2018年12月の記事一覧

2学期終業式

 午前9時10分から終業式があり、全校生徒は第一体育館に集合し、校歌斉唱のあと、荒巻校長先生から2学期を振り返っての講話がありました。

 9月の就職試験、10月の学校祭、11月の新人大会、12月の商業を学ぶ生徒の国際感覚事業育成事業と、各月の大きな行事を取り上げて、生徒たちの頑張りが実を結んだこと、ボランティア活動を通して地元に貢献していることが話されました。自分に自信をもち、計画を立て、考えながら行動し、色々なことに挑戦してほしいとありました。

 最後に、学年ごとに今後の過ごし方について話されて、3学期の始業式に元気に全員がそろうことを期待して講話を締めくくり、終業式を終えました。

校内球技大会

 12月20日(木)は球技大会でした。種目は男女ともバレーボール、バスケットボールで、トーナメント形式で行われました。優勝チームは以下の通りです

  男子バスケットボール(参加チーム数19) 優勝 32ホームB

  女子バスケットボール(参加チーム数13) 優勝 32H・34HB

  男子バレーボール(参加チーム数20) 優勝 32HB

  女子バレーボール(参加チーム数14) 優勝 34H

第2回避難訓練(原子力防災訓練)

 12月19日(水)12時50分から、「志賀原子力発電所での事故のため放射性物質が放出された」の想定のもと、避難訓練を行いました。時間帯は昼休みで、避難指示の放送に従って自分のクラスへ避難するものです。担任・副担任がクラス生徒の避難状況を確認後、本部へ点呼報告しました。教職員も全員本部へ点呼報告し、避難が完了しました。

 その後生徒たちは配付された「原子力災害に備えて-太郎くん・花子ちゃん家族の屋内退避」のリーフレット(内閣府発行)を見ながら、屋内退避時のポイントについて学習しました。

ふるさと企業を知る会

12月11日(火)5・6限目を使って、「ふるさと企業を知る会」がありました。26の地元の企業から本校卒業生(一部他校)の若手社員が講師となり、2年生を対象にして行われました。
これは


(1)ふるさとに貢献する優良企業の生の情報を知り、進路選択を具体的に考える機会とする。

(2)ふるさとで働く卒業生や若手社員の仕事内容を知り、社会人としての生き方・在り方を考え

る一助とする。

(3)先輩等からの助言を通して、働くことへの意欲とふるさとを支える自覚を醸成する。

 

などを目的としており、能登地域活性化人材確保推進実行委員会が主催者となっています。2年生全員が8会場のうち2会場を選びました。1社あたり約10分の持ち時間の中で、仕事内容、仕事を通して学んだこと、社会人として必要なこと、地元で働くことの魅力などについて語っていただきました。その後質疑応答の時間をもつ形式で行われました。話を聞く生徒はメモを取りながら真剣に耳を傾け、大変有意義な時間となりました。

参加いただいた企業は以下のとおりです。

 

第1会場:㈱NTN能登製作所、シグマ光機㈱、㈱栗田北陸製作所

第2会場:EIZOエムエス㈱、㈱ステンレス久世、石川サンケン㈱

第3会場:林ベニヤ産業㈱、㈱TSG、鹿島興亜電工㈱、

第4会場:㈱ワクラ村田製作所、SWS西日本㈱、㈱NTN宝達志水製作所、能登テック㈱

第5会場:吉田道路㈱、三協立山㈱三協マテリアル社、丸井織物㈱

第6会場:㈱スギヨ、山成商事㈱、㈱白山

第7会場:イソライト工業㈱、㈱加賀屋、㈱クリサンセマム北陸

第8会場:七尾花正㈱、㈱オガタ、㈱八幡

                                             (会場順、説明順)

商業を学ぶ高校生の国際感覚育成事業

 12月8日(土)の午後「商業を学ぶ高校生の国際感覚育成事業」として、金沢大学の留学生をお招きし、七尾市の観光名所の中から3か所を選び、英語を用いての観光ガイドを行いました。

留学生が乗ったバスが13時に本校に到着し、総合経営学科商業系列3年生14名、2年生3名がバスに同乗し、開始式を行うべく七尾商工会議所へ向かいました。留学生は、ロシア、フィンランド、タイ、アメリカ、インドネシアの5か国から10名、本校荒巻学校長の挨拶のあと、3班に分かれて、それぞれが自己紹介した後に、ガイドツアーがスタートしました。

初めに一本杉通りにある「昆布海産物處しら井」「鳥井醤油店」「高澤ロウソク店」の3つのお店を紹介しました。続いてバスに乗って「妙観院」へ移動し紹介、そして最後に「和倉温泉総湯」へ向かいました。この日は金沢市で今年初めての初雪があり、県内各地で最低気温を観測しました。途中雨に降られ、寒さに震えながらのガイドとなりましたが、総湯では高校生と一緒に留学生も足湯も実際に体験しました。

この12月4日に2学期期末考査が終了したばかりで、6日になってようやく現地でデモンストレーションを行うことができました。そこで新たに出現した課題に取り組み、この日を迎えました。十分な準備時間をもつことはできませんでした。不安を感じながらの本番でしたが、生徒たちは英語で伝える楽しさや難しさを身をもって感じ、貴重な体験となりました。