鶴高日誌

教育実習生の研究授業

 教育実習に来ている本校卒業生の任田君(順天堂大学3年)が3限目に12・14Hでバスケットボールの研究授業を行いました。
 チームや個人でディフェンスの意識を高めるといった授業内容で、ゾーンディフェンスや、マンツーマンディフェンスをチームごとに練習しました。生徒たちは自らのびのびと行動し、ゲーム時には練習したディフェンスを活かす場面が多々ありました。任田君本人は、瞬時の生徒への声掛けが足りなかったという反省をしていましたが、生徒たちにとっては充実した楽しい授業になっていたと思います。

  

学年集会(1年)

 1年生は7限目のLHの時間、現在教育実習に来ている卒業生からのお話を聴く機会に恵まれました。
 二人とも共通して話していたことは「高校時代にもっと勉強しておけばよかった」ということです。他にも効率よく努力してほしい、素直さが大事であることなど、それぞれの持ち味を活かしたアドバイスを1年生に送ってくれました。年の近い先輩たちの話なので、きっと1年生の心に響くこともあったのではないでしょうか。明日にはいよいよ教育実習生の研究授業も行われます。
 こうして卒業してからも頑張っている生徒の姿を間近に見れることは本当に幸せです。

 

足のけんこう教育プロジェクト

 金城大学地域連携事業「足のけんこう教育プロジェクト」にスポーツ科学コースの1、2年生をはじめとした生徒が被験者として参加することになりました。
 そこで今日は「足育について」という小間井シューズ代表取締役の小間井宏尚氏による講義と「足のけんこう教育プロジェクト」について大学側から説明を受けました。研究母体は金城大学理学療法学科の小島先生の研究グループで、適切な大きさのシューズを使用することによる足の形状の改善と、足への関心を深め、自分に合った靴を選んだり、靴の正しい履き方を意識して運動する習慣を身につけることを目的としています。
 次回は3月3日に実際に足の写真撮影やシューズの採寸を行います。

社会と関わる土曜学習事業【発表】

 本日、本校会議室にて『社会と関わる土曜学習事業』の成果発表が行われました。
 発表はポスターセッション形式で行われ、お客さんと質疑応答を繰り返す中で、
さらに内容を深めて考えることができました。金沢大学准教授の青木賢人先生からは、
「生徒のみなさんの気持ちが伝わる発表でした。鶴来や白山麓地域の強みを
把握し、発信する対象を絞り込んでいけるとさらに具体的な案に発展させていく
ことができるでしょう。」と講評をいただきました。
 今年度の土曜学習事業は、本発表をもって全日程を終了しましたが、この事業を
通して地域についてよく考え、社会と積極的に関わっていけるような人間になって
いってもらえることを強く望みます。

【生徒の感想】
・語り部の経験が生かされ、上手に発表できました。とても聞きやすい発表だった
 と言われとても嬉しかったです。
・普段味わえないような緊張の中で発表ができた。疲れたけどとても楽しかった。
・自分たちでは完璧な発表をしたつもりが、お客さんにはうまく伝わっていなくて、
 発表の難しさを実感した。でも、客観的に見てもらうことの重要性も知ることが
 できたので良かった。
・発表をしたり、聞いたりする中で新しい発見がたくさんあった。白山に登りたい!


  

志望理由講座(2年生)

 2年生は、3年生0学期として、進路に向けての準備を始めています。
 2月2日は、『あじさい』の時間を利用して、「適性テスト」をもとにし、「志望理由を書く準備をしよう」というテーマでリクルートの山本一輝さんに講演会をしていただきました。自己PRができるようになるため、自分を知る材料を集めるペアワークなどをしました。みんなとても積極的に参加していました。山本さんからは①整列が早い②あいさつができる③受講する基盤ができている、という高い評価をいただきました。
 今後は自分の進路目標を明確にし、自分の言葉で話せるようにしていきましょう。

スキー実習3回目

 今日はインフルエンザで学級閉鎖となった24Hと34Hを除いて、1年生だけのスキー実習となりました。月曜から教育実習に来ているスポーツ科学コースの卒業生も一緒に行くことができ、1年生だけでもにぎやかな実習となりました。
 初日は歩くだけだった生徒たちも、実習3回目の今日は中級のコースをボーゲンで滑ることができるようになりました。急斜面にもチャレンジし、午後には猛吹雪の中、頂上からスイスイとパラレルで滑り降りていくことができていました。
 歩くのがやっとの生徒たちが例年になく多かった1年生ですが、こちらが驚くほどの上達ぶりでした。

  

スポ科卒業研究発表会

 本日、5・6限にスポーツ科学コースの卒業研究発表会が行われました。
 クラス発表会を経て選ばれた7名が、来ていただいた大学の先生、学校評議員、保護者の方たち、そして1・2年生の前でそれぞれが取り組んできた研究を堂々と発表していました。質問もたくさん出るなど活発な発表会となりました。
 今年度は、高君が発表した「賭博と選手の関わり」が最優秀賞に選ばれました。     

今季初の除雪ボランティア

 昨日、今シーズン初めての「除雪ボランティア」が出動しました。鶴来大国町の一人暮らしの高齢者のお宅で、民生委員の方から連絡をいただき、ラグビー部の男子8名、女子2名、計10名が参加しました。
 玄関から通りまでの約10mを約60cm幅で除雪し、手押し車で通りまで出られるようにしました。本校の生徒が地域住民の方々の役に立つことができて、大変うれしく思います。
 なお、その様子は本日の北國新聞朝刊にも掲載されておりますのでぜひご覧ください。

  

介護福祉基礎「施設実習④」

 今日は、最後の施設実習に行ってきました。「利用者の方々の思い出に残ることがしたい!」と生徒の方から提案があり、事前に用意した鯛にちぎり絵でうろこをつけ、新春の壁画を一緒に制作してきました。お年寄りにやり方を説明しながら、自分たちも一生懸命になって壁画を完成させました。最後のお別れのあいさつでは感極まって涙する生徒も、、、。
 『あじさいの郷』の職員や利用者の方に温かく迎え入れてもらい、様々な経験を通して、生徒自身が大きく成長することができました。

  

スキー実習2回目

 本日は、卒業研究発表会を控えた3年生を除く1,2年生で2回目のスキー実習へ行ってきました。1年生は基礎基本を徹底し、2年生はインストラクター指導の下、合宿に向けて技術向上を目指しました。山頂では3mと積雪量豊富な中、元気に頑張り、途中わずかでしたが晴れ間もありました。雪は降り続きながらも風がなかったので、十分に滑ることができ、生徒たちもとても楽しそうでした。また、グループを組んで、安全面に配慮しながら、将来の指導者育成も意識した内容で実施できました。