校長室より「おこらいえ」
ありがとうございました
日本時間 2日(金)1:00
ポルトガル時間 1日(木)17:00
お世話になった先生方に感謝のお別れ
ハグ文化っていいですね
中世のお城を訪ねて
日本時間 2日(金)2:00
ポルトガル時間 1日(木)18:00
中世の町
Castelo de Penedono(ペネドノ城)
を訪ねました
10世紀に建てられたものを
15世紀にリノベイトしたものだそうです
タイムスリップしたような不思議な感覚
関係者の方へご連絡です
現在私は研修旅行中です
「binbin@…」へのメールは
海外では開けない設定になっているようです
お急ぎの場合は「satobin77@…」
または学校代表メールまで
ご面倒でもご連絡をお願いします
ドウロ渓谷クルーズ
日本時間 2日(金)0:00
ポルトガル時間 1日(木)16:00
スペインとポルトガルを結んで流れるドウロ河
川沿いに整然と整えられた葡萄畑は
世界遺産に認定されています
今日はクルーズに出かけました
周囲の緑が映り込んだ河の色は
吸い込まれるほどの深い緑色ですが
実際に組み上げてみると
限りなく透明です
天空のホテル
日本時間 1日(木)14:00
ポルトガル時間 6:00
緑のホテル HOTEL VERDEAL の朝です
眼下にラピュタの世界が
シータとパズーが堕ちて壊した家も
本当にここが舞台だったような
大停電の原因
先日の
スペインポルトガルを襲った
大停電
その原因についてフランスの人たちは
「俺らがスペインとポルトガルに
電気売ってやってんねん
途中に山火事起こして
電気止めたったわ」
なんか滋賀県の人が
京都府民や大阪府民に向かって言っている
「琵琶湖の水止めたろか」
にそっくりです
やっぱりフランスは関西文化圏です
おにぎりパリりん
シャルル・ド・ゴール空港の売店で
おにぎりを売っているのを見つけました
海苔はなく表面に胡麻がふってあります
お値段は驚きの9ユーロおよそ1500円です
パリではおにぎりが大人気だそうです
こちらは別のルートで入手したおにぎり
カップに入っています
こんなふうに作ります
食べる直前にむすぶので
具もふんわりしていて
パリだけに海苔もパリパリ
正直日本のコンビニおにぎりより
美味しかったです
とっても良いアイディアです
日本でも高級おにぎりとして
けっこういいお値段取れそうです
ホストファミリーとご対面
日本時間 1日(木)6:00
ポルトガル時間 30日(水)22:00
パリを出て13時間後
日本を出て4日後
ようやく目的地に入りました
パーティーでお迎えをしていただきました
ダンスで盛り上がります
バンドネオンの生演奏と歌で
ホストファミリーが迎えにきてくださいました
地中海性気候
日本時間 1日(木)1:30
ポルトガル時間 30日(水)17:30
リスボンから車でモイメンタまで
見渡す限りのオリーブ畑が広がっています
なだらかな丘陵地帯をひたすら行きます
石灰岩質の岩肌が続きます
この岩質が与える水はけの良さこそ
美味しいポートワインになる
良質のぶどうを育みます
と昔漫画で読んだことがあります
石畳の道が姿をあらわし
いよいよモイメンタ到着です
空路リスボンへ
日本時間 1日(木)0:30
ポルトガル時間 30日(水)16:20
航空機から窓を覗きました
オランダは運河と風車の国
見事に張り巡らされた運河です
伝統的風車は見つけられませんでしたが
風力発電の風車ならありました
フランス上空を横断します
さすが農業の国
モザイク画のように区画された
農地が地平線まで拡がっています
いよいよポルトガル上空へ
海岸段丘がくっきりと見えます
海辺の小さな街
なんて街かは分かりませんが
ポルトガルに来たなという感じです
「魔女の宅急便」の舞台
もしかしてここでは?
調べてみると実際には
スウェーデンのウィズウィーが
舞台なんだそうです
いよいよリスボンに到着しました
これからタクシーで
目的地モイメンタ・ダ・ベイラに向かいます
4時間かかります
まだスキポール空港にて
日本時間 30日(水)20:20
オランダ時間 13:20
出発時刻を1時間過ぎたのに
未だ出発する気配がありません
また何かあったのでしょうか?
スキポール空港にて
日本時間 30日(水)19:20
オランダ時間 12:20
窓の外にはオランダの田園風景
国土の4分の1が海面より低いところにあり
水路や運河が多く
堤防やダムを使って
水とうまく付き合いながら生活をしています
風車とチューリップが思い浮かびますね
Amsterdam Airport Schiphol でトランジット
もともとトランジット時間が
40分程度しかない上に
一番後部座席
間に合うかハラハラドキドキでした
この飛行機誰んだ?
日本時間 30日(水)17:10
フランス時間 10:10
いよいよパリを発ちます
登場するのは KLMオランダ航空
エールフランスの系列です
パイロットさんが手を振ってくれました
さといの大冒険
日本時間 30日(水)16:40
フランス時間 9:40
さといちゃんは
マカロンをお買い上げ
そのあとスタバで抹茶フラペチーノを嗜み
すっかりパリジェンヌしてきました
法の網をすり抜ける男
日本時間 30日(水)16:30
フランス時間 9:30
フランスでは
16歳でお酒が買えるということを知った彼は
本当かどうか試してみました
どうやらゲットできたようです
(ちなみにこれは飲んだフリ
実際にはお土産に持って帰りました)
さらばパリの灯
日本時間 30日(水)15:30
フランス時間 8:30
航空機の予約がようやくとれ
これからアムステルダム経由で
リスボンへ向かいます
自分でチェックイン!
停電のおかげで
期せずして
オランダにも
立ち寄れることとなりました
OECDでオンライン
日本時間 29日(火)23:00
パリ時間 16:00
予定では今日はポルトガルにいる予定でしたが
ヨーロッパを襲った大規模停電の影響で
パリに留まっています
OECD本部をお借りして
ポルトガルとオンラインで繋ぎ
交流を深めます
まずはOECD本部内を
見学させていただきました
加盟国の国旗が出迎えてくれます
現在加盟国は38カ国だそうです
まずは主要スタッフの皆さんにご挨拶
続いて災害復興の建築関係部署の方と懇談
開放的なオフィスでゆったり会議ができます
クリエイティブなアイデアが
湧いてくるような空間です
国際会議場にも入らせていただきました
来賓をお招きする応接室です
お城の中のようです
東日本大震災で残った桜の木
根のついた植物の輸出入は
禁止されているため
枝を持ってきて桜科の植物の根に
接木をしたそうです
40本ほど持ってきた中で
1本だけ根付いたんだそうです
午後からオンラインで繋いで
ポルトガルの高校生と交流する予定でしたが
現地はまだ混乱しているようで繋がりません
こちらでZoom会議を立ち上げ
録画して後日見てもらうことにしました
災い転じて福と為す
日本時間 29日(火)19:00
フランス時間 12:00
リスボンに向かう便が明日しか取れず
今日はパリのOECD本部をお借りして
ポルトガルとオンラインで繋ぎます
時間ができたので
パリの街に繰り出しました
大都会だけど緑の多い街です
すべての建物が統一された建築様式で
街全体が芸術作品のようです
「Arc de triomphe de l'Étoile」
この凱旋門を中心に
Champs-Élysées(シャンゼリゼ)をはじめ
12本の通りが放射状に延びています
その形が地図上で光り輝く
「星=étoile」のように見えることから
この名称で呼ばれています
シャンゼリゼ通りの地下入口から
地下道をくぐって広場に入ります
この広場は「Place Charles-de-Gaulle」
シャルル・ド・ゴール広場と呼ばれます
Charles-de-Gaulle は
1940年5月のナチス侵攻を受けた後
自由フランスを樹立して最初の首相となり
後に最初の大統領に就任した
絶大な尊崇を集める救国の英雄です
パリ空港も彼の名をとって
シャルル・ド・ゴール空港と呼ばれます
Métro (地下鉄)を乗り継いで
Musée du Louvre(ルーブル美術館)へ
ルーヴル美術館はルーブル宮殿を活用した美術館で
フランス王フィリップ2世が
12世紀に要塞として建築したものです
幾度となく増改築が繰り返されて
現在の建物となっています
歴代フランス王の王宮として使用されていましたが
1682年ルイ14世が
自身の王宮にヴェルサイユ宮殿を選んだことから
王室美術品コレクションの収蔵場所となりました
次に向かったのは
(エッフェル塔)
マックを「マクド」と略したり
エスカレーターでは右側に立ったり
上沼恵美子さんのようなジェンヌがいらっしゃったり
しまいに通天閣みたいなんがあったりと
ほんま大阪の街に似ておます
クイズです
ここはどこでしょう
どなたかが亡くなった場所です
有名な方です
そんなに大昔の話ではありません
原因は自動車事故です
最終ヒント「パパラッチ」
答えは
「ダイアナ妃」でした
緊急時こそみんなで知恵を
日本時間 4月29日(火)13:00
フランス 6:00
ご心配をおかけしています
少し落ち着きました
ことの顛末を
昨日OECDパリ本部への訪問を終え
リスボン行きの航空機へ搭乗しました
タラップには何人もの Police de Paris が
「誰か護送でもするんですかね」
と同行のオギーさんこと
東京学芸大学 荻上健太郎 先生と笑いながら搭乗
ところが定刻になっても
一向に飛び立つ気配もなく
よく見るとコックピットのドアが開いたまま
操縦席が丸見えです
生徒とお散歩メガネ
「何が起こっていると思う?」
「機長が寝坊したとか」
「急にお腹痛くなったとか」
「副操縦士が喧嘩して出て行ったとか」
少々時間が遅れても楽しみ方はあります
想像が膨らみます
やがてキャビンアテンダントが
何やら叫びながら客席をウロチョロ
「何言ってると思う?」
「お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか?」
「お客様の中に看護師さんは?」
「医学生の方は?」
「お医者さんになりたかった人は?」
「お医者さんごっこが好きな人は?」
「それなら先生手挙げよかな」
この時点ではまだ笑っていられました
やがで数人の乗客が
荷物を持って降りて行きます
預かりラゲージも
機体のお腹から取り出しています
その時です
緊急ニュース
スペインとポルトガルで大規模停電
交通が麻痺
サイバーテロの可能性も
別便で先に
リスボン入りしているパーティーからも
空港で足止めを食らっていると連絡
時間が1時間2時間と過ぎて行きます
オギーさんに相談です
「今リスボンに向かっても
電気も来ないところに
生徒を連れて行くことになります
今日はキャンセルして
パリに泊まりましょう」
「今キャンセルすると
何の保証もありません
航空機会社からの
キャンセルアナウンスがあるまで
待ちましょう」
冷静な判断です
生徒にその旨告げると
「自分達は行きたい
自分達は電気も水道もない中
それでも何ヶ月も生きてきた
だからこそ伝えられるものがある
みんなを勇気づけたい」
なんてたくましい子たちでしょう
逃げようとしていた自分が
恥ずかしくなりました
日本にいる保護者にも連絡を入れます
私のレンタルWiFiも
繋がりにくくなっています
唯一繋がったのが崖くんの
Docomo海外通信プラン
今回のようなケースを考えると
そちらの契約の方が良いかもしれません
崖くんのお母さんから返信が
「うちの子は
電気や水道のありがたさを
痛いほど知っています
なくても何とか生きていく術も
知っています
サバイバルな生活を
不自由な生活を
彼は楽しんでいました
他の場所への避難の道を選ばず
家族と共に家に残り
傷ついた自分の故郷を
この目で見続けていくんだと
山から水を汲むことも
彼の仕事でした
炊き出しも喜んで楽しんで
やってくれました
彼の存在は
私たちの生きる希望でした」
予定変更
日本 1:30
パリ18:30
航空機が飛べなくなりました
Air France が用意してくれたホテルに泊まります
慌ててキャンセルした客にはその保証がないので
落ち着いて待って正解でした
サイバー攻撃の可能性は低い
日本23:30
パリ16:30
動きはありません
様子を見ています
生徒の体調管理だけ気をつけて
とにかく今は待つしかありません
こんなときは慌てて動いても
いいことはありません