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学校日誌

錦高日記5月20日(水) ~登校日1日目(1,3年生の登校)~

 久しぶりに生徒たちが学校に戻ってきてくれました。本日は1年生の1,2,5,6Hと3年生の全クラスが1クラスを2分割する形で教室に入りました。1年生は、教務課・生徒指導課・保健相談課からのガイダンス、生徒理解調査、個人写真の撮影を行い、3年生は、今後の日程等の確認や諸注意などを、また英語の基礎学力診断テストを行いました。休憩時間となった教室では、適度な距離を保ちながらも、クラスメイトと楽しげに話をしている生徒たちの姿をみることができ、本当に嬉しく思いました。

       

 

錦高日記5月19日(火) ~登校日前日の準備~

 明日からの分散登校日をひかえ、先生方が協力をして、教室の机や椅子・トイレ・エレベーターのボタン・階段の手すりなど、校内の人の手がふれやすいところを消毒しております。

 新型コロナウイルス感染防止のため、学校が再び臨時休業とならないようにするため、生徒の皆さん一人ひとりが衛生管理についての意識をもつことは極めて重要です。皆さんには、朝の健康チェック・咳エチケットの徹底、こまめな手洗い、友達との間隔をキープすることなど、日常の学校生活とは異なる負担をお願いすることになるのですが、どうかよろしくお願いします。皆さんなら、きちんとした予防意識をもった学校生活をおくってくれるものと信じています。

     

【お知らせ5/19】生徒諸君及び保護者の皆様へ ~登校日についてのお願い~

 明日5/20(水)から5/29(金)までの分散登校日の期間について、以下の4点についてお願いいたします。

① 毎朝登校前に自宅で検温し、Google classroomの「錦丘健康チェック」に入力してきてください。その際、花粉アレルギー等の症状で風邪症状がでているのが明らかな場合には、”のどの痛み、せき、はななど風邪症状”にはチェックしないようにしてください。「錦丘健康チェック」を行っていない場合は、校舎内にすぐに入ることができませんので注意してください。もし、微熱や風邪症状がある場合には決して登校せず、保護者の方から学校へ連絡してください

②検温を忘れた場合には、生徒玄関反対の北階段口(学務員室側)から校舎内に入り、保健室前で検温を行ってから、校舎内に入ることになります。

③必ずマスクを着用してください。マスクの色等の規制はありません。

④登校日の間は、午前中で学校が終わります。校内で食事をとることはできませんので、終了後は速やかに下校してください。

                       石川県立金沢錦丘高等学校長 堀義明

錦高日記5月18日(月) ~図書館探訪Ⅰ~

 1年生の皆さんにはまだ馴染みが薄いと思いますが、本校の図書館はとてもステキな空間です。大きな吹き抜けがあり、4階が書架と貸し出しカウンターのある場所、5階はブースに仕切られた学習スペースのある広いマルチスペースになっています。大きな窓からは陽光が差し込み、4階にはソファーも置かれ、ゆっくりと本を読むことができます。

 先日、図書館でちょっと変わった文字を見つけました。この文字、なんという意味だと思いますか?司書の矢地先生に尋ねると、この文字は、今年の干支「鼠」の甲骨文字だそうです。元気よく動き回る様を表しているそうです。書かれたのは矢地先生です。

  

 さらに、4階から5階へ上がる階段横に大きな書を見つけました。これは日展にも入選された北尾幽石氏の書で、なんと本校で昭和38年から52年にかけて教鞭を執られていたそうです。「文芸の錦」ですね。

 ちょっとした美術館のような図書館。登校して本を借りに来た際には、これらの作品を鑑賞してくださいね。

 

 

ほりほりの部屋Vol.9 つかの間の「*タメイキ*」

 皆さん、こんにちは。堀です。GATやってる?

 さて、今日のお題は、「*タメイキ*」です。このセリフ、ある漫画の登場人物たちが頻繁に使うんです。*マークとカタカナ表記が特徴です。堀は、名訳だっと思っています。英語から翻訳すると、そうそう、こんな感じ、って思うんです。写真の見開き2ページの左側の1番下、チャーリー・ブラウンの妹サリー・ブラウンがスヌーピーに気持ちよくもたれかかって"Z"と寝息を立てている場面で、スヌーピーが"Oh, good grief!"と嘆いています。右ページの1番下、オチのところで、スヌーピーが"Sigh"と言ってます。Good grief!もSigh.も、「やれやれ。」とか「なんてこと!」と訳されているものがありますが、堀は「*タメイキ*」のほうが好きです。

 今を去ること、53年前、1967年にアメリカの漫画「ピーナッツ」が初めて日本語に訳されて出版されました。翻訳したのは、あの詩人、谷川俊太郎氏です。<詩人であると同時に、児童絵本を中心とした翻訳家としてもその優れた能力は発揮されています。諸君たちが小学生低学年の頃、「スイミー」を国語の教科書で習ったよね?あれも谷川氏の翻訳作品です。ご確認あれ。>griefという単語はふつう「悲しみ」「嘆き」「悲哀」といった意味で使います。ところが、Good grief!という言葉は、驚いた時や呆れた時に使うのです。単語の意味がわからなくても、どんな場面で、いかなる文脈で使われているのかを想像することが英語学習の肝だと思います。そんな予習(プレリーディング)で鍛錬してくださいね。未知の言葉との出会いを楽しめる学習者であってほしいと願っています。

 

(Selected Cartoons from PEANUTS EVERY SUNDAY Vol.1  1958 より引用)

 写真の本は、今から45年前、中学1年生の頃、地元の本屋さんの洋書・輸入書コーナーで見つけて買った2冊のPeanutsのうちの1冊。英語に興味を持ち始めて、いきがって買ったけど、どの回も、さっぱりオチが理解できず、自分にがっかりした、と言う代物です。でも、初めて買った記念の洋書・輸入書なので、45年間、アパートなり、職場なりに持ち歩いています。今の今まで、英語で飯を食ってきた、そのきっかけになった漫画なので。校長室に2冊ともおいてあるので、興味があれば、いつでもどうぞ、お貸しします。

 この3ヶ月間ほど、コロナに振り回されっぱなしで、ほんとに"Good grief!"と"Sigh."の連発状態です。「はあ~」ってカンジなんですが、「*タメイキ*」のほうがなんか軽やかに乗り越えられそうな気がしません?来週から、段階的に、学校再開へと進んでいきます。今後、どんなことが起ころうとも、「*タメイキ*」でやり過ごしましょう!ではでは。今日はこの辺で。 CU next week!