学校日誌

2023年2月の記事一覧

よりよく生きる喜び

2月3日(金)

2年生のあるクラスの道徳では、教材「足袋の季節」を用いて授業を行っていました。

 『貧しい老婆から釣銭をごまかし良心の呵責に悩む主人公「私」は、後年、謝罪に訪れるが老婆はすでに亡くなっていた。「私」は、貧困と寒さに耐えきれず釣銭で足袋が買えると考えた罪と後悔を糧に、「おばあさんからもらった心」を人生に前向きに生かしてきた。』といった内容です。

授業では、「私」が釣銭をごまかしたときの場面から人間のもつ弱さや醜さを、そして「おばあさんが私にくれた心とはどんなことだろうか」という問いから、弱さを認め、その弱さに向き合いながらよりよく生きることについて考えました。安心した雰囲気の中、生徒の皆さん1人1人が、自分の本音の考えや思いを伝え、他者の考えを理解し、自分の考えを広げることができた授業でした。

 今週もあっという間でした。インフルエンザに罹患した人も見られる状況です。体調管理には十分注意して週末を過ごしてください。来週も皆さんに会えることを楽しみにしています。それでは、よい週末を!

「ちはやぶる・・・③」

2月2日(木)

本日5、6限目に、3年生の百人一首大会が行われました。先週25日(水)に予定していましたが、雪により臨時休校となったため本日の実施となりました。3年生は今年で3回目、やはり気合いの入り方が違います。読み手の得能先生の格調高い響き(あまりに素晴らしくて聞き惚れてしまいました)に耳を澄ませる静寂と札を取った瞬間に湧き起こる歓声、クラスのプライドを賭けた真剣勝負が繰り広げられました。

全校朝礼を行いました。

​2月2日(木)

本日、全校朝礼を行いました。

まずは、生徒会から今月の生活目標及び3月に開催の学発表会発表会についての話がありました。

今月の生活目標は、「健全な人間関係を作ろう」です。コミュニケーションの第1歩である『こころを伝える挨拶』、『他者理解を深める』ことを通して互いを認め合う、そんな素敵な人間関係を築いていきましょう。

学習成果発表会については、昨年度の様子のスライド紹介と実行委員募集についてでした。1大イベントである学習成果発表会は、発表者はもちろんですが、実行委員を含めた生徒の皆さん1人1人の力が必要です。いつまでも記憶に残る学習成果発表会となるよう、協力してください。

次に、校長先生から次のような話がありました。

『4月に入学する生徒の適性検査が1月29日(日)に行われました。皆さんには、金曜日の会場設営、火曜日の教室復元に協力してもらいました。皆さんのてきぱきとした作業のおかげで、受検生は、快適に適性検査を受検することができました。ありがとうございます。 月曜日の教室復元を見ていたら、目標や作品の再掲示により、教室内がリニューアルされたようで、1年間の締めくくりの残り2ヶ月の学習にも一層意欲が湧いてくるのではないかと思いました。

 今、皆さんは、将来的にも役立つ学力として「思考力・判断力・表現力」、社会が求める人間力として錦丘では「アクション、シンキング、チームワーク」を身に付けることを目指し、日々の授業で知識・技能を学んでいます。

皆さんには、1年間学んできたことを今一度復習し、知識や技能を定着させてほしいと思っています。そうすることで、3年生は探究期2年目の4年生として高校の学びに、2年生は探究期1年目の3年生として基礎を生かした探究的な学びに、1年生は基礎充実期2年目の2年生として充実した基礎的な学びに、それぞれ繋げてください。3月31日までの1日1日を大切に過ごしましょう。』