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学校日誌

錦高日記10月5日(火)~2年課題研究中間報告会~

 「総合的な探究の時間」2年生の課題研究が1年間の折り返し地点に来ています。コロナ禍の中、今までは地域へ出向いての取材等が難しく、Chromebookや自分たちのスマホを使っての調査が中心でした。「まん延防止等重点措置」が解除され、ようやく校内のグループ活動や地域での調査が再開できるようになりました。

 今日は担当教員への「中間報告会」です。みんな一生懸命に説明していました。身近な所から研究活動を見てくれている教員からアドバイスをもらい、これからの活動につなげていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.77 「新内閣は東京色、強め?~色づく季節の一考察~」

 皆さん、こんにちは。堀です。10月、今年度後半戦スタートです。答案返却、本格化!出来はどうでしたか?点数のみに一喜一憂することなかれ!できなかったところにしっかりと照準合わせてぇ~、間違ったところをきちんと直してぇ~、GAT!

 昨夜、岸田内閣の全容が判明。新聞等で、新閣僚の写真と共に経歴等が公表されています。ん?なんか違和感・・・進路指導的観点から、堀が感じた「違和感」を分析してみると・・・私立大卒の方々、多くない?毎回、こんなカンジでしたっけ??首相を含め、全21名の閣僚中、国公立大卒は5名のみ(東大4名・東工大1名)で、後の16名は私立大卒(早大・慶大各4名・上智2名・ハーバード院2名・明大・関学・学習院・国際基督教各1名)。つまり、大臣4名中3名は私大卒。ふむ?これは何を意味しているのだろう?さらに、出身大学の所在地に限って、アメリカを除けば、19名中18名(86%!)が東京にある大学。完全に「東高西低」。入学するための、いわゆる「入試偏差値」も、国公立・私立を問わず、草薙剛の韓国名・・・あっ違った・・・超難関多し。

 こういった一連の傾向、近年、強まる一方のようです。「なりたい自分」が「国会議員」さらには、「国政に携わりたい!」とか「大臣になりたい!」という諸君!「東京にある、入りづらい私大」を目指そう?!統計的にはそういうこと?!(上っ面だけの、うっすい分析・・・間違いなく、何か、もっともっと深い理由が隠れています。大学で政治学を学ぼうと志している諸君。わかったら、教えてください。何歳になっても、金沢で待ってますから。)

 そして、この後の解散から総選挙への日程もほぼ固まったかのような報道。10月31日(日)投開票??あれれ??金沢マラソン、大丈夫か?国政選挙と市内交通規制・・・両立可能?本校生徒も多数、ボランティアで関わる予定なので、ちょっと心配・・・昨日からの報道でいろいろ感じました。諸君はどうですか?有権者の3年生諸君!投票に備えよ!投票に行こう!誰を?どの政党を?考えよう!!!

 さて、もう過ぎちゃったけど、「9月」というコトバから、どんなイメージ、諸君は持ちます?とある調査によると、「お月見」「敬老の日」「(食欲の)秋」というのが上位に来るとのこと。「ネガティブ」とまではいかなくとも、どっちかっていうと、「落ち着いた」カンジ??少なくとも、「めっちゃポジティブ!」とか、「弾むカンジ!」とか、「ワクワクドキドキ!」ではなさそうですね、日本では。

 英語圏の人たちに、“September”というコトバから、浮かぶイメージは?と問うと、「希望」とか、「出会い」とか、「高揚感」とか、それこそ、ポジティブワードのオンパレード!なぜか?英語文化圏の人々にとって、「9月」は、「入学」をはじめとした、「始まり」の月だから。そう、日本における「4月」の感覚!まさに「ワクワク」!

 さらに、世界基準では、4月始まりの学校制度・会社組織は完全に少数派。諸君が留学・海外就職を志すとき、真剣に考えねばならないのが、この5ヶ月間の「ズレ」。日本の様々な「卒業時期」、ひいては、「スタート時期」が、世界とマッチしていないのです。なんか、無駄に思える時間ができちゃうんです。接続がスムーズじゃないんです。「就職、1年遅れちゃう!」みたいな感覚。もったいない感覚。英語の勉強を進める際、「9月」→“September”という置き換えだけじゃなく、こういったfeelingというかheartというか、そんな感性や文化も吸収できるといいね。なんてなこと、9月の授業になると言ってたな・・・はぁ、堀はやっぱり日本人。9月は「しんみり」すること多いです。はっちゃけることはありませんねぇ・・・校地内の木々も色づく季節。秋ねぇ~。

 最初のミカンは2週間前のお弁当についていたもの。次のミカンは先週のお弁当についていたもの。緑が濃いのは酸っぱくておいしい。薄くなるにつれ、甘みがマシマシでおいしい。まだまだ「旬」にはほど遠いけど、“I like MIKANs.”(近江町にある、行きつけのとある果物屋さんのお姉さんは、堀のことを「この人は、ちっちゃいサイズ(s)のミカンしか買わない客」と思っています。お互い、名前も知らないけど、顔と好みの果物でつながっている常連の安心感。お店の前に立つやいなや「これけ?」といつものミカンを指さします。近江町通い歴41年の実績?!)もう少しすると、まっきいきいの、あま~いミカンが出てきます。楽しみ!!諸君!「旬」の食を楽しもうではないか~!「旬」には、うま味はもちろん、栄養やエネルギーもたっぷりです。食を大切に~!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.堀が中学1年生の時、英語の教科書は「ニュー・ホライズンⅠ」。最初の例文は、This is a pen. This is a desk.なんと、日本語には存在しない発音th音からスタート!しかも、使うのが極めて特殊な場面のみの文!さらには、I like an apple.「私はリンゴが好きです。」 I like an orange.「私はミカンが好きです。」英語圏の人がappleというコトバから頭に浮かぶ果物および想定する味や食感と、日本人が「リンゴ」というコトバから浮かぶそれらは全く同じでしょうか?いや、リンゴはまだいい方です。Orangeはあくまで「オレンジ」であって、「ミカン」ではないでしょう。アメリカ西海岸からワックスかけてぴかぴかで、皮が厚く、薫り高い、あの「オレンジ」と、熊本や愛媛産の、こぶりで皮が薄く、香りは薄めだけど独特の繊細な甘みを持つ「ミカン」は、全く異なる果物です。さらには、どちらの例文も、冠詞の“an”がついている。ということは、この英文が伝えている意味・ニュアンスは、「1コのリンゴ<ミカン>が好き(たくさんのリンゴ<ミカン>は嫌、の可能性があることをほのめかしている)」なのです。不特定の、一般的なことは、数えられるものなら、無冠詞複数形で表現するのがスタンダードな英語表現なのです。「一輪挿しのバラを好む」なら、“I like a rose.”となり、「花束のバラが好き」なら、“I like roses.”となるのです。ちなみに、数えられない(と判断する)ものなら、無冠詞単数形で表現します。例えば、“I like apple.”という英文も存在しうるのです。Appleを数えられないものとして扱うときです。「リンゴと蜂蜜、とろーり溶けてる~」〇ウス・バーモント・カレー、みたいな。液体状にとろり溶けてしまえば、そのリンゴはもう、数えられませんよね?固体のリンゴではなく、どろどろになったリンゴが好き、というなら、“I like apple.”は、正しい英文、ということになるのです。英単語一つ一つの裏側に潜む、ニュアンスや文化。一見、つまらなく思える、文法の裏側に潜む、使い方の妙や価値観の広がり。もっともっと、深く知ろう!そこに本当の「学ぶ面白さ」があるのです。

錦高日記10月4日(月)~部活動、活動中~

 まん延防止等重点措置が10月1日に全面解除になったことから、部活動が再開されています。日中、汗ばむほどの陽気だった今日の放課後、体育館や剣道場、卓球場、テニスコート、弓道場で各部の部員たちが練習に励んでいました。10月下旬には、前期新人大会の北信越大会、11月初旬には、後期新人大会が行われます。部活動ができなかった期間が長かったので、短期間でのコンディション調整になります。練習時間は短いかもしれませんが、1,2年生が主役になる大会です。みんなが思う存分活躍できることを願っています。

 写真は左から順に女子バスケ、男子バレー、剣道、フェンシング、卓球、ソフトテニス、男子テニス、弓道です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記10月1日(金)~金沢マラソンボランティア説明会~

 10月31日(日)金沢マラソンが行われます。今日の午後、金沢マラソン組織委員会事務局の方からボランティアをする部活動の代表者と顧問が説明を受けました。本校生徒が担当するボランティア内容は高校近くのコースでの給水です。コロナ禍での大会ということで、事務局の方から配慮しなければいけないことをたくさんうかがいました。生徒たちは、事務局の方からのお話を真剣に聞いていました。

 当日は、参加される方が心地よく走られるとともに、ボランティアをする生徒たちがランナーの方から元気がもらえる1日になることを願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記9月30日(木)~明日が試験最終日~

 10月28日(1年は29日)から始まった2学期中間試験が明日で終わります。最終日を前に、たくさんの生徒が教室や講義室、購買前などのスペースで勉強していました。職員室の入り口等で質問する生徒、夕日を浴びながら問題を解く生徒など、それぞれが真剣に取り組んでいます。

 明日の試験終了後は、1、2年生の部活動が再開します。コロナ感染症対策を講じながらの活動となりますが、久しぶりの部活を心待ちにしている部員も多いはず。部活動を楽しむためにも、最後の試験終了まで、ベストを尽くして!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.76 「『緑色のどんちゃん騒ぎ』って?~日本で普及しない、世界の常識~」

 皆さん、こんにちは。堀です。今年度もいよいよ半分終わります。明日から後半6ヶ月スタートです。中間テストも最終日!もう1日、全力でぇ~、振り絞ってぇ~、GAT!

 昨日、岸田さんが総裁の座につきました。報道によると、日本の衆議院議員総選挙は、11月7日か14日が有力とのこと。ん?14日って、本県の高校新人戦後期日程の最終日・・・新人戦の会場と投票場所がぶつかっていないのか??仕事柄、そんなことも気になってしまいました。

 1・2年生諸君!お待たせしました!明日から部活動再開です!11月上旬の新人戦に向けてがんばろう!!顧問の指示に従って、感染症対策もしっかりと。3年生諸君!投票権がある人は是非、投票に行こう!初めてやね!事前投票も可。受験勉強も大切ですが、「自分たちの未来」を託す人・政党を決めるのが総選挙!!「未来を棄権」すると「未来が危険」・・・かな?権利放棄することなく、投票所へGO!GO!

 若者の政治に対する関心が、(期待感が薄いせいにせよ)恐ろしく低い国。世界常識に照らし合わせても、若者の政治に対する行動力に、(あきらめが蔓延しているせいにせよ)著しく欠ける国。残念ながら、それが、日本です。

 先週の金曜日って、何の日でしたか?このコロナ禍にもかかわらず、世界各地で多くの若者が集い、集会や抗議活動等が行われました。中でも、ドイツの首都ベルリンでの、抗議活動および演説の様子は日本の報道機関も大きく取り上げていました(ググってね。参加者の規模を映像で確認のこと!)。気候危機への対策を求める若者による、世界規模の抗議活動「未来のための金曜日」の報道でした。ドイツ連邦議会(日本の国会議事堂に相当)前で、あいかわらずの力強い演説の様子。感動しました!「投票はしなければいけない。しかし、それだけでは不十分だ。街頭に立ち続け、リーダー達に行動を起こすよう求め続けなければならない。」「彼らは私たちのことを真剣には考えていない。」「(ここドイツは)気候変動における最大の悪者の1人だ。」とまで糾弾。諸君と同年代、18歳のスウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥンベリーさんの演説です(英語での演説!是非、聴いてみて欲しい!ググってね。)。この2日後、ドイツ下院連邦議会選挙が予定されており、連立与党になるくらい勢いのある政党、ドイツの「緑の党(the GREEN PARTY:『緑色のどんちゃん騒ぎ』ではないのです。‘Party’に「政党」の意味用法あり。)」を支援する目的で、スウェーデンからわざわざやってきたとのことでした。先週の金曜日、諸君は何をしていましたか??

 Actions speak louder than words!堀から生徒への激励として伝えている、好きなコトバ・メッセージの1つです。先月も、志望校の「赤本」を校長室に持参し「励ましのコトバください!」と要望する3年生、通算3名、来室。毎年の恒例行事。その際にも、赤本の裏表紙に、この英文を書きました。「行動が言葉よりもより大きな声で語るのだ。」→「口だけの人になってはいけない。行動で、背中で示せる人になろう!結果ではない。『なりたい自分』になるための途中の行動・プロセスこそが大切なのだ!」というメッセージです。グレタさんも、「口だけ」の大人達の政治にあきあきして、強烈なメッセージをその具体的な行動に乗せて表現しているのですね。

 先週、こういった環境問題を取り上げた映画も、日本で公開されました。「MINAMATA-ミナマタ」です。主演はなんと!あのジョニデこと、ジョニー・デップ。脇を固める真田広之、國村隼、浅野忠信らの面々。重いけど、美しい、諸君らに是非とも観て欲しい一作です。写真家ユージン・スミスにまつわる、ほぼほぼ実話です。「大きな力」にどのように立ち向かっていったのか?どんな行動が起こされたのか?1枚の写真撮影という行動が、どのように世界をつき動かしたのか?もし、あんな行動が起こされなかったなら?「大きな力」につぶされていたとしたら・・・?いろいろ考えさせられます。3年生諸君は受験が終了してから、DVDで鑑賞されたし。歴史に目を背ける事なかれ!たとえ、我々にとって、負の歴史であっても・・・繰り返さぬよう、繰り返さぬよう・・・ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S. Greenつながりで・・・

香林坊、大和裏(?)の中央公園側の通りに面した、とあるビルの1階に、金沢ではレアな野菜や果物を扱っている、小さなお店があるの、ご存じ?無農薬・有機栽培で、旬のものしか置いてなくって、しかもけっこう無造作に陳列。お値段もお安く、良心的。昨今の「レモンバブル」で、価格が高騰しつつある、ワックスがけしていない、安全な国産レモン(瀬戸内レモン)もここで入手可能。袋に一つずつ入れてあり、1つ約200円。大小取り混ぜて7コの、袋に入れてないのは、すだち。見た目が悪いだけで、7コ全部で100円!皮が薄く、ジューシーで香りも抜群、レモンほど酸っぱくなく、サンマやら、お鍋やら、サラダやら、水割りやら、何にかけてもOKでしたよ。お試しあれ~。食品ロスにするには「もったいない!」。

錦高日誌9月29日(水)~GIGA校内研修推進リーダー主催・第3回校内研修会~

 前回(1学期期末考査初日)は「1人1台端末時代のChromebookの使い方」をテーマに、石川県教員総合研修センターの指導主事5名を講師にお招きし、教員対象研修会を実施しました。教員全体のスキルアップが目的の研修です。教員のスキルの差が大きいこともあり、複数のコンテンツを準備して実施していただきました。
 今回は、県教育委員会庶務課学校経営グループにご協力いただき、「Google Meet」の利用をテーマに研修会を実施しました。Web会議システムを活用した、オンラインでの研修です。講師は東京のNTTラーニングシステムズの熊谷様。一般社団法人石川県情報システム工業会(ISA)会員のNTT西日本の土田様、高堂様、山田様の3名の方がサポーターに、教育次長、庶務課の2名の方も視察においでました。
 参加者が多いことから、物理講義室と化学講義室の2会場での同時開催です。
 本校では「コロナ禍の学びの保障プロジェクトチーム」を立ち上げ、 突然の休校や自宅待機の際の職員間の連絡・相談などでMeetも使用できるように準備を進めています。

 今日は、その一環として 1)ClassroomからMeetへの誘導方法、2)スマートフォンからMeetへのアクセス、3)Web会議やオンライン授業に使える便利な機能などを学びました。講師の方への質問も多数あったこともあり、終了予定時刻を越えましたが、学びの多い研修であったと思います。
 県庶務課の方によると、このような研修は県下の高校では最初だそうです。
 研修会終了後、全職員のスマートフォン等のMeetを使ってアクセスできるか実証実験も行いました。
 これらを踏まえて、庶務課の方と今後の課題についてもお話をしました。職員・生徒分のChromebookの数も充分ではありませんし、更なるネット環境の整備も必要です。まだまだ、超えなければいけない課題はありますが、少しずつ前進できればと考えております。                 

                                    ~GIGA校内研修推進リーダー~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記9月28日(火)~2,3年生中間試験始まる~

 今日から、2、3年生の2学期中間考査が始まりました。テストの様子です。廊下にはみんなの荷物が並んでいました。3年生の教室の前には、校長先生からのお守りが・・・、みんなを勇気付けてくれています。

 明日からは1年生の試験も始まります。最終日は10月1日(金)。「なりたい自分」に近づくために、どの試験も大切に受験してくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記9月27日(月)~後期委員会結成式~

 今日のお昼休み、後期の体育委員会と文化委員会が開かれました。内容は後期の委員長、副委員長の選出と委員会が担っている仕事についての確認です。2つの委員会とも3年生が進んで委員長、副委員長に立候補してくれました。

 体育委員は球技大会の準備や運営の他、選手決めなどのお世話、文化委員は、11月に行われる教育講演会に関する仕事や本校の生徒会誌「錦路」の執筆や原稿集めなどを行います。球技大会の選手決めや「錦路」のクラス紹介の似顔絵や原稿作成は、一筋縄でいかないことも多々有ります。

 クラスのみなさん、体育委員と文化委員に、ご協力をお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記9月24日(金)②~明日は創立記念日~

 学制改革で閉校になった金沢第二中学校の校歌の一節「紫錦(にしき)が陵(おか)の学窓に~」から校名をとり、昭和38年に本校が誕生しました。平成16年には、県内初の併設型中高一貫教育校として、新たな一歩を踏み出しています。「弘毅篤学」の校訓のもと、「なりたい自分」の実現を目指して、生徒たちは日々研鑽を積み、教職員はその支援に取り組んでいます。9月25日は錦丘の創立記念日、後2年で60周年を迎えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記9月24日(金)~表彰伝達式・生徒会役員選挙~

 今日の7限目、表彰伝達式と後期生徒会役員選挙が行われました。今回もMeetを活用してのオンライン集会です。

 表彰伝達式では、北信越大会や全国大会、そして、先日行われた新人大会等で活躍した生徒たちが第1フロア(体育館)に集まり、Chromebook越しに教室の全校生徒に大会の成果を披露しました。各部の結果が紹介されるごとに教室からも拍手が聞こえてきます。新人大会は11月にも予定されています。感染状況が落ち着き、部活動が再開される日が待ち遠しいです。

 後期生徒会役員選挙では、会長、副会長、書記・会計の3つの枠に3名が立候補したことから、今回は信任投票です。候補者の3人それぞれが、これからの抱負を語ってくれました。投票の結果、全員が信任されました。後期の役員のみなさんこれからよろしくお願いします。活躍を期待しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記9月22日(水)~錦丘グッドマナーキャンペーン~

 9月21日と今日の朝、錦丘グッドマナーキャンペーン.と自転車マナー指導が行われました。これは、錦丘中学・高校合同の行事です。6月22日・23日と同様に、生徒会、生活交通安全委員の生徒、保護者、教員が窪町や山科町の交差点、赤十字病院の前など6カ所に分かれて活動しました。生徒に朝のあいさつをするとともに、交通ルールを順守しているか、安全に配慮しているかなどについて指導します。ほとんどの生徒がルールを守って登校していましたが、一部、自転車で歩道を走行し、注意を受ける場面がありました。明日からは気を付けてください。

 今回も、たくさんの保護者の方が参加してくださり、登校時の生徒に声をかけてくださいました。ご協力ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和3年度 石川県高等学校新人陸上競技大会 結果報告

9月16日(木)~18日(土)に陸上の新人大会が開催されました。

台風が石川県に再上陸する予報も出ましたが、なんとか天気は持ちこたえてくれました。

結果、多くの選手が入賞することができたので報告いたします。

 

男子 八種競技     第1位 本田  温 25H 北信越新人大会出場

男子 800m     第3位 林 颯太郎 21H 北信越新人大会出場

男子 走高跳      第5位 橋爪 康佑 25H 北信越新人大会出場

女子 400mH     第7位 長田 夏希 11H 北信越新人大会出場

男子 3000m障害  第8位 小峰 蒼平 14H

男子 1600mリレー 第6位 東藤 淳亮 22H 本田  温 25H

                林 颯太郎 21H 小島 明士 18H

 

10月22日(金)より本県で開催される北信越新人大会に4名が出場します。

入賞できなかった選手も予選を勝ち上がったり、自己ベストを出したりして充実した大会となりました。

無観客開催ではありましたが、多くの方に支えられて結果を残すことができました。

北信越新人大会も ”FIND MAX” の精神で頑張ってきます。 

錦高日記9月21日(火)~1年・課題研究フィールドワーク1回目~

 今日の6・7限目、1年生は64グループに分かれ、課題研究のフィールドワークに取り組みました。課題研究のテーマは「防災・減災研究」と「地域活性化」の2つです。ねらいやゴールが違うどちらかのテーマについてグループで探究します。「防災・減災研究」は、錦丘高校周辺を災害の観点から探究し、危険箇所等の現状を把握することで今後の対策を練り、地域の防災・減災への取り組みの提案をします。「地域活性化」は、高校近くの伏見台商店街とその周辺の様子を知り、地域商店街との関わりを通して活性化のための取り組みを提案します。

 今日のフィールドワークでは、「防災・減災研究」グループは危険だと感じた場所の写真を、「地域活性化」グループは魅力を感じた場所の写真を、たくさん撮り、フィールドワーク終了後にタイトルやコメントを付けてChromebookで提出します。あわせて、グループに渡された写真が指定エリア内のどこにあるか見つけ出す課題もありました。

 快晴の中、生徒たちはイキイキと活動していました。途中、「写真の場所はどこだろう?」「もう、時間がない。急がないと!」などの声も聞こえましたが、どの生徒も楽しそうでした。フィールドワークを通して、地域を新たな視点で観るきっかけとなったことと思います。

 10月には、防災士さんや地域商店街の方のご協力を得て2回目のフィールドワークを行う予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.75 「『なりたい自分』の再確認~『夢』を微調整すること~」

  皆さん、こんにちは。堀です。中間テストの約1週間前、本日より50分授業。たかが5分、普段より長いだけ。されど5分、授業の中身はかなり濃厚。生徒諸君!さあ、今月いっぱい、知識・技術の確認作業、しっかり全集中で!GAT!!

 3年生諸君!受験勉強も佳境に入りつつありますが、“My error book”プロジェクト、順調に進んでますか?受験勉強といえど、全ては「なりたい自分」になるための「手段」にすぎないこと、くれぐれも忘れないで!人は苦しくなると、「手段」だったはずのものが、「目的」化してしまう、ということがよく起こります。目的達成のために自分で決めた「ルール」そのもの、それを守ること自体が「目的」に陥ってしまって、自己嫌悪・・・なんてこと頻発。行き詰まったとき、予定より遅れているとき、そういうときこそ、自問するのです。そもそも、「なりたい自分」なんやったっけ?

 2018年8月15日、日本を代表するある漫画家が、若くしてこの世を去りました。享年53歳。その人の名前は、さくらももこ。その代表作で、自身の少女時代をモデルにした「ちびまる子ちゃん」は、コミックのみならず、テレビアニメとしても大ヒットし、いまだにコマーシャル出演中!しかし、彼女の描く漫画は、最初からあの独特の作風だったわけではありません。漫画家になることを夢見ていた最初の頃は、いわゆる、純粋な少女漫画でした。登場人物の瞳はあくまで大きく、そして、その瞳の中には星が光輝く、そんなキャラクターばかりで、ストーリーも恋愛ものでした。当時大人気だった少女向け雑誌「りぼん」に毎月のように投稿し、入選後のプロの漫画家としてのデビューを目指していました。しかし、結果は入選漏れの連続。心折れかけていたある日、転機が訪れます。それは、高校3年生の夏のこと。彼女が書いた作文が高校の先生に高く評価されるということが起こります。このことがきっかけで、非日常を題材にした典型的な少女漫画ではなく、身の回りで起こっている事を題材にしたエッセイのような漫画を描こうと決意するに至ります。これがあの「ちびまる子ちゃん」誕生につながっていくのです。

 彼女の漫画はもちろん面白いのですが、実は、エッセイ自体も心引きつけるものをたくさん残してくれています。堀と同じ価値観を表現する言葉遣いも極めて多く、その中の1冊、「ひとりずもう」の中に、「夢」について書かれた一節があります。彼女の文体に寄り添いながら、諸君への堀の思いを織り交ぜつつ、以下に言葉を紡いでみます。

 『錦の諸君へ

 もし夢が見つかった場合、まず、その夢を叶えるためにどういう手順を踏むべきなのかを考えることが必要です。オーディションなのか投稿なのか、弟子入りなのか大学受験なのか、夢のルートを見つけることが大事です。実力も含めて冷静に判断する事も必要だと思います。とにもかくにもそれになりたいとか、それ以外は考えられないという情熱だけではどうにもならない場合も多いのです。

 そこで、自分には少し無理があるかもとか、合ってないかもと感じたら、微調整を考えてみることも大事です。彼女の場合、正統な少女漫画というのが自分に合っていなかったので、ちびまる子ちゃんの作風にするという微調整を行ったのです。ひとつのスタイルをずっと追い続けて、うまくいかなかったら、もしかしたら、人生の莫大な時間を無駄にしてしまうかもしれません。

 自分のできることと自分のレベルを冷静に自覚し、それなりの手応えを感じれば、まっしぐらに挑戦する時期があることは素晴らしいと思います。しかし、状況に応じて対応できる柔軟な心というのも非常に大切です。

 さらに言えば、一般的には、「夢が叶った」というのは、例えば、デビューしたとか、何かの目的の職業に就けた、という段階であり、単にスタートする機会を得ただけなのです。本番はそこからです。本当に夢が叶ったのかどうかなんて、死ぬ寸前になるまでわからないのです。』(2年前、「錦丘図書官報」に掲載した文章より、一部改変)

 これは、堀が小学校6年生(富山県高岡市立成美小学校)のときの卒業文集です。当時は、「ガリ版印刷(正式名:謄写版)」といって、和紙に薄いパラフィン(蝋でコーティング)を貼った原紙に、「鉄筆」という先っちょが鉄できたペンで、字や絵を削るように描いたものを印刷していました(詳しくはググってね)。その中の1ページに「20年後のぼく」というタイトルで、リトル堀が当時の「なりたい自分」を語っています。ガリ版は、いったん描いたものを修正するのは難しく、よって、下手で読みづらい文字や絵はそのまま印刷されてしまいます・・・読めるように、縦書きを横書きにしつつ、再現してみます。ホンモノは25H前の机上に置いておきます。手にとってみてください。

『二十年後のぼく   堀 義明

二十年後のぼくたちはいったい何になっているだろう。

今、考えてもわからないが、僕のゆめは、谷内先生や佐野先生、氷見先生、菅沢先生たちの、好きなところを、みんな兼ね備えた、小学校の先生になりたい、ということである。

生徒に好かれながら、生徒に勉強を教え、生徒といっしょに遊ぶ、そんな先生になりたい。

谷内先生のような、けじめのついた、先生になりたい。

佐野先生のように、本当の勉強を生徒たちに教えたい。

氷見先生、菅沢先生のように、楽しいふんいきに、教室をとけこませ、知らず知らずのうちに、勉強を進めていく、そんな、先生になりたい。』

小学校・高校、校種はちがえど、「なりたい教師像」は12才の頃に完成していたようです。堀にとって、「普遍」の部分でしょうか。

 金沢大学教育学部の合格通知書です。あれ?小学校じゃないじゃん?と思った人も多いでしょう。そうです。この時点での堀の「なりたい自分」は、中学校の英語の先生でした。「微調整」していたのです。(何があったのか?ひ・み・つ?!)小学校の先生は、この時点では、中学校の先生とほぼ同じくらいの第2希望、プランBくらい。AでもBでも悔い無し、の希望でした。

 実は、この4年後、石川県の教員採用試験を受けた、37年前も、「高校」の教員になりたいという意思表示は、志願書にも、面接試験時も、一言も伝えていません(小中高の教員免許、全て取得済みではありましたが・・・)。そして、なぜか、初任校は、小松商業という高校・・・いまだに謎・・・なぜに高校??でも、最後の年、諸君に会えたのだから、これでいいのだ(バカボンのパパ風に)!!!本人の意志通りにいかないのも、また、人生。Let it be.(全てはあるがまま・流れのままに)の精神もまた一興?!大きな大きな根っこの部分がブレなければいいのだ!どんな強風にも倒れない、竹のようにしなやかに!!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

 

錦高日記9月17日(金)~祝優勝!男子テニス部~

 16日(木)から、テニス部と陸上競技部の新人大会が行われています。城北市民テニスコートでは、男子団体戦が行われ、2回戦・・・VS星稜高校 5-0、3回戦・・・VS金沢泉丘高校 3-0、準決勝・・・VS金沢二水高校 3ー0と決勝戦まで、危なげなくコマを進めました。全員が勝つつもりで試合に臨んだ金沢高校との決勝戦はシングルス、ダブルスの5試合が同時に始まり、3-1で優勝を収めることができました。

 顧問の北先生は、「コロナ禍の中、少ない練習時間でしたが、どの生徒も伸び伸びと試合に臨んていたこと、ダブルスの息があっていたことなどが勝因だと感じています。」とうれしそうに語ってくださいました。

 明日以降も個人戦が行われます。さらに、10月の終わりには北信越の大会も控えています。男子テニス部の快進撃が楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.74 「親・子~遠きにありて~」

 皆さん、こんにちは。堀です。本県におけるコロナ禍・第5波も、下げ止まっているカンジですねぇ。なかなか終息が見えません。「アフター(after)コロナ」を待つと言うより、「ウィズ(with)コロナ」の生き方を模索する日々が、もうしばらく続くようです。さあ、今日はいよいよ週末!もうひとがんばり!コロナになんか、負けんよ!GAT!!!

 最近、諸君の中にも、些細なことでイライラしたり、ちょっとしたきっかけで、言ってはいけないことをつい口走ったりすること、増えてませんか?ガマンばかりで、ストレスをはき出すことができないので、おとなもこどもも、心の余裕を失っている人が相当増えているような気が・・・諸君!悩み事やら、愚痴やら、はき出せるところが見つからない人は、校長室へCOME!COME!WELCOME!!待ってます。お話ししよう!ちょっこし寄ってかんか?ガス抜き、ガス抜き。英語の質問・添削も絶賛受付中。

 さて、今年に入って、能登半島の先端、珠洲市辺りで地震が頻発。昨日の「震度5弱」の緊急地震速報の直後、ほんの数分で、スマホから「ライン!」「ライン!」のオンパレード。あっという間に10件。曰く「ばあちゃん(輪島在住)大丈夫?」「大丈夫でほんまよかった!」「父さん母さんだいじょうぶ?」「震度5はやばいな」「無事ならよかった~」「こっちはかすも揺れてないわ!」県外に暮らす3人のこどもたちからの一斉LINE。反応の速さにびっくりしつつも、そのありがたさをひしひし感じました。

 広島・滋賀・東京に暮らすこどもたち。各地のコロナの感染状況はもちろん、天気予報やら、星座占いまで、全員分、気にする毎日。「東京、なかなか状況、良くならんなぁ。産まれたばかりの孫に会えるのはいつやろか?」「広島、雨、降り続いとるけど、バイク、大丈夫やろか。事故らんといてや~」「一昨年の運動会、向こうのじいちゃんばあちゃんといっしょに応援して、みんなでお弁当つついて・・・楽しかったなぁ。今年も人数制限あるみたいやし、県外ナンバーで行ったら、噂になるかも・・・」「おっ、今日のあいつ、運勢最悪や。でも、カルボナーラ食ったら、運気回復やて。」などなどなど。ついつい、心の中でつぶやく日々です。

 こどもの自立は、親の耐える力があって成り立っているのだな、とつくづく感じます。諸君らも、近い将来、親元を離れ、自立する時を迎えます。平穏無事なら音沙汰無しでOKです。もし、万一の時、お互いを心配し、いたわる気持ちは忘れないでください。物理的に離れていても、「心はそばにいるわー(ZARD:『負けないで』より)」です。LINEの一言で十分です。いつも気にかけ、案じている親がいるということを心に留めておいてください。

 最後のこどもが巣立って行ってから、今年で10年目。「18になったら、ここから出て行くんやぞ!」この言葉を小さい頃から言い続けました。この言葉をどうとらえたのか、それはまさに、三者三様だったのでしょう。幼き時、「父さんは私たちのことが嫌いなの?」と泣きじゃくって問いただしたヤツもいました・・・「厳しく育ててくれて、ほんとうにありがとう。」なんて言ったヤツもいます・・・「優しさ」の本質って何なんでしょう??伝わっていることもあれば、伝わっていないこともある・・・うーん、ちょっとつらい・・・かな。やっぱ、こどもの自立は、親の耐える力があって成り立っていると思います。いつか、きっと、諸君もわかります。Surely, someday.

 諸君!最近、親に「ありがとう」って言ってる?コロナのせいで「とげとげコトバ」が蔓延してる、今日この頃。特に3年生諸君!受験勉強がはかどらず、親につらくあたってない??そんな時こそ、おうちの中の雰囲気を良くする、魔法のコトバ、「ありがとう!」をどんどん使ってみて!ステイホームの今だからこそ、おうち時間を楽しいものにしませんか?明日からの3連休、部活も原則禁止、中間試験の時間割も発表され・・・うん、おうち時間快適化計画発動!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

錦高日記9月16日(木)~スポーツの秋~

 秋晴れの気持ちの良い日になりました。校舎の窓からは、心地よい風が入ってきます。

 本校には「錦丘体操」という準備運動があります。今日も、みんなのかけ声とともに授業の最初に「錦丘体操」が行われていました。その後、グラウンドやテニスコート、体育館では、ソフトボール、テニス、バレーボールなどに活躍するみんなの姿が・・・。教室とは、また違った表情を見ることができました。