野球部

野球部7月 第104回全国高等学校野球選手権石川県大会

【第104回全国高等学校野球選手権石川県大会開幕】

7月8日(金)3年生にとって高校野球最後の大会となる全国高等学校野球選手権石川県大会が開幕されました。秋、春の大会を通してチームは大きく成長できたと言えます。しかし満足はしていません。チームの目標は甲子園大会に出場することです。鍛え上げられた金沢二水が、真の高校野球を魅せます。そして応援してくださる学校関係者の皆様や地域の方々、支えてくれた家族には、全力プレーと結果で感謝の気持ちを伝えます。応援よろしくお願いします。

初戦 7月12日(火)9:00~県立野球場 VS鶴来高校

【7月練習試合&背番号渡し】

野球部 ブルペン リニューアル!!

【ブルペン2ヵ所→3ヵ所へ】

6月9日(木)にブルペンの大工事が終了し、新たな練習環境が完成しました。投球練習場所が2ヵ所から3ヵ所に増設し、マウンドとホームベース周りには黒土が入りました。さらに間には人工芝が敷かれ、トレーニングやストレッチができる環境も整いました。二水野球部は自分たちがプレーをする環境を常にベストな状態に保ち練習に打ち込んでいます。そしてこのようにグラウンドを整備してしていただいた業者の方々や、のびのびプレーができている環境に感謝し、その気持ちをプレーや学校生活で表現していきます。

野球部5月 春大準々決勝

【春大準々決勝】

5月2日(月)県立野球場で第146回北信越地区高等学校石川県大会準々決勝が行われました。対戦相手は小松大谷高校と私学の強豪校にどれだけ戦えるか試される試合でした。序盤から小松大谷の強力打線に二水投手がつかまり、大量失点を許してしまう展開となり、徹底された走塁や細かいプレーの質の高さに終始二水の流れが作れず5回コールド負けと悔しさの残る敗戦となりました。

【試合結果】5回コールド 負け

 
小松大谷         17
金沢二水

       

目標の通過点ではあるが、目指していたベスト8を達成しました。しかし選手は決して満足していません。今大会では1勝1勝勝ち上がることによるチームの成長と乗り越えるべき壁を体感できたことが大きな財産となりました。選手は大会を通して自信へと繋がった部分と、夏に向けて何が必要で、これから何をすべきなのかをこの敗戦で学ぶことができました。そこでどのように考え、行動に移すことができるかでその後の自分や集団の行き先が大きく左右することを忘れてはいけない。

5月は関西遠征や県外の強豪との練習試合でチームがさらにレベルアップするきっかけをもらいチームや個人の課題が明確になってきました。選手同士がミーティングで話し合った課題に対して、具体的行動(練習方法)を考え日々の練習で取り入れて練習しています。また練習する雰囲気も以前とは別のチームではないかと思わせるほどワンプレーに対する声や1球に対する執着心が高まり、しまった空気で練習できています。

 

野球部4月 春大3回戦

【ベスト8決定】

4月30日(土)県立野球場12:10〜第146回北信越地区高等学校石川県大会第3回戦が行われました。対戦相手は小松明峰高校でした。ここまで2試合、合計36得点と打線が猛威を振るいチームの勢いが高まる中、予定していた日程が雨の影響で1日ずれても勝利への執着は高まるばかりでした。公式戦で練習してきたことを発揮することは簡単なことではありません。小さな努力をコツコツ積み上げ、大きな舞台で自信を持ってプレーできている背景には、スキのない学校生活を送ること、練習の意図を理解し明確な目的を持って練習に取り組んでいることが大きく影響していると言えます。選手達は勝ち上がる度にプレイヤーとして、人として大切なことを二水野球部で多く学び、心身ともに強くなっています。

【試合結果】7回コールド

 
小松明峰    
金沢二水 1☓    

【試合内容】

二水の3年生投手は初回から3つの四死球を与え制球に苦しむ立ち上がりとなりピンチを迎えるが、ベンチからの仲間の声と野手のプレーに救われ無失点に抑えました。2回以降はいつも通りの制球を徐々に取り戻し、球威のあるストレートとテンポの良いピッチングで相手打者を次々と抑えていきます。相手のヒットや四死球で数々のピンチを迎えるもダブルプレーや外野手のポジショニングが功を奏し、3安打4三振で7回完封と相手に得点を許しませんでした。

打撃面では、初回からヒットとランニングホームランで2点を先制しました。引きつけて逆方向に強く打ち返すバッティングを徹底して繰り返すことで、相手投手に打たされることなく、強い打球を弾き返すことができました。7回7安打うち長打3本とチャンスの場面で打線が良く繋がり、7回コールドゲームで勝利しベスト8を掴み取ることができました。

準々決勝は5月1日(日)県立野球場第二試合12:00〜小松大谷高校と対戦予定でしたが、雨の影響で順延となり、5月2日(月)12:30となりました。公式戦の舞台で私学の強豪と対戦できることにワクワクしています。そして次の試合も二水野球部らしさを全面に出して闘います。

【試合の様子】

 

 

野球部4月 春大2回戦

【巻き起こす二水旋風】

4月24日(日)市民球場9:00~第146回北信越地区高等学校石川県大会第2回戦が行われました。対戦相手は金沢学院大付属高校でした。私立の実力校を相手に、どれだけ強い気持ちを持って挑めるかが試される試合となりました。不安と期待が入り混じる中ではありましたが、ウォーミングアップから笑顔と活気が溢れる雰囲気で気持ちを高め合い、良い緊張感を保ちながら試合に入ることができました。

【試合結果】

  合計
二  水 11
金沢学院附属

【試合内容】

二水は先頭打者から打線に勢いを付ける2塁打を放ち、続く打者が正確に犠打(バント)を決め1アウト3塁を作るも、相手投手の力投に抑えられチャンスをものにできず初回から手に汗握る展開となりました。互いにチャンスを作るも、両チームの投手がピンチをしのぐ気迫あるピッチングが印象的でした。二水は3回表2アウト1、2塁3年生がライト前へのヒットで2塁ランナーが生還し待望の先制点を奪い、勢いのまま相手を揺さぶる走塁や長打でこの回一挙に4点を先制しました。しかし金沢学院附属の打線も力強いスイングから鋭い打球でヒットを量産し3回裏に同点、4回裏に逆転される展開となりました。今まではここからミスが連鎖し、一方的な試合となる可能性が高かったが、逆転されても勝ちにこだわる泥臭く強い気持ちが折れることはありませんでした。ベンチから仲間を鼓舞する声がさらに勢いを生み、四死球や犠打、スクイズで5,6,7回に粘りの追加点、9回表にはランニングホームランを放ち集中力を切らすことなく試合終盤に追加点を奪いました。最終回は金沢学院附属の猛反撃を受けるも、二水のエース投手が最後まで力投を魅せ「最後の1アウト」を奪いベスト16を決めました。選手たちは自分が試合を決める思いでプレーし、積み重ねてきたことが大いに発揮された価値のある勝利でした。

3回戦は4月29日(金)県立球場 第三試合14:00~小松明峰高校と対戦します。試合には勝つことができましたが乗り越えるべき課題はたくさんあります。目標達成に近づくために、一歩一歩前進していきます。

【試合の様子】

野球部 3月4月活動報告

【春の到来】

3月に入り本格的に公式戦に向けた練習が再開し、合同練習や練習試合で多くの課題が見えてきました。同時に冬場に鍛えたトレーニングの成果が打球やプレーに現れ出してきています。

【合同練習・練習試合の様子】

【春の大会開幕】

4月16日(土)第146回北信越地区高校野球石川県大会が開幕しました。本校は16日(土)第三試合14時15分〜穴水高校と対戦しました。アウトオブシーズンで積み上げてきた成果を発揮すべく、選手たちは良い準備で大会に挑むことができました。

【試合結果】5回コールドゲーム

  合計
穴水        
二水

9

4 7 5         25

【試合内容】

試合は序盤から二水のペースで試合を運び、初回に7安打8盗塁と相手に隙を見せることなく、引きつけてセンター方向へ弾きかえし練習してきたことを十分に発揮することができました。登板した2年生投手2名は各回にヒットを許すも、落ち着いた投球で試合を組み立て、粘り強いピッチングでこの試合を1失点に抑えました。最終的に18安打19盗塁と次の塁を積極的に狙った走塁が少しずつ相手にプレッシャーを与え続け、終始二水のペースで試合を運ぶことができた試合となりました。

2回戦は4月24日(日)第一試合9:00〜金沢学院大付属と戦います。公式戦での勝利の価値を理解し良い準備を重ねて挑みます。

【試合の様子】

 

 【マネージャーの活動】

女子マネージャーは2月に行われた放送員講習会でアナウンス講習を受けてきました。練習試合や、日々の練習から発声練習や発音のトレーニングと高い意識の中で取り組んでいます。マネージャー部員はそれぞれの個性を大切にし、自信を持ってアナウンスすることを心がけています。今大会は公式戦での実践が初という緊張感のある中でしたが練習以上の実力を発揮し、球場に自信をもったアナウンスが響き渡りました。また試合を行う上で欠かせないスコアブックの記入にも力を入れています。マネージャーも選手同様、充実した日々を過ごしています。

野球部3月3年生卒業式

  

3月3日(木)に卒業式が行われました。選手10名、マネージャー2名の3年生はこの3年間で多くを学び、たくさんの経験と共に大きく飛躍し立派に卒業しました。式典後はグラウンドにて、卒業セレモニーが行われ、卒業生から1,2年生へ、1,2年生から卒業生へとそれぞれ熱いメッセージのキャッチボールを行いました。部活動を通して卒業生から後輩へ野球に関すること以外にも、人として大切なことを学び1、2年生は教えや想いを受け継いでこれからの二水高校野球部の発展へと繋がっていきます。その大きな基盤を作ってくれたのが3年生でした。それぞれの進路先で、この野球部で培ってきたことを十分に発揮し、さらなる活躍を期待しています。

【卒業祝い品贈呈の様子】

 【メッセージキャッチボールの様子】

 

 

野球部2月活動報告

今年も幾度となく大雪に見舞わられましたが、積雪した日は朝早くから大勢の二水生が校舎の敷地や近隣の歩道の除雪作業を行ってくれました。その中でも野球部が中心となって、誰がやってもいいことや、誰かがやらないといけないことを自分から率先して行動することを除雪作業を通じて学んでいます。また自分から行動することで、より日々の感謝に気付くことができます。このように先に行動する、先に気付くことができるようにアンテナを張って生活することで予測できたり視野が広がったりと野球のプレーにも繋がっていることを再確認することができました。

雪でまっしろになったグラウンドも少しづつ顔を出し、確実に球春が近づいてきました。冬場はフィジカル強化を中心にできる環境を最大に活かし技術練習を積み上げてきました。学校行事や考査の関係で全体練習が十分でない期間は、学習と個人練習に見通しを持たせ各自工夫しながら取り組むことができたと言えます。春の大会は日々の積み重ねの成果を魅せれるよう今日もまたコツコツと積み上げます。

 

野球部12月活動報告

12月23日(木)2学期終業式が行われ、冬休みへと入りました。気温や天候の影響でグラウンドでボールを使った練習ができなくなってきましたが、来シーズンへの準備は進んでいます。特に今冬は、外部からトレーナーさんに来ていただき、フィジカルトレーニングや、柔軟性、敏捷性を高める運動に加え、調整力やバランスなどといった自身の体を上手に扱うためのトレーニングをご指導していただき、個人のパフォーマンス向上を狙いとした練習を行っています。ただトレーニングをこなすだけではなく、その成果を野球の動作に結びつけることが求められ、選手たちは目を輝かせながら、1つ1つのトレーニングの意図を理解しようと、また自身の体へ落とし込むよう継続的に取り組んでいます。

【第1回(11月14日)第2回(12月26日)のトレーニング指導】

トレーニング動作のフォームを選手同士で指摘し合う姿や声が増え、練習中は活気で溢れています。まだ短期間ではありますが、継続的に取り組んでいる成果は着実に表れ、トレーナーの方からも取り組みについて評価していただき、大きな自信に繋がっています。冬場はボールを使った練習ができず、どちらかといえば地味で厳しい練習が続きますが、二水野球部の特色を発揮し、活気に溢れ、雰囲気の良い中で練習に取り組む姿にも磨きがかかっています。

限られた時間と環境だからといってできない理由を探すのではく、練習や自主練習の中で「なにができるか」「どうすればよいか」「なにをすべきか」を常に考えながら日々の積み上げていきます。そして今年の3年生が夏の大会で残してくれた’’1球へのこだわり’’を忘れることなく、来シーズンに向けて準備していきます。

2021年最後の練習は、日頃使用している部室や更衣室、マイクロバスなどに感謝の意を込めて、環境整備を行いました。日常生活が野球に繋がっていることを再確認し、それぞれが2021年の反省と2022年の明確な目標を持って新年を迎え、勉学と部活の両輪をさらに大きく前進する二水生を楽しみにしてください。本年も二水野球部をご支援していただいた皆様、応援してくださった皆様に感謝申し上げます。有難うございました。

 【練習収め環境整備】

 

野球部10月第29回石川県高等学校野球一年生大会本戦トーナメント1回戦 報告

10月30日(土)本戦トーナメント1回戦 VS小松高校 14:15~県立野球場

10月30日(土)に一年生大会のトーナメント1回戦が行われました。ここ数年トーナメントに進出できていない年が続いていたので、本戦に進出できて嬉しく思います。1年生は練習や練習試合を通して今まで以上に多くの経験ができ、自信をもってプレーする選手の姿が多く見受けられるようになってきました。そして迎えた1回戦の相手は小松高校でした。 

【試合内容】

二水は1回表の守備で2アウトから4連打を浴び、3点を失いました。投手は厳しいコースに投げ切ることができず、甘く打ちやすいボールを次々と捉えられ、2回12安打10失点と厳しい立ち上がりとなりました。大会までの練習試合ではテンポ良く試合を作るピッチングができていたこともあって、公式戦でいつも通りの実力を発揮する難しさを改めて学びました。3回以降も交代した投手が奮闘するも、バッテリーエラーや四球で出塁させた相手ランナーに機動力で揺さぶりをかけられ、流れを断ち切ることができませんでした。初回から追いかける展開となった二水の攻撃は、上位打線が出塁しチャンスを広げ、クリーンナップの単打・長打で追い上げを見せるも、相手の流れを引き寄せ切ることができず、5回コールドゲームでトーナメント1回戦で敗退となりました。

 
小 松         16
金沢二水        

 【一年生大会の様子】

 

【10月練習試合の様子】

 

 

 

野球部 10月 第29回石川県高等学校野球一年生大会 予選 報告

10月23日(土)予選 VS石川高専 13:00~高専グラウンド

10月23日(土)に一年生大会の予選が行われました。本戦のトーナメントに上がるには予選を勝ち上がらなければなりません。ここ数年、予選敗退でトーナメントに進出できない年が続いています。そんな中迎える相手は石川高専でした。9:00~プレイボールの予定でしたが、雨の影響で13:00~に変更になりました。しかし気持ちを切ることなく良い準備をして試合に挑むことができたと言えます。

10月に入って1年生の試合を中心に練習試合を積み、今まで実戦での経験が少なかった1年生は試合の中で自身の実力を発揮したり、経験のないポジションに挑戦し大きな可能性を見せてくれたりと、着実に経験を積むことができています。成功も失敗もありますが、小さな積み重ねの成果が、結果として表れつつあります。2年生は1年生のサポートをしながら個々の課題にそれぞれが向き合いながら練習に取り組んでいます。

【練習試合の様子】

【大会試合内容】

 グラウンドに水が浮いているグラウンド状況で始まった二水の攻撃は、初回から打線が猛威を振るい、4本のヒットと死球や相手の隙を突く走塁で打者一巡し、一挙に7点の先制に成功しました。その後は、失点したもののすぐさま点を取り返し、相手の見せた隙を逃すことなく付け入ることができました。代打で起用された選手も、大事な場面で集中力を発揮し、甘く入ったボールを1球で仕留め、勝利の立役者となりました。投げては二水投手が力投を見せ、ピンチの場面も崩れることなく5回を3失点に抑えた結果、5回コールドゲームで勝利を勝ち取ることができました。

 
石川高専        
金沢二水 1☓         13☓

【1年生大会予選の様子】

2年生は1年生が気持ちよくプレーできるよう隙の無いベンチワークで献身的に1年生をサポートしています。選手・マネージャー問わず、常に周囲を良く観察し、役割に責任を持ち、他者を思って行動することが求められます。チームをサポートしてくれる人が居て、初めて全力でプレーできていることを忘れてはいけません。

数年ぶりの1年生大会予選突破に、浮かれることなくコツコツと積み重ねているものを試合で表現できるように取り組んでいきます。そしてまずは初戦突破に向けて良い準備をしていきます。

10月30日(土)1年生大会 1回戦 VS小松高校 第3試合 14:00~県立野球場

 

野球部 9月 第145回北信越地区高等学校野球石川県大会 3回戦 報告

9月20日(月)3回戦 第3試合 VS遊学館 14:00~県立野球場

ここまでの2試合をコールドゲームで勝ち抜いた二水野球部は、ベスト8をかけて迎える3回戦の対戦校は遊学館高校でした。夏の大会で悔しい敗北を経験した新チームは、3年生の思いを受け継ぎ、大会で勝ち上がっていくと共に、大きく成長を遂げようとしています。新型コロナが終息していない現状ですが、大会を開催していただけたこと、思い切り野球に打ち込めること、応援に駆けつけてくれる家族や3年生、教職員の方々に感謝の意を込めながら試合に挑みました。

 

【試合内容】

二水は初回から、打たせて取るピッチングでリズムを作り、1回裏の攻撃ではヒット3本、犠打2や死球などで確実に進塁させ、2点先制することができました。しかし2巡目以降は、相手投手のコースをついた厳しい制球に打ち取られ、出塁するも、チャンスをものにできず得点に結びつく決定打を放つことはできませんでした。

一方遊学館打線は、3回4回5回に打線が集中し、甘く入ったボールを確実に仕留められ単打と長打が重なった結果8点の失点を許してしまいました。6回以降は遊学打線を2安打に抑え、攻撃の流れをシャットアウトするも、チャンスでの一打がなかなか出ず、2回以降のスコアには0が並ぶ結果となりました。9回裏の攻撃では意地を見せた主将の一打で0死1、3塁で粘りを見せたが、その後の打線が繋がらず無得点で試合終了となりました。

 

1

2 3 4 5 6 7 8 9
遊学館
金沢二水

結果として「長打力」の差がこの点差となってしまったことは、選手全員が痛感して感じました。試合後のミーテイングではチームの課題を明確にし、今後取り組むべき具体的行動について話し合いました。野球を通して、大切なことに気づかされる毎日の中で、日々成長していく選手たちの練習に取り組む姿は、少しづつ変化してきています。試合後学校に戻りスイングする中、黙々と振り続け誰一人帰宅しようとする選手がいませんでした。このように勉強にも部活動にも一生懸命に向き合うことができる粘り強さは、二水高校の強みです。

大会を通して、試合観戦の規制が厳しい中、多くの方に応援していただき感謝しております。さらに皆様が応援したくなるような集団となるべく、隙が無く愛されるチームへと前進していきます。

野球部 9月 第145回北信越地区高等学校野球石川県大会 2回戦 報告

9月18日(土)2回戦 第1試合 VS北陸学院 9:00~小松末広野球場

1回戦を5回コールドで勝ち抜き、迎えた2回戦は北陸学院高校でした。不安定な天候の中、初回から緊張感のある締まった試合が開始されました。何とか持ちこたえていた天候だが、2回から雨が降り出し両チームの投手が制球に苦しみ、悪天候という条件の中、粘り強く投げ切ることが勝敗のカギを握る試合展開となりました。

二水は2回表でヒットや四球、バッテリーエラーなどが重なり、一挙に6点を奪いビッグイニングを作り、次の相手の攻撃をランナーを出すも、無失点に抑え二水の流れを確立することができました。

さらに勢いを増した雨が、グラウンド状態を悪化させ、水たまりで内野ゴロがまともに転がらないほどになり、一時中断をはさみながらも試合は続行されました。両チーム、いつ試合が大崩れしてもおかしくはない状況でしたが投手を中心に、二水野球部の気迫と集中力は試合終了まで持続することができました。試合の序盤・中盤・終盤に手堅く得点を奪った二水が、8回コールドゲームで見事勝利を勝ち取る結果となりました。

両チーム悪天候の中、泥だらけになりながらも最後まで戦い抜く姿は、見ている者を魅了させた試合となりました。

【試合結果】(8回コールド)

 
金沢二水   12
北陸学院  

【3回戦試合日程】

9月20日(月)3回戦 第三試合 VS遊学館高校 14:00~県立野球場

野球部9月 公式戦ユニフォーム新調 

2021年9月より、公式戦で使用するユニフォームを変更することになり、従来のカラーは、【グレー×オレンジ】だったものが、【ホワイト×オレンジ】に変わりました。

ユニフォームや背番号の生地も最新の機能性といわれている「昇華プリント」を採用し、ユニフォームの繊維に気化したインクの色素を浸透してあるため、着用時の重みがなく、着心地良く自然で動きやすい素材となっています。また通気性も良く、汗での重みや、暑い日の試合でも、ストレスなく着ることができます。

【従来モデル】

【新調モデル 公式戦用ユニフォーム】

【新調した背番号】

新たなユニフォームでグラウンドを駆け回り、白球を追う二水高校野球部を今後も楽しみにしてください。

野球部 9月 第145回北信越地区高等学校野球石川県大会 1回戦

9月12日(日)1回戦 第二試合 VS 松任・翠星・宝達連合チーム 11:45~県立野球場

9月11日(土)に北信越地区高等学校野球石川県大会が開幕されました。

夏の大会に悔しい形で敗れてしまい、新チームが始動してからもなお、新型コロナウイルスの影響がさらに加速し、練習の制限、対外試合の禁止など、学校生活や部活動において多くの規制がかかる中、県内のすべての高校が実戦での経験をほとんど積むことなく今大会に挑むことになりました。

感染予防や対策を徹底して行い、感染しないこと・周囲を守ることを第一優先に考え、限られた時間・人数・場所の中で大会に向けて準備をしました。

 【試合内容】

二水は立ち上がりから先発投手が3者凡退に抑え、常に守備から良い流れを作り攻撃に繋げることができました。攻撃では、ボール球には手を出さないよう四球を選択したり、鋭い打球で相手のミスを誘ったり、カウントを取りに来るストライクを積極的に打ちに行ったりと、終始主導権を握った展開で試合を進めることができました。4回から継投してからは、リズム良く打たせてアウトを重ね、締まった内容で相手打線を抑えることができました。

【試合結果】

 
松任・翠星・宝達        
金 沢 二 水         11

【試合日程】

9月18日(土)2回戦 第一試合 VS 北陸学院 9:00~弁慶スタジアム

実践での練習機会が少ないことを言い訳にせず、今やるべきことに全力で取り組み、常に自分のパフォーマンスを発揮できるよう限られた時間で最高の準備をします。

野球部 7月 第103回全国高等学校野球選手権大会 報告

第103回全国高等学校野球選手権石川県大会

7月10日(土)1回戦 VS金沢商業高校 13:30~弁慶スタジアム

7月9日(金)に全国高等学校野球選手権石川県大会が開幕されました。

大会を迎えるにあたり、メンバーに入ることができなかった仲間や、支えてくれた家族、応援してくれる人の思いを胸に試合に挑むことを再確認し背番号渡しが行われました。

 

新型コロナの影響で、活動の多くに制限がかかる中、選手たちはこの大会に向けて日々の練習を中心に、紅白戦や練習試合、学校生活を通して飛躍的な成長を遂げ、特に3年生はチームの核として、後輩やチーム全体に大きな影響を与え続けてくれました。しかし大会前の練習試合では、思うようなプレーができず、結果もついてこなかったことから、選手たちの顔から笑顔が減っていました。「自分に自信がない」「不安な思いが強い」という心の背景には、ここまで夢中で努力してきたこと、ぶつかってきた壁を乗り越えてきたことなど、これまでの自分を信じ切れていないことが背景にありました。

迎えた試合当日は、今までの自分を信じるだけだと背中を押されたこともあり、選手たちはリラックスした表情で、ベンチ内も笑顔と活気に溢れた雰囲気で試合に入ることができました。大会前に自分たちの弱点に全員が気づくことができたことで当日を良い雰囲気で迎えることができたと言えます。

二水は1回と6回にチャンスからのタイムリーヒットで2点を奪うことができ、守備では取れるアウトを確実に奪いながら好プレーやヒット性の打球を数々アウトを奪っていき、ピンチでの踏ん張りがチームをより勢いづけていました。投げては、2年生投手の精度の高い投球でリズムを作り、6回無失点と試合の主導権を握ったまま二水ペースで試合が展開されていきました。

7回からは3年生投手に継投し、さらに勢いづくも、8回に1つのミスから失点してしまい、より緊張感が高まる展開となりました。ここまで驚異の粘りを見せた二水だが、迎えた9回裏2アウト1・2塁2対1、勝利まであと1アウトという場面で、金沢商業に長打を許してしまい、相手1塁ランナーが生還し、結果逆転サヨナラ負けという劇的な幕切れとなってしまいました。

勝利を目前にして、逃してしまった悔しさを全員が痛感し、勝ち切ることの難しさを今大会を通して改めて学びました。そして3年生は今日まで本当に粘り強く戦い、二水高校野球部で多くを学び、気付き、成長できたと言えます。今日の敗戦を自身の中に大切に留め、努力し続けた自分を信じ、どんな困難が訪れても、立ち向かっていける人間になるよう期待しています。そして受験生として学校生活を大切にして、確実に実力を積み重ねていけるような日々を過ごし、「あと1アウトで負けた」という貴重な経験をこれからの人生の「糧」にしていきます。

1.2年生は3年生の悔しさを胸に、勝ち切れるチームになるため、強い責任感と使命感を持って取り組んでいきます。

野球部 6月(前半)活動報告

3年生にとって最後の夏となる、第103回全国高等学校野球選手権石川県大会の開幕まで1ヵ月を切りました。

石川県緊急事態宣言の影響により、県内外のチームとの練習試合ができない状況が続いていますが、選手たちは個人の課題に向き合い、厳しくも仲間と鼓舞し合いながら夏に向けて確実に良い準備ができています。

また紅白戦を積み重ね、結果や弱点を数値化したり、失敗を恐れず練習していることに思い切りチャレンジできたりと、日々の練習は大変充実しています。

二水高校野球部では学校生活や勉強・部活動などあらゆる場面で「隙のない日々」を送ることを心掛けています。野球においても隙なく戦い、逆に相手の隙にいち早く気付くことにも繋がります。その日々の積み重ねが野球以外の場面でも当たり前のようにできるような学校生活を送れている点もチームの強みです。

夏の大会まで残りわずかとなりましたが、練習から一球を大切にし、その一球で一気に流れを作れるようなプレーをしていきます。

6月23日(水)HABボクらの夏放送

6月24日(木)抽 選 会

7月 9日(金)全国高等学校野球選手権石川県大会 開 幕

また5月末に業者に来ていただき、黒土入れとグラウンド整備をしていただきました。生まれ変わったように平坦に整備していただきたおかげで、選手たちの思い切りプレーができている姿が印象的です。

同時に野球ができる環境に改めて感謝することを再確認でき、今までよりスピーディーかつ効率よく丁寧にグラウンド整備を行えるようになってきています。

コロナ禍ではありますが、仲間とのびのび野球ができることに感謝し、万全な状態で大会を迎えられる準備をしていきます。

 

野球部 (4月後半)活動報告

4月18日(日)1回戦 VS穴水高校 市民野球場9:00~

 

4月17日(土)に第144回北信越地区高等学校野球石川県大会が開幕されました。

予定されていた日程では17日(土)に初戦を迎えるはずでしたが、悪天候により18日(日)に順延されました。

しかし選手たちは気持ちを切ることなく持ち前の集中力を持続して初戦に挑むことができました。

初回からファーストストライクを積極的に狙い鋭い打球を打ち返し、出塁すれば足を絡めた攻撃で相手塁上を駆け回り

終始試合の主導権を握った展開でした。

結果は 【二水20-0穴水】 5回コールドゲームで完封勝利することができました。【安打数】15 【盗塁数】13 

 TEAM                    合 計
二  水  7    4  3  6          20
穴  水  0  0  0  0  0           0

2回戦目は4月26日(月)に輪島高校と対戦が決定しました。(9:30~市民野球場)

公式戦での1勝の価値をチーム全員で味わい、さらなる成長に繋げ1戦1戦粘り強く戦い抜きます。

 

         

 

 

 

 

 

野球部 4月(前半)活動報告

4月17日(土)に開幕する春季県大会に向け、選手たちは自らを奮い立たせ、厳しくも実りあるトレーニング期間を全員で乗り越えました。春休み期間は、さらに強いスイング力を身に付けて練習試合に挑み、選手達はファーストストライクから力強いスイングを意識して戦いました。練習試合を通して、日々練習してきたことを試合で発揮することの難しさを全員が感じることができ、今後具体的にどのように行動に移していくべきかを選手同士で話し合い確認することができた貴重な練習試合となりました。選手同士の話し合い活動を大切にし、チームの課題や個人の課題に真摯に向き合うことで、さらなる強化を目指していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、今年度より新たに修築された金沢市民野球場で金沢地区の高校と合同練習を行いました。素晴らしい環境のもと選手たちは互いに良い刺激を受けながら思い切りプレーし、充実した時間を過ごすことができました。春、そして夏の大会に向けて成功も失敗もすべての経験を成長に繋げられるよう一歩ずつ前進していきます。