学校日記
令和7年5月7日(水) 総合的な探究の時間(1年生)町に出る!
「門前町・總持寺通り商店街の復興」をテーマとした総合的な探究の時間の活動の一端として、まず、はじめに、「門前町ってどんな町?」ということで、町に出てみました。門前町出身の生徒もいれば、輪島市外からの入学生もいます。それぞれの視点で学校周辺の「今」を、直接自分の目で見て、「出来れば町民の方々と交流できれば」という想いで歩いてみました。突然の訪問にも、快くお話を伺えました。気づいたことや分かったことをまとめていければと思
います。
第152回北信越地区高等学校野球石川県大会 準々決勝
令和7年5月3日(土)に、第152回北信越地区高等学校野球石川県大会の準々決勝、門前高等学校と小松大谷高等学校の試合が行われました。ゴールデンウィーク真っ只中ということで、本校の生徒や卒業生も多く駆けつけてくれました。会場ならびに各所から応援をたまわりました全ての方々に、感謝の言葉を申し上げます。本当にありがとうございました。
先発投手となったのは、背番号16 茶畑隼佑です。小松大谷の強力な打線を、非常に落ち着きのあるピッチングで制しました。攻撃でも一矢報いたいところでしたが、小松大谷の堅い守備に、なかなか攻撃がつながっていきません。しかし、最後の最後まであきらめないのが門前の強みです。9回には、背番号5番 大豊瑠侍、そして背番号17番 磯部巧眞がヒットを放って1アウト満塁の好機を掴みました。その回に1点を返し、勢いそのままに追加点を入れたかったのですが、チャンスをものにすることは叶わず、1対5で敗れました。
この大会を通し、いくつかの課題に気づくことができました。夏の石川県大会まであと2カ月ほど、課題改善と研鑽を重ね、勝利に近づくための力をより蓄えられたチームだけが手にする甲子園への切符をかけて、これからも努力してまいります。今後とも熱い応援とご支援をよろしくお願いいたします。
第152回北信越地区高等学校野球石川県大会 3回戦
令和7年4月29日(火)に、第152回北信越地区高等学校野球石川県大会の3回戦、門前高等学校と金沢泉丘高等学校の試合が行われました。雲の切れ間から差し込む太陽の光が心地よい一日となりました。観覧された保護者の皆様ならびに地域の方々には、心から感謝申し上げます。
金沢泉丘に先制を許して迎えた1回裏の攻撃、背番号5番 大豊瑠侍の犠牲フライで門前は同点に追いつきます。しかし3回表には金沢泉丘が1点を追加したことで、雲行きの怪しい試合展開となり、応援席では固唾をのんで見守ります。5回裏、2アウト1、2塁の場面で相手の悪送球により1点を獲得したのを皮切りに、背番号3番 石崎雅治がライトへ運んだ球がヒットとなって門前が勝ち越しました。勢いは衰えず、6回裏に背番号5番 大豊がツーベースヒットを、背番号17番 磯部巧眞がヒットを放つなどし、4点を追加します。金沢泉丘も粘りの野球を見せ、8回表には1点取り返しますが、8回裏、背番号2番 西 弘輔のツーベースヒットで門前は2点加えます。さらに背番号3番 石崎の犠牲フライで1点の追い打ちをかけ、8回コールド、10対3で勝利を収めました。
準々決勝は5月3日(土)12:30~、小松大谷高等学校と対戦します。春の嵐はまだまだ終わりません。応援のほど、よろしくお願いいたします。
第152回北信越地区高等学校野球石川県大会 2回戦
令和7年4月27日(日)に、第152回北信越地区高等学校野球石川県大会の2回戦、門前高等学校と石川県立工業高等学校の試合が行われました。門前にとっては初戦であり、この日を迎えるまで、今か今かと期待に胸をふくらませていました。当日は非常に風の強い中、保護者の皆さまや地域の方々など多くの方々にお越しいただきました。誠にありがとうございました。
先発の背番号3番 石崎雅治が好投を見せ、4回まではお互いに点が動きませんでした。5回表、主将の背番号5番 大豊瑠侍がスリーベースヒットを放ち、三塁ランナーがホームインして門前が先制点を獲得します。6回までに3点を取って勢いづいた門前に、県立工業も食らいつき、6回裏には同点に追いつかれてしまいます。県立工業の盛り上がりが最高潮となった中、投手交代でマウンドに上がった背番号11番 坂井稜成が2アウト1、2塁の状況をしのぎました。そうして迎えた7回表、1アウト満塁のチャンスで背番号8番 金守宙斗がヒットを打ち、勝ち越しとなりました。7回裏には1アウト満塁となり、門前はふたたび危機的状況に陥りますが、守備陣がここもしっかりと抑えます。9回表、背番号4番 丸井颯人のヒットから好機をつかんだ門前はさらに3点を追加し、7対3で勝利を収めました。一時はひやひやしましたが、最後まで粘りを見せ、つかんだ勝ち星です。
3回戦は29日(火)11:00~、金沢泉丘高等学校と対戦します。勝利した勢いそのままに、次の試合でも活躍してまいります。応援のほど、よろしくお願いいたします。
4月23日(水) 3年生 総合的な探究の時間「1年生に向けた活動報告会」
4月23日(水)6限目「総合的な探究の時間」において、3年生が「1年生に向けた活動報告会」を開催しました。この活動報告会は、3年生が「門前町の復興・地域活性化」をテーマに取り組んできた2年間の取組をまとめ、新たに石川県立門前高等学校に入学した1年生にプレゼンテーションを行い、今後の総合的な探究の時間で1年生がどのようなことを取り組んでいくのかのイメージを持ってもらうとともに、門前町を好きになってもらうことを目的としたものです。
計9班の多種多様な活動報告を受けた1年生は、「いろんな取り組みを聞いて、やってみたいと思う活動がいくつもあった。これからの総合的な探究の時間が楽しみになった」と感想を述べてくれました。
4月21日(月) 畠校長先生による進路講話(1年生)
6限目のLHRの時間に畠校長先生による進路講話を受講しました。前半は「行列のできるラーメン屋」を例に、働くとはどんなことか、働くことの目的についてお話しいただき、「仕事」とは「人のために喜んでもらうためにする・人のためになることをする」ものであると学ぶことができました。後半は「どうしたら人に喜んでもらうことができるのか」について考え、「自分の得意なことや長所を生かすこと」が職業選びのポイントの一つであると知ることができました。講話の際は大事なポイントについてメモをとったり、ペアワークで積極的に意見交換したりする様子が見られました。今後進路を考える上で迷ったり悩んだりすることは勿論あると思いますが、進学先・就職先が決まることがゴールではなく、その先の人生をどのように働き・生きていくのかが大切というお話も心に留めて、これからそれぞれの進路について一緒に考え、実現に向けて努力していきましょう。
4月11日(金) 新入生オリエンテーション3日目
〔1限目〕
学習状況リサーチを実施しました。
〔2限目〕
授業で使用するchromebookの設定などを行いました。学校や授業担当からの連絡はGoogle class roomから
も送られてくることがありますので、必ず確認するようにしましょう。
〔3限目〕
SOSの出し方講座を実施しました。自分の心のSOSはもちろん、周りの人のSOSにも気づくためにはどうしたらよいかということや、SOSに気づいたときどうするべきかなどについてのお話を聞きました。
〔4限目〕
各部から部活動紹介をしていただきました。1年生からは「思っていたよりも部活動の種類が多くてびっくりした!」との声があがっていました。
〔5限目〕
3日間の新入生オリエンテーションの閉講式を行いました。橋場教頭先生より3日間のオリエンテーションの中で印象に残ったものについて問われ、1年生の皆さんは各々印象的だった活動やお話についてふりかえっていました。これから門前高校生として一緒に頑張っていきましょう!
4月10日(木) 新入生オリエンテーション2日目
〔1限目から5限目〕
スタディサポートを実施しました。
〔6限目〕
酒井先生による門前高校の校歌指導を受けました。歌詞の意味も知ることができ、最後には歌詞を見ずに歌えるようになっている生徒もいました。とてもすてきな歌声でした!
〔7限目〕
門前公民館と門前高校校舎探検を実施しました。どこにどんな教室があるのかを確認するとともに、公民館から門前高校校舎へ移動する際に気をつけることなどを確認しました。
4月9日(水) 新入生オリエンテーション1日目
〔1限目〕
学年開きを行い、自己紹介シートをもとに自己紹介をしあいました。
〔2限目〕
①畠校長先生による講話
畠校長先生から「自己肯定感を高めよう」というテーマのもと、お互いに認め・認めあえる関係になることが、明るく・楽しく・あったかい学校を作っていく第一歩であるというお話をしていただきました。また、能登半島地震以降たくさんの支援をしていただいていることを受けて、「利他」の精神を忘れずにこれからの高校生活を送って行ってもらいたいという言葉もいただきました。
②各課の先生方より門前高校生として高校生活を送っていく上でのルールなどをお話していただきました。
〔4限目〕
学年エンカウンター①を通して、人間関係づくりのための活動に取り組みました。
〔5限目〕
非行防止教室を開催しました。SNSによるトラブルが増えていること、いじめは犯罪の入り口であることなどについて生徒の皆さんは真剣にお話を聞きながらメモを取る様子が見られました。
〔6限目〕
学年エンカウンター②を通して、人間関係づくりのための活動に取り組みました。
令和7年度 着任式・新任式・第1学期始業式を行いました
令和7年4月8日(火)午前、公民館3階大ホールにて、新校長先生の着任式、新たに門前高校の先生として赴任された6人の先生方の新任式、ならびに1学期の始業式が行われました。新入生の入学式に先立ち、2・3年生が一堂に会し、新たな年度のスタートに向けて気持ちを新たにしました。
【着任式】
中澤前校長先生の後を引き継ぎ、「気の引き締まる思いだ。これからも精進していく。」と語る畠新校長。
【新任式】畠校長より新たに6名の先生方をご紹介いただきました。(かっこ内は教科)
右から橋場将之 新教頭先生 (国語)
久保若菜 教諭(国語・新採)
杉本彩綺 教諭(理科・新採)
道下颯真 教諭(英語・新採)
清竹美枝 教諭(商業・新採)
梶 智華 養護教諭(新採)
当日ご不在でしたが、美術ご担当の坂下美佐子先生もご紹介いただきました。
門前高校に新たに赴任された先生方を代表して、「輪島高校より異動してきたが、これから仮設校舎の建設など、色々変化がある。この6人をはじめ、皆さんと協力していきたい」と、橋場新教頭先生よりご挨拶。
【始業式】
始業式では、畠校長先生より、昨年度を振り返るとともに、今年度の心構えについてあらためてお話がありました。
昨年度の終業式では、中澤前校長先生による、自らの目標達成についてS・A・Bの3段階で自己評価を行いました。多くの生徒が「B」を選択しました。この結果について校長先生は、皆さんが自分自身の努力や成果を過小評価しているのではないかと指摘されました。
「自己肯定感を高めるには、他者から認めてもらう経験が大切です。自分の頑張りを誰かが見ていてくれて、声をかけてくれる——そんな積み重ねが自信につながります。部活動や授業など、日々の中で皆さんのすばらしさは確かに現れています。その良さを自ら気づき、周りも認め合っていけるような学校生活にしていきましょう」と語りかけられました。
また、今年度の探究活動についても触れられました。本校では「総合的な探究の時間」において、地元・門前町の総持寺通商店街の復興をテーマに取り組んでいます。この探究活動を通して、地域に貢献する姿勢や主体的に行動する力を育んでいくことを期待されています。
「他人から認められるには、自分から相手を認める姿勢が大切です。人に親切にすることは、やがて自分に返ってきます。『情けは人のためならず』という言葉のように、善意の積み重ねが、自信と成長につながっていくのです」
校長先生の言葉は、これから1年間をどう過ごすか、その道しるべとなるものでした。
一人ひとりがそれぞれの場所で輝き、人と人とのつながりの中で成長していけるような一年となることを願っています。
新たなスタートに気を引き締めるとともに、期待に笑顔がほころぶ生徒たち
令和7年度 石川県立門前高等学校 入学式のご報告
令和7年4月8日(火)、本校体育館にて「第64回 入学式」を挙行いたしました。春の息吹が感じられる佳き日に、25名の新入生が門前高校の新たな一歩を踏み出しました。
式次第(抜粋)
・開式の辞
・国歌・校歌斉唱
・入学許可
・校長式辞
・来賓祝辞
・歓迎の言葉(在校生代表)
・新入生宣誓
・閉式の辞
多くのご来賓、保護者の皆様にご臨席いただき、温かい祝福のもと厳かな雰囲気の中で式が執り行われました。
校長式辞(要旨)
校長の畠洋介より、新入生への激励の言葉として「自分で決めたことは正しい心でやり遂げること」が贈られました。自ら目標を掲げ、その実現に向け努力することの大切さと、困難に直面したときは他人のせいにせず、自分と向き合うことで成長できるというメッセージが伝えられました。最後に、保護者への感謝と今後の連携のお願いが述べられました。
PTA祝辞(要旨)
PTA会長 野中淳也様からは、新入生と保護者への祝福とともに、昨年の災害を乗り越えた経験を糧に、自分がやりたいこと、目指したいものを探して、これからの高校生活を自信を持って歩んでほしいという温かなメッセージが贈られました。
歓迎の言葉(在校生代表)
在校生代表の浜辺蒼介さんより、自身の入学当初の経験を交えつつ、新入生への励ましと門前高校での多彩な学び・経験の機会について紹介がありました。「一歩ずつ前に進めば、必ず成長できる」と力強く語りました。
新入生代表宣誓
新入生代表 菅原結花さんが、これからの高校生活に対する期待と覚悟を述べ、仲間とともに成長し、困難に立ち向かう決意を新たにしました。
式典後には教職員紹介および保護者向け説明会も行われ、新たなスタートにふさわしい一日となりました。
新入生の皆さんの3年間が実り多く、充実したものとなるよう、教職員一同、心より応援しております。
【新入生入場】
【開式の辞】
【国歌・校歌斉唱】
【生徒呼名】
【入学許可】
【校長式辞】
【来賓祝辞】
【歓迎の言葉】(在校生代表)
【新入生宣誓】
【ご来賓の方々】
令和7年3月24日(月) 3学期終業式(校長式辞より)
本日、令和6年度3学期の終業式を迎えました。3学期は「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」という言葉の通り、あっという間に過ぎ去り、今年度の締めくくりの日となりました。
今年度は、門前公民館での学校生活という慣れない環境の中、皆さんは日々努力を重ね、多くの成長を遂げました。この経験が、今後の人生において大きな糧となることでしょう。
3学期始業式で皆さんに、「この学期は、一人ひとりが今年専念してきた自分の目標を仕上げる時間であり、1,2年生は、来年度の春以降につなげるためにステップアップする時間です」、と話しました。
ルーブリックで示した評価基準より、自己評価してみてください。と、生徒同士で話し合う時間も設けました。
S:予想以上に達成できた。
A:十分達成できた。
B:達成できた。
C:あまり達成できなかった。
D:まったく達成できなかった。
S、A、Bと自己評価した人は、さらに前進しましょう。C、Dと自己評価した人は急いで取組みを始めるか、自分のゴールが見えていない人は、今やるべきことから始めましょう。
ウォルト・ディズニーの言葉
「ディズニーランドはいつまでも未完成である。現状維持では後退するばかりである。」
Apple Computerのスティーブ・ジョブズの言葉
“Stay hungry, Stay foolish.”「ハングリーであれ、愚か者であれ。」
二人の引用から、他人から否定され厳しい声を浴びせられても、自分の気持ちに正直になり、どこまでも貪欲になることで、自分だけの成功を成し遂げられるとし、「夢」実現に向けて、「努力するものが勝つとは限らないが、勝つものは必ず努力している。」と、最後のエールを送られました。
皆さん一人ひとりがこの1年間で得た知識や経験を大切にし、新たな学年への準備を進めてください。4月からの新学期に向けて、それぞれの目標をしっかりと見つめ、さらなる成長を目指していきましょう。
最後になりましたが、保護者の皆様、地域の皆様、そして関係者の皆様には、日頃より本校の教育活動にご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。新たな年度も引き続き門前高校へのご支援をよろしくお願い申し上げます。
それでは、皆さんの健康と充実した春休みを願い、終業式の挨拶といたします。
門前高校 校長 中澤 賢
今回は生徒が校歌の伴奏をしてくれました。
令和7年3月24日(月)令和6年度 教育振興会表彰式
教育振興会会長 宮下正博様より、1年生、2年生それぞれの精勤賞、皆勤賞を表彰いただき、お言葉を賜りました。
【2年生】
1ヵ年精勤
小幡聖奈 (代表)
濵崎咲桜
浜辺蒼介
三田村悠翔
1ヵ年皆勤
茶畑隼佑
升本空美
阿竹蒼空(代表)
【1年生】
1ヵ年精勤
山 僚毅
山 茉那(代表)
1ヵ年皆勤
皆川花葉
横田智哉(代表)
小路射央太
「精勤賞、皆勤賞を表彰された皆さん、おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。1年間をとおして頑張って通学するということは大変なことです。昨年は大震災もありました。地域の、この門前町の皆さんと共に、いろんな面で勉強しながら、地域の事を思いながら、頑張っていただいたなと、一町民として感謝に堪えない次第です。校長先生からは「今年は生徒の自主性に任せたい。修学旅行先のひめゆりの塔で自費による献花をした生徒さんもいた。」ということを聞き、人として、大変すばらしいことだなと感じた。新しい年度を迎えるにあたり、高校生活を楽しみ、全員が、精勤、皆勤賞を取れるように頑張っていただきたい。」と力強く励ましていただきました。ありがとうございました。
総合的な探究の時間「WAJI活」特別編「街プロ」成果発表会(2年生)
令和7年3月7日(金)、輪島高等学校にて、総合的な探究の時間「WAJI活」特別編「街プロ」成果発表会が開催されました。奥能登4校(輪島・飯田・能登・門前)が一堂に会し、ステージ発表とポスターセッションを通して、他校の生徒との交流と各グループのテーマの追究に努めました。
午前中は13のグループによるプレゼンテーションが実施され、地域・高校ごとに特色豊かな活動について報告を行いました。本校からは、獅子舞班・農業班・商品開発班が代表で発表し、2月4日(火)の活動報告会から内容や発表の仕方をアップデートして本番に臨みました。慣れない環境、そして交流の乏しい同世代に囲まれ、緊張したかと思いますが、どのグループも堂々と発表できていました。また、他の高校のプレゼンテーションを受けて、面白い気づきを得られたり、場所は違えど能登の高校生が同じように活動に取り組んでいることの頼もしさを感じられました。
昼食休憩をはさみ、午後のポスターセッションでは28のブースに分かれて自由に交流しました。はじめは同じ高校内で固まってしまう様子もみられましたが、次第に別の高校のブースへ足を運び、質疑応答が飛び交って、活気のあふれる時間となりました。おかれた状況や価値観の違う人たちから、率直な感想や新鮮な意見をもらい、新たな視点から自身のテーマについて見直すきっかけになりました。以下、生徒からの感想です。
・自分たちの発想にはなかったようなおもしろい案や楽しそうな案がたくさんあり、どれも興味深く聞くことができた。また、スポーツやお店を利用しているところが自分たちとなにか似ているなと感じた。その中でもすべての班で似ていたのが、どの年齢層にも向けていたことだ。みんなが楽しめるように企画してあるところが印象的だった。
・ポスターセッションをやってみて、最初は人が少なく話せなかったけど、回数を重ねるごとに話せるようになった。人が来た時に「聞いていきますか?」などの声かけが大事だと思った。後半は、説明するのが意外と楽しくなっていった。
・輪島と門前でコラボして活動するというのもやってみたらいいのではないかと思った。地域の人のためにできることをそれぞれの観点で考えていて、ユニークな発想もあっておもしろいと思った。(ポスターセッションでは)大変だったことや、いちばん楽しかったことなどを質問されて、自分たちのしてきたことを振り返りながら交流ができた。
この度は、普段、遠く離れた地で学んでいる生徒たちと交流でき、刺激をもらえる場となりました。また、企画・運営にご尽力いただきました輪島高等学校の皆さま、誠にありがとうございました。今後もこのような機会があれば積極的に参加し、経験や学びを重ねていきたいです。
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令和7年3月3日(月) 石川県立門前高等学校 第63回卒業証書授与式
【式次第】
開式の辞
国歌斉唱
校歌斉唱
卒業証書授与(普通科普通コース16名・普通科キャリアコース11名)
校長式辞
石川県教育委員会告辞
来賓祝辞
卒業記念品贈呈
在校生送辞
卒業生答辞
式歌「仰げば尊し」斉唱
閉式の辞
多くの来賓の方々や保護者の皆様に見守られ、卒業生が新たな一歩を踏み出しました。
多くの方々に祝福していただきました。ありがとうございます。
普通科普通コース16名を代表して、卒業証書授与
普通科キャリアコース11名を代表して、卒業証書授与
【校長式辞】
中澤賢校長は、卒業生へ感謝と祝福の言葉を贈るとともに、未来へのエールを送りました。
新型コロナウイルス感染症による制約や能登半島地震・豪雨災害など、困難が続いた3年間でしたが、生徒たちはそれを乗り越え、学業や部活動で輝かしい成果を上げました。特に、門高祭での獅子舞演舞や合唱大会、野球部のベスト8進出、そして本校初のプロ野球選手誕生など、数々の功績がありました。
また、山下 智茂先生が、星稜高校 野球部 監督時代に日米のプロ野球界で活躍された松井秀喜選手に送ったことば
「心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる」
を引用し、卒業生たちに「自己成長の大切さ」を説きました。
さらに、本庶佑教授のことば
『Curiosity(好奇心)を大切に、Courage(勇気)を持って、困難な問題にChallenge(挑戦)し、全精力をConcentrate(集中)して諦めずにContinuation(継続)することで、必ずできるというConfidence(確信)が生まれ、時代を変革するような研究を世界に発信することができる。』から「継続することの重要性」も伝えました。
加えて、アインシュタインの言葉
『誰かのために生きてこそ人生には価値がある』
『人の価値とは その人が得たものではなくその人が与えたもので測られる』
を引用し、卒業生 27名の皆さんが、これまでたくさんの人たちから受けた恩恵に報いるべく、将来、ふるさと輪島市そして門前町の活性化に貢献できる人材となって再び戻ってくることを心より願っていると、強調しました。
最後に、門前高校での経験を活かし、未来を切り開いていくことを願い、「Glory to your future!(あなたの未来に栄光あれ)」と締めくくりました。
式辞の中で、ご来賓と地域の方々への感謝と保護者の皆様へ祝意を述べるとともに、卒業生へ最後のエールを送る中澤 賢校長
【来賓祝辞】
PTA会長 野中淳也 様
度重なる困難に直面しながらも、地域に笑顔を届けた卒業生へ励ましの言葉を贈りました。高校生活で培った助け合う心や挑戦する意志を大切にし、「今日までの仲間は生涯の友」として、未来へ進むよう激励しました。
保護者の立場から、度重なる困難に向き合いながらも、地域に笑顔を届けた卒業生にたくましく歩むよう励ましていただいたPTA会長 野中淳也様
同窓会会長 西恵 様
卒業生が地域の希望の光となり、大人たちを勇気づけてくれたことに感謝を述べ、どんな困難にも負けず、人生を歩んでほしいとエールを送りました。
卒業生に向けて、大人の希望の光であり、経験によって困難をのりこえていけるだろうと祝う同窓会会長 西 恵様
【卒業記念品贈呈】(代表 下口隼汰)
卒業記念品の目録を読み上げる卒業生代表。最新のカラープリンターを大切に使わせていただきます。
【在校生送辞】(代表 伊藤秀)
卒業生への感謝と尊敬の念を込め、「先輩方の歩んだ道を追いかけながら、私たちも成長していきます」と決意を語りました。
卒業生と過ごした日々と姿に思いを寄せ、「逆境でも夢を追い続けることができる」「素直に、ひたむきに努力し続ければ夢は叶う」という「努力を継続することの大切さ」を学んだと送辞をつづる、在校生代表
【卒業生答辞】(代表 中島 侑鈴)
多くの支えのもとで成長できた3年間への感謝を述べるとともに、これからの人生で得た学びを活かしていくことを誓いました。
地域や友人、先生方との関りに思いを馳せ、感謝とともに、門前高校の発展と門前町の復興を祈る卒業生代表
本校第63回卒業証書授与式は、多くの方々のご臨席のもと、厳かに、そして温かい雰囲気の中で執り行われました。卒業生の皆さんの未来が輝かしいものとなることを、心より願っております。
門前町へ、「ありがとう」
令和7年2月28日(金)14:30より、門前高校を卒業する3年生から門前町の皆さまへ、感謝の会が開かれました。總持寺通り商店街の皆さまを禅の里交流館へご招待し、3年間大変お世話になったことや、これまで応援してくださったことなど、感謝の思いを直接届けてきました。
まずは、3年生の下口隼汰くんが代表して感謝の言葉を伝え、その後、生徒全員からの感謝の気持ちをまとめたメッセージカードを贈呈しました。お渡しの際、總持寺通り商店街の皆さまから卒業後に向けて激励の言葉をいただいた生徒もおり、温かく背中を押していただけました。
続いては、応援団による校歌、3・3・7拍子、エール。3年生が出場・応援した野球の試合で、門前町の皆さまと校歌を歌った思い出がよみがえってきました。「がんばれ、門前!」。支えてくださった門前町へ、エールを送ります。
最後に、總持寺通り協同組合代表理事の能村武文 様から一言いただき、これでお別れ……と思ったのも束の間、交流館の奥からキレの良いドラムビートが聞こえてきました。何も知らされていない3年生は、ドキドキしながら音の鳴る方へ進んでいきます。そこにはなんと!Non Policyの皆さまがサプライズ演奏の準備をしてくださっていました。最初は戸惑いを隠せていなかった生徒たちですが、自然と身体がリズムに乗って、気づけば「門高ファイト!」とコールアンドレスポンスせずにはいられませんでした。アンコールも含め、大盛況のライブ演奏となりました。
最後の最後まで門前町に温かく見守られ、たくさん応援していただいていることを実感できた会となりました。3年間、誠にありがとうございました。生徒たちはこれから、各々の道へと歩を進めていきます。これまでの学びを糧に、いつの日か門前町に還元できるよう、多くの社会経験を積んでくれることを願っています。
2年生総探:活動報告会が実施されました!
2月4日(火)門前公民館大ホールにて門前高校2年生の総探活動報告会が実施されました。
当日は門前高校1年生をはじめ、門前中学校3年生の皆さんや地域住民の方々など100名以上が集まり会場は熱気に包まれていました。
冒頭、本校校長が以下のような挨拶を申し上げました。
「門前高校は、今年度の「総合的な探究の時間」のテーマとして、全学年「門前町と總持寺通り商店街の復興に向けて何ができるか?」を共通の問として掲げた。この問に対する自分たちの「納得解」を探究することで、「課題発見力、情報収集と整理・分析力、そして自分たちの思考力・表現力・判断力」を高め「発信力」につなげている。例えば、「門前高校で授業ができなくなったけれど公民館は使える」という「問」に対し、「生徒・保護者・地域の方々が納得してもらえる「解」を導く必要があるということだ。」
それぞれが「解」を導く過程を通して、活動の中で上手くいかなかった事や大変さを話す生徒もいました。地震の影響を含め、通常とは違う環境の中で活動する難しさも感じたようです。上手くいかなかった辛さや大変さは自身の活動に真摯に向き合ってきたからこそ味わうもの。多くの生徒達がこの1年間色々な思いを抱えながらも活動してきた証ではないでしょうか。
また、会の最後には總持寺通り協同組合代表理事の能村武文様より、「みなさんももう總持寺通り協同組合の組合員です!」という温かいお言葉を頂きました。地域に見守られ、地域に溶け込み、そして地域づくりの一翼を担う門前高校生としての誇りを持って活動していきたいという気持ちを大いに刺激して頂きました。
探究とまでいかず、活動の記録の紹介になった面も否めませんが、今後も継続して活動し、地域住民の方々と共に、新たな門前町を築いていけるよう、地域の課題とニーズに敏感になりながら、前進していきます。
高校生を受け入れて頂いた地域住民の皆様、本当に本当にありがとうございました!
以下は、活動報告会を終えた生徒の感想の一部です。
・「何かを行う際に、『本当にそのことが地域貢献になるのか』ということを何回か考えた。それによって得たものは、門前町にはとても温かい方がたくさんいるのだという気づき。」
・「原稿を見ずに沢山練習してきたけれど、本番は失敗が怖くて原稿を見すぎていた。失敗しないためではなく、相手に伝えるために発表する。」
・「一つ一つの活動に精一杯で、町の人の表情を見たり声に耳を傾けたりできず、町の元気に貢献できたかどうかの検証が十分にできなかった。」
・「より密接に地域と関わり合ったことで、日々地域の人が互いに助け合っているんだと実感できた。」
2月4日の2年生の「総合的な探究の時間」活動報告会に向けて
2年生は、この1年間「総持寺通り商店街の復興」をテーマに、それぞれの分野で取組を進めてきました。その活動報告会を明日13:10より、門前町公民館3階大ホールで実施します。9グループが商店街のマルシェでの活動や、仮設住宅での活動などを報告します。
年明けの2年生の総合的な探究の様子をご紹介します。
1月9日(木)総合的な探究の時間(公民館での様子)
門前高校は年明けから学業の場を公民館へと移動しました。沢山の方々のご協力のもとで引っ越しの作業もスムーズに行うことができ、始業式以来、新しい「学校」で勉強をしています。
この日は今年初めての総探の授業。生徒達はいつも通りわきあいあいとグループで作業をしていました。ほとんどの生徒が活動報告会に向けて、黙々と準備を進めていました。一部、週末のマルシェに挑むため、バタバタしていました。
1月12日(日)総持寺通り商店街マルシェに参加!
年明け早々のマルシェに、祭班・商品開発班・農業班が参加し、獅子舞の披露やめった汁の販売をしました!
震災から1年。厄除けや無病息災を願い舞う、威勢のいい高校生の獅子舞に、思わず地域の方々からの笑みもこぼれました。また、オリジナルの「めっためたおいしいめった汁」はちょっと甘めで、ゴボウや、人参、サツマイモ、鶏肉、刻み葱など入ってなんとも美味!!1杯150円で100杯以上も売り上げました。地域の方々の体も心も温める一品でした♡「七味サービス」も好評で、「ストップ!」というまで生徒が七味をかけ、そこで会話がはずみ、お客さんにも喜んでいただけました。
1月26(日) ふれあいコンサート2025ゲスト出演
1月26日(日)、本校吹奏楽部員が第34回石川県警察音楽隊定期演奏会「ふれあいコンサート2025」にゲストとして出演させていただきました。昨年7月と11月の合同演奏がご縁となり、共演が実現しました。
本校吹奏楽部顧問指揮の「コパカバーナ」、本校卒業生でソプラノ歌手の廣野美由紀さんの独唱と共演した「いのちの歌」など、計5曲を合同で演奏しました。「いのちの歌」には「この星の片隅でめぐり会えた奇跡は どんな宝石よりもたいせつな宝物」という歌詞があります。門前町で生まれた縁、演奏会が繋げた縁、震災がもたらした縁など、一つひとつのめぐり会いが今の「門前高校吹奏楽部」を形作っています。これからもご縁を大切に、部長が話すような「みんなを笑顔にできる音楽」を奏でてほしいと思います。
1月15(水) 図書館講座
1月15日(水)、図書館講座を実施しました。先生の読書体験を聴き、生徒の読書意欲向上に繋げることを目的として毎年実施している本講座。今年度のテーマは「活字の苦手な私と本の前向きな付き合い方」。講師は辻口先生です。
小学生時代は図書室に通い詰め、お馴染みの「かいけつゾロリ」や「ひみつシリーズ」などで育った辻口先生。中学校に上がると部活や勉強で忙殺され、図書室から足が遠のいてしまいます。そして、高校では正解を求められる読み方に疑問をもち、自由に読めないプレッシャーから活字への苦手意識がだんだんと強まってしまいました。同じ道をたどっている人は辻口先生だけではないはず。そんな辻口先生ですが、現在は読書家!マイ本棚にはお気に入りの本がズラッと並んでいるそうです。どのように読書のきっかけをつかみ、本と向き合っているのかを体験談とともにお話ししてくださいました。
辻口先生の本との付き合い方は次の5つ。①自分の好きに従って本を選ぶ、②言葉を知るための「聖書」とする、③形から入るときの足がかりにする、④しおりを使いたいがために読む、⑤積読を見てうっとりする。詳細が気になる人は辻口先生まで。
新しいことに挑戦してみようとする人の顔は輝いて見えます。講座終了後の生徒の表情はキラキラ。手元にある図書カードを有意義に使ってもらえたらと思います。人生に彩りを加える読書の世界への踏み出し方を教えてくださった辻口先生、ありがとうございました!
最後は質問タイム↑
令和8年度も野球部員の全国募集を実施します。(推薦・一般)
最終更新日
2024年(令和6年) 12月19日
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野球指導アドバイザー
山下智茂先生からのメッセージ
ボランティア活動実践紹介
【ようこそ日本へ】
英語の授業で、4日間の日本旅行を考え、発表しました。
お待たせしました。再度掲載します。全てを掲載しました。
なお、メニューの門前高校の中に「英語の授業」を新規に作りました。
そこには長期に掲載します。
1. Japan tour.pdf
2. Japan tour Kyoto&Tokyo.pdf
3. Enjoy Japan.pdf
4. Nara, Osaka&Kyoto trip.pdf
5. Ishikawa Trip.pdf
6. kansai trip.pdf
7. Japan travel plan.pdf
8. Ishikawa trip plan.pdf
9. Japan tour.pdf
石川県立門前高等学校における「3つの方針」
「パープルサポートいしかわ」について
性暴力とは
同意のない 対等でない 強要された 性的な行為はすべて性暴力です
たとえ相手がよく知っている人でも、知らない人でも、どこで起こったとしても、あなたが望まない性的な行為は、あなたの人格と尊厳を傷つける暴力です 。
誰にも相談できずに悩んでいませんか
「パープルサポートいしかわ」にご相談ください
(パープルサポートいしかわHPより抜粋)
いしかわ性暴力被害者支援センター「パープルサポートいしかわ」
不登校児童生徒の保護者のための支援ガイド
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kyoiku/gakkou/documents/r06shiengaido.pdf