学校日誌

学校日誌

七七八 七七八 十斗 巾為斗 十

12月4日(月)

音楽室から箏の演奏による「さくらさくら」が聴こえてきます。「そこに箏があったら、さっと調弦し、1曲演奏できる日本人でありたいですね。」という先生の言葉に感化された生徒達は、何度も繰り返し練習に励んでいました。

 

3年生は、「押し手」や「かき爪」などの技法も習い、前奏や後奏も入れて「さくらさくら」の1曲を仕上げます。

学生の時期に身に付けた教養は、この先の人生に必ず使う機会があるものです。仲間と協力して教え合いながら練習する姿を見て、生徒達の未来をとても楽しみに思いました。

ハイタッチ

12月4日(月)

3年生は、国語科で学んだ“合意形成”を用いて、自分達でできる「学校のみんなにとっていいこと」を企画し、実行にうつしてくれました。今週は、3年1組のみなさんが実行します。中学校棟に向かう渡り廊下で、朝のハイタッチ運動をしていました。登校したみんなをハイタッチの挨拶で元気にしようという取り組みです。

 

ハイタッチで迎えられた1・2年生は、少し照れくさそうにしていましたが、誰に対しても爽やかにハタッチする3年生の姿は、最上級生らしい素敵な姿でした。自分も周りイの仲間もうれしくなるようなことを、これからも行動にうつし、学校生活をよりよくしていきましょう。

高校への早期入部スタート

12月1日(金)

本校は、併設型中高一貫教育校であるので、中学校3年生は高校に進学するまで部活動を続けることができます。希望する生徒は、12月から高校の部活動に参加し、高校生と一緒に練習します 

写真は、フェンシング部と競技かるた部に参加した様子です。高校にしかない部活動に参加するのも新たな挑戦ですね。

卒業生と語る会 中学3年生のみなさんに向けて

12月1日(金)

大学生や社会人となっている卒業生に来校していただき、3年生が「卒業生と語る会」を行いました。後輩である現中学3年生に向けて、高校1年生になるまでの4か月間の過ごし方や、大学選びや大学受験、職業選択などについて、お話をしてくださいました。

  

~ 卒業生の大学生、社会人の皆さんからのメッセージ ~

〇当時のテストでは、友達と「勝負」することで、楽しみながら、また、お互いの刺激になるように質問をし合っていました。大学では留学生も多く、英語は日常的に使っています。英語の論文や英語での講義もあります。英語の学習は力をいれておくと必ず役立ちます。

〇大学へのオープンキャンパスへは、早すぎると思わずに積極的に参加するといいです。大学の施設はもちろん、周辺の環境を知っておくことも、大学選択をする参考になります。

〇少ないチャンスを掴むには「何事も進んで、勇気をだして踏みだす」といいですよ。

〇学校生活での普通である「時間の意識」「言葉遣い」「礼儀」などは、社会人になっても大切です。

〇「自分探し」という言葉より、「自分創り」という言葉で、将来何になりたいかを日々の学校生活の中でイメージしてくといいですね。一緒にがんばろう。

〇皆さんの時期は、まだ将来についてもやもやしていると思います。つらい気持ちになることもあって視野がせまくなり逃げ出したくなる時もあると思います。何もしなくても大人になりますが、もがいていた時間は、大人になった時に必ず「糧」になります。

 

本校を卒業したからこそ言える後輩達の気持ちに寄り添った親身な言葉もいただき、勇気をもらった生徒達もたくさんいたと思います。親や先生より自分達に近い年代である先輩方からのお話は、自分の将来を真剣に考えるきっかけになったと思います。6名の卒業生のみなさん、本当にありがとうございました。

p.s. 社会人3名は、校長先生がかつて金沢錦丘中で教えた生徒です。みな、立派になり生徒に大切なメッセージを伝えてくれました。ありがとうございます。 校長先生より

この「卒業生と語る会」は、MROラジオで12月23日(土)17:30~17:45「ウィークエンドいしかわ」で放送されます♪

千代女少年少女全国俳句大会 白山市長賞 すばらしい!!

11月25日(土)

第51回千代女少年少女全国俳句大会で、3年北村健太朗さんが見事、白山市長賞に選ばれました。

白山市立千代女の里俳句館にて表彰式が行われました。

 作品 『黒南風ふく敗者となった僕達に』

 黒南風とは「くろはえ」と読み、暗くどんよりした湿った風のことで、晩夏の季語です。

北村さんのコメント

バスケットボール部での最後の大会で、負けた後に帰る僕たちの気持ちを俳句にしました。仲間とがんばり仲間と悔しんだ気持ちを表現しました。「黒南風ふく」からは敗者になった悔しい思いに風が吹き、次はがんばりたいという気持ちになっていることを伝えたかった俳句です。