学校日記
プロ野球ドラフト会議2024
令和6年10月24日(木)、プロ野球ドラフト会議2024が開催され、福岡ソフトバンクホークスの育成13巡目に本校3年生の塩士 暖 投手が指名されました。プロ野球ドラフト会議において、門前高校からの指名は史上初となります。
他の球団が選択終了を掲げ、緊迫した時間の流れる中で迎えた待望の瞬間でした。門前高校の視聴覚室では、拍手喝采がわき起こりました。塩士 投手は涙をにじませながら、そして野球部員らは皆、誇らしげな表情を浮かべ、気持ちを分かち合っていました。
「びっくりしました。選ばれると思ってなかった」と、当時の心情を口にする塩士 投手。また、自身の周りで、野球部員や先生方、野球指導アドバイザーの山下智茂氏らが喜んでくれているのが嬉しかったと、白い歯を見せていました。ただし、今後の進路については進学を含めてしっかりと考えて決めていきたいとのことで、卒業までは気を抜かず、謙虚な姿勢で頑張るとの意気込みも語ってくれました。
門前高校、そして能登・輪島市を明るく照らしてくれるようなニュースに、誰もが元気づけられたことでしょう。このような結果に至ったのは、たくさんのご支援あってのことです。誠にありがとうございました。改めて、塩士 投手の輝かしい活躍への期待と応援のほど、よろしくお願いいたします。
令和6年11月13日(水)修学旅行2日目
さて修学旅行2日目は「平和学習」の一日となりました。
ひめゆりの塔、糸数壕、守礼門・首里城という歴史遺産を訪ねました。本物の遺産に直接触れることで、そこにある「想い」を一人ひとりが受けとめていました。この歴史のうえに今の私たちの生活があることを学びました。ここでしかできない学びをさせていただきました。
午後は、おきなわワールド班活動。沖縄の伝統と文化をたっぷりと楽しみました!どんどんお土産が増えていきます…。
心配だった天気も持ちこたえています。私たちの沖縄修学旅行、まだまだ協力し、学び、楽しみます!
令和6年11月12日(火)修学旅行1日目
2年生一行の沖縄修学旅行が始まりました。
12日朝、門前をバスで出発し、能登⇒羽田⇒那覇と大移動!本日のメインの活動は、沖縄の代表的ストリート「国際通りの自主研修」。早くもお土産で両手がふさがっている人がたくさんいました。若干の飛行機酔い以外は大きな体調不良もなく、みんな参加出来ました。
それぞれのテーマを持って臨む今回の修学旅行。それぞれに大きな気づきと学びがありますように。「みんなで」楽しむ旅となりますように。そしてこの旅を通して、それぞれのグループ(輪)の垣根を越えて一回り大きな輪となって門前に戻って来れますように…!
体育祭の動画をアップします!
きれいに晴れ渡った9月26日(木)に体育祭が行われました。過去最高の暑さだった夏も終わり、朝晩は過ごしやすく、そして晴れ渡っても少し汗ばむくらいの気候の中での実施となりました。
今年の体育祭は、生徒会執行部が中心となり、学年混合の縦割りチームの競技、そして学年対抗の競技と工夫を凝らしたプログラムでした。また、障害物競走やしっぽ取りなど個人が活躍する競技ばかりでなく、綱引きや2人3脚などのお互いに協力し合う競技も多く、応援にも力が入った1日となりました。
その体育祭の各競技の様子を収めた動画をアップしますので、下のリンクからご覧下さい。
2年生 「農業班の活動報告」10月12日
総合的な探究の時間の中で「農業で門前を活性化」班が、『門前町マルシェ』に参加をさせていただき、オリジナルの「門高トースト」を販売させていただきました。
農業班は、門前の農業が抱える課題を通し、門前の活性化、復興について考えてきました。今回、「自分たちで育てた野菜を使って、町の方達を元気に!」というアイディアから、この夏トマトやピーマンをはじめとする野菜を一生懸命育てました。それを使って、商店街の「食事処 縁」店主、安田さんに「トマトソース」を作っていただきました。このトマトソースに改良を加え、こんがりと焼けたトーストにたっぷりかけた「門高トースト」を完成させました!
当日は、たくさんのお客様に来ていただき、お昼ごろにはお店の前には行列が…!味も大好評で、「子どもでもペロリと食べたよ~!」「おいしかったです!」と沢山の嬉しい声をいただきました。この日は約70食を販売しました。引き続き自家製の野菜を使って販売をしたいと考えています。マルシェの振り返りが終わると、「次は大根を育てよう!」とさっそく畑に向かう生徒たちの姿がありました…。門高トーストを買ってくださった皆様、本当にありがとうございました!
10月7日(月) 歯科講話(1年生)
令和6年10月7日(月)7限目に、1年生を対象とした歯科講話を行いました。講師として、学校歯科医の星野伸也先生と歯科衛生士の小谷郁子さんをお招きし、歯みがきの大切さについて教えていただきました。
講話では、はじめに「歯の染め出し」を行い、みがき残しのあるところを確認しました。その後、歯科衛生士によるブラッシング指導をもとに、正しいみがき方で歯みがきを行いました。最後に、星野先生から歯周病についてのお話をしていただきました。歯周病は、むし歯や歯石を放置すると高校生でもなることがあるというお話に、生徒は真剣に耳を傾けていました。
生徒の感想では、「染め出しを行って、普段みがけていないところが分かってよかった。私は噛むところに色がよくついていた。これからは細かく歯ブラシを動かし、表→裏→噛むところの順番に丁寧にみがいていきたい。」「歯みがきは日常になっていて、少しいい加減になっていたと思う。今回の機会でこれからの歯磨きを変えていきたい。歯は一生ものなので大事にしたい。」など、講話で得られた学びをこれからの生活に取り入れようという思いが伝わってきました。
むし歯や歯周病を予防するためには、丁寧な正しい歯みがきが大切です。また、部活などで忙しく、なかなか治療に行けない人もいますが、早めに治療を行うことも大切です。一生ものである歯の健康を守るために、今回の講話での学びを、ぜひ今後に活かしていきましょう。
『9月、1年生総合的な探究の時間(ふれあい喫茶)』
1年生の総合的な探究の時間では、9月3週にわたって、毎週金曜日に禅の里交流館で実施されている「ふれあい喫茶」にボランティアとして参加させていただきました。
「知らない大人と話すのは無理!」「何を話せばいいのかわからない」と固い表情で禅の里交流館へと向かった生徒たちでしたが、ふれあい喫茶参加者の方の輪に入るとあら不思議。(「話が弾む」とまではいきませんが……)多くの気づきがある会話ができたようです。「仮設住宅に住んでいる方は集会所で開催されているいろんなイベントに参加できるらしい。ふれあい喫茶は自宅に残った人も参加できるからありがたい」という地域の方の本音を聴けたり、「君たち高校生のおかげで町が活気づいている」と自分たちが町を元気づける存在になれていることを知ったり、「ボランティアの方は遠方から来てくださっている」という事実に気づいたりと、新たな発見がたくさんあった貴重な時間になりました。
この気づきは今後の総合的な探究の時間の活動に生かされるのはもちろん、生徒の日常生活の意識変化にも繋がるように思います。参加させていただき、ありがとうございました。
『9月、1年生総合的な探究の時間(マップ作成)』
今年度も県内外問わず様々な中学校から門前高校に入学した1年生。まだまだ門高周辺に何があるのか、この町の魅力、地震の被害状況を知らない生徒もたくさん。今年度の総合的な探究の時間のテーマである「門前町・總持寺通り商店街の復興」へ向けて、2学期は「門前町の現状を知る・見る」「門前町の方々とコミュニケーションをとり、門前町の一員に近づく」をねらいとし、門高前の總持寺通り商店街のマップを作成します。9月はマップ作成のために總持寺通り商店街を散策しています。
こちらは生徒が「マップに書き込む必要があるかも?」と思い、撮影した写真です。
休止中のバス停 家が崩れ、通行が危険な箇所
門前のお土産 仮設商店街の店舗(建設中)
授業後の生徒の振り返りを紹介します。生徒の声をHPをご覧の皆さんにもお届けします。
・門前町内を歩き、改めて地震の被害は大きかったのだと感じた。次々と建物がなくなっていくのは仕方ないと思う反面、悲しいとも感じる。マップを作成するにあたり、町の方々が少しでも明るく、元気になれるものを作りたいと思えた。門前の活気を取り戻すためにできることをしていきたい。
・商店街を歩き、地震前後の変化がわかった。まだ地震直後のままのところもある一方で、建物の解体作業が進んでいたり、仮設店舗が建っていたり、ボランティアの方がいらっしゃったりと、門前町が復興に向けて進んでいるんだと実感できた。自分も役立てるようにマップ作りに取り組みたい。
・今日はどのようなマップを作っていくか班員と考えた。私は門前町で育ったが、まだまだ知らないことも多い。もっと門前のことを調べて、「今の門前に必要なこと」を考えたい。門前は「外国の方も大歓迎」「他県からもじゃんじゃん観光しに来て」という町だと思っている。「この町ええなあ」と思ってもらえるマップを作りたい。
「『マップに書きこむべきことは何か』調査しておいで」と生徒を学校外へ放ちました。町の様子を目に焼きつける者、知っている町と比較して門前のよさに気づく者、地域の方にお話を聴いてみる者など、それぞれが自分の特性を活かした方法で目的達成に向けて一生懸命取り組むことができました。
『9月3日(火)、門高祭(文化祭)無事開催!』
今年1月の大地震の被害が校舎に残ったまま、また、迷走台風の影響で延期となりましたが、無事に文化祭を行うことができました!! 1階の水道やトイレが使えない、調理室も使えない、とかなり制約が多い中で、生徒達はいろいろと工夫を凝らして模擬店を行ったり、学年ごとの合唱や有志による獅子舞、楽しいステージパフォーマンスで大いに盛り上がった1日となりました。
平日開催にも関わらず、たくさんの地域の方々が足を運んでくださいました。皆様のご来場がなければ、これほど充実した文化祭になりませんでした。ご来場下さった皆様、本当にありがとうございました。
学年ごとの合唱(写真は3年生) 吹奏楽部演奏
各模擬店のCM動画 31H模擬店(チュロスとジュースを販売)
22Hはアイスクリームを販売 21Hはフライドポテトとフランクフルト
22Hはかき氷 1年生は11Hと12H合同で射的などのゲーム
アンテナショップとして門前町の品物も販売 さまざまな展示もありました
とてもおいしいお茶でした(茶道部) 21Hのフォトスポットにて
フリーステージの一コマ
今年は生徒有志による獅子舞は、外でも体育館内でも行われました
クラスメイトのパフォーマンスに笑顔があふれます 文化祭の最後はクイズ大会
9月2日(月) 2学期始業式
台風10号の影響で門高祭が延期される中、2学期の始業式を執り行いました。
中澤校長先生より以下のような式辞がございました。
1学期の終業式でイチロー選手の言葉を紹介しました。
「小さいことを重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道。」このことを意識して、取組み目標を達成できなかったと感じた人は、何か一つ、習慣づけすることができましたか?
2学期の始業式にあたり、新たに2人の言葉を送ります。1人目は、元プロ野球選手であり、監督、野球評論家も務めた野村克也氏の言葉です。
「一瞬のやる気なら誰でも持てる。けれども、持続性のあるやる気は、深く認識した者だけに宿るのである。」
加えて、今夏、ご自身が3度お使いになった草刈り機の刃の実物を示され、切れ味の悪くなった刃をよみがえらせるためにはどうすればよいかと問われ、「研ぎなおす」必要があることを説かれました。いずれも、努力することの習慣化に共通することでした。
つまり、素晴らしい才能も、「自分自身」という武器を研ぎすまさねば、切れ味が鈍ってしまいます。2学期は自分の夢100%に向けて「研ぎ」続けて欲しいとのことでした。
最後にもう1人、たくさんの感動を与えてくれたパリオリンピックで、一番印象に残った選手の言葉です。個人で銅メダル、団体で銀メダルを受賞した卓球女子の早田ひな選手の、「金を獲るまで、私は燃え尽きない。」という言葉です。皆さんの頑張りと活躍を期待して、これら二つの言葉を紹介して、二学期の式辞とします。
門高祭を皮切りに、新たな気持ちでスタートを切ってほしいものです。
就職模擬面接会
令和6年8月29日(木)、3年生の就職希望者を対象とした就職模擬面接会が実施されました。面接官として、輪島公共職業安定所 所長の疋島 信也様、社会福祉法人白字会 ゆきわりそう副施設長の小泉 純一様、門前町商工会 事務局長の白藤 真然様、日本郵便株式会社 門前郵便局長の堂ヶ端 佐登志様をお招きし、9名の生徒への実践的な面接指導をしていただきました。お忙しいところ、貴重なお時間を頂きまして誠に感謝申し上げます。
模擬面接は4部屋に分かれ、1対1の形式で行われました。直前には、生徒間で何度も練習する姿や緊張でこわばっている様子もみられましたが、部屋に入ってしまえば集中して面接に取り組んでいました。
全体講評では、面接に向かう態度や身だしなみなどが十分良かったと評価していただきました。一方で、希望の職種についての知識・理解について、より深めたうえで本番に臨むようにというご助言もたまわりました。また、生徒からの質問や輪島市外に就職をする生徒に対しても、アドバイスを丁寧にしていただきました。
短い時間ではありましたが、就職に向けた意識の向上につながる有意義な機会になったと考えます。この会で学んだことを活かし、今後の就職活動・指導に励んでいきたいです。
令和6年度第77回石川県高等学校バスケットボール選手権大会
男子バスケットボール部は、8月26日(月) 令和6年度第77回石川県高等学校バスケットボール選手権大会に出場しました。1回戦は能登高校と対戦し、81対50で勝利しました。同日の2回戦ではシード校の小松高校と対戦し、13対93で敗北しました。
今大会を経て、秋の新人戦に向けたチームの新たな課題と目標を見つけることができました。「奥能登一フィジカルなチーム」を目指して、これからの練習に励んでいきたいと思います。保護者の皆様、遠方での試合にもかかわらず応援に駆けつけてくださり、ありがとうございました。
3年生ボランティア班の活動記録③(総合的な探究の時間)
1学期の総合的な探究の時間において、3年生のボランティア班が仮設住宅での交流会を計画し、令和6年8月22日(木)に実施することができました。会場は道下第2仮設住宅集会所で、非常に多くの方々にお集まりいただきました。終始和やかな雰囲気がただよい、たくさんの笑顔であふれた空間となりました。
まずは100歳体操に参加し、全員で身体を動かします。1、2と声を出しながら、柔軟や筋力運動をして、なんだか緊張もほぐれたような気がしました。その後、あやとりをしながら交流をおこなうと、各グループで大盛り上がりとなりました。お話の中で、昔の門前町のこと、戦争を経験したときの様子など、今ではなかなか聞けないような貴重なやりとりも見られました。あっという間に時間が経ってしまうほど、楽しいひと時でした。
帰り際、「楽しかった。また来たいです」「ばいばい!」「皆ありがとう」など、とても温かい言葉をかけていただきました。「次はお手玉なんてどう」というご助言もあり、生徒たちにとってもまた企画したいという気持ちが湧いていました。この度は素敵な機会となり、開催できてよかったと心から思っております。誠にありがとうございました。
8月6日(火) 令和6年度 石川県高等学校 生徒保健推進講習会
令和6年8月6日(火)に、保健委員代表2名の生徒が「石川県高等学校 生徒保健推進講習会」に参加しました。
この会の目的は、「学校保健活動に関する共通問題について協議し、発表や交流を通じて意見交換を行い、学校保健の振興を促進し、心身ともに健康な生徒の育成に寄与する」というものです。
門前高校は、「防災について ~震災に備えて、私たちにできること~」というテーマで発表を行いました。今年の1学期に「防災」について、保健委員会で取り組んできた活動をまとめたものとなります。
生徒は、県内高校9校が集まる中で、堂々と発表してくれました。講評・感想では、「実際に体験しないと分からないことについて、詳しく話が聞けて良かった。様々な活動をしていて、参考になった。」等の言葉が聞かれました。石川県高等学校保健会会長からも、お褒めの言葉をいただきました。
保健委員会での活動を通し、防災について学ぶ機会を持つことは大切であると実感できました。今後も活動を続け、生徒・保護者・地域の皆さんに発信していきます。
※詳しい活動内容は、ホームページの「学校生活」→「保健室より」→「保健室からのお知らせ」をご覧ください。今後、ほけんだより等でも取り上げる予定です。
令和6年度 企業と連携したアントレプレナーシップ教育推進事業 事業計画発表会
令和6年8月1日(木)、本校2年生5名が「企業と連携したアントレプレナーシップ教育推進事業 事業計画発表会」に参加しました。
本事業の目的は、「企業と連携して地域課題を解決する事業を計画することを通じて生徒のチャレンジ精神等を育成し、地方再生の担い手となる人材を育成する」ことです。
門前高校は今回で3度目の参加となります。今年は「能登の里海でふれあい体感 釣って食べれて学べるエンジョイパーク」というビジネスプランを掲げて挑戦しました(ちなみに昨年度は「MONDLE ~日本一ご利益があるキャンドル」というプランで出場し、今年度は三谷産業株式会社さんにご協力頂きながら更なる改良を進めています。)
今年度は、and Asia株式会社代表取締役兼金城大学総合経済学部助教授の高木啓介氏と同大広報部町野圭亮氏にメンターとして伴走して頂きました。生徒自身が実感している地域課題を土台とし、その解決策をビジネスと絡めて提案しました。最終日の発表会に至るまでの約4日間を通して、生徒たちは何度もブレインストーミングを重ねて、自分たちの案のコンセプトを明確にさせていきました。またビジネスのメインターゲットやサブターゲット層へのヒアリング、事業候補地のフィールドワークも行い、日ごろは関わりを持たない様々な大人との交流も経験しました。
発表会の最終結果は「審査員特別賞」でした。以下は参加生徒たちの感想(抜粋)です。
・「会社を作るのは簡単じゃないんだなとわかりました。でも、会社をどうやって作るかなどお金のことについて知れたのでいい勉強になったと思います。失敗してもいいから若いうちになんでもしたいなと思いました。」
・「わかったことは、起業はそう簡単には出来ないことと失敗はできるという事。4日間という短い時間だったけど、新しい今までにない経験ができてとても楽しかった。」
・「気づいたことは起業するにはさまざまなたくさんのことを考えないといけないということ。しかし、その分成功すれば夢もあるのでいろいろ大変なこともあるけど起業はすごくいいことだなと思った。一つ一つ丁寧にしていくことの大事さが身についた。難しく複雑なことほどそれが大切になってくる。」
・「部活を休むことになって最初はやりたくないという気持ちがあった。でも実際に考えていくうちに、すごく難しかったがいい体験になったのですごく良かった。起業するという事はすごく大変だと肌で感じた。この4日間で自分で考える力がついたと思うし、協力する力も身についたと思う。」
・「この4日間を通して思ったことは起業はとても難しいんだなということ。また、このような経験ができてほんとに良かったと思う。自分は人の前で話すのが苦手だけど、今日の発表は自信があったからあまり緊張しなかった。発表に関わってくれたたくさんの人に色々教えて頂けて良かった。」
『石川県警音楽隊と本校吹奏楽部の合同演奏会』
7月14日(日)の午後、本校体育館で石川県警音楽隊と本校吹奏楽部の合同演奏会が行われました。本校の吹奏楽部の部員は現在5名で、普段はなかなか厚みのある合奏を楽しむことができません。部員達はこの演奏会に向けて一生懸命に練習したのはもちろんですが、たくさんの人数で演奏できることをとても楽しみにしていました。また、少人数のためこの演奏会の準備と後片付けもとても大変です。そのため、演奏会に来てくれたソフトボール部だけでなく、ソフトテニス部やバスケットボール部の人達も、準備や後片付けを手伝ってくれました。
さて、その演奏会には200人ほどのお客さんが駆けつけました。第1部が合同演奏、警察からの防犯等の連絡を挟んで、第2部が県警音楽隊単独でのドリル演奏で構成。 第1部では、吹奏楽曲ばかりでなく、本校卒業生で元劇団四季のソプラノ歌手、廣野美由紀さんもゲスト参加。震災復興を願って、竹内まりやさんの「いのちの歌」と東日本大震災復興ソングの「花は咲く」を合同バンドの伴奏で歌われました。第2部は、体育館の半分を十分に使った県警音楽隊のドリル演奏(ドリル演奏とは、楽器ごとにいろいろなパターンで動きながら演奏することです)。
1曲ごとにたくさんの拍手を頂き、全ての演奏曲が終わってもいつ止むか分からないくらいの盛大な拍手が続きました。
本校卒業生の廣野(ひろの)美由紀(みゆき)さんの歌
たくさんの人が集まりました
令和6年度 体験入学
令和6年7月31日(水)、体験入学を実施しました。昨年に引き続き、輪島市内外問わず各地から多くの中学生が参加してくれました。
日程は以下のとおりです。
1.学校長挨拶
2.生徒会による学校紹介
3.体験授業①
4.体験授業②
5.部活動体験・見学
6.アンケート・閉会
学校長挨拶では、現在メディアにも多数取り上げていただいております本校野球部の活躍をはじめ、もう一度風を吹かせようと一昨年より復活したソフトボール部や先日の野球応援で元気な演奏を披露した吹奏楽部等さまざまな部活動の輝きが紹介されました。また、本校の2コース(普通コース・キャリアコース)の授業内容や進路実現についてもお話がありました。昨年度より導入・活用している学習支援サービスや進路先、資格取得に関するお話もあり、中学生も保護者の皆さんも熱心に耳を傾けていました。
挨拶の後、生徒会長 下口 隼汰 さんが学校長のお話をさらに深掘りした本校の特徴を、スライドを用いて紹介しました。こちらのホームページのメニュータブにございます「中学生のみなさんへ」から学校紹介動画を見られます。体験入学に行きそびれた方はもちろん、門前高校について知りたい方はぜひご覧になり、自分が門前高校に通っている姿を想像してみてください。
以下の写真は体験授業、部活動体験・見学の様子です。肖像権の関係で中学生の表情はお見せできないので、楽しそうな様子を後ろ姿から感じ取ってください。
国語:現代版「枕草子」を書いてみよう
英語:Word battle !
数学:推しの登場人物を決めよう
福祉:福祉体験
商業:ビジネス入門
野球部
ソフトボール部
バスケットボール部
バレーボール部
ソフトテニス部
芸術部
家庭部
初対面の先生、初対面の同級生との活動で緊張もあったはずですが、笑顔がたくさん見られました。また一緒に学習できることを楽しみしています。
閉会では、本校教頭から「百聞は一見に如かず」「自分を大きく変えるチャンスをつかみにきて」とお話がありました。これまでは、誰かから聞いた情報で門前高校をイメージしていたかもしれません。しかし、本日の体験入学に参加した皆さんは自分の目で見て、感じ取った「門前高校のよさ」を知っているはずです。確かな情報をもとに、自分に合う高校を選択してください。また、本校は他校と比較すれば生徒数は少なく、小規模な高校です。しかし、中・大規模校と同じように教育活動を行っています。つまり、生徒皆さんが力を発揮する場が他校以上に準備されているということです!前に出るのが得意な人はたくさんの場数を踏むことでより得意に、苦手な人も自分が積極的な人間になっていくことが少しずつ実感できると思います。学校紹介動画や学校案内をご覧になっていただければ、生徒のキラキラした表情から読み取っていただけることでしょう。
門前高校に入学して「自分を大きく変えるチャンス」をつかみにきてください。入学を心待ちにしています。
第106回全国高等学校野球選手権石川大会 準々決勝
令和6年7月23日(火)、門前高等学校と金沢学院大学附属高等学校がしのぎを削った準々決勝の日でした。第1試合で盛り上がる会場を背に、緊張のほとばしる時間が続きます。しかし選手らが歓談する様子に、私たちもほっとしながら試合開始を待つことができました。その間にご婦人が話しかけてくれ、「1回戦から会場で(試合を)観てるの。このまま勝ち上がってほしい」ということを伝えてくださいました。たくさんの人々の想いが束になって、準々決勝までこれたのではないかと思います。
1回から4回にかけて、先発ピッチャーの背番号11番 石田は、威勢のいい相手の攻撃や応援に対抗するかのように力強いピッチングをみせました。しかし相手の守備も堅く、門前打線はなかなかつながりません。迎えた5回裏、金沢学院大附属高校の攻撃です。2アウト1・3塁のフルカウントの場面で放たれた打球を後逸し、先制されました。勢いづいたままヒットを打たれ、2点の追加を許してしまいます。
それでも、心は折れません。選手らの曇った顔やマイナスな言葉は一つとしてなく、応援席にもまだ行けるという意気込みがありました。あっという間の9回表、ここで点を取れなければ敗退してしまいます。「奇跡を起こしましょう」。背番号2番 坂角の声かけに、選手皆が大きく声を張り上げました。ここで背番号9番 石崎が打席に入りますが、相手の鋭い投球に翻弄され、あえなく見逃し三振。つづいて主将の背番号3番 前川は、3球目を捉えたもののセカンドフライとなりました。最終打席に立ったのは、3年生の木下。振りぬいたバットは1球目を飛ばし、ボールはどこまでも運ばれていきそうな気がしました。しかし、高く上がった打球は取られてしまい、0対3で門前高校は敗退しました。この夏、球場で門前高校以外の校歌を聞くのは初めてでした。
3年生の夏は終わりました。ただ、誰もがすがすがしい表情をしながら球場を後にしました。一方で悔しさに涙をにじませ、険しい顔をする2年生のすがたもありました。先輩の頼もしい背中を胸に、そして54年ぶりに準々決勝まで戦い抜いた自分たちを誇りにもって、今後リベンジを果たしてほしいと思います。
長期間にわたり応援してくださった皆さま、そして選手を支えてくださっている保護者の方々、本当にありがとうございました。次なる戦いに向け、気持ち新たに邁進していく所存です。どうかこれからも温かく見守っていただきますよう、お願い申し上げます。
7月19日(金) 令和6年度1学期終業式
令和6年度1学期の終業式をとり行いました。午前中の通常授業に引き続き、5限目には校内で大掃除に取り組み、6限目の時間に、終業式へ臨みました。
校歌斉唱の後、校長先生より式辞をいただきました。
まず、野球部の3回戦出場を労い、一戦必勝の気持ちをもって、自分達の目標地点に向かうよう励ましていただきました。また、200人を超えるコンサートに、石川県警察音楽隊と共に参加した吹奏楽部、その会場準備や後片付けに携わったソフトボール部や他の生徒へも、石川県警輪島警察署長様から労いの言葉をいただいたことを、お披露目いただきました。
時が経つのは早いもので、石川県の梅雨明けを目前にひかえ、終業式を迎えました。
4月の始業式では、各学年に向けてこの一年のねらいについて以下のようにお伝えしたはずです。
2,3年生に対して、「『一時の欲望に負けず』に、『自分の夢実現』という『高校生活でいちばん価値のあること』に全力で努力し続ける前向きな姿勢」を目に見える行動で表すよう伝えました。
・2年生には『1学期はチャージの時』すなわち、将来のための貯金をする時期。
・3年生には「チャレンジの時」すなわち、進路実現にむけて先生と一歩踏み出す時期。
1年生に対しては、入学式の際に「吉田松陰の言葉で、高い志をもって自分の夢に挑戦すること」の大切さを伝えました。
この1学期を終えるにあたり、やり切った人だけでなく、思い通りにいかなかった人にも、皆さんにあらためて言葉を送ります。
「小さいことを重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」
これはイチロー選手の言葉です。「自分の達成したい姿を思い描きながら、毎日の小さな目標に地道に取り組む。具体的に言葉にして書き留め、続けることが目標達成の秘訣。」凡事徹底を心掛け、たとえば、朝起きたらカーテンを開けるといった「習慣づけ」が目標達成への近道だとのことでした。
宿題もいただきました。2学期の終業式に向けて、「今年の自分を表す漢字一字」を意識して、準備しておくこと。
熱中症や依然として続く新型コロナの予防を心掛け、特に3年生は勝負の時!有意義な夏休みを過ごし、2学期の始業式では、全校生徒の皆さんの元気な姿を期待しますと、話を結ばれました。
門高祭も控えています。暑い夏を乗り切りましょう。
第106回全国高等学校野球選手権石川大会 3回戦
令和6年7月21日(日)、門前高等学校と金沢泉丘高等学校、ベスト8を狙う両校の3回戦が行われました。風の強い日ではありましたが日増しに暑くなっているのが実感でき、照りつける日差しがじりじりと肌を焦がしていきました。第106回全国高等学校野球選手権石川大会で展開されている激闘のせいに違いありません。
観客席のにぎわいは、これまでで一番でした。本校も、全校生徒から希望者をつのって応援に参加しました。また、保護者の皆さまや地域の方々にもたくさん来ていただき、厚く御礼申し上げます。おかげさまで、泉丘高校に負けないパワフルな声援が会場に響きわたっていまし
た。長時間にわたる熱狂的な試合でしたので、身体がほてって仕方ない
のではないでしょうか。こんなときは、冷えたスイカと熱さまシートが効果的ですよ!しっかりと休息をとってくださいね。
1・2回は、互いにチャンスをものにできず進みます。3回表、1アウト1・3塁の場面で打者は2番 大豊。打球はショートゴロでしたが、先制点を獲得します。次の回にも門前高校が点を重ね、迎えた4回裏は、泉丘高校も粘り強い攻撃をみせて1点を返されました。譲れない戦いであることをひしと感じるばかりでした。途中、先発ピッチャーの11番 石田に代わって3年エース1番 塩士が登板しました。ベンチでは、俺が後ろにおるから大丈夫や、という頼もしい声掛けが聞こえてきていました。堅い守備で追加点をおさえつつ、6回表には6点獲得するも、裏に3点取り返されるという波乱の展開を迎えます。ですが、苦しい状況でも明るい表情や前向きなコミュニケーションはとだえませんでした。その後、点数に動きは見られず、8-4で門前高校が勝利しました。
準々決勝は23日(火)12:30~、金沢市民野球場にて、金沢学院大学附属高等学校と対戦します。勝てばベスト4という試合、強敵にも喰らいついて次なる勝利を手にしましょう。皆さまの想いを、球場に届けていただけますと幸いです。
令和8年度も野球部員の全国募集を実施します。(推薦・一般)
最終更新日
2024年(令和6年) 12月19日
問い合わせ先
〒927-2193
石川県輪島市門前町広岡5-3
TEL:0768-42-1161
FAX:0768-42-0009
E-MAIL:monzeh@ishikawa-c.ed.jp
アクセス:地図
野球指導アドバイザー
山下智茂先生からのメッセージ
ボランティア活動実践紹介
【ようこそ日本へ】
英語の授業で、4日間の日本旅行を考え、発表しました。
お待たせしました。再度掲載します。全てを掲載しました。
なお、メニューの門前高校の中に「英語の授業」を新規に作りました。
そこには長期に掲載します。
1. Japan tour.pdf
2. Japan tour Kyoto&Tokyo.pdf
3. Enjoy Japan.pdf
4. Nara, Osaka&Kyoto trip.pdf
5. Ishikawa Trip.pdf
6. kansai trip.pdf
7. Japan travel plan.pdf
8. Ishikawa trip plan.pdf
9. Japan tour.pdf
石川県立門前高等学校における「3つの方針」
「パープルサポートいしかわ」について
性暴力とは
同意のない 対等でない 強要された 性的な行為はすべて性暴力です
たとえ相手がよく知っている人でも、知らない人でも、どこで起こったとしても、あなたが望まない性的な行為は、あなたの人格と尊厳を傷つける暴力です 。
誰にも相談できずに悩んでいませんか
「パープルサポートいしかわ」にご相談ください
(パープルサポートいしかわHPより抜粋)
いしかわ性暴力被害者支援センター「パープルサポートいしかわ」
不登校児童生徒の保護者のための支援ガイド
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kyoiku/gakkou/documents/r06shiengaido.pdf