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日誌

最先端分野を学ぶ授業推進事業

                                                                      12月16日

 演題 「推論のしくみ~0と1で計算してみよう~」
 講師 廣川 直 氏 
    北陸先端科学技術大学院大学情報科学系准教授
 

 最先端分野を学ぶ授業の第3弾として、数学的な論理式で問題を記述すれば、その論理式
をコンピューターで解いて解決できることを学びました。
 “数独”の問題を例にとり、パズルのルールと盤面を論理式で表し、SATソルバーと呼
ばれるプログラムで処理することにより瞬時に解が求められることを示していただきました。
また、より効率的に解を導くためのDPLLアルゴリズムやバックトラック・バックジャン
プといった手法について説明を受けました。
 この方法がソフトウェアやハードウェアの自動検証に実用されている例や、情報科学の先
端的な課題についても教えていただきました。


<外部専門家等を活用した最先端分野を学ぶ授業推進事業>
 授業の発展的内容として外部専門家を活用し、最先端な科学技術に触れたり、専門分野に
ついて深く学ぶことを通して、学習意欲を高め主体的に思考する人材を育成することを目的
とした石川県教育委員会の指定事業です。