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学校日誌

これからの日本の社会保障は?

2月6日(月)

3年生のフロアに、社会科で学習した日本の社会保障について、「これからはどうあるべきか」について各自の考えをまとめたものが掲示されています。『公助【Public Assistance】』『共助【MUtual Assistance】』『自助【Self Help】』の立場で、これからの日本の社会保障の在り方について、深く考察していて感心します。

それぞれの立場での意見を紹介します。

『私はノルウエーやイギリスのように公助のイギリス型にしていけばいいと思う。日本は今どんどん少子高齢化が進んでいて、このままでは年金を払う世代よりも年金をもらう世代の人数が多くなってしまう。また、保険金や税で得るお金も減少しており、このままでは今までの公的補助を行うことも、お金の面的に難しい。これらのことから、そもそもの税を高くして、その分で得たお金で、全員に統一された社会保障を、今よりも充実させていくほうに方針を定めたほうが、国がよりよくなっていくのではないかと思った。』

『保険料で共助がよいと思う。例えば、子どもが多い世帯など、親の収入だけで子ども達を支えれない家庭は保証されるべきだと思うから。また公助では、税率を上げて税による公の負担をするのは国民にとって負担が大きいと思ったから。自助では、子どもがいる家庭とそうでない家庭で負担の差がとても大きいと思ったから、共助が丁度いいと思った。』

『私は自助を目指していくべきだと思う。今の日本は経済的に苦しい人には政府から支援をしたり、高齢者の年金を若者が支えているのが現状だ。しかしこれは今破綻しようとしている。自分の稼いだお金は未来の自分のためのものだが、見知らぬ人に使われているのも事実である。なら自分で稼いで自分のために使う、言わば「自己責任」であるが、そのほうが働くことの大切さがわかり、積極的に働くようになるのではないだろうか。日呂kうを伸ばし、それ相応の給料をもらう「実力主義」が必要だと思う。そのためにも給料の底上げが重要だ。そのための制作をしてほしい。』

『少年の日の思い出』

2月6日(月)

1年国語では、現在「少年の日の思い出【ヘルマン・ヘッセ】」を学習中です。今日は、本文中の記述を根拠として、物語の登場人物について整理していました。この作品は、1947年から日本の中学校の国語の教科書に載っているということです。私も教科書で読んだか、記憶は定かではありませんが、〇十年前の中学時代に読んだことを思い出しました。

 

 

どちらのくじをひくのがいい?

2月6日(月)

朝の冷え込みは厳しかったですが、青空の広がる気持ちのいい一日から今週がスタートしました。

2年生の数学では、現在、確率について学習中です。この学びを生かすと、例えば、「2つのお店で、それぞれの店で使える商品券を景品としたくじ引き(各等の金額当たり本数が違う・はずれくじなし)」を実施していたら、どちらの店のくじ引きが有利であるかを、くじを1本引いたときに得られることが期待される金額【期待値】で、考えることができるのですね。

よりよく生きる喜び

2月3日(金)

2年生のあるクラスの道徳では、教材「足袋の季節」を用いて授業を行っていました。

 『貧しい老婆から釣銭をごまかし良心の呵責に悩む主人公「私」は、後年、謝罪に訪れるが老婆はすでに亡くなっていた。「私」は、貧困と寒さに耐えきれず釣銭で足袋が買えると考えた罪と後悔を糧に、「おばあさんからもらった心」を人生に前向きに生かしてきた。』といった内容です。

授業では、「私」が釣銭をごまかしたときの場面から人間のもつ弱さや醜さを、そして「おばあさんが私にくれた心とはどんなことだろうか」という問いから、弱さを認め、その弱さに向き合いながらよりよく生きることについて考えました。安心した雰囲気の中、生徒の皆さん1人1人が、自分の本音の考えや思いを伝え、他者の考えを理解し、自分の考えを広げることができた授業でした。

 今週もあっという間でした。インフルエンザに罹患した人も見られる状況です。体調管理には十分注意して週末を過ごしてください。来週も皆さんに会えることを楽しみにしています。それでは、よい週末を!

「ちはやぶる・・・③」

2月2日(木)

本日5、6限目に、3年生の百人一首大会が行われました。先週25日(水)に予定していましたが、雪により臨時休校となったため本日の実施となりました。3年生は今年で3回目、やはり気合いの入り方が違います。読み手の得能先生の格調高い響き(あまりに素晴らしくて聞き惚れてしまいました)に耳を澄ませる静寂と札を取った瞬間に湧き起こる歓声、クラスのプライドを賭けた真剣勝負が繰り広げられました。