子どもたちのようす

小さなことからコツコツと

文化の秋。日中の穏やかな気候のおかげで、子どもたちは授業も休み時間ものびのびと過ごせています。

毎日の何気ない学校生活ですが、コツコツと積み重ねてきたことが実を結ぶ様子がいろんな所で見られます。

委員会の子どもたちが、毎朝欠かさずコツコツと水やりを続けてくれました。児童玄関横と校門に続く道の脇に花壇があります。そこには、6月に植えた人権の花が咲いています。せっかく子どもたちが水やりを続けていた花壇ですので、夏休みは職員が水やりを続けてきました。コツコツと水やりを続けたおかげで、今年の夏の暑さにも負けず、きれいに咲き誇っています。

 

毎朝の登校指導。玄関であいさつをかわす先生方などの声かけから、自然と子どもたちは整然と通学靴を下駄箱に入れる習慣が身についてきました。体育で運動場に出ている中学年も、昼休みに元気いっぱいに中庭や松林に出かけていた1年生もきれいに脱いだ靴が整えて入っていました。

 

そして、掃除後のぞうきんも、きちんと伸ばしてぞうきんがけにかかっていました。特別教室に出かけている空き教室は、椅子はきちんといれてあり、机も縦横そろって整然と並んでいます。

 

さりげない子どもたちの行動ですが、整えることの大切さや気持ちよさをコツコツと指導してきたことが、少しずつ形として現れているようで、うれしくなりました。

 

スポーツの秋!運動会にむけてがんばってます。

気温もぐっと秋めいてきて、日中もずいぶん過ごしやすくなってきました。体を動かしても、軽快です。さて、本校では、10月9日に予定されている運動会に向けての練習が始まっています。今年度も新型コロナウイルス感染症の影響を受け、できるだけ密にならないように配慮しながらの競技になります。

たとえば、全校種目である「はまなす競技」では、ボール送りに取り組みます。一人一人の間隔を開けてボールを手渡ししていくことができる競技です。6年生が、はまなす競技の中心になります。6年生の体育の授業では、どの程度距離を開ければいいのか、素早く渡すにはどんな工夫が必要か、異学年の並び方はどうすれば落とさずに素早く渡せるかを子どもたちが一生懸命考えていました。

 

 

低学年の玉入れでは、1・2年生で一斉に投げ合うのではなく、学年ごとに投げることで密を回避するようです。

 

 

中学年は台風の目の練習をしていました。従来台風の目は、3~4人で棒につかまり、ぐるぐると台風のごとく運動場をまわるイメージですが、今年は2~3人で棒を回していきます。一人一人の間隔を適度に開けるための工夫です。

練習風景を見ながら、10月9日の本番では、晴天に恵まれ子どもたちの練習の成果がふんだんに出せるようにお天道様に祈りました。

 

 

6年校内サッカーメモリアル試合

新型コロナウイルスによるまん延防止等重点措置が9月末まで延長されたことを受けて、町サッカー交歓会は中止となりましたが、その代替行事として、町サッカー競技場で校内サッカーメモリアル試合を行いました。本番同様にユニフォームを着用してのサッカー大会です。また、人工芝のフィールドでプレーする経験もでき、貴重な機会となりました。あいにく、天気は雨模様となり、屋外のサッカー競技場ではなく、室内のフットサル競技場での実施となりましたが、それでも、子どもたちは生き生きとプレーしていました。自分がプレーしていないときは、友達の応援をがんばっていました。「いいパスやよ。」「ナイス!」「うまいよ!」という声が自然にあちらこちらから響いていて6年生の子どもたちの温かい雰囲気を感じることができました。最後は、卒業アルバムのカメラマンさんによる記念撮影をしてメモリアル試合を締めくくりました。

 

 

 

 

 

2学期の「がらがらどん」さんの、はじまりはじまり~!!

2学期に入り、第1回のがらがらどんさんの訪問がありました。今月は、5年生と2年生の教室に来てくださいました。がらがらどんさんが子どもたちの表情を見ながらお話を読み進めたり、時には、子どもたちに話しかけたりしてお話の世界に引き込んでいきます。子どもたちは、自分の好きな場面になると体を前のめりにして、お話を聞いていました。毎月子どもたちのために足を運んでくださるがらがらどんさん。この日のために、選書したり、練習をしたりと時間をかけて準備をしてくださっていることに感謝しかありません。来月も楽しみにしています。2学期の読み聞かせどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

自然体験学習(5年)

9月8日(木)天候は残念ながら雨模様でしたが、かねてから5年生が楽しみにしていた白山ろく少年自然の家での自然体験学習が行われました。自然の家に到着したあと、まずは「追跡ハイク」に挑戦。グループで力を合わせて目的地を見つけ、その目的で出された問題を考える活動です。初めての場所で、地図を頼りに目的スポットにたどり着くにはグループの協力が必要です。雨だったため、雨具を着て、少し蒸し暑い様子でしたが、子どもたちは元気に次々と目的地を探すために歩き続けていました。

 

 

 

 

たくさん歩いて、疲れ切った体。お昼ご飯は普段よりおいしく感じたはずです。メニューは牛丼。感染症対策のパーテーションが設置してある机で友達とほおばる牛丼には、お代わりする人も続出。

 

 

おいしい牛丼の後は、午後のプログラム「やき杉クラフト」一人一つの杉ブロックをもらい、一生懸命削ります。気に入った形になったら、バーナーで焼き色を付けてもらって完成。世界で一つの素敵なクラフト作品がお土産になりました。

 

 

すべての活動を無事に終え学校に帰ってきた5年生は、「おかえり」と声をかけても、返事が出ないほど疲れていました。首を縦に振って「ただいま」の合図を出してくれました。そして、翌日。全員、元気いっぱい登校してくれました。子どもたちの楽しみにしていた宿泊を伴う活動は残念ながらできませんでしたが、いつもと環境の違う山でのプログラムはきっと思い出に残ると思います。

準備を一緒に手伝ってくださったお家の方々に感謝申し上げます。