鶴高日誌

「公民探究」講演会

3年生の公民探究では、地域の課題を探り、解決方法を考える「SDGs for TSURUGI」に取り組んでいます。

 14日(月)、鶴来地区の課題を知るための活動として、白山市役所 鶴来支所の中田悟 支所長にご来校頂き、講演会「鶴来地区の課題をデータから知る」を行っていただきました。

生徒たちは、実際に鶴来の課題解決に行政の立場から携わっておられる中田さんのお話から、鶴来の持つ課題をより詳しく知ることができたようでした。

 

「介護福祉基礎」障害者福祉施設見学

 今日は先月の2年生に引き続き、3年生の福祉科目選択者で社会福祉法人佛子園「B's行善寺」へ見学実習に行ってきました。あいにくの天気でトランポリンや足湯の体験はできませんでしたが、花屋さんでの石鹸づくりやスポーツジムをじっくり体験していました。障害者福祉施設の見学というより、一緒に楽しむことができていました。健常者、障害者と分ける必要はなく、できることは一緒にやって、できないところをお互い補い合う、そういった基本的な部分を身をもって実感することができたと思います。

 

「介護福祉基礎」入浴介助(足浴)

 今日は入浴介助についてのお話を聞いた後、実際に足浴に挑戦しました。くすぐったがっている生徒も多かったですが、講師の紺谷さんに実際にしてもらった生徒はくすぐったがることもなく気持ちよかったと言っていました。相手が気持ちよくなるように心を込めて実践する大切さを身をもって学ぶことができたと思います。

 

「社会福祉基礎」手話講座①

 今日は白山市聴覚障害者協会から会長の中川英昭さんにお越しいただき、聴覚障害者についてお話しいただきました。中川さんも聾者なので、手話通訳の方も2名お越しいただき、中川さんのお話を通訳してもらいました。白山市内にも聴覚障害のある方が254名いらっしゃるということで、一人でも多くの人に聴覚障害の現状や手話について興味を持ってほしいとおっしゃっていて、生徒も静寂の中でしっかりと耳を傾けていました。最後のほうに簡単なあいさつについての手話を学びましたが、次回は実際に手話で自己紹介ができるように教えてくださるそうです。

スポーツ科学コース3年松井拡樹くん、時津風部屋入門

 本日、大相撲の時津風部屋の間垣親方が来校され、スポーツ科学コース在籍の松井拡樹に対して来春の入門に係るご挨拶いただきました。多くの報道陣に囲まれ、学校長はじめ、柔道部顧問や恩師、同級生の柔道部員からの「激励の言葉」とともに、間垣親方からは「柔道で鍛えた体幹や投げの強さを存分に発揮してほしい」という心強いお言葉をいただきました。

 本人は「感謝を忘れず、貪欲に稽古に打ち込む力士になる」と力強く抱負を述べました。角界の厳しい世界に足を踏み入れることになりますが、本校はもちろん、柔道部やスポーツ科学コースの仲間も応援しています。

 なお、本校は3年後に創立80周年を迎えますが、開校以来初めて生徒が角界に挑戦することとなり、本校関係者の方々にとって大きな喜びであります。