トップページ

学校日誌

錦高日記8月17日(火)~3年生衛生講習会~

 今日の午後、8月終わりに行われる紫錦祭(文化祭)ための衛生講習会が、視聴覚室で行われました。対象は模擬店を担当する3年生全員です。密を防ぐために、4クラスずつに分かれ、2回実施されました。

 「模擬店とは代金をもらい食品を提供する臨時飲食店営業者になるということです。臨時飲食店営業者は食の安全を守る義務と責任があります。」保健室の八重樫先生の冒頭の言葉です。八重樫先生から、保健所からの留意事項や当日までの体調管理、手洗い・消毒、調理時の服装、食の安全を脅かすものについて、食品の保存や加熱時間など、模擬店に関わる人が熟知しておかなければいけないことを学びました。その後、山際先生から模擬店のゴミ処理についてのお話を伺いました。どの3年生も真剣な表情で話しを聞いています。

 学校の中でビジネスに必要なプロセスを短期間で体験することができるのが、模擬店です。自分たちが企画し、調理したものを売る楽しさを体感するためには、たくさんの責任を伴うことを理解して、模擬店運営に関わってほしいです。ここで学んだことが将来のどこかで役立つことになるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記8月16日(月)~今日の3年生~

 学校閉庁日が開け、誰もいなかった学校に、部活動や勉強のために生徒が来ています。今日の午後、教室や廊下など、自分の好きなスペースで自習する3年生の姿がありました。寸暇を惜しんで勉強している、真摯な態度に心が打たれます。

 明日17日からは3年生の補習が、明後日の18日には1,2年生の補習が始まります。朝、起きたら忘れずに、検温をし、錦丘健康チェックを送信してから登校してくださいね。先生方が待っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記8月10日(火)~13日(金)~休刊日~

8月10日(火)~13日(金)

金沢錦丘高校は学校閉庁日(生徒登校禁止)のため、錦高日記もお休みします。

コロナ禍ではありますが、みなさまが健やかに過ごすことができますように!心から願っております。

【再掲】ほりほりの部屋Vol.23「『沈黙の時』って何?~日本の8月は黙祷の月~」

  昨年8月上旬に掲載した、<ほりほりの部屋Vol.23「『沈黙の時』って何?~日本の8月は黙祷の月~」>を再度、掲載いたします。教育において、「不易」(変わらないこと・変えてはいけないこと)と「流行」(社会や時代の要求に応えること)の2面のバランスは極めて大切です。堀にとっては、36年余り、様々な教育的判断の連続でしたが、<ほり部屋VOl.23>の内容は、毎年、生徒達に、(表現の形は様々でしたが、)変えずに、変わらずに伝えてきた、「不易」なことです。

 今日は長崎に原爆が投下され、76年目。今一度、諸君に伝えたく、再掲します。なお、先週末から公開されている映画「太陽の子」、是非とも、このタイミングでこそ、観て欲しいと念じています。第二次世界大戦末期の日本に「F研究」と名付けられた「原爆開発計画」が実在していたという史実を諸君は知っていますか?我々は単なる「被害者・ヒバクシャ・被爆国」なのでしょうか?柳楽優弥・有村架純・そして今は亡き、三浦春馬が演じる作品から、いろいろ想像して欲しいと思っています。以下、【再掲】です。

 

 皆さん、こんにちは。堀です。How humid it is today! なんて日だっ(小峠風に)!中途半端な雨やな~。めっちゃ蒸し暑いですぅ。でも、湿度になんか負けないっ!ちなみに堀家の今晩のおかず、もとい、おつまみは、・・・おろしニンニクたっぷり入れた特製味噌だれでいただく焼き餃子(+<安い>豚コマ&ネギたっぷりの豚汁)だお!ガーリックパワーでGATだお!!

*文末の「だお」は、1970年代の名作ギャグ漫画「すすめ!パイレーツ!」<江口寿史作・少年ジャンプより>にて、パロディで使用されていたのをいまだに記憶。もともとは「だよ」の幼児語か?

 昨日、午前8時15分、校内放送を通じ、主に模試で登校していた3年生諸君とともに、広島での75年前の悲劇でこの世を去った方々の鎮魂のため、1分間の黙祷を捧げました。NHKのテレビ放送を傍らに見ながら、放送のタイミングを計っていました。例年なら5万人(!)の参列者で埋め尽くされる平和公園も、今年はコロナ対策ということで800人のみの参列で、ソーシャルディスタンスが保たれている様子でした。外国人と思われる方々は、コロナ以前から日本に滞在している各国の大使レベルの方々とのこと。イヤホンで式典の進行内容を同時通訳で聞いておられたようです。さて、進行役の方の「黙祷!」というかけ声は、どのような英語に翻訳されていたのでしょう?

“A moment of silence, please.”あるいは、“Please take a moment of silence.”

と表現します。直訳すれば、「沈黙の時を(お過ごしください)。」くらいの意味です。和英辞書を繰ると、「黙祷」は、“silent prayer<発音要注意!「プレア」くらいの響き。「プレイアー」はNG!>”、「黙祷する」は、“pray silently”あたりもヒットします。しかし、pray「祈る」という動詞、および、prayer「祈り」という名詞は、実際の使用場面は、「神に対して」という宗教色が濃い場面がとても多いのです。昨日、広島の進行役の方も、堀も、「黙祷!」と言った際、何か特定の宗教における全知全能の神への祈りを求めたわけではありません。むしろ、宗教を超えて、さらには人種をも越えて、人類普遍の感情として、死者の尊厳を慮(おもんぱか)り、その魂が安らかなることを祈って欲しかったわけです。なので、英語では“a moment of silence”と表現するのです。文字づらだけを追いかけた日本語転換・英語転換は、とても味気ない場合(「沈黙の時」って・・・)があります。言葉の習得は、その使用場面や使用している人の思いにまで想像の翼を広げると、何十倍にも楽しめるものです。曖昧さが美徳となることさえもあるのです。

(昨年8月9日、長崎にて黙祷。奥に小さく平和祈念像。)

 昨日の8時15分、明後日の11時2分、来週末15日の正午。日本の8月は“a moment of silence”の月。被爆当時、世界の研究者から、「被爆した場所には、75年間、草木も生えない」と言われた、その75年目を今年迎えています。極めて短時間で、あの焼け野原から戦後復興を成し遂げたこの国の底力(特に、人材育成力つまり教育力)はすごいのです。また、今年の8月9日は、コロナさえなければ、日本中が歓喜で盛り上がっていたはずの日、東京オリンピック閉会式の日のはずでした。8月15日は日本にとって、終戦記念日。甲子園での試合をいったん止めてでも、「黙祷」するシーンは、諸君も目の当たりにしたことがあるでしょう。それほど、大切な日。今のこの国の繁栄は、過去の多くの犠牲の上に成り立っていることを再認識する、8月ってそんな月だと思います。

 諸君が高校を卒業し、コロナが終息していれば、一刻も早く訪れて欲しい場所が本州に3カ所あります。広島、長崎、そして、鹿児島の知覧です。先の2つは、上空から一方的に爆弾を落とされた場所です。知覧は違います。特攻基地のあった場所。この地から、片道燃料のみを積み、爆弾共々、相手の戦艦めがけて体当たり。生きて還ることを想定していない、旧日本陸軍の極めて非人道的戦法。これに、形式上は「自ら志願」して、身近な愛する人々を守るべく、飛び立った若者たち。糾弾されるべきは軍の上層部であり、特攻隊の若者たちの純粋な気持ちに全く非はありません。その彼らの心情が吐露され、飛び立つ前夜に家族に宛てた膨大な数の「遺書」(最後の手紙)が、1つの例外もない見事な達筆で、毛書で書かれた実物が、「知覧特攻平和会館」には展示されています。展示場中央には、海底深くから発見され、再現された、「ファイター・ゼロ」、「零式戦闘機」通称「ゼロ戦」が鎮座しています。以前訪れたとき、ガングロ・ミニスカ・ルーズソックス(何のこと?ググってね)の高校生の一団が、遺書を読みながら、ボロボロ泣いて、メイクも崩れ、ガイドさんに「もう時間ですから~!」と手を引っ張られているのに、「もっと読みた~い!」と言って、展示場から離れようとしなかった光景は、今でも鮮明に思い出すことができます。

 3カ所とも、その当時のことを、直に教えてくれる、「語り部(かたりべ)」という方々がおられます。使命感溢れる、平和の伝道師。是非、その体験談を生で聴いて欲しいのです。戦後75年、その方々の平均年齢83才。天寿を全うされる方々は増加の一途。語れる方の数は減少の一途。あまり時間がないのです。だから、一刻も早く、早くと思っています。ちなみに、「特攻隊」の若者のことを、米軍はどのように表現していたか、知っていますか?「特別攻撃隊」の略だから、“special attckers”??戦争末期、アメリカは、日本の軍事のみならず、気候や文化・風習、思考パターンに至るまで、調べ上げていました。どういう若者が選抜されてファイター・ゼロに搭乗し、狂気の攻撃を仕掛けてくるのか、当然、熟知していました。なので、敬意を込めて、こう呼んだのです。“flying elites”「空飛ぶ、選ばれし者(空飛ぶエリート)」。旧日本軍上層部は、頭脳明晰かつ運動能力にも長けた者を選抜して送り込んでいたのです。最年少隊員は、17~18才。つまり、諸君の年頃で、しかも、頭良くて運動神経良い者が選ばれていたわけです。その立場で、遠く離れた家族、父親・母親・兄弟姉妹・息子・娘に対し、特攻前夜に記した手紙。どれを読んでも、心が激しく揺さぶられます。「二度とこういうことがあってはならない。二度と過ちはおこしません。」心から平和を望む、そんな気持ちに自然となります。「語り部」の方々の口上も素晴らしく、引き込まれます。知覧なんて、ちらん(知らん)、とか言わないで。記憶の片隅に留めておいてくださいませ。行ってみてください。いつか、きっと。“Surely, someday.” ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

 

 

錦高日記8月6日(金)②~全国総文・競技かるた部②~

 全国総文・競技かるた部の続報が顧問の宮下先生から届きました。

 予選リーグを3勝(全勝)で勝ち上がり、決勝トーナメントに進出しました。3名の団体戦ですが、一回戦では清水さん、一回戦、二回戦、三回戦では林さんが試合に臨みました。抽選の結果、決勝進出トーナメントは埼玉県とあたることになりました。もうしばらくしたら試合が始まります。

----------------------------------------------------------------------------------------

 今、決勝進出トーナメントが終了し、埼玉に2対1で負けました。チームが一丸となってすばらしい試合でした。コロナ禍で大変な中、このような大会に参加できたこと、感謝しています。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記8月6日(金)~陸上競技部活動紹介~

 8月中に出場予定だった大会や強化練習会が中止、近隣の陸上競技場が使用禁止になる中、陸上競技部は練習拠点を学校に移し日々の練習に励んでいます。陸上競技部専用の練習場所がないため、空いているスペースを見つけては様々なトレーニングを行っています。このような逆境の中ではありますが、新人大会での飛躍、県駅伝出場に向けて日々努力を続けていきます。

 

錦高日記8月5日(木)②~全国総文・競技かるた部~

 8月4日(水)14時から、和歌山県立体育館で「紀の国わかやま総文2021」小倉百人一首かるた部門の開会式と抽選会が行われました。本校からは1年清水さん、3年林さんが石川県の代表として参加しています。
 県の主将である林さんが抽選を行い、明日は新潟県、岐阜県、福島県と予選リーグで戦います。勝ち上がった16チームが決勝トーナメント進出となります。

錦高日記8月5日(木)~全国総文・文芸部~

 第45回全国高等学校総合文化祭紀の国わかやま総文の文芸部門が3日から始まり、本校から3年の加藤さんが参加しました。和歌山県内の史跡などを巡る文学研修では、加藤さんたち俳句部門の参加者は高野山を訪れ、荘厳な寺院建築や神秘的な曼陀羅などを見学して密教の考え方に触れました。

 分科会では作家の松村栄子さんの指導を受けながら、方言で民話を語ることにチャレンジ。加藤さんは「うさぎとかめ」を金沢弁にアレンジし、同じグループの参加者からは「その方言ってどういう意味?」「隣県なのに全然違う」などの声が挙がりました。

 加藤さんは「他県の文芸部の人たちと交流できてとても楽しかった。小説のプロットの作り方などを話すことができて良い刺激になった。これからも創作活動をがんばりたい」と充実した活動に満足そうでした。
 5日には作家の高橋源一郎さんの講演会や文芸部門の閉会式などが行われます。

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記8月4日(水)~演劇部活動紹介

第41回石川県高等学校総合文化祭 第73回石川県高等学校演劇合同発表会が8月5日(木)~9日(月)の日程で、野々市市文化会館フォルテにて開催されます。

本校は、6日(金)に『もうひとつの若葉を』(しろがね みどり作)を上演予定です。本来ならば、保護者の皆様をはじめとして、多くの方々に錦丘高校演劇部の上演を楽しんでいただけるはずでしたが、昨今の新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、残念ながら無観客上演ということになってしまいました。そんな環境の中でも、今日はNスクエアで通し稽古をし、部員一同、本番で最高のパフォーマンスができるように練習に励んでいます。

 

保護者の皆様へ  スクールカウンセラー来校日(8月・9月)のおしらせ

スクールカウンセラー 山本 恵(やまもと めぐみ)先生が来校され、相談にのってくださいます。生徒だけではなく、保護者の皆様もご相談いただけます。ご希望の方は、日時の調整をいたしますので、下記までお問い合わせください。なお、本校の教育相談担当教諭でよろしければ、随時、ご相談をお受けいたします。

 【8月・9月の来校日 (変更の可能性あり)】

  8月20日(金) 9月3日(金) 9月10日(金) 9月17日(金) 9月24日(金)

  ※いずれも午前中です。

 【連絡先】 金沢錦丘高校 (代表TEL)076-241-8341

  ※「相談室につないでほしい」とおっしゃってください。

錦高日記8月3日(火)~紫錦祭に向けて全校制作「手形アート」づくり

昨日と今日、生徒会執行部の主導で、紫錦祭の全校制作「手形アート」づくりの一環として、中学生が紫と青に染めた手で布に手形を押していました。これは生徒会が、中高の全生徒がいっしょに取り組めるものとして考えたものです。テーマの「輝け錦の青春 繋がろう手をとって」で表現したように、コロナ禍で人と人が直接的に接触しにくい今、目に見える形で、人と人のつながりを感じられる企画をつくりたいという思いだそうです。生徒会長の石川さんは「コロナ禍でも、手形だったら誰とでも繋がることができる。1年越しに中学生が参加できる今年の紫錦祭として、全員が繋がっていることを目に見える形にしたかった」と企画に対する熱い思いを語ってくれました。この2日間で中学生全員の、夏休み後半には高校生全員の手形がそろったら、いよいよ中高一貫校としての紫錦祭に向けて、開催ムードが高まっていくことでしょう。

錦高日記8月2日(月)~先生も日頃の健康チェック

今日は教職員の定期健康診断でした。日頃の忙しさの中で、なかなか自分の健康のことに目を向ける余裕がない先生達も、この日ばかりは少し神妙な面持ちで、自らの生活を顧みたりしています。いつも生徒の皆さんに、「日頃の意識や習慣が大切ですよ」と指導しているのですが・・・。いずれにしても、生徒の皆さんと同じように、先生達にとっても、健やかな身体から「充実した教育活動」が生まれるのは間違いありませんね。今日は先生達も日頃の生活を見直す機会となったようです。

錦高日記7月29日(木)~激励水泳部、インターハイへ~

インターハイ出場を決めた水泳部の3人に対して、学校長からの激励の会がありました。先週の北信越大会で全国への切符を勝ち取った3人から決意が語られました。

長島さん「今まで支えてくださった人達に感謝しながら、楽しんで競技に臨みたい」

向さん「日々練習してきたことに自信をもって、悔いのないように取り組みたい」

岡さん「まだ1年生だけど、全国の強豪達に張り合えるよう、自分らしいレースをしたい」

それぞれが、力強い決意を語ってくれました。それに対して学校長は、「君たちのことを本当に誇りに思う。大会では自己ベスト、昨日の自分を超えてきてください」と激励のメッセージを送りました。

東京オリンピックの熱戦に負けない、熱い戦いを期待しています。

錦高日記7月28日(水)~浴衣、ひとりで着られます~

 家庭部では、夏休みの間を利用して、浴衣の着付けの実習を行っています。今日の夏期補習後、家庭部の1年生が浴衣の着付けをしていました。10人中、9人は自分で浴衣を着ることが初めてです。「打ち合わせはどちらが上?」「おはしょりがきれいに出ない。」「帯のリボンはどうすればきれいになるの?」などの声が聞こえます。わからないところは顧問の法利先生に聞いたり、互いに教え合ったりしながら、全員が浴衣を着ることができました。

 「難しそうだったけど、意外と簡単でした。」と言う人もいれば、「帯を結ぶところが難しかったです。」という生徒も。「思っていたより涼しかったです。」「1人で着ることができてうれしい。これからも機会があればぜひ着たいです。」「とても楽しかったです。」などの感想をもらいました。

 写真撮影の後、法利先生から浴衣のたたみ方を教えてもらい、今日の実習は終了です。明日は家庭部2年生が実習します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

類型登録説明会(1年生の保護者向け)の動画を発信しました

 1年生の保護者向けの類型登録説明会動画を発信しました。このページの「ダウンロード」にリンクが貼り付けてあります。1年生に対しては、次年度から文系にするのか理系にするのかを、本年度の9月末までに決めていただくことになっております。この動画を参考にして、ぜひ夏休み中にお子様とよく話し合っていただきますよう、よろしくお願いいたします。

錦高日記7月27日(火)~患者さんに寄り添える看護師になりたい~

 今日の午後、2年生看護希望者対象に、「みんなで話そう 看護の出前授業」が行われました。講師は国立病院機構金沢医療センター、副看護師長の藤本さんと笠本さんです。内容は①看護師の仕事、②看護職への道、③看護技術の体験でした。

 笠本さんからは、看護師は日々勉強しなければいけないことや常に考えながら働くなど、大変な中に、患者さんから『ありがとう』を言ってもらえるなど多くのやりがいや楽しさがあることを教えてもらいました。笠本さんが担当された患者さんのエピソードに思わず涙が出てしまったくらい心が震えました。

 藤本さんからは、看護師になるための進路や大学や専門学校での実習について詳しく教えていただきました。たくさん経験を積まれているおふたりのお話は、具体的でわかりやすかったです。

 実習は、①手洗い技術の修得、②脈拍を測定する、③相手の呼吸音を聴診器を使って聞くことを行いました。手に特殊な薬剤を付け、普段通りの手洗いをします。グリッターバグという特殊な機械に手を入れると、洗い残しの場所が浮かび上がるのです。自分が洗い残しなく手洗いができているか評価することができました。その他、隣の人の脈を測定したり、聴診器を使って呼吸音を聞いたりする実習も行いました。

 今日はテレビ局や新聞社などが取材に来ており、2年生からコメントをもらっていました。「どんな看護師になりたいですか?」の質問に、多くの生徒が「患者さんに寄り添える看護師になりたいです。」と答えています。みんなの希望に満ちた表情が印象的な出前授業でした。講師の藤本さん、笠本さん、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.69「トビタテJAPAN!トビタテNISHIKI!~All you will need is NOT “stay home”, BUT “home-stay”!~Part 4」

 皆さん、こんにちは。堀です。夏休み前期補習も中盤にさしかかってきました。エアコンの設定温度も、「ゴン攻め」して、設定限界値にまで「ビッタビタ」に下げてあるのですが・・・コロナ対策の換気のために窓を開けざるを得ず、異例の暑さの中、なかなか、快適な勉強空間には・・・ここはひとつ!「なりたい自分」をしっかりイメージして~~~「問題演習」中心に~~~全集中で~~~GAT!!!

 諸君が進学し、「トビタツ」チャンスを手に入れたら、是非とも体験して欲しいことがあります。現地の「日常食」は以前お伝えしました。それ以外に、大きく分けて3つの分野について、日本では体験できないことにトライしてみよう!それはつまり、日本にはない「(巨大なorメモリアルな)人工物」、日本にはない「(大)自然」、日本にはない「(伝統・文化)行事」の3つ!

 この3つの写真は、実に36年も前の、ヒューストンにある、アメリカ航空宇宙局、通称NASAを訪れた際のもの。当時はNASA内部の写真撮影が認められていなかった(重大な爆発事故の直後だったから?)ため、外に展示されていたアポロ計画で使用されたロケットの写真しか残っていません。ブースターの巨大さ!40年も前に、これで月まで行って帰ってきたなんて・・・下は、一昨年、日本のロケット研究の聖地、種子島宇宙センター(JAXA)を訪れた際のもの。日本の誇る、最新のH2ロケット(違う意味で最先端テクノロジーであることは理解した上・・・)と比べても、スケールの違いは隠しようがありません。これは極々一部にすぎません。今の最先端宇宙技術を、諸君らの目で、耳で、直に体感すべく、NASAは是非是非、訪れて欲しいスポットです。「ヒトってすごい!」素直にそんな気持ちになります。(種子島もいいよ~。)

 これは、サンフランシスコに実在するホテルの写真で、外付けエレベーターの形状が特徴的です。堀が高校生の頃の「堀が好きな映画トップ5」に入っていた、当時の名優オンパレードの「タワーリング・インフェルノ」(古いけど、絶対オススメ!DVDで何度観たことか!)のロケ地でした。まさにこのエレベーターが映画のストーリー上、鍵を握っているのです!今風に言ってみれば、「聖地巡礼」したわけです。感動でした!「ここであの名優達が演じていたのか・・・」的な。昔は、このテの情報は「通(つう)<オタク?>」しか知らないし、「巡礼」も一般的ではありませんでした。「巡礼」オススメです!トビタテ、「聖地」へ!!

 「人工物」については、写真が所在不明になってますが、シアトルの軍港での様々な軍艦巡り(日本の自衛隊の護衛艦とは、根本的に製造目的が違うことが、一見してわかりますよ。武器・装備の猛々しさが!)もオススメ。さらに、シアトルはあのボーイング社の本社および超巨大展示館があり、飛行機好きにはたまらない!これまで製造された全飛行機が、広大な屋内の敷地内に展示されており、乗り放題!当時でも3号館まであり、全ての飛行機を巡るだけで丸2日かかると言われ、はしょってはしょって1日中走り回ってましたっけ。1号館の最初の展示物が、日本の「竹とんぼ」、なんていうのも印象的でした。物体が空を飛ぶ、根本原理の説明でした。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP & to be continued!

P.S.諸君に挑戦!これは(とんちが必要な)クイズです。「以下の英文の意味を想像し、日本語の川柳で表現せよ!」ひらめいたら、即、校長室へCome, come!(ググるのはNG!自分の考えで!)

You might think of Edo today’s hot fish.

 

錦高日記7月26日(月)②~祝インターハイ出場!水泳部~

 7月24日(土)~26日(月)、北信越高校選手権水泳競技大会が長野運動公園総合運動場総合市民プール(アクアウイング)で行われ、本校から8名の選手が出場しました。選手の努力と実力の結果、3名が入賞するとともにインターハイの出場が決定しました。みなさん、おめでとうございます。

 男子平泳ぎ100m5位、200m3位 岡くん   両方ともインターハイ出場

 女子平泳ぎ100m3位、200m5位 長島さん  100mでインターハイ出場

 飛び込み 高飛込3位、飛板飛込5位 向さん 両方ともインターハイ出場

 水泳競技のインターハイは8月17日(火)~20日(金)、北信越大会と同じ会場、長野運動公園総合運動場総合市民プール(アクアウイング)で行われます。錦丘高生の活躍に期待です。

 

錦高日記7月26日(月)~Chromebookが増えました~

 先週の水曜日、Chromebook、生徒用40台、教員用17台、予備端末3台、計60台が本校に届き、設定が終わりました。既に生徒用が215台、5クラス分ありますが、1クラス分追加されたので使用の予約がぶつかることが少なくなります。
 GIGAスクール構想モデル校のように、まだ全職員分はありませんが、教員用が増えたことによって今までより気軽にChromebookを使って頂けるようになりました。
 各教科等の特質や学習過程を踏まえ、教材・教具や学習ツールの一つとしてICTを積極的に活用し、生徒の理解の促進を目指していきます。            数学科・GIGAスクール校内研修リーダー 宮田毅一郎 

 

ほりほりの部屋Vol.68「スポーツとおマネー~『ゆうと、ハンパないっすね~』~」(「トビタテJAPAN!トビタテNISHIKI!」は1回お休み)

 皆さん、こんにちは。堀です。2020東京オリンピック、開幕しましたね。賛否両論あるけれど、参加選手たちには、何ら罪はないはず。できる限りの配慮の中、悔いのないパフォーマンスを期待したいものです。4年間、否、5年間、鍛錬してきた世界中からの五輪選手に負けずに~~~GAT!

 オリンピック開会といえば、航空自衛隊精鋭部隊エリート中のエリート集団、「ブルーインパルス」の展示飛行!今回は5色のスモークでしたが、残念ながら雲が多く、当日、はっきりとした五輪マークを現認できた人は少なかったようですね。本県で「ブルー」と言えば、毎年数十万人の観客動員を誇る、小松での「航空祭」。コロナ禍において、昨年度も今年度も中止を余儀なくされました・・・一昨年の「ブルー」の勇姿をご覧ください。全て堀がスマホで一発取りしたものです。小さいけど写ってます。「なりたい自分」に飛行機のパイロット、っていう人、男女問わず、いません?方法はいろいろあるんです。知りたい人は校長室まで、どうぞ。

 さて、スポーツ観戦大好きの堀は、連休中、TVをZAP,ZAPザッピングゥ~。あちこちの局を探してはウオッチングゥ~~。兄妹同日金メダルやら、ミックスダブルス準々決勝最終セットの大逆転劇やら、タイブレイクでのキャプテン自らサヨナラヒットやら、TV越しでも大声出して、ニッポンの応援・声援、そして感動の涙!!!諸君や諸君の家族にもこんな「観戦オタク」、いませんでした?

 中でもこの連休中、特に堀が気になった新スポーツ、それが「スケートボード<ストリート>」。初代ゴールドメダリスト、堀米君の誠実そうな風貌とコトバ!よい!!他国のスーパースターたちの「チャラそう(?)」に見える様子とのミスマッチも相まって、釘付けになってしまいました!それに加えて、NHKの競技解説者のコメント!「あち~」「やっべ~」「ハンパないっすね~」「かっけ~」等々、ワロタ!!今までのNHK解説にはなかったコトバの数々。良い意味で「ハマりました」!時々(?)、スケボーの技術的な解説も入り、採点方法やルールが分かってくると、やったことないスポーツにもかかわらず、「観る」楽しさにワクワク。次の<パーク>も楽しみになってきました。次回の解説も是非、あの方で!NHK殿!

 諸君に伝えたいのは、この金メダリスト、堀米君の生き様です。「なりたい自分」をプロスケートボーダーに定め、その夢を実現すべく、高校卒業と同時に、単身、スケボーの本場、アメリカへ。言葉の壁も克服し、Xゲームを始め、次々と大会優勝やら、PV(これが主な収入源とのこと)やスポーツブランドとのスポンサー契約やら、20歳そこそこにして経済的にも成功者としての一歩を踏み出し、LAに4LDKの平屋の自宅を購入。その大きな敷地内には自分専用のスケボー<ストリート>用の練習場所も完備。まさに、アメリカンドリーム!金メダル受賞直後、今後の夢についてのインタビューの際、「もっと大きな家を買いたいですね。」とも。ここ、すご~く大事!!!『もっと豊かになりたい』『もっと良い生活をしたい』『家族を呼び寄せたい』そして『大きな家に住みたい』というような経済的な欲望・渇望こそがプロアスリートとしての根幹であり、モチベーションの実態です。さらには、貧困からの脱出方法の一つとしてのプロスポーツ、というあり方も世界常識。「もっとこの競技を広めていきたい」とか「この競技の面白さを世に知らしめたい」というのもウソではないでしょうが、自分のやってるスポーツ人口の増加こそが、「生きていく術としてのスポーツ」を成立させる重要なファクターであることは様々な先行事例を見れば、自明の理です。極論ではありますが、「なりたい自分」の姿の一つとして、堂々と「お金持ちになりたい」とか「親に家をプレゼントしたい」なんていうのもアリなんですよ。むしろ、そういう経済的野心が成功や努力の強烈なモチベーションになるっていうことも、世界標準なんです。

 自分の周りにも、「父親の年収を超える」という「なりたい自分」を高校3年生の頃に設定し、20代後半、早々にして達成し、その後の転職・ヘッドハンティングを経て、都内のタワーマンション最上階に住まう者もいれば、「親に迷惑かけず、経済的に自立しつつ、エンジニアになる」という夢の実現のため、防衛大学校に進学(実態は就職)し、授業料払うどころか、特別国家公務員として、毎月給料もらいながら、国家最高の技術を学んでいる者もいます。お金を稼ぐこと(セーブすることも含め)自体に罪悪感は不要です。日本という国は、この20年くらいの間に、世界的には、相対的に「とても貧しく」なっていることに気づくべきです。食べるには困らないけど、もっと稼ぐ手段があるのに、求めない国民。それが今の日本人の経済的側面だと思います。アパート暮らしから、一軒家へ。より大きな家へ。もっと海外旅行を。そんな欲望をもっともっと言えばいいし、実現のために具体的行動を起こすべきだと思います。進学する理由も綺麗事だけでなくていいと思います。諸君!堀の年収、いつ越えます?ではでは、今日はこの辺で。CU ASAP!

錦高日記7月21日(水)~林さん・県文化優秀賞を受賞しました~

 昨日、「石川県文化優秀賞」の贈呈式が県庁で行われ、競技かるたの全国大会で優勝した、本校3年の林さんと錦丘中学2年の砂田さんに表彰状が贈られました。「石川県文化優秀賞」は文化にまつわる大会で優秀な成績を収めた県民に贈られる賞で、今年度、県内では初めての受賞となります。贈呈式の様子は、今日の朝刊にも掲載されました。

 贈呈式を終えて、林さんが感想を語ってくれました。「大会で優勝したことはとても栄誉なことだと改めて感じました。これからも更なる高みを目指して全力で進んでいきたいと思います。知事室は県庁で働いている方々でも中に入る機会がほとんどないと伺いましたが、実際入ってみるととても広かったです。谷本知事とは競技かるたのルール等について、楽しくお話することが出来ました。知事や教育長など沢山の方々の前で謝辞を述べることはとても緊張しましたが、自分の想いをしっかり伝えることが出来て良かったです。」

 林さんの挑戦は、これからも続きます。彼女の活躍が楽しみです。

 

 

 

 

 

 

錦高日記7月20日(火)~1年球技大会・表彰伝達式・壮行式・終業式~

 今日は1学期の最終日です。1年生にとっては高校に入って初めての球技大会が行われました。他の学年同様、ソフトボール、バレーボール、フットサル、卓球の4種目。暑い中での試合でしたが、どの生徒もいきいきと活躍していました。授業中とはまた違った生徒の様子を見ることもできました。この3日間、選手だけでなく、運営に関わってくれた生徒のみなさん、先生方、お疲れさまでした。

 7限目の時間、総体・総文の表彰伝達式、北信越や全国大会の壮行式と終業式が行われ、感染症対策のため選手以外の生徒は教室で第1フロアの映像を視聴しました。表彰を受けたみなさん、おめでとうございます。そして、北信越や全国大会などに出場するみなさん!今までの日々の努力を発揮してきてください。活躍を期待しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記7月19日(月)②~1年総合・自分の未来を広い視野から見つめよう~

 1年生は、この夏季休業中に自分の未来を広い視野から考えるきっかけ作りのために、「職業人・大学生からアドバイスをもらおう!」という企画が実施されます。今日の1年生の「総合的な探究の時間」はZoomを使って、ゲストの(株)ガクトラボ代表取締役の仁志出さんや金沢大学理工学域3年の中西さん、そして、探究担当の福田先生からこの企画についての説明を伺いました。

 本来なら、直接、お会いしてお話を伺えたらよいのですが、コロナ禍の中、今日はオンラインでのミーティングです。1年生のみなさん、自分の進路について、保護者や教員、そして外部の方から積極的にアドバイスをもらってください。自分を客観的に見たり、自分に対する他者の意見を聞いたりすることを通して、自分の未来を考えるために有効な手がかりを得ることができるはずです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記7月19日(月)~2年球技大会~

 今日は2年生の球技大会の日です。晴天の中、ソフトボール、バレーボール、フットサル、卓球の4種目が行われました。熱中症対策のため、金曜日は外で実施されていた男子のフットサルの試合は体育館で、ソフトボールは日陰での応援です。帽子をかぶっている選手の姿も・・・。

 今日の2年生もみんな楽しそうでした。明日は1年生の球技大会が行われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.67「トビタテJAPAN!トビタテNISHIKI!~All you will need is NOT “stay home”, BUT “home-stay”!~Part 3」

 皆さん、こんにちは。堀です。先週金曜日は3年生、今日は2年生、そして、明日は1年生の球技大会!マスク越しではありますが、諸君の、仲間と共に歓声を上げて楽しげにプレイする姿、ナイスプレイの際にあがる感嘆の声、ホーム担任も一体となっての応援の様子はまさに「青春まっただ中」!雨天中止はなさそうだけど、熱中症には十二分に注意しつつ・・・GAT!

 諸君のGATな様子に触発されて、40数年前の堀の姿、探してみました、押し入れをごそごそと・・・

 左上は、高校3年生の球技大会でソフトテニスに出場した際のもの、右下は、同じクラスで、体育祭でクラス対抗リレーの第1走者(今と比べて体重30%減)を裸足で、トップを駆け抜けている姿(マジの形相やん)。どちらも燃えたなぁ~!なつかしい!諸君も今回の球技大会、いろいろ撮ったものは、年月を経て、その重さを増していくのです。「思い出は、重いでぇ~」。左下と右上は、草野球に興じていたもの。右上は高校の部室前にて、投球練習(あっ、堀はバドミントン部所属でしたが・・・)。左下は大学時代の教育学部英語研究室で結成した草野球チームのもの。今は亡き教授を中心にジャスト9名。一見くだらないことに熱中できることこそが、「若さ」なのです。熱中してる?諸君!!!

 さて、food & drinkには、堀はひとかたならぬ興味関心を抱き、熱中しております。しかも、旅先、行った先々のlocal food、その土地独特の食べ物・飲み物にチャレンジする姿勢が旺盛です。飲食こそが異文化理解への第1歩だという確固たる信念があるからです。渡米したら、日本食とはしばらくオサラバする。国内も同じ。沖縄に行ったら沖縄独特のケンミン食を、北海道に行ったら土地土地のドウミン食を。ゆえに、行った先のスーパーや市場は時間の許す限り、必ず訪ねます。だれかれなく、その土地の人が足を運ぶ「美味しいお店・美味しい食材」を尋ね、訪ねます(バナナマンのごとく・・・「せっかく〇〇来たんだから、××食べるこっちゃ。」的な)。

 左上は、ヒューストンで有名なシーフードレストランに、銀行の副頭取だったホストファーザーのボブに連れて行ったもらった際の1枚。新鮮で甘い、ボイルした小ぶりのエビをカクテルグラスにふんだんに盛った、シュリンプカクテル(35年前の日本にはまだなかったのでは?)やら、日本で言うところの上海ガニみたいの食べ放題やら・・・海鮮料理は和食が1番!と思い込んでいた自分を恥じた一食でした。この時の食べ物の写真が残ってないんですが、「舌の記憶」は忘れていません!左下は、当時の日本にはチェーン店すらなかった、巨大ピザ!大きさもさることながら、その食べっぷりも異文化!アメリカン!箱の下側になにやら無規則に並んでいるのは、ピザの中心部分のソースや具の濃いところのみをかじり、それ以外の「みみ」の部分。食べ物を、時には食べずに捨てる、っという異文化!「もったいない!」「食べ物を粗末にするんじゃないっ!」と言われて育った者にとって、信じがたい光景でした(堀は「粗末にせず」「みみ」もちゃんと食べました。が、その光景を、周りのホストブラザーの高校生達は、指を指して笑ってましたっけ・・・「あんなとこまで食べてるぞ」みたいな・・・幼いときにすり込まれた、食に関する「習慣・文化・価値観」の中には、なかなか抜けないこともあるんです・・・)。

 右下は、薄暗くてわかりづらいんですが、「オールド・サンフランシスコ・ステーキハウス」という全米チェーンステーキ店のヒューストン店の店内です。(空中ブランコ、確認できます?)言うまでもなく、テキサスは牧畜が全米一盛んな土地柄。堀は初めて、諸君が使っているクロムブック並の大きさ・分厚さのティ(T)・ボーン・ステーキに出会いました。衝撃の大きさ!そして、旨さ!穴だらけの巨大なサイコロ状のチーズ(アニメ「トムとジェリー」で見たやつ。ネズミのジェリーが穴の中を縦横無尽に逃げまくるシーンを思い出してました!)を好きなだけ、専用のスライサーで削りながら食べ放題の前菜も忘れられません!チーズ濃厚!新鮮野菜とマッチングぅ~。ショータイムになると、天井から大きなブランコが舞い降りてきて、美女がそれに乗って、swing, swing!!お客さん全員、拍手喝采!右上の写真は、その日、ブランコに乗っていた女性との2ショット。これもボブが手配してくれました、記念に。

 食にまつわるお話し・異文化体験は尽きることがありません。そして、「食レポ」同様、どれだけ言葉を尽くしても、伝わりきらないのも食です。結論!実際、現地に行くしかないっ!百聞は一見(食?)にしかず!やっぱ、諸君!トビタツしかないっ!!食べよ!若者!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP & to be continued!

錦高日記7月16日(金)②~激闘の後に~

 昨日の白熱した試合とその後のミーティングの様子を野球部顧問の多保田先生が教えてくださいました。

 15日(木)に、第103回全国高等学校野球選手権石川大会2回戦が行われ、金沢商業高校と対戦しました。序盤は格上相手に積極的な走塁とスクイズを絡め、大量リードを得ましたが、中盤に追いつかれる苦しい展開となりました。終盤に6点差をつけられましたが粘りを見せ1点差で最終盤にもつれていきました。リードされて迎えた最終回でも驚異的な粘りを見せましたが一歩及ばず悔しい敗戦となりました。

 選手たちは練習した成果を十二分に発揮し、強敵と互角に戦った達成感や充実感を感じるとともに目標であるベスト16に手が届きそうなところにきての敗戦に悔しさもあらわにしていました。自分たちの力以上のものを発揮し戦う、3年生を中心とした選手たちに頼もしさを感じました。

 最後のミーティングでは、宮岸監督からのお言葉の後に、3年生一人一人が3年間を通しての思いを語りました。涙を流しながら監督やチームメイト、家族への感謝を伝える様子に3年間の成長を感じました。誰よりもチームを思い、チームのために動く3年生たちにはチーム全員が感謝の思いでいっぱいです。3年生からは1、2年生への期待も伝えられ、新チームに向けて動き出した選手たちには3年生の姿勢を見習い、来年の夏に向けて練習に励んでほしいと願うばかりです。

 写真は激闘を終えた選手たちの雄姿です。本当にお疲れさまでした。

 

錦高日記7月16日(金)~3年球技大会~

 今日、3年生の球技大会が行われました。種目はソフトボール、バレーボール、フットサル、卓球の4つ。3年生にとっては、高校生活最後の球技大会となります。コロナ感染対策のため、応援は離れた場所で、大声は出さずに拍手のみでしたが、グラウンドや体育館、卓球場では、たくさんのチームの熱い戦いが繰り広げられていました。試合後には、たくさんの生徒の笑顔を見ることができました。

 3年生のみなさん、先生方、熱い1日、お疲れさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記7月15日(木)~模擬店楽しみです~

 8月26日(木)・27日(金)、紫錦祭(本校の文化祭)が開催されます。今年度もコロナ感染対策のため、一般公開等は行わず、在校生のみの参加です。たくさんの制約の中での開催となりますが、生徒たちはクラスや部活動の催し物の企画に創意工夫を凝らしています。

 催し物の中で、みんなが楽しみにしている1つが、3年生の模擬店です。例年なら、対面で食券を購入するシステムですが、今回は密を避けるため、GoogleFormで希望を集約することになりました。明日はChromebookやiPad、各自のスマホ等を活用して食券を申込みます。今日の昼休み、階段に貼ってあるメニュー表を見て、商品を考えている生徒たちの姿がありました。みんな、とてもうれしそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記7月14日(水)~Chrombookでグラフが動く~

 本校では、授業の色々な場面でChromebookを使う光景がみられます。数学の宮田先生が授業の様子を紹介してくださいました。

-----------------------------------------------------------------------------

 数学では、関数やグラフを多用するので、「desmos」というグラフを自由自在に描ける無料のオンライングラフ計算機をよく利用します。これがなかなかの優れもので関数のグラフや点をプロットできるのは勿論、方程式の解を求めたり、スライダーを使ってグラフを動かしたりすることができます。

 先日の授業では「解の配置問題」という、定められた範囲に決められた数だけ2次方程式が実数解を持つための条件を求める問題を扱いました。今回は主に自作プリントで解説を行い、ICTはあくまで理解を深めるための便利な補助的なツールとして使っています。

 なお、授業で使用したプリントはPDFにして配布をしているので、後からいつでも確認することができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記7月13日(火)~文系?理系?~

 今日の7限目、1年生の類型登録説明会が行われ、教務課の沖野先生から、文理や科目選択のポイント、類型登録までのスケジュールなど、これからの進路を考えるために必要なことについて詳しいお話がありました。その後、理科については多保田先生が、地歴公民については池田先生が、専門科目の選び方などの説明をしてくださいました。どの1年生も真剣な表情で、それぞれの先生からのお話を聴いていました。

 沖野先生も語っていましたが、文理選択は、2~3年生でコース変更ができないなど、人生のターニングポイントの1つです。最後は自分自身が決断することになります。

 1年生のみなさん、これから迎える夏休みに、自分は将来、社会でどのような活躍をしたいか、何になりたいかなど、自分自身の生き方について深く考えてほしいです。進路については、保護者の方などとよく話し合ってください。そして、分からないことや困ったことがでてきたら、遠慮せずに先生方に相談してください。

 『なりたい自分』に近づく第一歩が類型を考えることです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記7月12日(月)~次も全力で~

 昨日の野球部の奮闘は、前ページ、堀校長先生の「ほりほりの部屋Vol.66」でご覧になられたことと思います。一生懸命にプレーする野球部員の姿はとても凜々しく、頼もしかったです。今日の昼休み、昨日活躍した部員にコメントをもらいました。

 8回に守備でファインプレーをした中村くんは「『とれるアウトはとる』という意識で守っていました。ピッチャーも頑張っていたし、点を取られたくない場面で助けることができて良かったです。次の試合も頑張りたいです。」

 9回は足の痛みで降板しましたが、それまで好投していたピッチャーの嶽くんは「高校に入って初めて、夏の大会の勝利で、球場で校歌を歌うことができて良かったです。ピンチの場面も楽しく野球ができ、勝利の瞬間は足の痛みも忘れるくらいすごくうれしかったです。木曜日の金商戦に勝てば、チームの目標であるベスト16に進出できます。1勝で満足することなく、楽しく勝利を掴んできます!」

 部長でキャッチャーの宮川くんは「チームで徹底してきたことと、持ち味を全て発揮することができ、とても良い内容の試合だったと思います。次の試合も気を抜かず、最後まで全力で戦いたいです。」

 フレーフレー錦!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.66「トビタテJAPAN!トビタテNISHIKI!~All you will need is NOT “stay home”, BUT “home-stay”!~Part 2」

 皆さん、こんにちは。堀です。昨日の日曜日、本校野球部、昨秋ベスト8校の強敵大聖寺高校を4対1で破りましたぁ!「やったー!」ゲームセットの瞬間、飛び上がって喜んでしまいました。とうとう、夏の大会で校歌、歌えた!よかったね、部員諸君!そして、ありがとう!(堀は2番の歌詞を歌いそうになり・・・恥・・・)とにかく、いろんなことが素晴らしかった!さらに、こちらに「風」も吹いていましたね。ツーシームを駆使し凡打を打たせ続けてのナイスピッチあり、バント失敗からのセンター前タイムリーヒットあり、3点リードしての最終回の守りの際、前回のレフトに続いて、センターとピッチャーまでも、2人立て続けに足を攣ったり・・・いろいろドラマありで、まさに「ザ・高校野球」でした。よくぞ、全員の力で最後まで乗り切った!べーラン、がんばった甲斐があったね。足腰大事!2回戦金商戦、木曜日もこの調子で~~~GAT!!

 さて、今、最も注目されている野球選手と言えば・・・ロサンゼルス・エンゼルスの「ビッグフライ!オオタニさ~ん!」でしょう。メジャーリーグでも活躍した、わが郷土の誇り、ワールドシリーズでMVPも獲得した松井秀喜さんをして、自身の日本人メジャーリーガー最多本塁打記録の年間31本を軽々と越えたその日、「真の長距離打者」と言わしめた大谷翔平。並み居る強打者を押さえて、ホームラン競争も第1シード。オールスターも史上初の「2WAY(二刀流)」選手として出場予定。今まで誰もなしえなかったことに挑戦し続ける姿に、本場のファンのみならず、選手自身が興奮して見守っている状態。ダルビッシュのチームメート、サンディエゴ・パドレスのショート、スーパースターの一人、タティースJRのコメント:「リトルリーグで野球を始めた頃の、純粋な姿を思い出せてくれる。打って、投げて、走って・・・観ててこっちも楽しくなる!」

 野球大好き堀はメジャーリーグの球場に2度、足を運んだことがあります。前回の「ほり部屋」に引き続き、「トビタツ」魅力を伝える第2弾は、ベースボールネタ。本場でライブのスポーツ観戦は「トビタツ」魅力の一つです。

 堀が初めて「トビタツ」ことになったのは、英語の教員として2年目、24歳の夏。ホームステイ引率での渡米。小松地区の高校生20名を、テキサス州ヒューストンへ。初の海外旅行が、高校生引率という重大任務を背負っていたのでした。今考えれば、ずいぶん無謀な挑戦でした。よくあんな若造に自分の子どもを託したもんです?!すごいぞ、ペアレンツ!まじで感謝しています、今でも。あの経験が今の堀を支えてくれています。

 高鳴る衝動を抑えることはできませんでしたし、「なんとかなる!なんとかする!どうにかなる!」という「根拠のない自信(?!)」に満ちあふれていました。そういうメンタルは定年間近の現在も余り変わっていないかも・・・No risk, no lifeみたいな。根っからの‘risk-taker’であり、‘first penguin’。だって・・・「恥」とか「失敗」とか、死ぬ間際まで、わからない、そう思いませんかっ?諸君!!まず、やってみよう!「やってみます!」と言い放って~~~Just do it!

 渡米した1986年当時、世界初の室内ドーム球場、ヒューストン・アストロズの本拠地、「アストロドーム」を訪れました。ヒューストンの夏は気温40℃越えも当たり前のため、高温対策としてドーム球場を建設。写真上段が全景、中段が北入場口、下段が当時の日本にはなかったスポーツ観戦の楽しみ方、観客が「ウェーブ」を起こしている様子。訳もなく、純粋に楽しかった!スポーツ観戦って、選手の真剣勝負ももちろん面白いけど、プロスポーツなんだから、お金を出した者が楽しんで当然、という考え方から産まれた楽しみ方。野球に限らず、コロナ禍の後、是非、こういう機会に接して欲しい、諸君にも!「する」だけじゃない、「観る」スポーツもあるんです、堂々と。Have fun!!

 “Let’s go to see OUR HERO!”堀のホストファーザー、ボブにそう言われて連れて行ってもらったのが、アストロドーム、しかも、当時の堀のあこがれ、メジャーの奪三振王、ノーラン・ライアン先発試合!!!生で見ました、しっかりと!速い速い!バッタバッタと三振の山!試合も延長10回、アストロズの4番、グレン・デイビス(前年まで阪神タイガースの4番、メジャー復帰年)のサヨナラホームランで1対0で見事勝利!息詰まる投手戦の中、ノーラン・ライアンは8回途中降板で勝ちはつかなかったけど、満足満足!写真上段のマウンドで投げているのがノーラン・ライアン(ちっちゃ!sorry)、下段は、アストロズが守備についている際、通路はさんで隣のお客さんがキャッチしたファールボールを触らせてもらって、満面の笑みの堀とボブです!!ボブが堀のために頼んでくれて、快く写真撮影までしてくれたのでした!unbelievable!!だって・・・あの伝説の豪腕ピッチャーが全力で投げた直後のボール、つい数十秒前までノーラン・ライアンの手の中にあったボールに触れられたキセキ!今思い出しても興奮します!

 2004年の夏、北陸三県の中高生混合で20名をシアトルへ。海外引率3度目。シアトルで野球と言えば、もちろん、マリナーズ。写真はホンモノのセーフコ・フィールド入場チケットです。本拠地のセーフコ・フィールド正面には日本が誇るヒットメーカー、メジャーでもすでにスーパースターになっていたイチローの巨大看板がドーン!感激でした!しかも、この年はメジャーリーグの年最多安打記録262安打を記録した年!キレイなセンター前ヒットを1本、見ることができました。なお、マリナーズは負けました・・・これが最近の大谷翔平選手報道につながる「なおエ」の原型:「なおマ」の始まりだったのです。「大谷選手、今日も見事なホームランでした。なお、エンゼルスは負けました・・・」(退職したら「ビッグフライ!」観に渡米じゃ~!!)

 記念にセーフコでオフィシャルTシャツ買いました。17年経とうとしてますが、いまだ新品のよう。写真右下に縫い付けてあるマークがメジャー公認のしるし。生地も縫製も安物とは違います。諸君!どうせ買うならホンモノを、記念に。メジャー公認マークのチェック、将来、忘れずに!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP & to be continued!

p.s.先週土曜日、オオタニさーんが、マリナーズ戦で放った、独走の33号ホームラン。TVカメラも追い切れない速度と角度で、球場の最上段の観客席に突き刺さりましたよね~。あの一発に関して、他のメジャー選手達が度肝を抜かれた様子、たくさん報道されていました。特に、エンゼルスの同僚、主軸の一人、アップトン選手の驚いた表情についてのコメントが面白かった!「『マコーレ・カルキン』スタイル!」と表現されてました。映画フリークなら即わかる!全米の老いも若きも知っている、マコーレ・カルキン主演の代表作と言えば・・・「ホーム・アローン」!(オススメ!めっちゃ笑えて、最後はホッとする、名作!聞き取りやすい英語で、リスニング教材ムービーとしてもgood!)その宣伝用ポスターをググってみてね。どんな表情か、すぐわかりますから。

錦高日記7月9日(金)~開会式は中止なれど~

 本日、第103回全国高等学校野球選手権石川大会開会式が行われる予定でしたが、残念ながら雨天のため中止となってしまいました。野球部顧問の多保田先生が写真とメッセージを送ってくださいました。

 3年生の晴れ舞台がなくなり、選手たちは落胆していましたが、11日に予定されている1回戦に向けて、すぐに気持ちを切り替えていました。戦いに向けて準備は万端です。強敵との戦いになりますが、選手一丸となり、勝利をつかみ取ってくれると信じています。

 写真は昨日、開会式に向けて、行進の練習の様子です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.65「トビタテJAPAN!トビタテNISHIKI!~All you will need is NOT “stay home”, BUT “home-stay”!~Part 1」

 皆さん、こんにちは。堀です。梅雨まっただ中の1週間、うっとうしい1週間、くつの中ずぶぬれの1週間。大変でしたが、あともう1日だけ、模試があるぅ。もう1日だけ、ふんばろう~~~GAT!!

 今年の夏も昨年同様、日本から飛び立つことはできそうにありません・・・夏季休業、いわゆる「夏休み」を利用した「ホームステイ」プログラムは、堀が教員なりたての40年近く前からしばらくの間、日本全国の高校生にある意味、「流行って」ました。日本全国から「トビタツ」対象国は主に、アメリカ本土。堀もテキサス州のヒューストン、ワイオミング州のラベル(田舎の小さな街)、ワシントン州のシアトルにそれぞれ、1ヶ月余り、金沢近郊や小松地区の中高生のグループ(各グループ20名程度)を引率してきました。(「ほり部屋Vol.19」参照)毎年、7月お盆の頃になると、かつて引率したこどもたち(今はもう諸君のお父さん・お母さん世代)とのいろんな出来事が思い出され、懐かしい思いに駆られます。

 諸君!必ずや、大学生の間に、バイトして、お金貯めて、自分のお金で、あるいは、公的機関から資金を出してもらって、タダで(ここ!大切!!いろんな機関・方法があるっ!調べる!尋ねる!「知らぬ」は損なりよ~、大学は入ったら即、動く!)~~~「トビタテ」!その時には、各国の家庭に泊まりながら、通学・活動する「ホームステイ」を是非是非、体験すること!「ホテルステイ」なんて、世界、どこ行ったって、おんなじだぁ!!!異文化を、異なる考え方を体験することこそ、若いときに「トビタツ」意義では??

 堀が体験した、あるいは、見聞きした、ちょっとマニアックな場面をいくつか写真を使いながら紹介する今回がPart1。「へぇ~」とか「おもしろそう!」とか思ってもらって「いつか、自分も!」と思ってもらえれば幸いです。(ちなみに堀は全て「引率業務」として、「仕事」で海外に飛び立ってます。『仕事で海外へ』、つまり、『ひとのおマネーでトビタツ』・・・おいしい・・・諸君らも目指しませんか?ウチの息子・娘はちゃっかり『仕事で海外』行きまくってます・・・諸君にできないわけがないっ!)

 金沢市内も明日から、野田山近辺は交通規制がしかれます。そうです。お盆で、たくさんの人がお墓参りに集うためです。この「人の弔い方」に関する常識や儀式は、国や宗教によって、考え方の差が相当あります。ワイオミングでお世話になったファミリーの中に、‘Funeral Home’(葬儀屋さん)を経営されている方がいて、関連施設を案内してくれました。上段の写真は、まさに墓地。日本のように、お墓が窮屈に集合しているような所はなく、むしろ、各お墓の間隔は十分なソーシャルディスタンス(?)が取ってありました。中段(表側)・下段(裏側)でわかるように、大理石でできた、背の低い墓石には、生年月日と没年月日が記されています。じめじめ感がない、日当たりの良い墓地が多く、きれいに芝刈りされ、管理が行き届いてます。お花を生けるところは似てますね。

 これ、何の機械か、わかります?白い陶器製のベッド(?)に‘body’(死体)を横たえます。この人が持っている管状のものの先には針がついています。管のもとの機械はポンプになってます。ポンプは2台見えますよね。それぞれの管先を、‘body’の左右の腕に刺します。片方の管は、‘body’の血液・体液を吸い込み、もう片方の管からは、代わりに、保存液が注入されるという仕組み。火葬ではなく、土葬文化の‘funeral home’には、例外なく、このような保存液注入・体液交換装置は常備されています。遠来の親戚が集まるまで、牧師さんを伴った儀式などが始まるまで、‘body’をできるだけ良い状態に保つためです。‘body’の肌色に合わせ、生前の元気な頃の色に、微妙に異なる様々な着色料も保存液には混ぜられます。基本的にはオレンジ色がベースカラーとのことでした。

 土葬文化に棺桶は必須。ということで、ものすごい数の棺桶が陳列され、売られていました。死んだ後も、金次第・・・まっすぐの板を打ち付けて、板の目そのまま、無加工で、ただの直方体の棺桶は、見た目cheapで、実際の価格もお手頃。堀が上段で値札を持っている棺桶は最高級品。中はフカフカのベッド仕様、使っている木材もマホガニー、装飾も豪華で素晴らしく・・・「試しに入ってみるか?」と言われ、“My pleasure!”とわけの分からない返事をしてしまったことが思い出されます・・・恥・・・

 昨年来のコロナ禍にあって、それでもやっぱり、土葬なのかな?感染防止の観点から火葬したりするのかな?コロナか?宗教か?このウィルスの怖いところは、こういった人間の価値観の根幹をも揺さぶってくるところです。

 七夕の日、長男に第1子が誕生しました。長男の妻が、ラインでいろんな映像や声を送ってくれています。堀にとっては3人目の孫です。母子ともに元気&元気です。会いたいです。抱きたい。でも・・・東京へは・・・非常事態宣言が出るって・・・今は、まだ、行けないなぁ・・・コロナめっ!8月のお盆明けに、2回目のワクチン接種予定。その後、2週間すれば、一応、免疫はできるとのこと。その頃には、宣言も解除されていれば・・・コロナめっ!!諸君らも疲れがたまっているかもしれません。どうか、免疫力下げないよう、しっかり食べて、しっかり寝てね。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP & to be continued!

錦高日記7月8日(木)~新聞を読んで~

 今日、放課後のマルチメディアセンター(図書室)です。年2回、行われている読書会。今回は趣向を変えて、参加者それぞれが好きな新聞記事を選び、感想を書いています。生徒の多くが普段、新聞をあまり読んでいないことから、新聞の魅力を知ってもらいたいと企画されました。

 参加者に感想をもらいました。今井くんは、「普段、紙の新聞ではなく、ネットの記事をよくみるのですが、今回の校内読書会を通して、紙新聞の良さを知ることができました。新聞は紙面が大きいです。ネットの記事だとどうしても小さい画面でみることになり、一度にみることができる範囲が狭くなります。しかし、新聞紙の場合、記事自体も大きく、多くの情報を一度に手に入れることができます。新聞紙の魅力を感じました。」

 市原くんは「自分も普段はネットのニュースサイトで記事を読んでいるのですが、読む記事が自分の趣味嗜好に偏りがちなんです。ところが新聞で記事を読んでみると、自分が普段なら触れることのない話題が沢山あって自分の世界が華やかに広がっていく感じがします。素敵じゃないですか。ネットで記事を読んでいる人は、一度、新聞を手に取ってみませんか。世界のみえ方が変わるかもしれません。」

 普段から新聞をよく読んでいる杉岡くんは「新聞を読むことの魅力は、知らないことを知ることができるところです。また、文章力が鍛えられます。知らない言葉があったら調べることで語彙力も上がります。是非みなさんも読んでみてください。」

 本校のマルチメディアセンターには各社の新聞が取りそろっています。新聞、読んでみませんか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記7月7日(水)~学習ツールはデジタルかアナログか~

GIGAスクール構想の実現を目指す中、授業の中でChromeBookを活用する光景もどんどん増えてきました。もちろん、使うことそのものが目的ではなく、学びを深めるために、いかに効果的に活用するのかが大切です。

教材の提示においても、チョークと黒板の良さもあるし、スライドや画像・動画とスクリーンの良さもあります。同様に、協働学習においても、ホワイトボードを囲んで意見をまとめ合う方法の良さもあるし、1人1台PCで画面上のジャムボードで意見を共有し合う方法の良さもあります。今後、学校教育がアナログな学習方法からデジタルな学習方法に変わっていくというのではなく、内容や条件によって最も適した方法を選ぶことができるように「選択肢」が広がったと捉えるべきなのではないでしょうか? ツールがどのように変わろうとも、大切なことは「深く思考すること」や「多様な意見に触れて多面的に物事を考えることができるようになること」でしょう。

時代がどれだけ変わろうとも、高校生が七夕の短冊に書く願い事がさほど変わらないように、きっと学びの本質も不変ではないかと思います。

錦高日記7月6日(火)~野球部壮行式~

 第103回全国高等学校野球選手権石川大会が 7月9日(金)~7月26日(月)の日程で開催されます。大会に先立ち、今日の7限目に野球部の壮行式が行われました。総体・総文の壮行式同様、体育館には野球部と各部の代表者のみが集まり、その他の生徒は各クラスでリモートによる応援です。

 生徒会長、石川さんの激励の挨拶の後、堀校長先生が、『栄冠は君に輝く』をアカペラで歌い、部員を励まされました。各部の代表による応援に対して、野球部部長の宮川くんが「コロナ禍の中、大会ができることに感謝し、力を尽くしてきます。」と抱負を力強くのべてくれました。野球部は1回戦、11日(日)9時から大聖寺高校と対戦します。

 『一球に一打をかけて 青春の賛歌をつづれ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記7月5日(月)~花がある空間~

 本校の中央階段2階から3階へ続く踊り場には、華道部による季節の花が生けられています。

 花は、忙しい毎日の疲れやストレスを癒してくれると言われています。眺めているだけでドーパミンやオキシトシン、セロトニンという物質が分泌され、気持ちが落ち着いて心も豊かになるのです。実際に生花がもたらす心理的効果が測定されていて、花のない部屋に比べて花のある部屋では、活気が大幅に増加します。また、混乱や疲労、緊張・不安、抑うつ、怒り・敵意が低下するということも明らかになっています。 私たちが花に水や養分を与えるように、花も人間の心身の健康を保つ働きをしてくれるのです。

 緊張したり不安な気持ちになったら、中央階段2階の踊り場に立ち寄って、花を眺めるのも一行です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記7月2日(金)~答案返却~

 6月30日まで5日間にわたって頑張った期末試験の答案の返却が、それぞれの授業で始まりました。思ったようには得点に結びつかなかった生徒、前回の中間試験の反省を踏まえて頑張った生徒・・・とそれぞれの取組の結果が返ってきます。答案には大切な情報が詰まっています。どんな力をつけなければならないのか? そのためにどのような学習方法が必要なのか? 試験は教員と生徒の対話であり、生徒自身が自らの学習に向き合う対話の場です。いろいろな思いを飲み込みながら、次に向けて頑張ってほしいと思います。大切なのは、経験をどのように自らの成長につなげるか。それは勉強だけではなく、すべてのことにも言えますね。

錦高日記7月1日(木)~避難訓練~

 今日の7限目、1.3年生は避難訓練を行いました(2年生は2日)。例年、中高合同で避難訓練を実施していたのですが、今年度はコロナ感染対策のため、運動場などに集まることはせず、教室での動画視聴と避難経路の確認となりました。

 本校は、森本ー富樫断層帯に位置します。今後、30年間での地震発生確率は最大8%と、全国の活断層の中でも発生確率が高いグループに属します。災害はいつ起こるかだれも予測することはできません。大きな災害が起こった時、消防、警察、自衛隊などの公的機関による救助・援助(公助)だけでは被害にあった人がたくさんいる場合には人手が足りません。災害が起こるかもしれないという意識を常に頭に置き、一人ひとりが、「自分の身は自分で守る」(自助)、「自分たちの地域は自分たちで守る」(共助)という考えを持って、日ごろから災害に備えておくことが重要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記6月30日(水)~残り198日~

 期末試験終了後の視聴覚室です。感染対策のため、3年生8クラスを2つに分けて学年集会が開かれ、堀校長先生がご自身の体験を交えて熱く語られました。内容は、校長先生の「ほりほりの部屋Vol.64」にある「時給1万円」「友と共に!同じミスせず!」「マイ・エラー・ブック」「人事を尽くしつつ、日々、祈る!」などです。どの3年生も真剣なまなざしで校長先生のお話を聴いていました。

 3年生が感想を伝えてくれました。「受験まで残りわずかしかないのに模試の結果が悪く、正直泣きたいくらいここ最近は思い悩んでいました。でも、お話を聞いて、数字に惑わされずに頑張ろうと思いました。模試で一番大切なのは結果ではなく、自分が間違った所を知り、次につなげることだと分かったので、アドバイス通りマイ・エラー・ブックを作ろうと思います。」「受験への考え方が変わりました。勉強ばかりで大変な1年だと思っていたけど、たった1年本気で向きあえば、人生はその分よくなることが分かりました。解き直しに力を入れようと思います。絶対合格します!」「お話がおもしろくて、良い意味で肩の力が抜けました。これから辛くなると思うけど、あの青い大仏のぬいぐるみを毎日おがんで、心の支えにしたいです。」「勉強は『時給1万円』がとても印象的でした。今まで嫌々勉強していましたが、これからは将来のためにやる気を出して勉強したいと思います。」「ありきたりな受験哲学ではなく、どうしたら心を落ち着けて受験に臨めるか・・・できることを常々積み重ねながら、心のよりどころを確立すること・・具体的な行動につながるお話でした。」「25分の短い時間でおおいに奮い立たせてくれました。特に、『友と共に』これは物に魂を吹き込む、ユーモラスで単純でありながら、自分には足りなかったことだったので、とても参考になりました。」「毎日の『当たり前』のルーティーンを作って本番で焦らないようにしたいです。」「試験会場での仲間は道具だけ」「自分の夢の実現に向けて残りの時間を大切に頑張ります。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.64「大明神、ミッ〇ーだるまに三蔵法師!みんな、諸君の応援団!~Here come OUR Gods!~」

 皆さん、こんにちは。堀です。期末テスト、終了です!5日間は長丁場でしたねぇ~手応えや、いかに?!この後は先生方がガンバリマス!膨大な採点業務とともに、提出物チェックやら、平常点の換算やら、やらねばならないことが山積み。そこで、先生方へ!ご自身の健康と、ご家庭やプライベートのことも気にかけてくださ~い~~~(本日、ボ支給日)今日は先生方にも~~~GAT!

 一昨日、35H前のスペースに、3年連続、舞い降りてきました!「ジャン〇・スポーツ」でおなじみのハ〇ダ大明神、ミッ〇ーだるまに三蔵法師!

 「大明神」は堀が最後のホーム担任をした時のホームマスコットとして大活躍してくれた、縁起の良いキャラ。〇水の3年理系ホームの担任でした。ホームの大部分の生徒が「なりたい自分」になるための「踏み台」大学に見事に進学しました。当時は抱きしめられたり、頭をなでられたり・・・まあ、かわいがってもらいました、特に女子生徒から。当時の1月のセンター試験会場にも連れていき、試験直前、生徒に大人気でした。拝まれたり、キッ〇カットのお供えをいただいたり、「大明神パワーをくださいっ!」と頭に手を置かれたり・・・精神的に不安定になりがちな、本番直前の受験生の心を、「いつもどおり」に戻す役割を、見事に果たしてくれていました。一昨年、本校に舞い降りてきた時も、金工大のセンター試験会場に連れて行きました。その際も、10数年の時を超えて、全く同じことが起きました!大人気の「大明神」!昨年は、コロナの影響で、共通テスト会場に集合できるのはホーム担任のみに限定されたため、直前に本校で実施した激励会(2部制)で、諸君の先輩方を応援していました。そして過去2年間と同様に、今回も、その役目を果たすため、共通テスト200日前の一昨日、今年の錦丘高校3年生諸君を励ますべく、やってきたのです。Here come OUR Gods! 拝んでください、祈ってください、信じる者は救われるぅ。

 だるまは普通、お願いする際には片眼を塗らないままにしておきますよね。願いが叶ったら、その眼を塗って、両眼開眼となりますよね。しかし、12年に1度だけ、ねずみ年にだけ東京ディ〇ニーランドで手に入れることができる、この「ミッ〇ーだるま」は、最初っから両目が塗られています。つまり、これも、願い事が必ず叶うという、縁起の良いキャラなのです。元々はこのだるまの中に、クランチチョコが詰まっていました。お菓子の容器だったのですが、縁起が良い開運だるまとして、「大明神」ともども、堀ホームの守護神を務めていました。この子もまた、共通テスト200日前の一昨日、今年の錦丘高校3年生諸君を励ますべく、やってきたのです。Here come OUR Gods! 拝んでください、祈ってください、信じる者は救われるぅ。

 「大明神」の前に置いてあるのは、奈良・薬師寺でいただいた、手書きのホンモノの御朱印。描かれているのは玄奘三蔵法師。ご存じのとおり、今の中国から、仏教発祥の聖地、今のインド(ガンダーラ地方)へ仏典を求めて、過酷な旅を敢行したお坊さんです。毛筆で大きく記された「不東」の2文字と、赤く描かれた法師の姿が印象的です。諸君に気づいて欲しいのは、三蔵法師の顔・体の向きと「不東」というコトバとの関係性です。当時、中国からインドまで、砂漠地帯やら、ヒマラヤのような高地やら、道なき道を歩いて向かうことの壮絶さは想像すら困難。そんな中でも法師は西へ西へと歩を進めたわけです。聖地の仏典を手に入れるその日までは、ふるさとへは帰らない、つまりは、東へ向かうことはしない、という強烈な意志。それを表すコトバが「不東」なのです。夢を叶えるためには前進あるのみ!振り返ったりしないぞっ!という強い強い心を、左(つまり、西)を向いた法師像ともども、表現している御朱印です。「法師」もまた、共通テスト200日前の一昨日、今年の錦丘高校3年生諸君を励ますべく、やってきたのです。Here come OUR Gods! 拝んでください、祈ってください、信じる者は救われるぅ。

 堀は奈良も大好きで、よく旅に出かけていました(長いこと、行けてない・・・コロナめっ!)。特に、世界遺産・薬師寺は超オススメ!今回は詳しくは語りませんが、見所満載!3年生諸君!受験終了したら、卒業旅行にいかが?日本人の心のふるさとです。自国の代表的文化遺産のことも未体験なまま、外国へ向かうことほど恥ずかしいことはありません。「国際的に活躍」したければ、大学生時代前半、コロナ禍で「外」へ行けないなら、「内」を体験しておくのもアリでは?オススメ!

 「大明神」の頭上に、「ほり部屋」Vol.60で紹介した「18人の勇者(エンピツ)」を置いときます。うち、1本(たぶん、これが現存18本中、最短最強)、「大明神」の祈りの手に乗せておきます。この18人、受験が近づいたら、諸君の筆入れにでも、お守り代わりに、連れていってください!必ずや、御利益が・・・あるといいな・・・

 さあ!3年生諸君!君らの出番です!「時給1万円」のバイト、スタートです!稼ぎまくってや~~~今日から!「友と共に!同じミスせず!」やぞ!使い慣れた道具と共に!「マイ・エラー・ブック」やってみて!そして、「人事を尽くしつつ、日々、祈る!」んよ!自分にあった、ルーティンを確立しよう!!3年のホーム担任・学年主任はもちろんのこと、錦の先生方全員、保護者の方々、ついでに堀も諸君の熱烈応援団です!!!校長室の扉はいつも開いています。進路相談、資産運用・株主優待、自衛隊の真の姿、もちろん、英語の質問も。お気軽にお越しください。1・2年生も大歓迎です!堀の教員生命もあと9ヶ月・・・あまり時間がありません。でも、いろんなことを伝えたいのです。伝えきれていません。雑談OK!先着優先、千客万来?!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

p.s.最近のニュースで、新宿辺りの居酒屋の光景を見ていると、オーストラリアのグレートバリアリーフのこと、つい考えてしまうんです。(その心は?)どちらも「ひとで」が増えると怖いんです。お後がよろしいようで。

 

錦高日記6月29日(火)~職員室のメダカ~

 明日が、期末試験最終日。今日も色々な場所で生徒のみんなが勉強しています。昨日、2階の勉強場所を紹介することを忘れていました。購買前と講義室Aです。購買前には外に面するベランダがあり、外気を感じながら勉強できます。この場所は生徒同士で教え合うことも可能です。その近くにある講義室A。ここは、おしゃべり厳禁です。みんな静かに自習をしていました。今日の校舎はどこも静かです。でも、明日の午後には、部活動をする生徒の声が校舎や体育館、グラウンドに響いていることでしょう。

 もう1つ紹介したいのは、職員室のメダカです。玄関から上がって3階職員室の向かって左側の扉を開けると、生物の村上先生が育てているメダカの水槽があります。ガラスの水槽には、今、メダカとエビが2匹ずつ泳いでいます。メダカは漢字で書くと「目高」。目が高いところに付いているから、この名前になったことを知っている人も多いはず。下の写真の中に、泳いでいるメダカを見つけることはできましたか?

 緑の藻に隠れているメダカを探しているだけで心が和みます。職員室のメダカ、癒やしのスポットです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記6月28日(月)~好きな勉強場所は?~

 1学期期末試験3日目が終わり、あと2日となりました。試験後、すぐに自宅等に帰る生徒もいますが、学校で勉強する人もたくさんいます。午後3時ごろの校内の様子です。

 1番人気は教室でした。1年から3年のすべてのクラスで黙々と勉強しているみんなの姿がありました。次に人が多かったのが、マルチメディア5階の勉強スペースです。壁に向かって1人ずつ座ることができる場所は各学年の生徒から好評です。次に多かったのが3階廊下。職員室から近いので、わからないことがあるとすぐに質問できることも人気の理由です。ただ、この3階スペースは、1、2年生にとっては敷居が高いようで、ここにいたのは、ほとんど3年生でした。もう1つの勉強場所が物理講義室。教室では前を向いて静かに勉強することになっていますが、ここは生徒同士が互いに質問し合うことができる場所となっています。

 あなたが集中して勉強できる場所はどこですか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記6月25日(金)~先生も勉強中~

 期末試験2日目の午後、物理講義室で教員対象のChromebookの講習会が行われました。石川県教員総合研修センターの指導主事のみなさんを講師に迎えての研修です。密を避けるため、参加者を半分に分け、80分の研修を2回、行ってもらいました。①GIGAスクール構想やChromebookについて、②カメラ機能、③Googleフォーム、④Google Jamboard、⑤Googleスライドなどが今日のコンテンツです。センターのみなさん、長時間に渡り、ありがとうございました。

 GIGAスクール校内研修リーダーの宮田先生から「今回、たくさんの方々に参加を頂き感謝に堪えません。他校は早いところでは中間考査の5月の中旬に職員全体での研修を実施しているところがあり、早い学校より1か月遅れているように思えますが、実際には何人もの先生が既に授業実践を行っており、授業イメージを持ちながら、センターの方々のお話を聞けたのではないでしょうか。また、色々な場面で先生方同士の教え合いも行われており、これは5月ではできなかったことでしょう。今回、学校長をはじめ、GIGAスクール対応研修の対象でない方々にも参加を頂けたことは、GIGAに対する教員の共通理解を深める意味でも良かったと思います。誰かにやれと言われて仕方がなくChromebookを使うのではなく、より教育効果を考えて教員が自然に活用することになるような教員文化ができれば良いですね。」というコメントをもらいました。

 他の先生の感想です。「基本的な操作方法から実践的なアプリの操作方法まで、分かりやすく学ぶことができました。少しずつですが、実際に活用してみようと思える実りある研修でした。」「今回、Jamboard の使い方をもう一度聞くことができてよかったです。」「Jamboard を実際に使ってみたことで、授業でどのようにしたらよいかイメージをつかむことができました。」「不安が『仲間がいてくれる!やってみよう!』という勇気に変わっていくのを感じました。」「Chromebookを活用することで、学びのあり方にも、さらに幅が広がるのではないか、その可能性を認識する機会となりました。もちろん、端末を使うことが目的化するのは良くないですが、授業において、今までできなかったことができるかもしれないと思えました。何より、さらに新しいことにチャレンジしてみようというマインドが生まれたことが一番の収穫です。」

 試験期間中、先生方も勉強しています!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.63「耐えて咲く、錦生へ~妄想もまた楽し~」

 皆さん、こんにちは。堀です。期末テスト2日目終了です。ここまでの出来はどうですか?土日を挟んで、月曜から後半戦。残り3日間、6~7科目、しっかり準備して、知識・技能の確認作業を進めましょう!記憶するだけで終わらずに、記憶したものを「出す練習」までできるといいね!最終日まで正々堂々、全力で~~~GAT!!!

 諸君の今週末はテスト勉強一色で「ガマンウィーク」の週末ですが、来週末は・・・部活だっ!ゲームだっ!バーゲンだっ!?やりたいこと、やってね。ガス抜きも、また、必要でしょう。一方で、3年生は受験勉強本格化かも~?!いろいろあってOKです。少し先の、ちょこっと楽しいことを妄想しつつ、今を耐え抜くのです、諸君!!そこで、最近観た映画と読んだ本の中から、オススメのものを紹介します。テスト終わったら、お試しあれ(稗田阿礼)。

 映画はやはりこの1本、「ヒノマルソウル」。1年以上の公開延期を経て、ようやくこの6月、公開にこぎ着けました。白馬のジャンプ台、一番てっぺんまで登ったことがありますが、あんなとこから滑り降りて(落ちて?)、時速90キロ以上で己自身が飛び出すなんて信じられないスポーツです。しかもあの長野オリンピックのジャンプ競技時の悪天候ときたら・・・テレビで釘付けになって観戦・応援していましたっけ。吹雪でテレビ画面さえも不鮮明な中、日本チームの劇的逆転金メダルは感動でした!原田の「ふなきぃ~ふなきぃ~」の「幽霊泣き」は伝説となったのでした。「舞台裏の英雄達」、これがこの映画のサブタイトルです。まさに、「縁の下の力持ち」=silent partnersに光を当てた「真実に基づく物語」です。しかも、障害者スポーツや女子スポーツについても、先駆けとなっていたという25名のテストジャンパー達。知りませんでした、そこまでは・・・ということが次々と・・・もう、またしても‘burst into tears’でした。ハンカチぐしょぐしょ。でも、感動の涙を流して、映画館を出た後の爽快感は、何物にも代えがたいですね。来週末にでも、映画館へ、GO!!!オススメ!

 本は2冊。1冊目は「一億円のさようなら」。大作ですが、「おマネー」に関心ある方、ひと夏かけて読破にトライしてみて欲しい作品。起業についても考えさせられます。しかも、その舞台がここ、金沢。ほんとに忠実に「金沢」を描いてくれています。すでにBS放送で映像化済みですが、「夏代」ってどんな女性だろうとか、想像する楽しさは、本に適いません。最後の大どんでん返しも含めて、オススメ!

 もう1冊は、「そして、星の輝く夜がくる」。いわゆる「震災文学」ですが、将来、教員を目指そうとしている人には是非とも。そうでなくても、十分楽しめるし、考えさせられる小説です。「こんな先生に教わりたい!」と思うこと間違いなし。心洗われます。(脇役の定年直前の校長が良い味出してるんです、これが。)オススメ!

 諸君!週末だけど、気合い入れて、準備するんよ~!ではでは、今日はこの辺で。CU ASAP & TGIF!

p.s.最近、家族からのLINEがにぎやか。富山の実家両親&輪島義理の母親曰く、「ワクチン、2回目終わったわ~。盆には会えるかね~。」ウチらが金沢で打てるのはいつ??東京の息子夫婦曰く、「もう3200g越えとるらしい。予定日の3週間前やけど。いつ産まれてもいいらしい。」3人目の孫(♂)誕生近し。ドキドキ。無事産まれますように。長浜の娘曰く、「また絵のコンクールで賞もらったよ~。虫歯予防のポスターコンクールで。」小2の孫(♂)は絵や工作が大好き。いつもダイナミックな構図の絵を描いてます。笑ってしまうくらい大胆な絵。じいじは大好きです。呉の娘、海自のインスタによれば、インド洋上にてインド海軍と合同訓練に励んでいるよう。出航から1ヶ月経ちました。もう後1ヶ月、洋上訓練は続きます。この後、中東に向かうのか、はたまた、太平洋か?親にも航海の予定は国家機密で明かされません・・・この1月、LINEは既読にならず。LINEで生存確認中。陸に近づいて「既読」がつくだけでホッとしている父です。明けない夜はありません。少しずつあかりが見え始めています。今少し、がまんしよう。

錦高日記6月24日(木)~期末試験始まる~

 今日から1学期の期末試験が始まりました。1年生・・・12科目、2年生・・・13科目、3年生・・・10または11科目の試験が6月30日(水)まで続きます。「なりたい自分」に近づくために、集中して勉強に取り組んでほしいです。

 今年3月に卒業した先輩たちが、成果を上げた勉強方法や勉強場所などについて、残してくれています。いくつかを「進路の手引」から紹介します。

 「勉強で大切なのは、『深く』理解することです。深く理解するには時間もエネルギーも必要ですが、長期記憶となるので結果的に効率がよくなります。具体的に言えば、ただ公式や出来事を覚えるのではなく、本来の目的や背景、課程などを理解することが大切です。」「インプットとアウトプットを同時に行うことです。日本史、世界史、地学、生物など暗記科目はまずワークなど問題を解き、次にノートの右端に線を引いて作ったスペースに、間違った問題に関することを簡単にまとめます。そして、そのノートをテスト前に見直します。」「勉強する順番や時間帯を工夫するといいです。苦手科目からではなく、得意科目から始めたり、頭を使う学習は午前中、暗記は寝る前にするなど、自分がやりやすいことが大切です。」

 「自分が集中できる勉強場所を作ることです。適した場所はそれぞれですが、私は教室での勉強をお薦めします。教室にいるとクラスメイトが受験勉強を頑張っているので、周りに引っ張られる感じで自分のやる気もアップし、勉強がはかどりました。」「私は人のいる場所で集中することができなかったので、学校が終わるとすぐ家に帰り、自分の部屋で耳栓をして勉強していました。」

 この他「進路の手引」には、みんなの努力を後押しする先輩方からの熱いメッセージがたくさん載っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記6月23日(水)~県高校総体・水泳競技~

 6月20日(日)金沢プールで県総体水泳競技が行われ、本校からは11名の生徒が参加し、たくさんの賞状とトロフィーをもらって来てくれました。

 顧問の山本先生が大会を振り返ります。「コロナ感染症対策を行うため、声を出したりせず、お互いを応援し合うことが難しい中での大会でした。しかし生徒同士、互いのレースの様子を見て自分のレースのモチベーションを上げ集中して取り組むことができ、それぞれの結果につなげることができたと思います。泳ぎの形や泳ぐ距離、飛込等一人ひとり異なる競技ですが、チームとして協力して大会に臨むことができました。」

 水泳部部長の長島さんは、「今回、無観客試合となり、今までとは違ったカタチでしたが、たくさんの方々のおかげで、部員全員が全力を出し切ることができました。今年は4人の1年生の入部もあって、とても賑やかになり、このメンバーと一緒に戦えることにワクワクしていました。当日、自分のレースの時、みんなからの『頑張ってください!』の声がうれしかったです。また、リレーは心から楽しいと思うことができました。リレーのみんなに感謝です。学校でたくさんの方からの『おめでとう』の声に、最高の仲間と先生方に囲まれて改めて幸せだと感じました。」

 長島さんは北信越大会についても語ってくれました。「北信越大会は緊張すると思いますが、今まで自分を応援してくれた人たちへの感謝を結果で返せるように、自分らしいレースをして、インターハイへの切符を獲得したいです。私の競泳人生は残りわずかですが、後悔のないよう思い切り楽しんで、たくさん笑いたい。大変な状況の中、大会を開催し、私たちをサポートしてくださる競技役員や関係者の方々への感謝も忘れずに、より一層強くなれるように頑張ります。」

 北信越総体水泳競技は、7月24日(土)~26日(月)長野県アクアウイングで行われます。本校選手たちの活躍に期待です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記6月22日(火)~錦丘グッドマナーキャンペーン~

 今朝、錦丘中学・高校合同でグッドマナーキャンペーン運動が行われ、生徒39名、教員32名の他、中高あわせて23名の保護者の方が参加してくださいました。参加してくださったみなさん、ありがとうございます。

 堀高校校長のあいさつの後、赤十字病院前交差点、山科交差点、窪交差点など6カ所に分かれて通学の安全を見守り、生徒たちと挨拶や笑顔を交わしました。 

 参加してくださった保護者の方の感想から、多くの生徒は自転車レーンを守り一列で左側通行を遵守していたようですが、一部の生徒で斜め横断、横並びの走行があったようです。また、挨拶については、会釈をしっかりとしてくれた、あいさつが大変よかったなどと褒めてくださった方も多かったのですが、もっと大きな声で挨拶をしてほしかったと思われた方もいらっしゃいました。

 グッドマナーキャンペーン運動は明日も行われます。生徒のみなさん、明日は今日より大きな声で挨拶をお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記6月21日(月)~北信越総体・少林寺拳法部~

 6月19日(土)、20日(日)新潟市の西総合スポーツセンターで北信越高校総体少林寺拳法大会が開催されました。集まったのは、福井、石川、富山、長野、新潟県から81組129名の高校生。本校からは男子組演武に中森くんと永長くん、女子組演武に田丸さんと高宮さん、女子単独演武に桜井さんの5名の生徒が出場し、日頃の成果を発揮しました。それぞれが自分のベストを出してくれた中、女子単独演武で桜井さんが第2位、女子総合成績で錦丘高校が第3位に選ばれたのです。

 顧問の村上先生が、大会を振り返り語ってくださいました。「理想とする演武ができるように、仲間と共に、日々『拳禅一如』を大切にして体と心の鍛錬を重ねてきました。予選から決勝までの間も、向上心を持って課題に臨む姿がとても素敵でした。それぞれの力を発揮し、決勝では予選よりもさらに一歩理想に近づけたと思います。この大会での経験と学びを活かし、これからも果敢に挑戦し、みんなで成長していきましょう。」