2021年11月の記事一覧
仏木地区そくさい会との交流会
11月25日(木)、3年生総合学科10名が、仏木地区そくさい会との交流会に参加しました。
当日は、時折強い雨風となり、足下の悪い中でしたが、「高校生と一緒に心と体を元気にしよう」ということで、9名の参加者が仏木集会所に足を運んで下さりました。
恒例の志賀人体操で体をほぐし、高校生も混じって、レクリエーションを楽しみました。ゲーム「ハートをねらえ!」では、百日草チーム、みかんチーム、柿チームと、参加者の大好きなものをチーム名にし、点数を競いました。高齢者も高校生もチームのために真剣に競技し、応援の声や笑い声が響く、とてもにぎやかな交流会となりました。
今年度は3地区で交流会を実施しました。生徒たちからは、「これまで、話しかけられるのを待っていたけど、今回は思い切って話しかけることができた」「いつも高齢者の方々の笑顔を見ると、ホッと優しい気持ちになる」と感想が聞かれました。この交流会は、生徒たちの学びの場でもあり、成長の機会となっています。仏木地区そくさい会の皆様、一緒に活動していただき、ありがとうございました。
令和3年度 第2回読書週間
11月15日(月)~19日(金)まで、「心を育て、心を繋げる生徒指導」の取り組みの一つとして、第2回読書週間が実施されました。第2回の読書週間と同じく、朝の20分間の読書を通じて、生徒たちが自らの人間性を高めつつ、一日を落ち着いた気持ちで開始できること目指し行われました。また今回は、昼休みに図書委員が放送による本の紹介を行い、生徒たちが読書に向かう雰囲気をつくっていました。
その結果、生徒たちも思い思いの本を熟読し、まさに「読書の秋」にふさわしい1週間になりました。昨今、活字離れが危惧されていますが、これを機会に生徒たちにとって読書がさら身近になることを願っています。
志賀高生と高齢者との世代間交流会
11月18日(木)、3年生総合学科10名が、志賀町総合体育館で行われた「志賀高生と高齢者との世代間交流会」に参加しました。会には、志賀町老人クラブ連合会クラブ長、女性委員、民生児童委員協議会高齢者部会より、計55名の参加があり、世代を超えて、楽しい一時を過ごしました。
レクリエーションでは、志賀高校企画の「最後まで言えるかな」ゲーム、ハートをねらえ!と、社会福祉協議会企画の〇✕クイズが行われ、どれも盛り上がり、体育館に歓声が響いていました。また、今年度もフレイル予防体操「志賀人(しかんちゅ)体操」を一緒に行い、心と体の健康作りを呼びかけました。
閉会式では、代表の長萌さん(32H)が「志賀のじいちゃん、ばあちゃんは町の大事な宝物です」と述べたのに対し、民児協代表の堀部様は「こんな企画をしてくれる志賀高生こそ、町の大事な宝物です」とおっしゃって下さいました。生徒たちからは、「今までで一番、楽しんでコミュニケーションがとれた」「同じチームの方が、「今日はありがとう」と握手してくれて嬉しかった」と感想を述べる一方で、「もっと進行をスムーズにできたらよかった」と次回への課題も聞かれました。
参加して下さった志賀町の皆様、本当にありがとうございました。
石川県県民運動青少年ボランティア賞表彰式
11月18日(木)、石川県庁で健民運動青少年ボランティア賞の表彰式が行われました。本校からは、総合学科福祉系列が受賞し、代表の長萌さん(32H)、橋本望恵さん(32H)が谷本県知事より表彰を受けました。老人クラブ連合会との交流活動や高齢者世帯への見守り訪問、志っ賀りサポート隊の活動等の実績を評価していただいての受賞であり、大変、嬉しく思います。
緊張感でいっぱいの表彰式でしたが、2名の生徒からは、「私たちの活動をたくさんの人に知ってもらえて嬉しい」「地域の方々との交流で、私たち自身が成長できた。これからも活動を継続していきたい」と、受賞の喜びを聞くことができました。
総合学科は今年度を最後になくなってしまいますが、福祉系列がこれまで培ってきた地域との繋がりや福祉の心を、普通科福祉コースへと引き継いでいきます。
人権ライブラリーを活用した人権教育
11月17日(水)HR時に、人権感覚を育成し、自他の人権を守る実践力と行動力を養うことを目的として、人権ライブラリーを活用したDVD視聴が行われました。1年生は、北朝鮮当局によって拉致された被害者「めぐみ」、2年生は、インターネット「ネットいじめに向き合うために」、3年生は、「人権のヒント地域編」をそれぞれ学年ごとに視聴し、その後、感想文や意見交換などが行われました。
来月4日から10日までは「人権週間」です。私たちは、人権についての理解を深め、お互いに人権を尊重し合って、豊かな人間関係を作りましょう。
《生徒の感想》
◇1年生
・拉致という自由を奪う行為はあってはならないと思った。しかし、拉致以外にも日常生活で人を傷つけていることはあると思う。こうした小さなことからなくした方がいいと思った。
・北朝鮮の拉致問題について、子供を連れていかれる親の気持ちを考えると、とてもかわいそうです。なので、拉致問題が早く解決され、みんなが安心して暮らせるようになってほしいです。安心して暮らせる社会にするために、まずは、人に優しくするところから始めたいと思います。
・私たちが楽しく学校生活を送っている一方で、拉致されて苦しんでいる人がいるということを、DVDから改めて考えさせられた。今後、このような拉致やテロなどで理不尽に人権が奪われることがあってはならないと思う。
◇2年生
・どんな理由があろうといじめてはいけないし、いじめられている人の立場になって考えてみることが大事だと思った。
・ささいなことで人を傷つけてしまうこともあるので、これからは一言一言相手を思って発言しようと思いました。
・ネットやSNSの使い方で誰かの人権を侵害してしまうかもしれないし、自分にも起こるかもしれないのでネットを利用するときは気をつけようと思いました。
◇3年生
・自分とは違う考えや価値観を持つ人がいて当たり前。そのことを常に頭に置いておきたい。
・昔から言われていることや、大多数の人が言う「普通」が正しいとは限らない。自分の考えを相手に押し付けない。
・自分の意見を主張する時には、それが相手を傷つけることにならないか注意しないといけない。
・「かわいそう」という言葉は人を傷つけることもある。「かわいそう」は上から目線の言葉だと思った。
「志っ賀りサポート隊」活動報告
32Hの「志っ賀りサポート隊」メンバーは、一緒に活動してくれる仲間を増やすため、9月に1、2年生の教室を訪問し、広報活動を行いました。嬉しいことに2年生の4名が活動を希望し、研修を受けてくれました。
11月11日(木)、志賀町社会福祉協議会の依頼を受け、新メンバーを含む2名が活動に向かいました。今回の依頼内容は、利用者のお宅を訪問し、玄関や居間の清掃活動を行うことです。
先輩のサポート隊員から、清掃方法の指導を受け、「家でもよく拭き掃除をやってます」と慣れた手付きで掃除をしてくれました。
今後も、「志っ賀りサポート隊」の活動を行いながら、積極的にPR活動も行い、「お互い様」のこころを広げていきます。
避難訓練
11月9日(火)避難訓練を実施し、地震から津波警報の予定で、2段階式の訓練を行い、生徒は本番さながらの緊張感を持って行動していました。
北信越大会及び新人大会壮行式
11月9日に北信越及び県新人体育大会の壮行式と、志賀町観光協会からいただいた感謝状の披露がありました。先に県新人体育大会を制したレスリング部は北信越大会、射撃・卓球・男子バスケットボール・ソフトテニス・サッカーは県大会を間近に控え、新チームでの大会に緊張した面持ちで参加していました。各部の代表からは優勝を狙うという力強い言葉から、最後まで諦めずにがんばるなどの言葉があり、校長先生と生徒会代表からは「がんばって欲しい。結果を楽しみにしている」などの激励の言葉がかけられました。
次に、志賀町の大島海岸に置かれたゴミ回収用のコンテナに壁画を描いたことに対する感謝状が志賀町観光協会から授与されたことを校長先生から紹介されました。暑い中、美術部とボランティア部が中心となって製作したコンテナは今も海岸に設置され、海岸の美化に一役買っているそうです。
いしかわ教育ウィーク学校公開③(教科の枠を超えた授業)
11月6日(土)教科の違う先生ペア、7組が「教科書のない授業 今、生徒に一番伝えたいこと」をテーマに授業を行いました。生徒が、今の自分を見つめ心を鍛えることがねらいです。
(1)歴史的大事件と科学の大発見 寺沢先生(地歴公民)・江頭先生(理科)
(2)トビタテ志賀高生!海外旅行のすすめ 坂井先生(英語)・柳川先生(商業)
(3)楽しい数学を英語でEnglish Calculation 飯井先生(英語)・小橋先生(数学)
(4)人差し指で木村先生を持ち上げよう~集中と同調~ 畑中先生(商業)・木村先生(国語)
(5)人生で大切なもの~未来を生きる君たちへ~ 佐野先生(国語)・山下先生(保健体育)
(6)その車いくらかかる? 池上先生(数学)・春成先生(家庭)
(7)私が変わる未来も変わる~SDGsゲームではじめの一歩~ 礪波先生(地歴公民)・村田先生(福祉)
<生徒の感想>次年度に向けて
・今、田舎に住んでいるから、ぜひ、東京など、都会のことや、社会に出たらどんな感じなのか、楽しく、そして分かりやすく教えてほしい。
・先生方の過去の経験、その経験から学んだことみんなにやっておいてほしいこと等をゲーム感覚で楽しめる内容がいい。
・環境を変えるために個人が行えばいいことについて学びたい。
・海外旅行のおすすめを教えてほしい。
いしかわ教育ウィーク学校公開②(ポスターセッション)
11月6日(土)11H・21H・32Hによる総合的な探究の時間における中間発表を行いました。13班の生徒たちは、それぞれ3回の発表と質疑応答を緊張しながら行っていました。
<生徒の感想>
・発表者の、班の課題や問題点を明記し、それに対しての改善点をしっかりと表示していていいと思った。
・自分じゃ想像できないことを聞くことが出来たし、来年頑張ろうと思わされた。
・疑問形にして聞き手に問いかける形で話していたチームなどや実物を見せてわかりやすく説明していていいと思った。
<今後の取り組みについて>
・1月21日(金)総合的な探究の時間のプレゼン発表会に向けて、中間発表での振り返りや改善を行い、横断的・総合的な学習を行いながら、よりよく課題を解決し、1年間の総まとめを行う。
いしかわ教育ウィーク学校公開➀(講演会)
11月6日(土)寺岡畜産(株)代表取締役社長、寺岡才治氏による「能登牛を全国ブランドに」をテーマに講演会を行いました。保護者や一般の方々にもオープン参加していただきました。生徒は真剣な表情で講義を視聴していました。
<参加者の感想>
・地元企業の社長の話を聞けるのは良かった。長い歴史、企業理念を理解することができた。
・志賀高校の地元企業に関することなので興味があり、応援もしたくなった。
・能登を盛り上げるために頑張っている方々の存在や活動を知ることができて良かった。
志賀高祭(体育祭)
10月28日に志賀高祭(体育祭)が行われました。6月から2回の延期を経て、ようやく実施できることになった体育祭。天候を心配していましたが当日は見事な晴天に恵まれ、無事にグラウンドで開催することができました。今年度もなかなか行事を保護者に見ていただくことができませんでしたが、今回は公開することができ、保護者の皆様の声援にも押されて、生徒たちは全力で闘っていました。
例年、力の差が歴然となってしまっていたのですが、今年度は最終種目のリレーを終えて3年生と1年生が同点という結果に。両者優勝というかたちで終わらせようと考えていたら、生徒会執行部を中心に優勝決定戦がしたいという意見が上がり、代表者によるリレーの再戦で優勝を決めることになりました。結果は3年生の勝利。
例年にない盛り上がりを見せ、「すごく楽しかった!」「最後に優勝できてうれしかった」などの感想が聞かれました。
今年度は、初めて前期と後期の生徒会が協力して準備と競技を運営。前期生徒会役員の名実況も盛り上がりに一役買ってくれました。来年度は何の制限もなく、体育祭が実施できることを願っています。
第6回地域ボランティア
10月25日(月)の放課後に生徒会・ボランティア部・レスリング部を中心に第6回地域ボランティアを実施しました。富来リゾートエリア増穂が浦海岸清掃グループと高浜バスターミナル窓ふき・花壇の草むしりのグループ、2班に別れて約1時間活動しました。みんな一生懸頑張ったことでとてもきれいになりました。毎月1回実施し、日頃お世話になっている志賀町に恩返しができるよう頑張りたいと思います。