志賀高日誌

2022年1月の記事一覧

1年生進路ガイダンス

 1月26日(水)、1年生を対象に進路ガイダンスを実施しました。

 はじめに、「働き方&収入仮想体験ワーク」というすごろくゲームを3~4人1グループで行い、正社員役とフリーター役で生涯賃金を競いました。あまりの格差に生徒たちは驚き、「生きていくのってお金がかかるね。正社員にならんとね。」と話し合っていました。

 後半は、大学・短大・専門学校から先生方が来て下さり、生徒が希望した職業のガイダンスを受けました。「話を聞き、将来の自分を少しイメージできた」「すぐに就職と思っていたが、進学することのメリットを感じた」等、多くの学びがあったようです。

 入学してもうすぐ一年になります。高校卒業後の自分をイメージし、進路実現のための具体的な取り組みを始める時期に来ています。この進路ガイダンスが、生徒たちにとって良い刺激となってくれればと思います。

R3_1年生進路ガイダンス

令和3年度「総合的な探究の時間」研究発表会➁

第二報

 令和4年1月21日(金)に「令和3年度 総合的な探究の時間 研究発表会」が本校で開催されました。なお当日は、学校評議員、志賀町役場、志賀町社会福祉協議会、志賀ロータリクラブ、志賀町老人クラブ連合会、志賀町民生児童委員協議会、など23名が来校し、別室で視聴いただきました。

 発表内容の詳細は以下になります。

【発表の概要】

・3年総合学科「地域学」選択者による「冨木神幸太鼓」

・研究発表Ⅰ(2年普通科普通コース)

①テーマ:ふるさと納税で志賀町を活性化
概要:志賀町の活性化のためにふるさと納税制度を活用できないかと考え、研究に取り組んだ。志賀町のふるさと納税額が他の市町村と比べて少ないことに着目し、納税額を増やす方法について考え、発表する。
発表者:居田夏樹、稲垣沙南、尾﨑万里、能瀬龍樹、平田愛海、古川俊輔
指導者:稲田浩平、石田仁志、小橋正知

②テーマ:志賀町の観光地・文化について
概要:志賀町の文化や観光の魅力をいかに伝えるかということを課題とし、取り組んだ内容を発表する。文化財をモチーフとしたキャラクター開発にも取り組んでいる。
発表者:基野志穂、水澗結乃、山口ひなた、矢田遥南
指導者:稲田浩平、石田仁志、小橋正知

・研究発表Ⅱ(3年総合学科)

①テーマ:志賀ファーム~生産から販売まで~
概要:志賀高校の畑を活用した野菜の自主栽培を行い、販売まですることができた。授業や実体験で得た知識、商品をお客様に届けるまでの過程を発表する。
発表者:垣内眞仁、定仙大輝、白崎誠也、浜田 翔、福井啓太
指導者:畑中英幸

②テーマ:志賀町の小売店を調査し分析する
概要:小売店の実態調査をアンケート結果と市場調査から分析し、小売店が行っている集客力をアップするためのマーケティング技術を他県と比較し分析する。
発表者:平 夢叶、大石和希、原 大晟、干場明莉、三原裕翔
指導者:木森勇二

③テーマ:志賀高親善大使の道
概要:「志賀高校の魅力を発信して入学志望者を増やしたい!」という思いから、学校紹介動画の作成、中学生対象の体験入学でのプレゼンテーションを行った。これらの準備から本番までの過程で、効果的な情報発信の方法について学んだ。
発表者:藤田美音、澤田美也、龍揖志衣菜、堂端ゆつき、中村弥々花
指導者:坂井美智子

④テーマ:志賀町のじいちゃんばあちゃんとまんで楽しい交流会を!
概要:新型コロナウイルスの流行により、外出や交流の機会を失った志賀町の高齢者のみなさんに、少しでも楽しい時間を過ごしてもらいたいと考え、オリジナルのレクリエーションやフレイル予防体操を行う交流会を企画しました。実際に交流会や高齢者単独世帯訪問も実施することができ、たくさんの笑顔で私たちも元気をたくさんもらいました。
発表者:橋本望恵、成瀬太陽、前田真人、加藤愛梨、髙 優華、牧島 楓
指導者:春成寿子

⑤テーマ:志賀高型SDGs住み続けられるまちづくりを ~志っ賀りサポート隊の活動を通して学んだこと~
概要:SDGsゴール11「住み続けられるまちづくりを」。私たちのふるさとである志賀町が、これからもずっと「住み続けられるまち」であってほしいとの思いから、活動はスタートしました。金沢工業大学の講演会やSDGsを推進する地元企業へのインタビューから、多くの学びがありました。そして私たちは「志っ賀りサポート隊」の一員となり、地域の高齢者の生活をお手伝いする活動を通して、SDGsの実現を目指しています。私たちが目指し、実践した志賀高型SDGsの取り組みを報告します。
発表者:長  萌、江下翔瑛、山田若菜、大門吏奈、田中侑愛
指導者:村田真理子

・1・2年普通科福祉コースと3年総合学科福祉系列による「手話うた(カイト)」

【生徒の感想】

〇課題
 ・わかりやすく相手に伝えることの難しさ。
 ・詳細な計画を立ててから行動する。
 ・相手に伝わる話し方。
〇成果
 ・客観的にみて考える力を伸ばすことができた。
 ・人前で話すことが苦手でなくなった。
 ・動画やプレゼンをとおして、伝えたいことを明確にして、伝えることの大変さを知ることができた。
 ・自分で考えてできるようになった。

【金沢大学 本所 恵 先生 講評 】
 中間発表の際にも見学させていただきましたが、想像以上の完成度の高さに驚きました。これまでの活動・研究内容をわかりやすくまとめてあり、充実した発表会でした。引き続き、後輩の皆さんも継続していってほしいと思います。

【発表の様子】

 R3_総合的な探究の時間研究発表会②

 

石川県総合学科高校生徒成果発表会

 1月25日(火)、3年生総合学科の代表生徒4名が「石川県総合学科高校生徒成果発表会」に参加しました。今年度は金沢北陵高校を会場に開催されましたが、能登地区と加賀地区の高校は、リモートでの参加となりました。

 それぞれの学校が、地域や学びの特色を生かし、進路実現や地域創生に取り組んだ様子が発表され、どの研究もとても興味深く、勉強になりました。本校生徒は、「志賀高型SDGs 住み続けられるまちづくりを」というテーマで発表を行いました。大勢の参加者に向け、緊張しながらも、一生懸命、自分たちの取り組みを伝えました。「高齢者とどのように交流したのですか」「志賀町は高齢者にとって住みやすい町だと思いましたか」といった質問にもしっかりと答え、活動に込めた思いを発信できたと思います。

 総合学科は今年度で終了となりますが、今後も地域と連携し、ビジネス・福祉の学びを活かした取り組みを行っていきたいと思っています。

R3_石川県総合学科高校生徒成果発表会

介護職員初任者研修 修了評価試験

 1月14日(金)、1月19日(水)、32H福祉系列7名が介護職員初任者研修の修了評価試験(筆記試験・実技試験)に臨みました。2年次後期から研修がスタートし、介護の専門的知識・技術の習得を目指し、取り組んできた成果が試されました。

 生徒たちは、2分間で問題事例に取り組み、利用者の心身の状況、好み、現在の思いを読み取ることが求められます。事例をもとに、介護方法や言葉かけを考え、5分間で実技を行います。「緊張して、頭が真っ白になった」という生徒もいれば、「いつもの言葉かけがすーっと出てきて、それに合わせて体を動かすことができた」という生徒もいましたが、全員が状況に合った言葉かけを考え、全力で支援にあたっていました。4月から介護職に就く生徒もおり、「温かい介護を提供したい」と気持ちを新たにしていました。1年半の研修で、大きく成長しましたね。

 生徒たちには、卒業の日に介護職員初任者研修修了証が授与されます。

R3_介護職員初任者研修 修了評価試験

令和3年度「総合的な探究の時間」研究発表会①

第一報

 令和4年1月21日(金)に「令和3年度 総合的な探究の時間 研究発表会」が本校で開催されました。今年は志賀町文化ホールで開催する予定でしたが、コロナウイルス感染拡大に伴い、本校でリモート形式での発表会が行われました。1年間研究してきた成果を堂々と発表しました。講評は金沢大学 本所 恵 先生からいただきました。

発表内容は以下になります。

内容 発表者
1.冨木神幸太鼓 演奏 3年総合学科「地域学」選択者
2.ふるさと納税で志賀町活性化 2年普通科普通コース
3.志賀町の観光地・文化について 2年普通科普通コース
4.志賀ファーム~生産から販売まで~ 3年総合学科
5.志賀町の小売店を調査し分析する 3年総合学科
6.志賀高親善大使への道 3年総合学科
7.志賀町のじいちゃんばあちゃんとまんで楽しい交流会を! 3年総合学科

8.志賀高型SDGs 住み続けられるまちづくりを

~志っ賀りサポート隊の活動を通して学んだこと~

3年総合学科
9.手話うた「カイト」

1・2年普通科福祉コース

3年総合学科福祉系列

R3_「総合的な探究の時間」研究発表会①