剣道、フェンシング、卓球、ソフトテニス、男子テニス、弓道です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記10月1日(金)~金沢マラソンボランティア説明会~

 10月31日(日)金沢マラソンが行われます。今日の午後、金沢マラソン組織委員会事務局の方からボランティアをする部活動の代表者と顧問が説明を受けました。本校生徒が担当するボランティア内容は高校近くのコースでの給水です。コロナ禍での大会ということで、事務局の方から配慮しなければいけないことをたくさんうかがいました。生徒たちは、事務局の方からのお話を真剣に聞いていました。

 当日は、参加される方が心地よく走られるとともに、ボランティアをする生徒たちがランナーの方から元気がもらえる1日になることを願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記9月30日(木)~明日が試験最終日~

 10月28日(1年は29日)から始まった2学期中間試験が明日で終わります。最終日を前に、たくさんの生徒が教室や講義室、購買前などのスペースで勉強していました。職員室の入り口等で質問する生徒、夕日を浴びながら問題を解く生徒など、それぞれが真剣に取り組んでいます。

 明日の試験終了後は、1、2年生の部活動が再開します。コロナ感染症対策を講じながらの活動となりますが、久しぶりの部活を心待ちにしている部員も多いはず。部活動を楽しむためにも、最後の試験終了まで、ベストを尽くして!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.76 「『緑色のどんちゃん騒ぎ』って?~日本で普及しない、世界の常識~」

 皆さん、こんにちは。堀です。今年度もいよいよ半分終わります。明日から後半6ヶ月スタートです。中間テストも最終日!もう1日、全力でぇ~、振り絞ってぇ~、GAT!

 昨日、岸田さんが総裁の座につきました。報道によると、日本の衆議院議員総選挙は、11月7日か14日が有力とのこと。ん?14日って、本県の高校新人戦後期日程の最終日・・・新人戦の会場と投票場所がぶつかっていないのか??仕事柄、そんなことも気になってしまいました。

 1・2年生諸君!お待たせしました!明日から部活動再開です!11月上旬の新人戦に向けてがんばろう!!顧問の指示に従って、感染症対策もしっかりと。3年生諸君!投票権がある人は是非、投票に行こう!初めてやね!事前投票も可。受験勉強も大切ですが、「自分たちの未来」を託す人・政党を決めるのが総選挙!!「未来を棄権」すると「未来が危険」・・・かな?権利放棄することなく、投票所へGO!GO!

 若者の政治に対する関心が、(期待感が薄いせいにせよ)恐ろしく低い国。世界常識に照らし合わせても、若者の政治に対する行動力に、(あきらめが蔓延しているせいにせよ)著しく欠ける国。残念ながら、それが、日本です。

 先週の金曜日って、何の日でしたか?このコロナ禍にもかかわらず、世界各地で多くの若者が集い、集会や抗議活動等が行われました。中でも、ドイツの首都ベルリンでの、抗議活動および演説の様子は日本の報道機関も大きく取り上げていました(ググってね。参加者の規模を映像で確認のこと!)。気候危機への対策を求める若者による、世界規模の抗議活動「未来のための金曜日」の報道でした。ドイツ連邦議会(日本の国会議事堂に相当)前で、あいかわらずの力強い演説の様子。感動しました!「投票はしなければいけない。しかし、それだけでは不十分だ。街頭に立ち続け、リーダー達に行動を起こすよう求め続けなければならない。」「彼らは私たちのことを真剣には考えていない。」「(ここドイツは)気候変動における最大の悪者の1人だ。」とまで糾弾。諸君と同年代、18歳のスウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥンベリーさんの演説です(英語での演説!是非、聴いてみて欲しい!ググってね。)。この2日後、ドイツ下院連邦議会選挙が予定されており、連立与党になるくらい勢いのある政党、ドイツの「緑の党(the GREEN PARTY:『緑色のどんちゃん騒ぎ』ではないのです。‘Party’に「政党」の意味用法あり。)」を支援する目的で、スウェーデンからわざわざやってきたとのことでした。先週の金曜日、諸君は何をしていましたか??

 Actions speak louder than words!堀から生徒への激励として伝えている、好きなコトバ・メッセージの1つです。先月も、志望校の「赤本」を校長室に持参し「励ましのコトバください!」と要望する3年生、通算3名、来室。毎年の恒例行事。その際にも、赤本の裏表紙に、この英文を書きました。「行動が言葉よりもより大きな声で語るのだ。」→「口だけの人になってはいけない。行動で、背中で示せる人になろう!結果ではない。『なりたい自分』になるための途中の行動・プロセスこそが大切なのだ!」というメッセージです。グレタさんも、「口だけ」の大人達の政治にあきあきして、強烈なメッセージをその具体的な行動に乗せて表現しているのですね。

 先週、こういった環境問題を取り上げた映画も、日本で公開されました。「MINAMATA-ミナマタ」です。主演はなんと!あのジョニデこと、ジョニー・デップ。脇を固める真田広之、國村隼、浅野忠信らの面々。重いけど、美しい、諸君らに是非とも観て欲しい一作です。写真家ユージン・スミスにまつわる、ほぼほぼ実話です。「大きな力」にどのように立ち向かっていったのか?どんな行動が起こされたのか?1枚の写真撮影という行動が、どのように世界をつき動かしたのか?もし、あんな行動が起こされなかったなら?「大きな力」につぶされていたとしたら・・・?いろいろ考えさせられます。3年生諸君は受験が終了してから、DVDで鑑賞されたし。歴史に目を背ける事なかれ!たとえ、我々にとって、負の歴史であっても・・・繰り返さぬよう、繰り返さぬよう・・・ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S. Greenつながりで・・・

香林坊、大和裏(?)の中央公園側の通りに面した、とあるビルの1階に、金沢ではレアな野菜や果物を扱っている、小さなお店があるの、ご存じ?無農薬・有機栽培で、旬のものしか置いてなくって、しかもけっこう無造作に陳列。お値段もお安く、良心的。昨今の「レモンバブル」で、価格が高騰しつつある、ワックスがけしていない、安全な国産レモン(瀬戸内レモン)もここで入手可能。袋に一つずつ入れてあり、1つ約200円。大小取り混ぜて7コの、袋に入れてないのは、すだち。見た目が悪いだけで、7コ全部で100円!皮が薄く、ジューシーで香りも抜群、レモンほど酸っぱくなく、サンマやら、お鍋やら、サラダやら、水割りやら、何にかけてもOKでしたよ。お試しあれ~。食品ロスにするには「もったいない!」。

錦高日誌9月29日(水)~GIGA校内研修推進リーダー主催・第3回校内研修会~

 前回(1学期期末考査初日)は「1人1台端末時代のChromebookの使い方」をテーマに、石川県教員総合研修センターの指導主事5名を講師にお招きし、教員対象研修会を実施しました。教員全体のスキルアップが目的の研修です。教員のスキルの差が大きいこともあり、複数のコンテンツを準備して実施していただきました。
 今回は、県教育委員会庶務課学校経営グループにご協力いただき、「Google Meet」の利用をテーマに研修会を実施しました。Web会議システムを活用した、オンラインでの研修です。講師は東京のNTTラーニングシステムズの熊谷様。一般社団法人石川県情報システム工業会(ISA)会員のNTT西日本の土田様、高堂様、山田様の3名の方がサポーターに、教育次長、庶務課の2名の方も視察においでました。
 参加者が多いことから、物理講義室と化学講義室の2会場での同時開催です。
 本校では「コロナ禍の学びの保障プロジェクトチーム」を立ち上げ、 突然の休校や自宅待機の際の職員間の連絡・相談などでMeetも使用できるように準備を進めています。

 今日は、その一環として 1)ClassroomからMeetへの誘導方法、2)スマートフォンからMeetへのアクセス、3)Web会議やオンライン授業に使える便利な機能などを学びました。講師の方への質問も多数あったこともあり、終了予定時刻を越えましたが、学びの多い研修であったと思います。
 県庶務課の方によると、このような研修は県下の高校では最初だそうです。
 研修会終了後、全職員のスマートフォン等のMeetを使ってアクセスできるか実証実験も行いました。
 これらを踏まえて、庶務課の方と今後の課題についてもお話をしました。職員・生徒分のChromebookの数も充分ではありませんし、更なるネット環境の整備も必要です。まだまだ、超えなければいけない課題はありますが、少しずつ前進できればと考えております。                 

                                    ~GIGA校内研修推進リーダー~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記9月28日(火)~2,3年生中間試験始まる~

 今日から、2、3年生の2学期中間考査が始まりました。テストの様子です。廊下にはみんなの荷物が並んでいました。3年生の教室の前には、校長先生からのお守りが・・・、みんなを勇気付けてくれています。

 明日からは1年生の試験も始まります。最終日は10月1日(金)。「なりたい自分」に近づくために、どの試験も大切に受験してくださいね。