門前東西小ニュース

2020年8月の記事一覧

稲架(はさ)作り5年

5年生が,たかねをクラブ(中橋政久代表)の方々とともに,稲架を作りました。今年は,高根尾地区にある「米づくり体験農園」での田植えは,残念ながら臨時休校によりできませんでした(たかねをクラブの方々にお願いしました。)が,稲刈りは行う予定です。今回,たかねをクラブの方々のご厚意により,田植えの代わりに,この活動を体験することができました。この日は,今年一番の暑さ。無理にマスクをしていては熱中症の危険もあるため,感染症に十分注意しながら,マスクを外して活動しました。たかねをクラブの方々も,児童が小休憩する際に日陰に入ることができるようにと,テントを張って下さっていました。作業は,たかねをクラブの方々が丁寧に教えて下さったので,スムーズに進みました。完成した後は,児童を稲架の上に登らせてくれました。児童たち,大喜びでした。最後に,保護者が差し入れて下さったスイカをいただきました。ありがとうございました。暑さに堪えた児童たちにとって,とってもありがたくおいしいものでした。9月4日(金)に稲刈りを行い,この稲架に干す予定です。楽しみですね。たかねをクラブの皆さん,よろしくお願いいたします。

  

  

  

児童たちの振り返りで,ほとんどの児童が書いていたことは,「9月4日の稲刈りとはさ干しが楽しみだ」というものでした。それでは,一部児童の振り返り(の一部)を紹介します。

A君「おじさんたちにさそわれて竹と竹をしばりました。ほとんど教えてもらいました。ふつうの結び方とちがいました。おじさんたちは,すごくガッチリとした体でした。たくさん米を作っているからだと思います。もう米がなってました。すごく田が広かったです。いねかりが9月にあるので,どんなことになるのか,すごく楽しみです。」

Sさん「はさ作りは木に長い竹をむすんで作りました。『つの結び』という知らない結び方でした。その後すいかを食べました。おいしかったです。草むらにたねを出したので,すいかが生えてくるかもしれません。すいかを食べた後ははさの上に乗ってみました。今日は天気が良かったのでいねが風にゆれてきれいでした。帰りのバスの中で水とうのひもでつの結びをやってみました。わすれたくなかったからです。」(種の処理は,中橋さんから「草むらに捨てて下さい。」と言われ,そうしたものです。)

T君「今日のはさ作りでまなんだことは,はさでいねを干したほうがお米がおいしくなることや,はさ作りでは,つの結びや男結びと言うどくとくな結びをしていたことです。あと,何人か上に乗ってもこわれなくてすごかったです。ぼくは,この体験で家でもはさ作りなどをしてみたいと思いました。」(T君の家は広い田で米作りを行っており,稲架干しもしているのだそうです。)

T君「ぼくが,はさ作りで楽しかったことは,全部です。わけは,ひもむすびはむずかしかったけど,覚えられてできたときが,とてもうれしかったからです。ドローンで消どくしているところも見れました。はさの上にのぼったときの景しきが田んぼだらけですごかったです。おばあちゃんもお米を作っているので,ここで学んだことでおばあちゃんの米作りをてつだえたらいいです。そしておいしいお米を作れたらいいです。おばあちゃんのお手つだいをするのも楽しみです。」(ちょうど近くの田んぼで,ドローンによる農薬の散布作業が行われていました。児童たちにとって,初めて見る光景だったようです。)

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