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学校日誌

錦高日記9月18日(金)Ⅰ ~後期生徒会役員選挙候補者公示~

 現在、後期の生徒会役員の候補者が公示されています。生徒会長候補者は前期と同じ26Hの石川裟紅良さん、副会長候補者は26Hの宮野湧斗さん、書記・会計候補者は23Hの伴遼介さんです。9月23日(水)に信任投票が行われる予定となっています。コロナ禍のなか、前期の生徒役員や総務委員の皆さんの尽力で、素晴らしい「新しい生活様式での紫錦祭」を行うことができました。後期の生徒会活動もよろしくお願いします。

 

【お知らせ9/18】生徒・保護者の皆様へ ~2学期中間試験時間割発表~

 本日、ちょっと早いのですが、2学期中間試験の時間割が発表されました。明日以降、連休や創立記念日(生徒は休日)などが続きますので、計画的に学習をしていってください。1年生の諸君は、特に「数学」の勉強に全力で取り組むことができる(【お知らせ9/17】をご覧ください)のではないかと思います。しっかりと準備しておいてくださいね。

  R2 2学期中間試験 時間割.pdf   

錦高日記9月17日(木)Ⅱ ~前期新人戦期間のなかで・・・~

 いよいよ本日から前期の新人戦が始まりました。本校職員としては、テニス部、陸上部、ソフトテニス部の諸君たちの健闘を心から祈るばかりです。(天候が心配なのですが・・・)明後日からは4連休、1,2年生たちにとっては少しテンションがあがっている時期なのではないでしょうか?部活動などやりたいことがたくさんできそうですね。

 さて、このようななか、放課後の講義室では2年生の有志たち約20名が学習会を行っていました。新田学年主任の指導のもと、数学の応用問題の解き方を学んでいたようで、皆さん真剣な面持ちで頑張っていました。9月25日(金)は本校の創立記念日であり生徒たちは休みとなりますが、2年生の希望者はこの日に”駿台全国模試”(←問題がかなり難しい)を受けることになっています。本校には「なりたい自分」を目指して、運動で頑張っている人、自分の技能・技術等を高めることに頑張っている人、勉強で頑張っている人など、多様な方向性を目指す人材が集まっています。勉強会は、明日も続けられるそうです。(ファイト!!)

 

錦高日記9月17日(木)Ⅰ ~お疲れ様でした=錦丘ラウンドテーブル=~

 先日行われました『錦丘ラウンドテーブル(最終回)』のまとめポスターが、中央階段2階踊り場に掲示されています。この学校日誌でもご紹介しましたが、当日のテーマは『先生と生徒の距離感』。活気に満ちた意見交換が行われ、印象深い会となりました。筆者も参加させてもらいましたが、堂々と意見を述べる生徒たちに圧倒され、普段授業に出ない筆者は、久しぶりに「若者のエネルギー」をもらいました。

 参加者の笑顔でいっぱいのポスターの一部に『錦丘ers' Next Vision』があります。一部ご紹介します。「自分から、笑顔で・・・一歩踏み出す勇気!!・・・熱くいこうぜ!!・・・心をひらく!・・・はなしかけるねにっこり・・・ファーストペンギンになる!・・・」などなど。書き込みの中に堀校長のものも見つけました「Actions speak louder than words!自ら行動できる「錦」生であって欲しい!口(くち)だけ男(女)にならないぞっと。」行動あるのみ!がんばれ!錦生!

   

 

【お知らせ9/17】1年生の保護者の皆様へ ~1年生の2学期中間試験(9月30日~10月2日)について~

 平素より本校の教育に対してご理解とご協力をいただきありがとうございます。

 さて、1年生の「国語総合」の現代文については,2学期中間試験を実施いたしません。現在,日頃から行っている単元テストや毎回の授業での取り組みなどを総合的に判断して,短期間における生徒の学習の成果を適正に評価しております。なお,2学期末試験および学年末試験は実施いたします。同様に,「コミュニケーション英語Ⅰ」及び「英語表現Ⅰ」についても2学期中間試験を実施いたしませんが,単元テストと併せて2学期末試験および学年末試験は実施いたします。国語科におきましても英語科におきましても,定期試験では,初見の文章を読む力や「思考力・判断力・表現力」等も評価していきたいと思いますので,ご理解のほどよろしくお願いいたします。

                                 石川県立金沢錦丘高等学校長  堀 義明

ほりほりの部屋Vol.28「おいしい教員~義務教育限定~」

  

  皆さん、こんにちは。堀です。学校再開から、はや15週。長雨も、猛暑も、なんとか乗り越えました。朝晩、めっきり涼しくなりました。免疫力下がらぬよう、GAT!

 先日、コロナ禍で延期になっていた「看護職による出前授業」が、ようやく実施されました。錦中3期生、今から9年前の本校卒業生が偶然にも(!)石川県看護協会から派遣されてきました。日常の激務以外にボランティアで講師を務めてくれたにも関わらず、オリジナルのパワポ画面を作成・活用し、自身の高校時代の体験等も含め、錦の後輩たちのためにわかりやすく看護職のやりがいについて、説明してくれました。(ウチの末娘と同期生。高校2年時、同じクラス?)3学年合わせて、60名近くの生徒が受講しました。その感想文の中から印象的なコトバをいくつか紹介します。「何のために勉強しているのか、大学に入るためだけじゃないんだなーって思いました。・・・この人のために自分は今がんばってる!とやる気がでる・・・今すぐにでも勉強しなきゃ・・・努力はちゃんと未来につながっている・・・高校時代の模試の判定がE判定だったと聞いて、安心しました。私は全部Eだったので気持ち的に諦めかけていました。でも、自主的に勉強したいなーって思えました。」「『誰かのために勉強する』という言葉がとても印象に・・・良い成績を取るために勉強していたこともあったので、誰かのために、役に立つ勉強を自分から進んでやってみようと思いました。」「大学がどこであろうとも自分のやりたいことがはっきりしていてそれが達成できれば十分だ・・・必ずしも良い大学に入って良い仕事につけるとは限らない・・・」「看護師は医師を支えたり、患者と深く関わる存在だからこそ、コミュニケーションが大切だと改めて感じました。信頼関係をもつことはその人の大切にしていたものや人生を尊重し治療を行うことにつながると思うので、相手の立場に立って考え、共感することも大切だ・・・」「『患者さんは病気であることだけではない』という言葉がとても印象に・・・入院した際のケア、退院後のケアまでを看護師が責任持って管理しなければ・・・患者さんそれぞれの人生など相手の立場に立って考え、心のケアも病気のケアと同じくらい大切だ・・・」「病気と闘っている患者さんはとても不安・・・その不安をなくせるくらいに看護師は強くないといけない・・・その強さとなる原因は患者さんへの思いだ・・・」等々、教員が間接的に伝えるのではなく、現職で、なおかつ、年齢的に近く、しかも、直接の先輩から伝えられた「やりがい」や「魅力」は確実に伝わっています。社会貢献や社会奉仕の視点は、お金には換えられない、まさに‘priceless’な「やりがい」と密接に繋がっています。こういうコロナ禍だからこそ、「世のため・人のため」になる経済活動って何だろう、と思考を巡らすチャンスなのだと思います。悩みましょう、一緒に考えよう。いつでも、お越しください。

 看護師で思い出した話題を。2年前、金大附属病院にて2週間、手術・入院しました。脳ドックで影が写り、精密検査でも良性か悪性か判断できず、結局、手術で全て除去した後、その腫瘍を全て検査することになりました。右耳後方からあごの下、首の一部まで、結局、24針縫いました。顔面神経が多数走っているところにメスを入れるので、術前説明では、手術そのものが上手くいっても、顔面麻痺やひきつりが残る可能性も説明されました。「万一、悪性やったら・・・顔がぴくぴく、ひきつるって・・・」それ以外にも、手術・入院費用は?余命、~ヶ月って言われたら?それより、女房に何って言おう??(数ヶ月前に診断が下って、手術日が決まっていても、話を切り出せなかった・・・東京の長男にのみ相談してました。後で彼女から怒られる怒られる。でも、まあ、言えなかったのです・・・)不安しかない状態での、あの大病院への入院。その時の担当看護師さんの献身さ・優しさ、忘れることができません。(患者さんが看護師さんに恋する気持ちってこういうカンジなのか、なんて思った次第です。身も心も弱っている時の優しさは・・・染みるよねえ。相手はお仕事だとわかっていても・・・)附属病院に勤務する教え子(医師・看護師・作業療法士・理学療法士・放射線技師等々)も数知れず。どこで情報が伝わったのかは知りませんが、術後、真っ先にお見舞いに来てくれたのが、堀最後の担任を務めた二水38Hの教え子二人。当時、二人とも附属病院で助産師として活躍中。こっちはぐったり、弱っているにも関わらず、満面の笑顔で「大丈夫ですかあ?」と訪ねてきました。点滴の中身とか確認し、「ふーん、大丈夫そうですねえ。」などとつぶやきながら、「これ、差し入れです!」と目の前につきだしたのが、白いキャップにマジックで、「まるほマーク」(〇の中にひらかなで「ほ」と書く、堀のトレードマーク)が書かれた、リポD2本!「おー、これは・・・」「そうです!陸上競技大会で優勝したとき、先生がお祝いだあ!祝杯をあげるぞー!って全員に冷えたリポD差し入れてくれましたよね。全部の瓶のキャップに「まるほマーク」入れて。今日は私たちから、お返しです。あの空き瓶、みんな、まだ、記念にとってあるみたいですよ。」粋なお見舞いです。泣けました。ありがたくて。その後ほどなく、錦で担任した教え子も。当時、附属病院のER(emergenncy room:救急救命室)勤務。あたりまえだけど、勤務は通常の病棟看護以上に責任重大かつ深刻な事例ばかりとのこと。夜、勤務解除の後、寄ってくれました。諸君の先輩です。「新婚なのに、早く帰してあたりません。」なんて、ぐちってましたっけ。おのろけ話も聞きましたっけ。「そういえば、スキー部のあの子、今どこで看護師しとるん?」「あー、あの子、日本全国、点々としてます。看護師資格って全国どこでも通用するから。行く先々で、『看護師募集』の病院探して、半年くらい住み込みで看護師しながら、日本中、旅してます。若い看護師で、そういう生き方してる子、けっこういますよ。」とのこと。諸君の先輩です。離島は特に歓迎されるらしい。ナルホドね。自由ってスバラシイ。それにしても、このコロナ禍、今どこでnurseしてるんやろ?じっとどこかにstayして、世のため・人のため、silent partnerしてるんやろか?そろそろ、いろいろお話し、聞いてみたい子の一人です。

 さて、お便り紹介。

 上はオーストラリア・シドニーから、下はイギリス・ロンドンから届いた教え子からのお便りです。辰巳丘高勤務時、1・2年時の担任、3年時は授業担当のみでした。石川県で中学校の英語教師として激務をこなすかたわら、独自に勉強を重ね、文部科学省の試験に合格した努力家です。晴れて、日本を代表する教師として、シンガポールの隣国、マレーシア・クアラルンプールの日本人学校で日本人中学生に英語を教えていました。(この子たちの親は、国際的大企業や大使館勤務。日本を代表するエリート揃い。)赴任満期限界の3年間、見事に勤め上げました。日本人学校というのは、世界各国に点在し、日本国外で日本にいるのと同等の教育を施す、文部科学省管轄の、小中学校義務教育段階にあたるこどもたちを教育する機関です。日本人学校の教員採用試験は、全国募集で倍率もさることながら、受験者の学力レベル・教えるレベルも高く、難関です。それは、給料をもらいながら、しかも、帰国後は以前の日本の所属校に普通に復帰できる身分保障を保持しつつ、世界へ飛び出せるからです。さらにダブルサラリー。受かった後は、日本の所属校でもらっていた給料はそのまま、本人口座に振り込まれつつ、赴任先の日本人学校でも身分相応の給料が現地で支給される仕組み。自然とおマネー貯まる貯まる。おいしいんです。さらにさらに!パスポートは我々の持つ普通旅券ではなく、外交官パスポートと同じ特殊旅券で、出入国審査や税関の際も、一般人とは別のゲートを使い、並ぶことなんて全くなしで、ほぼフリーパスという特権までついているのです。(こういう知識があると、高校より中学校の教員になりたい!というセンセがいるのも肯けますよね?)クアラルンプールは、全世界とつながるハブ空港の1つ、シンガポール国際空港と陸続きなので、ちょっとした休暇があれば、「どこでもドア」状態。文面にあるとおり、ハリラヤ休みになる度、シドニーへ、ロンドンへ、飛び出せ!マレーシア!してたってわけ。当時のNew HorizonⅠのUnit 10に出てくるところへ、実際行ってみてるところはプロ根性でしょうか。Seeing is believing.も、彼が高校生だった頃、しょっちゅう、生徒に語りかけていた堀の口癖でした。「実体験に優る真実無し!迷ったら行ってみる!やってみる!食べてみる!」というメッセージを常に発信してました。

 ところで、彼、学力的にもよっぽど優秀な高校生だったんだろうな、などと思っている諸君も多いでしょう。全く違います(と言い切るのも彼に失礼か?ま、2人の間柄なんで。)。いつも明るく陽気で、彼の周りは常に笑いで満ちてはいました。でも、いわゆる、5教科偏差値は平均より下。数学で苦しむこと多く、なんとか赤点を免れていた、という程度でした。真面目に授業を受け、提出物はきちんと出していたので、ギリ・セーフ、といった感じでした。「なりたい自分」は英語教師。その英語も80点台をキープしている程度で、クラスのトップ10にも入るかどうかでした。大学入試も数学が足を強烈に引っ張り、結局、私立3教科型となり、第4志望の地元の北〇大外国語学部(当時)のみ合格。合格発表直後はショックをひきずってましたが、「『なりたい自分』になるためには十分な踏み台や!4年後の石川県の教(員)採(用試験)に一発合格すれば、それでいいんや!ぶれるな!大学は所詮、通過点なんやぞっ!(英語教員の世界で)待っとるぞ!!」と送り出しました。その4年後、見事に一発合格。念願の中学校英語教員としてのキャリアをスタートさせたのでした。大学での英語力をはじめとする教員免許取得に向けた努力は相当のものだったようです。高校2年時に行ったホームステイ先に、夏休みになると、航空券のみ購入して渡米、ワイオミング州に数ヶ月滞在、という生活を3回繰り返し、大学4年時の教採に備えていました。教員になってからもその交流は続き、ついには、家族同然の扱いで、フロリダのディズニーワールドで行われるステイ先の兄弟の超豪華結婚式(ホームステイ先は会社経営者、富豪。)に往復航空券付きで招待状を受け取るまでになっていました。<ちなみに、泉の教え子で、東京外大卒でも、石川の教採突破に2年かかった子もいるし、二水の教え子で、同志社大卒でも、3年かかった子もいます。偏差値の高い、いわゆる「ブランド」大学に入学して、勘違いして、油断したりすると、「うさぎとかめ」のようなことが起こりうる、ということです。諸君は、ゆめゆめ、油断した「うさぎ」とはなりませんように・・・>ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!!

錦高日記9月16日(水) ~1・3年生 後期ホーム役員選出~

 1,3年生のLHの様子です。9月に入り、はや後期のホーム役員を決める時期となりました。6月中にはお互いの顔を見合わせながら何とか役員や係を決めていった1年生の教室では、代表が前に出て司会をしながらスムーズに決めています。また、3年生の教室では、黒板に書かれた役員や係の欄に一斉に自分の氏名を書き、重なった場合は該当者同士で平和的に話し合って決める方法がとられるなど、極めて短時間で決まっていきました。

 今年度は、後期の活動時間が前期よりも長くなるのですが、役員・係の皆さん、しっかりとお願いしますね。

 

男子バスケットボール部 ベスト8!(約20年ぶりに・・・)

現在開催中の令和2年度石川県高等学校バスケットボール選手権大会

(ウィンターカップ県予選)において、

本校男子バスケットボール部が"ベスト8"に進出しました。

1回戦から厳しい試合が続きましたが、選手たちは試合ごとに成長し、

昨日行われた3回戦では、延長戦の末激闘を制しました。

次の試合は、10月24日に行われる予定です。

コロナウイルス感染予防対策のため、大会は無観客で行われていますが、

選手・顧問一同、さらに上を目指して頑張りますので

是非、応援のほど、よろしくお願いします!

<試合結果>

1回戦 本校 52-38(15-10,16-6,14-16,7-6)                      金大附属 (9月6日)

2回戦 本校 77-68(15-20,11-19,22-14,29-15)      小松   (9月12日)

3回戦 本校 84-82(23-13,16-22,18-13,20-29,延長7-5) 鵬学園  (9月13日) ベスト8進出!

 

錦高日記9月15日(火)Ⅱ ~2年生課題研究 まとめの日~

 火曜日7限目は2年生の課題研究の時間です。本日は9月までのまとめのプリントを提出する日でした。今日までの活動を振り返って、設定された目標に向けてどこまで進んだのか、次にすべきことは何かを確認し合い、これまでの活動において何を学んだかを一人一人が考え、まとめました。グループ担当の先生の他に、北村先生からのお話しもあり、すでに1回目のフィールドワークを終え検証に入っている班があったり、次の調査場所に改めてアポイントメントをとったりする班もありました。また、面白い独自のプランを学校に提案して承認をもらい、来週実施予定の段階に入っている班もあるようです。それぞれが話し合い、プランを練って、実行に移していっているようです。どのような結果・結論にたどり着くのか、今から楽しみです。探究活動は来年2月まで続きます。

  

 ↑ 先生と相談しながら       ↑ スマホを駆使して       ↑ 北村先生のお話し

 

 ↑ じっくり考える    ↑ 次のアポイントを

 

錦高日記9月15日(火)Ⅰ ~The pride of purple 2020 Ⅱ 水泳部~

 新人戦の先陣をきって、水泳部の1,2年生が好結果を残してきてくれました。競泳競技では、男子100m平泳ぎ(17H鈴木陸真さん)、男子50m平泳ぎ(同左)、女子100m平泳ぎ(23H長島汐里さん)、女子50m平泳ぎ(同左)の種目で、見事第1位を獲得しました。また、男子50m平泳ぎ(21H大柳斗魔さん)、女子400m自由形(12H出町愛梨さん)、女子100m背泳ぎ(15H山中悠乃さん)、女子50m自由形(同左)の種目でも第3位を獲得しており、他の種目でも入賞者多数となっています。さらに、飛込み競技では、女子高飛込み(12H向望花さん)、女子3m飛板飛込み(12H穴太杏さん)の種目で第2位を、女子高飛込み(同左)の種目で、第3位を獲得しています。

 水泳部の皆さん、よく頑張りましたね。にっこり

   今週9月17日(木)からは前期の新人大会が始まり、テニス部、ソフトテニス部、陸上競技部の選手たちが出陣します。(ファイト!!)

           

錦高日記9月14日(月) ~21H 研究授業~

 本日の5限目、21Hで寺井先生による地理Bの研究授業がありました。

 単元は「世界の気候」。気候要素の一つである気温の「日較差」と「年較差」をシンガポールを例にとって学習しました。シンガポールは熱帯のため、日較差は7.0℃に対して、年較差は1.8℃だそうです。(金沢の年較差は20℃以上!だそうです。大きな違いですね。)生徒達は、地図帳を開いてシンガポールの位置を確かめたり、平均気温のデータから年較差を導き出したりしていました。筆者が高校生の頃の地理は、1対1で暗記することがとても多かったと記憶していますが、現在では、与えられたデータから何が読み取れるのか、それをどのように言葉で表現できるのかも学びます。生徒たちは、お互いに意見を交換したり、答えのチェックをしたりしながら、主体的に、Activeに、授業に参加していました。

    

錦高日記号外 ~野球部 秋季大会試合結果~

 9月13日(日)の午後、第143回北信越地区高等学校野球石川県大会の1回戦が小松弁慶スタジアムで行われ、本校野球部は羽咋高校と対戦しました。小雨の続くあいにくの天気のなか、選手諸君は精一杯頑張ってくれ、部員の保護者の方々の熱い応援(部員保護者のみ応援可、ただし、大声禁止、拍手のみという制約あり)もありましたが、残念ながら結果は4-8で悔しい敗戦となってしまいました。応援をいただきました皆様方、本当にありがとうございました。

    

錦高日記9月11日(金)Ⅱ ~錦丘ラウンドテーブル最終回!!~

 本日の放課後の物理講義室では『錦丘ラウンドテーブル』と称する、予め設定されたテーマについて皆が自由に意見を出し合い考えを共有しあう会の3回目が行われました。会場には、生徒約40名と本校教職員10名(堀学校長・三藤副校長・立中事務長さんまで参加をいただきました。)が集まり、「先生と生徒の距離感」をテーマとしたディスカッションが行われました。

 前回と同じく、終始会は大変な盛り上がりになりましたが、特に最後に行った”クローズセッション(まとめ)”では、自分の意見を皆の前で述べてみたい参加者の手がたくさん上がり、それぞれの考えを共有できました。「敬語 ノット イコール 壁」(敬語を使っても壁を築くわけじゃない)、「『される』関係から『双方向』の関係へ」、「自分から行動する!」、「色々な距離感があっていい。そうして『大人』を学ぶんだ」など、ふだんの授業では決して聞けない参加者たちの(大人びた?)本音のトークにみな笑顔になり、意見を述べた人への敬意の拍手が続きました。(本当に良い雰囲気になっていました。)

 残念ながら、3年生主催のラウンドテーブルは今回が最終回となります。自分の意見を臆せずに他人に伝えたり、他人の意見を引き出したりできるコミュニケーション力は、これからの時代にますます重要視されるものだと思います。3年生から下級生に想いやノウハウがたくされて、このような会が続いていってくれることをつい期待してしまっています。

             

錦高日記9月11日(金)Ⅰ ~1年生 課題探究「防災・減災研究」第1回フィールドワーク~

    本日の1年生の6,7限目は課題研究の時間となり、1回目となるフィールドワークを行いました。「防災・減災」をテーマとしている1年生は、2つのコースに別れ、渡された地図及びクエスト写真を見ながら、本校周辺を探索し、地域の防災を考えるうえで自分たちが危険だと感じられる場所の写真を撮ってきました。あいにく、午後から天気は下降気味で雨にあたってしまったグループもありましたが、傘を差しながらも彼ら彼女らは、そのミッションを完遂していきました。学校に帰校した生徒たちは、順次写真を Google classrooom に提出し、今後の研究活動に利用していくことになります。(お疲れ様でした。)

     

 

 

ほりほりの部屋Vol.27「From Russia with love~007も真っ青?!ロシア大使館を弄んだ女?!~」

  皆さん、こんにちは。堀です。週末!疲れがたまってるけども!もうひとふんばり!GAT!

 9月11日(金)、午前6時半頃の本校駐輪場の様子です。堀は大体6時半から7時頃に校長室での執務を開始します。完全朝型人間です。昔から変わりません。朝の思考回路って極めてポジティブに動くので。普段は1台も駐輪していない時間帯ですが、これだけの密度で、他の駐輪場もいっぱいでした。昨日、部活帰りの時間帯、突然のゲリラ豪雨!シャワーを浴びるがごとく、強行突破した者もいたようですが、大半の生徒は、自転車は学校にお泊まり、ということだったようです。いつもと異なる風景に思わずパチリ。3階の窓にもご注目を。3年生の教室ですが、この時間には全て、半開状態。廊下側も同様で、3年生の教室は朝のfresh airで満ちています。堀以上の朝型人間(教員)が本校には相当数存在し、彼らの一部が、諸君のことを思って、自発的に、換気を行っています。錦には、こんなところにも、‘silent partners’(「物言わぬ同伴者」つまり「縁の下の力持ち」、「勝手にヒーロー」)がいます。目に見えぬ好意に、心の中だけでも感謝できる諸君であって欲しい、と願っています。

 朝の挨拶で玄関前に立っていると、ちょっとしたチャットが起こることがあります。先日、挨拶の際、近づいてきて、こんなことを話しかけてくれた3年生がいました。「校長先生は、集会とかで、『なりたい自分』が見えてきましたか?、とか、大学卒業した後の姿を想像していますか?、とか、よく言われてますよね。実は、私、あんな風に尋ねられるまでは、大学に入ることしか考えていませんでした。最近、『なりたい自分』が見えてきました。今、その夢に向けて頑張れています。ありがとうございました!」「校長の話は長くてつまらない。」という生徒アンケートの自由記述にがっくりしょげていた身には、一筋の光が差すコトバでした。人は、コトバで刺されることもあるし、コトバで救われることもあるんだなあ、と改めてしみじみと感じ入った次第です。今朝、ある生徒との会話。「ん?なんか元気ないじ?大丈夫か?」「疲れてるんですっ!先生は、金曜日って疲れたまりませんか?」「わかるわかる。毎週金曜日はいつもより出勤時間10分くらい遅いんや~。疲れたまるよね~。」「えっ、先生でもそうなんですか?それにこれ。荷物も重いんで。」「フム。そうか・・・金曜日って、背中に、いろいろ、しょっているんやねえ?」(と、ちょっと意味ありげに言うと、彼女はにっこり笑って)「そうなんです!いろいろしょってるんで!」「はは。もう1日やし。今日1日、がんばって!!」「はーい!がんばってきま~す!」と元気に玄関へと消えていきました。少しは元気、分けてあげられたかな?数十秒のコミュニケーション。でも、これがあると、堀は1日、GATでがんばれます。だれかの役に立っている、という実感が(たとえ、勘違いだとしても)少しでもあれば、少々のことではへこたれません。諸君もそうではありませんか?『なりたい自分』がまだ見えない諸君!ヒントはそういうところにもあるのでは?悩んでください。それこそ、高校生ですから。

 さて、お便り紹介。

 英語読みすると、「セント・ピーターズバーグ」、ロシア語読みすると、「サンクト・ペテルブルグ」から届いた絵はがき。この生徒は、泉で2年生の時、ホーム担任をし、1・3年生の時は授業を担当しました。東京外大用の個人添削も、最後まで担当しました。個人面談で、いかにロシアを愛しているか、熱く語っていましたっけ。「国連で働きたければ、第2次世界大戦・戦勝国言語を選ぶこと!大使館上級職員を目指したければ、国家公務員上級試験に対応するため、法学部を選ぶこと!通訳職を目指すなら、外国語学部を!」彼女の選択は、東京外大。東京外大進学の特権を1つ紹介。マイナー言語に特に顕著ですが、在学中に、東京の在外大使館に招待され、本場のお食事会付きの、大使主催の懇親会に参加できます。大使館側からすれば、公共のお仕事であれ、本国の企業への就職であれ、本国と日本との架け橋となる人材なわけで、それくらいの歓待はお安いご用なのです。ちなみに、大使館の敷地内は日本であって、日本ではない区画となります。完全治外法権で、誰でも入場できるわけではなく、入退場は厳しく管理されています。門の前には、必ず警察官が24時間体制で警護の任に当たっています。大使館入館というのは、国際空港で、パスポート提示して、出国手続きするのと同じことなのです。彼女との会話。「先生。本場のピロシキって食べたことあります?めっちゃ美味しいんですよお。」「ありませ~ん。ロシア、行ったことないし。」「私もまだ行ったことないんですけどお。この前、また、大使館に招待されてえ。美味しかったあ。できたて、最高なんですよお。」彼女、007のごとく(?)、確実にロシアに接近してました。『なりたい自分』になるべく、学歴を踏み台に、その特権や人脈を存分に「利用」し尽くしてました。もともと、肌が白い子で、北欧っぽい顔立ちだったなあ。(ちなみに、英語の「St」<saintの略:読みは「セイント」or「セント」っぽく>や「San<読みは「サン」>」、「Santa」<読みは「サンタ」>は、日本語では「聖」の意味で、宗教色強し。その後にくっつくのは、最初にその地の入植した宗教家<キリスト教多し。植民の歴史とも関係大。>の代表者の名前が多く、地名となっている例多し。例えば、「セント・ルイス」「サン・フランシスコ」「サンタ・モニカ<モニカは珍しく女性名>」等のアメリカの地名のみならず、世界中に点在。こういう視点で言葉を意識すると「あっ」て気づくことが爆発的に増えます。「セント・バーナード」という寒さに強く、気は優しく力持ちの大型犬は、ヨーロッパ山中の雪深いところにある有名な巡礼地「セント・バーナード寺院<バーナード修道僧が開いた寺院>」で開発された犬。冬、大雪が降っても、お参りに来る人が絶えず、吹雪の中、遭難する人が続出。その救難活動において、遭難者を発見したら、そりに乗せ、寺院や麓まで運ぶ。そんな時、真冬でも力強く、黙々とそりを引っ張る人命救助犬だったのです。「バーグ」は「街」の意。なので、「セント・ピーターズバーグ」は「ピーター修道僧の街」くらいの意味なのです。「サンクト・ペテルブルグ」は「ペテル修道僧の街」くらい。「セント・フォース」はキレイなニュースキャスターの集まり。なんのこっちゃ?)今日はこの辺で。CU ASAP! & TGIF!!

*CUはSee you の発音を活かした、くだけた表記。「またね」「また会いましょう」

*ASAP(「エイサップ」っぽく発音)はas soon as possibleの略表記。「できるだけ早く」

*TGIF(「ティジーアイエフ」っぽく発音)はThank, God! It’s Friday!の略表記。「ありがとう、神よ!今日は金曜日だ!」の意。金曜日の学校や職場で、同僚や仲間に、放課後や仕事終わりで分かれる際にかけるコトバ。「良い週末を。」位のニュアンスで使うのです。チャンスがあれば、ハナさんやルイスさんに使ってみよう!以前、これをもじって、TBIF!とかALTに声かけしてましたっけ。Thank, Buddha! It’s Friday!の略。「神」を「仏」にしたわけ。仏教徒なんで。

【お願い9/11】保護者の皆様方へ ~お子様の送迎時の駐車について~

 平素より本校の教育に対してご理解とご協力をいただきありがとうございます。

 さて、昨日近隣の方から、お子様の送迎のための駐車に大変迷惑を被っている旨の苦情の連絡がありました。本校敷地に隣接している居酒屋「誉れや」向かいの砂利の駐車場(賃貸のものになっているそうです。)に車を停めて、お子様を待つことは絶対になさらないようお願いいたします。 

                   石川県立金沢錦丘中学校長 才鴈一博 石川県立金沢錦丘高等学校長 堀義明

錦高日記9月10日(木) ~購買のご紹介~

 本日は、本校2Fに店を構える、購買をご紹介します。

 扱っている商品は、文房具、制服、指定シューズなど、学校生活を支えるグッズはもちろんのこと、本校ロゴ入りのマフラータオルもあります。主力商品はやっぱり、品揃え豊富でおいしいパンやおにぎり、丼物や日替わりメニュー(うどんが多い)です。昼食時には多くの生徒たちがパンやおにぎりを買い求めて行きます.丼物や日替わりメニューなどは朝のうちに注文する必要がありますが、今年のような暑い日が続いた時には、日替わりのうどんが大変おいしかったです。(筆者の感想)

 購買の周辺にはいくつかのテーブルが置かれ、放課後などにはジュースを用意してゆったりと勉強をする姿も見られます。さらには、外側にはテラスが広がっており、天気の良い日には、心地よい風を受けながら友達と語らったり勉強したりする生徒がいます。ここが「思い出スポット」になっている生徒も多いのではないでしょうか?

 皆様のご来店をお待ちしております!

 ←豊富なメニュー

  

 ↑ ジュースの自動販売機(災害対応型のものです)        ↑マスコットの「にしき丸 すみれ」ちゃん

                                着ているミニ制服は保護者の手作りです。

 

 

錦高日記9月9日(水) ~The pride of purple 2020 Ⅰ 文化連盟賞~

 7月31日から(10月31日まで)web上で行われた「全国高等学校総合文化祭高知大会」に参加した本校生徒らに”文化連盟賞”の賞状が送られてきました。今年の「2020こうち総文」の放送部門には36H山田瑚子さんがアナウンスの種目で、34H喜多陽花さんが朗読の種目で参加しました。また、弁論部門には31H福居怜菜さんが、小倉百人一首かるた部門には21H林真尋さんが参加しました。さらに、文芸部門には28H岸川怜奈さんが俳句の種目で、28H加藤千晶さんが短歌の種目で参加しました。コロナ禍が早く収まって、次年度こそは通常の「全国高総文祭(和歌山県)」が行われることを願ってやみません。なお、校内での表彰伝達式を9月23日(水)に実施の予定です。

     

錦高日記9月8日(火)Ⅱ ~1年生 外務省高校講座 リモート開催~

 本日、1年生を対象に『外務省高校講座』を開催しました。コロナ禍なので、リモート(Zoom)で実施され、生徒達は各教室でスクリーンに写し出された講師のお話しを伺いました。

 講師は、外務省経済局経済連携課の大西知子氏でした。実は、大西さんは、石川県津幡町のご出身で、県立桜丘高校をご卒業されました。外務省入省後、北京、ニューヨーク、上海などの海外勤務を経験され、国連にいらっしゃるときにはSDGsを制定されたそうです。生徒達からは、「いつ、どのようなきっかけで外務省を選んだんですか?」「外国語を学ぶコツは何ですか?」「これから著しく発展する匡はどこだと思いますか?」など、質問をし、大西さんからの丁寧な答えをメモしていました。

 講演後に頂戴したメールには「今日の私の講演で、こんな仕事もあるんだな、と頭の片隅に覚えておいてもらえれば、とても嬉しいです。コロナで帰省できませんが、石川がとても懐かしく思えました。」と書かれていました。

 世界のため、人のためにがんばっている大先輩のメッセージが、生徒の心に残ることを期待します。