学校日誌

2023年2月の記事一覧

第1フロアは熱気に包まれていました!

2月21日(火)

本日、球技大会(1年:1、2限、2年:3、4限、3年:6、7限)が第1フロアにて、行われました。雪の舞う寒い日となりましたが、どの学年も優勝目指し、寒さを吹き飛ばす白熱したゲームが展開されました。終了後は、みなさん、勝ち負け関係なくとても満足そうな笑顔でした。大会準備をしてくれた保健体育係のみなさん、審判及び得点係のみなさん、そしてお世話いただいた体育科の先生方、各学年の先生方、ありがとうございました。

(写真上2段:1年 中2段:2年 下2段:3年)

日常的な話題について、話の概要を捉える

2月21日(火)

本日、1年生のコミュニケーション英語では、リスニングテストを行っていました。生徒の皆さんは、『カリス先生が冬休みをどう過ごしたか』という日常的な話題を、熱心にメモを取りながら聞き、最後は話全体の大まかな内容を英語でまとめました。「内容に一貫性のある英語を最初から最後まで聞き、一語一語や一文一文の意味など特定の部分のみにとらわれたりすることなく、全体としてどのような話のあらましになっているかを捉えることができる」は、英語4技能「聞くこと」の目標の1つです。

「自分の大切さとともに他者の大切さを認める」

2月21日(火)

本日、本校が、人権意識の高揚に貢献したことが認められ、法務省人権擁護局、金沢地方法務局及び全国、石川県人権擁護委員連合会より、感謝状を贈呈いただきました。本校は、毎年、全国中学生人権作文コンテスト県大会に全員で取り組んでいます。また、人権週間には、人権について考える集会を開催しています。

人権は、相手を思いやる気持ちによって支えられるものです。行動をしようとするとき、その行動を同じように自分にされた場合を想像すると、おのずとその行動が相手を尊重しているものかどうかがわかると思います。自分の意見をきちんと伝えつつ、相手のことも認められる社会は、みんなが幸せに生きられることにつながります。「多様性を認め、他者を尊重し、互いを理解しようと努めることができる」、そんな素敵な錦丘中学校をみんなで創っていきましょう。

中高接続(ブリッジ)授業

2月20日(月)

本日より、国語科と理科で中高接続(ブリッジ)授業が始まりました。これは、高校の先生方が中学生を対象に授業を実施してくれるものです。これも中高一貫教育校の特色の1つです。

古典の授業が3年生各クラスで行われました。『古典作品から豊かなものの見方を学ぶ』を目標に授業が展開されました。授業では、兼好の和歌は、何を求めているか(秋の和歌・温かい衣服・現金・恋人・お米)について、ひらがな表記、返歌、和歌の修辞法(*折り句)の3つの資料を参考に、個人思考・グループ協議の流れで考えをまとめました。古典作品の奥深さ、面白さを大変実感できた授業でした。さて、兼好は、頓阿に何を求めたのでしょうか?そして、頓阿はどう返答したのでしょうか? 

*折り句とは・・・五音節の題(別の意味を持つ言葉)を各句の初めに詠み込む言葉遊びの一種。和歌で、5句それぞれの初めと終りとの1音ずつをつづけて折り返して読む(合わせて十音節となる)沓冠(くつかぶり)も折り句の一種。

兼好の文            

夜も涼し(もすず)     

寝ざめ仮庵(ざめのかり)  

手枕も(まくら      

真袖も秋に(そでもあき)  

隔てなき風(だてなきか)  

頓阿の返歌

夜も憂し(もうれ

寝たく我が背子(たくわがせ

果ては来ず(てはこ

なほざりにだに(ほざりにだ

しばし訪ひませ(ばしとひま

24日(金)に古典の2時間目、27日(月)には、評論の授業を実施予定です。本日授業を担当いただいた岡本先生、本多先生、ありがとうございました。次回もよろしくお願いします。

また5、6限に、3年A組で化学の授業が行われました。今日は、『化学反応式における量的変化の「量」を「個数」と「質量」の視点でとらえよう』ということで、まずは、原子1個の大きさ(モル[mol])や原子1mol分の質量の数値(原子量)について学習、練習問題に取り組みました。その後、炭酸カルシウムの質量を変え、塩酸と反応させて生成物の質量を調べる実験に取り組みました。C組は24日(金)、B組は27日(月)に実施予定です。本日授業を担当いただいた磯野先生、濱﨑実習助手、ありがとうございました。次回もよろしくお願いします。

また、放課後に行われた《特講理科》では、本日のブリッジ授業で学習したモル[mol]について、学びを深めていました。

なお、3月には、2年生各クラスを対象に、物理の授業を実施予定です。

「越馬徳治科学省」表彰! 理科教育の振興への貢献が認められました。

2月20日(月)

本校の上野百世教諭が、「令和4年度第60回越馬徳治科学賞」の個人表彰を受けました。理科担当教員として、高峰賞応募生徒やサイエンスチャレンジ等の参加生徒の指導にあたるとともに、科学の祭典における科学ショーの講師として児童生徒の指導にあたるなど、長年にわたる理科教育の振興に大きく貢献したことが認められたものです。上野先生、本当におめでとうございます。

また併せて、嶋校長先生を含めて、本校理科教員の共同研究「1人1台端末を活用した探究的な学びへの環境整備に関する研究~錦丘学びのアーカイブスの構築と活用~」に対し、助成金が交付されました。