日誌

2015年5月の記事一覧

「子どもの心に火をつけよう!」

「子どもの心に火をつける」ために!
                                                             

 平成27年度が始まり、約1ヶ月がたちました。ご家庭でのお子さんの様子はいかがでしょうか。3年ぶりに本校勤務になった私にとって、この1ヶ月は、感動することばかりです。
 「あいさつが上手になっている。」「朝、どのクラスも静かに読書をしている。」「ベル着が定着している。」「授業に臨む態度が前向きの子が多い。」など、子どもたちの成長はもちろん、学校全体がとても良い雰囲気になっているからです。
 これまでの先生方の努力はもちろん、保護者、地域の皆様のご支援、ご協力のおかげだと思っています。感謝申し上げます。
 さて、前号でお知らせしましたとおり、今年度の本校の学校教育のテーマを、『「わくわく」「どきどき」「感動」を根底に、子どもの心に火をつける!』としました。改めて言いますが、子どもたちが潜在的にもっている「楽しもう」という心に火をつけ、自ら考え、自主的に活動する子どもたちへと変容させていくことが今年度の大きな目標です。そして、今が実現するチャンスだとも思っています。
 さて子どもたちは、どのような時に自分に自信を持ち、やりたい、やってみたいと意欲的になるのでしょうか。それは、人から認められたり、頼られたり、感謝されたりした時ではないでしょうか。特に子どもたちに関わっている大人の対応は重要です。その対応の中でも、ちょっとした言葉かけがきっかけとなる場合が多いのです。
 大人の言葉かけには、「知識・文化を伝えるための言葉」(教える)と「子どもの成長や発達をうながす言葉」(育てる)の二種類あると言われています。今年度は、「子どもの成長や発達をうながす言葉」を特に大切にして使っていきたいと思います。
 子どもを認め、子どもに感謝したり、子どもに自信を感じさせ、自分自身を好きになる言葉など、授業や行事等で適切に使用していくことで、子どもたちの心に火をつけていきたいと思っています。そして、現在、伸びようとしている鳳至小学校の子どもたちが「先生、今の一時間まんでおもっしかった。」「今日は、楽しかった。」「明日が楽しみや。」と言ってくれることを願いたいと思います。
 学校では、「子どもの心に火をつける」取組や接し方を実践し、自信に満ちたたのもしい鳳至っ子を育てていきますので、ご家庭でも「子どもの成長や発達をうながす言葉」を意識されて子どもたちに接していただければ幸いです。
 学校が楽しく何事にもやりがいのある場になれば、学習意欲がさらに向上し学力向上にもつながっていくものと考えます。
 今後とも、これまで同様、保護者の皆様、地域の皆様の温かいご理解とご支援をお願いいたします。また、学校便り、ホームページ等で子どもたちの成長や変容してきた姿をお知らせしていきますので、よきアドバイス等ありましたら、どうぞお寄せください。
 学校・家庭・地域が協働して「鳳至小学校の子どもたちの心に火をつけていきましょう!」

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