日誌

学校日記

1月12日(日) 1年総探 餅つき大会のお手伝い

 1月12日(日)、総合的な探究の時間の活動(探究活動)の一環として、1年生が餅つき大会のお手伝いをさせていただきました。「よいしょー!」と掛け声をしながらお餅をついたり、あんこやきなこを均等にお餅につけたり、できあがったお餅を配ったり……周りを見ながら自分がするべきことを判断していました。また、餅つき大会には地域の方がたくさんいらっしゃっており、昨年の探究活動でお世話になった方に挨拶する生徒も!1年間掲げてきた「門前町の一員になる」という目標の達成は近いのかもしれません。

  

 

今回の行事参加の目的はもう一つ。それは「2年生が探究活動を実践する姿を見て、来年度の活動内容を決定する際の参考にする」というもの。2年生が自分たちで育てた野菜で作った「門前未来めった汁」の販売が気になっている生徒もいれば、獅子舞を演じる姿に魅入っている生徒もいました。来年度、自分たちが探究活動をする姿と重なったのではないでしょうか。

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1月9日(木)「Delivery図書」開始!

 3学期より門前公民館での教育活動がスタート!残念ながら図書室はありません……そこで、Delivery図書サービスを開始してみることにしました。

 校舎の図書室は生徒立入禁止エリアです。しかし、12月の読書タイムで読んだ本の続きが気になっている生徒、11月にリクエストした本を借りたい生徒など、図書室を利用したい生徒は多数。本棚に並ぶ本を眺めたり、手に取った本をパラパラめくったりしながら本を選ぶという楽しみは味わえないのですが、本が手元に届くまで中身を見られないというワクワク感はあるようです。

 借りたい本、読みたい本がある場合はGoogleフォームに入力。図書室に該当の本があれば、司書が生徒の手元まで届けてくれます。該当の本がなければリクエスト本扱いとなります。早速、生徒がDelivery図書サービスを利用してくれました!生徒から要望を聞き、改善していきます。

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令和7年1月7日(火) 令和6年度 3学期始業式

【新しい環境での学び】
2025年最初の始業式は仮校舎となった門前公民館で行いました。県教育委員会の迅速な対応、輪島市、野球部員やその保護者の皆さん、門前中学校出身の生徒や保護者の皆さんの協力により、新しい環境で無事にスタートを切ることができました。生徒たちは、新しい環境でも積極的に学び合い、支え合う姿勢を見せてくれています。

このように、多くの支援を受けて新しいスタートを切ることができたのは、生徒一人ひとりが日々の学びに真摯に取り組んできたからこそとも感じています。今後も、今回のことを「あたりまえ」と思わず、感謝の気持ちを持って、門前公民館を大切に使わせていただきながら、成長を続けていきましょう。

中澤賢校長の式辞から、始業式の様子をお伝えいたします。

 

【新しい年を迎えて】
あけましておめでとうございます。今年の初めに、門前高等学校の生徒たちが選んだ「2024年の門前高校を表す漢字一字」として、非常に多くの生徒が「災」という漢字を選びました。その理由には、昨年の地震や豪雨などによる災害の影響を受けつつも、多くの人々の支えによって、こうして新しい年を迎え、学校生活を続けられているという思いが込められています。

「災い転じて福となす」という言葉にあるように、私たちも過去の困難を力に変え、2025年には多くの幸福を感じられるように前進していきましょう。

 

【移転に関する感謝と学び】
令和6年度の第三学期が始まりましたが、昨年12月に学校の校舎に基礎破損が確認され、現在は仮の校舎として門前公民館を利用しています。この移転に関して、多くの方々の協力と支援を受けました。県教育委員会や輪島市、門前町の皆さん、そして門前高校を応援してくださる地域の方々に感謝の気持ちを忘れず、大切にこの場所を利用していきましょう。

特に、今年度の学校移転に際して、後期生徒会会長を中心に生徒の皆さんが積極的に意見を出してくれたことに感動しました。生徒たちが当事者意識を持ち、学校の移転に真剣に向き合っている姿に、成長を感じました。

また、移転作業をサポートしてくださった170名もの多くのボランティアの方々、特に野球部員や保護者、そして門前中学校出身の生徒や保護者の皆さんに心から感謝します。このような支え合いの中で、門前高校は多くの人々に応援されています。今後も、この思いを胸に、新しい学期を進んでいきましょう。

【新学期のスタート】
今年の第三学期は、各生徒がこれまで努力してきた成果を形にする時間です。特に3年生は進路実現に向けた最後の努力を、1・2年生は次年度へ向けてステップアップする時期となります。

私たちがこれから向かう先に待っているのは、単なる結果だけではなく、どれだけ真剣に取り組み、努力したかという過程です。前学期にお話しした武田信玄の格言「真剣だと知恵が出る。中途半端だと愚痴が出る。いい加減だと言い訳ばかり。」を胸に、最後まで全力で取り組んでください。

さらに、松岡ハリス佑子さんの言葉を皆さんに送ります。「物事の成功の度合いは、かけた時間に比例する。何事も努力し、ぎりぎりまで人事を尽くしたときに『魔法』がかかる。」この言葉のように、皆さんが本気で努力すれば、必ず成果がついてくるはずです。

私たち全員がワンランク上の成長を遂げることを楽しみにしています。

これからの課題と期待
私たちは、困難な状況に直面する中でも支え合い、前向きに歩み続けています。これからも、皆さん一人ひとりが成長できるような環境を整え、進んでいきます。どんな困難も乗り越えられるという自信を持ち、2025年を「魔法のかかった」素晴らしい年にしていきましょう。

門前高校の生徒として、地域の皆様への感謝を忘れず、力強く歩んでいきます。

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12月17日(火) 福島西高等学校との交流会開催!!

 能登半島地震の甚大な被害に心を痛め、同じく東日本大震災という大きな災害を経験した福島県より、福島西高校デザイン科学科VDコース2年生5名と引率の先生1名が、12月17日の午後に門前町を訪問され、本校の生徒6名と門前公民館で交流を行いました。
 最初に本校の2名の保健委員が、防災について地震に対する備えや色々な対策を発表。その後、福島西高校の生徒が『震災から現在まで』というテーマで、福島県の復興状況と復興に向けた高校生の取り組みについて発表されました。
 お互いの発表後に交流会に移り、福島西高校よりVDコースの生徒達が作成した作品集のプレゼント、それからゲーム形式でお互いに楽しく質問し合うなど、初対面とは思えないほどすっかり和んで仲良くなっていました。

本校の保健委員の発表

 本校の保健委員の発表

福島西高校の発表

 福島西高校の発表

デザイン学科科の生徒達で作成した作品集の贈呈

 デザイン科学科の生徒達で作成した作品集の贈呈

その作品集を見ながら説明や感想を交換

その作品集を見ながら説明や感想を交換

最後は全員で記念撮影

 最後は全員で記念撮影

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2年生総合的な探究の時間 10~12月活動の一コマ紹介

2年生の総探の活動もグループごとに様々な動きを見せています。その一部である、食を通して地域の催しに参加させて頂いているグループの活動を一挙ご紹介します!

・「もんちゃん焼き」という大判焼きに、初めて挑戦する生徒達。はじめはうまくいかず、苦戦を強いられていましたが、得意のチームワークで乗り切っていました。焼き色も徐々にカラメル色になり…おいしそうな見た目になりました!

・「エモ唐」という数年前の門前高校生発案の唐揚げに挑戦する生徒達。この日は鶏肉の下準備中。下味をしみ込ませるために黙々と鶏肉をもみこんでいました…。

・「豚汁」の試作をしている生徒たち。自作のサツマイモや小松菜などを入れて販売する予定とのこと。当日はきっと寒いでしょうから、暖かい豚汁はきっと皆さんに喜んでもらえるはず!と試作をする生徒たちの様子もほくほく♡

 

どのグループも自然に役割分担を決め、多くを語らずとも意思疎通をしながら作業を進めている様子でした。普段からコミュニケーションができているからこそできるこの連携は、大人でもなかなかまねできない絶妙のチームワークです。

 

 

 

そして迎えた12月の「門前マルシェ」。高校生の元気な声が門前の町中に響きました。(すべての出店班の画像を載せられずに申し訳ありません…!)

2学期も地震の爪痕や豪雨などに悩まされましたが、これからも門前高校は、門前町とともに歩みます。

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令和6年12月15日(日)表彰伝達式および2学期終業式

12月15日(日)、本校では「表彰伝達式」と「2学期終業式」を行いました。今年の成果を振り返るとともに、新たな学期に向けた決意を固める充実した式典となりました。

表彰伝達式

はじめに、2学期中に輝かしい成果を挙げた生徒たちの表彰が行われました。各分野での活躍は以下の通りです。

運動部活動

・令和6年度 石川県高等学校新人大会
 女子ソフトボール競技 第3位
・高校野球
 石川県優秀選手 塩士 暖(31H)
 能登地区優秀選手 前川 知貴(31H)


文化活動

・アントレプレナーシップ教育推進事業
 審査員特別賞「釣りレジャー班」
・生徒保健推進講習会
 優秀賞


国語科表彰

・「小さな親切」はがきキャンペーン
 入選 塩士 禅「能登半島地震を経験して」
・「新聞を読んで」感想文コンクール
 優秀学校賞 本校代表 川原 和也
・青少年読書感想文コンクール(石川県予選)て生きる」
 郷土の部 優秀賞 伊藤 秀「花を咲かせる 土として生きる」
 自由読書の部 優良賞 浜辺 蒼介、國守 伶美香
・石川県児童・生徒俳句大会
 特選 石田 煌峨「甲子園 熱い戦い 頂点へ」
 入選 大豊 瑠侍、見神 遼馬、國守 伶美香、高橋 穂夏、皆川 花葉、森下 愛

 


生徒一人ひとりが見せてくれた努力の成果に、心から拍手を送ります。

 

 

2学期終業式

続いて、2学期終業式が行われました。
中澤 賢 校長先生は式辞で、2024年を振り返りながら、未来への希望を語りました。今年の世相を表す漢字「金」を引き合いに、部活動や学業、学校行事を通じて生徒たちが「自分を研ぎ続けた」成果を讃えました。

校長先生が選んだ2024年を表す漢字は「安」。理由として、能登半島地震を乗り越えた一年の中での「不安」と、次年度への「安心」への願いを挙げられました。また、生徒たちにも「門前高校の2024年を表す漢字」を考える宿題が出され、3学期始業式で発表される予定です。

 

 

冬休み、そして新たな学期へ

最後に、中澤校長先生は武田信玄のものとされる下の格言を紹介しながら、3学期に向けた熱いエールを送りました。特に3年生には、新しい世界に羽ばたく準備をしっかり整えるよう呼びかけがありました。

実力の差は努力の差。

実績の差は責任感の差。

人格の差は苦労の差。

判断力の差は情報の差。

真剣だと知恵が出る。

中途半端だと愚痴が出る。

いい加減だと言い訳ばかり。

本気でするから大抵のことはできる。

本気でするからなんでも面白い。

本気でいるから誰かが助けてくれる。

 

冬休み明けからは、令和6年度最後の学期が始まります。生徒の皆さん、冬休みの間もしっかり自分を「研ぎ続け」、新たな目標に向かって進んでいきましょう!

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12月9日(月)〜13日(金)門高読書タイム週間(発信編)

門高読書タイム週間が終了しました。読書週間は「自分の思いをアウトプット(発信)し、思考力・表現力を高める」ことを目的の一つとしています。前回の読書タイムは「本を読む」だけで満足する生徒が多く、「発信(アウトプット)による思考力・表現力の向上」を実感する生徒が少なめだったのが事実。目的を達成すべく、ちょっとしたしかけを3つ用意しました!

 

①      生徒による「表現リスト」の作成

読書週間前、表現や言い換えについて学ぶ国語の授業のなかで少し時間をとり、各クラスで「表現リスト」を作成しました。感想でよく使う言葉をピックアップし、その言葉の関連語や言い換え語を思いつくだけあげるという活動を行いました。できあがったものを一部ご紹介します。


②      「表現リスト」をフル活用した「読書の記録」の記入

読書週間中、生徒たちは毎朝「読書の記録」を記入しました。「いつも同じ言葉で終わっちゃう……」という単調感想派も、「しっくりくる言葉がなかなか見つからない……」という言葉迷子派も、リストのおかげで前回よりワンランク上の感想が書けたようです。読書の記録もご紹介します。

 

♡最初は人を愛していた神様が、人に祀られなくなって自分の価値はない、人とも関わらないと思っていたのが心苦しかった。でも人の気持ちを理解し、自分と向き合うことで本来の力を取り戻したことに心を動かされた。(浅葉なつ「神様の御用人」)

♡痛みに鈍感なエピソードがとても面白かった。また、私も雨栗さんのように自分が好きな自分でいれるようにしたいと感じた。辛いときや失敗したときにそれを受け入れられるようにしたい。(雨栗「雨に降られたとしても」)

♡夢を持つことは恥ずかしいことじゃないということを聞いて元気づけられた。(水野敬也「夢を叶えるゾウ0」)

♡技術だけでなく人間性も良くないとうまくならない 人間性も変えていかなければならないと考えさせれた。(田中辰治「人間性も野球も日本一」)

♡成功の過程には協力してくれる人がいるということを知った。だから成功したいと思ったら誰かに協力をお願いできるようになりたいです。(辻芳樹「料理の仕事がしたい」)

 

③      「読書の記録」の発信

せっかく言語化した自分の想いを発信しないのはもったいない!というわけで、「読書の記録」共有タイムをとってみました。発信し合うことで想いの共有だけではなく、互いの表現力を磨き合える貴重な時間にもなりました。


 生徒たちがこれからも読書や想いの発信を楽しみ続けてくれることが、「門高読書タイム」の何よりの成果です。来年度の読書タイム週間も楽しみです。

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12月9日(月)〜13日(金)門高読書タイム週間

12月9日(月)から、門高読書タイム週間が始まりました。毎朝のSHR後30分間、全校で静かに読書をし、本を読んで感じたことを発信する取り組みです。

読書週間中、各クラスの図書委員が選書した本を並べた本箱が教室に設置されます。教員が選書すると、「将来に役立つから読んでほしい」という視点で選ばれた真面目な本が並びがち。しかし、生徒が選ぶと、あら不思議。高校生ならではの感性が光る選書がなされます。はやりの本、懐かしさを感じさせる本、クラスの誰かの心に刺さりそうな本、さらには「本なんて苦手!」という人でも思わず手に取りたくなる本まで、さまざまな視点から興味深い本を選んでくれました。

生徒たちは図書室で借りた本、本箱から選んだ本、自宅から持参した本など、それぞれが「読みたい」と思った本の世界に没頭し、毎朝教室にはページをめくる音がここちよく響いています。

門高読書タイム週間終了後、生徒たちが本を読んで感じたことを発信する姿をお伝えします。

 

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中高合同選挙出前講座

令和6年12月6日(金)、本校1年生32名、門前中学校3年生22名、七尾特別支援学校輪島分校より2名を対象とした、中高合同選挙出前講座がおこなわれました。この行事は、連携型中高一貫教育の行事として毎年実施されています。会場となった本校視聴覚室には、実際に使用された記載台や計数機が設置され、投票所の雰囲気を感じながら選挙を経験できる良い機会となりました。

 まずは、選挙の意義や選挙制度についての講話をたまわりました。授業で習うことではありますが、選挙管理委員会の方からお話を聞くことで、内容がよりスッと入ってきたように感じました。

 模擬選挙では、石川県知事を選ぶという設定で投票をおこないました。模擬選挙公報をよく読んだうえで、思い思いの候補者を選び、投票箱に向かう生徒たちのすがたがみられました。また、一部生徒は投票事務従事者として、投票管理者や受付等の役割も体験できました。その様子をうかがいながら、将来、公務員として選挙にたずさわる人や、立候補者として選挙活動をする人がでてきたら喜ばしいなあ、と想像してしまいました。

 運営にご協力いただきました、輪島市選挙管理委員会 村田 様ならびに、奥能登総合事務所 山田 様、お忙しいなか貴重なお時間をいただき誠に感謝申し上げます。今後とも、主権者教育の一環としてこの行事を続けていき、若者たちの意識向上につとめたいと考えております。

 

 

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洋服の青山 スーツ着こなし講座

 令和6年12月9日(月)の7限目に、3年生全員を対象としてスーツ着こなし講座がおこなわれました。進学・就職希望者問わず、将来必要となる「身だしなみ」の基本を知る機会として開催されました。

 まずは、男女別でのスーツやシャツの見立てについて教えていただきました。モデル役としてスーツを着てくれた皆さん、ありがとうございました。また、1ランク上なコートのたたみ方も分かり、良いオトナに近づけたような気がしました。

 ネクタイのカラーと色が与える印象については、生徒たちも特に関心をもっていたようでした。相手に与えたい印象を考えながらネクタイを選べるようになりたいと感じました。

 最後は毎年恒例の、ネクタイを締める体験をしました。やり方を知らない生徒が大半でしたが、楽しそうに試行錯誤する姿が印象的でした。制服のネクタイとは違う、シックなものを身にまとったからか、妙に貫禄が出た生徒もいました。ネクタイの力、恐るべしといったところでしょうか。

 ご講義いただきました、洋服の青山七尾店 加納 様 には心より御礼申し上げます。将来の自分を想像しながらも、マナーを学べる良い機会となりました。このたびの会で得たことを、実践的に活かしていきたいと思います。

 

 

 

 

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12月4日(水)1年生総合的な探究の時間(マップ作成②)

9月の1年生総合的な探究の時間の活動報告から少し経ち、「マップ作成」の進捗が気になる皆さん。お待たせしました、ご報告します。

9月は商店街を散策し、町の魅力をくまなく探し、地震の被害状況をじっくり確認することで「マップ作成」のねらいの一つ「門前町の現状を知る・見る」を達成しました。10・11月はもう一つのねらい「門前町の方々とコミュニケーションをとり、門前町の一員に近づく」の達成に向けて動き出しました。

現在、マップに掲載する店舗紹介記事の作成に取り組んでいます。ふれあい喫茶で地域の方々と交流する機会を得たことで、「実際に自分の目で町を見たい」「地域の方に直接お話を伺いたい」という声が生徒たちから多く挙がり、記事作成のためにインタビュー調査を計画する班が増加。とはいえ、いざインタビューとなると「どのような準備が必要か」手順はどうすれば良いのか」など戸惑う様子が見られました。

地域の方はとても温かく門高生を受け入れてくださるのですが、実社会を意識した準備として、生徒同士で様々な大人(フレンドリーな役、職人気質な役など)を演じ、学校で模擬インタビューを行いました。

迎えたインタビュー本番、緊張した面持ちで担当店舗へ向かった彼らでしたが、終わった後はスッキリした様子。インタビュー後に店舗の方とゆったりとお茶をした生徒もいれば、「家族と食事をしにいきたい」と話す生徒もおり、地域の方とのコミュニケーションを通じて、それぞれの店舗の魅力を掴んできたようでした。どのような紹介記事が作成されるのか、温かく見守っていただければ幸いです。

 

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10月18日(金)・11月22日(金)1年生総合的な探究の時間(ふれあい喫茶②)

1年生がふれあい喫茶に参加させていただきました。今回で2度目の参加になります。1回目参加後の振り返りから、生徒それぞれがたくさんの学びを得てきたことが伝わってきたため、ふれあい喫茶を運営されている夢かぼちゃさんにお願いをし、再度参加させていただく運びとなりました。

ふれあい喫茶では、私たち門高生から感じ取る若さで元気を養われる方、「門前町に住む地域の一員」として会話を楽しんでくださる方など、さまざまな方がいらっしゃいます。参加者の方とお話ししていると、調べ学習をしているだけではわからない、地域の方の熱い思いや本音が見え、聴こえてきます。

 

今回のふれあい喫茶でも、参加者の方のお話をじっくり聴く生徒、注文を伺ったりお菓子を配ったりする生徒など、それぞれが自分の役割を見つけて動いていました。参加者の方のなかには「予定がなかったら必ずふれあい喫茶に来ているよ」と嬉しそうに話す方もいれば、「この辺りで集まれる場所っていったら、ここくらいなのよ」と少し寂しそうに話す方も。「また来てね」「また来るね」と声を交わす温かい場面も見られました。共通していることは「人と繋がりたい」ということ。門高生もそのお手伝いができたらと思います。

 

 

 

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11月18日(月) 思春期講座(3年生)

令和6年11月18日(月)7限目に、3年生を対象とした思春期講座を行いました。講師として、DVホットラインのと事務局長の弘﨑弘美先生をお招きしました。「デートDVってなに?~あなたの心と体を守るために~」という題材を通して、自分や他者を尊重することの大切さを教えていただき、デートDV等の性に関する問題を自身と関係あることとして捉える貴重な機会となりました。

生徒は皆、真剣に聞き入っており、講座後の感想からも、今回で得られた学びを今後の生活の中で活かしていこうという思いが伝わってきました。以下は、感想の一部です。

 

・今日の話を聞いて、DVは身近なものであると実感しました。また、様々な方法で人を傷つけてしまうということがわかったので、今後、人と関わり合う時には、行動に責任を持って生活していこうと感じました。

 

・高校生活では、恋愛などがより深く関わってくるものであり、感情が左右されがちなことが多いなかで、今回の講座は、改めてパートナーとの向き合い方や接し方を考えることのできる良い機会になった。

 

・男女で付き合うことは良いこともあるが、付き合い方を間違えると相手を嫌な思いにしてしまう可能性もあることがわかった。自分ごととして覚えておくことが大事だと思った。相談できる相手も作っておきたいと思う。被害者にも加害者にもならないように気をつけたい。

 

これから社会に出ていく3年生の皆さんにとって、実りのある時間になったのであれば幸いです。

より良い人間関係を築きながら、素敵な人生を歩んでいってくださいね。

 

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11月20日(水)3年生対象 SC高先生による講話

11月20日(水)6限目に、3年生を対象にスクールカウンセラー高賢一先生より、「自己肯定感を高めるために」というテーマで講話をしていただきました。

自己肯定感とは、「自分自身を肯定できる感覚」、「自分自身の強い部分も弱い部分も、すべて自分自身で受け入れられている状態」のことを指すそうです。

 3年生の皆さんも20の質問に答え、それぞれの自己肯定感の高さを診断してみました。結果は様々でしたが、「自己肯定感が低い=よくない、自分はだめ」ということではありません。ただ、もしも自己肯定感が低いことによって何かに困っていたり、悩んでいたりする場合は、高先生が紹介してくださった「肯定的な言葉遣いをする」、「過去の自分と比べてできるようになったことに目を向ける」、「小さなことでも自分を褒める」等、自分ができそうだと思った方法を実践してみてくださいね。

 褒められて伸びるタイプだと自負する人が3年生には多いようなので、自分はもちろん、できれば周りの人の良さにも目を向けて、積極的に褒めあっていきましょう。

 

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修学旅行4日目

心配された天気も持ちこたえていましたが、この日は朝から雨。沖縄に別れを告げる私たちのしんみりとした心を象徴するかのようなこのタイミングでの雨となりました。

 

最後の立ち寄りポイント道の駅「かでな」では、嘉手納基地の3分の2が見渡せました。

 

お世話になったバスガイドのキャン(喜屋武)さん、ドライバーのシロマ(城間)さんには大変楽しく学びの多いバスの時間を与えていただきました。「楽しい思い出はおみやげに、残念だったことはバスの中に忘れ物として置いていってくださいね」ということばに、沖縄の温かさを感じましたね。教えて頂いた「ゆいゆいゆいま~る♪」の返歌に「島人ぬ宝」をみんなで歌えたことも嬉しかったです。2カ月前の文化祭のときとはまた違う気持ちで歌ったことでしょう。

 

振り返れば国際通りから始まり、ひめゆりの塔、糸数壕、おきなわワールド、首里城、ちゅら海水族館、マリン体験、そして夜のビーチでの全員花火。ケガや体調不良の離脱者もなく修学旅行に参加した全員が同じ時間を同じ場所で共有できたことは「当たり前」ではありません。2年生の皆さん一人ひとりの体調管理も素晴らしかったのですが、楽しんでおいでと送り出してくださった家族の方をはじめ、多くの方の「いってらっしゃい」の気持ちのうえにこの修学旅行がありました。この場をお借りして、お礼申し上げます(いえ、2年生のみなさんは心に起こった気持ちはどうぞ自分で行動に表してくださいね!)。

 

随所での修学旅行リーダーのあいさつ、班リーダーや部屋リーダーの動き、また役職にかかわらず「お!」と思わせてくれる2年生の仲間の姿に、どれだけ気づくことができたでしょうか。また、自分自身もどれだけ素直に想いを行動にうつせたでしょうか。

いつもとは違う環境や経験を通して気づくことができたことを、これからの学校生活にも毎日活かしていきましょう。みんなで「協力し、学び、楽しむ」私たち2年生の旅はまだ続きます…!

 

 
 
 
 
 

 

 
 

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プロ野球ドラフト会議 育成指名挨拶

 

 令和6年11月14日(木)、福岡ソフトバンクホークスの育成13巡目に指名された本校3年生の塩士 暖 投手が指名あいさつを受け、プロ野球に入るに当たっての目標や意気込みを語ってくれました。

 塩士 投手は10月24日(木)のプロ野球ドラフト会議で育成指名されたことを受け、進学とプロ入りで悩んでいましたが、プロ入りすることに決めました。プロの世界で戦っていくことに自覚を持って行動していくこと、輪島や門前に勇気を与えられる選手になりたいこと、まずは支配下登録を目指して練習に取り組むことなどを語ってくれました。

 覚悟を決めて、プロ野球の世界に飛び込むことを決めた塩士くん。これからも残りの高校生活や今後の将来についてもその覚悟をもって絶えず研鑽に努めてください!塩士投手のさらなる成長と、プロ野球界での活躍を心から応援しています。皆様もぜひ、彼の熱いプレーにご期待ください。

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令和6年11月1日~7日「いしかわ教育ウィーク」

本校では、下記のねらいに沿って「いしかわ教育ウィーク」に取り組みました。

 

石川県では、県民の教育に対する関心と理解を深め、学校、家庭及び地域社会が連携し、ふるさとを愛し、心豊かでたくましい子どもたちを育成するとともに、生涯にわたって自ら学ぶ人づくりを進め、本県の教育の充実と発展を図るため、11月1日を「いしかわ教育の日」とし、また、教育の日にふさわしい取組を集中的に展開する期間として11月1日から7日までを「いしかわ教育ウィーク」としています。(「いしかわ教育の日を定める条例(平成17年3月制定)」):石川県のホームページより抜粋「いしかわ教育ウィークにおける取組みについて」

 

授業公開:11月1日、5日、6日、7日

2日(土) :三重県教育委員会 学校防災ボランティア事業

5日(火) :8:35~12:25             進路講演会

      :13:10~14:00           速読についての講演会

      :14:10~15:00           信用保証協会講演会

      :15:30~16:30           学校評価中間報告会

6日(水) :8:35~12:25             森源太氏 講演会・コンサート

 

 

 

【三重県教育委員会 学校防災ボランティア事業の様子】

「令和 6 年度能登半島地震における各自の体験を三重県内からの同年代または上の年代のボランティア参加者に話すことで、地震発災時やその後の防災(減災)対策について情報共有を図るとともに、意見交換を通して振り返り、新たな気づき等、理解を深める機会とする。」というねらいの下、実施いたしました。

 

大きな震災のあった輪島市に学び、懸念される南海トラフ地震の備えとするために、三重県より、同じ高校生が慰問と学びのために本校を訪れてくださいました。実際の状況や体験談を、学校、生徒、避難所、卒業生などのそれぞれの立場からお伝えすることができました。

 

 

 

 

【進路講演会「自分の将来を設計する」の様子】

「低学年時より様々な職種と触れ合う機会を設け、それらへの理解を深めるとともに、職業意識の高揚を図り、具体的な進路選択への一助とする。」

上記のねらいを掲げて、各方面からスペシャリストをお招きして、「働くこと」への意識を高め、自身の将来像を描くために、全体への進路講演会と各ブースに分かれてのより細かい質疑応答の機会を持つことができました。写真は各ブースに分かれての様子です。

ご来校し貴重な機会を与えてくださった方々に感謝申し上げます。

 

社会医療法人財団董仙会 恵寿総合病院(看護・医療)

自衛隊石川地方協力本部 輪島分駐所・能登地域事務所(公務(自衛隊))

能登バル AZ (飲食・経営)

株式会社 ワンダーアカデミア(IT 関係)

 

 

【速読についての講演会の様子】

自分の能力・可能性を伸ばす一つのきっかけとして、「速読」の効果と実践を学びました。

生徒・職員全員に「楽読」運営会社CMOヨンソ氏の著書「らく速読」を配布いただき、らく速読への取組みが甲子園出場にも効果があったとする沖学園の例も紹介いただきました。動体視力や理解力向上が、どんな未来につながるか、大いに期待したいところです。

 

 

 

 

 

【信用保証協会による講演会】

学校にテレビモニターやホワイトスクリーンなどをご寄付いただいた石川県信用保証協会様より、震災前後の状況も踏まえた活動の様子を伺うことができました。

「中小企業・小規模事業者が金融機関から事業資金借り入れをする際に、公的な保証人となることで融資を受けやすくする公的な保証機関」としての制度的な側面と、実際に能登半島地震の際に果たされている役割をタイムリーにご紹介いただきました。進路講演会の一つとして非常に参考となりました。

 

【学校評価中間報告会】

学校の現状説明(学校評価アンケート中間報告等) 質疑応答、協議のため、本校保護者、学校関係者評価委員、門前中学校校長、門前西東小学校校長(敬称略)をお招きしました。門前高校教員よりスライドなどにより震災以後も含めて本年度の学校の様子をご説明申し上げました。元気な「挨拶」の様子なども含めて、生徒の心に寄り添った学校生活や行事への取組みについて協議させていただきました。

 

 

 

【森源太氏講演会・コンサート】

「自分も引きこもりだった。」「本気は伝わる。」「アコースティックギターとの出会いで人生が変わった。」など、熱い語りと歌で、生徒・職員を励ましてくださいました。休憩をはさんだ前・後半4時間近くもの間、地震や大雨などにより被災した私たちの地域や人を思い、校長先生との出会いもあって、このような機会に出向いてくださいました。生きていく力をもらいたい生徒たちの質問にも笑顔で答えてくださいました。感謝です!

 

 

 

 

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3年生総合的な探究の時間【キャンドル班】

キャンドル班5名の成果報告です。これまで、總持寺で廃棄されるろうそくを活用したキャンドル制作を目指して活動してきました。

今年度は、三谷産業グループのニッコー株式会社様(白山市)のご支援をいただき、陶器を寄付していただきました。ブランド陶器に、調合したろうそくを流し込むことで、とても色鮮やかな門前高校オリジナルキャンドルが完成しました。9月の門高祭でキャンドルを完売することができ、売上全額を總持寺へ寄付させていただきました。

11月8日(金)活動報告とお礼を兼ねて、ニッコー株式会社様を訪問しました。完成したキャンドルを見て、ご担当者様も大変喜んでいただきました。

陶器が完成する過程の工場見学とショールーム見学を通して、素材から製品が出来上がるまでの企業努力が分かり、探究してきたことの学びが深まりました。ニッコー株式会社様、ありがとうございました!!

 

 

 

 

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令和6年11月14日(木)修学旅行3日目

今日は季節外れの真夏の気温の沖縄でした。

まずはちゅら海水族館へ!バスガイドさんの説明を聞きながら旅行3日目の小一時間のバス移動。旅の疲れも垣間見えましたが、能登とは違う海の生き物を楽しめました。班別活動もこれで3種類目。いつもとは違うメンバーでいつもとは違う環境を楽しめました。

 

午後からは、これぞ沖縄!お待ちかねのマリン体験を満喫しました。2年生一行の日頃の行いの良さ(?)のおかげか、旅行中いちばんの晴天に恵まれて本当に良かったですね!

 

この3日間で、団体の自由のために個人の自由を二の次にする団体行動を強く意識してきた2年生。沖縄最後の夜は、ビーチでの全員花火。「みんなで」の思い出がまた一つ、増えました。

 

 

 

 

 

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10月24日(木) 3年生総合探究「防災・減災について考えよう」  

 

令和6年10月24日(木)に、「個人や身近な範囲でできる『防災・減災』について考えよう」というテーマで、3年生の総合探究を行いました。

 

事前学習として、防災・減災の意味をそれぞれ調べて、違いを学びました。授業では、はじめに、保健委員の生徒が前期で取り組んできた「防災・減災の活動」について発表しました。その後、発表をもとに、「自分にとって必要な防災リュックの中身は何か」を考えました。また、部屋の間取り図を見ながら、家具の固定と配置のポイントについて学びました。

これらの活動を通し、一人暮らしなどで震災に備えることのイメージを持つきっかけになったと思います。今後、ハザードマップや避難場所・避難所の調べ方についても取り上げる予定です。

 

生徒の感想からも、授業で学んだことを今後に活かそうという、防災・減災への意識が感じられました。以下は、感想の一部です。

・「防災についての知識を深めたり意識を高めたりする活動は、震災を経験した自分たちにとって、とても大切なことだと感じた。」

・「実際に震災を経験して、『こうしておけば良かったな』と思ったことがいくつかあったので、もっと多くの人が対策をしてくれるといいなと思った。」

・「防災、減災について友達と話し合い、これから一人暮らしをするときに、改めて活かそうと思った。」

 

これからの社会を生きていく上で、防災・減災の視点を持って日頃から備えておくことは、自他を守るためにも必要な力となります。

今後も様々な場面を通し、防災・減災について学ぶ機会を設けていきます。

 

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