2014年3月の記事一覧
卒業に向けて
卒業に向けて
ご卒業おめでとうございます。
皆さんは6年間の小学校生活を立派にやり遂げ、たくさんの思い出を胸に次のステージへ旅立ちます。卒業アルバムに何か言葉を書いて欲しいと頼まれて、次の言葉を書きました。
「ある日たまねぎ、ある日はハチミツ」
中学校生活では、勉強にスポーツに友達関係に、何かで壁に突き当たることがあります。まさに、ある日はたまねぎです。でも、必ずハチミツのような楽しい日があるのです。辛い日は、「今日はたまねぎの日なんだ」とサラリと受け流してください。そして、また翌日から頑張ってください。
でも、どうしても辛いことがあったら、ふるさとである小学校へ顔を出してください。輪島中学校での活躍を楽しみにしています。
今年度の取組について
今年度、鳳至小学校が学校でどのような取組をしていたか主なものをお知らせします。
鳳至小学校の教育についてご理解していただきたいので、どうか学校評価とあわせてご覧になってください。
Ⅰ学習指導に関して
①教えて考えさせる授業
算数科で、授業の最初の10分間で基礎・基本を最初にしっかりと教えた後で、理解確認や発展的課題に取り組むことで活用力の育成に努めました。この授業方法は、市内は本校だけで特色のある授業方法です。
②複数教員による補充学習の指導
教科だけでなく、リテラシータイムや朝読書において、級外や支援員等も配置して、効果的な補充学習に取り組みました。リテラシータイムは5限目が始まる前の10分間に行う補習です。補習をする効果だけでなく、落ち着いて午後の授業に向かうことができます。
③算数科の向上
少人数指導として、わかる感覚を大切にして4年生以上は1学級を2グループにわけて指導してます。年間3回の全校テストを実施して、頑張った児童については全校表彰を行いました。
④体力・運動能力の向上
運動技能と集団規律の育成のために、高学年の体育は一人の体育専科教員が指導しています。また、体育専科教員が中心となって年間の運動行事を設定することで、子ども達は目標を持って体作りに励んでいます。
(鳳至オリンピック 水泳記録会 マラソン大会 縄跳び大会など)
Ⅱ生徒指導に関して
①「いじめ」「不登校」は組織的な対応により減少していますが、いつどこで起きるかわからないので決して油断できないと考えています。気になることはすぐにお知らせください。
②1年間を通じて全校的な「あいさつ運動」に取り組んできました。児童から進んで「おはようございます」「さようなら」を言えるようになりました。
③縦割りの「学習体験」と「清掃活動」による児童間交流を進めています。
平成26年度は、本年度の取組をさらに向上できるように、目標をもって確実に取り組んでいきたいと考えています。保護者や地域の方々も気になる点やご助言等がありましたら、遠慮なくお知らせください。
校 長 高 野 勝
土曜授業について
4月から輪島市の全小中学校で土曜授業が開始されます。
現在の学校5日制になったのは2002年からになります。このような学校5日制が実施された背景には、子ども達が学校だけでなく家庭や地域で学習や体験活動をするための時間を確保することが目的でした。土日の二日間を遊ぶために設けられた制度ではなかったのです。
しかし、子ども達の様子を見ていると、全員とは言いませんが、土日の二日間で不規則な生活になったり、ゲームやテレビに費やす時間が多くなったりしている現状があるのではないでしょうか? そこで、5年生と6年生だけですが、1年間のうちの10回の土曜日を補充学習やスキル学習を実施する日にしました。補充学習とは、子ども達が苦手とする勉強を補うための学習です。スキル学習とは、問題を解いたり繰り返し練習をすることでより確かにするための学習です。
〈土曜学習について〉
①対象学年 → 5年生と6年生
②実施回数 → 年間10回(月に1~2回)
③時 間 → 午前中3時間(遅くても11時30分までに下校) 給食はありません
④教 科 → 算数・外国語活動・その他
⑤欠席の場合→ 平日と同じ扱い(スポ少関係は事前にお知らせください)
土曜授業の日は、いつもと同じように起きて学校へ行って、テレビ塾のDVDを見たり、苦手とする分野の勉強を復習する日とお考えください。ただし、自由参加ではなく、普段と同じ授業日となります。
鳳至小学校の第一回目の土曜授業の日は、4月12日となります。
学校公開していますので、土曜授業に関係なく学校を訪問して様子をご覧になってください。土曜授業の年間計画と指導内容は、4月になってから配布いたします。