志賀高日誌

2021年7月の記事一覧

1年生 金沢学院大学見学

 7月28日(水)、1年生が「ふるさとに学ぶクリエイティブ人材育成事業」の一環として、金沢学院大学を訪問しました。大学では、担当の職員さんから概要説明を受け、学食体験、キャンパス見学を行いました。

 概要説明では、大学、短大、専門学校での学びの特徴や、取得できる資格、生涯賃金等について説明を聞き、進学することの意味を学びました。また、金沢学院大学の7学部8学科での学びや、全国から集まる学生と切磋琢磨して過ごす学生生活について聞き、生徒達は熱心にメモをとっていました。

 学食体験では、管理栄養士が栄養指導を行っている様々なメニューから、考えながら選び、初めての学食でのランチを楽しんでいました。また、キャンパス見学では、広々としたスポーツ施設や、びっしりと専門書が並ぶ図書館、給食調理を学ぶ大きな調理場など、「すごい!」の連続でした。

 生徒たちからは、「文学部で歴史を勉強してみたい」「いろいろな学校のオープンキャンパスに参加し、進路について真剣に考えたい」「大学は勉強だけでなく、学生が楽しく過ごしやすい工夫がたくさんある」「大学の先生から励ましてもらい、チャンスはいくらでもあると意欲が湧いた」といった感想が聞かれ、大学生活に夢をふくらませていました。

 金沢学院大学の先生方、スタッフの皆様、温かく対応していただき、ありがとうございました。

R3_金沢学院大学見学

令和3年度 薬物乱用防止教室

 7月20日(火)の4限目に、「令和3年度薬物乱用防止教室」が開かれました。講師には、羽咋警察署生活安全課の吉村淳係長に来ていただき、現在、「大麻は安全である」などに代表されるような、薬物に対する誤った情報が多く流布されていること、それ故に薬物の危険性を理解し、決して使用しない意志をしっかり持つことの大切さを教えていただきました。

 また、今回の薬物乱用防止教室は、新型コロナウイルス感染予防と熱中症対策の観点から、リモート形式で実施しました。そのため、生徒たちも快適な環境のなかで、熱心に吉村さんの話を聞きていました。この薬物乱用防止教室を通じて、薬物の危険性を正しく理解し、薬物乱用を避け、夏休みを安全に過ごしてくれると思います。

R3_薬物乱用防止教室

ジョブカフェ石川による講話

 7月15日(木)の3限目、令和3年度ふるさとに学ぶクリエイティブ人材育成事業の一環として、「ジョブカフェ石川による講話」が実施されました。講師として、ジョブカフェ石川のキャリア教育支援グループリーダーの森田浩氏に来ていただき、「学校生活と将来の進路(職業生活)とのつながりを考える」というテーマで講義をしていただきました。森田氏は、安定した収入の確保、職場を通じた広い人間関係の構築、社会的信用の獲得といった点から仕事に就く意味を教えて下さいました。その上で、コミュニケーション能力などの会社が若者に期待する能力などについても伝えてくださいました。

 講演終了後、生徒の振り返りシートには、「これからの未来や将来について、知れてよかったです。自分の将来をしっかり考えていこうと思います」、「会社がコミュニケーション能力や基礎学力を必要としていることが知れたので、就職や進学に向けて、人との会話や日々の授業を頑張ろうと思いました」、「最後までやり通すこと、自分で考えて行動する、成長する意欲を持つ、失敗してもくじけないという4つのことが大切だと学べてよかった」、「いろいろな世代の人と仲良くできる能力が必要なのだと分かりました。」「今後、コミュニケーション能力をみにつけたい」などの感想が書かれており、将来の進路をみすえた上で、これからの学校生活で何を頑張るべきなのかを、生徒たちも考え始めようです。

R3_ジョブカフェ石川による講話

令和3年度 第1回 読書週間

 本年度は志賀高等学校では、「心を育て、心を繋げる生徒指導」を目指し、挨拶運動・読書週間・制服を美しく着る週間・ボランティア週間の4つの取り組みを行っています。そして、7月12日(月)から16目(金)まで第1回読書週間が実施されました。この読書週間は、朝の20分間の読書を通じて、生徒たちが自らの人間性を高めつつ、一日を落ち着いた気持ちで開始できることを目的としています。

 読書週間の間、生徒たちも8時30分には着席し、思い思いの本を熟読していました。週間中、生徒からも、「朝に読書ができるのは、思いのほか楽しい」、「もっとたくさん読書週間があってもよい」など良い反応が返ってきており、多くの生徒が20分の読書タイムを有効に活用できているようでした。また、今年度も文化祭で、本校の特色ある取り組みである「私の一冊総選挙」が実施されます。この読書週間を通じて、生徒にとって書籍が身近なものになり、この取り組みもさらに充実することを願います。

R3_第1回読書週間

大島地区そくさい会との交流

 7月15日(木)、3年生総合学科11名が、「大島地区そくさい会」との交流会に参加しました。暑い中、17名の参加者が大島集会所に集まってくださり、にぎやかに会がスタートしました。初めての司会進行に緊張しながらも、参加者の皆さんの笑顔に助けられながら、フレイル予防体操(志賀人体操)とレクリエーション「ハートをねらえ!」を一緒にさせていただきました。どちらもとても盛り上がり、応援する声や笑い声につつまれていました。

 また、今年度、生徒たちは「志っ賀りサポート隊」としても高齢者を支援する活動を行っています。「生活の中でお困り事はありませんか」、また元気な高齢者には、「私たちと一緒に志っ賀りサポート隊になりませんか」と呼びかけました。

 生徒たちからは、「最初、何を話したらよいのか迷ったけれど、話し始めるとすぐに時間が経ってしまった。『また来てほしい』と言われ、本当に嬉しかった」、「参加者の皆さんが笑ってくれたので、笑顔で司会ができた」「今度は、もう少し大きな声で挨拶したい」等、感想とともに今後の課題もあげられ、次への意欲が感じられました。今後も、たくさんの方々に「志賀人(しかんちゅ)体操」と「志っ賀りサポート隊」を広め、「誰もが住みやすいまちづくり」を目指していきます!

R3_大島地区そくさい会との交流会