学校日誌
錦高日記11月2日(火)~2年課題研究活動中~
秋晴れの中、7限目は2年生の「総合的な探究の時間」課題研究が行われていました。アンケート結果の分析など各グループが探究活動を進めています。いつもは担任と副担任の先生から助言をもらっていますが、今日は金沢大学の本所先生が来校され、いくつかのグループにアドバイスをしてくださいました。本所先生は「アンケートの結果でおもしろいと思ったところはどこ?」「どうしてこの研究をしようと思ったの?」など質問します。また、「軸」を決めることの大切さやアンケートの分析方法なども教えてもらいました。今後の活動の視点やヒントがもらえたグループも。本校の生徒がいきいきと活動している様子を褒めてもくださいました。大学生の卒論指導をしている本所先生は、「高校時代にしっかりと探究活動をしてきた学生は、ポイントを掴んで研究に取り組むことができるのですが、探究活動をしてこなかった学生は、理解が深まらず、ぼやっとした研究になってしまうことが多いです。」と語られました。2年生のみなさん、課題研究活動はみなさんの将来に役立ちます。
陸上部よりご報告(10月22日~24日北信越新人大会)
かつてないほどの緊張感に包まれていた西部陸上競技場でした。
ついに北信越新人大会を迎えることができました。
どんなときも必死に練習を重ねてきた4名の選手でしたが、こんなにも早く結果を出してくれるとは思ってもみませんでした。
八種競技に参加した本多くんが見事7位入賞を果たしました。
だんだんと順位を上げていき、最後の1500m走で入賞を決めました。
メダルこそ手にできませんでしたが、この大会でそれよりもだいじな経験を手に入れたことと思います。前日は緊張でろくに眠れなかったそうですが、気力で踏ん張って手にした入賞です。
ほりほりの部屋Vol.83 「色づく秋~木犀と満天星~」
皆さん、こんにちは。堀です。学校の内外で季節が進んでます。黄色・赤色・オレンジ色・・・色とりどりに彩られる季節となりました。日中と朝晩の寒暖差が激しくなると、より美しく紅葉も進むとのこと。この気温差にやられないよう、暖か~くして、GAT!
堀が「上沢(じょうたく)」して最初の秋、10月から11月にかけて、金沢の街中、どこにいてもそこはかとなく漂うかほりにやられたことが忘れられません。金沢が大好きになり、住み着いた理由の1つです。秋、木犀がかほる街、金沢。なので、ウチの庭にも植えました。小さいけど、たしかに今年もかほってます。<当時、特に能登地区から金沢に来ることを、「都会におのぼりする」との意で「上沢」と言いました。「東京」に行くことを「上京」と言うことになぞらえたらしい。よって、富山から来た堀も「上沢」。あれから、早や、40余年・・・>
諸君も好きでは?キンモクセイのかほり!意識して探してみると、普通の家々の庭で咲き誇っていますよ!一つ一つの花は小さいのですが、とても魅力的なにおひを放ちます。諸君は身近すぎて気づかないのかもしれませんが、こんなにもキンモクセイ香る街はそうそうありません。いつかきっと、懐かしく思い出す日がくるでしょう。トビタって、しばらくしたら。視覚・聴覚以上に嗅覚、つまり、におひと記憶は強烈につながっているのです。居酒屋さん側から錦を出て、ほどなく右手のおうちのキンモクセイは立派!毎年いいかほり放ってます。<ちなみに、泉丘高校の門を入って右手のやつは日本最大級らしい。これも力強くかほります!>
満天星と書いて、なんて読むんだった?「ドウダンツツジ」でしたね。春には釣り鐘状の真っ白な花がつき、秋にはこんなにも燃えるように真っ赤に紅葉する。におひはせずとも、これだけ視覚的に楽しませてくれる樹木もそうそうありません。毎日、通学時・下校時、諸君の視界に入っているのですが・・・日々毎日の、ちょっとした変化に気づき、それを楽しめる。「キレイだな」って感じる。そんな人であって欲しいと思います。所詮、人生なんて、そんなほんの些細なことの集合体に過ぎないのですから・・・楽しまない方が損損。気づける人の方が幸せ。そう思いませんか??ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!
錦高日記11月1日(月)~金沢マラソンでのボランティア
昨日は1年ぶりの金沢マラソンでした。本校でも部活動単位でこのボランティアに参加しました。参加した生徒の皆さんは、朝早くから給水所の設営と準備をしてくれました。9時頃になって先頭のグループがやってきて、自分たちが用意した水を初めて取ってもらえたときには、思わず歓声が上がっていました。その後、次々と大集団が押し寄せてくると、水の補充に大忙しでしたが、終始楽しそうに取り組んでいた姿が印象的でした。
中には「ボランティアさん、ありがとう」と声をかけてくださる方など感謝の気持ちを受け取る場面も多くて、人のために役に立てる喜びに、参加して良かったと達成感を感じてくれた生徒が多かったようです。この2年間、コロナ禍で外での活動がずっと制限されてきたこともあって、日常では味わうことのできないイベントに参加できたことは楽しい経験だったようです。
錦高日記10月29日(金)~校内読書会~
昨日10月28日の放課後、校内読書会として、本校で地学を教えている三津野真澄先生が、自身の著作「コロンビア住んで教えて」で書いたことも含めて、さまざまな体験をお話しするという企画が行われました。
教師として働きながら、JICAの青年海外協力隊としてコロンビアに行くも赴任したときには政権が替わりいきなり失業したこと、運よく別の学校に行くことができて現地の理科の教員に実験などの指導を行ったこと、帰国後は環境教育に取り組み中国やデンマークなど海外の会議等に招聘されたり参加したこと、NPOでの環境保護の活動やボランティア活動を実践してきたこと…などの体験談をお話ししてくださいました。そうした体験を通して、三津野先生が伝えたメッセージは、次の2つでした。
「ピンチはチャンス」
「人生は複線で楽しい」
聴講した生徒が大きく心を動かされたことは、感想文から伝わってきました。
・スケールが違いすぎて驚きました。今までたくさんの講義を聞いてきたけれど、久しぶりにのめりこみました。本当に面白かったです。話し方もすごく面白くて先生の世界観に入っていきました。先生の授業を受けてみたいと思いました。
・すごく感動しました。今参加しようか迷っている活動があるのですが、参加しようと思います。私も三津野先生みたいに色々なことに恐れずチャレンジして可能性を広げたいです。
・興味のあることにどんどんチャレンジしていく姿がとても印象的でかっこよかったです。少し勇気を出すことで、人生はがらりと変わると知ってとてもびっくりしました。私はやってみたいことがあっても、なかなか最初の一歩が踏み出せないのですが、お話を聞いて、頑張って踏み出してみようと思いました。先生の著書を読んでみようと思います。
人との出会いや本との出会いが誰かの人生を変える可能性がある。そんなことを教えてもらいました。
〒921-8151
金沢市窪6丁目218番地
TEL: 076-241-8341
FAX: 076-241-8495
◆2027いしかわ総文ウェブサイト(プレオープン)
◆新型コロナウィルス感染症、インフルエンザなど、特定の感染症で学校を休んだ方(R6.4/5以降)
「学校において予防すべき感染症」による欠席届(R6_0405以降).pdf