日誌

日々の様子から

6年:人との出会いから学ぶ

 昨日の3限、6年生を対象とした講演会が行われました。金城短期大学部教授、金城大学国際交流センター長の能雄司(のうゆうじ)先生をお招きましました。能先生は昨年度の市P大会の教育講演会の講師でした。金城高校(現遊学館高校)で体育や国語を担当され、現在は大学のビジネス学科で学生さんの授業を行ったり、国際交流センターで留学生の生活指導等もされたりしています。中学校目前の子どもたちに、広い視野で様々なお話が聞けると思い、講演等でお忙しい方ですが、何とか実現できた会でした。

初めの挨拶です。

お話の中には多くの質問が準備されていました。子どもたち一人一人にリモコンで回答を選択させ、それがすぐグラフとなって実態がでます。子どもたちに寄り添い話術巧みにお話しされました。

能先生からはメモを取りながら話を聞くようにと、ワークシートも頂いていました。「講演内容の復習と感想文」というものです。

外日角小学校の校名にも着目し、「外」からは海外、「日」からは温かさ、「角」からは角張っている等が連想されると話され、かどが取れて、度量の大きい丸い人になるにはどうしたらいいか、などの質問がなされました。

写真は角をとるにはどのような方法があるかの説明。

子どもたちはどんなお話が心に残ったのでしょうか。ワークシートを見るのが楽しみです。
ワークシートには以下の質問が書かれていました。
1 「これはとても大事な話だなあ」と感じたのはどれですか
2 「一番面白かった」のはどんな話ですか
3 今日の話を聞いて、これからどんなことをしようと思いましたか
・・・・・・・(略)
8 あなたはどんな中学生になろうと思っていますか
9 中学生になったら、何に力をいれようと思いますか
10 講演を聴いて、全体に感じたことを書きましょう

面白かったのは、秀吉のご褒美の曾呂利新左衛門の話でしょうか。グラフも見せて下さいましたが、米粒が初めは見えないくらいだったのが、長い月日の中で膨大な数になることから、目に見えない努力も、続けると一気に成果が見え始めるといった内容でした。その他、「自由と責任」「権利と義務」の話もありました。

最後に、講演内容を踏まえてお礼を言った6年生、素晴らしいです。大人でもなかなか難しいです。今日のお話が、自分自身を見つめ、今後の生活に生かされるといいですね。
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