トップページ

学校日誌

錦高日記10月26日(火)~1年探究フィールドワーク~

 秋晴れの1日、「総合的な探究の時間」で1年生は「防災・減災研究」グループと「地域活性化」グループに分かれ、フィールドワークに取り組みました。今回の目的は、防災や水害、土砂災害の専門家の方や地域住民など外部の方と直接対話することにより、対話力を高めるとともに、フィールドワークを通して、直面している課題(防災・減災または地域活性化)について考えを深め、その後の探究活動につなげることです。

 「防災・減災研究プロジェクト」のゲストティーチャーは、NPO法人石川県防災士会とNPO広域地盤災害研究所の方18名。みなさん、地震や水害、土砂災害のエキスパートです。ゲストの方に自分たちが取り組みたいことを説明した上で、学校周辺の気になる箇所を現地調査しました。河川敷や高台に向かう道などを歩きながらたくさんレクチャーを受け、写真に収めます。学校に戻り、ゲストの方の助言を受けながら振り返りを行いました。

 「地域活性化プロジェクト」の協力者は伏見台商店街のみなさんです。支那そば屋三馬店、珈琲のばん、みひろ、セレーネ、ステーキ かんだ、うどんそば天一屋、ライフ イズ スイート、酒菜 誉や、業務スーパー 三馬店、とみた酒店、クスリのアオキ 三馬店、山崎園、ミートショップあおき、丸美屋の14店舗。あらかじめ決めたお店の方と対話し、地域の方のニーズや直面している課題などを直接聴き取ります。生徒は業務内容の他、お店が大切にしていることなどを伺っていました。最後にグループで、振り返りを行い、課題解決につなげます。午後は、ガクトラボの仁志出さんも参加してくださいました。

 今日の活動の後、それぞれのグループで課題探究をしていきます。どんな発表になるか今から楽しみです。フィールドワークにご協力くださったみなさまに感謝します。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記10月25日(月)~少林寺拳法部 校内弁論大会~

 少林寺拳法部では、11月に開催される新人大会の弁論の部にむけて、校内弁論大会を行いました。「私にとっての平和とは」または「私にとっての部活動」をテーマに、10名の部員が意見や想いを発表しました。共感することも改めて考えさせられることも多くありました。新人大会では他校の方の発表も聞き、さらに考えを深めていきたいと思います。

ほりほりの部屋Vol.81 「おいしい秋~心にも栄養を~」

 皆さん、こんにちは。堀です。秋が深まってくると、いろいろ悩むことも多いよね、青春だから。進路・友人・恋愛・・・そんな時は・・・おいしいもん、食らうのです!「食」は「ひと」として、というより、生き物として、何より大切。心にも大きな影響を与えます。食べれば、心にも栄養が行き渡ります。しっかり食べて~、GAT!

 実りの季節で、おいしい食材が増えて、なおかつ、ほどよい気候のせいで、秋って「おいしい」よね。最近、味わった食材をいくつか紹介。

 秋と言えば、まずは、これでしょう。まつたけ&ぎんなん。昨今の金沢ブームからか、ぎんなんにまで「金沢ぎんなん」のブランド名が・・・どんなん?どんな、ぎんなんなん?まったけは、炊き込みごはんと土瓶蒸し(道具一式持ってます。お貸ししますよ~)でいただきました。地物は手が出ないので、今回はカナダ産。輸入物でも香りが十分なのもあるのですが、香りが弱ければ、炊き込む際「永〇園のお吸い物」を入れるのも手。(ただし、家族には「お吸い物」を入れたことは伝えない方がありがたみマシマシ。)ぎんなんは、茶封筒に放り込んで、レンチン、が最も簡単な調理法。(連続爆発には注意しつつ)大きさによりレンチン時間は様々。あつあつの殻をはさみやペンチで割ると、見事なエメラルド色の「金沢ぎんなん」登場。お塩ちょっとつけて頬張ると・・・うまいっ!止まらない!土瓶にも数個放り込んで、ささみも一緒に、「プロだし」ベースの出汁にまったけの香りが染みて、蒸し蒸し・・・もう、たまらん!となります。

 「おー、ひさしぶり~、元気やったかぁ~!」高校卒業後、長らく会えずにいた同窓生に出会ったかのような、そんな感情がこみ上げてきたのが、ご存じ、第〇餃子「ホワイト餃子」の冷凍ヴァージョン。「おでん」と同じで、ブームになってしまい、慢性的「ホワイト」不足が生じ、長きにわたって「冷凍ホワイト持ち帰り」は封印されていました。が!最近、お店の前に、これ専用の自販機登場との報道あり。待ってました!とばかりに、速攻、直行。ん?ボタン、たくさんあるけれど・・・どれも同じかいっ!とひとりつっこみ。早速、2パック購入。心によぎったのは、「ひさしぶり~」と同時に、ヤマトの初代艦長、沖田艦長の名台詞「なにもかもが、なつかしい」でした。しみじみ。

 お店で「焼き(揚げ?)」が王道ですが、堀はこのお持ち帰り用「冷凍ホワイト餃子」を、濃いめの中華だしに、ざく切りのネギをたっぷり入れて、土鍋で食す、「汁餃子」をよくやってました(今もやってます)。調理が超簡単でおいしく、ぷくーとなったホワイトを出汁ごとすくって、ラー油たらせば・・・うまいっ!うまいっ!(煉獄さん風に。日曜日が楽しみ!でも、来週は選挙特番のため、1回休み・・・)皮もごついので、食べ応えありあり。食べ盛りの3人のこどもたちも、ガンガン食べてましたっけ。破けた皮から出た具が混ざり込んでる、残った出汁には、ごはん投入して、たまごでとじて、おじや風でシメ、もあり、インスタントラーメン投入してシメもあり、おなかパンパン、満足感尋常ならず。堀家は相撲部屋かいっ!

 18で金沢に出てきて、金大の同級生から、「工学部の近くにうまい餃子屋さんあり」との情報を得て、武蔵が辻のアパートからチャリで向かったのが、第〇とのファーストコンタクト。当時の第〇のお店は、小立野通りから金商に向かう際の「広見」にありました。お向かいのスーパー跡に一時移転した後、現在のもりの里の大きな館(やかた)へ移ったのです。(その昔、店主さんに、支店出せばいいのに、と言ったところ、支店出すと、味、落ちるから、とのご返答。いまだに1店舗のみで絶賛営業中。永く生きながらえるビジネスモデルの1つのパターンです。チェーン店化することだけが、成功パターンではない、ということ。経済・経営・商学部で学ぶ内容の面白さは、こういうところにもあるのです。オススメ!特に、「なりたい自分」がはっきり見えてない諸君に!「おマネー」の勉強、おもろいよ~。)

 41年前、すでに、狭いお店は客であふれかえっていました。コの字型のカウンターのみ。そのカウンターと壁のスキマに並び立ち、順番を待つ人人人・・・後ろで待つ人たちからの無言のプレッシャーをひしひしと感じながら、慌ててあつあつのホワイトをほおばり、かりかりの皮の中なら出てくる、高温の油でお口の中ヤケドだらけになりながら、通い詰めたあの日々・・・おばちゃんに出してた、いつもの注文パターン「だい・だい・とんじる!ノー・ライス!」こればっか。カウンターに座るやいなや、as soon as 「ホワイト大(15個)を2つと豚汁。ごはんはいりません。」の意。大学生の頃、体重60キロ(今の4分の3)で代謝ばんばんの頃、「大大豚汁」を2ローテ、つまりホワイト60個を1回の食事で食らったのが自己ベスト。(今は10個が限界・・・)諸君は、今、どれだけいけます?若き日の堀と勝負じゃ勝負じゃ!(なお、当時のホワイト1個の大きさは、今のより、一回り大きかった気がするのは堀だけ??第〇ファンクラブ(?)の出〇先生、どうですか??)あ~、食べたくなってきた~、今晩はこれにしよう!冷凍庫から1パック出しましょう。諸君もお試しあれ~。寒い夜は暖まるよ。食べて暖まろう!身も心も。

 もう1つ、衝撃の一缶を紹介します。諸君はコンビーフなるもの、食べたことありますか?以前食べた時の印象を激変させたのがこれ。某TV番組で紹介されていた、「明〇屋・おいしい缶詰シリーズ・プレミアムほぐしコンビーフ(粗挽き黒胡椒味)」、なんかおいしそうなコメントで食レポされてて、ちょっこしお高いけど、買ってみたところ・・・うまいっ!うまいっ!(煉獄さん再び)コンビーフというジャンルなんでしょうけど、別物に感じました。牛のうま味が凝縮されて、黒胡椒の風味とベストマッチ。ごはんはもちろん、パンにも、サラダに混ぜ込んでも、おつまみとしてもバッチグー(死語・・・ググってね)。コンビーフ知らずの諸君にとっては、新しい食のジャンルとして、オススメ!ちょっと贅沢、自分にごほうび、というシチュエーションに合ってるかも?!(もう少し大人になってからかも~)

 コロナ禍で、心癒やされる機会が激減しています。そんな時でも、食べるという行為は無くならないし、むしろ、ストレス減らすためにも大切だと思います。どうせ食べるなら、義務的に食べるのではなく、体も心も喜ぶものを取り入れませんか。「おいしい秋」積極的に堪能しましょう!心にも栄養を!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

 

P.S.心温まる、ちょっといい話を1つ。先週末、金曜日の午後6時頃、本校に1本の電話連絡あり。富樫小学校に通う児童の保護者の方から。「近くの公園に富樫小3年生4人で遊びに来ていた。うち1人が自転車の鍵を無くし、4人で自転車を運んでいた。そこに、錦丘高校の女子生徒が通りかかり、自身のスマホから自宅に連絡してくれた。とてもありがたかった。お礼をしっかりと伝えられなかったので、感謝の言葉を伝えて欲しい。」との旨。諸君、ちょっこし、心がほっとしませんか?優しい行動ですね。Actions speak louder than words!! You are my proud student!!!校長として、こんな行動ができるあなたを誇りに思います。

錦高日記10月22日(金)~円に内接する四角形の面積が求められます~

 今日の3限目、1年生の数学、田原先生の授業です。今日の授業は、これまでに学んできた三角比や正弦定理、余弦定理などを活用して、円に内接する四角形の面積を求めます。ChromebookのJamboardを使い、ペアの相手と相談しながら、課題を解決していました。どの生徒もChromebookの操作がスムーズで、とまどう人がいませんでした。

 円に内接する四角形の面積を求める場合、最初に対角線を記入して三角形に分割します。次に、2つの三角形の面積を正弦定理、余弦定理などを使って計算し、答えを足して終了です。1問目は、四角形の4辺の長さと1つの角度が分かっていたので、すんなりと解けていましたが、2問目は4辺の長さだけが書いてある四角形だったので難しそうでした。ペアや近くの人と相談する生徒や田原先生からのヒントを参考にする生徒など、みんな深く考えていました。

 数学は復習が大切です。今、理解したと思っていてもしばらく経つと解き方を忘れてしまいます。早めの復習が定着につながります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記10月21日(木)~教室ワックスがけ~

 放課後、1年生の教室では、ワックスがけが行われていました。まず、全員で、机や椅子、教卓など教室内にある全てのものを廊下に出して並べます。次に、美化委員や掃除当番、有志の生徒がモップやほうきでゴミを取り、固く絞った雑巾で床を水拭きします。掛け声とともに一斉に雑巾がけをしているクラス、床に付いたシミの部分を念入りに落としているクラスなど、生徒たちは協力して床をきれいにしていました。水ぶきした床が乾いたら、ワックスをモップで薄く延ばしていきます。ワックスの塗り残しがないか、何人かで角度を変えて確認していました。

 教室のワックスがけは1年に1度の行事です。全てのクラスのみんなが丁寧に作業をしてくれました。関わってくれたみなさんに感謝です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.80 「ある日のぼっちめし in October~あこがれのランチタイム・ミーティング~」

 皆さん、こんにちは。堀です。めっきり寒くなりましたぁ。昨日の朝、7時半頃なんて、雹が降ってきたもんね、錦のあたり。うひょー。風邪など引かぬよう、暖かーくして、GAT!

 お昼休み冒頭の15分程度、諸君は黙食に徹してくれていますよね。この1年半近く、見慣れた一場面となりました。本来なら、座席もぐっちゃぐちゃで、仲のいいもの同士、机をくっつけて、大笑いしながら・・・なんて光景が展開されているはずなのに・・・コロナめっ!

 諸君の生の声を聞きたくて、実は、昨年度「ランチタイム・ミーティング」と称する昼食会を脳内企画していました。校長室に、好きな者同士の小グループでやってきて、お昼ごはん食べながら、いろんな話題でお話しする、みたいな。

 錦中設立当初、錦丘高第16代校長(当時は錦中の校長も兼任)をされていた、鈴森庸雄先生が、赴任2年目に、1年掛けて、高校3年生から始まり中学1年生までの全生徒を校長室に呼んで、楽しげに談笑されていた、「ランチタイム・ミーティング」の残像が、ずっと心に残っていたのです。当時の生徒達は「来週、うちらの番やね!」などと楽しみにしていました。(実際には、タイムアウトで、中1の子達<含:末娘>の番までは回らなかったのですが・・・)「来年度、あれをやってみよう!」と思っていた矢先の、昨年3月からの休校だったのです。

 なので、ずっと、あなぐら校長室で「ぼっちめし」。今回の「ぼっちめし」はこれ。

 う~ん。ブラウン弁当なりね~。中華だし効かせたチャーハン&唐揚げ。鉄板です。至福の時は、ものの5分で終了なりね~。今日も「ごちそうさま。ありがとう!」です。しかし、写真載せて、今、気づきましたが、物持ちがいいというか・・・ミニマリストというか・・・けちんぼというか・・・弁当箱は娘が10年前に使ってたタッパー(フタがよれ気味)、包みは息子が20数年前に使ってた、Jリーグ発足時の清水エスパルスのハンカチ(黄色が懐かしい)、スプーンは孫が5年前に使ってた、トイストーリーのキャラもの・・・思い出と共に捨てられないものってありませんか、諸君も?これ以外にも、こどもが着なくなったTシャツ・ジーンズやら、いらなくなったシューズ・バッグ・アクセやら、いまだに使ってるなー。「もったいない」から、親にあげてくださいな、諸君!メル〇リに出す前に聞いてみて、「これ、いらんけぇ?」って。諸君がおうちから自立し飛び立った、その後は、親は諸君の思い出とともに生きていくのですから。そう、思い出は重いで~。お後がよろしいようで。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

 

P.S.過去の「ほり部屋」でお伝えした内容について、一部、誤った表記があったことが、最近分かりました。お詫びし、以下のように訂正いたします。

Vol.70 『文化祭のお・も・ひ・で』の本文、第2段落の冒頭部分は、

『生徒会執行部からの依頼により・・・』ではなく、

『総務委員からの依頼により・・・』が正しい表記です。よろしくお願いいたします。関係者の皆さんには不快な思いをさせてしまいました。すみませんでした。

 なお、HP上の本文は、すでに修正済みであることを申し添えておきます。

錦高日記10月20日(水)~ここだけ暖かい~

 今日の6限目の体育館(第1フロアと第2フロア)そして卓球場です。3年生がバスケットボール、バドミントン、サッカー、卓球に取り組んでいました。どの生徒もいきいきと楽しそうです。教室の授業とはまた違った一面を見ることができました。「普段、座っての勉強ばかりなので、体育の授業はリフレッシュすることができ、楽しいです。この時間を楽しみにしているんです。」授業が終わったばかりの3年生が伝えてくれました。

 肌寒い1日でしたが、体育館と卓球場だけは暖かかったです。

 

 

 

 

 

 

錦高日記10月19日(火)~コロイド溶液の性質を理解しています~

 今日の5時間目、4階の化学実験室では2年生がコロイド溶液を作り、その性質を調べる実験をしていました。コロイドとは、2種類の物質が混じる際に一方が直径1~100nm程度の大きさの粒子となって、もう片方に均一に混じる状態のことです。分散しているもの(分散質)や分散させているもの(分散媒)には色々な状態があり、それによって様々なコロイドがあります。その中で、墨汁,インキ,絵の具,牛乳など分散させている物質(分散媒)が液体のものをコロイド溶液といいます。

 実験では、初めに水を沸騰させた中に、25%塩化鉄(Ⅲ)の水溶液を入れて、水酸化鉄(Ⅲ)のコロイド溶液を作りました。これを使って、透析やチンダル現象、塩析などコロイド溶液の性質を実験を通して学びます。目の前で起こっている現象について事前に勉強したプリントで確認するグループ、試験管の中で沈殿ができる様子をじっと観察するグループ、レーザー光線を当てたビーカーを確認するグループなど、どの生徒も真剣に取り組んでいました。最後の片付けも協力して行っています。

 今回の実験でコロイド溶液の複数の現象を学びました。みなさん、実験の内容をしっかり振り返って、原理を理解してくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記10月18日(月)~生徒の憩いの場所~

 錦丘には、生徒たちの憩いの場所があります。4階にあるマルチメディアセンター(図書館)です。秋の陽の光が心地よく差し込んでいた今日のお昼休み、マルチメディアセンターでは、本を読む生徒、読みたい本を探す生徒、友だちと調べ物をする生徒など、たくさんの生徒がくつろいだ一時を過ごしていました。

 受付カウンターでは図書委員が本の貸し出しをしています。本校では10年位前から昼休みの貸し出し業務を図書委員が担当しているそうです。今日も手慣れた様子で本の貸し出しが行われていました。

 ある男子生徒は「落ち着いて本を読むことができるので、良く利用しています。」友だちと訪れた女子生徒は「教室よりゆったりと過ごすことができました。」と語ってくれました。5万冊の本がある本校のマルチメディアセンター、新着図書もたくさん入っています。あまり利用していない人は、蔵書が多いだけでなく、天井が高く、ほのかに音楽が流れるこの場所を活用してみませんか。教室とはまた違った空間の心地良さを実感することができるはずです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

にしき日和10月15日(金)~弓道部紹介~by新聞部

 弓道部が新人戦に向け、張り詰めた空気の中、弓道場で練習に励んでいました。部長の倉岡さんと田中さんに、今の部活の様子について尋ねると「最近はあまり満足のいくものではなかったです。そこで、そこから脱却するために時間管理を厳しく行い、少しでも弓道の稽古に時間を多く使うことができるように心掛けています。」と話してくれました。さらに、稽古で最近気をつけていることとして、「個人ではそれぞれ課題としていることにしっかりと取り組み、団体としては、よりよい雰囲気を保つことを大切にしています。」と語ってくれました。そして、新人戦への意気込みについては「普段の稽古で課題にしていることを大会でも意識して、良い結果を取ってきたいです。」と力強く話してくれました。

 弓道部の新人戦での活躍を期待します。

 

 

                             

錦高日記10月15日(金)~ただ今投票中~

 12日のHPでお知らせしたように、今日の午後、模擬選挙が開催され、昼休みの時間に2,3年生の有志が、7限目の時間は1年生全員が投票を行いました。今回、投票箱と投票記載台、投票用紙など全て本物を金沢市の選挙管理委員会からお借りしての模擬選挙です。

 生徒たちは事前に、「消費税・所得税とも上げる」「所得税のみ上げる」「消費税のみ上げる」「消費税、所得税とも上げない」のテーマを掲げた8つの政党のマニフェストに目を通して投票を行いました。投票用紙を渡たす係や投票立会人、開票作業などは1年生の選挙管理委員が勤めます。1年生の担任や校長先生も1票を投じました。

 初めての活動に戸惑う1年生も・・・。「どの党に投票しようか迷いました。」「投票用紙って、紙ではないのですね。」「ちょっと緊張しましたが楽しかったです。」などの声が聞こえてきました。

 『主権者教育』の授業を通して、消費税や所得税などについて深く考え、クラスのみんなで協力してマニフェストを作成することができたとともに、1年生の有権者となる自覚や選挙に対する意識が高まったように思います。18歳成人はすぐそこまで来ています。

                                  14日の答え ④焼き鳥、⑥ラジオ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

ほりほりの部屋Vol.79 「トビタテJAPAN!トビタテNISHIKI!~All you will need is NOT “stay home”, BUT “home-stay”!~Part 7~」

 皆さん、こんにちは。堀です。寒暖差が激しい今日この頃、なんとなく力が入らないような感覚ありませんか?なんだか「へだる~い」っていうカンジ?シャワーより湯船にしっかり入ると、自律神経系統に良い影響があって、リラックス、つまりは、リセットできるそう。諸君!体調管理こそが「自立のための自律」への第1歩です。毎日のお天気と自身の体調や気分との関係性、しっかり掴んでますか?「だら~」となるのはどんな天気?温度・湿度は?前線が通過する直前直後の気分ってどう?己の傾向を知り、己への対策を立てるのです、GAT!!

 さて、先日、また、別の錦丘の教え子からメールが届きました。いつも、現在住んでいる場所の写真も添付してくれます。元気で、明るく、たくましく(まさに、GAT!)生き抜いている様子が伝わってきて、うれしくなります!朝の挨拶活動も、教え子からの連絡・報告も、老いた身にエネルギーを注入してくれる、カンフル剤です。いつも、ありがとうございます!というカンジ。「蒔いた種」の成長ぐあいは、ずーっと気になるもんです。今回も、諸君に、世界にトビタツきっかけを、勇気を与えるべく、以下にその内容を記します(個人情報保護のため、一部改変・中略。強調は堀による)。

『石川県立金沢錦丘高等学校  堀校長先生

¡Buenos días y espero que esté muy bien!

ご無沙汰しております、Xです。

(中略) 

実は先月9月1日からメキシコシティに駐在(任期は今のところ1年)となりました。私自身が2年前に買収を担当した、現地の子会社で勤務しております。

赴任前にご挨拶に伺えず、またご報告が遅くなりましたことお詫び申し上げます。新卒で商社に入社して7年目となりましたが、出張ではなく初の海外駐在の機会を頂き、幸運にも大学で学んだスペイン語を活かして仕事をしております。メキシコシティはスペイン植民地時代の影響が多くあり街は緑が多くスペインの街並みに近いですが、その一方でアステカ文明の名残もあり周囲には遺跡などが多く残っています。(今回も街並みの写真お送りします)

(写真は順に、独立記念塔・太陽のピラミッド・月のピラミッド・メキシコシティ歴史地区・メキシコシティ風景<マンション屋上から>とのことです。)

任期延長の可能性もあり、少なくとも1年は日本に帰国することはありませんが、帰国の際はまたご挨拶させて頂きます。この様なご時世ですのでどうぞご自愛ください。

(中略)

(錦丘)中学生だった当時を思い返すと、1年生の終わりごろまで英語が一番の苦手科目で、定期テストで平均点すら取れませんでしたが、村上先生と水野先生のご指導のおかげで何とか苦手意識をなくし、その後堀先生のご指導もあって一番の得意科目になっていきました。結果的に現在は英語よりスペイン語を主に使っていますが、私がこのような道に進んだのはあの頃の先生のおかげです。本当に有難うございました。

Atentamente,』

 この教え子の「なりたい自分」は、「海外で活躍すること」でした。その夢を実現する「ルート」として、まずは、英語を身につける、ということを自身に課しました。あきらめるという選択肢がなく、たとえ最初は「平均点以下」であっても、着実に必要な力を蓄えて、他人との比較ではなく、自身にとって「一番の得意科目」へと、「トビタツための武器」へと、自身の能力を向上させていったのです。大学において、自らの適性を加味し、英語に加え「スペイン語」を習得し、夢の「微調整」を行い、現在に至っているのです。やらされた勉強で大学に行ったわけではないので、「内なる自身の声に従って」高校3年間はもちろんのこと、大学4年間も、「なりたい自分」に向かって、一気に駆け抜けていけたのです。大学に入るためだけの勉強ならば、その目的が達成された瞬間、つまり、大学に入ったその瞬間、もう勉強はしなくなることでしょう。遊びほうける4年間になるでしょう。だから、「偏差値を追うな!夢を追え!偏差値は後からついてくる。」なのです。大学に入ってからが、いよいよ本番なのだ、ということを心に刻んでおいてください。

「なりたい自分」(心の内なる動機)が、まず、最初にあって、次に、その実現のための「ルート」(具体的手段・方法)を考える。そして、その「ルート」にかかる時間や手間と、(高校生なら)自身の能力・適性を加味し、「微調整」も含め、実現可能性を探る。つまりは、勉強する。「ルート」検索の際、ググったりするのもアリですが、実際に「なりたい自分になった人(できれば、20代の錦の先輩)」から、様々な「ルート」に関わる情報を得るのが、最も参考となる。この理屈を忘れないでください。

 しばしテストがない、こういう時期だからこそ、勉強に全集中しにくい時期だからこそ、今一度、諸君に尋ねたいのです。「なりたい自分」はなんですか?自分の能力に見合った「ルート」は見えていますか?うーん、悩むよね~。近くの大人に尋ねよう!大人との対話の中に、思いがけず、ヒントが見つかることもよくあります。「なりたい自分」の「微調整」の方法を提案されることだってあります。大切なのは、一人で悩まないこと。恥ずかしがらず、自分の心に正直に、大人に相談すること。方向性を示してもらえなくても、聞いてもらうだけで、心がすっきりします。オススメ!!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.映画「護られなかった者たちへ」強くオススメします!!!佐藤健をはじめとする主役陣もさることながら、脇役陣が秀逸。また、この映画、様々なテーマで、いろんな切り口で観ることができます。堀が一番、どーんと感じたものを、キーワードで表すなら、「貧困」です。けっこう強烈かつ繊細な表現方法を駆使し、しかも、身近に存在するものであり、生々しいものとして、取り上げています。冒頭の東北で起きた津波被害映像から、映画最後の場面まで、桑田佳祐の「ムーンライトセレナーデ」は全く流れません。暗転後、エンドロールで初めてあの切ないメロディが奏でられます。なぜでしょう?映画のテーマ曲をどこでどう使うか、監督の意図は?そんなことに考えが至るのも、映画鑑賞の楽しみの一つです。今週末は007かな??1年半、待ちました・・・

錦高日記10月14日(木)~アフリカと関係ないものはどれ?

 6限目、3年生の地理の授業です。今日のテーマはアフリカ。授業の導入部分で12の品物が写っているスライドが提示されました。武田先生がみんなに質問します。「この中にアフリカと関係がないものが2つあります。教科書や資料集、地図帳を見ても良いし、友だちと相談しても良いから、2つを選んでください。」3年生は武田先生の言葉にすぐ反応し、資料集や地図帳を開いたり、立ち上がって友だちと相談したり・・・、みんな一生懸命に考えていました。

 このクラスには両方正解した人はいなかったようですが、武田先生からの解説を聞き、アフリカの産業に対する興味が高まり、知識が増えたと思います。

 みなさんに質問です。「①たこやき ②携帯電話 ③蚊取り線香 ④ 焼き鳥 ⑤ごま ⑥ラジオ ⑦伊勢エビ ⑧ダイヤモンド ⑨寿司(マグロ) ⑩バラの花 ⑪ガソリン ⑫バニラアイス」この中にアフリカと関係のないものが2つあります。どれだと思いますか?                       正解は明日のHPで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記10月13日(水)~北信越大会へのエール~

 前期新人大会において優れた成績を収めた陸上競技部と男子テニス部が北信越大会に出場します。今日のお昼休み、この2つの部に激励費が授与されました。校長先生が「金沢錦丘高校の代表というだけでなくて、石川県を代表して戦うことになります。どうか一段上げたプライドで戦ってきてください。いい報告が聞けるように、健闘を心から祈っています。頑張ってきてください。」と選手たちに熱いエールを送ります。

 陸上競技部、部長の林くんは「コロナ禍の中、大会が開催されることに感謝し、県の代表として私たちの最高の記録を出してきます。」男子テニスの高崎くんは「対戦する相手はとても強い高校なので、全力で頑張ってきます。」と抱負を語ってくれました。男子テニス部長の岡くんからも「今まで応援してくれた人たちの思いを胸に、1つ1つの試合を大切にして、1つでの多く勝てるように頑張ります。」とメッセージをもらいました。

 陸上競技部は22日~24日に石川県西部緑地公園陸上競技場で、男子テニス部は29日~31日に富山県岩瀬スポーツ公園テニスコートで大会が行われます。みんなの活躍を期待しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記10月12日(火)~マニフェスト作成中~

 1年生の現代社会の授業で、「主権者教育」が行われています。ねらいは、満18歳で有権者になる自覚を持ち、高校生のうちから選挙に対する意識を高めること。政治に対する自らの考えを持ち、合意形成していく力を身に付けること。模擬選挙を通して、選挙制度の仕組みを理解することの3つです。

 1時間目はテキスト「私たちが拓く日本の未来」を用いて、「有権者になるということ」や「選挙制度や選挙運動」について学びました。2時間目は「消費税や所得税を上げる?それとも上げない?」をテーマに、自分の考えをまとめ、その後グループで討議を行いました。

 今回、1年生の8クラスそれぞれが1つの政党となります。3,4時間目は、前回の A:消費税・所得税とも上げる B:所得税のみ上げる C:消費税のみ上げる D:消費税、所得税とも上げない の4つの中から抽選で決まったテーマについて、各クラスでマニフェストを作成します。自分のクラスの政党に投票してもらうには、どのようなマニフェストを掲げれば良いか。「他国の税収の現状は?」「消費税を1%上げるとおおよそいくらくらい税収が入ってくるの?」「税金を何に使うと言うとみんな投票してくれるかな?」など・・・、Chromebookで調べたり、資料を参考にしたりしながら、グループでディスカッションが行われていました。

 完成したマニフェストは各クラスに掲示されます。15日(金)には模擬選挙も行われます。1年生のみんなからどのようなアイデアがでてくるか・・・、とても楽しみです。 

 

 

 

 

 

 

錦高日記10月11日(月)~教育から始まるジェンダー平等

 1年生の家庭科の時間では、今年度も新生児人形を使って、新生児の抱き方、おむつ替え、着替えさせ方、清拭、遊びを体験します。基本的な乳幼児とのかかわり方を学習し、地域社会の一員として子育てに理解ある人になってほしいと思っています。

 今年は紙おむつを使うのではなく、布おむつセットも借りました。1回目は、抱き方、布おむつの付け方を学習しました。生徒は、「意外に重たいですね」「うちは兄弟が多いから懐かしいです」「子育ては気をつけることがたくさんあって大変ですね」「これが大泉門ですか」と話をしながら体験をしています。それぞれのグループでお互いに「違う、違う!」と指摘されながらも、頑張って取り組んでいました。

 2回目は、着替えさせ方を体験しました。赤ちゃんに負担にならないように服とおむつをセットしてからすべて脱がせて着せ替え(お風呂に入る予定です)をしました。日常の入浴後の着替えですが、一人でするのはとても大変だということがわかったようです。生徒の感想では、「想像以上に難しかった」「自分たちが親にこんなふうにお世話されてきたのかと思うと、なんだか嬉しい」といろいろと感じることがあったようです。

 子育てしている人へ、理解ある優しい関わりができる人になってほしいです。

 そして、男女ともにパートナーといっしょに子育てをしていくことが、当たり前の社会をつくってくれる一員となってくれることを期待します。

 

 

錦高日記10月8日(金)~新しい先生を紹介します~

 10月1日(金)から、お二人の先生が本校に赴任されています。体育の原田竜郎先生と英語の宮城島優先生です。この夏、石川県でバレーボール、ソフトテニス、なぎなた、剣道のインターハイが開催されました。お二人は、インターハイの剣道の事務局で今までお仕事をされていらっしゃったのです。コロナ禍の中、新任式を行うことができなかったので、授業に出ていない皆さんへ初めてのご紹介となります。

 原田先生からは「一緒に成長しましょう!」宮城島先生からは「I'll do whatever I can do to help you learn English as a skill so that your future will be brighter and fruitful.」というメッセージをいただいています。原田先生は、1階生徒指導課室に、宮城島先生は3階職員室においでます。質問や相談等があれば、お二人を訪ねてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.78 「トビタテJAPAN!トビタテNISHIKI!~All you will need is NOT “stay home”, BUT “home-stay”!~Part 6~」

 皆さん、こんにちは。堀です。今月10月は「魔の月」?!だって、祝日が1日もないっ!本来なら、来週11日(月)は「スポーツの日」でお休みでした。ところが・・・オリンピックの1年延期に伴い、今年は7月へ移動・・・消えた・・・祝日、10月から消えた・・・ガビーン(昭和ギャグ、ググってね)!つまり・・・諸君!来週月曜日も登校するのじゃ~、GAT!

 先日、錦丘高校同窓会事務局より、あるメールが転送されてきました。堀が今年度の「金沢錦丘高校同窓会・会報」に寄稿した挨拶文に対し、ある同窓生からメールが寄せられているので、校長に転送する旨、添えられて。以下にその内容を記します(個人情報保護のため、一部改変・中略、強調の太字は堀による)。

『堀先生へ

 突然のご連絡、失礼いたします。〇〇期卒のYと申します。昨日同窓会の会報が届きました。堀校長先生のご挨拶「種まきの面白さ」を拝読し、懐かしくなりメールをさせていただきました。 

 私が高校3年生のとき、英語の授業を受け持ってくださっていたのが堀先生でした。(中略)熱の入った堀先生の英語の授業はとても面白く、予備校の授業を聞いているかのような分かりやすさでした。堀先生は覚えていらっしゃらないかもしれませんが、当時「1年でいいから海外へ行って暮らしてみなさい。人生が変わるから。」とおっしゃっていました。私はその言葉が忘れられず、大学3年生の時休学をし、1年間カナダに留学をしました。カナダで過ごした1年間は本当に素晴らしく、私の人生を変えてくれました

(中略)

 大学卒業後は、小松空港でグランドスタッフをしたり、子ども英会話スクールで講師をしたり、留学していた語学学校で留学斡旋の仕事をさせてもらったりと、英語を使って仕事をすることができました。今は英語を使う仕事はしていないのですが、小学生の子ども2人の子育て中です。 

 昨日届いた同窓会会報にて、堀先生の教員生活が残り半年ということを知り、居ても立っても居られなくなり思い切ってご連絡させていただいた次第です。

 私は現在横浜市に住んでおり、会報の金沢弁が懐かしく、また内容もクスッとさせられるお話で楽しませていただきました。当時新校舎の建設が間に合わず、図書館横の駐車場に建てられたプレハブで中学生たちが勉強していた頃、そのようなことがあったとは驚きです。堀先生の素晴らしい授業を受けられた生徒さんたちは本当にラッキーだったと思います。 

 突然、担任をしていたわけではない生徒から連絡をもらっても戸惑われるかと思いましたが、堀先生の言葉で、人生を変えた生徒がここにもいたのだと思ってくだされば幸甚です。最後になりますが、これからもお身体にお気をつけて、残りの教員生活を楽しんでください。それでは失礼いたします。』

 9年間勤めた泉丘から、県立中学開校準備の命を受け、錦丘に赴任したその年、いきなり3年生(理系)のホーム担任も仰せつかりました。授業担当も必然的に3年生の授業が主体でした。今回、メールをくれたこの教え子は、ある3年文系ホームの生徒でした。つまり、この生徒との接点は、卒業間際の1年間、厳密には約10ヶ月間の、週数時間の授業だけ。メールの名前だけからは「?」でしたが、卒アルで写真を確認して「!」ピンときました。「あー、あの子か」と。膨大な教え子達について、名前単独では「?」でも、写真を見れば「!」と思い出せるんです、信じてはもらえんかもしれんけど。

 17年前の錦の卒業生、諸君の先輩が語ってくれています。「先生の言葉で、人生を変えた生徒がここにもいたのだと思ってくだされば幸甚です。」たかが一英語教師の、授業での一言が刺さって、行動変容を引き起こし、人生が変わる。「なりたい自分」に向かう。教師という職業の、責任の重大さと同時に、やりがいも再確認できた次第です。

 なので、やはり、何度でも、自信を持って伝えます!諸君!「トビタテJAPAN!トビタテNISHIKI!」人生は自分の意志と行動で変えられるのです!大きな夢を、諸君の目を外へ、海外へ、世界へ!「さらば~いしかわ~ たびだ~つふねは~ いしかわ~けんりつぅ~ にぃ~しぃ~きぃ~」(「宇宙戦艦ヤマト」より、ささきいさお風に。)なのですよ。やっぱ!(あっ、本日、いよいよ、最新作「2205 新たなる旅立ち」公開です。楽しみ!最初の15分無料視聴できますよ、ネットでどうぞ。)ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.海外旅行の楽しみの一つ、それはショッピングぅ。特に、duty free shop(免税店)でのお買い物。パスポートを提示し、出国審査所を通過すれば、その下の黄色い線の向こう側は、日本の空港の敷地内であっても、そこは国外。だって、「出国」したんだから。つまり、出国審査所から空港の敷地を通過し、国際線の航空機内を経て、到着地で入国審査所の外側に出るまでは、どこの国にも属しないゾーンを歩くということになるわけ。無国籍ゾーンなので、そこでの売買にはどこの国の税金もかからないということなのです。よって、「空港の敷地」内にあるお店でのお買い物は免税duty freeということになり、どこの国でも、いわゆる「贅沢品」とされ高率の税金が課せられ、高額商品になっている酒やたばこ類は、この免税制度により、激安で手に入るということになるわけです。また、国際線の飛行機内もどこの国にも属さない空間なので、同じ理屈で、機内食の際にいただくお酒(ビールやらワインやら)も恐ろしく安く、ために、ついつい大量に摂取してしまう堀でした・・・なおかつ、機内の気圧が低いため、酔いが回るのも早い早い・・・そういえば、若かりし頃、国際線に搭乗(アメリカン航空の機材、よって、搭乗員<当時は「スチュワーデス:略して『スッチー』」と呼ぶ>は全員アメリカ人で日本語通じず)し、食事の時間に“Beer, please!”といったら、“Show me your ID, please.”(身分証明書をご提示ください。)と未成年扱いされ、周りの仲間達から大爆笑されたっけ・・・パスポート見せて、生年月日確認されて、ようやくbeerにありついたのでした。欧米に行けば、諸君も間違いなく、実際の年齢より、相当、年下に見られます。我々だって、外国の人の年は、ほんとにわかりません。見かけからだけでは。致し方なし。

 堀が免税店で必ず購入するものの一つ。それは、香水です。どこの国でも、もちろん「贅沢品」扱い。普通に、例えば、大和の1階あたりで買うと、超お高いハイブランド商品でも、免税店では超お買い得。小さくてかわいい容器に入った、お土産用のものも数多く揃っています。柄にもないっ!と怒らないで。オッサンは自分のにおいが嫌で、20年以上前から、コレを使ってます。パッケージも不変の、ドルチェ&ガッバーナ「ライトブルー」(のお徳用サイズ、でかっ!)。男女兼用であまりきつくなく、爽やかな香りがお気に入り。瑛太が歌う遙か前から使ってます。におひ変わらず。

P.P.S.アメリカのいくつかの高校を訪問したことがあります。入口から入ってすぐの場所には、日本の学校も似てますが、賞状やら、トロフィーやら、カップやらが陳列されている場所があります。アメリカのどの高校でも見かけた、日本人には「えっ?!」と驚かされる陳列物がこれです。

 Instrument of surrenderと書かれ、外務大臣・重光葵と参謀長官・梅津美治郎の署名がはっきり読み取れます。第2次大戦終了時、戦艦ミズーリ上で調印された、日本の「降伏文書(複製)」です。もう30年以上前のアメリカの高校でのことなので、今はもう陳列されていないのかもしれません。でも、なんというか・・・ショックでした、当時は・・・こんなことも、実際に行ってみないとわからないこと・知らないことなのです。単なる観光旅行やパックツアーでは経験できないことなのです。だから、諸君!トビタテ!!!ホームステイでね。

 

錦高日記10月7日(木)Chromebookを使用した確認テスト

2年生物理基礎の時間に月に1回紙で行っている確認テストをChromebookを用いて行いました。

Googleフォームを開き、テストに回答します。

生徒たちは、試験終了後自分の答えを送信すると即時に、点数や平均点、正答率、どこを間違えたかなどが分かります。

教員は採点せずにすぐに結果が分かり、間違いやすかったところを即時に解説することができました。

これからも、Chromebookの活用方法を工夫して、効果的に使っていきたいと思います。

錦高日記10月6日(水)~読書の秋です

 先日、本校の体験入学に多くの中学生が訪れてくれました。校舎を案内した中で、中学生の皆さんが印象に残った場所の一つが、図書館でもあるマルチメディアセンターです。大きな空間にたくさんの蔵書がある素敵な場所で、放課後には多くの生徒が学習に励んでいるところでもあります。

 高校生の読書量が少なくなってきたといわれて久しいけれど、感性が鋭い高校生年代に、こんなに多くの知識や世界観に触れないことは、とてももったいないことではないでしょうか。多くの本に触れ、多様な価値観や思いを知ることで、自分自身の世界は確実に広がります。長い年月を経ても読み継がれている古典的作品はもちろん、手軽に感情移入できる小説でもいいし、専門家がわかりやすく紹介してくれる新書でもいい。本を読むことで、自分の思いや考えをどんな「カタチ」として表現できるのかを学ぶことにもつながります。高校生のカバンには、本が一冊は入っていてほしいものです。

 忙しい高校生活、そんな時間があったら単語帳を・・・なんて考えも脳裏をよぎるかもしれませんが、隙間時間が無理なら、就寝前の15分間だけでもいい。静かな秋の夜長、スマホをオフにして、本や自分自身と向き合う豊かな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。人生を豊かにする贅沢な時間を。