2025年6月の記事一覧

2025.6.23  演劇科 中田理恵子氏による特別授業

VOX OF JOY Music Studio主宰の中田理恵子氏を講師に招いて歌の特別授業が行われました。1年生は、演劇科に入学してはじめての特別授業となりました。2・3年生は3月以来の中田さんによる特別授業でした。能登半島復興応援ソング『HOME 〜Grace for all』を用いての指導でした。歌に思いを乗せることなど歌唱に大切なことを教えていただきました。

「産業社会と人間」~農業法人見学会を実施しました~

総合学科1年生を対象とした科目「産業社会と人間」の授業の一環として、志賀町にある農業法人株式会社ゆめうらら代表の裏 貴大 様よりお話を伺いました。

裏様からは、ご自身の高校時代の経験や野球に打ち込んだ日々を通じて得た「生き方・考え方」について、率直かつ真剣に語っていただきました。特に、「本気になると一気に行動が変化する」や「将来のドコでもドアを開く」という言葉は、生徒たちの心に深く響き、多くの気づきや刺激を与えていただきました。

また、農業法人としての起業までの道のりや、現在取り組まれているスマート農業についても詳しくご説明いただきました。最新の農業機械やドローンの活用など、これからの農業の可能性について理解を深めることができました。

見学の最後には、トラクターや農薬散布用のドローンを間近で見学し、生徒たちは実際にトラクターにも試乗させていただきました。

貴重な体験を通じて、地域産業への理解を深めるとともに、「働くこと」や「自分の将来」について考えるきっかけとなりました。

裏様をはじめ、公益財団法人 いしかわ農業総合支援機構の皆様、貴重な機会を本当にありがとうございました。

ビジネス研究部 ~石川県高文連商業部競技大会に出場しました!!~

6月10日(火)、小松市民センターにて開催された石川県高文連商業部競技大会に、本校から3名の生徒が出場しました。

この大会は、日頃の商業教育の成果を発揮する貴重な機会であり、本校生徒は「珠算競技」「電卓競技」「ワープロ競技」にそれぞれ挑戦しました。他校の生徒たちと競い合う緊張感の中、これまで積み重ねてきた努力を信じて全力で臨む姿がとても印象的でした。

特に、ビジネス研究部の3年生にとっては、高校生活最後の大会。自己ベストの更新を目指して、朝の練習や放課後の部活動にも一層力を入れて取り組んできました。指導者も驚くほどの問題量をこなし、大会当日まで本気で向き合う姿勢は、まさに「努力の証」でした。

競技を通じて得た経験や達成感は、今後の進路選択や将来の夢へとつながる、かけがえのない財産になることでしょ

う。

さらに、2年生の生徒が全国大会出場権を獲得し、7月に横浜武道館で開催される「第72回全国高等学校ビジネス計算競技大会」への出場が決定しました!

商業を学ぶ生徒の今後の活躍にもどうぞご期待ください。

 

卒業生が教壇に立つ!教育実習スタート!

本校の令和3年度卒業生が、教育実習生として2週間の実習に来てくれました。

工業科・商業科にそれぞれ配属された実習生たちは、担当教科での授業実施に加えて、ホームルームや日常の活動の中で生徒との交流を深めながら、教員としての在り方を実践的に学ぶ貴重な時間を過ごしました。

最終日には、総合学科1年生の「産業社会と人間」の授業にて、実習生の皆さんから大学での生活や進路選択のアドバイスをお話しいただきました。かつて同じ教室で学んでいた先輩たちのリアルな声に、生徒たちは強い関心を持ち、真剣に耳を傾けていました。

高校時代よりも一層落ち着きと人生経験を積んだ実習生たちの言葉は、生徒たちにとって心に残る貴重な時間となったようです。

あっという間の2週間でしたが、いつか教師として七尾東雲高校に戻ってきてくれる日を、教職員一同楽しみにしています。実習生の皆さん、本当にお疲れさまでした!

 

和倉温泉の観光ガイドツアーへの参加

 6月13日(金)、5,6限目の総合的な探究の時間に、総合学科ビジネス系列の3年生6名を対象に和倉温泉で七尾市地域おこし協力隊の方による観光ガイドが実施されました。

 今年度の総合的な探究の時間の観光ガイド班は「和倉温泉をフィールドに探究活動を実施し、震災復興プログラムの観光ガイドを計画・立案し、修学旅行生の誘致等に活用する」ことを目的に活動しています。その一環として今回の震災ツアーを実施しました。

 生徒は、今回の活動を通じて、和倉温泉の現状を知り、今後復興していくためには、自分たちができることは何かを主体的に考えることができたと思います。今後も、和倉温泉をフィールドに様々な活動を展開していく予定です。

生徒からは、「和倉温泉の復興の現状を知ることができた」、「震災当時の避難の様子などを知ることができた」「自分たちができることを探して、支援していきたい」などの感想があった。今後、和倉の復興に高校生としてできることを考える機会をさらに設けて行く予定です。