校長室より「おこらいえ」

輪島から全国に繋がる 世界へ繋がる

輪島市高校魅力化プロジェクトの企画

「オンライン地域課題探究プログラム」に

2年生6名が参加しました

北海道、東京、宮崎の高校生が参加し、オンラインで交流を深めました

緊張した面持ちで臨んだ6人でした

このような形でグループワークの中で自分の意見を主張する力は

今後あらゆる場面で大切になってきます

貴重な体験ができました

今後の学校生活、進路実現に繋げてほしいと思います

 

人から学ぶ 本から学ぶ 旅から学ぶ

ライフネット生命の代表取締役会長兼CEO、出口治明氏は

人間は「人から学ぶ、本から学ぶ、旅から学ぶ」こと以外に学ぶことのできない動物であるとおっしゃっています

「旅から学ぶ」ことが難しかったここ数年ですが、修学旅行に送り出してくださった保護者のみなさまに感謝します。

今、生徒たちは、大切なことを多く学んでいる真っ最中です。

「決断力」・・・小さな自己決定を繰り返し、自分の決断に少しずつ自信が持てるようになってきます

「柔軟性」・・・ことが予定どおりに進まなくても、新たな歴史を自分自身に刻むことの楽しさを知ります

「感謝の心」・・・普段当たり前のようにあったものの大切さを知り、謙虚な気持ちになります

「こだわりへの決別」・・・本当に必要なものは意外と少ないということに気づきます

「探していた答えが見つかる」・・・今まで悩んでいたことがなんてちっぽけなことだったんだと気づくことができます

 

いろんな状況を考え、「行かない」ことを選択した生徒も、その決断に至るまでに多くのことを学んだことと思います

帰ってきた友達からいろんな話を聞いて「人から学んで」くださいね。

 

6月24日(金)修学旅行に出かけた3年生が帰ってきます。

音楽の力でみんなを元気に!

さまざまな制限の中、生徒のみんなは工夫を凝らして

できることから日常を取り戻そうとしています。

一人ひとりが本当にたくましく成長しています。

6月18日(土)、吹奏楽部、箏曲部、ダンス部、和太鼓部の4つの音楽系の部活動が協力して音楽会を開催しました。

保護者や同級生、先生方を招き、音楽の力でみんなを元気づけてくれました。

朝市でいらっしゃいませ

ビジネスコースの生徒たちが考案したお菓子の朝市での販売を始めました。

【ぎんばさぱうんど】 地元の海藻ぎんばさを練り込んだパウンドケーキ。甘さの中にほんのり海の香り。

【いしるクッキー】 魚醤を隠し味にしています。不思議と生臭さが全くなく甘みをうまく引き出しています。

生徒の素敵な笑顔に、多くの観光客のみなさんが足を止めてくださいました。

「輝いてるね!」そう声をかけていただいていました。

準備していた商品はわずか1時間で完売しました。

土曜日(不定)に出店しています。次回は7月9日(土)です。

より高いステージへ

北信越大会に出場するみなさん、本当におめでとうございます!!

ひとつステージアップしましたね。

大会のレベルが上がるほど、実力を発揮することが難しくなってきます。

そして、より大きなプレッシャーが襲ってきます。

 

バルセロナオリンピックで銀メダルを獲得したマラソンの有森裕子選手は

「スタートの時点で、本当は結果がほとんどわかるんです。」

と話されています。

「練習は試合のように、試合は練習のように」

という言葉もあります。

試合のように練習を重ねてきたみなさんは

スタートラインに立ったとき、きっと歓喜のゴールをイメージできるのでしょうね。

 

もしももしもプレッシャーにおしつぶされそうになったら

アメリカの短距離、マイケル・ジョンソン選手が残した次の言葉を思い出して下さい。

 

「プレッシャーは、大きなチャンスの影にすぎない。」

 

6月14日(火)北信越大会への壮行式がオンラインで行われました。

 

総文

6月2日(木)

闘志を胸に、いよいよ出発です。

 

 

 

 

 

 

ソフトテニス部は和倉温泉テニスコート。1回戦突破です。

 

 

 

 

 

 

男子バドミントンも1回戦ストレート勝ち。幸先のよいスタートです。

 

 

 

 

 

 

女子バドミントンは鹿島体育センターで熱戦中。

 

 

 

 

 


 美術部は21世紀美術館に出展。輪島塗の作品もあります。

 

 

 

 

 

 

箏曲部は女性センターで素敵な調べを聞かせてくれました。

 

 

 

 

 

 

女子バレーも接戦を制し、1回戦突破です。

 

 

 

 

 

 

男子バレーは惜しくも勝利なりませんでした。

経験者ゼロからのスタートでよくここまで成長しました。

大きな財産です。どうか胸を張って、これからの人生に活かしてほしいと思います。

 

 

 

ラポルトすずで合同演奏会

吹奏楽部の魅力は全員が主役であること

レギュラーと控えの境目がなく、一人ひとりが欠かすことのできない大事な役目を持っています。

5月29日(日)吹奏楽部がラポルトすずで開催された能登吹奏楽野外合同演奏会に参加して

すてきな演奏を聴かせてくれました。

総文・総体スタートです

5月28日(土)、サッカー部が、6ゴールを奪い総体1回戦を突破しました。

2年前に顧問を務めてくださっていた髙瀬先生も応援に駆けつけてくださり、かつての教え子たちのたくましく成長した姿に感激していました。

髙瀬先生は現在、金沢二水高校野球部の顧問を務めていらっしゃいます。二水高校野球部も頑張れ!!

 

 

 

 

 

 

陸上部も素晴らしい成績を残しています。

女子では古谷京さんが5000M競歩で5位、加治明莉さんがやり投げで6位入賞です。

男子では新田響さんが100Mと200Mで4位入賞、山下裕己さんが400Mハードルで8位入賞、

木下淑仁さんも1年生ながら200Mで6位入賞を果たし将来が楽しみです。

また、400Mリレーで4位、1600Mリレーではなんと準優勝、総合成績でも強豪私立ひしめく中8位入賞を果たしました。

まさにジュニアの頃からご指導くださっている輪島陸連様はじめ関係者のみなさまのご尽力の賜物です。

 

文化部も頑張っています。

商業競技大会において、電卓の部で団体3位、冨成美朱さんが佳良賞で全国大会出場が決定、

個人別競技では上川愛音さんが読上算で優勝を果たしました。

また、普通科・総合学科部門(簿記)において2年生の松野光さん・北出涼介さんが、それぞれ優勝・準優勝のW受賞です。

ビジネスコースでは、高校卒業後、即戦力として社会で活躍できるようなさまざまな資格取得を目指しています。

津波が来たら、てんでんこ

岩手には古くからこんなことばがあるそうです。
「津波が来たら、てんでんこ」
家族が一緒にいなくても、とにかくてんでんばらばらに逃げなさい。
まずは自分の命を守りなさい。という意味です。
昔から多くの方を津波で亡くしている地方に伝わる言葉だけに重みがあります。

ただ、自分だけ助かればいいという利己的な意味では決してないそうです。
てんでんばらばらに逃げてもどこかで再び出会えるように、あらかじめ心の準備をしておきなさいという意味です。

ぜひ、それぞれのご家庭において、どこに逃げるのか、どうやって落ち合うのか、話あっておいてほしいと思います。

自分の命を、そして大切な人の命を守るために。

5月24日(火)防災避難訓練が行われました。

 

総体総文へ向けて!大きくジャンプ!

 

L’important C’est de participer!「参加することに意義がある」

1908年ロンドンオリンピック、フランス人のクーベルタンIOC会長はこう語りました。

ただ、勝つことによって初めて見ることのできる風景がある。これも真実です。

勝利の向こう側にどんな世界が広がっているのか、ぜひ、自分の目で確かめてきてもらいたいものです。

5月23日(月)、総合体育大会、総合文化祭向けての壮行式が行われました。

密を避けるため、放送での実施です。

各部の主将、部長は、代わる代わる放送室のマイクから熱い想いを語ってくれました。

 

総体へ向けて!!

4月に行われた春期大会の試合を見にいろんな部におじゃましました。

本校には14の運動部と10の文化部があります。

春期大会では、女子バレーボール部がベスト8に入る健闘を見せました。

女子バスケットボール部が、5人ギリギリで最後までコートを駆け抜けている姿は感動ものです。

男子バレーボール部は高校から始めたメンバーばかりですが、一人ひとり大きく成長しています。

陸上競技部は、小さい頃から鍛え抜かれた選手が集まり、陸上王国輪島の面目躍如です。

野球部は昨秋の悔しい敗戦をバネに大きく成長し、1回戦を突破、夏が楽しみです。

6月の総体に向けて、みんな、頑張れ!!!

世界農業遺産「千枚田」にて

爽やかな風そよぐ5月、透き通るような日本海を背に、

JRC部の生徒たちが田植えボランティアに参加しました。

JRC部とは、Junior Red Cross(青少年赤十字)の略で、

本校では、3年生4名、1年生8名が地域のボランティア活動に積極的に参加しています。

千枚田は、奥能登で一番高い高州山の地滑りによってできた特殊な地形を利用して作った美しい棚田で、

一枚の平均が1.6坪と非常に小さな田んぼです。

 

こんな逸話が残っています。

ある若者が本当に千枚あるか数えてみたそうな。

起伏が激しく汗だくになってきたので途中で着ていた蓑を脱ぎ捨てたんじゃと。

実際に数えると999枚で1枚足らない。何度数えても1枚足らない。

日も暮れてきたのであきらめて帰ろうと脱ぎ捨てた蓑を拾い上げると、

なんとその下に1枚の田んぼが隠れておったんじゃ。

 

そのくらい1枚1枚が小さな田んぼです。

実際には、現在1,004枚の田んぼがあるそうです。

私が子供の頃は、2,146枚あったと記憶しています。

はじめまして

「おこらいえ」どこかフランス語の響きにも似たこの言葉

これは、輪島の海士町に昔から伝わることばで、今でも朝市などで飛び交っています。

自分は海士町ネイティブではないので、細かなニュアンスまではわからないのですが、

おおよそ次のようなイメージを持っています。

1)逢いたかった人に思いがけず出逢えたときのびっくり「おこらいえ」

2)誰かに親切にしてもらったときに感謝を伝える「おこらいえ」

3)しっかりしろ!とハッパをかけて元気づける「おこらいえ」

時にはやさしく、時には力強く、いろんな場面で使われている、大好きな言葉です。

(違っていたらごめんなさい。)

ここでは、校長が見つけた輪島高校生のいろんな「おこらいえ」をお伝えしていきます。