学校日記
7月28日(金)体験入学
7月28日(金)、中学生を対象に本校の体験入学が行われました。総勢50名の中学生が参加してくれ、当日のお手伝いに協力してくれた高校生たちは、未来の後輩候補を前にどこか凛々しい表情をしていたように思います。
まずはじめに、開会式・学校紹介がオンライン配信で行われます。学校紹介を務めたのは生徒会執行部3年生の2人。さすがの最上級生、堂々として落ち着いた話しぶりでした。
次に、2回に分けて体験授業が行われました。国語・英語・数学・商業・福祉の5教科が開講され、時には笑顔で、時には頭を悩ませながら、授業を受ける中学生の姿が印象的でした。高校での発展的な学びをイメージできたのではないでしょうか。
授業の後は、部活動体験・見学へ。焼けるような暑さの中ではありましたが、どの部活動でも、太陽の眩しさにも負けない笑顔が輝いていました。
この一日を通して印象的だったのは、体験入学の運営に積極的に協力してくれた高校生の姿です。緊張気味の中学生に気さくに話しかける様子、授業や部活動体験の中で、先輩として優しく丁寧に教えてあげる様子…。門前高校では、日ごろから学年を跨いで交流する姿がよく見られます。少ない人数だからこそ、一人一人が責任感を持って行動しなければなりません。そして、お互いを思いやり、支え合わなければいけません。そんなあたたかい心を持った門高生や門前高校の良さが、参加された中学生や保護者の皆様に伝わっていれば幸いです。
7月20日(木)1学期終業式
令和5年7月20日(木)、1学期終業式を行いました。
「『光陰矢のごとし』という言葉を実感しています」
式辞は中澤 賢 校長のこの言葉から始まりました。時が経つのは早いもので、あっという間に1学期の最終日を迎えました。中澤校長は、1学期始業式に「門高生は自分でカッカと燃え上がる『自燃性』の人であってほしい、少なくとも、火が近づけば一丸となって燃える『可燃性』の人であってほしい」と述べたことを振り返り、「学期という区切りに真剣に自己点検してみてほしい」と話されました。
また、本ホームページでも紹介してきた12Hのジャガイモの収穫までの作業をたとえに出し、夏休み中のあるべき学習の姿を以下のように伝えました。
大きなジャガイモを育てるには、種芋から複数の芽が出てきた時、勢いのよい2本程を残して他の芽をかきとる芽かきという作業が必要です。同様に、将来の自分の夢・目標という大きな「ジャガイモ」を育てるには、たくさんやりたいことがあってもそれらを絞る「芽かき」を行い、計画的に夏休みを過ごすことが大切です。
3年生は「芽かき」がすでに終わっています。この夏休みはより大きな「ジャガイモ」の「収穫」に向けて、「追肥」(基礎基本の再確認)、「土寄せ」(見えてきた苦手の克服)をすることが大切です。来年4月以降の自分の姿を思い描きながら、努力を続けてください。努力は素質を上回り、気力は実力を越えます。期待しています。
2学期始業式に皆さんが元気に登校するのを楽しみにしています。
Have a great vacation!
7月6日(木)・7月14日(金)12H 地域産業学(農業体験)
令和5年7月6日(木)・7月14日(金)に12Hの地域産業学(農業体験)の授業を行いました。7月6日(木)はこれまで心を込めて育ててきたジャガイモの収穫、7月14日(金)はポテトチップスとフライドポテトの調理実習を行いました。地域産業学の授業では、産業に関する知識、課題発見・課題解決能力、豊かな人間性を育むことをねらいとしています。1学期の農業体験をとおして、生徒たちはこれらの力を総合的に伸ばすことができました。
ジャガイモの収穫の時には「まだ葉っぱが黄色くないけれど……(収穫してもよいのか)」という学習した知識を踏まえた生徒の声もありましたが、授業日数の関係もあり、収穫を行いました。たくさん収穫できたものの、残念ながらほとんどが日光に当たり緑色に変色してしまいました。しかし、今回の失敗から多くの課題に気づくことができました。失敗は成功のもとと言うように、課題を一つひとつ解決し、次回の成功に繋げてほしいと思います。
調理実習は収穫したジャガイモを使う予定でしたが、変色のため使えず、購入したジャガイモで行いました。スライス班、カット班、フライ班に分かれ、調理を進めました。割り当てられた仕事に責任を持って取り組むのはもちろんのこと、調理器具の追加、洗い物等、周りを見ながら自分がすべきことを判断している姿が印象的でした。
門前高校のホームページをとおして、ジャガイモとともに成長していく12Hの生徒を見守ってくださった皆様、ありがとうございました。5月に植えたサツマイモは今のところ、元気に育っております。収穫が楽しみですっ!
ジャガイモ収穫中 ジャガイモ選別中
収穫したジャガイモ
ジャガイモを洗います ジャガイモをスライス・カットします
ジャガイモを水にさらします ジャガイモを揚げます
ジャガイモを味付けします(こちらはカレー味)
おいしくいただきます
7月13日(木)シェイクアウトいしかわ
令和5年7月13日(木)、シェイクアウトいしかわ(県民一斉防災訓練)を実施しました。(指定日7月11日(火)は本校の都合により参加できなかったため)
この訓練では、参加者全員が同時刻に、地震を想定した「3つの安全行動」(しゃがむ、かくれる、じっとする)を行います。放送で地震の発生が伝えられると、生徒たちは即座に指示に従い、素早く身を守る体勢をとることができました。
有事の際は恐怖で身体が凍りついてしまうことがあります。いざという時に行動するためには日頃から訓練しておくことが必要不可欠です。まずは自分の身は自分で守る「自助」ができるよう、今回のシェイクアウト訓練を機に防災意識を高めていきましょう。
7月7日(金) 令和5年度「先輩と語る会」
令和5年7月7日(金)に、令和5年度「先輩と語る会」を実施しました。本校に通う門前中学校出身の生徒5名と輪島中学校出身の生徒2名が門前中学校へ訪問し、17名の中学3年生と交流をしました。
まずは高校生から、学年の代表による講話を行いました。3年生は進路や総合的な探究の時間について、2年生は文理選択やキャリアコースの活動について、1年生は高校生活と中学生活の違いについて、生の声を中学生たちに聞いてもらいました。
その後のグループ別座談会では、中学生の率直な疑問に対し、高校生が詳細なアドバイスやエールを送りました。生徒たちは打ち解けた様子で、進路決定や高校生活についてなど、多くのことを話していました。後輩たちの背中を押す、頼もしい先輩らしさがうかがえました。また、中学生にとっても貴重な時間となりました。
6月30日(金) 職員研修(心肺蘇生法・熱中症対応)
令和5年6月30日(金)期末考査後に、職員研修(心肺蘇生法・熱中症対応)を行いました。輪島消防署門前分署 消防職員の室端さんと奥村さんに講師として来ていただきました。心肺蘇生法では、胸骨圧迫とAEDを用いた除細動について実技をまじえて学びました。毎年実施している研修ですが、毎回新たな気付きがあり、定期的に学ぶことの重要性を実感しました。また、今回は、熱中症についての講義も行っていただきました。熱中症が発生した場合の対応について、実演しながらわかりやすくポイントを説明していただき、とても貴重な学びの機会となりました。これからの時期に向けて、学びを活かしていきます。
6月22日(木)・23日(金)保健委員による熱中症予防講座
令和5年6月22日(木)・23日(金)の昼休みに、生徒保健委員による熱中症予防講座を行いました。対象は、各部活動の代表者で、20名程が集まりました。1日目は、3年生が熱中症の基本知識に関する講義を行いました。2日目は、1・2年生を中心に実演をまじえながら、熱中症発生時の対応と予防について説明しました。保健委員会として、生徒の前で発表を行うのは初めての試みで、緊張している様子でしたが、練習の甲斐もあり、無事に講座を終えることができました。
参加生徒は、真剣に話を聴いており、講座後の感想でも「熱中症の怖さを知ることができた」「今日学んだ知識をこれからに活かしていきたい」「自分自身や相手を助けられるようにしたい」など、熱中症を予防していこうという思いが伝わってきました。
これから夏本番に入ります。門前高校一丸となって、熱中症対策を進めていきます。
●熱中症予防講座(1日目)
●熱中症予防講座(2日目)
6月14日(水)清掃遠足
令和5年6月14日(水)、清掃遠足を実施しました。清掃遠足とは、門前高校から3km程のところにある道下サンセットパークまで歩く「遠足」と、道下サンセットパーク裏の海岸のゴミ拾いを行う「清掃」を兼ねた学校行事です。団体行動や清掃活動を行うことで、他者と協力する大切さや思いやりの精神を養うことをねらいとしています。
出発式では中澤校長先生が清掃遠足のねらいについて触れ、ペットボトルの消費・環境問題のことについて日本の使い捨てプラスチックの国民一人あたりの消費量が世界2位(2014年)であることを話題に出しながらお話した後、友達を増やし視野を広げることについてお話しました。「この機会に、普段接することの少ない人とも話し、学年を超えて交流してみてください」と述べ、「今日一日楽しんでください」と締めくくりました。また、保健委員の中村さんと品川さんから、清掃後は手をきれいに洗うこと、熱中症予防のため水分補給をしっかり行うことという注意喚起がありました。目的達成と安全への意識を高めることのできた出発式でした。
3年生を先頭として出発しました。所々立ち止まりながら、道中のゴミ拾いも行いました。
各学年で手分けして海岸のゴミ拾いを行いました。生徒たちは一人一枚配付された大きなゴミ袋が破れそうになるくらいまで一生懸命ゴミを拾っていました。ゴミの回収場所と海岸を何度も往復しながら時間いっぱい取り組むことができました。
遠足のメインイベント、ランチタイムです。青空の下でゆったりとした気分で食べたお弁当はいつもの何倍も美味しく感じたのではないでしょうか。
食後はフリータイムです。野球、ソフトボール、キャッチボール、談笑等、各々有意義な時間を過ごしていました。
帰り道はお互いの体調を気遣い、励まし合いながら学校へと向かいました。
ねらいを十二分に達成できた清掃遠足となりました。
6月8日(木)体験授業・6月12日(月)コラボ授業
令和5年6月8日(木)4限目、12Hの生徒対象に商業系・社会福祉系の選択のための体験授業を行いました。また、6月12日(月)7限目、同じく12Hの生徒対象に商業系・社会福祉系の選択のための22Hとのコラボ授業を行いました。商業系・社会福祉系それぞれの授業内容を知り、自分に向いている系統はどちらかを判断することをねらいとしています。
体験授業では、商業科の藤原先生から商業科目の説明を受けた後、実際に電卓をさわり、ビジネス入門の授業を体験しました。商業系を選択している22Hの先輩たちが電卓での計算の仕方を一人ひとりに優しく教えてくれました。その後、福祉科の下原先生から社会福祉科目の説明を受け、介護福祉の授業を体験しました。社会福祉系を選択している22Hの先輩たちが見せてくれたお手本の動きと的確なアドバイスをもとに、「自分も相手も楽な起き上がり介助」の方法について学びながら、授業内容について知ることができました。
体験授業(商業系)
体験授業(社会福祉系)
コラボ授業は、22Hの生徒が自分たちで作成したスライドをもとに、生徒目線での授業内容について発表し、12Hの生徒が質問するという形式で行われました。それぞれの選択者が授業を受けて気づいたこと・選択してよかったこと等をわかりやすくまとめて発表しました。最後は、22Hを代表して木下さんが「系統を選択する時は仲が良い友達がいるという理由で選択するのではなく、自分が将来何になりたいかをしっかり考えて選ぶことが大事。将来に繋がることをたくさん学んでいくから、自分が社会でどのように活躍したいか、先の見通しを持って選んでほしい」とまとめました。
22H生徒(商業系)による説明
22H生徒(社会福祉系)による説明
12Hの生徒からは、「どちらの科目にしようか悩んでいたが、2年生の皆さんの話を聞いてある程度決まった」「福祉・商業ではそれぞれ違ったスキルを身につけることができることがわかった。自分が何に向いているのかを考えながら聞くことができた」「自分の目指す進路では何が必要なのかを詳しく調べたい」等の前向きな感想を聞くことができました。今回の2つの授業は、自分の進路を見つめ直す機会・自分の進路に合った系統はどちらかを判断する材料となったようです。
1年生朝学習
令和5年6月6日(火)から、1年生の朝学習が始まりました。朝学習は、集中力の向上と落ち着いて授業に臨むことをねらいとしています。
1組は主にスタディサプリ、2組は主に読書に取り組んでいます。8時10分のチャイムが鳴ると、1組の皆さんは、今やるべきこと・見るべき動画を自分で判断して各自学習に取り組んでいました。2組の皆さんは、図書室で借りた本と静かに向き合っていました。部活動に関連する本、趣味に関連する本、中学生の時にはまった本等、自分が興味のある分野の本を事前に準備して朝学習に臨んでいました。
繰り返し朝学習を行う中で、皆さんの集中力に磨きがかかっていくのが楽しみです。
1組の様子
2組の様子
令和5年度総体・総文壮行式
令和5年5月23日(火)、総体・総文壮行式を行いました。壮行式では、各部による挨拶、応援委員による迫力あふれるエール、校長先生の激励の言葉、生徒会代表生徒の挨拶がありました。
壮行式では、中澤校長先生が、大会に臨むにあたり「3つのK」を大切にしてほしい、と話されました。「3つのK」とは、一つ目が平常心を保ち全力プレーを心がける「気持ち」、二つ目が仲間との「絆」、三つ目が競技ができることとお世話になった人への「感謝」です。応援する人たちにも「感動」を届け、そして出場する皆さんも達成感を味わってほしい、とのことでした。
生徒会代表の挨拶では倉澤凰さんが「今のこのメンバーで大会に出場するのは最後となるので、少しでも楽しく、少しでも長く活動できるように全力を尽くして来てください。応援しています。」と激励しました。
最後に、この壮行式の模様のダイジェストを下に動画でアップしますので、ぜひご覧ください。
出場する選手たち
応援委員により盛大に行われました
◎壮行式ダイジェスト
5月25日(木)12H地域産業学(農業体験)
令和5年5月25日(木)4限目に「地域産業学」の授業が行われました。地域産業学では、「農業体験~中庭の畑で野菜を育ててみよう~」というテーマの下、ジャガイモとサツマイモを育てています。一人ひとりが責任を持って水やりを行い、愛情を注いだおかげで4月下旬に植え付けた種イモはしっかりとした芽を出し、サツマイモの苗も伸びてきました。
本日の授業内容は草むしりとジャガイモの芽かき・土寄せ・追肥です。なぜこれらの作業をしなければいけないのかを考え、思考力を働かせながら、賑やかに作業を進めました。「どの芽を抜き取ればいいと思う?」「手伝おうか?」等、お互いに教え合い、助け合う姿を見ることができました。
芽かきする芽を選びます
丁寧に追肥をします
ジャガイモが日に当たらないよう土寄せします
道具は元の位置に戻します
5月13日(土)令和5年度PTA・教育振興会総会、学年PTA
令和5年5月13日(土)午後、令和5年度PTA・教育振興会総会、学年PTAを行いました。PTA・教育振興会総会では、PTA会長 山岸 英昭 様、PTA副会長 下口 十吾 様、中島 博之 様をはじめ、多くの保護者の方々にご出席いただきました。
山岸PTA会長の「質問や意見を言って、良い会にしていきましょう」とのご挨拶の後、中澤 賢 校長から、5月8日(月)からの新型コロナウイルス感染症が「5類感染症」に移行したことについて触れ、「お子様が、それぞれのペースで学校生活に取り組み、日々努力を重ねていけるように、ご家庭でも健康管理にご協力をお願いいたします」と述べました。また、保護者の皆様へのお知らせとして、新学習指導要領の実施に伴う教育内容の変更と観点別評価の導入に伴う学習評価方法の変更について、今年度の本校の重点目標について、輪島市の公営塾と一人一台端末を活用した個に応じた学習支援についてのお話がありました。
PTA・教育振興会総会の様子
PTA・教育振興会総会の議件については、拍手をもってすべて承認されました。
続く、進路講話では、「スタディサプリについて」と「公営塾からのお知らせ」がありました。
本校は今年度よりリクルート社のスタディサプリというオンライン学習支援サービスを導入し、いつでもどこでも個に応じた学びができる支援体制を整えました。進路多様校である本校の生徒一人ひとりの学びの質を更に向上させ、社会を生きる中で必要となる基礎学力の確実な定着を効率的に実現することができるサービスです。生徒の学習のきっかけ作りや学習サポートとして活用していきます。
輪島市公営塾は輪島市高校魅力化プロジェクトの一環として昨年度オープンし、本校の生徒の利用も続々と増えています。生徒の主体性を大切した学習サポート、生徒の現状を踏まえながらの進路サポートを行うということが特徴です。
進路講話を通して、今年度の本校の学習面・進路面でのサポート体制を、保護者の皆様にお伝えすることができました。
進路講話「スタディサプリについて」
進路講話「輪島市公営塾からのお知らせ」
「本年度の重点目標とその取り組みについて」のプレゼンは総務課、教務課、進路指導課、生徒相談課が行いました。総務課は地域活性化に貢献する資質・態度の育成、学校全体の自然災害発生時の対応力の向上、教務課はGIGAスクール研修の推進・学習支援サービスの活用を通した教科指導力の向上、進路指導課は「個別最適な学び」の充実による進路実現、進路意識の醸成と早期確立、生徒相談課は若手・中堅教員の教科指導力や生徒理解力・ICT活用緑・危機管理能力等の実践的な指導力の向上を重点目標として掲げ、それぞれの課から今年度の取り組みについて具体的に説明いたしました。
学年PTAは、各学年、各教室に分かれて行われました。終始和やかな雰囲気で意見が交わされていました。
学年PTAの様子(1年生)
学年PTAの様子(2年生)
5月13日公開授業
令和5年5月13日(土)午前、公開授業を行いました。
午前中の公開授業では、多くの保護者の方々にご来校いただきました。生徒たちはいつもとは違い緊張している様子でしたが、授業が始まると普段通り一生懸命に活動していました。来校された保護者の皆様は、普段とは違ったお子様の活き活きとした姿を見られたのではないでしょうか。本日はお忙しい中、公開授業にお越しいただきありがとうございました。
1年2組地域産業学の様子「質問上手になろう」
5月1日(月)門前高校・特支合同「防災・避難訓練」
令和5年5月1日(月)、七尾特別支援学校輪島分校と合同で地震・火災・津波の発生を想定した避難訓練を実施しました。
避難指示後、生徒たちは揺れが収まるまで机の下に身を隠し身の安全を確保しました。その後、教員の指示の下、速やかに体育館へと避難し、消防職員の方と中澤 賢 校長から講評がありました。消防職員の方からは「災害は、実際に起きるとパニックになる。落ち着いて移動することが大切」というお話をしていただきました。中澤 賢 校長は「起きてしまった災害を忘れることなく、日々の備えをしよう」という意味である「天災は忘れた頃にやってくる」という寺田寅彦先生の言葉 を紹介し、災害に備えておくことの大切さについて伝えました。また、「避難した後、何が自分にできるか」を探究してほしいと訴えました。生徒の皆さんには、日頃から、受け身の姿勢ではなく「自立貢献」の精神で高校生活を送ってほしいと思います。
最近では、珠洲市を中心に地震が頻発しています。いつ大きな地震が発生してもおかしくない状況であることから、「いざというときに、冷静に行動すること~『備え方』を学ぶ~」ということをねらいとして今回の避難訓練は行われました。
避難訓練から4日後、5月5日(金)に発生した地震は門前地域も大きく揺れました。後日、生徒に話を聴くと「避難訓練で学んだことを活かして机の下に隠れた」という生徒もいれば、「(怖くて)身動きをとれなかった」という生徒もいました。恐怖に陥り、パニックになると、訓練ではできていたことができないということもあります。「地震・火災・津波はいつ発生してもおかしくない」という現実を受け入れ、訓練には常に真剣に取り組むことが大切です。
本校のホームページをご覧の皆様のなかには、先日の地震による余震で気の休まらない方もいらっしゃると思います。どうかご自愛ください。
まずは身の安全を確保!
迅速に避難!
4月20日(木)12H地域産業学(農業体験)
令和5年4月20日(木)5限目に今年度初めての「地域産業学」の授業が行われました。地域産業学とは学校設定科目の一つであり、門前高校が独自に行っている科目です。この科目は、産業に関する知識、課題発見・課題解決能力、豊かな人間性を育むことをねらいとしています。4月は「農業体験~中庭の畑で野菜を育ててみよう~」というテーマの下、畑の畝作りを行いました。農業の知識について学ぶのはもちろんのこと、栽培するなかで気づいた課題を解決することで課題発見・課題解決能力を磨きつつ、皆で畑作業をしながらコミュニケーションをとることで豊かな人間性を育んでいきます。
生徒に農業体験の有無を聞くと「初めて!」「田んぼなら手伝ったことがある」「おばあちゃんが畑をしているのを見たことがある」等さまざま。経験の差はあれども、「おいしい野菜を育てたい」という気持ちは全員同じ。声を掛け合いながら、協力して楽しく作業を進めることができました。
畑全体に肥料をまきます
畑を耕し、畝を作ります
上手に畝を作ることができました
終わった後は、道具を洗います
新入生オリエンテーション
4月11日(月)~13日(水)の3日間にわたって、今年度の新入生オリエンテーションを行いました。
1日目のオリエンテーション開校式では、高校生として新たなスタートを迎えるにあたって大切なことを校長、生徒指導、進路指導、教務の各課から話しました。生徒の皆さんの真剣に聞いている様子から、これからの3年間の高校生活に胸を膨らませていることが伝わってきました。
2日目は、スタディサポートと部活動紹介を行いました。スタディサポートでは、国語と数学と英語の3教科のテストを実施しました。試験時間いっぱいまで取り組む皆さんの様子から高校での学習に対する強い意欲が感じられました。部活動紹介では、各部の代表の先輩たちや顧問による活動内容の紹介がありました。
3日目は、非行防止教室やSNS講座を行いました。非行防止教室では、輪島警察署生活安全課係長 延命 徹 様と石川県教育委員会学校指導課 至極 功 様を講師としてお招きし、皆さんの安全を守るために大事なポイントをわかりやすく教えていただきました。
このオリエンテーションを通して、少しずつ高校生活にも慣れてきたようです。新入生の皆さんの今後の活躍を期待しています。
4月10日(月)第62回入学式
令和5年4月10日(月)、第62回入学式が挙行されました。同窓会会長、輪島市議会議員 西 恵 様、本校PTA会長 山岸 英昭 様をはじめ、ご来賓、並びに保護者のご臨席を賜り、46名の新入生が新たなステップを踏み出しました。
入学式では、中澤 賢 校長が門前高校での生活を充実したものにするために心がけてほしいことを2つ紹介しました。1つ目は、高い志を持ち、自分の「夢」に挑戦すること。吉田松陰の「立志は万事の根源なり」という言葉を紹介し、「確かな目標を定めて、その達成に向けて努力し、3年後には、一人ひとりの『夢』を『正夢』にしてほしい」と述べました。2つ目は、良き友人をつくること。「『人との出会い』が人の生き方、考え方に最も影響を与えることを忘れず、クラスの仲間や先輩との出会いを大切にし、かけがえのない友情を育ててほしい」と述べました。
歓迎の言葉では、2・3年生代表の中村 光志 さんが「活気が増し、時にはうまくいかないことがあるかもしれないが、互いに助け合い、門前高校の新たな伝統を築いてほしい」と述べました。また、新入生宣誓では新入生代表の野中 涼平 さんが「今日から始まる高校生活において、楽しいこと、苦しいこと、辛いことなどもあるかもしれないが、仲間とともに乗り越えていきたい」と力強く述べました。
新入生を迎え、本日より門前高校は全校生徒総勢86名となります。ホームページをご覧の皆様には、門前高校がどのようなページを刻んでいくかをこれからも温かく見守っていただければと思います。
新入生は翌日からオリエンテーションに臨むことになっています。中学校までの義務教育とは違った高校生活に慣れ、多くの活躍をしてくれることを期待しています。
呼名される新入生
歓迎の言葉を読みあげる中村 光志 さん
新入生宣誓を行う野中 涼平 さん
堂々と退場する新入生
4月10日(月)1学期始業式
令和5年4月10日(月)1学期始業式が行われました。
式辞では、中澤 賢 校長が人間の3タイプについてお話しました。物と同じように人間にも「火を近づけると燃え上がる可燃性の人、火を近づけても燃えない不燃性の人、自分でカッカと燃え上がる自然性の人がいるといわれていますが、皆さんはどのタイプですか」と問いかけ、「この一年、高い志を持って、自分の『夢』にCHALLENGEする、皆さんの『自然性』を期待しています」と述べました。
2・3年生は進級し、更に凛々しい顔つきになっていました。期待に応えてくれるに違いありません。
明日はスタディサポートを実施します。春休みの勉強の成果を発揮し、最高のスタートが切れることを願っています。
整列する2・3年生
式辞を述べる中澤 賢 校長
3月24日(金)3学期終業式
令和5年3月24日(金)に3学期終業式を行いました。終業式では、中澤校長先生が1学期から3学期の始業式で述べた式辞を振り返りながら「この1年を振り返ってみたとき、皆さん一人ひとりが描いた『夢・目標』へ近づいているといえますか?」と語りかけました。その内容を本校のHPをご覧の皆さんにも簡単にご紹介します。
1学期は「心の持ち方次第でいくらでも変わることができるから、自分を振り返ってレベルアップしましょう」ということ、2学期は「『夢や希望』という思いを持っても、現実は思うようにはいかないが『思わなければ、叶うはずのことも叶わない』、『夢や希望』を実現したいと思ったら、熱意を持って、そうありたいと願望することが何より大切である」ということ、3学期は「自分の可能性を引き出すためには、過去の経験や思い込みから、『絶対、無理』という『心の蓋』を自分自身にしてしまっては、どれだけ可能性や力を秘めていても、それ以上の可能性や力は発揮できない」ということをそれぞれの学期で伝えました。
この1年で、落ち着きを持ち高校生らしくなった1年生、勉強も部活も粘り強く頑張り諦めない力を磨いた2年生、社会に旅立つ者としてどっしり構えられるようになった3年生。一人ひとりが描いている「夢・目標」に近づけているのではないでしょうか。
4月からは新入生が入学してきます。新入生の手本となり、自分たちも含め後輩が成長できる学校環境を作ってくれることを期待しています。
最終更新日
2024年(令和6年) 10月10日
問い合わせ先
〒927-2193
石川県輪島市門前町広岡5-3
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FAX:0768-42-0009
E-MAIL:monzeh@ishikawa-c.ed.jp
アクセス:地図
野球指導アドバイザー
山下智茂先生からのメッセージ
ボランティア活動実践紹介
【ようこそ日本へ】
英語の授業で、4日間の日本旅行を考え、発表しました。
お待たせしました。再度掲載します。全てを掲載しました。
なお、メニューの門前高校の中に「英語の授業」を新規に作りました。
そこには長期に掲載します。
1. Japan tour.pdf
2. Japan tour Kyoto&Tokyo.pdf
3. Enjoy Japan.pdf
4. Nara, Osaka&Kyoto trip.pdf
5. Ishikawa Trip.pdf
6. kansai trip.pdf
7. Japan travel plan.pdf
8. Ishikawa trip plan.pdf
9. Japan tour.pdf
石川県立門前高等学校における「3つの方針」
「パープルサポートいしかわ」について
性暴力とは
同意のない 対等でない 強要された 性的な行為はすべて性暴力です
たとえ相手がよく知っている人でも、知らない人でも、どこで起こったとしても、あなたが望まない性的な行為は、あなたの人格と尊厳を傷つける暴力です 。
誰にも相談できずに悩んでいませんか
「パープルサポートいしかわ」にご相談ください
(パープルサポートいしかわHPより抜粋)
いしかわ性暴力被害者支援センター「パープルサポートいしかわ」
不登校児童生徒の保護者のための支援ガイド
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kyoiku/gakkou/documents/r06shiengaido.pdf