日誌

石川県高文連放送部の活動から

令和3年度強化研修会

 11月12日、高文連放送部強化研修会を行いました。例年は合宿形式で行っていますが、今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、zoomを用いたオンライン研修として実施し、12校115人の生徒・教員が参加しました。
 交流会として、ブレイクアウトルームを利用しグループに分かれ、自己紹介と「黙食中でも楽しいお昼の放送を考える」と題した意見交換を行い、各校での校内放送の情報交換や、楽しい校内放送のアイディアを考えました。
 講座は、フリーアナウンサーの福島彩乃さんをお迎えし、話し方の基礎となる発声・発音の基礎から、伝えることのベースにある「気づく力」を養うための実践的なトレーニングを行いました。
 質疑応答では、放送部員の日々の活動から得られた課題や悩みについて、積極的な質問がなされました。
 今回の学びを、今後の放送部活動に生かしてほしいと思います。

石川県高校放送コンテスト新人大会

 11月11日、石川県高校放送コンテスト新人大会・審査会を行いました。今回もコロナ感染状況を鑑み、録音によるデータ審査としました。19校113人の生徒が参加しました。
 石川県の県立学校では新型コロナウイルスの感染拡大により、9月の1か月間が部活動停止措置となりました。そうした影響から、練習や日々の活動が十分できない中、多くの生徒が参加してくれました。
 結果は「大会結果」のページからご覧ください。

紀の国わかやま総文祭2021放送部門参加

 8月4日~5日に和歌山県かつらぎ町で行われた「紀の国わかやま総文祭2021」放送部門に、石川県から4校の生徒が参加しました。アナウンス部門、朗読部門、オーディオ・ピクチャー部門、ビデオメッセージ部門で、石川県の郷土の話題を全国の高校生に向けて伝えました。

 石川県からの入賞はありませんでしたが、全国のレベルの高い発表に触れ、大きな刺激となりました。コロナ禍で準備も難しい中、和歌山県の生徒実行委員の皆さんのおもてなしによりスムーズな大会運営や楽しい交流会が行われました。和歌山県の生徒・先生方、ありがとうございました。

NHK杯全国高校放送コンテスト参加

 NHK杯全国高校放送コンテストが行われ、アナウンス・朗読・ラジオドキュメント・テレビドキュメント・創作ラジオドラマ・創作テレビドラマの各部門に、石川県から9校(大聖寺・小松・小松明峰・工業・金沢桜丘・金沢二水・金沢錦丘・金沢泉丘・七尾)が参加しました。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今年のNHK杯はデータ審査で行われ、参加者が東京に一堂に会することはできませんでしたが、大会が実施され審査される機会が設けられたことはありがたいことでした。運営にあたっていただいているコンテスト運営委員会の皆さんに感謝します。

 石川県の入賞は以下の通りです。

 ラジオドキュメント部門 入選(全国11~20位相当) 金沢泉丘高校「みんなが制服を着られるように」

▲決勝大会web配信の参観(金沢泉丘高校)

番組制作講習会を実施

 7月13日、金沢歌劇座会議室にて番組制作講習会を実施し、7校35名の生徒・顧問が参加しました。

 北陸放送と高文連放送部が主催しました。秋に行う高等学校放送作品コンクールに向け、番組制作の技術を学ぶ場として実施しています。昨年はコロナ禍で中止となり、今年は2年ぶりに開催できました。

 ラジオ部門とテレビ部門に分かれ、北陸放送で番組制作の第一線で活躍されている方を講師にお迎えしました。ラジオ部門では優秀作を視聴して、その技術を学びました。テレビ部門では、実際に放送された番組を視聴して質疑応答した後、北陸放送松風閣に移動し、撮影実習を行いました。

 今年度、各校の放送部が参集する初めての機会となりました。終了後にも、他校の生徒と積極的に話しかけて、交流する生徒や、講師の先生方に質問する生徒も多くいました。

 今後、各校で番組制作を行います。今回の学びを生かし、秋の放送作品コンクールにたくさんの力作が集まることを願っています。