新規日誌1

冬休みデッサン会

12月25日から27日にかけて美術専攻1、2年生を対象に実技力強化を目的としたデッサン会を行いました。

3日間、美術大学入試の実技試験でも使用される石膏像のマルス胸像を描きました。休み期間だからこそ出来る長丁場のデッサンで、生徒たちは最終日午後の合評に向けて高難度の石膏像と格闘しました。1年生は2年生の先輩の絵やそれに向かう姿勢を見て多く学んだことと思います。

美術専攻としてはこれで今年の描き納めとなりました。みなさん良いお年を。

2学期終業式

12月22日(金)

今シーズン本格的な雪となったこの日、2学期の表彰式・終業式が執り行われました。表彰式では今回もたくさん部活動、生徒が成績を残し表彰され、今後の抱負を述べました。終業式では源校長から今学期を振り返り、多くの生徒が部活やイベントで頑張り、活躍と成果を残してくれたと労いの言葉をかけ、年明けから本番を迎える3年生にはエールを送りました。

ミューズコンサートを終えて

12月16日(土)團十郎芸術劇場うららにて、音楽専攻生による卒業演奏会「ミューズコンサート」が行われました。

当日は約330名のお客様にご来場いただきました。あいにくの雨模様の中、会場まで足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました。

これで音楽の勉強を終える生徒もいれば、これからも音楽の道を進むことを決心した生徒もいます。そんな彼らがそれぞれのありったけの想いを込めた演奏は、とても素晴らしく立派でした。

全学年での合唱も、迫力のある歌声を聞かせてくれました。特に3年生が選曲した「結」は、特別に想いが込められているように感じました。

音楽合唱リハーサルの様子

 

舞台袖では、3年生たちの普段見せることのない様々な表情をみることができます。覚悟を決めてステージへ歩みを進める横顔、無事に演奏を終えて戻って来る晴れやかな笑顔、悔いが残ってこぼれる悔し涙、仲間同士で励ましあう姿…。そして演奏会を成功させるためにスタッフを一生懸命頑張る1・2年生達。ミューズコンサートは、皆の想いとドラマが詰まった演奏会でもあります。

音楽本番前、3年生一人ひとりによる決意表明の様子

 

そしてこの演奏会が無事に開催できましたのも、ここまでコースの活動にご理解・ご協力くださった保護者の皆様、日頃から応援してくださる地域の皆様のおかげです。本当にありがとうございます。

 

市高芸術コース音楽専攻では、卒業演奏会であるこのミューズコンサートを毎年行っており、3年生全員がソロステージを行い、1・2年生も毎年合唱で参加をします。ぜひ芸術コースの一員として、一緒にこのコンサートの舞台に立ちませんか。私たちはいつでも、たくさんの仲間を待っています!

音楽演奏会後、晴れやかな表情で記念撮影をする様子

GEMBAプログラム

1年生の総合的な探究の時間を使って、小松市のモノづくりを行っている企業に訪問しました。

訪問先での産業観光プログラムを作るをテーマに12月11日、13日の2日間に分けて一人1企業で合計11企業に訪問させていただきました。

近所の工場だけど何をしていたか知らなかった、小松市ってこんな産業があるんだと発見の多い訪問でした。

これから体験内容をまとめ、新たなプログラムを作成していきます。

お忙しい中、受け入れしてくださった企業の皆様、ありがとうございました。

ガラス実習

12月2日(土)、芸術コース美術専攻一年生が、白山市吉野工芸の里にあるガラス工房蕾さんにて、吹きガラスの体験実習を行いました。

まず初めに工房スタッフさんのデモンストレーションを見せていただき、その後各自が描いたアイディアスケッチを元にスタッフさんの補助・指導の下、成形に挑みました。金属製の筒の先で高熱で溶けたガラスが軸の通った綺麗な形になるように筒を転がしつつ、必要に応じて息を吹き込んで、各々が想う形を目指して成形を行いました。

また、他の生徒が体験中、待機スペースに残った生徒たちはモデルをポーズ時間ごとに交替して囲み、それを鉛筆などで描く人物クロッキーも行いました。

吐く息が白む初冬の日、朝から日没過ぎまでの実習となりましたが、生徒たちにとってとても刺激ある日になりました。

公立小松大学 第4回 高大連携教養講座

公立小松大学 国際文化交流学部 国際文化交流学科 木村 誠 准教授 から「心理学と植物を掛け合わせた研究」や「フローラル小松の取組」について紹介していただきました。

生徒は心理学と花の結びつきや小松市の取り組みを知り、心理学に興味を持った様子でした。

芸術コース体験入学

11月11日(土)
この日、芸術コース体験入学が行われ、美術専攻ではデッサンの基礎講座を本専攻2年生が中心となって開きました。
中学生に近い生徒の目線で、わかりやすいように工夫された説明と指導に、参加した中学生は、緊張しながらも真剣な面持ちで取り組んでいました。

芸術コース美術専攻 卒制合評

11月9日(木)

この日、芸術コース美術専攻3年生卒業制作の合評会が行われました。

合評会前に、本美術専攻特別講師の西房浩二先生が先日「日展」で最高賞・内閣総理大臣賞、非常勤講師の古澤洋子先生が都知事賞を受賞したことに伴い、美術専攻からお祝いの花束を贈らせていただき、生徒達へメッセージを頂きました。

合評会では、3年間の集大成といえる作品を前に、それぞれの想いやテーマを先生たちにプレゼンしました。

最後に西房先生は「今年は作品に対しての意図が明確でしっかりしてる作品が多かった」という感想で締めくくりました。

公立小松大学 第3回 高大連携教養講座

公立小松大学 保健医療学部 臨床工学科 鈴木 郁斗 助教 から 「臨床工学と生体医工学(医学と工学との融合)」と題して 臨床工学とは、最新の生体医工学研究、人工心臓について考えてみよう、鈴木研の研究についてを紹介していただきました。

生徒は医療者でも実物を見たことがない方がいる「人工心臓」を手に取り、本物の人工ポンプが回転する様子を楽しんでいる様子でした。