2020年12月の記事一覧

令和2年度 演劇科第11期生定期公演

12月18日(金)と19日(土)の両日、能登演劇堂を会場に「令和2年度 演劇科第11期生定期公演」が開催されました。演目は「リア王(ウィリアム・シェイクスピア原作、井口時次郎脚本・演出)」でした。

本来であれば6月に公演予定でしたが、新型コロナ感染症防止のため12月に延期となっていました。例年とは違ったスケジュールの下で稽古を続け、ようやく公演日を迎えることができました。観劇についても本校3年生、演劇科生徒・保護者、教職員に限定しました。映画化もされ、「終わりのない悲劇」とも評され、今なお多くの読者を惹きつけるこの作品を見事に生徒たちは演じきり、大きな拍手が贈られました。

 

   

2学期終業式

 校舎を大掃除したあと二学期の終業式を行いました。ソーシャルディスタンスのため2・3年生は第二体育館に、1年生は第一体育館に分かれて、平木校長先生の講話を聞きました。式は第二体育館の様子を第一体育館の1年生にライブ中継する形式で行いました。

 校長先生は二学期のスタートを振り返ると、行事や学校生活の中でたくさんの制約があったにも関わらず、生徒一人ひとりが自律貢献に向けてしっかりと成長していると話されました。新たな一年に向けて、1・2年生は一日一日自らの成長を見つめ新しい自分を発見できるように、3年生は最終コーナーを抜けてゴールに向かってしっかりと進んでいけるようになど、生徒たちにとって大きな飛躍の年になることを期待されました。

  

校内球技大会

 12月22日(火)に球技大会が開催されました。今年度は新型コロナウイルス感染症防止対策のため、接触を避ける種目に変更し、男女ともバドミントンとバレーボールのトーナメント形式で行われました。優勝チームは以下の通りです。

  男子バドミントン(参加チーム数15) 優勝 22HA

  女子バドミントン(参加チーム数8)  優勝 14H

  男子バレーボール(参加チーム数14) 優勝 31HA

  女子バレーボール(参加チーム数10) 優勝 34HA

 

特別奨励状

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、専門高校等を対象とした各種の大会等が中止となったことを受けて、文部科学大臣より全国の専門高校等の生徒を激励するための「特別奨励状」が本校にも届きました。

 

全国農業高校 お米甲子園

 米・食味分析鑑定コンクール全国大会の第11回全国農業高校お米甲子園において、総合経営学科農業系列3年生が栽培したお米「縁結び」が成分分析や実食などの結果、特別優秀賞を受賞しました。

 

租税教室

12月15日(火)6限目のLHの時間を使って、3年生全員に対して租税教室が行われました。松永有史氏(北陸税理士会七尾支部税理士)を講師に迎え、税の意義や役割についてご講演をいただきました。3年生の7割以上は来年4月から社会人として働くことになります。社会での税金の使われ方を知り、税の必要性や意義、その役割などについて理解を深めることができました。

 

第2回避難訓練(原子力防災訓練)

 12月15日(火)12時50分から、「志賀原子力発電所での事故のため放射性物質が放出された」との想定で避難訓練を実施しました。

昼休みの時間帯に、まず、生徒たちが避難指示の放送に従って自分のクラスへ避難。次に担任・副担任で生徒の避難状況を確認後、担任が本部となっている職員室で人数等の点呼を報告しました。また、教職員も全員が本部で点呼を受け、生徒、職員の無事を確認し避難訓練を終了しました。

 その後生徒たちは教室で、「お知らせとお願い~11月22日(日)に原子力防災訓練を実施します~(石川県危機管理監室危機対策課作成)」のプリントを用いて、「原子力災害時の対応」について学習しました。

 

令和2年度第1回 商業を学ぶ高校生の国際感覚育成事業

 12月12日(土)の午後「商業を学ぶ高校生の国際感覚育成事業」として、近隣の高校から2名のALTをお招きし、七尾の観光名所を英語でガイドしました。

 この事業は今年で3年目となります。総合経営学科商業科ビジネスコースの生徒15名は、「観光」の授業の中で山の寺寺院群の「妙圀寺」と和倉温泉総湯にある「足湯」について調べたり、英語での説明を考えたりして準備をしてきました。

  <日程>

 13:00~ 開会式(校長挨拶、自己紹介等)

 13:40~ 妙圀寺ガイド(涅槃図説明、太鼓体験、木魚体験等)

 15:00~ 足湯ガイド(温泉説明、足湯体験)

 15:30~ 閉会式(校長挨拶、生徒謝辞、集合写真撮影等)

 

 雨模様の寒い日となりましが、和倉温泉では雨も上がって、ツアーは予定通り進行しました。最初はぎこちなかった生徒たちも、段々と慣れて雰囲気も和んで交流することができました。伝えることの難しさ、そして楽しさを知ることができた、貴重な体験となりました。

 

令和2年度「ふるさと企業を知る会」

12月10日(木)の5・6限目に、1・2年生全員を対象に「ふるさと企業を知る会」がありました。地元企業26社から、本校を卒業した若手社員(一部他校)が訪れて講師を務めていただきました。

 この会は 

(1)ふるさとに貢献する優良企業の生の情報を知り、進路選択を具体的に考える機会とする。

(2)ふるさとで働く卒業生や若手社員の仕事内容を知り、社会人としての生き方・在り方を考え

   る一助とする。

(3)先輩等からの助言を通して、働くことへの意欲とふるさとを支える自覚を醸成する。

を目的としており、能登地域活性化人材確保推進実行委員会が主催者となっています。1・2年生全員が12会場のうち2会場を選びました。1社あたり約10分で、仕事内容、仕事を通して学んだこと、社会人として必要なこと、地元で働くことの魅力などについて語っていただきました。話を聞く生徒はメモを取りながら真剣に耳を傾け、自分の進路について考える一助となりました。

協力いただいた企業は以下のとおりです。

 

第1会場:㈱加賀屋①、三協立山㈱三協マテリアル社①、石川サンケン㈱①

第2会場:イソライト工業㈱、㈱アントール七尾店、㈱オガタ

第3会場:㈱加賀屋②、三協立山㈱三協マテリアル社②、㈱和倉ダスキン

第4会場:(一財)休暇村協会休暇村能登千里浜、石川サンケン㈱②、㈱TSG

第5会場:鹿島興亜電工㈱①、南建設㈱、㈱どんたく①

第6会場:㈱どんたく②、㈱NTN宝達志水製作所、能登テック㈱①

第7会場:㈱八幡、林ベニヤ産業㈱①、㈱ステンレス久世

第8会場:㈱スギヨ①、㈱バイテックファーム七尾、能登テック㈱②

第9会場:EIZOエムエス㈱①、SWS西日本㈱田鶴浜工場①、鹿島興亜電工㈱②

第10会場:肥田電器㈱、林ベニヤ産業㈱②、丸井織物㈱

第11会場:㈱スギヨ②、吉田道路㈱、SWS西日本㈱田鶴浜工場②

第12会場:EIZOエムエス㈱、シグマ光機㈱、㈱白山

(会場順、説明順)

 

人権教育講話

 12月9日(水)の6限目に令和2年度の人権教育講話がありました。井村 剛氏(ののいち法律事務所弁護士)を講師にお招きし、「インターネットによる人権侵害」をテーマに講演をいただきました。「ネットの便利さ」「ネットの怖さ」「ネットの責任」そして「ネットの利用の仕方」の4項目が講演内容でした。3年生は第一体育館で直接聴講し、1・2年生は第二体育館でライブ中継を視聴しました。

 講演後、生徒たちはネットで気をつけたいことや人権への配慮など、各自の思いを感想文にしていました。