カテゴリ:授業

「介護福祉基礎」施設実習③

 今日は、「介護福祉基礎」の授業で、いつも講師としてお世話になっている大竹さんのいらっしゃる施設「あじさいの郷」にお伺いして、ハンドケアを実施しました。
いつもは一緒にゲームをしたり、生徒たちの発表を見てもらったりしていましたが、
今回は、一人一人の利用者の方とゆっくりお話ししながらハンドケアをさせてもらいました。
今月6日に開催される産業フェアでもハンドケアスタッフとして参加予定なので、大変いい練習になりました。
時間の都合上一人一回片手のみだったのですが両手をしてほしいといった声が数多く聞かれました。
利用者の方々にもとても喜んでもらうことができ、生徒もうれしそうでした。

  

認知症サポーター養成講座

 今日は、2年生の「社会福祉基礎」の授業で、認知症サポーター養成講座が開催されました。認知症サポーターとは何か特別なことをするというのではなく、認知症やその家族を理解し、応援するための正しい知識を身につけた人たちのことで、認知症サポーターの証として受講後にはオレンジリングが渡されます。
白山市から高齢者支援センターの職員の方に来て頂いたこともあり、生徒たちはいつも以上に集中して授業に取り組むことができていました。
認知症について正しく理解し、偏見を持たず、その本人や家族に対して温かい目で見守ることがスタートです。
自分たちにできることは何かを考えるきっかけになったと思います。

 

介護福祉基礎「着脱介助」

今日の「介護福祉基礎」は、「あじさいの郷」の大竹さんを招いて、
着患脱健の原則を身を持って学ぶ「着脱介助」の実習を行いました。
麻痺など病気を患っている患側から着せ、健康な方から脱がせることが基本となります。
まずはじめに自分が片麻痺になったつもりで麻痺していない方の手のみで前開きのパジャマを着てみました。
普段何気なくやっていることが思うようにできないことに戸惑う生徒たち。
次に相手に着脱させてみましたが、今までで一番難しいとの声が上がるほど手間取っていました。
相手を思いやる心を忘れずに丁寧に行っていきたいです。

福祉の伝道師

 今日は、2年生の「社会福祉基礎」の授業で、県の厚生政策課が実施している
介護・福祉の仕事の魅力伝道師派遣事業を利用して、特別養護老人ホーム加賀中央慈妙院から
施設長の能澤さんと、石川療育センターから相談支援員の新谷さんにお越しいただき、
それぞれ高齢者福祉、障害者福祉の立場からお話しいただきました。
時間が足りなくなるほどのいろいろなお話をしていただき、生徒も今まで知らなかったことが
たくさんあったようで、とても参考になったと答えていました。
お忙しい中、本校まで足を運んでくださったお二方と、このような機会を提供してくださった
厚生政策課の三輪さん、本当にありがとうございました。

 

介護福祉基礎「食事介助」

本日行われた講師を招いての「介護福祉基礎」の授業は食事介助についてでした。
一通り説明を受けた後、実際に食事補助具を使ったり、とろみの素を入れてお茶を飲んだりしました。
また介護食の1~4区分の固さを実際に確かめ、その後お互いに要介護者と介助者役になって
食べさせたり食べさせてもらったりしました。
普段何気なく行っていることを人からやってもらうことに照れる場面も見受けられましたが、
どういう角度で食べさせると食べやすいかなど学べたことも多くありました。