学校日誌

2023年9月の記事一覧

声に出して読む リレー音読

自分でだまって本を読むこともいいですが、人が読んでくれるのを聞く時間もとてもいいものです

1年生の国語ではリレー音読をしていました。自分のそれぞれの解釈を、声に出して読み、仲間の声を聞き繋いでいくリレー音読は、自然と相手意識が働きます。一人一人がそれぞれの感性で、自分の声を出して表現することで、教室がすてきな空気感に包まれていました。全文を読み終えた時の生徒達はもちろん、それを聞いていた仲間達もとても満足げないい表情をしていました。

合意形成

3年生の国語では、本校のJRC活動をテーマとして、話し合いをもとに合意形成することの大切さを学んでいました。

グループで話し合いを進める際には、多数決ではなく、それぞれの意見を尊重し対話を重ねていくことが大切です。それぞれの意見をChrome Bookで表示し、付箋機能を使って積極的に話し合っていました。

 

国語科での学びが日常生活のJ R C活動につながることで、国語科の学びもより活きてきますね。

 

向学心

先生方は生徒達の向学心を満たす授業に向けて、日々いろいろと工夫をしています。先生方の知識がとても豊富なので、納得して思わずうなずく様子や「へぇー」という声があがっていました。

 

2年生の社会科では「なぜ欧米は日本にやってきたか」をテーマにイギリスやフランス等の歴史について学習していました。理科では放射能がテーマでした。日常生活や社会問題等についても改めて考えた様子でした。

「この分野は面白いな。興味があるな。」「なぜそうなるんだろう」「こんなこともっと学びたいな。」という自分の向学心を刺激する分野は、今すぐの定期テスト等には結びつかなくても、自分のキャリア形成につながっていきます。授業での自分の“向学心”をきっかけにして、自分の将来についていろいろ自由に描いてみましょう。

分かるとうれしい

2年生の数学では、一次関数の利用について学習していました。グラフから読み取ったことを意欲的に発言し、考え方を説明していました。

単元末だからこそ、これまで学んできた知識や技能がつながり、問いの答えが分かると、生徒達はとてもうれしい表情を見せてくれます。分かった自分に思わずガッツポーズ、そして周りからの拍手。そんな授業は楽しいですね。

じっくり一人で考えたり、仲間と対話して考えたりと、主体的に学ぶ姿が見られました。

 

「夢を語る会」オンラインで実施  アーカンソー州から

9月15日(金)

本校、金沢錦丘中学校・高等学校を卒業され、現在アメリカで会計士になるために、アーカンソー州立大学に在学中の谷内俊介(やちしゅんすけ)さんに、「夢を語る会」にてオンラインでお話していただきました。(現地時間は夜中の2時!!です。後輩達のために本当にありがとうございました。)

会場には、中学生・高校生が一緒に参加しました。留学の経験談や苦労話、そして錦丘中学校・高校時代のお話を、笑いを交えながら、後輩達に役に立つようにと、とても具体的にお話してくださいました。留学を考えている人はもちろん、そうではない人にとっても「なりたい自分」に向け挑戦している谷内さんのお話はとても参考になったと思います。

「人それぞれ得意・不得意があるのはあたり前だから、『自分の』ものさし・尺度で考え、『自分はどんな人だろう』と考え続けること・思考をまわし続けることが大切!!」

「周りの人に感謝の気持ちをもって、今・ここでの最大のパフォーマンスの発揮を!!」と、後輩たちのキャリア設計に大変参考になる熱いメッセージもいただきました。