笠野っ子ニュース

2018年2月の記事一覧

全校集会

「校長先生のお話」では,子供たちの「英語スピーチコンテスト」や「卓球大会」での活躍と,そのためにしてきた努力の大切さを話した後,以下のような話をしました。
私が昔関わった児童に,オリンピックに出ることを夢見てがんばっている女性がいます。種目は,スケルトンといって,一人乗りのそりです。俯せになってそりに乗り,時速120~140kmで,1300~1500mもの距離を一気に滑り降りるのです。一般人にはできない,とても難しい競技です。彼女は19歳でこの競技を始めました。私も,陰ながらずっと応援していました。しかし,そう簡単にオリンピックに出られるはずもなく,年月が過ぎていきました。そして,今月始まる平昌オリンピックも,あと一歩で出場が叶わず,33歳という年齢もあり,オリンピックの夢も諦めかけていたのではないでしょうか。しかし,3日前に突然,出場できることになったのです。出場の権利を持っていた国がその権利を返上したため,補欠だった彼女が出場できることになったからです。彼女の名は小口(旧姓大向)貴子さんといいます。やはり,夢を諦めずに,ずっとがんばってきたからこの日が来たのでしょう。努力は小口選手を裏切らなかったのです。私は,平昌へは行けませんが,一生懸命応援しようと思っています。小口貴子選手,がんばれ!
児童の皆さんは,このオリンピックで応援したい選手はいますか?フィギュアスケートの羽生結弦選手や,スキージャンプの高梨沙羅選手など,いっぱい応援したい選手がいますね。このオリンピック。日本の,そして全世界の出場選手たちに,思いっきり悔いのないようにがんばってもらいたいですね。スポーツは,することも楽しいけれど,見て応援することも楽しいですよ。
風邪も流行ってきました。まだまだ寒い日も続くと思いますが,皆さんも,自分自身の決めた目標目指して,最後まで諦めずに,一生懸命努力してください。