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学校日誌

ほりほりの部屋Vol.35「ジャニーズのその先~山Pの『なりたい自分』<含:妄想>~」

 皆さん、こんにちは。堀です。今朝のニュース(まさにNEWS!山Pだけに)で感じたこと:「いよいよ本格的に向かうんだ。」でした。「ジャニーズ退所」というネガティブニュースとしてではなく、小学生の頃に抱いた夢の実現、「海外へ本格的に進出」というポジティブニュースとして、「いいね!」です。Movie freakの立場からは、山下智久という俳優の素晴らしさは、邦画の「コード・ブルー」シリーズや「あしたのジョー」で証明済み。ここ数年の彼の様々な発言・動向から、流ちょうな英語を駆使し海外でも通用するactorとして、期待していた人も多いのでは?「英語は独学です。友人がカラオケで英語の歌を歌っているのを聞いて、かっこいいな、と思ったのがきっかけです。」「小学6年生の時、ジャニさん(故ジャニー喜多川氏)がアメリカへ連れて行ってくれました。連日、showを観に行きました。ホンモノのエンターテイメントはこうなんだ、って。その時の光景は今でも憶えています。『感受性の強いときにホンモノに触れないといけないよ、YOU』って言われました。」山Pの「なりたい自分」は渡米したまさにこの時、確定したのではないでしょうか(堀の妄想)?また、この7月、自身の英語力についてのインタビューにおいて。「小さな砂粒、砂利が集まって山になるんですよね。その砂の1粒1粒を大切にしたいんです。まさに、‘No pain, no gain.’ですよね。」つまり、『痛みなくして、得るものなし。』という英語のことわざを引き合いに出しながら、何らかの成果を出す上で、継続した、地道な1つ1つの努力の大切さをとつとつと語っていた姿が印象に残ってます。山Pは、「なりたい自分」の最終形に向け、英語を武器に、いよいよ世界に飛び立ちます!諸君には、英語だけじゃなく、勉強だけじゃなく、明日からの新人戦でも、「砂の1粒1粒」を胸に刻みつつ、取り組んでくれること、心より期待しています!No pain, no gain.で~GAT!苦しんでらっしゃい!存分に!

 これは、大正14年(1925年、95年前)の早稲田大学政治経済学部の卒業証書。実家の仏壇の前にずっと掲げられています。堀の祖父、力次郎(親族間の通称「リッキー」)は、当時、富山県出身の早大在籍者3人のうちの1人でした。地頭もさることながら、リッキーの親、堀の曾祖父は相当の財閥だったようです。ところが、太平洋戦争を境に堀家の財政基盤は大きく崩れます。ばあちゃんは多くは語らずに亡くなったので、今となっては真実は闇の中です。が、リッキーは戦死ではなく、最後は、酒屋を経営していながら、酒に溺れ、若くしてこの世を去ったようです。ばあちゃんは「わっかいときに、請われて嫁にきたんに、酒に溺れて、勝手にあっち、行ってしもうた。ぜん(銭)もなーんも残さんと。」と愚痴ってましたっけ。

 かくして、あの混乱の戦後を、ばあちゃんの手ひとつで3人の男の子を育てることになります。高岡市内から氷見の山奥まで、嫁入り道具の反物を背中に歩いて行き、腹を空かせているこどものため、米や芋と交換したって言ってました。3人兄弟の長男が堀の父親です。貧乏家族の長男は義務教育終了と同時に働きに出るのが当時の常識でした。親父の学歴は中卒です。ちなみに、母親の学歴も中卒です。身を粉にし、働きづめで、一戸建ての新居を建て、私たち兄弟2人を4年制大学卒業まで(堀は1浪、弟は京都の私立大・・・迷惑掛けました)面倒見てくれました。2人には感謝しかありません。父親(昭和11年生まれ)の「なりたい自分」は「クルマの運転手」でした。小さい頃、クルマ自体が珍しいもので、一家に一台なんて夢の夢でした。運転している人が、それだけでかっこよく見えた、そういう時代でした。夢かなった最初のクルマは、丁稚奉公していたパン屋さんの運搬車でした。その後、様々な資格を取得し、大型バイクを始め、タクシーやバスの免許、さらには、危険物運搬の免許まで取得し、タンクローリーやら塩酸運搬車やら乗りこなしていました。そうです。「なりたい自分」になれたんです。84才の今でも、車庫入れは正確無比で、堀よりずっとサメ、否、上手(じょうず→ジョーズ→Jaws・・・)です。

 あの卒業証書を見て育った堀にとって、早稲田はあこがれの存在でありました。いつしか、「なりたい自分」とのギャップの中に埋もれていきましたけど・・・。今回、早稲田の政経を話題にしたのには、裏テーマがあります。今年度、大学入試の形態が様々な意味で大きく変化することは諸君ご存じのことと思います。つまり、国公立大のみならず、私立大にも大きな変化が起こる年であることも確認したかったのです。長年、私大の最難関大・学部である早稲田政経ですが、数学必須となります。日本の政治・経済の近未来を考えたとき、数学的素養と論理的思考力が不可欠と早稲田は判断したわけです(堀も同感)。この受験科目の大変革は、日本の私大の中でも、憧れのブランド大学の看板学部で起ころうとしているところがミソです。もう一方のブランド大学、慶応大学は今回、大きな変革には着手していません。国の大学入試の舵取りが大きく変わる節目の年、この両者は常に対照的な対応をし続けており、今回もその構図が見て取れます。いずれにせよ、この早稲田の変革は受験地図に大きな一石を投じることになりそうです。国公立大を含め、他大学の受験パターンにも大きな波紋が生じることでしょう。その波に飲み込まれないよう、その波をサメに、否、上手に乗りこなして欲しいと願っています。それにしても、またしても「一石」を投げつけられました。こぶだらけになって、泣いているのは、他でもない受験生たちなんだという事実を文科省のお役人たちはどの程度ご存じなのだろうか・・・タメイキ・・・負けるな!!錦生!!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

錦高日記11月10日(火)Ⅱ ~燃えろ!錦!新人戦に向けてⅡ~

 本日も、新人戦に向けて一生懸命練習に励む生徒の姿をお伝えします。今日は大分寒い日になりましたが、体育館は熱気でいっぱいになっていました。今回もメッセージつきです。生徒たちの意気込みを感じてください!

1回戦は、何度も練習試合をしてきた二水高校なので、自分たちで対策を立てて初戦を突破したいです。2回戦は小松商業なのでとても厳しい戦いとなると思いますが、声を出し続けてがんばりたいと思います。(女子バレーボール部: 鍋島さん)

  

1回戦田鶴浜に勝利することができました。2回戦も練習の成果を発揮できるようにがんばります。(女子バスケットボール部: 多田さん)

  

団体戦は2回戦からで、七尾東雲高校とあたります。卓球は1年間大会が無くて、みんな先が見えないなかでも大会を目指してがんばってきました。その成果を発揮できるように、チーム一丸となってがんばります。また、個人戦もそれぞれが自分の目標に向かってベストを尽くすので、応援よろしくお願いします。(卓球部: 朝田君)

残り少ない大会になったので、1つでも多くの試合ができるように、みんなでがんばっていきたいと思います。(卓球部: 北野さん)

   

今回の大会は3つの部門に分かれているので、それぞれが最善を尽くして、優勝を目指してがんばりたいと思います。(かるた同好会: 林さん)

  

錦高日記11月10日(火)Ⅰ~総務委員 後期のお仕事・・・~

 本日昼休みの時間、視聴覚室に各クラスの文化委員が集められ、総務委員の方から生徒会会誌『錦路』の作成説明が行われました。昨日まで寒い生徒会室にこもってしっかり作成準備を進めていた総務委員らの努力によって完成された計画書やマニュアルに沿って、今後、12/3(木)までに様々な原稿が集められていくことになります。その後は、また総務委員の生徒たちによって、原稿の校正やレイアウト等の再検討が行われていきます。

 筆者は、学校の臨時休業中、この『錦路』のおかげで、錦高日記を続けて書くことができました(感謝しています)。今年度号も素敵な作品に仕上がることを強く期待しています。原稿作成を依頼された先生方・生徒諸君は是非締め切りを守ってあげてくださいね。総務委員の人たち、今後ともよろしくお願いしますね。

        

  

 

【お知らせ11/10】生徒・保護者の皆様へ ~1・2年生2学期期末試験(3年生学年末試験)時間割発表~

 本日、少し早めの時期にはなるのですが、2学期期末試験(3年生は学年末試験)の時間割が発表されました。1年生諸君にとっては初めての5日間で12科目をこなさなくてはならない本格的な定期試験に、3年生諸君にとっては高校生活最後の締めとなる定期試験になります。2年生諸君にとっては思いっきり修学旅行を楽しむために頑張らなくてはならない定期試験になりますね!「なりたい自分になる」ための基礎学力を蓄えるため、しっかりと準備していってくださいね。

 R2 1・2年2学期期末(3年学年末)試験 時間割.pdf   

 

錦高日記11月9日(月)Ⅱ ~燃えろ!錦!新人戦に向けて~

 放課後になると、今週木曜日から始まる新人戦に向けて、どの部活動も熱の入った練習が行われています。今日は、各部のキャプテンの新人戦への意気込みの言葉をまじえながら、練習の様子を公開したいと思います。

「自分たちの力をしっかりと出し切って、1試合でも多く勝ちたいと思います。」(男子バレーボール部:竹内君)

  

「今年は3年生たちが不完全燃焼に終わりました。その分僕たちは、先輩たちの思いを引き継いでベストを尽くします。応援お願いします。」(男子バスケットボール部:井上君) 

  

「僕たちバドミントン部は水内先生、小原先生、山際先生のもと、日々練習をがんばっております。」

「新人戦ではベスト8を目標に、日々練習に精進しておりますので、応援よろしくお願いします。」

(バドミントン部: 垣内君、糸魚川さん)

  

「美しさと迫力のある最高の演武で、審判の心をつかみます。」(少林寺拳法部:西山さん)

   

「前回の加賀地区大会では、ぶざまな結果に終わってしまったので、今回こそ、きっちり勝利をおさめて帰ってきたいと思います。」(剣道部:白石君)

  

「フェンシング部は、この厳しいコロナの状況でも、少ない時間ですが練習にがんばってきました。団体戦・個人戦ともに納得のいく結果を出して、錦丘の名前を残してきたいと思います。がんばります。」(フェンシング部:小正君)

  

 

 

 

 

錦高日記11月9日(月)Ⅰ ~今週はいよいよ新人大会です(本校の試合等予定表付き)~

 本日、朝7時半過ぎの体育館の様子です。いよいよ今週後半から始まる後期新人大会に向けて、バドミントン部及び男子バスケット部の諸君が朝練習を行っていました。

 コロナ禍にあって、残念ながらどの会場でも、関係者以外の一般の方々を極力中に入れない運営計画としているようです。一教員として、学校からエールを送ることしかできませんが、参加生徒諸君の最高のパフォーマンスに期待しています。

《本校の部活動・同好会の新人大会日時・会場等一覧》

  R02新人大会日時会場等一覧.pdf

   

錦高日記11月6日(金) ~マイプロジェクトアワード校内選考会in錦丘~

 本日の放課後、2年生課題研究の6グループの有志たちが集まり、「マイプロジェクトアワード校内選考会」が行われました。「マイプロジェクトアワード」とは、身の回りの課題をテーマにプロジェクトを立ち上げ、実行することを通して学ぶ実践型探究学習になります。本日代表に選出されたグループは、12月に実施予定されている北陸地域Summit(各地から選出されたプロジェクト高校生が集う、全国大会にもつながる)の出場チームとなります。

 集まった生徒たちは、アイスブレークで盛り上がった後、3グループずつ二手に分かれて発表をしたりそれを聞いたりしました。司会の3年生の指示のもと、発表者らは自分たちの活動をまとめた動画(できの良さに感動しました。)を見せた後に、3分程度で発表を行い、評価者や参加者との質疑応答まで行いました。発表の姿が実に堂々としていたグループが多く驚きでした。

 発表後には、参加者から発表者にメッセージカードが渡されるとともに、評価者からコメントやアドバイスを行う時間が設けられ、参加者の学びが一層深まる機会となりました。本当に素晴らしい生徒の成長をみてとることのできる時間でした。

《発表グループのテーマ一覧》

 ・伏見台商店街の活性化         ・世界初!?オンライン部活動を創る

 ・受験生応援弁当企画引き継いでみた   ・スパっと伝わるSNSでの宣伝とは?!

 ・生活の中の小説の存在         ・目を奪われる「イラスト」

       

錦高日記11月5日(木) ~先月の花々~

 今日は、毎月恒例の中央階段の癒しの花々をご紹介します。

 先月の花の中に色鮮やかな黄色の菊の花を見つけたときは、校庭の紅葉とイメージが重なり、秋を感じました。ですが、最後の2枚の作品では、きれいなブルーの水盤に、白い花々が浮かび、イメージは「トロピカル」。しばし、近づく冬の足音が止まったようでした。実は、最後の作品は華道部の作品を顧問の加納先生がアレンジしたものです。少しつかれてきた花々もアイディア次第でこんなにも素敵な作品になるんですね。お花たちも幸せそうです。

 

 

錦高日記11月4日(水) ~全国俳句大会入賞~

 本校1年生 11H堀田彩夏さん、17H西康毅君の俳句が、第59回全国俳句大会ジュニアの部で入選しました。おめでとうございます。全国の優れた作品が収められた冊子(写真左)の中程に、二人の作品も掲載されていました。以下にご紹介します。

  ペンを置き体伸ばせば朧月  堀田 綾夏作

 (空中に浮かぶ美しい朧月の様子が浮かんできます。)

  海風に煌めく初夏の千枚田  西 康毅作

 (輪島の千枚田でしょうか?海から吹き上げる爽やかな初夏の風が感じられます。)

 短歌を作る活動は、コロナで休校だった期間の1年生への課題だったそうです。「文芸錦丘」と呼ばれる本校ならではの課題ですね。若い頃の鋭敏な感性をさらに磨き上げていって欲しいと思います。

 さらに、今回のこの活動のおかげで、本校に対して奨励賞をいただきました。1年生のみなさん、ありがとうございました。

 

錦高日記11月3日(火) ~中高合同教育講演会 林 寛之氏 来校~

 文化の日の今日、本校では中高合同行事として教育講演会が開催されました。講師にER専門医の林寛之氏をお迎えし、「救急医療の実態とそこから学ぶキャリア形成~救急医療のダイナミックスさや、総合医療の人とのつながりからキャリア形成を考える~」と題し、ご講演いただきました。例年であれば中高生徒全員が体育館で講演を聞きますが、今年は視聴覚室で講演していただき、その映像をリアルタイムで中高の各教室へ配信して行われました。

 講師の林氏はNHKの「プロフェッショナル」にも出演されたことのある有名なスーパードクターです。自治医科大学を卒業し、カナダでも研鑽を積み、現在は福井大学医学部付属病院総合診療部教授として活躍されています。北米型ERを実践し、「たらいまわし」ゼロを実現し注目を浴びました。

 生徒にも馴染みのあるテレビドラマやアニメの名シーンを折り込みながら、ユーモアたっぷりに話されたことの中には、ここには書き切れない程の魂のこもったお言葉がありました。

 まず、ご自身の職業に関して、「医師は一生勉強しないといけない職業と心せよ!」「Noと言うことは簡単だが、できない理由を探すな。できる理由を探せ!」と話されました。全ての急患を受け入れる先生の気概が感じられました。

 また、「ヒーローはみな逆境で成長している。逆境は成長のチャンス!」「逃げることに慣れてはいけない。」「大切なのは勇気ではなく、覚悟だ。」と、悩み多き生徒たち、日々懸命に努力をしている受験生たちを励ましていただきました。

 さらに、将来の選択に関しては「どんな仕事をしたいのかということではなく、どんな自分になりたいかが大切。自分が成長できる仕事を選ぶべし。」と話されました。「なりたい自分を探す」という本校の目標とぴったりと合致したお話しで、驚くとともに「やっぱりこれだ」と確信した生徒もいたことでしょう。

 まだまだ書きたい言葉が満載だった本日の講演会。みなさんの心にはどの言葉が残っていますか?これからの皆さんの人生を支える言葉になってくれれば、とても嬉しいです。

  

     視聴覚室で「コードブルー」の一場面を使って講演 ⇒ それを教室で視聴

 

                           教室での視聴であっても、この真剣さ

 

 生徒会長より花束贈呈。ご講演ありがとうございました。