SSH活動記録
【SSH】スーパーサイエンスハイスクール研究発表会
5月30日(火)SSH研究発表会を開催し、2限目、3限目に全学年、すべてのクラスで課題発見型授業の公開授業を行いました。大学の先生方及び県内外の高校の先生方など多数のご来場者のみなさまに取り組みを見ていただくことで、課題発見型授業の普及を行いました。
3年理数科「課題探究Ⅲ」では、5つの領域融合の分野から自分たちの興味のある1つを選んでテーマを設定し、課題研究を行っている様子を見ていただきました。2年次の課題研究を通して身につけた探究力を生かして、さらに高度な課題に取り組むことで、大学での学びに必要な探究力を育成しています。
31H「人文科学課題研究Ⅱ」の授業では、2年生の時に行った課題研究を深め、「人文科学課題研究英語発表会」を行いました。参加したALTの先生からは「緊張の中、聴衆とよくアイコンタクトして難しい内容を分かりやすく説明していた」と高評価をいただきました。
<課題発見型公開授業の様子>
<課題探究Ⅲ公開授業の様子>
<人文科学課題研究英語発表会の様子>
【SSH】第1回こまつ研究サポートプログラム (2年理数科)
5月10日(水)5,6限、2年理数科の学校設定科目「課題探究Ⅱ」で第1回こまつ研究サポートプログラム「課題研究中間報告会」が行われました。生徒達は自分たちで考えたテーマについて先生方にアイディアを聞いていただき、どのように実証につなげていけばいいか、実験器具も含めて、豊富な経験に基づく様々なアドバイスを頂きました。
会の終了後、生徒達から「考えが深まったばかりか、新たなアイディアまでいただくことができた」「絶対に私たちだけでは思いつかなかったアイディアや見方を提示してくださって、考えが広がったし、何よりとても面白かった」「知識の幅がとても広く、次々と私たちの考えを広げるアドバイスをたくさんしてくださった」という声が聞かれ、研究を大きく前に進めることができました。次回は7月12日(水)に行う予定です。
【参加していただいた大学の先生方】
金沢大学 理工研究域 数物科学系 佐藤 政行 先生 (物理)
金沢大学 理工研究域 フロンティア工学系 小松﨑 俊彦 先生 (物理)
金沢大学 理工研究域 数物科学系 川上 裕 先生 (数学)
金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科 草野 英二 先生 (化学)
金沢大学 高大接続コア・センター 中野 正俊 先生 (化学)
金沢大学 環日本海域環境研究センター 松木 篤 先生 (地学)
石川県立大学 生物資源工学研究所 中谷内 修 先生 (生物)
【SSH】中谷内先生 探究学習特別講義(2年理数科・普通科2年理系)
4月26日(水)、2年普通科理系対象の「課題探究」において、石川県立大学の中谷内修先生をお招きし、課題探究についての特別講座が行われました。中谷内先生からは、課題探究の意義や方法、注意点などを丁寧に説明していただきました。生徒は次回から探究活動をより充実したものにするため、メモを取りながら一生懸命学んでいる様子でした。
同日5,6限目には、2年理数科対象の「課題探究Ⅱ」で中谷内先生にご講義いただきました。昨年1月に引き続いての内容で、探究学習において注意すべき点や、実験を設計する方法、発表の意義などを、具体的に説明していただきました。楽しく研究に取り組むためのヒントをたくさんいただき、生徒は研究への意欲が増した様子でした。
【SSH】課題探究Ⅱ開講式(理数科2年)
4月12日(水)19日(水)に、理数科2年「課題探究Ⅱ」開講式が行われました。
米口校長先生から「なぜこれを研究したいのか、なぜ他ならぬ自分たちがこの研究をするのか、に答えられる研究は、自分事になっていて、自分たちの体験・考えがある。成功する、しないに関わらず、試行錯誤のストーリーがある。それをみなさんから聞きたい。辛いことがあるけれども、研究とは楽しいものであり、研究を楽しんで欲しい。」という激励の言葉をいただきました。そして、校長先生がこれまでその原理を探究してきた「コップの水はなぜ落ちないのか」という実験を見せて、不思議だと思うことを探究し続けることの大切さを伝えてくださいました。生徒達は校長先生の激励の言葉と実験に、大変刺激を受けていました。
さらに年間スケジュール、研究のプロセス、記録を残すことの大切さ、パソコンや実験室の使用、物品の購入などに関する説明が行われました。その後生徒達は早速各グループに分かれて、課題設定について話し合いを始めていました。
【SSH】課題探究Ⅲ開講式(理数科3年)
4月18日(火)理数科3年「課題探究Ⅲ」の開講式が行われ、それに続く授業で微分方程式の解法を学びました。今後はこの考え方を用いて、領域融合の探究活動を行います。
【SSH】課題探究Ⅱ特別講義(理数科2年、3年)
4月17日(月)、理数科2年、3年を対象に特別講義が行われました。東京大学工学部マテリアル工学科から宮田完二郎教授をお招きし、「マテリアル工学科でのナノ医薬研究」という演題でご講演をいただきました。
宮田先生からは、工学的なアプローチで創薬に取り組む「ナノ医薬」の研究に関して、実験器具や動画データなど最先端の情報を高校生に分かるよう丁寧にお話していただきました。また、東京大学工学部の紹介や、宮田先生ご自身の受験時の話などもしていただき、高校生は多くの刺激を受けることができました。
質疑応答の時間には、質問の挙手が絶えず、講演後にも宮田先生に質問しようと列ができるほどの盛り上がりでした。生徒からは「工学的なアプローチで薬学の研究ができると知り、学問的な視野が広がった」や「進路選択にあたってとても参考になった」という感想が聞かれました。今回の講義を、今後の勉強や研究に生かしていってほしいと思います。
【SSH】課題探究開講式(普通科2年理系)
4月14日(金)普通科2年理系「課題探究」開講式において、今後の探究活動の流れと、探究活動を進める方法の説明、具体的な探究活動の例として、過去の先輩の課題研究の紹介が行われました。
【SSH】探究基礎オリエンテーション(普通科1年)
4月13日(木)1年生普通科の学校設定科目「探究基礎」のオリエンテーションがありました。「探究基礎」は探究力育成を目標に、7月まではディベート小論文を行い、証拠を使って論理的に立証する力を身につけます。そして9月のデータサイエンス講座では、2年生になってからの「課題探究」に必要な情報処理スキルを学びます。10月からは、探究スキル育成講座を行います。
生徒達は、担任の先生によるモデルディベート「高校でも給食を導入すべきである」を見て、証拠による論証がどのようなものかを体感しました。途中で、それぞれの論に対してどのように反論すべきかを各自が考え、ペアで話し合いをしてもらいましたが、大変活発に意見交換をしている様子が見られました。
【SSH】中高生情報学研究コンテスト参加(2年理数科)
3月4日(土)電気通信大学で行われた「情報処理学会中高生情報学研究コンテスト」に、課題探究Ⅱ「Pythonを用いた時間割作成プログラムの研究」グループが研究成果の発表を行いました。
参加生徒からは「情報学専門の課題研究発表会で、よりレベルの高い研究に触れることができ、とても勉強になった。貴重なアドバイスも多く頂いたので、今後の研究の参考にしていきたい。」「全国の高校生の発表を聞いて、様々な分野にも情報学を応用している様子を学び、視野を広げることができた。」「興味を惹かれた発想の研究も多かった。」などの声が聞かれました。
同グループは8月の全国SSH生徒研究発表会でも発表することが決まっており、今後の更なる発展が期待されます。
【SSH】サイエンスヒルズこまつ科学賞 贈呈式
3月5日(日)に、令和4年度 サイエンスヒルズこまつ科学賞 贈呈式が行われて、ポラリス賞・チャレンジ賞を受賞しました。
↓ 贈呈式の様子は、以下のPDFファイルをご覧下さい!
【SSH】国際大会 Math A-lympiad inオランダ
日本数学A-lympiadで優秀賞を受賞し、2年生4名(26H南出明洋さん、28H清野大地さん、28H布川莉久さん、28H前野稜さん)が3月14日~20日(月)の日程でオランダに派遣されました。
↓ オランダでの彼らの詳しい活躍の様子は、こちらのPDFファイルをご覧下さい!
【SSH】第96回 日本細菌学会 in 姫路(2年理数科)
第96回日本細菌学会in姫路にて、課題探究Ⅱ「酸化チタンを用いた光触媒による抗カビ作用」、「粘菌のエサの感知についての研究」の2チームが研究成果の発表を行いました。
参加生徒からは「自分たちだけでは気づかない視点や見落としている点に気づくことができ、実験がうまくいかない要因を考えやすかったので助かった。周りや専門家からの意見を聞けるのはいい機会だと思った。」「実用化されればエネルギー資源がある程度解決したり、精度があがれば環境問題の一部が解決したりする研究もありこれからの研究に活かしていこうと思った。」などの声が聞かれました。
【SSH】「課題探究Ⅱ」課題研究の英語によるポスター発表会(2年理数科)
3月15日(水)5,6限目に、北陸先端科学技術大学院大学の先生方、大学院生(留学生)、他校のALTの先生方をお迎えして、理数科2年生が1年間取り組んだ課題研究を英語でポスター発表をしました。生徒は、聴衆のみなさんの顔を見て反応を確認しながら堂々と発表し、質問に対してもしっかりと答えることができており、さらに有意義なアドバイスを頂くことができました。6限目からは理数科1年生も参加し、熱心に質疑応答に参加していました。
お忙しい中講評者として来校してくださった大学の先生方や大学院生・ALTの先生方、本当にありがとうございました。
【SSH】国際大会 Math A-lympiad激励費贈呈
日本数学A-lympiadで優秀賞を受賞し、日本代表として国際大会(オランダ)への派遣が決まっている4名の生徒に対して学校より激励費が交付されました。垣地校長先生より激励の言葉とともに激励費が贈呈され、2年生4名は感謝の言葉とともに国際大会への意気込みを語りました。
生徒は3月14日(火)よりオランダ・ハルデレン(Gardern)へ向けて出発し、国際大会は17日(金)・18日(土)の2日間で行われる予定です。健闘を祈ります!
【SSH】課題研究発表会(普通科理系2年)
1月13日(金)2年生での課題研究の集大成として、普通科理系の課題研究の発表会が行われました。数学、物理、化学、生物、体育の5分野の研究について、自分たちが設定したテーマに関する発表を行いました。この日は講評者として、石川県立大学から 小栁 喬先生、長野 峻介先生、中谷内 修先生がポスター発表会に参加して下さいました。専門的な観点からの助言や講評を頂くことができて、生徒達にとって非常に有益な時間となりました。
生徒達は真剣に堂々と発表し、日頃の研究の成果を大いに発揮していました。さらに、質疑応答も非常に活発に行われ、とても盛り上がっていました。この経験を生かして、大学で行う研究につながる日々の学習に対しての頑張りを期待したいです。
【SSH】「課題探究Ⅰ」特別講義(理数科1年生)
1月13日(金)学校設定科目「課題探究Ⅰ」(理数科1年生)の時間に、石川県立大学 中谷内修先生をお招きし、「研究の意義と課題の設定」と題して特別講義が行われました。
生徒達は、探究の意義や価値、問いの細分化、適切な仮説、テーマ設定の足がかり等、2年生での課題研究を始める前に、重要なことを沢山教えていただきました。
<<生徒の感想から>>
❍多様性が世界には必要であるという言葉が印象に残った。決まった解答、一般的な解答を覚えるだけではない、価値があるのかどうかさえ分からないものを探究することで、より社会に役立つ力を得ることができるということだと思う。また、見つけたものに価値を付与するということも探究の一つだとおっしゃっていた。そこは今までとは違い、答えを出して正解ということではなく、点数(=結果)は自分次第ということだと思う。また、未来の予測や想像する力もつける必要があると感じた。
【SSH】Math A-lympiad世界大会 日本代表に選ばれました!
11月13日(日)金沢大学開催の「第5回日本数学A-lympiad」(全国20都道府県33校から84チーム313名が参加)が行われ、本校から6チームが参加しました。この大会では、数学を柔軟に活用して答えが一意ではない現実の課題の解決に創造的に取り組むことが求められ、グローバルな課題を発見する力、主体性や活発なコミュニケーションに基づく協働性、レポートを論理的に構成する力、英語力等、様々な力が総合的に試されました。
審査の結果、本校2年生のチームが優秀賞を受賞しました!さらに、3月にオランダで開催される国際大会”Math A-lympiad”に日本代表として推薦・派遣されることが決まりました!おめでとうございます!
【SSH】物理・化学・生物 県内研究発表会(理数科2年)
12月11日(日)「石川県中学・高校生徒物理研究発表会」がオンラインで開催され、本校からは3つの班(「反射波の方向と強さの制御について」「お椀が動く現象について」「弓道における弦音の性質について」)が口頭発表を行いました。
また、同日に「いしかわ高校生物のつどい」が金沢泉丘高校で開催され、「粘菌のエサの感知についての研究」班が口頭発表を行い、ワークショップにも参加しました。
12月16日(日)には、「石川地区中学高校生徒化学研究発表会」が金沢大学にて行われ、本校の3つの班(「泡の起泡性と安定性」「炭酸イオンに起因したダニエル電池の性能向上」「酸化チタンの光触媒による防カビ作用」)が口頭発表をしました。
各発表会には、他校の生徒も参加し、他校の発表を聞いたり、質疑応答を通して交流することができました。参加した生徒からは、他校の生徒や大学の先生から新たな切り口での指摘やアドバイスを受けることができ、いい刺激になったという声が聞かれました。
【SSH】課題探究Ⅰ・課題探究Ⅱ 特別講義(理数科2年生・1年生)
12月22日(木)午後、金沢大学理工研究域フロンティア工学系 軸屋 一郎 准教授をお招きして、理数科1、2年生を対象に、課題探究Ⅰ・課題探究Ⅱの特別講義が「サイエンスヒルズこまつ」で行われました。
軸屋先生は「ドローンを題材とする人工知能体験」という題目で、Pythonを用いた実習型AIドローン講義をしてくださいました。生徒達は、プログラミングによってドローンを制御し動かすという実習を通して、プログラミングによって様々な基本機能を実現でき、さらにAI(人工知能)の活用により高機能を実現できるということを学ぶことができました。
生徒達からは、「普段はなかなか扱うことが出来ないドローンをプログミングで操縦するという貴重な体験が出来て楽しかったし、これからの勉強にも生かしていきたいと思う。」「課題研究でプログラミングに触れる機会は多いものの、ドローンを用いたことは無かったため多角的に考える良い機会となった。」「最先端の研究をしている大学の先生から専門分野について指導を受けることで、深い理解に繋がったし楽しかった。」という声が聞かれました。
【SSH】日本情報オリンピック 2次予選 敢闘賞受賞!
理数科2年生生徒が2022年11月19日(土)に行われた1次予選を突破し,同12月11日(日)に開催された2次予選にて敢闘賞を受賞しました。おめでとうございます!
【SSH】石川県SSH生徒研究発表会(理数科2年生・1年生)
12月13日(火)石川県地場産業振興センターで、石川県のSSH指定校3校(金沢泉丘高校、七尾高校、小松高校)とNSH(ニュースーパーハイスクール)指定校の金沢二水高校と金沢桜丘高校が参加して、石川県SSH生徒研究発表会が開催されました。
SSH指定3校とNSH校の金沢二水高校による口頭発表が行われ、本校からは、11月の校内選考会で選ばれた理数科2年生の課題研究2グループ「3×3ルービックキューブにおけるねじりの判別」と「弓道における弦音の性質について」が代表として口頭発表を行いました。また、すべての参加校から課題研究のポスター発表が行われました。ここで、本校理数科2年生の生徒達は、講評者の大学の先生方や、他校の生徒達や先生方から、研究に対する質問や講評をいただくことができて、今後の研究の参考にすることができました。そして、参観者として参加した本校理数科1年生は来年度に取り組む課題研究の参考になるよう、熱心に質問をしていました。
<「3×3ルービックキューブにおけるねじりの判別」口頭発表の様子>
<「弓道における弦音の性質について」口頭発表の様子>
<質問の様子>
<ポスター発表会の様子>
【SSH】サイエンス・フェスタ2022 in サイエンスヒルズこまつ
12月11日(日)にサイエンスヒルズこまつで開催された「サイエンス・フェスタ2022」に、本校の生物部、理化部の生徒17名が参加し、3つの実験講座(「紙コップでスマホスピーカーを作ろう」「ダイラタンシーを体験しよう」「DNA、ベンゼン環ストラップを作ろう」)を行いました。
小松高校のブースでは、生徒達が子供たちに対して、優しく丁寧に、を心がけて説明を行いました。50人を超える小学生達が来てくれて、楽しみながらとても熱心に実験とものづくりに参加してくれました。
【スマホスピーカーを作ろう】 【ダイラタンシーを体験しよう】 【DNAストラップを作ろう】
【SSH】スーパーサイエンススクール研究発表会
12月7日(水)SSH研究発表会を開催し、大学の先生方及び県内外の高校の先生方など多数ご来場いただきました。午前は公開授業(「理数数学Ⅱ」・「現代の国語」)、午後はポスター発表会を行いました。なお、公開授業の様子はYouTubeでライブ配信され、事前に申し込んだ沢山の方が見てくださいました。
<午前:公開授業>
(1) 「理数数学Ⅱ」(2限;理数科2年生対象)では数学と物理の融合授業が行われました。「近似の妥当性」という正答のない問題について、粘り強く考察しました。
(2) 「現代の国語」(3限;理数科1年生対象)では、他者の文章の批評を通して、相手に自分の意見を伝える授業が行われました。次年度の課題研究発表の際に必要となる、相手に分かりやすく説明する力を高めることができました。
<午後:学校設定科目「課題探究Ⅱ」ポスター発表会>
5限目は「こまつサポートプログラム」を通して、これまで継続的にアドバイスをしてくださった先生方を含む大学の先生や大学院生の方々をお招きして、ポスター発表会を行いました。みなさん大変熱心に耳を傾け、様々な専門的アドバイスをしてくださいました。第1回こまつサポートプログラムではこれからどのように研究を進めていけばよいのか不安だった生徒達が、堂々と発表する姿に、胸が熱くなりました。今回も別の新しい視点からの提案をしてもらえて、より深く研究について考えることができました。
また、6限目は理数科1年生を対象にポスターセッションを行いました。ここでも熱心な質疑応答が行われ、多くの理数科2年生からは「ポスター発表では、言葉足らずの箇所があり、指摘していただいたので、来週の発表会に向けて直したいと思います。」「ポスターのテーマと結論が上手くかみ合っていないというご指摘を受けたので、修正したい。とても楽しかったし、このような機会を与えてくれたことを感謝します。」という声が聞かれ、参観した理数科1年生からは「来年自分たちの番になると考えると、とても難しそうに感じて、先輩達はさすがだなと思った。」いう声が聞かれました。そして、今回指摘していただいたことを12月13日(火)に行われる石川県SSH生徒研究発表会に生かせるように、ポスターの内容を再検討しました。
講評者として来校してくださった大学の先生や大学院生・大学生の方々、本当にありがとうございました。
★来校してくださった大学の先生方
北陸先端科学技術大学院大学 國藤進 名誉教授
金沢大学 理工研究域数物科学類 佐藤政行 教授
金沢大学 理工研究域フロンティア工学類 小松﨑俊彦 教授
金沢大学 理工研究域数物科学類 川上裕 准教授
金沢工業大学バイオ・化学部応用化学科 草野英二 教授
石川県立大学 生産科学科 髙原浩之 准教授
石川県立大学 生物資源工学研究所 中谷内修 助教
【研究授業:理数数学Ⅱ】 【研究授業:現代の国語】
【ポスター発表会】
【SSH】韓国ZOOM交流最終回(2年理数科)
12月2日(金)に28Hの12名の生徒が参加し、大田科学高校とのZOOM科学交流の最終回(2022 DSHS Komatsu International Exchange Program) が行われました。
事前に、9月29日(木)に第1回(研究テーマについて・学校紹介)、11月4日(金)に第2回(発表班による研究の概要説明)を行ってきましたが、最終回では、両校の校長先生の挨拶の後、28Hの研究2班の発表(The Study about Slime Mold’s Feed Sensing / Controlling of Wave Course)、共同研究班の発表(The Research for Creating a Tour Course Program That Improves Time Efficiency Using the Shortest-path Algorithm / Appropriate Location of Living SOS(Social Overhead Capital) Using the Voronoi Diagram)が行われ、質疑応答を通して、各研究への理解を深めました。
また、両国の文化をより深く理解するために、韓国の伝統的なランタン(青紗提灯)、韓国のトレンド、日本のアニメ、日本のお正月に関する文化紹介発表が行われました。韓国のランタンの発表では、折り紙でランタンを作り、韓国の生徒さんがデザインした、各自の名前がハングルで書いてある美しい台紙に貼って、記念のスクリーンショットを撮りました。
大田科学高校の皆さんは高い英語力、科学に対する飽くなき探究心、自国の文化への愛、交流する相手に対する思いやりを持っていて、生徒たちはたくさんのことを学び、刺激を受けることができて、大変充実した交流となりました。
今回もZOOM交流の様子を生物実験室のスクリーンで放映し、沢山の生徒と先生が見に来て、応援してくれました。参加してくれた皆さん、本当にありがとうございました。
【2022 DSHS Komatsu International Exchange Program リーフレット】
【記念のスクリーンショット!】
【SSH】第2回 韓国ZOOM交流(理数科2年生)
11月4日(金)、韓国大田科学高校との第2回ZOOM科学交流が開催され、科学研究の進捗状況を発表し、質疑応答を行いました。今回もZOOM交流の様子を生物実験室のスクリーンで放映し、沢山の生徒と先生が見に来てくれました。
次回(12月2日(金))は、いよいよ最終回。発表会本番です!科学研究発表と、日本文化紹介発表を行います。
【SSH】南加賀地区課題研究発表会
11月3日(木・祝)理数科2年生の学校設定科目「課題探究Ⅱ」における課題研究の校内発表会が行われました。
生徒達は10グループに分かれ、これまで取り組んできた研究の結果を口頭発表しました。各班とも発表にチームワークの良さが感じられ、約半年間試行錯誤をしながら全員で取り組んできた成果を十分に発揮していました。
審査員として大学の先生方をお招きし、審査・講評をしていただき、大変有益なアドバイスをいただくことができました。今後の研究に生かして、さらに研究を深めていってほしいと思います。
参加した理数科1年生は先輩たちの研究を理解しようと真剣に説明を聞いており、質疑応答では沢山の質問が出ました。1年生は来年に向けて、2年生はこれからの研究に大変参考になったのではないかと思います。
今年度も一昨年度、昨年度に引き続き、大聖寺高校、小松明峰高校が研究発表してくださいました。とても忙しい中研究をまとめ、発表のために来校し、小松高校生からの沢山の質問にも答えてくれて、本当にありがとうございました。
発表会の様子はYouTubeでライブ配信され、事前に申込みをしてくださった沢山の方々が観てくださいました。さらに校内でも廊下にテレビを2台設置して放映しました。沢山の保護者のみなさんが足を止めてくださいました。
★審査員の先生方
國藤 進(数学・北陸先端科学技術大学院大学 名誉教授)
伊藤 正樹(生物・金沢大学理工研究域生命理工学系 教授)
加賀谷重浩(化学・富山大学大学院理工学研究部 教授)
川上 裕(数学・金沢大学理工研究域数物科学系 准教授)
安達 正明 (物理・前公立小松大学生産システム科学部 教授)
寺岸 俊哉(生物・石川県教育委員会学校指導課 指導主事)
★発表順
印象に残る広告の利用(大聖寺高校)
温かいものをはやく冷やすには?(小松明峰高校)
ドローポーカーにおける手札がn枚の時の最適戦略
ダニエル電池における炭酸イオンの効果
お椀が移動する現象について
粘菌のエサの感知についての研究
Pythonを用いた時間割作成プログラムの研究
酸化チタンを用いた光触媒による抗カビ作用について
弓道における弦音の性質について
ねじりの判別式D
泡の起泡性と安定性
波の進路のコントロール
<校長先生挨拶> <会場の様子>
<大聖寺高校> <小松明峰高校>
<小松高校>
<You Tube上映の様子>
【SSH】いしかわ高校科学グランプリ(科学の甲子園 石川県予選)
10月23日(日)、いしかわ総合スポーツセンターにて「令和4年度いしかわ高校科学グランプリ」が開催され、小松高校から6チーム(2年生3チーム、1年生3チーム)が出場しました。
大会は午前に筆記競技、午後に実技競技が行われ、実技競技において本校2年生チーム(チーム名:Sweeper)が見事優勝しました。筆記競技の結果と総合成績は後日発表される予定です。
出場した選手は大会に向けて放課後に練習を重ねてきました。中には思うように力を発揮できず、悔しい思いをした選手もいましたが、この経験をばねにしてこれから活躍してくれると思います。参加した全員が貴重な経験を積むことができた大会になりました。
<出場チーム名>
●2年生チーム
今日も徹夜 ~俺とお前の 内積0~ / 淹れたての香り高いお茶 / Sweeper
●1年生チーム
超臨界流体 / バッチシーズ / 輝くビスケット
<優勝チーム:Sweeper> <2年生の出場選手>
<1年生の出場選手>
【SSH】第1回 韓国ZOOM交流(理数科2年生)
9月29日(木)、韓国大田科学高校との第1回ZOOM科学交流が開催されました。
今回の交流に先立って、生徒達は自己紹介と文化紹介の動画を作成し、GoogleClassroomを通して、お互いの自己紹介や、文化紹介に対してコメントをして、交流を始めていましたが、今回は学校紹介と研究の概要説明を行いました。
学校紹介では、小松高校の特色ある部活動(ボート部・かるた部・吹奏楽部)と記念祭についてプレゼンテーションを行い、それに対して大田科学高校の生徒の皆さんも非常に熱心に沢山の質問をしてくれました。また、生徒達は韓国の発表を聞いて、英語力とプレゼンテーション能力の高さや、学校紹介での充実した施設や、学校行事に非常に驚いていました。今回から、ZOOM交流の様子を生物実験室のスクリーンで放映し、沢山の生徒と先生が見に来てくれました。
次回(11月4日(金))は、研究をより深めて発表することになるので、とても楽しみです。
【SSH】関東サイエンスツアー (理数科1年生)
9月20日(火)21日(水)に、理数科1年生が関東サイエンスツアーに行きました。
お忙しい中、またコロナ禍で大変な状況の中、ご協力くださった東京大学・東京工業大学・理化学研究所の皆様に心より感謝申し上げます。
また、理数科OBのみなさんも、後輩のために駆けつけて貴重なお話をしていただき、本当にありがとうございました。
<1日目>
午後;東京大学(本郷キャンパス) 宇宙物理学・天文学(戸谷 友則先生)
素粒子実験(浅井 祥仁先生)
化学生命工学(鈴木 勉先生)
ナノバイオマテリアル(宮田 完二郎先生)
夜;OBのみなさんとの懇談会
<<東大 戸谷研究室>> <<東大 浅井研究室>> <<東大 鈴木研究室>>
<<東大 宮田研究室>> <<東大キャンパスツアー>>
<<東大安田講堂前 集合写真>> <<東大赤門前 集合写真>>
<<OBのみなさんとの懇談会>>
<2日目>
午前; ◎東京工業大学大岡山キャンパス
◎理化学研究所横浜キャンパス
2グループに分かれて研修
<<東京工業大学>> <<理化学研究所>>
<<東工大 集合写真>>
<生徒の感想より>
・ 大学の先生方の講義が面白く、大学ではこのような素晴らしい環境で研究をしたいという気持ちが湧いたのですごくいい機会だったと思う。
・ 先生・学生の両方から、どんなことをしているのか、生活・学習はどんなふうなのかについて聞けたのは、進路学習だけでなく意欲の面でもすごく良かった。
・研究者の視点などから、今までとは違う刺激を得ることができた。研究職と聞くとあまりどんなものかわからなかったが、今回で研究職の楽しさや探究心などを感じることができた。
【SSH】科学探究・課題探究Ⅲ特別講義(理数科・普通科理系3年生)
9月21日(水)5,6限目、名古屋大学大学院理学研究科理学専攻 物理科学領域 内橋貴之教授をお招きして、理数科・普通科理系3年生を対象に、科学探究・課題探究Ⅲ特別講義が行われました。
内橋先生は「見て触って理解するタンパク質の働きー分子生物学の最前線」という題目で、「生物物理学」という領域融合分野の最先端の研究に関する講義をしてくださいました。生徒達は、ナノレベルの極小の世界で分子のダイナミックな動きを、直接観察したり触れたりできるまで科学が進歩しているということに感嘆し、研究はさまざまな分野から広い視野で考えることが大切であるということを学びました。
生徒達からは、「今ある技術や実験器具を使って、色々な人が工夫を凝らして、人の目には見えない世界を観察していることに驚いたし、想像以上に地道な実験を積み重ね、様々な実験方法を発想していて、研究というのは発想や努力の世界なのだと感じ、大学での勉強が楽しみになった。」「仮説に対して実証するために、同じ実験対象に対して異なる研究者が異なる操作を行い、工夫したり足りないものを作ったりと型にはまらないクリエイティブな方法で結果を残していたのが面白かった。」という声が聞かれ、学問や大学での研究に対する視野を広げることができました。
【SSH】課題探究Ⅰ・ものづくりの現場を知る(理数科1年生)
8月4日(木)理数科1年生が、石川樹脂工業株式会社を訪問し、工場において透明度の高い樹脂製グラス類や食器などの製造過程を見学させていただきました。
生徒達は、熟練の職人のみなさんの技を見せていただくとともに、コンピュータ化が進んだものづくりの現場で、品質の高い均一な製品が安全にできあがる様子に大変感銘を受けていました。
受け入れていただいた石川樹脂工業株式会社の皆様、本当にありがとうございました。
なお、午後から株式会社 ヤマト醤油味噌を訪問させていただく予定で、生徒達も大変楽しみにしていたのですが、この日の大雨により中止になりました。株式会社 ヤマト醤油味噌の皆様にも、受け入れのご準備をいただき、本当にありがとうございました。
【SSH】マスフェスタ(理数科2年生)
8月27日(土)大阪府立大手前高等学校において、「マスフェスタ」が開催され、理数科2年生数学班9人が参加しました。生徒達は、これまでの研究成果をポスター発表し、活発な質疑応答を行いました。
生徒達からは、「質疑応答を通して、自分たちの研究に向き合い、研究に対する考えを整理できたので、とても良かった」「自分たちの研究と似たような研究をしている学校の生徒や先生と交流でき、お互いの研究について意見を交わす中で、自分たちの研究をより深められた」「今後は初めて見た人でも、自分たちの研究の内容が理解できるような説明の構成を考えたい。また、資料についても、見る人が一目で分かるように工夫したい」という声が聞かれました。
【SSH】地学野外実習(理数科1年生)
8月18日(木)午後から、理数科1年生の「地学野外実習」が行われました。
参加した生徒達は石川県立自然史資料館で展示物を見学した後、和気の里で巨大流紋岩を見学しました。
【SSH】全国総文自然科学部門(理数科3年生)
8月2日、3日、4日、理数科3年5名(化学3名、物理2名)が全国総文自然科学部門に参加しました。
化学3名は「平面展開による銅樹の成長過程における経時変化(白化・緑化)の研究」という題で口頭発表を行い、物理2名は「瓶から液体を注ぐときに出る音の性質について」という題でポスター発表を行いました。
また最終日の4日には生徒交流会に参加し、全国の生徒たちと交流する会もありました。
生徒からは「県内だけでなく全国の場で発表する貴重な体験ができた」「ポスター発表は大変だったが自分たちの研究の面白さを分かってもらえて嬉しかった」という声が聞かれました。
大雨の影響で帰りは5日になりましたが、実りの多い体験ができました。
【SSH】SSH生徒研究発表会(理数科3年生)
8月3日(水)4日(木)、理数科3年生2名が学校を代表してSSH生徒研究発表会に参加しました。この発表会は、全国のSSH指定校が集まり、課題研究の成果を発表する場として毎年神戸で開催されています。
本校の代表生徒は「物理・工学分野」において「瓶から液体を注ぐときに出る音の性質について」という題でポスター発表を行いました。
生徒からは、「全国から集まった生徒や先生と研究について議論する中で、新たな発見があった。」「どの学校の発表もレベルが高く、多くの刺激が得られた。」という声が聞かれました。
4日に小松に帰る予定が、大雨の影響で5日まで神戸に滞在するというトラブルもありましたが、無事に帰ってくることができました。
【SSH】金沢大学「理学の広場」(理数科1年生)
8月8日(月)金沢大学において「理学の広場」が開催され、理数科1年生が、数学・物理・化学・生物・計算情報の5つの分野で行われたセミナーに参加しました。生徒達からは、「高度で複雑な内容であったが、大学に進学してからの学びをイメージすることができた」「他校の人達とも話し合いながら、学ぶことができ興味を持って臨むことができた」という声が聞かれました。
【SSH】第2,3,4回高校生と究める探究教室(美川中学校・中海中学校・松東みどり学園)
SSH4期目の探究活動の普及の一環として、理数科1年生が7月29日(金)美川中学校、8月1日(月)午前に中海中学校、午後に松東みどり学園を訪れ、「高校生と究める探究教室」を開催しました。
参加した生徒達からは「普段の学習では行わない実験で興味深かった」「自分たちが教えるつもりで行ったが、教えられることばかりだった」「中学生がみんな熱心に考えていて圧倒された」「自分たちが試作した実験装置で中学生に勝つことができると思っていたが、負けてしまった。中学生のアイデアがよく練られており、とても勉強になった」という声が聞かれ、大変充実した時間となりました。
【美川中学校】第2回高校生と究める探究教室
【中海中学校】第3回高校生と究める探究教室
【松東みどり学園】第4回高校生と究める探究教室
【SSH】大学実験セミナー(理数科2年生)
7月25日(月)26日(火)、理数科2年生が参加し、石川県立大学で「大学実験セミナー」が行われました。コロナ感染予防対策として、1クラスを2つの班に分けて、1日目は1班がセミナーB、2班がセミナーAに参加、2日目は1班がセミナーA、2班がセミナーBに参加することで、全員がAとBの両方のセミナーに参加することができました。
セミナーAでは食品科学科准教授小柳喬先生が、「食品に含まれる微生物についての講義と実験」の指導してくださいました。食品生物学者になることを目標に、培養してある7種類の菌を加熱固定して、グラム染色をしてから顕微鏡で観察し、菌の持つ性質を調べて、結果についてディスカッションし、同定しました。生徒からは、「実際に菌の同定をするプロセスが興味深かった。」「もともと食品分野に興味があり、セミナーを通してさらに学びたくなった。」「普段見ることのできない菌や酵母などを顕微鏡で観察し、その特徴から種まで推定できて楽しかった。」という声が聞かれました。
セミナーBでは生物資源工学研究所助教中谷内修先生が「電気泳動法によるmRNAの分離、検出についての講義と実験」の指導をしてくださいました。mRNAからを逆転写酵素によってcDNAを作製し、PCRによって増幅させ、電気泳動により分離後、ゲル内のDNAを切断し、染色して、観察しました。生徒からは「昨年度のサイエンスツアーでの実験内容とつながりを感じながら、セミナーを受講することができた。」「RNAの抽出という高度な実験ができて嬉しかった。」「セミナーを通して自分がまだまだ知識不足であることを認識し、これからの学習への意欲が高まった。」という声が聞かれました。
コロナ禍で大変な状況の中、ご協力くださった石川県立大学の先生方、TAの方々、関係者の方々に感謝申し上げます。
【セミナーAの様子】
【セミナーBの様子】
【SSH】生物野外実習(理数科1年生)
7月21日(木)、理数科1年生の生物野外実習が行われました。
日程
6:30 学校集合
7:00 出発
10:00 のと海洋ふれあいセンター到着
到着後着替え
11:00~12:00 海洋生物採集
12:00~12:30 着替え
12:30~13:30 昼食
13:30~14:30 ウニ人工授精・発生実験(実験室)
海洋生物観察(実験室)
14:30~15:00 片付け
15:30 のと海洋ふれあいセンター出発
18:30 学校到着
今年度の生物野外実習は、新型コロナウィルス感染の状況から、石川県のガイドラインに沿って、日帰りの実習となりましたが、理数科40人全員が参加し、すべての実習に熱心に取り組んでくれました。
午前は3年ぶりにウェットスーツを着て海に潜り、海洋生物採集をしました。実験の班の仲間たちで仲良く協力し合って、ウニを含む棘皮動物を熱心に採集し、今年は天候にも恵まれ、ウェットスーツを着て潜ることができたため、例年以上のウニを採集することができました。理数科1年生の何事にも一生懸命取り組む様子を見ることができました。
午後は午前に採集したウニを人工受精させ、発生の様子を顕微鏡で観察しました。また、発生観察の合間に採取したウニやヒトデ、海藻などの海洋生物の観察・同定およびスケッチを行いました。今年は沢山の海洋生物を採集できたため、とても充実した実習となりました。ウニの人工受精はほぼ全ての班が成功し、生徒たちはとても喜んでいました。
【校長先生挨拶】
【集合写真】
【海洋危険生物に関する講義】 【海洋生物観察】
【ウニの観察】 【ウニの人工受精】
【SSH】第1回高校生と究める探究教室(山代中学校)
SSH4期目の探究活動の普及の一環として、7月15日(金)放課後、理数科1年生6名が参加し、加賀市立山代中学校で第1回「高校生と究める探究教室」を行い、中学生に対して実験器具の製作のお手伝いやアドバイスをしました。
参加した理数科の1年生からは、「中学生の発想が柔軟で一緒に実験して楽しかったし勉強になった」という声が聞かれました。
次の「高校生と究める探究教室」は、7月29日(金)白山市立美川中学校で行います。
【SSH】第2回こまつ研究サポートプログラム
7月13日(水)5,6限、2年理数科の学校設定科目「課題探究Ⅱ」で第2回こまつ研究サポートプログラム「第2回課題研究中間報告会」が行われました。
生徒達は大学の先生方に「第1回課題研究中間報告会」の後、約2か月自分たちで試行錯誤しながら進めてきたこれまでの進捗状況を聞いていただき、今後どのように研究を進めていくべきかについてご指導・ご助言をいただきました。
生徒達からは、「専門的な視点からアドバイスをもらうことができた。特に、高度な機器の使用など大いに役立つアドバイスが得られた」「これまで自分たちが考えていたテーマは広かったが、その絞り方について有益な助言をもらうことができた」「実験に行き詰っていたが、大学の先生方のアドバイスのおかげで前に進めそうと感じる」「大学の先生が自分たちの取り組みを前向きな言葉で応援してくれたことが心強く感じる」「大学の先生たちとのディスカッションの中で、自分たちの進捗について整理することができ、同時に知識不足を痛感した」という声が聞かれました。
【参加していただいた大学の先生方】
北陸先端科学技術大学院大学 國藤 進 先生 (数学)
金沢大学 理工研究域 数物科学系 佐藤 政行 先生 (物理)
金沢大学 理工研究域 フロンティア工学系 小松﨑 俊彦 先生 (物理)
金沢大学 理工研究域 数物科学系 川上 裕 先生 (数学)
金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科 草野 英二 先生 (化学)
石川県立大学 生物資源工学研究所 中谷内 修 先生 (生物)
【SSH】課題探究(2年生普通科理系課題研究)開講式
7月11日(月)2年普通科理系生徒を対象に、課題研究開講式が行われました。
課題研究とはどのようなものか、課題研究を行う意義、どのように研究を進めていくか、等について、例を挙げながら説明がありました。生徒達は非常に真剣に話を聞き、やる気に満ちているのが感じられました。
その後各部屋に分かれて、グループ決めを行い、早速テーマについて考え始めました。これから各グループがどのような研究を自分たちで考えて行っていくのか、大変楽しみです。
【SSH】評価についての教員研修
6月30日(木)期末考査4日目に福井大学遠藤貴広氏を講師に招いて、評価に関する研修を行いました。研修は探究活動の評価、ポートフォリオ、生徒参加型ルーブリックの取り組みに関する内容でした。参加した教員からは「探究活動の評価方法やポートフォリオの活用方法について参考になる点が多かった」「本校SSHの取組の特色および課題を全体で共有する場となり、良かった」との声もあり、今後の教育活動の質を高める機会となりました。本校の探究活動の更なる充実を図るべく教職員一丸となって尽力していく所存です。
<学校長挨拶> <遠藤先生の研修の様子>
【SSH】第2回課題研究指導についての教員向け研修
5月11日(水)放課後、石川県立大学 生物資源工学研究所 助教 中谷内 修先生を講師にお招きして、第2回課題研究指導についての教員向け研修会が行われました。
「探究活動の目的とテーマ設定・実験設計」というテーマでの2回目の講義で、「課題決めの要点」や、「因果関係と相関関係」、「指導教員はどのようにサポートできるのか」等、1回目で教えていただいた内容をより深く、具体的に講義をしていただきました。
中谷内先生の情熱に圧倒され、多くのことを学ぶことができて、あっという間の90分でした。理系のテーマだけでなく、文系のテーマにも応用できる内容を研修することができて、大変参考になりました。
【SSH】第1回こまつ研究サポートプログラム
5月11日(水)5,6限、2年理数科の学校設定科目「課題探究Ⅱ」で第1回こまつ研究サポートプログラム「課題研究中間報告会」が行われました。生徒達はテーマの案やその実証方法について、大学の先生方に自分たちの考えを説明し、アドバイスを頂きました。
会の終了後、生徒達から「自分たちで分からなかったことを、様々な視点から指摘していただけて、視野が広がった」「仮説を踏まえてテーマを決めることが大切だと分かった」「知らなかった知識を得ることができ、そこから新しい発見もあって参考になった」という感謝の声が聞かれました。次回は7月13日(水)に行う予定です。
【参加していただいた大学の先生方】
北陸先端科学技術大学院大学 國藤 進 先生 (数学)
金沢大学 理工研究域 数物科学系 佐藤 政行 先生 (物理)
金沢大学 理工研究域 フロンティア工学系 小松﨑 俊彦 先生 (物理)
金沢大学 理工研究域 数物科学系 川上 裕 先生 (数学)
金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科 草野 英二 先生 (化学)
石川県立大学 生物資源工学研究所 中谷内 修 先生 (生物)
<< 数学班>>
<<物理班>>
<<化学班>>
<<生物班>>
【SSH】第1回課題研究指導についての教員向け研修
4月27日(水)放課後、課題研究などの探究活動の授業を担当する教員を対象に、研修会が行われました。
石川県立大学 生物資源工学研究所 助教 中谷内 修先生を講師にお招きして、「探究活動の目的とテーマ設定・実験設計」というテーマで講義をしていただきました。
課題研究での探究型学習への取り組みが生徒たちの成長や大学での学びにとっていかに重要であるか、なぜ研究に仮説が必要なのか、指導教員はどのようにサポートしていくのが望ましいのか等、非常に分かりやすく教えていただきました。次回の第2回研究会は5月11日(水)に開催されます。
【SSH】探究基礎オリエンテーション
本日4月22日(金)普通科1年生の学校設定科目「探究基礎」のオリエンテーションがありました。「探究基礎」は探究力育成を目標に、前期は「証拠を使って論理的に立証する」ための活動であるディベート小論文を行い、後期は、文系希望者は基礎課題研究、理系希望者は探究スキル育成講座を行います。
生徒達は担任の先生方によるモデルディベート「高校でも給食を導入すべきである」を集中してメモを取りながら聞き、各先生の論に対してどのように反論できるか考え、意見交換をしました。最後には生徒達によって勝敗をジャッジしてもらい、否定側の先生方の勝利となりました。
【SSH】「課題研究Ⅱ」開講式
4月20日(水)理数科2年生「課題研究Ⅱ」の開講式がありました。この授業では、各グループが自分たちで設定したテーマで、1年間研究を行います。
初めに垣地校長先生より、激励の言葉がありました。校長先生は、「作図問題」や「無理数」などに関連するテーマで、過去に課題研究を担当したときのエピソードについて述べられた後、「これはどうなっているのか、なぜこうなるのか、という純粋な気持ちを大切に課題設定をしてほしい。昨年ノーベル賞を受賞した眞鍋 淑郞さんの言葉にも、『好奇心が研究の原動力だった』というものがある。この授業では大学の先生方からアドバイスを受けることができるし、みなさんの大学での研究につながっていくような研究になると嬉しい」と話してくださいました。生徒達は顔を上げてしっかりと話を聞いており、その表情にはやる気があふれていました。
さらに年間スケジュール、研究のプロセス、記録を残すことの大切さ、パソコンや実験室の使用、物品の購入などに関する説明が行われました。その後生徒達は早速各グループに分かれて、課題設定について話し合いを始めていました。
「課題探究Ⅱ」課題研究英語ポスター発表会
3月16日(水)5,6限目に、理数科2年生が1年間取り組んだ課題研究を英語で発表しました。今年度より実施形態をポスター発表の形式に変更し、北陸先端科学技術大学院大学の國藤進先生、助教・講師の先生方、大学院生(留学生)、他校のALTの先生方をお迎えして発表会を開催しました。多くの生徒が全く、あるいはほとんど原稿を見ることなく、自信をもって堂々と発表していました。質問に対しても臨機応変にしっかりと対応できていました。生徒達からは、「生の英語を聞いて、その場で英語で答えるということはなかなか経験できないし、とても良い機会だった。」「相手に伝わるように、思い切って英語で会話することができた。」等、とても充実した時間だったという声が多く聞かれました。長年小松高校生を指導して下さっているALTのマーカス先生は、「今までの発表会の中で一番良かった。発表はもちろん、質疑応答もリラックスして、自然に相手とやりとりができていて、素晴らしかった!I'm so happy!」と言ってくださいました。6限目からは理数科1年生も参加し、「とても難しかったが、来年自分たちも頑張りたい。」という声が聞かれました。
お忙しい中講評者として来校してくださった大学の先生方や大学院生・ALTの先生方、本当にありがとうございました。
課題探究Ⅰ「課題研究入門講座」
3月3日(木)学校設定科目「課題探究Ⅰ」(理数科1年生)では、こまつ研究サポートメンバーの石川県立大学中谷内修先生から「課題研究入門講座」として課題研究についての講義を受けました。
課題研究の意義や手法、テーマ設定の仕方について、丁寧に説明をしてくださいました。生徒達は2年生で自分たちが主役となって行う課題研究に向けて、大変真剣に、メモを取りながら話を聞いていました。
1年普通科「探究基礎」探究スキル育成講座ポスター発表会
2月17日(木)1年普通科「探究基礎」の探究スキル育成講座のポスター発表会が行われました。
探究スキル育成講座では、生徒達は化学と数学から1つの分野を選択し、化学班は自分達で準備した試料の酸の濃度を滴定で調べることで、味と酸の関係を考察してきました。数学班は、それぞれの班が自分たちで選んだテーマに沿って研究を進めてきました。わかりやすいポスター作成や説明の仕方など、班によっていろいろ工夫している様子が見られ、とても興味深く視聴することができました。発表者も視聴者も熱心にポスターセッションしていました。来年度、2年生で行う課題研究がとても楽しみです。
<発表の様子>
2年生普通科理系 課題研究ポスター発表会
1月17日(月)半年間の研究の集大成として、2年生普通科理系の課題研究のポスター発表会が行われました。数学、物理、化学、生物、体育の5分野の研究について、自分たちが設定したテーマに関するポスター発表を行いました。みんな自信を持って堂々と発表し、他のポスターに対しても熱心に質問をしていました。
この日は科学技術振興機構(JST)の主任調査員 桒原爾先生と、石川県教育委員会学校指導課 寺岸俊哉先生が、物理・数学の授業と、ポスター発表会を参観しに来てくださいました。桒原先生から「生徒のみなさんの一生懸命さが伝わってきた。内容を伝えようという強い思いを感じました。」という励ましの言葉を頂きました。この経験を生かして、大学で行う研究につながる日々の学習に対しての頑張りを期待したいです。
【物理の授業の様子】
【ポスター発表の様子】
サイエンス・フェスタ2021 in サイエンスヒルズこまつ
12月12日(日)にサイエンスヒルズこまつで開催された「サイエンス・フェスタ2021」に、本校の生物部、理化部の生徒19名が参加し、3つの実験講座(「携帯カイロを自作してみよう!」「DNAストラップをつくろう!」「カオスを体験しよう!」)を行いました。会場では、小松高校のブースに100人を超える子供たちが来てくれました!参加した小学生たちは、新型コロナウイルスの感染防止対策をしっかりとりながら、とても熱心に、また楽しそうに実験に取り組んでいました。
【携帯カイロを自作してみよう!】【DNAストラップをつくろう!】 【カオスを体験しよう!】
WPI サイエンスシンポジウム・石川県SSH生徒研究発表会 合同開催
12月18日(土)石川県立音楽堂で、石川県のSSH指定校3校(金沢泉丘高校、七尾高校、小松高校)とNSH(ニュースーパーハイスクール)指定校の金沢二水高校、そして金沢大学付属高校が参加して、WPI サイエンスシンポジウム・石川県SSH生徒研究発表会が合同開催されました。
SSH指定3校による口頭発表が行われ、本校からは、11月の校内選考会で選ばれた理数科2年生の課題研究2グループ「 瓶から液体を注ぐときに出る音の性質について」と「フィボナッチ数列による面積のパラドックスの考察」が代表として発表を行いました。その後、参加校5校のすべての課題研究のポスター発表が行われました。ここで、理数科2年生の生徒達は、他校の生徒達や先生方とのポスターセッションを行うことで、今後の研究の参考にすることができました。
また、審査の結果、「 瓶から液体を注ぐときに出る音の性質について」が口頭発表・ポスター発表共に最優秀賞を受賞し、来年3月に京都大学で行われる「京都大学サイエンスフェスティバル2021」への石川県代表に選ばれました!さらに「フィボナッチ数列による面積のパラドックスの考察」がポスター発表の奨励賞を受賞しました!
【とくとく音 口頭発表の様子】
【とくとく音 最優秀賞W受賞!】
【フィボナッチ数列 口頭発表の様子】
【フィボナッチ数列 奨励賞受賞!】
【ポスター発表の様子】
SSH研究発表会
12月15日(水)SSH研究発表会を開催し、大学の先生方及び県内の高校の先生方など多数ご来場いただきました。午前は公開授業(「理数数学Ⅱ」・「課題探究Ⅰ」)、午後はポスター発表会を行いました。なお、公開授業の様子はYouTubeでライブ配信され、事前に申し込んだ沢山の方が見てくださいました。
<午前:公開授業>
(1) 「理数数学Ⅱ」(2,3限;理数科2年生対象)では数学と物理の融合授業が行われました。最短距離や、つりあい問題について、微分を用いた最小作用の原理から考察しました。
(2) 「課題探究Ⅰ」(3限;理数科1年生対象)では物理の探究授業が行われました。アクリル板に光の減衰実験に取り組み、得られた実験結果について物理的に考察しました。
生徒たちからは、「習っていない内容を、実験を通して自分で考えて発見し、結果を考察できたのが良かった」、「解いたことのある問題を新しい方法で解くというのがとても面白かった」という感想が聞かれました。
<午後:学校設定科目「課題探究Ⅱ」ポスター発表会>
5限目はこれまでの研究の集大成として、大学の先生や大学院生の方々をお招きして、ポスター発表会を行いました。みなさん大変熱心に耳を傾け、様々な専門的アドバイスをしてくださいました。自分たちが考えていなかった新しい視点からの提案をしてもらえて、より深く研究について考えることができて、生徒達はとても喜んでいました。
また、6限目は理数科1年生を対象にポスターセッションを行いました。ここでも熱心な質疑応答が行われ、多くの理数科2年生からは「前回の口頭発表と比べてポスター発表は距離が近いので、より詳しく伝えることができて良かったし、1年生がたくさん質問をしてくれてとても嬉しかった」という声が聞かれ、参観した理数科1年生からは「2年生の工夫とまとめ方がとても参考になり、来年につなげたいと思った」いう声が多数聞かれました。その後、ポスターセッションで指摘していただいたことを今週土曜日に行われる石川県SSH生徒研究発表会(WPIサイエンスシンポジウム)に生かせるように、すぐに話し合い、ポスターの内容を再検討・手直しを行いました。
講評者として来校してくださった大学の先生や大学院生・大学生の方々、本当にありがとうございました。
★来校してくださった先生・大学院生・大学生
北陸先端科学技術大学院大学 國藤 進 名誉教授
金沢大学 理工研究域数物科学類 佐藤 政行 教授
金沢大学 理工研究域数物科学類 阿部 聡 教授
金沢大学 理工研究域フロンティア工学類 小松﨑 俊彦 教授
金沢大学 理工研究域フロンティア工学類 樋口 理宏 准教授
金沢大学 理工研究域数物科学類 川上 裕 准教授
金沢大学 理工研究域地球社会基盤学系 森下 知晃 教授
金沢工業大学バイオ・化学部応用化学科 草野 英二 教授
金沢工業大学バイオ・化学部応用化学科 鈴木 保任 教授
福井大学教育・人文社会系部門 遠藤 貴広 准教授
石川県立大学 生産科学科 髙原 浩之 准教授
石川県立大学 生物資源工学研究所 中谷内 修 助教
金沢大学 理工研究域数物科学類修士1年 宮崎 真悠子 氏
金沢大学 理工研究域数物科学類修士1年 山岡 弘学 氏
金沢大学 理工研究域数物科学類修士2年 南 裕也 氏
金沢大学 理工研究域数物科学類修士2年 渡邉 元嗣 氏
金沢大学 理工研究域地球社会基盤学類修士1年 石黒 歩 氏
金沢大学 理工研究域地球社会基盤学類修士1年 岡田 颯馬 氏
石川県立大学 生産科学科4年 松山 純佳 氏
石川県立大学 生産科学科4年 日比野 隼平 氏
【公開授業の様子】
【ポスター発表会の様子】
第3回韓国ZOOM交流
11月22日(月)に28Hの11名の生徒が参加し、大田科学高校とのZOOM科学交流の最終回(2021 DSHS Komatsu International Exchange Program) が行われました。
事前に、9月27日(月)に第1回(自己紹介と学校紹介)、10月28日(木)に第2回(発表班による研究の概要説明)を行ってきましたが、最終回では、両校の校長先生の挨拶の後、28Hの研究2班の発表(鉱脈の予想の研究、最も消臭効果のある物質の研究)、共同研究班の発表(土壌の液状化現象に関する研究、種子の発芽における水質分析の研究)が行われ、質疑応答を通して、各研究への理解を深めました。
また、両国の文化をより深く理解するために韓国の子供の遊び、韓国の映画に見られる韓国文化、日本のスポーツ(相撲・弓道・競技かるた)、石川県の祭りに関する文化紹介発表が行われました。祭りの発表では、「山中節輪踊り」の手の動きを紹介し、全員で踊りに挑戦する場面があり、大変盛り上がりました。
韓国の先生方からも小松高校生徒の積極的な参加に対して、賞賛の声がありました。
【2021 DSHS Komatsu International Exchange Program リーフレット】
【記念のスクリーンショット!】 【山中節輪踊りの様子】
校内SSH生徒研究発表会
11月3日(水・祝)理数科2年生の学校設定科目「課題探究Ⅱ」における課題研究の校内発表会が行われました。なお、発表会の様子はYoutubeでライブ配信され、事前に申し込んだ沢山の方が見てくださいました。
生徒達は10グループに分かれ、それぞれのテーマで約半年間取り組んできた課題研究の結果についてパワーポイントで、口頭発表しました。
審査員として大学の先生方をお招きし、審査・講評をしていただきました。これらのアドバイスを今後の研究に生かして、さらに研究を深めていってほしいと思います。
参加した理数科1年生は来年度、自分たちが実際に課題研究を行うので真剣そのものでした。とても活発な質疑応答が行われ、1年生は来年に向けて、2年生はこれからの研究に大変参考になったのではないかと思います。
今年度も昨年度に引き続き、ゲストとして大聖寺高校、小松明峰高校が研究発表してくださいました。忙しい中研究をまとめ、発表のために来校していただき本当にありがとうございました。
★審査員の先生方
國藤 進(数学・北陸先端科学技術大学院大学 名誉教授)
伊藤 正樹(生物・金沢大学理工研究域生命理工学系 教授)
田中 忠芳(物理・金沢工業大学基礎工学部 准教授)
加賀谷重浩(化学・富山大学大学院理工学研究部 教授)
川上 裕(数学・金沢大学理工研究域数物科学系 准教授)
森下 知晃 (地学・金沢大学 理工研究域地球社会基盤学系 教授)
寺岸 俊哉(生物・石川県教育委員会学校指導課 指導主事)
★発表順
大聖寺高校 学校をよりよくするための取り組みについて
小松明峰高校 マスクと飛沫
インクの広がりと紙の密度の関係
鉱脈の予測
瓶から液体を注ぐときに出る音の性質について
フィボナッチ数列による面積のパラドックスの考察
指スマにおけるセメントの有用性
スピルリナの増殖条件についての研究
二次元バーコードを利用した暗号の作成
平面展開による金属樹(銅樹)の成長過程における経時変化(白化・緑化)の研究
ヨーヨーのメカニズム
最も消臭効果のある物質は何か
大聖寺高校の発表 ↓ 小松明峰高校の発表 ↓
第2回韓国ZOOM交流
10月28日(木)、韓国大田科学高校との第2回ZOOM科学交流が開催されました。
今回は科学研究の進捗状況を発表し、質疑応答を行いました。
次回(11月22日(月))は、いよいよ最終回。発表会本番です!科学研究発表と、日本文化紹介発表を行います。
いしかわ高校科学グランプリ(科学の甲子園 石川県予選)
10月16日(土)いしかわ総合スポーツセンターで行われた「いしかわ高校科学グランプリ」に参加しました。
午前は数学、物理、化学、生物、地学、情報の筆記競技が行われ、午後は実技競技(総合系)が行われました。生徒たちは出場が決まった7月から熱心に問題を解いたり、実技競技の練習を行ったりして、この日に備えてきました。実技競技では、チーム同士で応援の拍手を送りあうなど、一丸となって取り組み、大いに会場を盛り上げていました。
<参加チーム名>
28H・24H チーム名「小松高校B」
28H チーム名「小松高校A」
28H チーム名「部分分数分解のタガエッティー」
18H チーム名「松島Girls」
18H チーム名「ハンマーヘッド」
18H チーム名「アゼチーズ・タキツブテ」
【2年生チームの集合写真】 【1年生チームの集合写真】
第1回韓国ZOOM交流
9月27日(月)、韓国大田科学高校との第1回ZOOM科学交流が開催されました。
今回はお互いの自己紹介、研究の概要説明、学校紹介を行いました。
生徒達は、大田科学高校の生徒の英語力とプレゼンテーション能力の高さや、学校紹介での充実した施設に非常に驚いていました。お互いの発表に対して活発に質疑応答をすることができ、充実した交流になりました。
次回(10月28日(木))は、研究をより深めて発表することになるので、その準備に向けて生徒達はやる気をみなぎらせていました。
理数科1年生「サイエンスツアー」
9月24日(金)サイエンスツアーとして、理数科1年生が金沢大学理工学域と石川県立大学を訪問しました。感染症対策をしっかり行い、2グループに分かれて、バス2台にそれぞれ分乗し訪問先へ向かいました。
石川県立大学では、中谷内先生のご指導のもと、ウィルスの1種λファージのDNAを制限酵素で切断し、電気泳動により分離後、ゲル内のDNA切断を染色して、観察しました。今回の実験は生徒にとって、全てが初めての経験で、バイオテクノロジーの一端に触れ、遺伝子を扱う細かい作業を班で協力しあいながら熱心に取り組んでいました。
金沢大学では、数物科学類、物質科学類、フロンティア工学類、機械工学類の研究室訪問を行いました。生徒達は大学生から、現在おこなっている研究の内容について説明を受け、興味をもって熱心に質問をしていました。学生の皆さんの生の声を聞くことができて、とても刺激を受けていました。また、大学の先生方は研究室や実験装置などについて丁寧に説明してくださいました。
帰りのバスの中では「沢山研究室を見せてもらうことができて、進路選択の参考になった」「工学部の巨大な研究施設を見ることができてよかった」「目に見えないものを想像することが大切だと分かった」等の声が聞かれました。お忙しい中、またコロナ禍で大変な状況の中、ご協力くださった大学の先生方、関係者の方々に感謝申し上げます。
【石川県立大学での様子】
【金沢大学での様子】
大学実験セミナー(理数科2年)
7月26日(月)27日(火)、石川県立大学で「大学実験セミナー」が行われました。A班では食品科学科准教授小柳喬先生が講師として、食品に含まれる微生物についての講義と実験の指導してくださいました。B班では生物資源工学研究所助教中谷内修先生が電気泳動法によるDNAの分離、検出についての講義と実験の指導をしてくださいました。
A班は、1日目に食品に含まれる微生物についての講義、食品サンプルから抽出した微生物の培養を行い、2日目に前日仕掛けた食品サンプルから抽出した微生物の生菌数の確認と検鏡を行いました。生徒達は、顕微鏡で見た染色した菌の食品毎の違いに感動し、抽出した菌を顕微鏡で見せ合ったり、写真を撮ったりして、大変盛り上がりました。
B班は、1日目の予定が変更になり、2日目はウィルスの1種λファージのDNAを制限酵素で切断し、電気泳動により分離後、ゲル内のDNA切断を染色して、観察しました。DNAを目で見るだけでなく、大きさを確認することができて、生徒達はとても嬉しそうでした。
コロナ禍で大変な状況の中、ご協力くださった石川県立大学の先生方、TAの方々、関係者の方々に感謝申し上げます。
<A班の様子>
<B班の様子>
生物野外実習(理数科1年)
7月22日(木)、理数科1年生の生物野外実習が行われました。
日程
6:30 学校集合
7:00 出発(バス2台に分乗)
10:00 のと海洋ふれあいセンター到着
到着後着替え
11:00~12:00 海洋生物採集
12:00~12:30 着替え
12:30~13:30 昼食
13:30~14:30 ウニ人工授精・発生実験(実験室)
海洋生物観察(実験室)
14:30~15:00 片付け
15:30 のと海洋ふれあいセンター出発
18:30 学校到着
今年度の生物野外実習も、新型コロナウィルス感染の状況から、石川県のガイドラインに沿って、実習を行いました。よって、今年も残念ながら日帰りの実習となりましたが、理数科の生徒全員すべての実習に熱心に取り組んでくれました。
午前は海に入って海洋生物採集をしました。今年もウェットスーツを着て海に潜ることはできませんでしたが、足だけ海につかって海洋生物を採取しました。コロナ禍で予防対策を意識しながらも、実験の班員どうし協力しあって楽しそうに取り組んでいました。この様子を見ていたら、理数科1年生のこれからの活躍がとても楽しみになりました。
午後は午前に採集したウニを人工受精させ、発生の様子を顕微鏡で観察しました。また、発生観察の合間に採取したウニやヒトデ、海藻などの海洋生物の観察・同定およびスケッチを行いました。ウニの人工受精は多くの班が成功し、生徒たちはとても充実した様子でした。
開校式(校長先生挨拶) 海の危険生物に関する講義 海洋生物観察
ウニの観察 ウニの放精、放卵 人工受精させた胚の顕微鏡観察
みんなで集合写真!
課題探究(2年生普通科理系課題研究)開講式
7月13日(火)、2年普通科理系生徒を対象に、課題研究開講式が行われました。
9月から、自分たちが設定したテーマについて、研究をスタートさせます。開講式では、みんな真剣に研究を進めるにあたっての諸注意を聞いていました。
第2回こまつ研究サポートプログラム
7月14日(水)5,6限、2年理数科の学校設定科目「課題探究Ⅱ」で第2回こまつ研究サポートプログラム「第2回課題研究中間報告会」が行われました。前回の「第1回課題研究中間報告会」から約2か月が経ち、第1回で頂いたアドバイスから方向性を決めて研究を少しずつ進めてきた、これまでの進捗状況を説明し、今後の研究を進めるにあたってのご指導・ご助言をいただきました。的確なアドバイスをいただけたことで、各研究班は気持ちを新たにし、夏期休業中の期間をどのように使って課題研究を進めていくかを話し合いました。
★参加していただいた大学の先生方
北陸先端科学技術大学院大学 知識科学系 名誉教授 國藤 進先生(数学分野)
金沢大学 理工研究域 数物科学系 准教授 川上 裕 先生(数学分野)
金沢大学 理工研究域 数物科学系 教授 佐藤 政行先生(物理分野)
金沢大学 理工研究域 機械工学系 教授 小松﨑 俊彦先生(物理分野)
金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科 教授 鈴木 保任先生(化学分野)
石川県立大学 生物資源工学研究所 助教 中谷内 修先生(生物分野)
金沢大学 理工研究域 地球社会基盤学系 研究員 板野 敬太さん (地学分野)
金沢大学 理工研究域 地球社会基盤学系 研究員 長谷部 明弘さん (地学分野)
<数学班の様子>
<物理班の様子>
<化学班の様子>
<生物班の様子> <地学班の様子>
第1回こまつ研究サポートプログラム
5月12日(水)5,6限、2年理数科の学校設定科目「課題探究Ⅱ」で第1回こまつ研究サポートプログラム「課題研究中間報告会」が行われました。現段階での、テーマ設定や今後の方針の確認と相談を兼ねて、大学の先生方から専門的な視点によるアドバイスを頂きました。
会の終了後、生徒達から「大学の先生方の知識量がすごかった」「自分たちで気付かなかったことを気付かせてもらえた」「実験の方向性のヒントをもらえた」という声が聞かれ、大変勉強になりありがたかったとみんな感謝していました。さっそく班員どうしで協力しながら研究に取り組み始めていました。
こまつ研究サポートプログラム第2回目は7月14日(水)に行う予定です。
参加していただいた大学の先生方
北陸先端科学技術大学院大学 國藤 進 先生 (数学)
金沢大学 理工研究域 数物科学系 佐藤 政行 先生 (物理)
金沢大学 理工研究域 フロンティア工学系 小松﨑 俊彦 先生 (物理)
金沢大学 理工研究域 数物科学系 川上 裕 先生 (数学)
金沢大学 理工研究域 地球社会基盤学系 森下 知晃先生 (地学)
金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科 草野 英二 先生 (化学)
石川県立大学 生物資源工学研究所 中谷内 修 先生 (生物)
数学班活動の様子
化学班活動の様子
地学班活動の様子
物理班活動の様子
生物班活動の様子
探究基礎オリエンテーション
本日4月15日(木)普通科1年生の学校設定科目「探究基礎」のオリエンテーションがあり、まず探究基礎の目的やスケジュール、ディベート小論文について説明を聞きました。「探究基礎」では前期はディベート小論文、後期は、文系は基礎課題研究、理系は探究スキル育成講座を行い、探究力を養うことを目的としています。
次に、証拠を使って論理的に立証することを具体的にイメージしてもらうために、学年団の先生方によるモデルディベート「高校でも給食を導入すべきである。」が行われました。
生徒達は集中してメモを取り、各先生の論に対してどのように反論できるか考え、意見交換をしました。最後には生徒達によって勝敗をジャッジしてもらい、否定側の先生方の勝利となりました。
課題探究Ⅱ 開講式
課題探究Ⅱ 開講式 4月14日(水)
理数科2年生の「課題探究Ⅱ」の開講式が行われました。
「課題探究Ⅱ」では、各グループが設定した課題について1年間研究を行います。
開講式では、校長先生から激励の言葉をいただき、担当の先生との対面式を行いました。
みんな真剣に課題研究を行う上での諸注意を聞いていました。
校長先生から、小松高校理数科で担任をしていた時に、当時の生徒と共に課題研究に取り組んだ際のお話がありました。疑問に感じたり、自らが魅了されたりしたテーマに、情熱をもって研究を進めてほしいという激励の言葉をいただきました。
今年1年間のスケジュールと活動の際の注意点を確認しました。
1年間一緒に研究に取り組んでくださる先生方との挨拶の様子です。
課題研究英語発表会
学校設定科目「課題探究Ⅱ」課題研究英語発表会が行われました。
理数科2年生が1年間取り組んだ課題研究を英語で発表しました。ほとんどの生徒が原稿を見ずに英語でプレゼンテーションを行っていました。
他の学校のALTの方々も講評者として参加し、活発に質疑応答が英語で行われました。コロナウィルス感染症対策で、例年よりも活動が制限された今年度ですが、生徒たちは前向きに取り組みました。一年間課題研究の指導にかかわってきた立場としては、一生懸命質問に対して英語で答えようとする生徒たちの姿にとても心が熱くなりました。生徒たちの多くが「英語での発表の準備・練習は大変だったけど、達成感があった。」と答えていました。
司会者の様子 ALTの紹介
会場全体の様子 発表の様子
1年生との質疑応答の様子 ALTとの質疑応答の様子
ALTからの講評の様子
課題探究Ⅱ ポスター発表会
1月20日(水)、学校設定科目「課題探究Ⅱ」(理数科2年生課題研究)で、ポスター発表会を行いました。大学の先生や大学院生の方々をお招きして、新型コロナウィルス感染症対策をしっかり行いながらポスターセッションを行いました。
今年度の石川県SSH生徒研究発表会ではポスター発表動画を作成しweb上での発表会だったので、発表者と参観者とのポスターセッションはとても楽しかったと、生徒たちは口々に話していました。
また、大学の先生や大学院生の方々が帰られた後に理数科1年生を対象にポスターセッションを行いました。ここでも熱心な質疑応答が行われ、多くの理数科2年生からは「1年生がとても熱心に聞いてくれて、さらにたくさん質問をしてくれてとても嬉しかった。」という声が聞かれ、参観した理数科1年生からは「中学生の研究発表会とは違ったレベルの高い研究でとても楽しかったし、自分たちも課題研究をやるのが楽しみになった。」という声が多数聞かれました。
講評者として来校してくださった大学の先生や大学院生の方々、本当にありがとうございました。
★来校してくださった先生・大学院生
北陸先端科学技術大学院大学 國藤 進 名誉教授
金沢大学 理工研究域数物科学類 佐藤 政行 教授
金沢大学 理工研究域数物科学類 阿部 聡 教授
金沢大学 理工研究域フロンティア工学類 小松﨑 俊彦 教授
金沢大学 理工研究域フロンティア工学類 樋口 理宏 准教授
金沢大学 理工研究域数物科学類 川上 裕 准教授
金沢大学 環日本海域環境研究センター 松木 篤 准教授
金沢工業大学バイオ・化学部応用化学科 草野 英二 教授
石川県立大学 髙原 浩之 准教授
石川県立大学 中谷内 修 助教
金沢大学 理工研究域数物科学類修士2年 千歩 泉樹 氏
金沢大学 理工研究域数物科学類修士2年 長瀬 太一 氏
金沢大学 理工研究域数物科学類修士2年 富田 優希 氏
会場全体の様子 ポスターセッションの様子 その1
ポスターセッションの様子 その2
ポスターセッションの様子 その3
ポスターセッションの様子 その4 1年生とのポスターセッションの様子
課題探究Ⅱ 論文作成講座
1月13日(水)、新年最初の学校設定科目「課題探究Ⅱ」(理数科2年生課題研究)では、こまつ研究サポートメンバーの石川県立大学中谷内修先生から「論文作成講座」として科学研究論文についての講義を受けました。
本校の課題研究では1人1本の研究論文を作成します。まだ研究は途中ですが、論文を作成することを意識して研究を進めることが大切だと考えております。
中谷内先生から、論文を作成する際の注意点やきまりなどを話していただきました。論文を残すことの意義などを聞いて、論文作成の大切さを知り、生徒たちはさっそく論文作成の準備に取り掛かっていました。
「サイエンスツアー」 理数科1年生
サイエンスツアーとして、理数科1年生が金沢大学理工学域と石川県立大学を訪問しました。
毎年東京大学、東京工業大学、理化学研究所など関東方面を訪れていましたが、新型コロナウィルス感染症対策のため、石川県内の大学訪問となりました。また、感染症対策をしっかり行い、1クラスを2グループに分けて、バス2台にそれぞれ分乗し訪問先へ向かいました。
石川県立大学では、中谷内先生のご指導のもと、「河川に存在するDNAの分析」という内容で、河川水に含まれる外来魚DNAをリアルタイムPCRで増幅させ、電気泳動で分析しました。生徒たちはバイオテクノロジーの一端に触れ、遺伝子を扱う細かい作業を班で協力しあいながら熱心に取り組んでいました。
金沢大学では、数物科学類とフロンティア工学類の研究室訪問を行いました。大学の先生方は研究室や実験装置などについて丁寧に説明してくださり、生徒たちも熱心に質問していました。先生方も優しく丁寧に質問に答えてくださり、生徒たちはとても喜んでいました。
帰りのバスの中では「内容は難しくって理解できないところもあったが、研究に興味がわいた」と話していた生徒が多かったです。お忙しい中、またコロナ禍で大変な状況の中、ご協力くださった大学の先生方、関係者の方々に感謝申し上げます。
県立大学 中谷内先生の講義 電気泳動実験の様子 その1
電気泳動実験の様子 その2 電気泳動の結果確認の様子
金沢大学 数物科学類 数学 金沢大学 数物科学類 物理 金沢大学 物質化学類
金沢大学 フロンティア工学類の様子
石川県SSH生徒研究発表会 校内視聴会
石川県のSSH指定校3校(金沢泉丘高校、七尾高校、小松高校)とNSH(ニュースーパーハイスクール)指定校の金沢二水高校と金沢桜丘高校が参加して、石川県SSH生徒研究発表が行われます。
今年は新型コロナウィルス感染拡大のため、SSH指定3校の口頭発表2本ずつとNSH指定校2校を含めた5校のすべての課題研究のポスター発表を動画にしたものをweb上で発表します。webでの視聴は12月11日(金)~12月23日(水)までです。本校からは、11月の校内選考会で選ばれた2グループ「数当てゲームの論理的最適解の考察」と「結露量の物理的手法を用いた測定と防止法の研究」が代表として口頭発表の動画をweb上で発表しました。
12月16日(水)5限目、理数科1,2年生全員で感染症対策をしっかり行いながら本校の視聴覚室で各校の口頭発表を視聴しました。その後個別に各学校のポスター発表も視聴し、各発表の質問シートに質問を記入しました。
2年生は昨年、地場産業振興センターでの口頭発表、ポスターセッションを経験しているため、他の高校生とのポスターセッションをしたかった、という声が多数ありました・・・。早く新型コロナウィルス感染症が解決してくれるといいなあと強く思った一日でした。
校長先生の挨拶 理数科1,2年生での視聴
サイエンスフェスタこまつ2020
12月12日(土)、13日(日)にサイエンスヒルズこまつで2日間にわたって行われた「サイエンスフェスタこまつ」に生物部・理化部・理数科の有志の、あわせて20名が参加しました。
「スーパーボールをつくろう」、「DNAストラップをつくろう」、「ちりめんモンスターをさがそう」という3つのテーマで実験・観察を行いました。小学生から大人まで、2日間でのべ約100名の方々が小松高校のブースへ来てくださり、熱心かつ楽しそうに実験・観察に取り組んでくださいました。
参加した生徒たちからは、「とても疲れたが、充実した2日間だった。科学を教える楽しさを通じて、科学がおもしろいと思えた。」、「もっと喜んでもらえるような実験・観察を考えたい」などの感想が聞かれました。
来てくださった方々、協力してくださったサイエンスヒルズの方々、本当にありがとうございました。
「スーパーボールをつくろう」の様子
「DNAストラップをつくろう」、「ちりめんモンスターをさがそう」の様子
SSH研究発表会
12月9日(水)SSH研究発表会を開催しました。県内から33名の先生方が参加してくださり、新型コロナウィルス感染症対策を講じながら、「理数物理」と「理数数学特論」の公開授業を行いました。参加してくださった先生方、本当にありがとうございました。
「理数物理」(5限;理数科2年生対象)では「虹の幾何学」として、空に見えるアーチ状の虹の色の順番を物理的に考察しました。
「理数数学特論」(5,6限;理数科1年生対象)では数学と物理の融合授業が行われました。「最小作用の原理」として、光が空気からガラスに伝わるとき、どのような進み方をするかについて考察しました。
生徒たちからは、「物理をおもしろいと感じることができた」、「一生懸命考えて、自分の考えがでたときはとても達成感があった」という感想がきかれました。
公開授業「理数物理」の様子
公開授業「理数数学特論」の様子
化学グランプリ2020 全国大会銀賞
10月25日(日)、化学グランプリ2020の一次選考が行われ、本校からは理数科の3年生4名、2年生1名が挑戦しました。今年はコロナウイルス感染拡大により、一次選考はWEBでのリモート試験にて実施されました。その結果、理数科3年生女子が一次選考を通過して全国大会(11月22日(日)にWEBで実施)に進み、見事、銀賞を受賞しました。おめでとうございます!!
また、11月1日(日)、日本生物学オリンピック2020代替試験の一次試験が行われ、本校からは理数科の3年生2名が挑戦しました。今年はコロナウイルス感染拡大により、オンラインで実施されました。
韓国科学交流
12月4日(金)に28Hの12名の生徒が参加し、大田科学高校とのZOOM科学交流の最終回が行われました。
事前に、9月28日(月)に第1回(自己紹介と学校紹介)、10月28日(水)に第2回(発表班による研究の概要説明、お互いの文化に対する質問)を行ってきましたが、第3回の最終回では、両校の校長先生の挨拶の後、共同研究班の発表(ティーリーフパラドックスの発展的研究、グリシンを用いてヒスタミンを減少させる研究)、28Hの研究2班の発表(結露量の物理的手法を用いた測定と防止法の研究、天然素材を使った接着剤の研究)が行われ、それぞれの研究に対して活発な意見交換や、質疑応答がありました。また、両国の文化をより深く理解するために、日本の俳句に関する文化紹介発表と、韓国の若者の文化紹介、ハングルに関する発表が行われました。
今回は、コロナの影響でZOOMでの交流となりましたが、オンラインで、発表したり、意見を交換したりしたことは、これから重要になるスキルであり、とても充実した交流になりました。
交流の様子
校内SSH生徒研究発表会
11月3日(火・祝)学校設定科目「課題探究Ⅱ」の課題研究発表会が行われました。新型コロナウィルス感染症による休校あけの6月から約半年間取り組んだ研究について口頭発表行いました。本当に忙しい毎日でしたが、現段階での研究結果をどの班もわかりやすく発表しようと工夫していました。
今年度はゲストとして大聖寺高校、小松明峰高校も研究発表してくださいました。忙しい中研究をまとめ、発表のために来校していただき本当にありがとうございました。
発表順
大聖寺高校 スリープバスター~睡魔をぶっ壊す~
小松明峰高校 セルオートマトン・Excelを用いたシミュレーション教材
結露量の物理的手法を用いた測定と防止法の研究
可燃性気体の燃焼による爆発力の研究
数当てゲームの論理的最適解の考察
ベナール対流の発生条件と流動速度の関係
日本の絵に隠れた比率
ユズの抗酸化作用の有無についての研究
行列を用いた文字認識
ユーグレナの金属イオンによる運動抑制
天然素材を使った接着剤の研究
雪の結晶をつくる核の研究
大聖寺高校の発表の様子 小松明峰高校の発表の様子
小松高校の発表の様子(その1) 小松高校の発表の様子(その2)
質疑応答の様子 大学の先生の講評の様子
いしかわ高校科学グランプリ(科学の甲子園 石川県予選)
10月17日(土)いしかわ総合スポーツセンターで行われた「いしかわ高校科学グランプリ」に参加しました。
午前は数学、物理、化学、生物、地学、情報の筆記競技が行われ、午後は実技競技(総合系)が行われました。生徒たちは出場が決まった7月から熱心に問題を解いたり、理数科のクラス内で実技競技の練習を行ったりして、この日に備えてきました。今年は新型コロナウィルス感染症のため出場チーム数が限られており、残念ながら出場できなかった1年生の生徒もたくさんいました。来年もぜひ参加を希望してほしいです。
石川県の科学好きな生徒たちの集まりで影響されたのか、帰りのバスでは1年生の生徒たちが「とても楽しかった」、「来年も参加したい」、「来年のために今日から準備したい」という感想が聞かれ、引率した教員としてとても嬉しかったです。
参加チーム名 28H「ゆるゆるエナジーズ」
28H チーム名「束進小松駅前校」
28H チーム名『「サクサクパンダ」チャンネル登録よろしく』
17H及び18H チーム名「こんにちはクラブ」
18H チーム名「F6」
18H チーム名「ステラ」
会場の様子
第2回こまつ研究サポートプログラム「第2回課題研究中間報告会」 学校設定科目「課題探究Ⅱ」
9月16日(水)5,6限、2年理数科の学校設定科目「課題探究Ⅱ」で第2回こまつ研究サポートプログラム「第2回課題研究中間報告会」が行われました。7月に行われた報告会でのアドバイスを参考に、生徒たちは夏の間研究を進めてきました。今回はこの結果を踏まえて、今後の研究の方向性及び計画について助言をいただきました。
大学の先生方からのアドバイスや励ましをいただくことで、課題研究へのモチベーションが上がったと生徒の多くが話していました。
参加していただいた大学の先生方
金沢大学 理工研究域 数物科学系 佐藤 政行 先生(物理分野)
金沢大学 理工研究域 機械工学系 小松﨑 俊彦 先生(物理分野)
金沢大学 理工研究域 数物科学系 川上 裕 先生(数学分野)
金沢大学 環日本海域環境研究センター 松木 篤 先生(地学分野)
金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科 草野 英二 先生(化学分野)
石川県立大学 生物資源工学研究所 中谷内 修 先生(生物分野)
数学班の様子 物理班の様子(その1)
物理班の様子(その2) 化学班の様子
生物班の様子 地学班の様子
全国SSH生徒研究発表会
全国SSH生徒研究発表会では、毎年8月に全国すべてのSSH指定校が参加して、課題研究などのステージ発表やポスター発表が行われています。昨年は神戸国際展示場にて開催されました。しかし、今年は新型コロナウィルス感染拡大に伴って一同に集まっての開催が中止となり、ポスター発表や口頭発表は動画及びオンラインによる審査となりました。
〇一次審査(8月11日);ポスター発表。書面及び動画による審査(審査対象は全参加校222校)
〇二次審査(8月17日);一次審査のポスター発表動画とオンラインによる質疑応答
(審査対象は一次審査を通過した63校)
〇最終審査(8月28日);リアルタイム配信による口頭発表(審査対象は二次審査を通過した6校)
〇表彰;文部科学大臣表彰(1校)、科学技術振興機構理事長賞(2校)、審査委員長賞(3校)
奨励賞(3校)、ポスター発表賞(21校)、生徒投票賞(18校)
本校からは理数科3年生4名の課題研究「液面で浮上する液滴の安定性について」が参加登録しました。
7月20日(月)までに研究要旨、ポスター画像、ポスター発表動画を作成し提出しました。その結果、見事一次審査を通過することができました。二次審査は各校それぞれ持ち時間30分で、ポスター発表に対する質疑応答を、オンラインで5名の審査員と行いました。結果は、残念ながら最終審査に残ることはできませんでしたが、「ポスター発表賞」を受賞することができました。
地学野外実習
8月21日(金)1年理数科理数地学選択者と希望者の合計15名で金沢市大桑町犀川上流貝殻橋付近の河川敷で地学野外実習を行いました。
まず、能美市和気町の加賀産業道路沿いにある約2000万年~1700万年前の新生代の火山活動からできた火山岩である巨大流紋岩の観察を行いました。その後、金沢市大桑町へ向かい、大桑層中部貝化石密集層と大桑層下部貝化石密集層での化石採取を行い、大桑層と犀川層の境界付近で地層観察を行いました。
とても暑い日でしたが、新型コロナウィルス感染症対策と熱中症対策をしっかり行い、生徒たちは熱心に実習に取り組んでいました。
巨大流紋岩の観察の様子 化石採集の様子
生物野外実習
7月23日(木)、理数科1年生の生物野外実習が行われました。
日程
6:30 学校集合
7:00 出発(バス2台に分乗)
10:00 のと海洋ふれあいセンター到着
到着後着替え
11:00~12:00 海洋生物採集
12:00~12:30 着替え
12:30~13:30 昼食
13:30~14:30 ウニ人工授精・発生実験(実験室)
海洋生物観察(実験室)
14:30~15:00 片付け
15:30 のと海洋ふれあいセンター出発
18:30 学校到着
今年度の生物野外実習は、新型コロナウィルス感染の状況から、石川県のガイドラインに沿って、実習を行いました。よって、残念ながら日帰りの実習となりましたが、理数科の生徒全員すべての実習に熱心に取り組んでくれました。
午前は海に入って海洋生物採集をしました。例年のようにウェットスーツを着て海に潜ることはできませんでしたが、足だけ海につかって海洋生物を採取しました。コロナ禍で予防対策を意識しながらも、実験の班員どうし協力しあって楽しそうに取り組んでいました。この様子を見ていたら、理数科1年生のこれからの活躍がとても楽しみになりました。
午後は午前に採集したウニを人工授精させ、発生の様子を顕微鏡で観察しました。また、発生観察の合間に採取したウニやヒトデ、海藻などの海洋生物の観察・同定およびスケッチを行いました。ウニの発生は8細胞期までしか観察できませんでしたが、全班観察することができ、生徒たちはとても充実した様子でした。
開講式での校長先生の挨拶の様子 到着してから、海の危険生物についての講義を受けました。
(この時はまだ小松は雨が降っていました…)
海洋生物採集の様子 その1 海洋生物採集の様子 その2
海洋生物採集の様子 その3 まず、採集したウニの観察です。
ウニの放精、放卵の様子 人工授精させた胚の顕微鏡観察の様子
第1回こまつ研究サポートプログラム「課題研究中間報告会」 学校設定科目「課題探究Ⅱ」
7月15日(水)5,6限、2年理数科の学校設定科目「課題探究Ⅱ」で第1回こまつ研究サポートプログラム「課題研究中間報告会」が行われました。現段階での、テーマ設定や今後の方針の確認と相談を兼ねて、大学の先生方から専門的な視点によるアドバイスを頂きました。
新型コロナウィルス感染症による休校期間中に理数科の生徒たちはGoogle Classroomなどで研究テーマについてオンラインで担当の先生を交えて話し合いを重ねてきました。研究をスタートさせてから約1ヵ月でしたが、生徒たちは熱心に大学の先生方に質問し、これからの研究方針について相談していました。
会の終了後、生徒達から「スタートが遅くなってしまって、心配していたけどがんばろうという気持ちが出てきた。」という声が聞かれ、さっそく班員どうしで協力しながら研究に取り組んでいました。
こまつ研究サポートプログラム第2回目は9月16日(水)に行う予定です。
参加していただいた大学の先生方
北陸先端科学技術大学院大学 國藤 進 先生 (数学)
金沢大学 理工研究域 数物科学系 佐藤 政行 先生 (物理)
金沢大学 理工研究域 機械工学系 小松﨑 俊彦 先生 (物理)
金沢大学 理工研究域 数物科学系 川上 裕 先生 (数学)
金沢大学 環日本海域環境研究センター 松木 篤 先生 (地学)
金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科 草野 英二 先生 (化学)
石川県立大学 生物資源工学研究所 中谷内 修 先生 (生物)
数学班の様子 その1 数学班の様子 その2
物理班の様子 その1 物理班の様子 その2
化学班の様子 生物班の様子
地学班の様子
科学系部活動実験教室
7月11日(土)理化部、生物部あわせて18名の生徒がサイエンスヒルズこまつで小学生を対象に実験教室を行いました。
今年は新型コロナウィルスの影響で密を避けるために募集定員10名としました。それでも、10名の小学生が参加してくれて、高校生が考えた4つ実験(「表面張力の実験」、「重曹で入浴剤をつくろう」、「重曹とクエン酸を混ぜるとどうなる?」、「ホワイトボードマーカーで書いた絵を水に浮かべよう」)に対して、熱心に質問したり、楽しそうに実験に取り組んだりしてくれました。高校生たちもとても充実した様子でした。
表面張力の実験 重曹で入浴剤をつくろう
重曹とクエン酸を混ぜるとどうなる? ホワイトボードマーカーで書いた絵を水に浮かべよう
1年普通科「探究基礎」探究スキル育成講座(化学実験講座)
1年普通科「探究基礎」の探究スキル育成講座の化学実験ポスター発表会が行われました。
リンゴやミカン、レモンなどの自分達で準備した試料の酸の濃度を滴定で調べることで、味と酸の関係を考察しました。
どの班も同じ実験の方法(中和滴定)でしたが、わかりやすいポスター作成や説明の仕方など、班によっていろいろ工夫している様子が見られ、とても興味深く視聴することができました。発表者も視聴者も熱心にポスターセッションしていました。来年度、2年生で行う課題研究がとても楽しみです。
発表会場その1の様子
発表会場その2の様子
発表の様子 その1
発表の様子 その2
2年普通科理系「課題探究」課題研究発表会
半年間取り組んできた2年生普通科理系の課題研究のポスター発表会が行われました。数学、物理、化学、生物、体育の5分野の研究についてポスター発表を行いました。自分達が設定したテーマに対して研究を行ってきたので、みんな自信を持ってポスターセッションをしていました。また、他のポスターにも熱心に質問をしていました。
私たち教員もこの半年間、生徒達と一緒に各研究テーマに取り組んだので、生徒達が堂々と研究を発表している様子を見てとても感慨深いものがありました。
この経験を生かして、大学生で行う研究につながる日々の学習および大学受験に対してのモチベーションを高めてもらえたらと思います。
発表の様子 その1
発表の様子 その2
発表の様子 その3
発表の様子 その3
発表の様子 その4
発表の様子 その5
科学の甲子園 第1回研修会を行いました。
筆記競技の過去問を解き、昨年度の大会の様子や今後の日程などを教頭先生から説明していただきました。競技の様子を見て、モチベーションが上がったようです。
研修の様子
石川県中学・高校生徒研究発表会(物理・生物・化学)
・12月8日(日)第10回石川県中学・高校生徒物理研究発表会 場所;金沢泉丘高校
本校からは理化部物理班が参加しました。
「液面で浮上する液滴の安定性について」
「鳴き砂の物理的特性と発音メカニズム」
「過冷却現象の解析」 の3班が発表しました。
その結果、「鳴き砂の物理的特性と発音メカニズム」が8月に高知で行われる全国高等学校総合文化祭自然科学部門で石川県代表として発表することになりました。
・12月15日(日)石川高校生物のつどい 場所;金沢桜丘高校
本校からは生物部が参加しました。
「ナミテントウの変態期間における記憶保持について」
「雑草を材料にして作成した紙の保水性」 の2班が発表しました。
「雑草を材料にして作成した紙の保水性」 「ナミテントウの変態期間における記憶保持について」
・12月22日(日)石川地区中学高校生徒科学研究発表会 場所;石川県文教会館
本校から理化部が参加しました。
「増粘剤によるスライムの伸長性の変化」を発表し、奨励賞を受賞しました。
韓国科学交流4日目
科学交流4日目、早朝5:00、空港に向かい、小松へ9時45分頃到着しました。そして10時45分頃、バスで小松高校に到着しました。全員、特に体調を崩すこともなく無事に研修の日程を終えることができました。
到着後、学校で解団式を行いました。校長先生が、「この研修には多くの方々の協力があって成り立っていることを忘れないでほしい。この経験をぜひこれからの活動に生かしてほしい。後輩たちにも伝えていってほしい」と話されました。生徒達からも、とても充実した研修だったという声が多数聞かれました。
解団式の校長先生のお話の様子
韓国科学交流3日目
科学交流3日目、朝は強い雨が降っており、心配しましたが、みんなの願いが通じたのか曇りになりました。
大田からKTX(韓国の新幹線)でソウルに移動し、国立果川博物館とソウル大学へ行きました。博物館では最先端の科学技術や韓国の自然史の展示を見学しました。
国立果川博物館
博物館の自然史展示見学の様子
昼食の石焼ビビンバ
夕食は骨付きカルビでした
韓国科学交流2日目
科学交流2日目、午前は大田科学高校の課題研究ポスター発表会に参加しました。夏に小松に来てくれた8人の韓国の高校生との久しぶりの再会です。
生徒達は韓国の高校生のポスター研究発表に対して、熱心に質問していました。また、英語による自分達のポスタープレゼンテーションを韓国の高校生に理解してもらえたという手ごたえがあって、充実したポスターセッションとなりました。
午後は、KAIST(韓国先端科学技術大学)およびETRI(韓国電子通信研究院)を見学し、バーチャルリアリティーの体験をしました。
夜、夏に小松に来てくれた8人の韓国の高校生とともに食事をしました。本校の生徒の一人が英語と韓国語でスピーチをし、さらに盛り上がりました。
オープニングセレモニーの様子
ポスタープレゼンテーションの様子
大田科学高校前で韓国の生徒・先生たちと記念撮影
KAISTでの記念撮影
ETRIのVR体験の様子
韓国科学交流1日目
仁川空港での様子
しゃぶしゃぶ
夕食の様子
韓国科学交流出発!
海外でしか得られないものをたくさん吸収してきて欲しいものです
サイエンス・フェスタ2019 in サイエンスヒルズこまつ
12月14日(土)、サイエンス・フェスタ2019に本校の生物部、理化部の生徒12名が参加しました。生徒たち自身が考え、準備した、
「チリメンモンスターをさがそう!」
「コマが回るしくみを知ろう!」
「試験管に雪を降らせよう!」 の実験講座を行いました。
どの実験講座にもそれぞれ80名ほどの小学生たちが訪れ、とても熱心に、また楽しそうに実験に取り組んでくれました。部員たちも小学生の様子を見て、わかりやすく説明するように頑張っていました。
小松高校のブース 「試験管に雪を降らせよう!」の様子
「コマが回るしくみを知ろう!」の様子 「チリメンモンスターをさがそう!」の様子
石川県SSH生徒研究発表会
石川県地場産業振興センターで、石川県のSSH指定校3校(金沢泉丘高校、七尾高校、小松高校)とNSH(ニュースーパーハイスクール)指定校の金沢二水高校と金沢桜丘高校が参加して、石川県SSH生徒研究発表会が行われました。
SSH指定3校による口頭発表が行われ、本校からは、11月の校内選考会で選ばれた理数科2年生の課題研究2グループ「海岸線とフラクタル」と「液面で浮上する液滴の安定性について」が代表として発表を行いました。その後、NSH指定校2校を含めた5校のすべての課題研究のポスター発表が行われました。ここで、理数科2年生の生徒達は、他校の生徒達や先生方とのポスターセッションを行うことで、今後の研究の参考にすることができました。また、参観者として参加した本校理数科1年生は来年度に取り組む課題研究の参考になるよう、熱心に質問をしていました。
「海岸線とフラクタル」の発表の様子
「液面で浮上する液滴の安定性について」の発表の様子
他校の発表に熱心に質問をしました
ポスター発表会の会場の様子
ポスター発表の様子
SSH研究発表会
SSH研究発表会を開催しました。大学の先生方及び県内の高校の先生方など多数ご来場いただきました。本当にありがとうございました。
<日程>
午前;公開授業「総合科学(物理分野・化学分野・生物分野)」理数科1年生
・物理分野(物理実験室)
電子天秤を用いてリング法による水とエタノール混合溶液の表面張力を測定する実験に
取り組み、結果から液体内部のエタノール分子の分布について考察した。
・化学分野(化学実験室)
発泡スチロール球を容器に詰めることで、規則的配列の一例として体心立方構造を
見つけ、その単位を確認し、充填率を計算で求めた。
・生物分野(生物実験室)
CO2センサを用いて光合成に有効であると考えられる光源を調べることで、基本的な
探究スキルを学習した。
午後;学校設定科目「課題探究Ⅱ」ポスター発表会(視聴覚室)
理数科1年生や本校の教職員の先生方だけではなく、多くの中学校、高校の先生方や
講評者としての大学の先生方が来てくださり、とても活発なポスターセッションと
なりました。その後、ポスターセッションで指摘されたことを、次の日に行われる
石川県SSH生徒研究発表会に生かせるように、ポスターを直したり、確認をしたり
して、自分達の研究結果についていろいろ話し合いを重ねていました。
★講評者として来てくださった先生方
國藤 進先生 (北陸先端科学技術大学院大学 名誉教授)
阿部 聡先生 (金沢大学 理工研究域 数物科学系 教授)
小松﨑俊彦先生 (金沢大学 理工研究域 機械工学系 教授)
川上 裕先生 (金沢大学 理工研究域 数物科学系 准教授)
草野 英二先生 (金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科 教授)
中谷内 修先生 (石川県立大学 生物資源工学研究所 助教)
公開授業(物理分野)の様子
公開授業(化学分野)の様子
公開授業(生物分野)の様子
ポスター発表会の会場の様子
ポスター発表の様子 その1
ポスター発表の様子 その2
課題研究校内発表会(理数科2年生)
「小松高校オープンスクール」の日に、理数科2年生の学校設定科目「課題探究Ⅱ」における課題研究の校内発表会が行われました。保護者の方々はじめ、多くの小学校・中学校・高校の先生や中学生にも参加して頂くことができました。本当にありがとうございました。
生徒達は10グループに分かれ、それぞれのテーマで1年生の3学期から取り組んできた課題研究の結果についてパワーポイントで、口頭発表しました。
審査員として大学の先生方をお招きし、審査・講評をしていただきました。これらのアドバイスを今後の研究に生かして、さらに研究を深めていってほしいと思います。
参加した理数科1年生も熱心に研究発表を聞き、たくさんの質問が出ました。とても活発な質疑応答が行われ、1年生は来年度の自分達の課題研究に、2年生はこれからの研究の参考になったのではないかと思います。
★審査員の先生方
國藤 進 先生(数学・北陸先端科学技術大学院大学 名誉教授)
伊藤 正樹 先生(生物・金沢大学理工研究域生命理工学系 教授)
佐藤 政行 先生(物理・金沢大学理工研究域数物科学系 教授)
加賀谷重浩 先生(化学・富山大学大学院理工学研究部 教授)
川上 裕 先生(数学・金沢大学理工研究域数物科学系 准教授)
寺岸 俊哉 先生(生物・石川県教育委員会学校指導課 指導主事)
★理数科課題研究発表順
① 天然色素を用いた万能pH指示薬の研究
② ナミテントウの変態期間における記憶保持について
③ まわり将棋
④ 液面で浮上する液滴の安定性について
⑤ コロイド結晶膜による構造色の研究
⑥ 小松高校におけるゼニゴケの生育環境の研究
⑦ 海岸線とフラクタル
⑧ 鳴き砂の物理的特性と発音メカニズム
⑨ 雑草を材料にして作成した紙の吸水性
⑩ 過冷却現象の解析
審査員の先生方
会場全体の様子
発表の様子
質問の様子
質疑応答の様子
大学の先生の講評の様子
地学野外実習(理数科1年)
9月28日(土)1年理数科理数地学選択者と希望者で金沢市大桑町犀川上流貝殻橋付近の河川敷で地学野外実習を行いました。
大桑層中部貝化石密集層と大桑層下部貝化石密集層での化石採取を行ったあと、大桑層と犀川層の境界付近で地層観察を行いました。
化石採取の様子
地層観察についての説明を受けている様子
日本陸水学会(高校生ポスター部門)
9月27日(金)~30日、金沢大学角間キャンパスで日本陸水学会金沢大会が開催されました。
28日(土)に行われた高校生ポスター発表には、
2年理数科の課題研究;「鳴き砂から出る音について」
「小松市におけるゼニゴケの生育環境について」
の2チームが参加してポスター発表を行いました。
「鳴き砂から出る音について」の発表の様子
「小松市におけるゼニゴケの生育環境について」の発表の様子