新規日誌1
エントランスギャラリー
12月12日(木)
春同様、外で展示されていた作品たちが学校へ戻って来たため、エントランスギャラリーを開催しています。
この日は、月に一度の特別講師 西房浩二先生の来校日ということもあり、2年生の作品講評会が行われました。生徒たちの自由な発想と表現を認めつつも作家目線の感想とアドバイスを頂きました。
第4回高大連携教養講座「ロボット工学って何?」
12月11日に1年生対象に第4回高大連携教養講座が行われました。
今回は、公立小松大学生産システム科学部生産システム科学科 疋津正利先生により「ロボット工学って何?」について講義していただきました。
ヒューマノイドロボットや産業ロボットなどさまざまなロボットの動画を次々と見せていただき、「今のロボットはここまで発展しているのか」と驚きました。未来の話ではなく、すでに身近であることを感じさせていただきました。ロボットをつくるには、ロボットの用途にあわせて「材料、構造、動力源、環境認識方法」を、ロボットを動かすには「情報処理(プログラミング)、動作の計画や制御」を考える必要があります。そして、ロボット工学を学ぶためには、数学や物理を学ばなければなりません。今回の講演を聞いてロボットに興味を持った人は、将来のためにしっかり学んでほしいと思います。
講演をしていただき、ありがとうございました。
2年生の進路講演会
Benesseの方をお招きし、2年生の学習に関してさまざまなアドバイスをいただきました。
「受験生のみんなへ」と題する資料を見て、内心ドキッとした生徒もいたことでしょう。
これまでの学習方法を振り返るとともに、なりたい自分に近付くため、今すべきことを真剣に考えてほしいというメッセージが印象的でした。
まもなく冬休みに入ります。蓄えの冬です。
自分の未来に向けて、2年生のうちにどんな準備ができるでしょうか?
成績の伸びを実感するまでには5か月間かかるそうです。
講演会で教わった復習の方法や模試の活用方法を、今日からの学習に取り入れてみましょう。
第3回高大連携教養講座「地域文化の発信と持続可能な観光地域づくり」
12月3日に1年生対象に第3回高大連携教養講座が行われました。
今回は、公立小松大学国際文化交流学部国際文化交流学科 朝倉由希先生により「地域文化の発信と持続可能な観光地域づくり」について講義していただきました。
「芸術は生きるために必要な知識として、コミュニケーションのために誕生し、アートの力で知恵を伝えてきた」という芸術の起源について、「文化は人間が人間らしく生きるための糧」であること、そして「文化や芸術が観光を通じてまちづくりにつながっていく」ことを伝えていただきました。その例として芸術祭や直島の島でのプロジェクトをあげられました。小松市立高校芸術コースのみんなの芸術も小松市の地域創生につながるかもしれません。そのような可能性を感じた講演でした。
ありがとうございました。
芸術コース美術専攻1年 九谷焼実習(絵付け)
11月29日(金)
期末考査最終日のこの日、午後から芸術コース美術専攻1年生の九谷焼実習(絵付け)を能美市九谷焼美術館体験館で行いました。
先月4日に制作した粘土による作品が焼き上がり、今回はその作品に絵付けをしました。
生徒達は、自分で成形した作品に魂を吹き込むがごとく、皆真剣な面持ちで作業を行いました。
SNSに関する講演会
11月19日のLHRで、全校生徒を対象にSNSに関する講演会を実施しました。
金沢弁護士会の北村勇樹弁護士をお迎えして、「複雑化する社会をどう生きるか」というテーマでお話ししていただきました。
スマートフォンの発達やSNSが多く利用されている現在、「皆が情報の受信者であり、発信者である時代」「情報は必ずしも真実とは限らない」「見方を変えると違った側面が見えることがある」ということを、いろいろな例で説明されました。
そして、詐欺被害にあってしまった事例や応募したバイトが特殊詐欺に関わっていた事例など実際に起こった話や、発信した内容がプライバシー侵害や名誉毀損となり自分が加害者になる話などを、誰にでも起こりうることとして話されました。
最後に、「まずは正しく知ること、次はよく考えること、経験から学ぶこと」と「リアルな実体験を大事にしてほしい」と伝えていただきました。
生徒も興味ある様子で、しっかりと聞いていました。
SNSは十分に注意して、正しく使いましょう。
未来に続くインテリアコンテスト in ISHIKAWA 2024 表彰式
11月17日にガーデンホテルにて「未来に続くインテリアコンテスト in ISHIKAWA 2024」の表彰式が行われました。美術専攻3年の堀 蒼依さんがコンセプト賞を受賞し、式に参加しました。受賞した生徒や学生からはインテリア業界への進路へ進むという話もあり、今後インテリア・建築業界がより一層楽しい世界になるような雰囲気でした。
現在、応募作品を、協会賛助会員の店舗やショールームにて展示しております。
今月26日まで開催しておりますので、ぜひご覧いただければと思います。
ガラス実習
11月9日(土)、美術専攻1年生が白山市にある吉野谷ガラス工房蕾さんを訪れ、吹きガラスの体験実習を行いました。
1200℃にのぼる高温の窯を利用し、溶けて液体状になっているガラスをスタッフさんの助けを借りながら様々な道具を操って成形し、各々が予めデザインした形、色になることを目指しました。また、待ち時間中の生徒は工房近くのコテージで、各回ポーズモデルを交替してそれを皆で囲み、画力向上の訓練の一つである人物クロッキーを行いました。
この日は一日中雲の無い清々しい秋晴れの日となり、昼休憩の時間は辺りを散策したりお弁当を近くの公園で食べたりして、普段の学校生活とは違う環境の、心地よい山あいの自然に包まれて過ごしました。
完成したものは後日学校に届けていただきます。どんな姿になっているのか楽しみです。
芸術コース美術専攻 卒業制作合評会
11月7日(木)
この日の午後より、芸術コース美術専攻3年生の卒業制作合評会が行われました。3年間の集大成というべきこの制作は、夏からの長い期間を費やして各々が試行錯誤し挑戦した大作です。
合評会では、他専科の先生も交えて色々な視点からの意見を聞ける最後の機会となります。この後、先生方のアドバイスを基に修正、加筆をして完成させ、卒業制作展という運びとなります。
美術専攻2名 制作体験交流会の様子
毎年、全国大会の美術工芸専門部では、全国から集まった生徒を対象にその土地の工芸や材料を使用し作品を制作体験する交流をしています。令和9年度の高等学校総合文化祭は石川県で開催されるため、その準備として11月7日、石川県の美術部員同士での制作交流会を金沢辰巳丘高校にて試験的に実施しました。小松市立高校からは2年生の蔵田さんと1年生の西川さんが参加し、制作体験や動画撮影に取り組みました。
制作体験では金箔を使って黒のポーチに模様を描く内容で、カッターやマスキングテープを使って細かくデザインをしていました。制作中は、他校の生徒と話をしながら和やかな雰囲気で交流を楽しんでいました。
動画撮影では昨年度、先輩達が制作したおもてなし企画「灯篭」の紹介をしました。事前に先輩達から工夫した点などを聞き取り発表原稿を考え、本番ではしっかり説明することができました。