2022年6月の記事一覧

校内研修「救急法講習会」

 6月28日(火)の午後より、七尾鹿島消防本部の指導員(4名)をお招きし、本校にて職員対象に「救急法講習会」の校内研修を行いました。

 講習会では、AEDを含む心肺蘇生法の正しい方法や手順を身につけ、緊急時の行動の仕方を学びました。傷病者を発見したら、まずは通報すること、そして、119番通報から救急車到着までは7~8分かかるため、勇気を持って救命のための行動を取ることが重要であると話されました。そして、心肺蘇生が必要とならないよう、熱中症や海や川での事故、心筋梗塞などを予防することの方がもっと重要であると強調されていました。

 実技研修では、本校のAEDの使い方の注意点も踏まえながら、色々な場面を想定した手技等を学ぶことができました。熱中症、高所転落やけいれん発作、意識がない状態で嘔吐があった場合などの救急蘇生法についても確認し、緊急性の判断に迷う場合も、安心して119番通報をしてほしいと訴えられました。

今後も、色々な場面を想定して、いざという時には勇気を持って動けるように、そして、熱中症などにおいてもご家庭とも連携しながら、予防に努めていきたいと思います。

 

学び続ける その4 校内研修「GIGAスクール時代に対応した授業づくり」

 

 6月23日(木)24日(金)午後、本校にて「一人一台端末を活用した授業づくり」のテーマで校内研修を行いました。Society5.0時代に生きる生徒たちにとって、PC端末は鉛筆やノートと並ぶマストアイテムであり、今後の社会のあらゆる場所でICTの活用が日常のものとなっています。

 今回は石川県教員総合研修センターの指導主事越後正一氏、孫田多佳之氏、吉村恭子氏を講師として招聘しました。外国語科では、意図的にchromebookを活用し、一連の授業のデザインの中で生徒を伸ばしていくということを学びました。国語科では、さまざまなツールを体験しながら、具体的な授業の場面を想定した授業づくりを学びました。工業科では、教材の共有の仕方をメインに学びました。

 chromebookを有効に用いる授業を通して生徒一人一人の学ぶ意欲・学力の向上につながるよう、研修で得た内容を来週からの授業に活かしていきます。

        

      外国語研修の様子 

         

       国語科研修の様子

         

      工業科研修の様子

 

学び続ける その3 互見授業

 

 6月6日(月)から始まった互見授業も後半を迎えています。

 授業の導入・展開・まとめの中で、本時のねらいで明確にし、かつ、評価の場面も意識します。それらを予め「見どころシート」を作成し提示します。参観者は授業から「何を学ぶか」を主体的につかみます。普段は中々見ることのできない他教科の授業から学びに対するさまざまな視点を学び、あわせて生徒の新しい一面も知ることができます。

一人一人の教職員が授業力向上をめざして日々努力しています。

 

     

 1年生「公共」の「評価授業」の様子

    

1年生「現代の国語」の「ショートスピーチ」の様子

     

1年生「科学と人間生活」の「実験」の様子

 

学び続ける  その2 朝日小学校授業参観

6月23日(木)午前、本校のお隣にある朝日小学校の公開授業を参観してきました。

 教職員の授業力向上の一環として9名の教職員が参観し、授業の組み立て、発達段階に応じた発問の仕方、相手を尊重した学び合い、効果的なICT機器の活用など、多くの学びを得てきました。

 以下、参加した教職員の感想です。

*心情を表すカードを児童に持たせていたことが印象的でした。考えを比較する時や深めたい時にも活躍するカードだと思いました。心情を考える授業で取り入れたいと思いました。発表する人、発表を聞く人の態度がとても素晴らしく、大変勉強になりました。

*子どもたち自身が「なんまいおおい」に対して、「残り」を考えればよい、すなわち引き算だと導き出せていて、主体的かつ深い学びでした。先生からの声かけも、児童がのびのびできるようなもので、参考になることばかりでした。ありがとうございました。

*先生からの指示が明確でした。子どもたちもそれに応えて「今何を考えるのか」を理解した上で積極的に言語活動をしていました。1時間があっという間に感じられました。

* ツバメの巣に関する地球住民の意見集約・データのまとめ・グラフ化・全体での共有を全てchromebookで行っており、端末の十分な活用がなされていた。教室内の雰囲気が良好で、挙手発言が多かった。この雰囲気作りは、子ども同士の細かな気遣い(発表者の方を必ず向く・プリントをもらったらお礼を言う)によって支えられているのだと思った。

 これらの学びを明日からの授業に是非活かしていきたいです。

 

演劇科第13期生定期公演「ピノキオの冒険」

 6月15日(水)~18日(土)の4日間、能登演劇堂で「令和4年度 演劇科第13期生定期公演」が開催されました。演目は『ピノキオの冒険(カルロ・コッローディ原作、黒田百合脚本・演出)』でした。命を吹き込まれた木の人形「ピノキオ」が様々な困難や誘惑に遭いながらも友情を知り、人として成長していく姿がコミカルな歌やダンスと共に生き生きと描かれています。

 新型コロナウイルスの影響により、去年と同様一般公開は叶わず、学校関係者のみの観劇となりましたが、生徒、職員、スタッフ一同が力を合わせ、無事に千秋楽を迎えることができました。

 この公演を通して互いに高め合い大きく成長した演劇科33Hのメンバー。残り短いこれからの学校生活精一杯がんばります!